朝乃山復活「夏場所・東前頭14枚目に」
2023.05.07


■朝乃山が9場所ぶり幕内復帰 夏場所、東前頭14枚目に 気合入れ「何れ大関へ復活」

 日本相撲協会は1日、大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)の新番付を発表し、元大関朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は東前頭14枚目となり、9場所ぶりの幕内返り咲きとなった。幕内力士として土俵に上がるのは2021年夏場所以来、2年ぶり。春巡業や出稽古などで精力的に稽古を積んでおり、元の位置に戻るための真価が問われる場所に挑む。

 朝乃山は2場所連続の十両優勝を狙って臨んだ先場所で、13勝2敗と好成績を収めたが、逸ノ城の14勝に及ばず、2連覇は逃した。番付は東十両筆頭から4枚上昇した。

 先場所は終盤で立ち合いに精彩を欠き、納得いく相撲が取れなかった。得意とする右四つで勝利する相撲は少なく、課題も露呈した。千秋楽で朝乃山は「今のままでは幕内で勝てない」と口にしていた。

■課題克服へ巡業で稽古

 その言葉通り、3年半ぶりに春巡業に参加した朝乃山は、課題克服へ稽古に精進した。1年間の謹慎期間に加え、謹慎明け後も新型コロナウイルスの影響で出稽古が制限され、経験値不足が否めない状況だった。普段は本場所でしか顔を合わせない関取衆と相撲を取り、相撲勘を取り戻す。

 巡業中には、同じ右四つの横綱照ノ富士から身ぶり手ぶりを交えて、四つ相撲の助言を受ける場面もあった。時津風部屋での出稽古では、照ノ富士から指名されて6番連続で相撲を取って2勝4敗。右四つから一気に横綱を押し込む一番もあった。朝乃山は「横綱の指名で相撲が取れてよかった」と充実感を漂わせた。

 協会が公式ユーチューブチャンネルで公開した動画に出演した朝乃山は「来場所も優勝目指して頑張ります」と宣言した。

■朝乃山ぶぜん「ひどい稽古、全然駄目」自身へ気合

 9場所ぶりに幕内へ復帰した元大関の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB)は2日、東京都墨田区の高砂部屋で稽古し、内容に不満な様子だった。部屋の幕下力士らと21番取って15勝6敗。動きの速い相手をつかまえられないと、後手に回って土俵を割った。「ひどい稽古。全然駄目」とぶぜんとした表情で話した。

 得意の右四つでの課題も解消されていない。左上手が深くなりがちで、師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)から浅く引くような指導を受ける場面もあった。口数も少なかったが「ここからが勝負。まだ時間はあるし、やるしかない」と気合を入れ直した。

■大相撲春場所 十両筆頭の朝乃山が勝ち越し 幕内復帰が有力に

 大相撲春場所は9日目、大関経験者で東の十両筆頭の朝乃山が勝ち越しを決め、来場所の幕内復帰が有力となりました。

 大関経験者の朝乃山は、出場停止の処分から復帰5場所目となる今場所、東の十両筆頭で臨み、得意の右四つの相撲を持ち味に白星を重ね、19日の中日8日目を終えて7勝1敗としていました。

 9日目の20日は、東の十両5枚目の狼雅と対戦し、立ち合いから得意の右四つ左上手の形となって上手投げを決め、8勝1敗として勝ち越しを決めました。

この結果、朝乃山はおととしの九州場所以来となる幕内復帰が有力となりました。

 取組のあと、朝乃山は「まだ場所は終わっていないので集中してやっていきたい。来場所に向けてあすから一番一番大事になってくるので、自分の相撲を取りたい」と気を引き締めました。

 そのうえで、2場所連続となる十両優勝に向けては「出場するからには優勝を目指している。変な意識はなく自分との戦いだ」と意気込みを話しました。

■朝乃山、復活へ手応え 3年4カ月ぶり稽古総見に参加 幕内相手に3勝1敗「自分の相撲取り切る」

 大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)を前に、横綱審議委員会(横審)の稽古総見が4日、国技館の相撲教習所で行われ、元大関朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)が3年4カ月ぶりに参加した。朝乃山は返り咲きの場所に向け「2年ぶりの幕内。一日一番、自分の相撲を取り切れるよう頑張る」と決意を示した。

 朝乃山は幕下力士のぶつかり稽古で胸を出した後、幕内力士による申し合い稽古に加わった。相撲は佐田の海や大栄翔、錦木らと4番取って3勝1敗だった。立ち合いから素早く左上手を引き、得意の右四つで一気に寄り切る力強い相撲を見せた。

 久しぶりの稽古総見参加に、新型コロナ感染拡大前に戻ってきていると実感したとし「強い人がたくさんいるので参加しようと思った」と説明。「十両とは立ち合いの重さや寄り身が全然違う」と手応えを確かめていた。

 夏場所には東前頭14枚目で臨む。幕内力士として土俵に上がるのは2年ぶり。この2年間で頭角を現してきた若手も多く、幕内の顔触れも変化した。まずは2桁勝利を目標に据え、朝乃山は「まだ時間はある。いい稽古ができるように集中する」と気を引き締めた。
2023.05.07 21:16 | 固定リンク | スポーツ
「強盗事件」発生・男が女性(20代)の鞄奪い逃走中 島根県松江市
2023.05.07


■【速報】島根県松江市学園の駐車場で強盗事件 早朝に何度もクラクション、女性の悲鳴・・・かばん奪った男は逃走中か

 7日午前5時40分ごろ、島根県松江市学園2丁目の駐車場で、男が、駐車中の車内で休んでいた20代女性の口や目をふさぐなどした上で、かばんを奪い、逃走した。

 松江署によると、男は年齢不詳で、帽子のようなものを着用していた。同署が強盗とみて、男の行方を追っている。通報があったのは7日午前5時43分、近隣女性から「クラクションが何回も鳴っている。女性の悲鳴も聞こえる」と110番があり、その2分後、被害者の女性本人からも通報があった。車内にあった女性のかばんは、近くに投げ捨ててあった。

■「強盗事件」発生…男が女性(20代)の鞄奪い逃走中 島根県松江市

7日早朝、島根県松江市で強盗事件が起きました。犯人は逃走中です。

警察によると、7日午前5時40分ごろ、島根県松江市学園2丁目の駐車場に停めた車の中で女性(20代)が休んでいたところ、男が女性の口や目をふさぐなどしたうえで、車内にあった女性のかばんを奪い、逃走しました。

逃走中の犯人は、男で、年齢不詳、帽子のようなものをかぶっていたということです。

松江警察署が、犯人の行方を追っています。
2023.05.07 16:42 | 固定リンク | 事件/事故
ウ軍パトリオットで「極超音速ミサイル撃墜」大規模攻撃米欧と調整
2023.05.07


■極超音速ミサイル、初の迎撃 ウクライナ、西側供与のパトリオットで 大規模攻撃米欧と調整

 ウクライナのオレシチュク空軍司令官は6日、侵攻するロシアの極超音速ミサイル「キンジャル」を、米国製の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」で撃ち落としたと通信アプリ「テレグラム」で発表した。

■パトリオットは西側諸国による兵器供与の一環で、最近配備されたばかり。

 キンジャルは空中発射型で、侵攻開始から間もない昨年3月からロシアがたびたび空爆に使用。ウクライナの従来の防空システムでは迎撃できないとされていた。現地メディアは、今月4日未明に首都キーウ(キエフ)上空で初めて破壊されたと報道。オレシチュク氏がこれを確認した。

■ウクライナ、反転攻勢控え米欧と調整 ロシア軍、未明にミサイル攻撃

 ウクライナのゼレンスキー大統領は4月30日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、ロシアの侵攻を巡る情勢について1時間以上にわたり意見を交わした。

 ウクライナ軍のザルジニー総司令官も、米欧州軍のカボリ司令官と面会したと発表。政治と軍事の両面で、近く予想されるウクライナ軍の反転攻勢の見通しや、今後の支援方針について擦り合わせたもようだ。

 ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー氏は電話会談で「前線の状況と5~6月に想定される展開」を詳細に伝えたという。30日のビデオ演説では、会談について「勝利による戦争終結を早めるために、自分たちの態勢を調整している」と語った。

 ザルジニー氏はフェイスブックで「(カボリ氏に)この先の行動の起こりうるシナリオと脅威、前提条件について説明した」と明らかにした。カボリ氏は北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍最高司令官を兼務している。

 5月1日もロシアによるミサイル攻撃が続いた。ウクライナ軍によると、1日未明にロシアの爆撃機から巡航ミサイル18発が発射され、防空システムにより15発を撃破した。現地メディアは、東部ドニエプロペトロフスク州ではミサイル攻撃により少なくとも25人が負傷したと伝えた。

 一方、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島セバストポリで4月29日に起きた燃料タンクの炎上については、ウクライナ軍の報道担当者が攻撃を認め、「誰もが期待している広範かつ本格的な攻勢の準備作業だ」と述べた。

■ウクライナ ゼレンスキー大統領 反転攻勢「大規模攻撃」

「もうすぐ重要な戦いが始まる。我々はロシアの支配から土地と人々を解放しなければならない」

ゼレンスキー大統領は国境警備隊への演説で、近いうちに大規模攻撃が始まることを示唆しました。前日に北欧メディアに対して行った会見でも、反転攻勢を開始する考えを示しています。

こうした中、ロシアが一方的に併合したクリミアの軍港都市セバストポリで発生した燃料貯蔵施設の火災について、ウクライナ軍の報道官は大規模な反転攻勢の準備の一環であったことを明らかにしました。

この火災をめぐっては、ロシア側の市長は「ドローン攻撃があった」と指摘。ウクライナ国防省は、先月28日に20人以上が死亡したロシア軍の攻撃に対する「天罰だ」と話すにとどめていました。

一方、ロシア国防省は激戦が続くウクライナ東部バフムトについて、新たに4つの地区を占領したと主張しました。また、24時間でウクライナ側の兵士480人以上を殺害したともしています。

こうした中、国際柔道連盟はロシアとベラルーシの選手が個人資格の中立の選手として連盟主催の大会に参加することを容認すると発表しました。

今月7日からは世界選手権が行われますが、ウクライナ代表のコーチはこの発表に反発し、世界選手権への参加をボイコットすると表明したとウクライナメディアは伝えています。
2023.05.07 12:47 | 固定リンク | 戦争

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