殺人事件なら時効はない!!
2023.07.28
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木原誠二氏とは、元財務官僚であり、自由民主党所属の衆議院議員(5期)、内閣官房副長官、内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策及び核軍縮・不拡散問題担当)です。

木原誠二氏問題、文春報道めぐり元警視庁捜査員が会見「遺書など自殺の証拠はない」「捜査の終わり方が異常」「殺人事件なら時効はない」

岸田文雄首相の側近、木原誠二官房副長官を連続追及している週刊文春が28日午後1時から、東京・紀尾井町の文藝春秋本社で記者会見を開いた。最新号の衝撃記事「木原事件 妻の取調官 実名告発18時間」に登場した警視庁捜査一課の元捜査員、佐藤誠氏が報道各社の取材に応じた。2006年に都内で遺体で発見された男性をめぐり、警視庁は18年、事件性を疑って再捜査を始め、佐藤氏はかつて男性と夫婦関係にあった木原氏の妻の事情聴取を行っていた。

「警察庁の(露木康浩)長官の『事件性が認められない』という発言にカチンと来た。被害者がかわいそうだ。火に油をそそぐものだ。正義感というより、頭にきた。私は取調官であり、証拠と供述が集中していた。自殺を示すような証拠はなかった。断言します。事件です。どうせ話すなら、すべてを話すしかないと思った」

■「伝説の取調官」と呼ばれた佐藤氏は会見の冒頭、こう話した。

質疑応答に移ると、佐藤氏は事件について、「あれは女性ではできない。無理ですね。殺し屋じゃないんだから」と話した。一方で「(捜査の)終わり方が異常だった。いままで100件近く殺しの捜査をやっていますが、こんな終わり方はなかった」と述べた。

「遺書など自殺の証拠はないので遺族は納得するわけがない。もうちょっと被害者のことを考えてもらいたい」とも話した。

木原氏の妻が捜査対象でなければ捜査の方向は違っていたのかと聞かれ、「臨時国会が始まると(木原氏が)子供の面倒がみられないという問題があった。任意同行も初めは断られたが、スムーズにいったのは自民党幹事長の二階(俊博)さん(当時)が『警察の捜査に協力しなさい』と言っていたと幹部から聞いた。けじめ、筋を通してくれたという感覚で、当時は相当感謝した」と振り返った。

週刊文春の最新号では、木原氏と妻が乗ったタクシーのドライブレコーダーの映像に、木原氏が捜査への介入を疑わせる発言が残っていたとも報じられた。

佐藤氏は「(木原氏の)『俺が手を回したから』という発言も、もしかしたら励ましているだけかもしれない。ハッタリかもしれない」との見方を示した。

一方で、「(国会議員の関係者のため、捜査が)実質やりにくかったのは確か。木原さんがいると勝手にできない。そこで苦労したんじゃないですかね」とした。

佐藤氏は捜査が打ち切りになった経緯について、「殺人事件なら時効はない。自殺か捕まえるかどっちかしかない。灰色だったら終わらない。実際の約束は『国会が終わったら再開するぞ』というものだったが、自然消滅したみたいで始まる様子もなかった」と強調した。

被害者遺族の記者会見も見たといい、「かわいそうですよね。一番に考えなければいけないのは遺族、(警察庁長官は)なんでそこまで遺族の気持ちを逆なでるの」と感想を語った。

佐藤氏は週刊文春で、実行犯と考えている別の人物の存在を示唆している。その経緯について聞かれると、「消去法的に出てきたもので、あくまでも個人の考えだ」「(警察内部でも)広まっていない。私の心の中だけですから」と述べた。

週刊文春の記事について、木原氏側は、代理人弁護士を通じて「週刊文春の私と私の家族に関連した記事は事実無根」とするコメントを出したほか、報道で人権侵害が起こる可能性があるとして、週刊文春の発行元である文藝春秋を相手に、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てている。

■木原誠二氏「文藝春秋社を刑事告訴」

木原誠二氏問題についてですね。木原誠二氏は、岸田文雄首相の最側近とされる官房副長官で、週刊文春に掲載された記事を巡り、文藝春秋社を刑事告訴することがわかりました1。この記事については、木原氏自身も「事実無根のもの」「捏造されたであろう風説」として、記事の削除を求めています1。また、木原氏の妻の代理人弁護士は、週刊文春の報道で人権侵害があったとして、人権救済申し立てを行っています

新聞社 各位 テレビ局 各位〉にあてた通知書によれば、対象となるのは、7月5日(水)12時に「週刊文春 電子版」配信及び、7月6日(木)発売の「週刊文春」に8ページにわたって掲載される記事「岸田最側近 木原副長官 俺がいないと妻がすぐ連行される 衝撃音声」。

同通知書は、〈週刊文春の記事は、事実無根のもの〉〈捏造されたであろう風説〉とし、〈マスコミ史上稀にみる深刻な人権侵害〉と批判し、即刻記事を削除するよう求めている。

週刊文春編集部は「政権中枢にある政治家のこうした対応に驚いております」

〈事実無根の内容であるばかりでなく、私と私の家族に対する想像を絶する著しい人権侵害〉、〈文藝春秋社に対し刑事告訴を含め厳正に対応いたします〉とした上で、〈週刊文春の取材姿勢に対し、あらためて強く強く抗議をいたしたく思います〉と結んでいる。

代理人弁護士も、〈速やかに文藝春秋社及び記事掲載にかかる関与者について刑事告訴を行い、法治国家における、このような取材及び報道のあり方の公正さ、社会的相当性について公に問うとともに、法務省の人権擁護機関に対しても救済を求めることとなります〉としている。

「週刊文春」編集部は「本件記事は、ご遺族、警視庁が事情聴取した重要参考人、捜査関係者などにじゅうぶん取材を尽くした上で、記事にしており、削除に応じることはできません。木原氏は、婚外子を巡る取材に虚偽の回答を小誌に寄せた後、それが明るみに出ると、取材を拒否。そして、本件記事では個別の事実確認に対して一切応じることなく、一括して『事実無根』として刑事告訴されるとのことです。政権中枢にある政治家のこうした対応に驚いております」としている。

岸田文雄首相の最側近とされる木原誠二官房副長官(53)が、「週刊文春」を発行する(株)文藝春秋を刑事告訴することがわかった。7月5日、木原氏の代理人弁護士が司法記者クラブに「御通知(至急)」と題したA4判で3枚にわたる文書を送付し、明らかにした。

■「胎児認知しとけばよかった」

木原誠二官房副長官の"隠し子"巡る説明に虚偽の疑い 愛人の告白音声入手

岸田政権の中枢を担う木原誠二官房副長官(53)。6月15日発売の「週刊文春」では、木原氏が、妻子とは別の40代女性のA子さん、その娘のB子ちゃんと一緒に、今年3月、ディズニーランドで仲睦まじく過ごす様子を写真と共に報じた。木原氏はA子さんとの愛人関係や、B子ちゃんとの血縁関係を否定。あくまでも友人の1人であり、「(自宅訪問やディズニーデートは)都度妻の了承を得てのことであって、なんら不適切なことはありません」などと答えていた。

A子さんと知人との間で交された会話の音声を入手

「文春が発売された15日は、ちょうど解散するかどうかの最終局面でした。結局、15日夕刻に岸田首相が解散は考えていないと言明するに至りましたが、この決断も最後は岸田首相と木原氏が相談して決めたと言われています」

そんな政権中枢の重要人物にまつわる愛人・隠し子疑惑。「週刊文春」取材班は今回、新たにA子さんと彼女の知人との間で交された会話の音声を入手した。この知人はA子さんから木原氏との関係を打ち明けられ、A子さんは時折「木原さん」と名前を出して、率直に心境を語っている。そこには、木原氏のこれまでの説明と矛盾する証言が含まれていた。

■妊娠中に認知を拒否されたと語るA子さん

たとえば、この知人が「なぜ(木原氏は子どもを)認知しないのですか?」と聞くと、

「まあ、自分の出世の為なんじゃないですか。でもよく考えると私(=A子)が全部正しかったって今頃になって(木原氏は)言ってますけどね。例えば出生認知も胎児認知っていうのがあるんですよね。お腹にいる間に認知すると戸籍に載らないんですよ(編集部注・実際は記載される)。胎児認知をとりあえずしてって、そこからまず始まってて、それを(木原氏は)拒否して。それも後から胎児認知しとけばよかったっていう話だし。絶対いつかこうなる……バレるから、早く離婚1回して(B子を)籍に入れておいた方がいいよって言ってたんですよ」

妊娠中に認知を拒否されたと語るA子さん。知人が「別の彼氏候補もいたんじゃないですか? 身を引けば良かったじゃないですか」と言うと、A子さんは自虐的にこう語る。

「でもその時私、結婚っていうのはそんなに考えてなくて。子どもができて『あー、やっぱ最初に籍入れておけばよかった』って。なんか『1回籍入れよう』ってなった時があったんですよ。私、変なところで真面目で『ちゃんと(本妻となる女性と)きっちりお別れしてから入れましょう』みたいなことを言っちゃったんです」

木原氏の代理人弁護士は「事実ではありません」と回答

さらにA子さんは、木原氏との切実な対話を明かした。

「私もさっき言ったんですよ。『往生際悪いね。もうさあ、認めればいいじゃん』って言った。そこまでは嘘をつき通したけど、(今後も報道が)出るんだったらさ、『認めて(議員を)辞めたら』って」

 木原氏に書面で尋ねると、代理人弁護士は書面でこう回答した。

「(A子さんに入籍や認知を求められたことは)事実ではありません」

A子さんの代理人弁護士からも書面が届いた。そこには「木原氏は娘の父親ではありません。木原氏に入籍や認知を求めた事実もありません」などと記されていた。

ただ、前述の音声は、木原氏のこれまでの説明と明らかに矛盾している。木原氏が岸田首相に事実と異なる説明をしていた疑いが浮上したことで、官邸内でも木原氏に対して対応を求める声が出ている。

6月21日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」ではA子さんの告白音声を聞くことができる。また22日(木)発売の「週刊文春」ではA子さんの告白音声の全貌、直撃した際の木原氏との一問一答、木原氏の実母が周囲に洩らしていた言葉などを含め、4ページにわたって詳しく報じている。

岸田文雄首相の最側近として政権を支える木原誠二内閣官房副長官(53)が、愛人A子さんとの間に婚外子をもうけていたと「週刊文春」が報じていた問題。A子さんの認知を求める音声の存在を「週刊文春 電子版」が報じた直後、A子さんの代理人弁護士が、司法記者クラブに、A子さんの娘は、認知は受けていないが、木原氏との間に生まれたことを認める文書を送った。ただ、これまで木原氏は、A子さんに金銭を提供していないと説明してきたが、A子さんが娘は木原氏との婚外子であると認めたことにより、シングルマザーへの養育費問題に関する岸田政権の方針に反している疑いが浮上した。

■木原氏の娘であることを認めるA子さんが文書

木原氏の「愛人・隠し子疑惑」を巡っては再三報じられてきたが、木原氏はA子さんとの愛人関係、及びその娘であるB子ちゃんとの血縁関係を頑なに否定してきた。

ところが6月21日の午後にA子さんが代理人弁護士を通して、司法記者クラブなどに送った文書によって、その主張が覆された。

文書は、週刊文春の「愛人・隠し子報道」へのA子さんの抗議と本件を他メディアは報じないよう要求するものだったが、そこには、
〈娘が生まれた当初、木原さんとはよくよく話をしました。木原さんは、双方のお子さんを幸せにするにはどうしたらよいかと悩みつつも、娘のために認知しようと言ってくれました〉

と記されていた。

木原氏の現在の妻とA子さんは、2014年に相次いで妊娠。木原氏は、数カ月妊娠発覚の早かった妻と入籍した。〈双方のお子さん〉を幸せにするため、木原氏は、B子ちゃんの認知を持ちかけたというのだ。

悩み苦しみ、心が揺れ動いたと綴るA子さん。だが、こう結論を出した。

〈誰を父親とするのかは、娘が成長した後に、娘自身に決めてもらうことにしましょうと、木原さんに告げました。私は、以後、木原さんには、娘の父親としての実質的な関わりだけを求めることとし、ひたすら子育てに専念しようと決意しました〉

A子さんは文書の中で、B子ちゃんの父親が木原氏であることを明確に認め、さらに、認知しようという木原氏の申し出を断ったと説明したのだ。

岸田政権の方針と真っ向から反する木原氏の対応

先週号までの小誌取材に対し、木原氏はA子さんへの金銭援助について「出してないです。そんなものは。私にそんな能力はありません」と答えてきた。再度文書で質問しても、「金銭贈与等した事実はありません」と完全否定してきた。A子さんも先の文書で〈あたかも木原さんに養われていたような記事となっていますが、私は自分の力で所得を得て、また、両親や友人たちからの借入れなど助けも得ながら、生活をしてまいりました〉と、木原氏からの金銭面の支援を否定している。

こうした木原氏の説明が事実とすれば、木原氏はA子さんとの間に婚外子をもうけながら、養育費を支払っていないことになる。これは現在、社会問題となっているシングルマザーなどひとり親家庭に対する経済的支援を巡る岸田政権の方針に真っ向から反するものだ。

たとえば、今年3月17日の記者会見で岸田首相は、

「先日、こんな話を1人の若い女性から伺いました。結婚して子供も持ちたいが、将来、離婚することもあり得る、そのとき1人で子供を育てていけるだろうか、養育費はちゃんともらえるだろうか、そんなことを考えると、結婚に踏み切れない。まさに時代も若い方々の意識も、大きく変化していることを実感するお話でした。内閣総理大臣として、時代の変化、若い方々の意識の変化を的確に捉えつつ、時間との闘いとなっている少子化問題に、先頭に立って、全力で取り組んでまいります」
2023.07.28 20:58 | 固定リンク | 事件/事故

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