岸信夫元防衛大臣「くび」
2022.12.11

岸信夫元防衛大臣・次期衆院選に出馬せず 引退の意向示す 後継は長男の信千世氏

衆院山口2区選出の前防衛大臣・岸信夫 衆院議員(63)=自民=が、次の衆院選に出馬せず、引退する意向を関係者に伝えたことが11日分かりました。

11日午後、山口県岩国市で行われた後援会の会合で、岸氏は次の衆院選には出馬せず、引退する意向を関係者に伝えたということです。

岸氏は故・安倍晋三元総理の実の弟です。
岸氏は2004年7月、参議院山口選挙区で初当選。2012年12月に衆議院にくら替えしました。2020年9月防衛大臣に就任し、ことし8月まで務めました。現在は、国家安全保障担当の総理大臣補佐官を務めています。岸氏は体調が心配されていました。

岸信夫 氏
「私も60過ぎましたので、次の世代を考えていかなければいけない。任期は去年から4年間ということですから、しっかり務めていきたい」

後継は、長男の信千世氏(31)で、会の中で「地域のために頑張りたい」と話したということです。
2022.12.11 17:19 | 固定リンク | 政治
出産支援金「50万円でも足りない」
2022.12.09

「50万円でも足りない」「出産してからが子育てのスタート」出産育児一時金引き上げで調整でも、出産控える夫婦からは不安の声 日本の出産・子育て支援の課題

政府は子育て支援策として、「出産育児一時金」を現在の42万円から50万円程度に来年度から引き上げる方向で調整に入りました。現在よりも8万円程度の増額。これで少子化対策の強化になるのでしょうか?

安産の神様などで知られる、東京・日本橋の水天宮。

来年生まれる子どもの安産祈願に来たという女性は、こんな不安を口にします。

第3子 妊娠中
「出産までのお金も結構必要なお金が増えてくるのかなって」

物価高が続く中、重くのしかかる出産や育児の費用負担。

こうした中、岸田総理が表明しているのが…

岸田総理 
「出産育児一時金の大幅増額。子ども、子育て対策としてしっかり用意していきたい」

政府関係者によりますと、現在42万円となっている出産育児一時金を、来年度から50万円程度に引き上げる方向で調整に入ったということです。

出産にかかる費用は年々増え続けていて、昨年度は全国平均で47万3315円。出産育児一時金の金額を上回る状態が続いていました。

そのため、政府はその額を引き上げることで少子化対策を強化したい狙いです。
  
ただ、出産を控えた人たちからはこんな声も…

今月末に出産予定
「50万円に引き上がっても多分足りない。結局自己負担するので、できれば全額負担だと嬉しいな」

妻が今月末出産予定
「全額負担なら(子どもを)考えようという夫婦もいると思うんですけど、8万上がったからつくろうというのは紐付かないなって」

そもそも出産費用には地域でばらつきがあり、東京などでは、50万円でも足りないと言った声が…

さらに…

第2子 妊娠中
「大学まで学費を無料にするとか、オムツとかミルクを支給してくれる方が全然ありがたい」

第3子 妊娠中
「出産ってだけじゃなくて、出産したら子育てがそこからスタートするので、そっちの方に目を向けて頂いたらいいかなっていう風に思います」

出産や子育てを経済学の視点で研究する東京大学の山口教授は、日本は先進国に比べ、子どもに対する公的な支出が少ないとした上で、こう指摘します。

東京大学 山口慎太郎教授
「何か1つの政策によって出生率があがるというのは考えられない。今回一時金を払うとか、個々の政策で簡単に解決する問題ではなくて、子育て支援を総動員して、若い世代が安心して働けるような経済環境を用意していくことが非常に大事になってくると思う。子育て支援は消えてなくなってしまうお金でなくて、次世代への投資であるわけだから、他の様々な政策に優先して実行されるべきだと考えてます」
2022.12.09 06:06 | 固定リンク | 政治
ドバイに滞在のガーシー参院議員国会欠席中
2022.12.09

「なぜ国会に来ない?」参議院がガーシー議員に質問へ

NHK党のガーシー参院議員が国会の欠席を続けているため、参議院・議院運営委員会の理事会は8日、ガーシー氏に文書で質問することを決めました。

ガーシー氏は現在アラブ首長国連邦のドバイに滞在しているとして、一度も国会に姿を見せていません。

ガーシー氏は当選後、参議院に海外渡航の届け出を提出しましたが、帰国日が記載されていないことなどから届け出は受理されていない状態が続いています。

このため与野党は8日、参議院・議院運営委員会の理事会で、今後、海外渡航の届け出に渡航先や目的、帰国日が具体的に記入できない場合は、その理由の記入を義務づけることを確認しました。

さらにガーシー氏に対しては「どのような理由で召集に応じず、その後も登院せずに本会議、委員会を欠席しているのか」と文書で質問することも決めました。
2022.12.09 06:00 | 固定リンク | 政治
宮崎知事選「東国原英夫氏」出馬
2022.12.08

東国原英夫氏の妻が演説初随行「本当に主人の息子かしらと疑うぐらいに爽やかな青年」長男も回る

 8日告示された宮崎知事選に出馬した東国原英夫氏(65)に妻春香さん(44)が初めて随行した。演説する東国原氏に寄り添うようにマスクをして、オレンジのダウンジャケットを着てサポートに回った。東国原氏とは2014年9月に結婚し、現在、英之丞くん(5)と宮崎市内で暮らしている。東国原氏から知事選出馬の意志は今年6月に聞いた。

 「結婚後、主人は東京と宮崎を行ったり来たりという生活でしたが、コロナ禍になってからは『宮崎県に迷惑はかけられん』とかたくなに宮崎には来ていません。20年から2年間は5回しか自宅に戻っていませんから」と春香さんは話し「それでも2年前ぐらいから宮崎県のことをかなり心配していて、きっと知事選に立候補するんじゃないかな、と思っていました」と振り返った。

 長男の加藤守さん(32)が側近としてついて回ることについても「とても頼りになります。主人はすぐふざけますけれど、一本芯が通っていてとても真面目です。本当に主人の息子かしらと疑うぐらいに爽やかな青年です」と話した。

 また、選挙中の東国原氏の食事では「なるべく栄養バランスが偏らないように鶏肉を中心に野菜をふんだんに使ったメニューを出して食べてもらっている。もちろんすべて宮崎県産です」と笑顔で話した。
2022.12.08 19:49 | 固定リンク | 政治
救済法案「10日に成立」
2022.12.08

【速報】救済法案が衆院を通過 このあと参議院で審議入り 10日に成立の見通し

旧統一教会などの被害者を救済する新たな法案が衆議院の本会議で可決されました。

法案には、法人などが寄付を勧誘する際、「個人の自由な意思を抑圧し、判断が困難な状況に陥らないようにすること」などを「十分に」配慮する義務が盛り込まれました。配慮義務が守られなかった場合には、行政が勧告し、法人名を公表するとしています。

また、「霊感」を使って不安をあおる寄付勧誘行為や、寄付のために借金をさせることなどを禁止しています。

法律の見直し時期は「施行後2年をめど」としていて、岸田総理も法案成立後の見直しも含め、「法律の実効性を高める努力をし続けていく」としています。

法案は与野党の賛成多数で可決され、衆議院を通過しました。参議院ではこのあと開かれる本会議で審議入りし、会期末の10日に成立する見通しです。
2022.12.08 14:51 | 固定リンク | 政治

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