前澤友作氏・9日「重大発表」
2022.12.08

前澤友作氏がイーロン・マスク氏と会談 “重大発表予告”にフォロワー興奮「ついに月へ?」

 ファッション通販サイト「ZOZO」の創業者で実業家の前澤友作氏(47)が5日、ツイッターを更新。世界長者番付1位で米国の企業家のイーロン・マスク氏とミーティングをし、重大発表することを予告した。

 前澤氏は「イーロンとのオンラインミーティング終了」と驚きの事実を明かした上で「日本時間で12月9日朝頃に宇宙に関する重大な発表ができることになりました」と衝撃予告した。

 前澤氏は日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在したが「昨年、宇宙に行った日からちょうど1年経つ記念日にまた新しい発表ができます」とつづっており、マスク氏とともに新たな宇宙事業を展開する可能性を示唆している。

 この発表にフォロワーからは「異次元すぎてびっくり!!」「わくわくします」「ついに月へ!?」など期待に胸をふくらませるコメントが殺到している。
2022.12.08 20:09 | 固定リンク | 化学
今日は満月「コールドムーン」
2022.12.08

12月の月は、8日(木)13時8分に満月の瞬間を迎えます。12月の満月はアメリカの農事暦で「コールドムーン」とも呼ばれます。

今日は冬型の気圧配置となり、関東や東海、西日本は満月を楽しめる空。北日本や北陸は寒気の影響で雲が広がりやすく、日本海側ほど観測は難しそうです。沖縄も低い雲に覆われる見込みです。

今回の満月は火星と接近

12月8日(木)には火星が「衝(しょう)」となり、ひと際明るい火星に、満月を迎えた月が接近します。

「衝」とは地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。この衝の頃にマイナス2.0等と、最も明るく輝いて見えます。

最接近は正午頃のため、日本で最も近づいて見えるのは8日(木)の月の出の直後です。

夜が更けると共に高度を上げていき、夜遅くには南中して南の空高くで輝きます。夜空の中でも存在感のある月と火星の共演は見物です。

▼8日(木)の月と火星の時刻(東京)
出現 月 16:19、火星 16:10
南中 月 23:54 火星 23:30

満月とは

太陽、月、地球の位置関係
満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。

地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。

12月の満月、英語で“Cold Moon”

農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

アメリカの農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、12月の満月は別名「コールドムーン(Cold Moon/寒月)」と呼ばれるそうです。

今夜の満月を中継・生配信します。家の中から高感度カメラで捉えられる今年最後の満月をご覧ください。

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より
※ページ内で再生が出来ない場合は、https://youtu.be/Av_q3e_15f8からご覧ください。
2022.12.08 14:56 | 固定リンク | 化学
ふたご座流星群「三大流星群」来週14日
2022.12.07

ふたご座流星群が来週14日(水)夜に極大 1時間に40~45個の流星出現

ふたご座流星群は出現する流れ星の数の多さから、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「三大流星群」の一つとされています。

今年は12月14日(水)22時頃に活動のピークを迎える予想です。

1時間あたり40~45個流れる

12月14日(水)21時頃 東の空(東京)

 ★極大予想 12月14日(水) 22時頃

 ★母天体  ファエトン(小惑星)

極大時刻は14日(水)22時頃と予測されており、ちょうど夜に出現ピークを迎えます。この日は、22時前に地平線から月が昇ってくるため、月が高く昇る前の21時から24時頃が観測におすすめの時間帯です。

国立天文台によると、空の暗い場所で観測した場合の流星の数は、ピーク時で1時間あたり40個から45個と予想されるとのことです。

また、極大前日の13日(火)夜から14日(水)明け方は、空の暗い場所で1時間に15個程度の流星が見られるとのことで、前日も普段より観測チャンスがあります。

流れ星は空のあちらこちらに飛ぶので、空全体をぼんやり眺めるようにして流星観測をお楽しみください。

ふたご座流星群の特徴は?
提供:ウェザーニュース

(1)毎年、多くの流星が出現
毎年同じ時期に、安定して多くの流星が出現する、当たり外れの少ない流星群といえます。極大日の夜には、およそ1分から2分で1つ流れ星が見える計算です。

(2)ほぼ一晩中観測が可能
流星群に属する流れ星は、放射点という天球上の一点から流れます。ふたご座流星群は、その名の通り冬に見頃を迎えるふたご座に放射点があるため、夜の早い時間に放射点が地上に昇ってきます。このため、活動期にはほぼ一晩中ふたご座流星群の流れ星を観測することが可能です。

(3)極大日を過ぎると流星数は一気に減少
ふたご座流星群は、活動のピーク後に短時間で活動が一気に低下するという特徴があります。

気になる当日の天気は?
ふたご座流星群 12月14日夜~15日明け方

14日(水)夜は日本付近は冬型の気圧配置になる予想です。

東日本や西日本の太平洋側の地域では雲が少なく、晴れて流星観測に好条件となることが期待できます。ただ、そのぶん冷え込むため、防寒をしっかりとして星空観測をお楽しみください。

一方、北日本や日本海側の各地では雪が降りやすくなるため、流星観測は難しそうです。
2022.12.07 17:52 | 固定リンク | 化学
宇宙で太陽光発電を収集し、マイクロ波でエネルギーを地球に送信する
2022.12.06

宇宙で発電し、地上へ送電する。SF世界のようなプロジェクトのプロトタイプが打ち上げられる

宇宙空間で効率良くソーラー発電を行い、得られた電力をマイクロ波の形で地上に届ける。そんな発電方式の研究が進んでいる。課題のひとつであるパネルの小型化は、折り紙に着想を得た技術で解決したようだ。

現在は地上でのソーラー発電が普及しているが、効率という意味では限界がある。曇りや雨などの天候に出力が左右されやすいほか、夜間はほぼ発電ができない。

そこで、雲を突き抜けた宇宙空間でソーラー発電を実施し、常時フルパワーで発電・送電する技術に期待が寄せられている。科学ニュースサイトの「サイテック・デイリー」は、地上と比較して最大8倍の発電効率が期待できるとしている。

得られた電力をマイクロ波で送電することから、この方式は「マイクロ波発電」または「宇宙太陽光発電」と呼ばれる。マイクロ波発電は人気都市シミュレーションゲームの「シムシティ」でも、未来の発電技術として登場していた。

研究が実を結べば、未来の夢物語だった技術が実現することになる。今年12月までにプロトタイプが完成し、宇宙空間への打ち上げが実施される予定だ。

3km四方の広大な発電施設、宇宙空間に展開
研究を行なっているのは、米カリフォルニア工科大学(カルテック)だ。工学・応用科学学科の研究者であるハリー・アトウォーター氏らがプロジェクトを主導している。

研究チームは発電システムの基本パーツとして、約10センチ四方のソーラーパネルのセルを想定している。地上で一般的に使われている太陽発電パネルに採用されているのとほぼ同じ大きさのセルだ。

これを数十万枚という規模でつなぎ、およそ3km四方の巨大パネルを完成させる。土地に限りのない宇宙空間であることを生かし、広大な集光面を確保する計画だ。

地上の昼夜を問わず発電を続け、得られた電力はマイクロ波に変換して地球にワイヤレス送電する。地上側では受信施設があれば電力を得られるため、送電網から切り離された遠隔地への送電手段としても期待されている。

サイテック・デイリーはこの取り組みについて、「かつてSFと考えられていた」構想が「いまや現実に近づいている」と述べている。

アトウォーター氏はサイテック・デイリーに対し、「これは驚異的かつ前例のないプロジェクトです」と述べ、特異性を強調する。クリーンな電力の確保という地球規模の課題を解決するには、相応に大胆な取り組みが必要となる、アトウォーター氏は考えているようだ。

「クリーンで安価なエネルギーを世界に届けることは、この時代における最も重要な課題のひとつとなっています。それに取り組むために必要な大胆さと野心を示す、良い例となるでしょう」

パネルの小型化、折り紙からインスピレーションを得る
実現への課題は複数あった。そのひとつが、発電パネルの小型化だ。現在地上でソーラー発電に用いられているセルは、単位面積あたりの質量も発電効率も、プロジェクトが目標としている数値に届くものではなかった。

研究に参加しているアリ・ハジミリ研究員は、「一連の実証から私たちが学んだことがらのひとつとして、太陽光発電の手法を根本的に変えなければならないことがわかりました」と振り返る。これまで宇宙空間でも用いられたことのない新たなセルを、チームは開発した。

だが、打ち上げへの課題は残った。打ち上げロケットに搭載可能なサイズには制限があるため、巨大なパネルをそのまま載せることは到底できない。

そこでチームが注目したのが、折り紙の技法だ。研究チームのセルジオ・ペレグリノ氏はサイテック・デイリーに対し、次のように語っている。

「折り紙にインスパイアされた革新的な折り畳みの技術の採用により、打ち上げられる巨大な機体の容積を大幅に削減することができました。かなり密にパッケージングされているので、ほぼ空き空間がない状態です」

軽量構造の発電施設、今後は耐久性の検証などが課題に
研究チームでは引き続き、実用化への挑戦を続けている。アトウォーター氏、ハジミリ氏、ペレグリノ氏の3名がそれぞれ、太陽光発電、構造設計、マイクロ波送電という得意分野を持ち寄ることで、夢だと思われたプロジェクトは実現へ一気に近づいたという。

打ち上げ可能な質量に収めるため、チームではマイクロ波送電用の構造部などに、宇宙空間でまだ実績のないフレキシブルで軽量な素材を使用している。こうした方式の耐久性を検証していくのも今後の重要な課題だ。

ゲーム「シムシティ」の世界では、送電ビームが地上の受信ディッシュから外れてしまうと大事故に発展する。高出力の電波を安全にいかに送信するかも課題のひとつとなるかもしれない。

かつてSF物語と考えられていた安価でクリーンなエネルギーの普及に向け、重要なマイルストーンとなる12月の打ち上げに期待が寄せられている。
2022.12.06 19:23 | 固定リンク | 化学

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