安倍晋三暗殺「米国関与か」
2024.03.19
安倍晋三元首相の暗殺事件、自民党内の金銭問題、そしてアメリカの関与についての一連の繋がりは、日本の政治における深い影響力と国際関係の複雑さを示しています。以下は、これらの要点を結びつける主要なポイントです:

安倍晋三元首相の暗殺

2022年7月8日、安倍元首相は奈良市で演説中に暗殺されました。この事件は、日本国内だけでなく国際社会にも大きな衝撃を与え、安倍元首相が持っていた政治的影響力と、彼の外交政策がどのように国際関係に影響を与えていたかを浮き彫りにしました。

アメリカの関与

安倍元首相の外交政策は、アメリカとの関係強化に重点を置いていました。彼の暗殺後、アメリカは日本の政治状況に対して懸念を示し、安倍元首相の政策が地域の安全保障枠組みに与えた影響を評価しています。また、安倍元首相が中国やロシアとの関係を密かに強化していたという分析もあり、これが国際関係にどのような影響を与えるかが注目されていました。

これらの要点は、日本の政治と国際関係の複雑な相互作用を示しており、今後の展開に注目が集まっています。さらに詳細な情報が必要な場合は、お知らせください。私は、ご要望に応じて、さらなる情報を提供することができます。どうぞよろしくお願いいたします。

自民党内の金銭問題

安倍元首相の派閥である安倍派は、金銭問題に関連して注目されています。これらの問題は、政治資金の管理や利用に関する疑惑を含んでおり、日本の政治における透明性と倫理規範に対する国民の信頼を損なう可能性があります。



亡くなる直前の安倍元首相の気になる発言

 去る7月9日、選挙応援演説中に凶弾に倒れ、非業の死を遂げた安倍晋三元首相。世界各地からお悔やみのメッセージが多数、届いています。外務大臣によれば「世界の200を超える国や地域から哀悼の意を伝えるメッセージが届いている」とのことです。「俺はそんなに評価されていたのか」と安倍元首相があの世で感じ入っている姿が目に浮かびます。


 さて、日本での報道は現行犯逮捕された男の動機を説明しようとするあまり、特定の宗教団体を取り上げる傾向が強いようです。しかし、アメリカや中国ではかなり違った視点から、今回の暗殺事件を取り上げ分析しています。

 1つは、安倍元首相が表向きはアメリカや台湾との関係を強化しながらも、水面下では中国やロシアとのパイプを太くしてきた点です。先にスペインで開催されたNATO首脳会議に現職の首相として初参加した岸田首相が帰国後、真っ先に報告に駆け付けたのは安倍元首相でした。

 というのは、このNATO首脳会議において、岸田首相はアメリカからかつてないほど厳しい要求を突き付けられたからです。詳細は伏せられていますが、アメリカの国務省の責任者からは「対ロ制裁の一段の強化」と「中国との全面対決への備え」を迫られたとのこと。

 この報告を受けた安倍元首相はバイデン政権との関係強化を明言すると同時に、ロシア、中国とのバックチャンネルを活用し、アメリカのいうなりにはならない“第3の道”を模索したようです。

 とはいえ、アメリカや中国の報道を分析すると、安倍元首相のそうした水面下の動きはたちどころにアメリカの察知するところとなり、鉄槌が下された可能性も否定できないと思われる報道が存在するのです。

 もう1つの点は、コロナのワクチンに関するものです。安倍元首相は新型コロナウィルスがパンデミック化した直後から「インフルエンザとあまり変わらない。過剰な反応は必要なく、海外からの訪問客を抑えることも意味がない」との発言を繰り返し、欧米のワクチンに頼らず、「国産のイベルメクチンの有効性に着目すべき」との立場を取っていました。

 今でこそ、アメリカのCDCからも欧州医薬品局(EMA)からも「メッセンジャーRNAワクチンが人の免疫力を破壊し、コロナに限らず各種の病気に罹り易くなるリスク」が指摘されるようになってきましたが、一方でいまだ「ワクチンはコロナの感染予防の切り札」という見方も強いままになっています。そのため、海外メディアからは「ワクチン懐疑派の安倍氏は危険な存在と見なされたのではないか」といった指摘もあります。

 一事が万事。海外ではさまざまな憶測や分析が飛び交っているわけですが、日本では一本調子の報道ばかりが目につきます。これでは、「世界の真実」からは程遠いと言わざるを得ません。とくに世界の報道のなかで、際立って奇妙な反応が見られたのは中国でした。

 というのも、安倍元首相が奈良市で遊説中に凶弾に倒れたのは午前11時30分頃でしたが、その前日の夕刻6時過ぎに中国のサイトでは「日本の現職と元職の首相に背後から接近することに成功した。上から与えられた任務を間もなく完遂する」との投稿があったのです。

 投稿したのは「重装小免」という匿名の人物ですが、以前にも「安倍元首相の暗殺予告」が大手を振ってネット上で掲載されていた中国だけに、今回の事件と何らかの関係があったのではないかと憶測を呼んでいます。

 一方、安倍元首相の暗殺によって、マレーシアの人気歌手フィッシュ・レオンさんが流行らせたラブソングが放送禁止になってしまいました。2005年に大ヒットした「Unfortunately Not You」という曲です。「あたなでなくて残念」という題名(編集部注:中国語タイトルは「可惜不是你」)なのですが、何と中国では放送もダウンロードも禁止されてしまったのです。一体、何が原因なのでしょうか。

 日本では想像できない話ですが、中国のネット上では、安倍元首相の暗殺のニュースが流れると同時に、この「あなたでなくて残念」という歌詞が一斉に広がったのです。「Unfortunately」は中国語では「可惜」(kexi)と発音されます。「Xi」といえば、誰のことでしょう?

 要は、「Xiさんでなく、安倍さんが暗殺されて残念」という意味合いで、この曲がネット上で拡散し始めたのです。すぐさま当局はダウンロードができないようにしてしまいました。

 残念ながら、中国のネット上では安倍元首相の評判は芳しくありません。今回の事件を受けて、「万歳!」を唱える書き込みも目立ちました。靖国神社参拝が問題視されたせいでしょう。しかし、それにつけてもネット利用者の間で広がりそうになった現政権への批判や揶揄の動きを即座に封印するのは見上げたもの。
2024.03.19 20:34 | 固定リンク | 事件/事故
「海底で爆発・原子力核魚雷」ロシア
2024.03.19
「高さ500mの津波も」ロシア/北朝鮮「原子力核魚雷」 人類史上最大の核兵器を世界で最も深い海底で爆発させたら何が起こるのか? 

ロシアの「ポセイドン」と呼ばれる原子力核魚雷は、海中で爆発すると放射性物質を含む高さ500mの津波を発生させるとされています。この兵器は、沿岸部の都市に甚大な被害をもたらす可能性があります。また、北朝鮮も同様の水中核兵器システム「ヘイル」の実験を行ったと報じられており、これは日米韓の海上共同訓練への対抗措置とされています。これらの兵器は、使用された場合には国際的な緊張を高め、広範囲にわたる環境への影響を及ぼすことが懸念されています。


第二次世界大戦後の冷戦時に人類は競争するように核兵器開発を進め、自分たちの手に余るほどの力を手にしました。もし地球上で最も深いところで、人類が今まで開発した中で最も強力な核兵器を爆発させた場合、地球に一体何が起こってしまうのかを、科学的な疑問を論理的に解説する。

地球上で最も深い場所は、フィリピンの西にあるマリアナ海溝です。

マリアナ海溝は、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下にもぐりこんでいる場所で、最深部は水深およそ1万900mです。これはタイタニックが沈没していた場所よりも3倍深い場所です。

一方、最強の核兵器といえば、「ツァーリ・ボンバ」と呼ばれる、ソビエト連邦が開発した史上最大の水素爆弾です。その威力はTNT換算で9万9000キロトンで、1945年に広島へ投下された原子爆弾「リトルボーイ」のおよそ3300倍の威力があるといわれています。

ツァーリ・ボンバは1961年に、一度だけ実験が行われました。実験の際は威力は半分ほどに抑えられましたが、北極海上のノヴァヤゼムリャに投下された時は、高さ約60km・幅30~40kmほどという巨大なキノコ雲が観測されています。さらに、ツァーリ・ボンバの爆発による衝撃波は地球を3周したといわれています。

そんなすさまじい威力を持つツァーリ・ボンバを、深さ1万900mのマリアナ海溝最深部に投下したらどうなるのでしょうか?

ツァーリ・ボンバが水深1万900mで起爆すると最初の数マイクロ秒で核燃料に連鎖反応が進行し、TNT火薬50メガトン分に匹敵する力で爆発します。マリアナ海溝は今まで見たことないほどのまぶしい光に照らされることになるでしょう。

そして、爆発時の熱で生まれた水蒸気と放射性物質を含んだ泡が水中に出現します。泡は周囲の海水を気化させながら大きくなります。

世界中の地震観測点が感知するほどの衝撃波が発生しますが、衝撃波は一瞬で収まることでしょう。なぜなら、爆発は一瞬で終わってしまうからです。

地上で爆発した場合、その火球は爆発後1秒で10kmに達してから、大気に押し戻されます。

しかし、水深1万900mでは1072気圧に相当する水圧が加わります。そのため、爆発後1秒で火球は直径1kmほどまで成長するも、すぐに水圧に負けて縮小してしまいます。

そして、放射性物質を大量に含む、極めて高温の泡が水面へ浮上します。

爆発のエネルギーは、水面に上がる頃には打ち消されてしまいます。水面に浮かぶのは、小さな波と、放射能を浴びた温かい水蒸気を含んだ泡となります。

日本にもカリフォルニアにも津波は来ません。しかし、辺りを航行する船やクジラには放射能の影響があります。

爆発で発生した大量の放射性物質は数日で深海から太平洋中に広がり、希釈されます。

放射能に汚染された水は蒸発して雲となり、雨となって降ってくることも予想されます。

汚染された雨雲は風によってフィリピンまで運ばれてきますが、放射能を帯びた雨の影響が大きいのは陸地よりも、フィリピンに至るまでの洋上でしょう。

地震や噴火への影響については、プレートの上で核兵器が爆発しても問題ありません。

爆発によって深海の一部は蒸発し、砂はガラスになってしまうでしょうが、爆発のエネルギーの大部分は水に吸収されるため、プレート周辺で核兵器を爆発させても世界を滅ぼすほどの地震が発生するとは限りません。

ツァーリ・ボンバ級のエネルギーを持つ地震も、年に数回は世界中のプレートのどこかで起きているものです。

地球上から特に質量が大きく増えたり減ったりしたわけではないので、地球の軌道が変化することもありません。

ここ70年の間に1000回以上の核実験が地球上で行われましたが、軌道に影響を与えた例は一つもありませんでした。人類が持つ最大の力といえども、自然界の力に比べれば話になりません。

つまり、世界で最も深い場所で世界で最も威力のある核兵器を爆発させても、放射能以外の影響はほとんどないということです。














ポセイドンは、ロシアが開発中の原子力核魚雷で、非常に強力な戦略兵器とされています。この兵器は、敵国の海岸線や港湾施設を破壊することを目的としており、原子力推進によって高速・長距離での航行が可能な巨大魚雷です。

ポセイドンは全長約20m、幅2mとされ、大洋を渡り、敵の沿岸都市や海軍基地を熱核弾頭で攻撃するために開発されました。水中から沿岸に接近し、海の中で核爆発を起こすことにより、衝撃で高さ500mの津波を発生させるといわれています。ただし、これは理論上の話であり、実際にはそのような津波が発生するかは未知数です。

ポセイドンの開発は、国際的な緊張を高める要因となっており、核兵器使用の脅威に直面する可能性が指摘されています。核兵器の使用は、国際法や条約によって厳しく制限されており、そのような兵器の使用は人類にとって大きな後戻りとなるでしょう。平和的な解決策を模索し、核兵器のない世界を目指すことが重要です。安全な未来のために、科学技術の進歩を利用して、核兵器の脅威から守る方法を探求することが求められています。安全な社会を守るために、こうした技術の進歩は非常に重要です。


高さ500mの津波が…「使ったら世界が終わる」ロシアの“終末兵器”ポセイドンとは

「ウクライナによるロシア国内への脅威が続けば対応は厳しいものになる」

10日、ウクライナ全土への報復爆撃を行ったプーチン大統領。依然、核兵器使用も辞さない構えは崩していません。

こうした状況に、アメリカのバイデン大統領は「このまま事態が推移すれば、我々はキューバ危機以来となる核兵器使用の脅威に直面する」と警告しました。

危機的状況の中、世界が注視しているのが、世界を終わらせるほどの脅威になりうるという開発中のロシアの核兵器…原子力核魚雷 『ポセイドン』

終末兵器とも呼ばれる最新型の核兵器。水の中を進み、海中で爆発すると放射性物質を含む高さ500mもの津波を発生させ、沿岸部の都市に襲いかかります。

この終末兵器が使用される事態になったらどうなってしまうのか?

「めざまし8」はプーチン大統領研究の第一人者、筑波大学・中村逸郎名誉教授にお話しを伺いました。

“クリミア橋爆破”から見えてくるプーチン大統領の危機感
きっかけは、10月8日。ロシア本島とクリミア半島をつなぐ「クリミア橋」の爆発でした。10日のロシア安全保障会議でプーチン大統領は、この爆破をウクライナによるテロと断定し「脅威が続けば対応は厳しいものになる」と発言しました。

中村氏は、「今後も報復の連鎖は続き、核使用の可能性が高まった」と指摘します。

筑波大学・中村逸郎名誉教授:
実はこのクリミア橋というのは、22年続いているプーチン政権で最大の偉業なんですね。2018年の5月に開通したときに、プーチン大統領自らトラックを運転して開通式をやったんです。そのときに、シートベルトをしていなかったんです。それでロシア国民の中から、あれは交通違反だという指摘が上がったんですね。それに対してペスコフ大統領報道官は「プーチン大統領が通った後に公道になるから、これは交通違反ではない」と言ったんです。まさに、プーチン大統領が一番誇りに思っている“偉業”なんです。

しかし、ロシア側がウクライナを攻撃する口実にするために、橋への攻撃を自作自演した可能性はないのでしょうか?

筑波大学・中村逸郎名誉教授:
それは違うと思います。やはり今回「橋が落ちる」、あれはある意味で「プーチン政権が崩落した」と重ねることもできますので、橋が落ちてしまったことに関しては、プーチン大統領にとっては大変な危機感を抱いているんです。と同時に、ウクライナが関わったと言うことになれば、大変な復讐心に燃えていると考えられます。

原子核魚雷“ポセイドン”とは?

核兵器使用の緊張が高まる中、海外メディアが注目しているのは、ロシアの原子核魚雷「ポセイドン」です。

水中から沿岸に接近し、海の中で核爆発を起こすことにより、衝撃で高さ500mの津波を発生させるといいます。

2022年4月にイギリスのジョンソン首相(当時)がキーウを電撃訪問し、ウクライナ支援についての首脳会談を行うなど、ロシアに対して強硬姿勢を示した際、ロシア国営テレビが「ポセイドンは最大100メガトンの核弾頭を搭載」「イギリスの海岸近くでこの魚雷が爆発すれば最大500mの高さの津波がイギリスをのみ込み放射能の砂漠と化すだろう」と警告するなど、すでに“威嚇”としても使用されています。

さらに10月2日、イタリアの一般紙「ラ・レプブリカ」は「ポセイドン」を積んだ原子力潜水艦が北極圏の基地を出港し、核実験を行う可能性があると報じました。

また、アメリカのバイデン大統領は6日、「プーチン氏が核を使えば、アルマゲドン(世界最終戦争)は避けられない」と発言。

そしてこの「ポセイドン」についてCNNは、2020年11月に当時のアメリカ国務次官補が「米沿岸部の都市に放射能の津波を押し寄せさせる狙いで設計された」と語ったと報じました。

高さ500mの津波の脅威…どれだけの被害に?

高さ500mの津波とはいったいどれほど恐ろしいものなのか?

ニューヨークが標的にされた場合、建物の大きさと比べると、自由の女神は高さ93m、エンパイアステートビルは443m、これらを優に上回る高さの津波が街を襲うことになります。

ロシア・科学情報誌によると、平坦な地形の場合、押し寄せた津波が内陸最大500kmの地点まで到達し、首都であるワシントンD.Cやさらにその先まで押し寄せるとも言われています。

標的となった海岸の大部分は数十年間は居住不能に。

では、「ポセイドン」を迎撃することはできないのでしょうか?

軍事ジャーナリストの井上和彦氏は、「ポセイドン」は水深1000mの深さを時速130kmで進み、原子力推進のため、ほぼ無限と言っても過言ではないほど長大な航続距離を有していることにふれ、射程が限られた通常のミサイルでは迎撃は困難と指摘します。

井上氏によると、「ポセイドン」は現状まだ実験段階にあるものの、本格的な実験を行うだけで大惨事になりかねないといいます。

対するアメリカは現段階では「ポセイドン」に匹敵する兵器を持っていないため、大きな脅威に。

プーチン大統領はこの“脅威”を完成させるつもりなのでしょうか?

筑波大学・中村逸郎名誉教授:
完成させるつもりで動いていると思います。実は2019年にプーチン大統領の年次教書の中で初めて“ポセイドン”に触れたんですね。このポセイドンの開発は2015年頃から開発がスタートしたと言われています。それはどのような時期に重なるかというと、国を挙げてロシアがドーピングを行ったということで、欧米から制裁を課せられた。そうした中で、対欧米ということで、ポセイドンを作るという構想ができあがりつつあるということなんですね。ですから、プーチンとすれば最後までやりきるつもりで作っているのだと思います。

2024.03.19 19:00 | 固定リンク | 戦争

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