【銀座仮面強盗】恐怖の瞬間
2023.05.09
【銀座仮面強盗】逮捕現場マンション住人が語った恐怖の瞬間 「6階に犯人が」警察官は「あきらめろ!」と怒号

 東京・銀座の高級時計ロレックス専門店「クォーク銀座888店」で起きた、白い仮面姿の男らによる強盗事件。警視庁は関与したとみられる男4人を邸宅侵入容疑などでスピード逮捕したが、衆人環視での犯行に衝撃が広がっている。犯行の一部始終は周囲の通行人らのスマートフォンで撮影されており、事件直後からSNSで話題となっていた。

 事件発生は午後6時20分ごろ。白い仮面をかぶった3人組が店に侵入し、店員に刃物を見せて「殺すぞ!」などと脅した。男たちはバールのようなものでガラスケースを次々と破壊し、腕時計など100点以上を袋に入れて強奪し、白いワンボックスカーで逃走した。

 それから1時間も経たないうちに、逃走した車は港区・赤坂で発見された。警察が周囲を捜索すると、マンション内に侵入していた男らが見つかった。現場にはあっという間に多くの警察官が集まって大捕物になった。

 逮捕現場のマンション住民が、その恐怖を語った。

「うちは2階で、見上げる感じで男たちが捕まる様子を見てたんです。6階に犯人がいました。端っこに追い詰められている状況でした。下にも警察官がいて。6階なので飛び降りたら死んじゃう……と思って緊張して見ていました」

 別のフロアの住民は、「何が起きているかはわかりませんでしたが、どんどんおまわりさんとパトカーがやってきて。『落ち着けー!』『あきらめろ!』といった怒号が響いていていました。強盗犯を追っていたというのはのちに報道でわかりました」と、当時の緊迫した様子を語った。

 男たちが逃げ込んでいた6階の住民にも話を聞いた。

「私は6階の端のほうに住んでいるのですが、事件が終わったあとに見たら、非常用ハシゴが開いていたんです。うちのベランダを通ったのかもしれないです……。怖かったので、すぐに非常用ハシゴは閉めました」

 逮捕された4人はいずれも横浜市に住む無職の少年(16)、職業不詳の少年(19)、アルバイトの少年(19)、私立高校に通う少年(18)で、強盗にも関与した疑いがあるとみて捜査が進められている。お互いに面識はなかったと供述しているという報道もあり、「闇バイト」に応募した可能性も指摘されている。

 被害にあった時計は100本以上とみられているが、うち見つかっているのは約30本。警察は他に関与した者がいる可能性を含め、捜査を急いでいる。
2023.05.09 19:55 | 固定リンク | 事件/事故
銀座仮面強盗「16歳~19歳」
2023.05.09


犯行グループは横浜市の高校生含む「16歳~19歳」 銀座のロレックス専門店“仮面強盗” 1億円超の被害か 残る1人の行方追う

東京・銀座の高級時計店で起きた強盗事件で、犯行グループとみられる男4人が高校生を含む16歳から19歳であることがわかりました。

この事件は、きのう午後6時すぎ、中央区銀座のロレックス専門店に白い仮面姿の男3人が押し入り、刃物で従業員を脅したうえ、ショーケースをバールで割って、1億円相当を超える100点以上とみられる商品を奪ったものです。

男たちは白色のレンタカーで逃走しましたが、警視庁はこの車を追跡し、犯行からおよそ15分後、港区赤坂の路上で乗り捨てられているのを見つけました。

その後、16歳の無職の少年や18歳の私立高校生の男、19歳のアルバイトの男ら4人を近くのマンションのベランダなどに不法侵入したとして現行犯逮捕しました。

4人はいずれも横浜市に住んでいて、警視庁は関係性を調べるとともに、強盗事件に関与しているとみて、詳しく事情を聴く方針です。

強盗事件をめぐっては「現場に5人がいた」という目撃情報もあり、警視庁は残る1人とまだ見つかっていない被害品の行方を追っています。

■銀座強盗 逮捕全員19歳以下 「現場に5人がいた」という目撃情報も

東京・銀座の高級時計店で起きた強盗事件で、犯行グループとみられる男4人が高校生を含む16歳から19歳であることがわかりました。

この事件は、きのう午後6時すぎ、中央区銀座のロレックス専門店に白い仮面姿の男3人が押し入り、刃物で従業員を脅したうえ、ショーケースをバールで割って、1億円相当を超える100点以上とみられる商品を奪ったものです。

男たちは白色のレンタカーで逃走しましたが、警視庁はこの車を追跡し、犯行からおよそ15分後、港区赤坂の路上で乗り捨てられているのを見つけました。

その後、16歳の無職の少年や18歳の私立高校生の男、19歳のアルバイトの男ら4人を近くのマンションのベランダなどに不法侵入したとして現行犯逮捕しました。

4人はいずれも横浜市に住んでいて、警視庁は関係性を調べるとともに、強盗事件に関与しているとみて、詳しく事情を聴く方針です。

強盗事件をめぐっては「現場に5人がいた」という目撃情報もあり、警視庁は残る1人とまだ見つかっていない被害品の行方を追っています。

■「ぶっ殺すぞ!」銀座で“覆面男”が1億円相当以上のロレックス強盗 目撃者「演技じゃない?リアル?」赤坂で男の身柄確保も

人通りの多い夕方の銀座で事件は起きました。
高級時計店のショーケースをバールで破壊する覆面をした3人組。

犯行の様子を撮影している人
「演技じゃない?リアル?」
「お姉さん逃げといた方がいいかもしれないですよ」

覆面の男は鞄に商品を詰め込みます。

近くにいた女性
「110番しました?」

撮影者
「してない。お願いします」

犯人が開けた扉を近くにいた女性が閉めると・・・

そしてそのまま店を出ます。

白い車に乗り込み、逃走。ドアは開いたままです。
赤信号を無視し、現場を立ち去りました。

「現場となったのは、銀座のメインストリートに面するビルです。かなり人通りがありますが、現場検証が行われています。ビルの1階にある時計店です。ショーケースは割れ、床にガラスが散っています。また、店内には空になった時計の箱も残されています」

強盗事件が起きた現場は東京・中央区銀座8丁目。
中央通り沿いで、土日は歩行者天国になる銀座のメインストリートです。

捜査関係者によりますと、男らは高級腕時計ロレックスを、少なくとも100点以上奪い、被害は1億円相当以上と見られています。

現場近くで働く男性
「まさか銀座であるとは思わなかったですね。人通りも多いし、車の通行量も多いので、まさかその時間帯に…」

男たちは車で逃走していましたが、その車は東京・港区の赤坂で発見されました。

「ちょうど規制線が張られた向こうに白い車が止まっています。犬を連れて、鑑識の方が出てきました。ちょうど住宅地、マンションとマンションに囲まれた辺りに、車が斜めに止められています。先ほどまで光をあてて、警察官が中を捜査していました」

事件から数分後に赤坂付近で撮影された映像。マンションのベランダのふちに男が立ち、警察が男に声をかけています。

撮影者「警察官がいっぱいだったし、すごく走り回っていました。 危ないから『飛び降りないで』と警察が促していた。端っこの方に行ってそこで追い詰められて捕まったという状態」

警察は午後7時ごろ港区内で、男4人の身柄を確保しました。

当時、店内には5人の従業員が居たといいます。男3人のうち1人が30代の男性従業員に対して刃物を突き付けて「伏せろ、殺すぞ」などと脅し、ショーケースをたたき割り、高級腕時計を奪いました。

犯行時間は約10分とみられ、従業員にケガはないということです。

確保の瞬間を目撃した人
「黒っぽい服装で、外国の方じゃなかった。 日本語をしゃべっていました」

警視庁は男らに事情を聴く方針です。
2023.05.09 14:31 | 固定リンク | 事件/事故
銀座「仮面強盗」犯人逮捕
2023.05.08
■東京・銀座の強盗、赤坂で4人確保 奪われた高級腕時計見つからず


 8日午後6時半ごろ、東京都中央区銀座8の高級腕時計店「クォーク銀座888店」に3人組の男性が押し入り、ショーケースをたたき割って時計を奪い、路上に停車させていた車で逃走した。警視庁が強盗事件として捜査し、港区赤坂で実行役の3人を含む強盗グループのメンバー4人の身柄を確保した。

 警視庁によると、実行役の3人が30代の男性店員に刃物を突きつけて「伏せろ、殺すぞ」と脅し、持っていたバールのようなものでショーケースをたたき割り、高級腕時計100点以上を奪って逃走したという。店員にけがはなかった。

 警視庁がグループの行方を追っていたところ、まもなくメンバー4人の身柄を確保した。近くで逃走車両も発見されたが、奪った時計は見つかっていないという。

 現場は東京メトロ銀座駅から南西に約400メートルのブランド店や飲食店などが建ち並ぶエリア。

 現場に居合わせた会社員の女性(30)によると、時計店から出てきた人物は、いずれも黒い服を着て白い仮面を着け、素顔が見えないようにしていた。その後、時計店の前の道路脇に止まっていた白っぽいワゴン車に乗り込み、ドアが閉まりきらないうちに車が発進した。

 女性は「一瞬の出来事だった。周りでスマートフォンを手に動画を撮影している通行人もいて、何かの撮影かなと最初は思った。その後、時計店を見るとガラスが割れていて、初めて強盗だと分かって驚いた」と話していた。

■銀座の腕時計店、白い仮面の3人組がロレックスなど100点超強盗…赤坂で確保の男ら関与か

 8日午後6時15分頃、東京都中央区銀座の腕時計店「クォーク銀座888店」に3人組の男らが押し入り、30歳代の男性店員に刃物を突きつけて「伏せろ。殺すぞ」と脅した。男らは工具でショーケースを割り、高級ブランド「ロレックス」の腕時計などを奪って逃走した。店員にけがはなく、警視庁築地署は強盗事件として調べている。

 捜査関係者によると、男らが逃走時に使ったワゴン車が同日夜、現場から約3キロ離れた港区赤坂で見つかり、近くの建物に無断で侵入したとして男4人を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。警視庁は4人が強盗事件にも関与した疑いがあるとみて捜査している。

 築地署幹部によると、腕時計店では50万~2000万円程度の腕時計が販売されており、奪われた商品は100点を超えるとみられる。3人はいずれも上下黒色の服で、白い仮面をして顔を隠していた。事件後、店の前の路上に止めていたワゴン車で逃げた。の

 現場は高級ブランド店が立ち並ぶ一角で、周囲には多くの買い物客や通行人がいた。目撃者がツイッターに投稿した動画では、同じ仮面で顔を隠した3人組がバールのようなものでショーケースを次々とたたき割り、商品を袋に入れて逃げる様子が記録されていた。

 近くの店舗に勤める50歳代の男性は「『ガーン、ガーン』という音に気づいて店を見ると、仮面をかぶった3人組がショーケースを割っていた。多くの人が行き交う銀座でこんなにも堂々と強盗をするなんて、信じられない」と語った。

■奪われた高級腕時計どこへ?

 警視庁によると、実行役の3人が30代の男性店員に刃物を突きつけて「伏せろ、殺すぞ」と脅し、持っていたバールのようなものでショーケースをたたき割り、高級腕時計100点以上を奪って逃走したという。店員にけがはなかった。

 現場に居合わせた会社員の女性(30)によると、時計店から出てきた人物は、いずれも黒い服を着て白い仮面を着け、素顔が見えないようにしていた。その後、時計店の前の道路脇に止まっていた白っぽいワゴン車に乗り込み、ドアが閉まりきらないうちに車が発進した。

 一方通行人らしい女性がスマホをかざし動画を撮ってるふうに見えたが、大胆にも開け放していた入口ドアを閉めた。その際仮面を被った犯人と接触、何か袋を交換したようだった。

 女性は「一瞬の出来事だった。周りでスマートフォンを手に動画を撮影している通行人もいて、何かの撮影かなと最初は思った。その後、時計店を見るとガラスが割れていて、初めて強盗だと分かって驚いた」と話していた。
2023.05.08 23:16 | 固定リンク | 事件/事故
【異臭騒ぎ】「ガスみたいな臭い、怖かった」ハマヒサカキってどんな木?
2023.05.08


■「ガスみたいな臭い、怖かった」 

小学校で異臭騒ぎ、児童51人が体調不良を訴える 大阪・八尾市

8日昼前、大阪府八尾市の小学校で異臭騒ぎがあり、これまでに児童51人が体調不良を訴えています。症状が重い人はいないということです。

警察などによりますと、午前10時ごろ、八尾市の亀井小学校で「異臭がする」と通報がありました。児童らは校舎の外に避難し、これまでに児童51人が体調不良を訴えていて、51人全員が救急車などで病院に運ばれました。症状が重い児童はいないということです。

児童「みんな臭いと言っていた。ガスみたいな臭いがした。怖かった」

学校によりますと、午前10時前に校舎の中、全体がガス臭くなったということです。校舎内にガス漏れはなく、安全が確認されたということで、消防などが原因を調べています。

■ハマヒサカキってどんな木?

都市ガスのようなにおいと表現されます。

生け垣や植栽に使われることが多いハマヒサカキとは、どのような樹木なのでしょうか?ハマヒサカキの特徴やヒサカキ・サカキとの違い、育て方などをチェックしましょう。ハマヒサカキについて知ることで、自宅の庭や植え込みの整備に役立てられます。

■花の時期は?においが独特って本当?

花が咲くのは「10~12月」の晩秋から初冬にかけてです。2月ごろまで断続的に咲くこともあります。葉の付け根に小さな白い花が2~3輪ずつ咲く様子は、かわいらしい見た目です。

ただし香りはあまりよいものではなく、都市ガスのようなにおいと表現されます。周囲に漂うほど強いにおいではありませんが、時折ガス漏れと勘違いされることもあるそうです。

雌雄異株のため紫色を帯びた雌花は、咲き終わると5mmほどの実がなります。でき始めは緑ですが、徐々に赤から黒へ変化し、およそ1年かけて熟すのが特徴です。

ハマヒサカキには美しく品のある葉があり、においが独特だけれどもかわいらしい花が咲くことが分かりました。では実際に育てる場合には、どのような点に注意するとよいのでしょうか?

■剪定して生け垣などにできる

植木として用いられるよりは、剪定し低めの生け垣や植え込みとして使われることが多い樹木です。剪定は芽が出る前の「4~7月初旬」や「9月下旬~10月」が向いています。

ただし必ずしも毎年決まった時期に剪定しなければいけないというわけではありません。樹形や枝葉の具合に合わせ、不要な部分があれば剪定するという方法でOKです。

自生しているハマヒサカキは岩場で生育するほど丈夫です。その性質を利用することで、庭の石組の装飾としても用いられます。

■ハマヒサカキは育てやすく個性的「都市ガス」のおいは独特です。

丈夫で環境を問わず生育しやすいハマヒサカキは、園芸初心者にも育てやすい樹木です。樹形や枝葉の混み具合に合わせた剪定が必要ですが、成長が遅いため少ない管理でも十分美しい状態をキープできるでしょう。

直射日光が当たり過ぎないことと水はけに注意すれば、小さな美しい葉が1年中茂ります。10~12月に咲く白い花もかわいらしいですが、都市ガスに例えられるにおいは独特です。

花の後には実をつけるため、変化を楽しむこともできるでしょう。管理がしやすいハマヒサカキなら、簡単に庭に彩りを添えられます。
2023.05.08 17:37 | 固定リンク | 事件/事故
朝乃山復活「夏場所・東前頭14枚目に」
2023.05.07


■朝乃山が9場所ぶり幕内復帰 夏場所、東前頭14枚目に 気合入れ「何れ大関へ復活」

 日本相撲協会は1日、大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)の新番付を発表し、元大関朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は東前頭14枚目となり、9場所ぶりの幕内返り咲きとなった。幕内力士として土俵に上がるのは2021年夏場所以来、2年ぶり。春巡業や出稽古などで精力的に稽古を積んでおり、元の位置に戻るための真価が問われる場所に挑む。

 朝乃山は2場所連続の十両優勝を狙って臨んだ先場所で、13勝2敗と好成績を収めたが、逸ノ城の14勝に及ばず、2連覇は逃した。番付は東十両筆頭から4枚上昇した。

 先場所は終盤で立ち合いに精彩を欠き、納得いく相撲が取れなかった。得意とする右四つで勝利する相撲は少なく、課題も露呈した。千秋楽で朝乃山は「今のままでは幕内で勝てない」と口にしていた。

■課題克服へ巡業で稽古

 その言葉通り、3年半ぶりに春巡業に参加した朝乃山は、課題克服へ稽古に精進した。1年間の謹慎期間に加え、謹慎明け後も新型コロナウイルスの影響で出稽古が制限され、経験値不足が否めない状況だった。普段は本場所でしか顔を合わせない関取衆と相撲を取り、相撲勘を取り戻す。

 巡業中には、同じ右四つの横綱照ノ富士から身ぶり手ぶりを交えて、四つ相撲の助言を受ける場面もあった。時津風部屋での出稽古では、照ノ富士から指名されて6番連続で相撲を取って2勝4敗。右四つから一気に横綱を押し込む一番もあった。朝乃山は「横綱の指名で相撲が取れてよかった」と充実感を漂わせた。

 協会が公式ユーチューブチャンネルで公開した動画に出演した朝乃山は「来場所も優勝目指して頑張ります」と宣言した。

■朝乃山ぶぜん「ひどい稽古、全然駄目」自身へ気合

 9場所ぶりに幕内へ復帰した元大関の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB)は2日、東京都墨田区の高砂部屋で稽古し、内容に不満な様子だった。部屋の幕下力士らと21番取って15勝6敗。動きの速い相手をつかまえられないと、後手に回って土俵を割った。「ひどい稽古。全然駄目」とぶぜんとした表情で話した。

 得意の右四つでの課題も解消されていない。左上手が深くなりがちで、師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)から浅く引くような指導を受ける場面もあった。口数も少なかったが「ここからが勝負。まだ時間はあるし、やるしかない」と気合を入れ直した。

■大相撲春場所 十両筆頭の朝乃山が勝ち越し 幕内復帰が有力に

 大相撲春場所は9日目、大関経験者で東の十両筆頭の朝乃山が勝ち越しを決め、来場所の幕内復帰が有力となりました。

 大関経験者の朝乃山は、出場停止の処分から復帰5場所目となる今場所、東の十両筆頭で臨み、得意の右四つの相撲を持ち味に白星を重ね、19日の中日8日目を終えて7勝1敗としていました。

 9日目の20日は、東の十両5枚目の狼雅と対戦し、立ち合いから得意の右四つ左上手の形となって上手投げを決め、8勝1敗として勝ち越しを決めました。

この結果、朝乃山はおととしの九州場所以来となる幕内復帰が有力となりました。

 取組のあと、朝乃山は「まだ場所は終わっていないので集中してやっていきたい。来場所に向けてあすから一番一番大事になってくるので、自分の相撲を取りたい」と気を引き締めました。

 そのうえで、2場所連続となる十両優勝に向けては「出場するからには優勝を目指している。変な意識はなく自分との戦いだ」と意気込みを話しました。

■朝乃山、復活へ手応え 3年4カ月ぶり稽古総見に参加 幕内相手に3勝1敗「自分の相撲取り切る」

 大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)を前に、横綱審議委員会(横審)の稽古総見が4日、国技館の相撲教習所で行われ、元大関朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)が3年4カ月ぶりに参加した。朝乃山は返り咲きの場所に向け「2年ぶりの幕内。一日一番、自分の相撲を取り切れるよう頑張る」と決意を示した。

 朝乃山は幕下力士のぶつかり稽古で胸を出した後、幕内力士による申し合い稽古に加わった。相撲は佐田の海や大栄翔、錦木らと4番取って3勝1敗だった。立ち合いから素早く左上手を引き、得意の右四つで一気に寄り切る力強い相撲を見せた。

 久しぶりの稽古総見参加に、新型コロナ感染拡大前に戻ってきていると実感したとし「強い人がたくさんいるので参加しようと思った」と説明。「十両とは立ち合いの重さや寄り身が全然違う」と手応えを確かめていた。

 夏場所には東前頭14枚目で臨む。幕内力士として土俵に上がるのは2年ぶり。この2年間で頭角を現してきた若手も多く、幕内の顔触れも変化した。まずは2桁勝利を目標に据え、朝乃山は「まだ時間はある。いい稽古ができるように集中する」と気を引き締めた。
2023.05.07 21:16 | 固定リンク | スポーツ

- -