卵を割らずに3階から落とす方法は?
2022.12.11
問題解決力は社会人に欠かせないスキルの1つだ。問題やトラブルに直面するとテンションが上がるというひろゆき氏は「『いい人』は問題解決力が低くなる。問題解決において『ずるい手』をアリとするか、ナシとするかで、選択肢の幅はかなり違ってきます」という――。

「問題解決力」が隠されたひろゆきの解答  誰かに泣いてもらう決断ができるか

社会に出ると、学校のテストのように絶対の正解がある問題のほうが少なくなります。実際、大人になってから仕事やプライベートで直面する問題の多くは「答えがわかっていない問題」でしょう。

なので、問題解決力が高いほうが、うまく生きることができることになります。

周りを見てみると、問題解決力が高い人もいれば、低い人もいます。

では、問題解決力が低い人は、どんなタイプだと思いますか?

たとえば、「いい人」と「冷たい人」なら、どちらのほうが問題解決力が低いと思うでしょう。

答えは「いい人」です。

いい人のほうが問題解決力は低くなりがちです。

なぜなら、いい人はいろいろな人の意向をくみ取ろうとして、「すべての人を満足させないといけない」と考えてしまうからです。「誰かに泣いてもらえればうまくいく」というときに、いい人だとその決断ができないんですよね。その結果、選択肢がなくなって、最終的にどこにも進めなくなってしまうパターンはよくあります。

これは日本の企業にもあてはまります。

たとえば、大手電機メーカーのシャープは、経営が悪化したときに「雇用は守る」と言ってリストラをしませんでした。でも、台湾企業の鴻海(ホンハイ)に買収されたあとに結局、大リストラが行なわれ、その結果、会社の業績が上向きました。

つまり、経営再建という課題の正解は、リストラだったわけです。ちゃんと利益が上がる構造はあったわけなので、経営が悪化したときにリストラの判断を下せていれば、身売りをしなくても、きちんと建て直せたんですよね。

他人の感情やモラルは考慮しない
もちろん問題が起きたときに、全員が満足する解決策があれば、そのほうがいいに決まっています。でも、そんな方法があるなら最初にやっているはずなんです。

日本の組織では、何かを決めるときによく多数決をとります。多数決というと一見、公平のように思われがちですが、多数決は少数の人を切り捨てる方法ですからね。

なので、問題を解決しようとするときには、他人の感情を考慮しないほうが、結果的にうまくいくことが多いです。感情と同様に、モラルや世間体などは時間が経てば変わる不確定要素なので、考えるときの軸にしないほうが合理的な判断ができます。

みんなが満足する解決策はない
解決策を考えるときに、多くの人は、「みんなが満足する解決策」を考えようとします。

でも、残念ながら、世の中の大半の問題には、すべての人が満足する解決策はありません。ほとんどの問題は、これまでに頭のいい人たちがあれこれ考えたりしているので、誰も損をしない解決法があれば、すでに実現しているはずなんです。

だから、解決策を考えるときには、「誰かは損するけど、こういうかたちでやったら、もう少しうまくいく」とか、「ある程度のマイナスを許容してプラスにする」という方法しか、たいてい残っていません。

なので、「国民全員やすべての利害関係者とか、みんなが満足する解決策は基本的にもうないよね」という前提を、まず受け入れるところから考えたほうが近道だと思います。

もちろん、誰にもメリットがない解決策だと問題解決にはなりません。なので、解決策を考えるときには、まず「みんな」ではなく「誰にメリットがあるかたちがいいのか」を最初にはっきりさせることが大事です。

最適解を選んでも誰かが損をする
では、ビジネスの問題解決の場合は、誰のメリットを考えればいいのでしょうか?

答えはシンプルで、「決定権を持っている人」です。

僕は初めて仕事をする相手には、必ず「この仕事は誰がOKを出したら進むのですか?」と聞くようにしています。決定権を持っていない人の意図に合わせて、いくらクオリティの高いものを提案しても意味がないですからね。なので、最初に決裁者がどんな意図や目的でやりたいのかを明確にさせます。

たとえば、ある人が自ら会社を立ち上げて、たとえ赤字になっても成功するまでやり続けると決めたプロジェクトがあるとします。

ふつうなら利益の最大化が会社にとってのメリットなのですが、この場合、利益よりも社長の「このプロジェクトを成功させたい」という思いのほうが重要なんですよね。だとしたら、たとえ万年赤字であってもプロジェクトを続けることこそが正解になるんです。

というわけで、解決策を考えるときには、最初に「誰にとってのメリット」が求められているのかを確定させます。「誰にとって」の「誰」は自分の場合もありますし、お客や上司、奥さんの場合もあるでしょう。

一方で、ターゲットを絞ると、導き出した解決策に不満を持つ人も出てきます。でも、みんなが満足する解決策はないので、そこはもう割り切るしかありません。

たとえターゲット以外の人たちが納得しなかったり、マイナスを被(こうむ)る解決策であっても、ターゲットが納得しているのであれば、それが最適解だと思います。

間違いでなければ、ずるい方法でもOK
ここで、みなさんに質問があります。

あなたが何か問題に直面していて、解決案を探しているとします。そんなときに、ルールを破ることにはならないけれど、モラル的にはグレーゾーンな解決策を思いついた場合、みなさんならどうしますか?

 ・問題を解決できるなら、人に「ずるい」と言われても仕方ない
 ・道徳に反するなら別の解決策を考える

意見が分かれるところだと思うのですが、僕の考えはこうです。

「被害がないのなら、ずるい手もアリ」

問題解決において「ずるい手」をアリとするか、ナシとするかで、選択肢の幅はかなり違ってきます。そして、問題解決においては、ずるい手も含めて考えられる人のほうが、正解のない問題を解くのは得意だったりします。

こうした正解のないところから正解っぽいものを見つけ出す能力を競うコンテストがあるのを、みなさんご存じでしょうか。

それは「エッグ・ドロップ・コンテスト」という競技で、高いところから生卵を割らずに落とす装置をつくる実験コンテストです。

90年代半ば頃からアメリカの大学などで開催されるようになって、近年は日本の中学や高校でも行なわれています。

細かなルールは大会によって違うのですが、だいたい以下のようなかたちです。

・校舎の3階(高さ10メートル)から卵を落とす
・紙とセロハンテープは使ってもOK
・卵が割れたら失格(ヒビが入っても失格)

限られた道具を使って卵が割れない装置をつくるのですが、考え方としては「落下時の衝撃を吸収する」か「落下速度を抑える」の2つになります。なので、ほとんどの人は「衝撃を吸収するクッション型」か「落下速度を抑えるパラシュート型」のどちらかの装置をつくります。

でも、僕ならまったく別の方法を考えます。

まず紙を細長く切って、それを全部セロテープでくっつけて長いひもをつくる。そして、そのひもを卵にぐるぐる巻きにして、上からそのひもを降ろして着地させる。

どうでしょう?

ずるい方法だと思いますか?

「ひもで降ろす」という方法が「落とす」に含まれるかどうかは議論になりそうですが、ルールには反していません。

「ひろゆき流 ずるい問題解決の技術」このように、ルールのスキをついて、反則ワザかもしれないけれど間違いではない方法を考えるのが、僕はけっこう好きです。もちろん法に触れる方法はダメなのですが、問題が解決できるのであれば、「ずるいと思われるかな」といった他人への感情は考慮する必要はないと思います。

ただし、反則ワザにもNGはあります。

それは被害者がいる場合です。

エッグ・ドロップ・コンテストの場合、先ほどのずるい手を使っても、誰にも被害はおよばないので問題はないと思うのですが、物理的な被害が発生する場合は、別の解決策を探したほうがいいでしょう。
2022.12.11 19:10 | 固定リンク | 社会
敗走を続けるロシア軍はパニックだ!
2022.12.11
敗走を続けるロシア軍はパニックだ!

ロシアの戦争は今や「防衛戦」に...ウクライナ軍を恐れて設置した「竜の歯」とは?

ウクライナの支配地域を次々と失っているロシアは、自国の防衛のために「竜の歯」と呼ばれる構造物を設置し始めた

ウクライナ軍の反抗を受けて苦戦するロシアが、ウクライナとの国境地帯に「竜の歯」と呼ばれる障害物を設置して防御態勢を整えている。これは戦車などの移動を妨害するもので、「戦車用トラップ」とも呼ばれるコンクリート製のピラミッド型の構造物だ。

ウクライナのニュースサイト「プラウダ」は12月7日、ロシアがウクライナとの国境に近い東部クルスク州に、「竜の歯」を設置したと報じた。

「竜の歯(元はドイツ語のDrachenzähne)」は、第二次大戦中に戦車や機械化歩兵の移動を妨げる目的で初めて使用された。アラブ首長国連邦の英語メディア「ザ・ナショナル」によれば、第二次世界大戦以降、これまで戦闘で使用されたことはなかったという。

ロシア・クルスク州のロマン・スタロボイト知事は7日、メッセージアプリ「テレグラム」への投稿の中で、既に州内に設置されている「竜の歯」の視察を行った際の様子とみられる複数の写真を共有。「国境付近の防衛強化を続けている」と書き込んだ。

「竜の歯」がどれだけ効果を発揮するのかは不明だが、むしろウクライナ軍がやってくるまで形を保っていられるかを怪しむ指摘もある。検証可能な写真や動画を元にウクライナ軍とロシア軍の装備の損失を記録しているオランダの軍事ブログ「Oryx」は、「ロシアの防衛線の一環として設置された『竜の歯』は、ウクライナの戦車を狙う前に崩れつつある」としており、既に一部の構造物は劣化しているもようだ。

「ロシアの戦争は今や防御作戦に」
プラウダによれば、ウクライナの反抗を恐れるロシア側はパニックに陥っており、「竜の歯」を設置したり塹壕を掘ったりしているという。クルスク地方は、ウクライナ西部のスーミ州と国境を接している。ロシア軍は2月下旬の軍事侵攻開始後にスーミ州の一部を制圧したものの、その後同州から撤退。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4月、スーミ州は完全に解放されたと宣言した。

ロイター通信は11月半ば、ロシア軍が幾つもの敗北を経験したことを受けて守りの態勢に入ったと報道。「ロシアのウクライナ侵攻は今や、防御作戦となった」という西側の匿名の当局者の発言を引用して伝えた。

英国防省によれば、ロシアは各地での敗北の報告が相次いだことを受けて、占領地域の周辺に要塞を築き始めた。同省が11月に公表した報告書によれば、「竜の歯」は、ロシアが一部占領しているドネツク州マリウポリとニコルスケ村の間に設置された可能性が高いということだ。報告書は、ロシアがウクライナ南部ヘルソン州の州都からの撤退完了を発表したのと同じ頃に公表された。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12月7日、ウクライナ侵攻が当初の想定よりも長くかかっていることを認めた。今もウクライナでの戦争を「特別軍事作戦」と称しているプーチンは、「もちろん、それは長いプロセスになるだろう」と述べた。英BBCによれば西側の当局者たちは、プーチンの当初の計画が「迅速な勝利の達成」だったと考えていた。

ロシアはミサイルやドローン(無人機)を使った攻撃を繰り返し、ウクライナの民間人やエネルギー関連施設を標的にしている。ゼレンスキーは、ロシアが「達成できなかったことを、テロ行為や殺人行為によって達成しようとしている」と非難している。


2022.12.11 18:26 | 固定リンク | 戦争
クリミアでロシア軍兵舎「数百人死亡」
2022.12.11

クリミアのロシア軍兵舎で火災、数百人が死亡 ドローン攻撃の可能性

 ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島の複数の地元メディアによると、同半島の北部ジャンコイから南東約15キロのロシア軍の兵舎が10日夜、大規模な火災を起こし、2人が死亡した。兵舎にいた兵士約200人が避難したという。兵舎には、ウクライナ侵攻のため招集された動員兵が集められていたと報じられている。

 ウクライナのニュースメディア「RBCウクライナ」によると、軍事空港のあるジャンコイでは今月5日、住民らが2度にわたって大きな爆発音を聞いたという。周辺地域にはロシア軍が様々な施設を集中させており、8月には近郊の別の村で武器弾薬庫が大規模な爆発を起こしている。

 一方、ロシアの支配下で「クリミア共和国」首長を名乗るアクショノフ氏は10日、クリミア半島中部のシンフェロポリで「防空システムが作動した」とし、SNSで住民に平静を保つよう呼びかけた。ドローン(無人航空機)などによる攻撃があったとみられる。
2022.12.11 18:04 | 固定リンク | 戦争
「塩基編集」で「癌,消失」
2022.12.11

「塩基編集」を用いた画期的治療で「癌,消失」 イギリス 「塩基編集」とはDNAを切らずに特定の塩基を編集し、遺伝的指令を変える技術

ジェイムズ・ギャラガー、健康・科学担当編集委員

不治のがんを患っていた10代の少女が、画期的な治療を受けたところ体内のがんが消失したという。英ロンドンの病院が明らかにした。

イギリス・レスターに住むアリッサさん(13)は昨年5月、T細胞急性リンパ性白血病と診断された。

T細胞とは本来ならば、人体にとって脅威となるものを特定して破壊する、人体を守る存在だ。しかし、アリッサさんの場合、そのT細胞が暴走していた。

これまでに化学療法や骨髄移植などあらゆる治療法が試されたが、いずれも効果はなかった。

しかし今回、ほんの数年前までは考えられなかったことが、遺伝学の驚異的な進歩によって可能になった。

グレート・オーモンド・ストリート病院の医師と科学者からなる大規模なチームは、わずか6年前に発明された「塩基編集」と呼ばれる生物工学の技術を使い、アリッサさんを治療した。

治療から6カ月が経過し、がんは検出されなくなったが、再発に備えて経過観察が続いている。

この実験的治療法がなければ、アリッサさんのためにできることといえば、可能な限り快適に過ごせるようにすることしか残っていなかった

「私は最終的に、息を引き取っていたと思う」とアリッサさんは言う。母親のキオナさんは昨年の今頃は「これが娘と過ごす最後のクリスマスになるのかと考え」、クリスマスが来るのが怖くてたまらなかったと振り返った。1月に娘が13歳の誕生日を迎えると「ただただ泣いていた」と話した。

■「塩基編集」

塩基とは、生命をつかさどる言語だ。私たちの遺伝コードを構成する塩基はアデニン(A)、シトシン(C)、グアニン(G)、チミン(T)の4種。アルファベットの文字が一定の並び方をすると、意味を持つ言葉となるように、DNAに含まれる何十億もの塩基は人体の取扱説明書を紡いでいる。

「塩基編集」とはDNAを切らずに特定の塩基を編集し、遺伝的指令を変える技術だ。同病院のチームはこの技術を使って、アリッサさんのがん化したT細胞を特定して破壊することができる、新種のT細胞を作り出した。

グレート・オーモンド・ストリート病院のチームは、ドナーから提供された健康なT細胞の改変に取りかかった。

・まず、T細胞がアリッサさんの体を攻撃しないよう、人体への脅威となるものを標的とするT細胞の仕組みを無効にした
・次に、すべてのT細胞に含まれる「CD7」と呼ばれるマーカー(特定のたんぱく質)を取り除いた
・化学療法によって細胞が破壊されないようにした

編集の最終段階では、CD7マーカーを含むT細胞を特定し、がん性のものも含めて、アリッサさんの体内にあるすべてのT細胞を破壊するよう指示した。健康なT細胞からCD7を取り除いたのは、破壊する必要のないT細胞まで攻撃させないためだった。

この治療法がうまく機能すれば、アリッサさんの免疫系(T細胞を含む)は2回目の骨髄移植で再構築されることになる。

この治療法について初めて説明を受けたとき、母キオナさんは「そんなことができるの?」と驚いた。最終的に、画期的な治療法を受けると決めたのはアリッサさん本人だった。数百万の改変された細胞を体内に入れる治療は、今年5月に始まった。

■初めての試み

「(アリッサさんは)この技術を使った治療を受けた初めての患者だ」と、グレート・オーモンド・ストリート病院のメンバーで英ユニヴァーシティ・コレッジ・ロンドン(UCL)教授のワシーム・カシム氏は述べた。

そして、この遺伝子操作は「急速に進歩している科学分野」だとし、様々な病気に対して「非常に大きな可能性」を秘めているとした。

アリッサさんは、今回の臨床試験で塩基編集を用いた治療を受ける10人のうちの1人だった。

治療を始めた当初、塩基編集したT細胞はがん性のT細胞と健康なT細胞の両方を攻撃していたため、T細胞の減少から免疫が後退していたアリッサさんは感染症にかかりやすい状態だった。

しかし、1カ月がたつと寛解状態となった。免疫システムを再生させるため、2度目の骨髄移植が行われた。

入院は16週間続いた。雑菌を持ち込む可能性があるため、学校に通うきょうだいとは面会できずにいた。

3カ月後の健診で再びがんの兆候が見つかり一時は心配されたが、直近2回の検査では異常はなかった。

アリッサさんは「どんな些細なことにも感謝するようになった。いまここにいることに、ただただ感謝している」と話した。

「信じられない。こんな機会を得られて、本当に素晴らしい。すごく感謝しているし、将来ほかの子どもたちを助けてくれると思う」

アリッサさんはクリスマスを楽しみにしている。おばの結婚式でブライズメイドになったり、自転車に乗ったり、学校に戻ったり、「普通のことをする」のが楽しみだという。

母キオナさんは、「予想していなかった今年1年を過ごすことができて、娘が家に戻って3カ月も一緒にいられて、それだけでもプレゼントのようなもの」だと喜んでいる。

父ジェイムズさんは、「娘のことが本当に誇らしくて、うまく言葉にできないほどだ。どれだけ大変な思いをしてきたか思うと、それなのにどんなときにも元気いっぱいで生命力に満ちていたことを思うと、本当に素晴らしい」と話した。

■「始まったばかり」

白血病を患う子供のほとんどは、標準治療で回復する。しかし、この塩基編集治療が効果をもたらす患者は年に10数人はいるとみられている。

グレート・オーモンド・ストリート病院骨髄移植科のロバート・キエサ博士は、「非常にエキサイティングな出来事だ。間違いなく、医学の新分野だ。がんと戦うために免疫系を方向転換させられるというのは、非常に興味深い」と述べた。

しかしこの技術は、基盤編集で可能なことのごく一部に過ぎない。

米ハーヴァード大学ブロード研究所で塩基編集を発明したチームの1人、デイヴィッド・リュウ博士は、この技術が発明されてからわずか6年で人間が治療を受けられるようになったのは「信じられないようなこと」だと語った。

「塩基編集治療への応用は始まったばかり」だとし、「ヒト遺伝子編集を用いた治療の時代の一員であることに、謙虚な気持ちでいる」と述べた。

塩基編集をめぐっては、鎌状赤血球症や高コレステロール、血液疾患のベータサラセミアなどを対象にすでに臨床試験が始まっている。
2022.12.11 17:49 | 固定リンク | 医学
中国,水際対策「入国」も緩和
2022.12.11

中国、水際対策も緩和 成都など隔離5日間に短縮 新型コロナ

 新型コロナウイルスの感染拡大を徹底的に抑える「ゼロコロナ」政策を続ける中国が水際対策を一部緩和したことが11日、分かった。

 四川省成都市では入国後の隔離期間を従来の8日間から5日間に短縮。当局は影響を見極めた上で、対象を全国に拡大させる方針だ。

 中国では、日本など海外から入国する場合、当局の指定ホテルで5日間の隔離後、自宅などでさらに3日間の隔離が義務付けられてきた。しかし、成都市の空港から入国した際の自宅隔離措置は10日までに実質的に撤廃されたもようだ。隔離中に発症しなかった場合、自由に帰宅できるようになったという。

 中国メディアによると、天津市も同様に緩和された。北京市や上海市でも緩和が検討されているという情報もある。
2022.12.11 17:40 | 固定リンク | コロナ

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