「ウクライナ大統領発言と大本営発表」同一レベル?
2023.01.26


鈴木宗男氏 森喜朗元首相に同調「私も国力から見てロシアが負けることはないと考える」「ウクライナ大統領発言と大本営発表」同一レベル?

ロシア通で知られる日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)が26日、自身のブログを更新した。

 ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから1年が経過しようとしている。鈴木氏はこのたび、ドイツと米国がウクライナに戦車を供与することを発表したことに触れ、「欧米がこうした武器を供与することにより、一つ間違いなく言えることは、戦争が長引き、犠牲者が増えることである。その犠牲者は、子供、女性、お年寄りが一番被害に遭うのである」とつづった。

 25日には森喜朗元首相が「日印協会」の会合に出席し、「こんなにウクライナに力を入れてしまって良いのか。ロシアが負けることは、まず考えられない」と日本政府の対応を疑問視。このことを受け、鈴木氏は「私も国力から見てロシアが負けることはないと考える」と森元首相に同調した。

 その上で「今のウクライナゼレンスキー大統領の発言と大本営発表が私には重なってくる」とし、「停戦をし、話し合いをするしかないのである。日本の役割を果たしてほしいものだ」と願いを込めた。

■デヴィ夫人捨て身のウクライナ支援に賞賛続々!浮き彫りになる“ロシア擁護”森喜朗氏or鈴木宗男氏との雲泥の差

 使い捨てカイロや防寒着などの支援物資を届けるため、22日からウクライナに現地入り

 在日ウクライナ大使館に届けられた物資を現地に送るため、デヴィ夫人が代表を務める財団が協力することになったそうです。しかし、コンテナ輸送で届くのは2月下旬になるため、『一刻も早く届けたい』と感じたデヴィ夫人は自ら現地に赴くことを決意。使い捨てカイロや防寒具などをスーツケースに詰めて持参したのです」(テレビ局関係者)

 デヴィ夫人の渡航を受けて、松野博一官房長官(60)は24日の会見で退避を呼びかけたが、国内では彼女の行動力に賞賛の声が相次いでいる。そんなデヴィ夫人は同日にInstagramを更新し、次のように主張したのだった。

【ウクライナを負けさせるようなことは決してあってはなりません!! それは、ウクライナを「民主主義の墓場」としてしまうことです】



2023.01.26 18:28 | 固定リンク | 戦争
ウ軍へ供与「高火力・地上戦一変」
2023.01.26


ウクライナへ米独戦車供与、地上戦一変の可能性…高火力・弾薬補給を容易に

ドイツと米国の主力戦車がウクライナに供与されれば、ロシア軍との地上戦を一変させる可能性がある。

 現在ウクライナ軍が使用する旧ソ連製の戦車は消耗が激しく、砲弾も枯渇気味だ。欧米製戦車は火砲、装甲、機動力面で性能が高く、西側諸国から中長期にわたり弾薬補給や修理を受けられる利点がある。

 ロシアはウクライナ南部ヘルソン州などの占領地域で、塹壕(ざんごう)を掘るなど防衛線を強化している。森が少ない東部ドンバス地方や兵士が身を隠すことができる市街地戦も戦車の火力の優劣が勝敗を左右する。ウクライナ軍が占領地を奪還し、反転攻勢に出るには、戦車をどれだけ確保できるかが焦点となっていた。

24日、ウクライナ東部ドネツク州のバフムト付近で、ロシアに向けて砲撃するウクライナ兵=ロイター

 独製の「レオパルト2」は欧州を中心に広く導入されている。保有国が持ち寄れば、各国が少ない負担でまとまった数量を提供できる。持続可能性の観点からも欧米側の間で有力候補となっていた。

 米陸軍の主力戦車である米国製「M1エイブラムス」は「世界最強の戦車」の異名を持つ。1500馬力のエンジンを有し、攻撃力の高さに定評がある。豪州やエジプト、イラクなどの軍も使用しており、昨年4月にはポーランドが250両の購入契約を結んだ。北大西洋条約機構(NATO)で主流の戦車が投入されれば、ウクライナ側の士気を高める効果もありそうだ。

 しかし、引き渡し後には操縦訓練が必要だ。ウクライナ国防省は、露軍との攻防は「春から初夏」が最も激しくなるとの見通しを示しているが、ドイツは最初のレオパルト2がウクライナに届くまで、「3か月かかる」との見通しを示した。保有国も合わせた引き渡しは段階的に行われるとみられる。エイブラムスも、米軍の保有戦車ではなく、新たに発注して供与する。実際の配備には1年近くかかるとの見方もある。

 レオパルト2はディーゼルエンジンだが、エイブラムスは強力なガスタービンエンジンで動くため、運用には大量のジェット燃料を必要とする。燃料の補給路確保が難しく、ウクライナ軍が運用できないとの懸念も根強い。

 タス通信によると、ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は24日、米独がウクライナに戦車を供与することを受け、「ロシアへの目に余る挑発だ」と反発した。「米国はロシアを意図的に敗北に追い込もうとしている」とも述べ、米欧の軍事支援が新たな段階に移ることへの警戒感を示した。

 元国防次官のアンドレイ・カルタポロフ下院国防委員長は25日、露国営テレビで、レオパルト2は露軍の主力戦車T90よりも「性能が劣っている」と主張したが、「ウクライナ軍が戦車隊を編成し、春か初夏に戦線へ投入すれば脅威になるかもしれない」との見方を示した。
2023.01.26 13:02 | 固定リンク | 戦争

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