板橋区の雑貨店に「4人組強盗」
2023.02.21

強盗事件が起きた現場付近を調べる捜査員ら(21日午後5時1分、東京都板橋区で)

東京・板橋の事務所に4人組押し入り、現金900万円奪い逃走…20代女性搬送 フィリピン犯罪グループの一味か

 21日午後2時半頃、東京都板橋区熊野町のマンション1階の会社事務所に目出し帽を被った4人組の男が押し入り、20歳代の女性従業員に催涙スプレーのようなものを吹きかけ、事務所内から現金約900万円を奪って逃走した。女性は病院に搬送されたが…

 警視庁によりますと犯行グループは車に乗って事務所近くまで来ていて、事務所では女性が1人で作業していたということです。女性がかけられた液体が何かは分かっていませんが、顔にケガをして搬送されました。

 液体が使われたため、化学物質などを扱う特別な防護服を着た消防隊員が、現場で対処しています。
2023.02.21 19:34 | 固定リンク | 事件/事故
ロシア軍32万人犠牲に!
2023.02.21

ウクライナ侵攻から1年、バフムートの攻防が激化 ロシア軍32万の犠牲払いつつ前進 撤退は処刑

ロシア軍によるウクライナ侵攻から2月24日で1年となる。この節目に合わせるような形で、ロシア軍の「大規模攻勢」が始まったとの情報が相次いでいる。欧米はウクライナを支援するため、戦車の供与を決めたが、部隊として実戦に投入されるにはまだ時間がかかりそうだ。戦況はどうなるのか――。

「私はロシア軍が再びキーウを狙うことを疑わない」

ウクライナ軍トップ、ザルージニー総司令官(大将)が昨年末、「エコノミスト」誌にこう述べた。ザルージニー大将はその指導力でウクライナ国民の尊敬を集めている。それだけに、この発言は国民から重く受け止められている。

彼が危惧するように、ロシア軍は本当にキーウ再侵攻を狙っているのか。ウクライナ・プラウダ紙(2月5日)が、レズニコフ・ウクライナ国防相へのインタビューで尋ねたところ、彼は歴史をひもときながら1年前の侵攻劇を振り返った。

「首都征服は、戦争における目的であり、シンボルです。モスクワ征服をナポレオンが狙い、ベルリン陥落が第2次世界大戦を終わらせたように」

現在続く戦争おいてはどうか。国防相はこう述べる。

「ウクライナ征服のため、キーウ侵攻をしようというロシア人の夢は実現しない。彼らは人口4万人の東部のバフムート市だって5カ月も戦って陥落できていない。キーウの人口は400万。市街戦をやろうとしても、非常に多くの市民の抵抗にあうでしょう」

総司令官の言葉については、「(軍人として)意識的に最悪のシナリオを語り、侵攻に備え、抑止しようということだった」という。

隣国ベラルーシでのロシア軍の配置がすべてを物語っている。1年前はロシア兵3万人がいた。そこから南へ侵攻、首都方面を襲った。

レズニコフ国防相によると、今はその4割の1万2千人しかいない。

兵員の輸送ヘリコプターも1年前の10分の1だ。ロシアは、ウクライナ軍の注意をここにひきつけ、兵力分散を狙っている。

「全方面からロシアが再侵攻してくる、との見方が国内で根強いが……」とのウクライナ・プラウダの質問に、国防相は「ロシアの戦略は変化した」と、次のように答えた。

「(1年前は)ロシアは戦力を分散させ、一気にウクライナすべてを占領しようとし、失敗した。多くのエリート部隊を失った。そこで、新しい戦略を採用。それは、兵力を集中し、『10メートルずつ』、徐々に陣地を奪い、(ウクライナの兵力を)押し出すというものだ」

ロシアが兵力を集中し、大攻勢のありうる場所として、「ウクライナの東部と南部」をあげる。南部戦線については次のように説明した。

「ウクライナ軍が奪還したヘルソン州西部への、ロシア軍の再侵攻は至難のわざだ。(州西部と、ロシアが占領中の同州東部をへだてる)ドニプロ川を渡らないといけない。だが、橋はロシアが焼き落とした。舟で渡る彼らを、わが軍は砲撃して沈めるだろう」

危険があるのは、ヘルソン州の東隣、ザポリージャ州だという。

「(ロシアが支配する州南部の)陸上から攻撃してくる可能性がある。(ロシアが占領中の東部ドンバス地方とクリミア半島とをつなぐ)回廊を拡大するのがロシアの夢だからだ」

目下、最大の焦点は、東部戦線だ。「ロシアの大攻勢が始まった」との指摘がウクライナ国内外から出ている。

アメリカのロシア専門家コフマン氏は、ロシアの軍事的な主要目標について、「それは東部ドンバス地方だ」とし、攻勢を強めているとツイートした(2月6日)。

ドンバスでの最大の激戦地、バフムートをめぐり、イギリス国防省は、「ロシアの傭兵集団ワグネルが2、3キロ前進した」とツイートした(2月10日)。

バフムートを包囲しようと、ロシアは、その北、東、南の3方面で前進を見せる。

バフムート攻撃のロシアの主力は、囚人を含む傭兵集団ワグネルだった。今、ドンバスで、正規軍が大幅に増強されつつある。

ウクライナメディアによると、ロシア陸軍はエリートの落下傘部隊の半数をバフムート北方約50キロの地点に投入。攻勢をかけようとしている。

「バフムートの周辺で、ロシアの大規模侵攻がすでに始まった」。元ウクライナ軍人の軍事専門家ジュダーノフ氏は欧米系のロシア語テレビ局「Current Time TV」(ボイス・オブ・アメリカとラジオ・フリー・ヨーロッパが設立)に、そう語った。

装甲車両との連携がない中、歩兵が進軍する「肉弾戦」の様相を呈しているという。

そのため、犠牲者が急増。バフムートをはじめ、各戦線で毎日800人以上のロシア将兵が亡くなっている。イギリス国防省は次のようにツイートした(2月12日)。

「ウクライナ軍参謀本部によると、この2週間、ロシアは侵攻開始の第1週以降で最大の犠牲を出した。このデータの傾向はおそらく正確で、直近の7日間では一日平均824人が死亡。これは昨年6月、7月の4倍以上だ。理由は、きちんと訓練された兵員や連携、(兵器・兵站などの)リソースが欠けていることだ。バフムートなどの状況がそれに輪をかけている」

ジュダーノフ氏はロシア部隊がそれでもバフムート方面で前進している一因に「ウクライナ軍の迫撃砲と、その弾の不足」をあげる。イギリス国防省も「ウクライナ軍は高い損耗率が続いている」と述べる。

防衛に苦戦するウクライナの「ゲームチェンジャー」となりうるのは、欧米製の戦車や戦闘機だ。

西側の戦車は、3月末~4月にウクライナに供与される予定とされている。イギリスが「チャレンジャー2」を14両、ドイツ製の「レオパルド2」をドイツなど数か国が約80両送ることになっている。アメリカも「エイブラムス」31両を送る計画だが、時期はずっと後になる。

戦車は装甲が厚く、攻撃の際は、射撃目標にほぼ百発百中。しかも一般の乗用車並みの速さで移動できる。ロシアの防御陣地を突破するうえでの「決戦兵器」だ。

西側の戦車は性能でロシア製を上回る面もあるようだ。アメリカのフォーブス誌(2月10日)は、ドンバスで、英国製「チャレンジャー2」とロシア最強の戦車「T90」との直接対決がおこるかもしれないと予測。敵の発見能力など、前者の優位性を指摘した。

ところが、西側の高性能の戦車の実戦投入が遅くなりかねない情勢だ。ウクライナ兵の訓練の難しさについて、レズニコフ国防相は次のように述べる。

「訓練のための最初の戦車部隊をポーランドに派遣している。戦車兵がシステムをマスターし、整備兵が修理を理解すれば完了する。しかし、訓練は一台の戦車や戦車部隊で完結しない。中隊や大隊の規模で作戦する場合、(歩兵、砲兵などとの)連携が必要になる。(その訓練は)数カ月かかる」

ウクライナは「西側の戦車は300台必要」と、さらなる支援を求めてきた。ところが、ここにきて、英国、ドイツなどを除く欧州の戦車供与国の動きが鈍り、3月末に間に合うかは微妙だ。

レズニコフ国防相は「300台の中には、ポーランドなどからのソ連製戦車も含めカウントしている」とウクライナ国民向けには説明している。

戦闘機も先行き不透明だ。ウクライナの軍関係者は「パイロットの訓練に1年はかかる」と述べる。かりにアメリカ製のF16戦闘機などが供与された場合でも、今年は戦力になりそうもない。

「32万人のロシア兵がウクライナの戦場にいる」。ウクライナ政府はこう見積もる。アメリカの専門家コフマン氏は「25万人あまりだろう」とみる。これでも1年前より数万~10万人多いが、さらなる増派が懸念されている。ニューヨーク・タイムズ紙(2月1日)は次のように伝えた。

「ロシアでは15万~25万人の兵力が、予備役か訓練中、あるいは国内の基地にすでに配置されている。彼らをいつでも派兵できる状態だ。NATO(北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長も『彼らは、さらなる戦争を準備し、そのため、20万人以上の兵士を動員しようとしている』と述べた」

これからの数カ月、ウクライナはロシアの大攻勢を持ちこたえられるのか。西側はさらなる支援に本腰を入れられるか。戦争は決定的な段階を迎えている。
2023.02.21 19:07 | 固定リンク | 戦争
バイデン氏、キーウ電撃訪問でロシア苦境・窮地に
2023.02.21


バイデン大統領のキーウ電撃訪問 国境から列車でキーウ訪問。ロシア側は憤慨「屈辱だ」国内ではワグネルが反旗、ナワリヌイ氏がプーチンを非難、ロシアは侵攻で「どん底」、対立激化

 クレムリンの連中は、バイデン大統領がウクライナの首都をサプライズ訪問したことに憤慨している。ロシアの国営テレビの司会者は、バイデン氏のキエフ訪問を「ロシアの屈辱を示すもの」と言った。

 露軍上層部は露軍の影響力低下を避ける思惑から、現在はワグネルに「手柄」を与えない方針に転じているとされる。

 実際、プリゴジン氏は最近、「囚人の勧誘を停止した」と表明。これについて米シンクタンク「戦争研究所」は、露軍上層部が囚人の勧誘を認めなくなったためだと分析している。

■バイデン氏、米国の決意内外に示す 国境から列車でキーウ訪問

 ロシアのウクライナ侵攻から1年となるのを前に、バイデン米大統領が戦時下の首都キーウ(キエフ)を電撃訪問したのは、米国がウクライナを支援し続ける決意を内外に示すためだ。

 20日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、バイデン氏はポーランド国境から列車で約10時間かけてキーウ入りした。

 バイデン氏は18日夜にジル夫人と外食。19日未明、ひそかにワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地から大統領専用機で離陸した。ホワイトハウスは19日、バイデン氏が20日夜にポーランドに向けて出発する予定を確認していた。

 CNNテレビによると、バイデン氏のウクライナ訪問は政権内部で数カ月にわたり検討されてきた。最終決断は17日に下されたという。米政府高官は20日、記者団に「ロシア側に事前通告をした」と明らかにした。ロシア側の反応には言及しなかった。

 ロシアがウクライナに侵攻した後、ドイツやフランスなど欧州の指導者はキーウに足を運び、ゼレンスキー大統領と会談、戦禍の街を視察してきた。一方、バイデン氏はこれまで、安全保障上の理由やロシアへの挑発を避けるため訪問を控えていた。

 ただ、米国内で野党共和党がウクライナ支援に慎重姿勢を見せているほか、戦争終結の和平交渉の見通しは立っていない。一部で「ウクライナ疲れ」も顕著になっており、バイデン政権は対応を迫られていた。

 バイデン氏はキーウで行ったゼレンスキー氏との共同記者会見で「米国のウクライナ支援について、いかなる疑いも持たれないことが重要だ」と強調。その上で「国家の独立、主権、領土保全への揺るぎない支持を示すためにここにいる」と主張した。

 米大統領の戦時下の国への極秘訪問は、最近では2003年のブッシュ(子)大統領のイラク訪問、10年のオバマ大統領によるアフガニスタン訪問などがある。ただ、ウクライナとは異なり、イラクとアフガンには当時、米軍が駐留していた。
2023.02.21 12:15 | 固定リンク | 戦争
バイデン大統領キーウ電撃訪問
2023.02.20


米・バイデン大統領がウクライナを電撃訪問 ゼレンスキー大統領と会談 「アメリカの揺るぎない支持を示す」「我が国にとって歴史的な瞬間」

 バイデン大統領がウクライナのキーウを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。

 バイデン大統領は現地20日、午前8時にキーウに到着し、マリインスキー宮殿でゼレンスキー大統領夫妻の出迎えを受けました。

 バイデン大統領はゼレンスキー大統領との会談で、「ウクライナの独立と主権、領土の一体性に関するアメリカの揺るぎない支持を示すためにここにいる」と述べました。ゼレンスキー大統領は、バイデン大統領の訪問を「我が国にとって歴史的な瞬間だと思う」と述べ、感謝を伝えました。

 バイデン大統領は会談で、軍事支援を含むウクライナへの5億ドルの追加の支援を伝えました。ゼレンスキー大統領は長距離兵器やこれまで供与されたことのない兵器についても話し合ったとしています。
2023.02.20 20:44 | 固定リンク | 戦争
【にせ日本企業】中国ロシアでぼろ儲け!
2023.02.20


【速報】中国・ロシアに偽日本企業「ヤマグチ」社 マッサージチェアでぼろ儲け 中国企業、嘘の塗り重ね

 ロシアのウクライナ侵攻で、西側諸国の企業が事業停止・撤退を余儀なくされる中、急成長する謎の健康機器メーカーがある。「ヤマグチ・エレクトロニクス・ソリューションズ」。同社が「日本の業界トップ」とうたうマッサージチェアは、大型商業施設や空港にデモ機が置かれる。かつてモスクワ便の機内誌にも広告が出されていて、駐在員や出張者にも知られている。

社印は中国簡体字

 同社は、日本に存在しない。展開エリアは旧ソ連圏に限られるが、一般市民をはじめ、日本通のロシア人までもが「日本企業」と固く信じて疑わないほど、立派なマーケティングを繰り広げている。かつて中国市場でよく見られ、ロシアにもたびたび登場する「偽日本企業」(日本人駐在員)であることは公然の秘密だが、需要を一気に吸い上げて成功を収める事例は珍しい。

ロシアの家具見本市でヤマグチ社のマッサージチェアを試す人々=2022年11月21日、モスクワ(EPA時事)

 公式サイトによると、ヤマグチ社は1976年創業。94年から「コバヤシ」という姓の人物が社長で、公開されている証書には「山口電子科技(電は中国の簡体字)」と社印がある。
 「中国工場が四つあり、うち一つでは日本の電機大手から製造を請け負っている」と信頼性を強調。本社従業員は360人で、住所は「山口県長門市三隅上」とされているが、この住所の近辺に海外展開するメーカーなどはなさそうだ。

ロシア語で「私は強い」

 日本の商社関係者によると、ヤマグチ社のマッサージチェアは10年ほど前からロシア市場で目に付くようになり、最近では芸能人を広告に起用。ロシア語の「ヤー・マグーチー(私は強い)」を連想させて語呂がよく、健康機器メーカーとして不動の地位を確立した。

ヤマグチ社の公式サイトとマッサージチェア

 ただ、ソ連時代ならともかく、日ロ間を行き来できる現在、怪しさに気づくロシア人はいないのだろうか。商社関係者は「お客様センターなどに問い合わせがあった場合、日本企業だとしてあらゆる主張ができるよう、マニュアルも用意しているのだろう」と推測する。

 ヤマグチ社はマッサージチェアに限らず、フィットネス器具も手掛け、販売拠点は「最西端カリーニングラードから極東ウラジオストクまで60都市に220以上」(公式サイト)もある。

 具体的に日本の商標侵害はなさそうだが、問題はある。ファーストクラスの座席のような洗練された形状の最上位モデルで、価格は270万ルーブル(約500万円)。廉価版でも日本円で50万~100万円はする。これを富裕層が「日本ブランド」として喜んで買っていくのだから、ロシア人をだましていることになる。

コロナ禍で「化け物」に

 ヤマグチ社については数年前、ウクライナの小売店がサイト上で「ロシアで生まれたブランド」だとして注意喚起した。ROTAI(上海栄泰健康科技)製品と写真を比較して同一であると主張し、値段は約3倍につり上げられていると告発している。

 ウクライナ侵攻が始まるまで、日本企業は信頼と技術力を武器に、自動車から医療機器まで主に高価格帯の製品をロシア市場で展開してきた。一方、健康機器の潜在的なニーズに気づく日本人は少なかったようだ。ロシアは一年間の半分が寒冷期であり、インドア生活の需要は大きい。

 商社関係者は「日本企業のマッサージチェアを小規模に売る動きもあったが、新型コロナウイルス流行でストップしてしまった」と話す。

 コロナ禍でロシア政府は厳しい外出制限を敷き、スポーツクラブも休業・閉鎖を余儀なくされた。その穴埋めとして、富裕層が自転車型トレーニングマシンなどのフィットネス器具を買い求めた側面がありそうだ。「巣ごもり需要」がヤマグチ社を「化け物」に変えたとも言える。
2023.02.20 09:23 | 固定リンク | 速報

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