中国の攻撃否定=「陸自事故」
2023.04.09


攻撃受けた可能性は? 防衛省幹部に聞く陸自ヘリ不明の理由 中国の攻撃否定

 沖縄県・宮古島周辺で陸上自衛隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故は、原因がはっきりしないことからインターネット上では外部から攻撃を受けたとの臆測が飛び交っている。その可能性について防衛省関係者に取材した。

 ヘリは、航空自衛隊宮古島分屯基地を6日午後3時46分ごろ離陸。54分ごろの無線連絡を最後に、56分ごろにレーダーから機影が消失した。陸上幕僚長は同日夜、現場海域で機材らしきものが発見されていることなどを理由に「航空事故」と表明した。

 その後、インターネット上ではヘリが中国軍の攻撃を受けて墜落したのではといった内容の書き込みが相次いだ。前日の5日に中国海軍の空母「山東」が沖縄の南で初めて確認されていたことから、関与を示唆するような書きぶりもあった。事故後に海上でヘリの一部とみられるものが見つかったことも、攻撃で破壊されたと受け止められる一因となったようだ。

 攻撃の手法として指摘されたのは、ミサイルが撃ち込まれたといった直接的なものと、機体に不具合を起こす電波を発信したという間接的なものだ。

 実際はどうなのか。

 ヘリの任務に精通した防衛省幹部によると、ミサイルで攻撃を受ければ大音量の爆発音がとどろき、機体は粉々に砕け散るという。しかし今回の事故では大きな音を聞いたという地元の証言はなく、ミサイルで破壊されれば海上に多数浮かんでいるはずの残骸も確認されていない。見つかったのは外れやすい機体の外側の部品とみられるものばかりだという。

 ミサイルを発射できる戦闘機や、ヘリに体当たりできるドローンを含め、国籍不明機の領空への接近も確認されていない。国外からミサイルが発射されたとすればレーダーで捕捉されるが、飛翔体(ひしょうたい)も探知されていない。こうしたことから、ミサイルによる攻撃を受けた可能性はないと判断されているという。

 機体に不具合を起こすような妨害電波による攻撃はなかったのか。

 同じ防衛省幹部によると、機体を対象とした電波だとしても、その影響は機体周辺の広範囲に広がり、管制塔のレーダーにもノイズが乗ったり、通信不通になったりと異常が出ることは避けられない。だが、そうした報告はなく、民間の通信機器などへの影響も今のところ確認されていない。妨害電波は航空機や艦艇だけでなく車両でも発射できるとされるが、地上から妨害する行為について「そこまでのリスクを冒すことは考えにくい」。この可能性もないと判断されている。
2023.04.09 15:50 | 固定リンク | 防衛
ルーブル急落=「ハイパーインフレ」へ
2023.04.08


ルーブル急落、22年4月以来の安値 ドル需要や輸出収入減少で 市民一斉に銀行へドル、ユーロへ交換 ルーブル「ハイパーインフレ」へ

 ロシアの通貨ルーブルが対ドルと対ユーロで2022年4月以来の安値に急落した。

 モスクワ時間午前9時半現在、対ドルでは1.1%安の82.28ルーブル。対ユーロでは1%安の90.06ルーブル。

 市場関係者によると、西側企業の事業売却に伴うドル需要や3月の原油価格下落による輸出収入の減少などが背景。

 ロイターの算出によると、ルーブルの年初来下落率はエジプトポンド、アルゼンチンペソに次いで世界で3番目の大きさとなっている。

 ただトレーダーは、今月の原油価格上昇が今後ルーブルの支援材料になると指摘した。

 ロシアのシルアノフ財務相は6日、ルーブル安に関する国営テレビの質問に「ロシア産エネルギー価格は上昇しており、さらなる外貨流入を示唆している」とし「これはルーブル相場の上昇傾向につながる」と述べた。
2023.04.08 15:56 | 固定リンク | 経済
西川史子脳梗塞から復帰
2023.04.08

西川史子脳内出血から2年半 肌つやピカピカも使用する杖が映り込む 52歳の誕生日迎え今年初めてインスタ更新

 タレントで医師の西川史子が6日にインスタグラムを今年初めて更新。5日に52歳の誕生日を迎え、お祝いしてもらったことを報告した。

 「昨日誕生日でした。先輩や友達に祝ってもらって、幸せです まだまだリハビリは続きますが、ゆっくり ゆったりと。誕生日だからと髪まで切って新しい一年頑張ります。」というコメントとともに、花束を手にした自身の写真をアップ。肌も美しく、ショートになった髪もつややかで、元気そうだが、据わった椅子の横には杖が置かれていた。

 西川は2021年8月に、自宅リビングで倒れ、緊急搬送された。右脳内出血と診断され、5時間に及ぶ緊急手術を受け、同12月に退院し、医師の仕事にも復帰。昨年12月には聖マリアンナ医科大大学院リハビリテーション科に合格したことを明かしている。
2023.04.08 13:52 | 固定リンク | エンタメ
GPT-4のリスク「そのリスクの正体とは?」
2023.04.07


人類に残される労働は3つだけ Chat GPTが教える「残る仕事・消える仕事」 1,700人超の専門家らが指摘する、そのリスクの正体とは?

自分の仕事が奪われるのではないかと。その問いについては、残念ながら半分は事実です。それは、予想通りになるのが半分、予想外の結果になるのが半分という意味です。

Appleの「Siri」やAmazonの「Alexa」が登場した時くらいに思っている人がいるかもしれませんが、Chat GPTの影響力はそれらを上回り、また継続的に性能改善されていくと見ています。さらには類似サービスも多数出てくることが予想されるため、産業としては形を変えながらグロース(成長)していくと考える方が自然です。

GPT-4をめぐり、「社会と人類に深刻なリスクをもたらす」として、専門家らが開発の「一時停止」を求める公開書簡の署名者は、すでに1,700人以上に広がっている。

署名者には、開発元のオープンAI共同創設者、イーロン・マスク氏や、「ディープラーニングのゴッドファーザー」、ヨシュア・ベンジオ氏らも名を連ねる。

なぜ今になって、GPT-4が「社会と人類へのリスク」になるのか。

その中で指摘されているリスクの1つが、フェイクニュース(偽情報)の拡散だ。

犯罪者はおおむね、新たなテクノロジーをただちに悪用する。その例にもれず、チャットGPTの公開からわずか数週間後には、犯罪への具体的な悪用方法が観測され、実践例の第1号となった。

欧州刑事警察機構(ユーロポール)は3月28日、チャットGPTの犯罪への影響をまとめた報告書の中で、なりすましやマルウェアの作成などの事例を挙げながら、そう指摘した。
2023.04.07 16:49 | 固定リンク | AI
陸自ヘリ事故「5年前も同様の事故」が!
2023.04.07


陸自ヘリ事故 3月下旬の機体点検で異常確認されず 防衛相「救助に全力」 「5年前も同様の事故」が

 陸上自衛隊幹部ら10人が搭乗していたUH60JA多用途ヘリコプター1機が、沖縄県の宮古島周辺で行方不明になった事故で、現場近くから見付かっていた救命ボートが、飛行前に事故機に搭載したものだったことが7日、陸自への取材で分かった。救命ボートの製造番号を照合し、判明したという。3月下旬に実施した機体の点検で、異常が確認されていなかったことも新たに分かった。

 陸自によると、6日午後3時56分ごろ、陸自第8師団第8飛行隊(熊本県・高遊原分屯地)所属の事故機が、宮古島周辺の地形偵察のため飛行中、航空自衛隊のレーダーから機影が消えた。

 陸自が調査を進めた結果、消息が分からなくなる約2分前、下地島空港の管制と無線で交信していたことも判明した。内容は不明。

 陸自は、使用する航空機が50時間飛行する度に「特別点検」を実施しており、事故機は3月20~28日までの間に点検され、その後も約1時間の確認飛行などをしたが、異常はなかったという。

 浜田靖一防衛相は7日午前、国会で事故について報告し、「救助などの対応に全力を挙げ、情報収集を徹底することなどについて指示した」と説明。「事故を重く受け止め、自衛隊航空機の運航に当たっては、安全管理に万全を期していく」と述べた。

■2018/5/28に同様の事故が発生。
2018/5/28事故例「メインローターヘッド」「同ボルト」破損

 その際、佐賀ヘリ墜落、羽根つなぐ部品のボルト破断とある。

 その事故は、佐賀県神埼市の民家に陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、陸自は28日、4枚の羽根をつなぐ部品「メインローターヘッド」のボルトが破断していたとする中間調査結果を発表した。操縦士や整備員のミスは「確認されていない」とした。

 陸自によると、メインローターヘッドの主要部分の鋼板を束ねるボルト(直径約7センチ、長さ約6センチメートル)が上下に割れ、約6ミリメートルの緩みができていた。この影響でヘッドの主要部分も破断し、羽根2枚が空中で分離した。

 一方、フライトレコーダーの解析などの結果、不自然な操縦が行われた形跡はなかった。ヘッドは飛行直前に交換されていたが、ボルト部の検査は必要とされておらず、整備上の問題も確認できなかった。陸自は同機をライセンス生産するSUBARU(スバル)を通じ、開発した米ボーイング社に製造状況や材質などを確認している。

 事故は2月5日に発生。神埼市の民家に陸自目達原駐屯地のAH64Dが墜落し、住宅2棟などが焼け、民家にいた小学5年の女児が軽傷を負った。搭乗していた隊員2人は死亡した。

 調査結果を伝えるため28日に佐賀県を訪れた防衛省の大野敬太郎政務官は、計画している佐賀空港(佐賀市)への輸送機オスプレイの配備について、「事故の究極的な原因は究明できておらず、県とやりとりする段階に今はない」と述べた。 
2023.04.07 11:51 | 固定リンク | 防衛

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