ロシア空軍基地にドローン攻撃
2022.12.26
ロシア空軍基地にドローン攻撃、多数死亡 ロシアはウクライナを非難 戦略爆撃機破壊
ロシア南部エンゲリスの空軍基地で26日未明、ウクライナによるドローン攻撃があり、3人が死亡したと、ロシア当局が発表した。
ロシア国防省によると、ロシア軍は午前1時35分ごろ、低空を飛行していたドローンを撃墜した。落下した破片によって、ロシア軍の3人が死亡したという。
ソーシャルメディアには、エンゲリス空軍基地で爆音やサイレンのような音がしている動画が投稿された。
同基地があるサラトフ州の知事は、エンゲリスの町の「住民には脅威はない」と述べた。
ウクライナ軍は、今回の攻撃について公式にコメントを出していない。
ロシアは、戦略爆撃機が配備されている同空軍基地に対して今月5日にも同様の攻撃を行ったとして、ウクライナを非難している。同基地は、ウクライナとの国境から北東に約500キロメートルの地点にある。
5日の攻撃では、リャザン州の別の空軍基地にも攻撃があり、ウクライナのドローンの破片で軍の3人が死亡したと、ロシア当局が発表していた。航空機2機も軽い損傷を受けたとされた。
ウクライナ軍は、これらの攻撃についてもコメントしていない。
エンゲリス空軍基地は、ロシアが2月24日に本格的なウクライナ侵攻を開始して以来、さまざまな標的へのミサイル攻撃に繰り返し使用してきた。
ロシア政府はこれまでも、自国領土が攻撃を受けたとしてウクライナを非難してきた。ただ、12月に入って行われたとされる攻撃は、以前のものよりロシア内部に入り込んでいる。
ウクライナや西側の多くの軍事専門家は、ロシアが受けたとされる攻撃は、同国軍にとっては恥だとしている。
FSB副長官死亡
2022.12.26
700キロ離れた「ロシアエンゲルスキ空軍基地」攻撃
2022.12.26
CNNがエンゲルス市で撮影されたものと確認した監視カメラの映像には、爆発の光が空を照らす様子が写っているように見える
露南部の軍用飛行場で2度爆発、今月5日にも…核兵器も搭載可能な戦略爆撃機の拠点
26日、ロシア南部サラトフ州のエンゲルス軍用飛行場で爆発が2度、起きたと報じた。飛行場は露軍が侵略しているウクライナの最前線から約700キロ・メートルに位置し、核兵器も搭載可能な戦略爆撃機の拠点だ。今月5日にも爆発が発生し、爆撃機2機が損傷した。
地元州知事は26日、SNSに「民間施設は被害を受けていない。軍施設については治安機関が確認している」と投稿した。
露国防省は今月5日、エンゲルスと露西部リャザン州のジャーギレボ軍用飛行場が、ウクライナ軍による無人機攻撃を受けたと発表していた。ウクライナ軍は公式に攻撃を認めていないものの、米紙ニューヨーク・タイムズはウクライナ政府高官が関与を認めたと報じていた。
トルコ海軍、史上最大の軍艦が洋上へ
2022.12.26
トン数「いずも」超え 空母にもなる強襲揚陸艦「アナドル」公試開始 トルコ
トルコ国防省は2022年3月上旬、新型揚陸艦(LHD)「アナドル」にトルコ国旗を掲揚し、海上公試を始めたことを明らかにしました。
揚陸艦「アナドル」は満載排水量2万7436トン、全長231mあり、全通式の飛行甲板と艦首にスキージャンプを備えているのが特徴です。同艦は2018(平成30)年2月7日に起工、2019年4月30日に進水しており、各種公試が予定通り進めば2022年12月に就役するそうです。
原型はスペインのナバンティア社が設計・建造した強襲揚陸艦「ファン・カルロス1世」で、「アナドル」はその準同型艦となります。ただ、建造はイスタンブールにあるセデフ造船所で行われ、搭載する戦闘システムなどには同国のアセルサン社のものなどが用いられているといいます。
なお、同様に「ファン・カルロス1世」をモデルにした艦として、オーストラリア海軍が運用するキャンベラ級強襲揚陸艦の「キャンベラ」と「アデレード」があり、これらすべて姉妹艦とされています。
トルコ海軍は過去、満載排水量2万5400トンの戦艦「ヤウズ・スルタン・セリム」を1914(大正3)年8月から1954(昭和29)年11月まで運用していたことがあったものの、「アナドル」はこれを上回る大きさであり、就役すれば同国最大の軍艦となる予定です。
官邸漏洩「岸田翔太郎/長嶋理沙」結婚か?
2022.12.26
情報漏洩で岸田首相が翔太郎秘書官を叱責…官邸が「なにかおかしい」と気づいた瞬間とは
秘書官・翔太郎がまさかのキーパーソン?
この10月、岸田文雄パパが長男翔太郎を首相秘書官にしたことで物議を醸したサプライズ人事だが、わずか2ヶ月でオヤジのカミナリが落ちるとは、いったい何があったのか。
嶋田隆首相秘書官がクビをかしげたのは、山際大志郎経済再生担当大臣の辞任がマスコミによってすっぱ抜かれた時だったという。官邸スタッフが言う。
「岸田総理が発表する前にフジテレビが山際辞任を報じました。この一報はただちに立憲民主党に伝わり、立民国対はガッツポーズで色めき立ったそうです。嶋田秘書官や秋葉国家安全保障局長が、何かおかしい、情報が漏れているのではないかと感じた瞬間でした」
この後も、閣僚辞任ドミノは次々とマスコミ各社に報じられ、法案準備、首相答弁など官邸のトップシークレットとなる案件のいくつかも、早い段階から取材記者たちの知るところとなっていた。
防衛費倍増、安全保障強化を謳う政権でありながら、政権中枢の情報が漏れたというのだから本当であればあまりにお粗末な話である。
「なかでも、岸田首相と秋葉剛男国家安全保障局長が蒼白となったのは、アジア太平洋経済協力会議(APEC)で実現した日中首脳会談。万が一にも事前報道などされたら大ごとです。中国当局は、ヘソを曲げたら首脳会談のキャンセルだって言いだしかねない難しい相手。日中首脳会談は、東アジアにおける西側陣営として岸田首相最大のアピールの場です。岸田首相、秋葉安全保障局局長、外務次官ほか関係部局の一握りしか知らない外交でした」(外相経験者)
台湾有事、南シナ海領有権問題など世界が注視する対中国外交は、岸田政権発足直後から内々に交渉してきたトップシークレットである。しかし、岸田―習会談日程について、一部のメディアは情報を把握していた。また、先の国会で岸田首相は、旧統一教会救済法に関して、解散請求の要件として『民法の不法行為は入らない』から、『民法の不法行為も入る』と真逆の答弁へ変遷。この岸田首相のボーンヘッドぶりや、葉梨法務相、寺田総務相の辞任ドミノなどいくつかの官邸情報が漏洩していたという。
◆許されない「醜聞」が報道されて
「翔太郎首相秘書官を通じてテレビ局の女性記者に情報が漏れたという『醜聞』を、政治情報誌が大きく報じています。事実関係は藪の中ですが、官邸は大騒ぎになりました。たしかにこの2ヶ月、政府発表より先に人事や法案情報がメディアに漏れた事例がいくつもありました。真相はともかく、岸田首相は『情報管理を厳格にすべし』と、翔太郎秘書官を厳重注意。改めて緊張感をもって職務にあたるよう強く求めたと聞いています」(全国紙政治部幹部)
「検討だけで実行しない」と言われていた岸田政権が動き出した途端、「国の防衛は国民一人一人の責任」だから「兵器購入費は増税で賄う」とした。また、エネルギー確保策として「原発の新増設、建て替え推進」も決めた。国会閉会後にしれっと言えば、マスコミに大きく報道されることもないと考えてのことなのだろうか。岸田首相は、側近である長男秘書に情報管理をきちんと教え、黄金の3年間にあぐらをかくことなく、国会で堂々と議論する姿勢を見せるべきだろう。その背中を、長男だけでなく全国民が注視しているのだ。