トランプ氏銃弾が1インチずれていたら歴史を変えた
2024.07.16
最近の報道によると、トランプ前大統領がペンシルベニア州での選挙集会中に銃撃されましたが、弾丸がわずかにずれていたため命拾いしました。もし弾丸が1インチ(約2.5センチ)ずれていたら、頭部に当たって命を落としていた可能性が高く、アメリカの政治情勢に大きな影響を与えていたかもしれません。

この事件を受けて、OpenAIのサム・アルトマンCEOは、トランプ氏が命拾いしたことを「幸運」とし、国内の分断を回避するために国民が団結する必要性を訴えました。

もしトランプ氏が銃弾に倒れたら

アメリカの政治情勢に大きな影響を与えたでしょう。まず、共和党内でのリーダーシップ争いが激化し、次の大統領候補を選ぶための混乱が予想されます。また、トランプ氏の支持者たちの間での反発や抗議活動が広がる可能性もあります。

さらに、2024年の大統領選挙にも大きな影響を与えたでしょう。トランプ氏の死去により、共和党は新たな候補者を擁立する必要があり、その過程で党内の分裂が深まる可能性があります。一方で、民主党側もこの事件を受けて選挙戦略を見直す必要が生じたでしょう。

このような状況を考えると、トランプ氏が命拾いしたことは、アメリカの政治にとっても大きな意味を持つ出来事だったと言えます。

トランプ氏の生存がアメリカにどんな影響を与えるか

トランプ前大統領が銃撃事件で生存したことは、アメリカの政治や社会にいくつかの重要な影響を与えました。

共和党内の結束、トランプ氏の生存により、共和党内での支持が再確認され、彼のリーダーシップが強化されました。これにより、2024年の大統領選挙に向けて共和党内の結束が強まる。

選挙戦略の変更、この事件を受けて、民主党および共和党の両陣営は選挙戦略を見直す必要が生じました。特に、トランプ氏の支持者たちの結束が強まる中で、民主党は新たなアプローチを模索する必要があります。

政治的暴力への非難、トランプ氏への銃撃事件は、アメリカ国内での政治的暴力に対する非難を強めました。ジョー・バイデン大統領をはじめとする多くの政治家が、このような暴力行為を厳しく非難し、民主主義の重要性を強調しました。

社会的な影響、トランプ氏の生存は、彼の支持者たちにとって大きな励みとなり、彼らの間での結束が強まりました。一方で、反対派の間では不安や緊張が高まる可能性もあります。

このように、トランプ氏の生存はアメリカの政治や社会に多大な影響を与えています。

トランプ氏銃撃事件後、初の声明

米東部ペンシルベニア州バトラーで13日に起きたドナルド・トランプ前大統領(78)の銃撃事件で、トランプ氏は13日夜、自身のソーシャルメディアに声明を投稿した。「銃弾が右耳の上の方を貫通した。すぐにヒュー、ヒューという音が聞こえ、何かが起きたと気づいた」と事件の様子を振り返った。

トランプ氏は事件発生から約2時間半後、自身のソーシャルメディアに声明を投稿した。事件に巻き込まれて死亡した支持者の遺族に哀悼の意を表し、自身を警護した大統領警護隊(シークレットサービス)などに謝意を示した。

また、「銃撃者に関しては現時点で何も分からない。異変を感じた直後、銃弾が肌を引き裂くのを感じた。多くの出血があり、何が起きたかを認識した。米国に神のご加護を」などと述べた。自身の容体には触れていないが、広報担当者は「トランプ氏は大丈夫だ」としている。

銃撃犯について、ペンシルベニア州ベセルパーク在住のトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)と特定したと伝えた。クルックス容疑者は、捜査機関の銃撃により死亡した。

米東部ペンシルベニア州バトラーで選挙集会中に共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が銃撃された事件で、米ワシントン・ポストなどは15日、同州在住のトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)が事件当日の朝に銃器店で弾丸50発を購入していたと報じた。同日にはホームセンターで長さ1・5メートルのハシゴも買っていた。

クルックス容疑者は13日夕、百数十メートル離れた建物の屋上から演説中だったトランプ氏を半自動小銃AR15で狙撃したとみられている。弾丸はトランプ氏を撃つため、ハシゴは建物によじ登る目的で購入した可能性がある。

FOXニュースによると、連邦捜査局(FBI)は15日、クルックス容疑者のパソコンのほか、車の中から押収した爆発物の解析を進めていると明らかにした。また、NBCニュースによると、クルックス容疑者の父親は事件発生後、警察に電話をして、息子がおらず、半自動小銃も見当たらないと話していたという。

トランプ氏は事件で耳を撃たれた。他にも聴衆1人が死亡し、2人が重傷を負った。

「サンモニ」またミス「なんちゅう事を言うねん」

お笑いタレントほんこん(60)が14日、X(旧ツイッター)を更新。フリーアナウンサー膳場貴子の発言に対し、苦言を呈した。

膳場はこの日、キャスターを務めるTBS系報道番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)で米トランプ前大統領(78)銃撃事件を伝えた。

トランプ氏が右耳を抑えてかがむこむ動画などを報道。膳場は「民主主義の根幹である選挙を暴力で妨害してくる。許せないことではあります」などと語った。そして元外務事務次官のコメンテーター藪中三十二氏は、トランプ氏が発砲音の直後に右こぶしを振り上げて無事をアピールしたことについて「『オレは元気だぞ!』と。むしろ選挙戦でいうと、変な話ですけど、有利に働く可能性がある」などと指摘、トランプ氏を貶める発言を。

それを受け、膳場も「そうですね。プラスのアピールにもなりかねない、という感じもしますね」と応じ、藪中三十二氏などに同調。今後この場面の動画などが拡散される可能性を示唆しながら「共和党、トランプ陣営がこれで結束していくきっかけにもなるかもしれない」などと話すやりとりがあった。

ほんこんは、膳場のこの発言を報じるメディアの記事を添付したポストなどを引用。「なんちゅう事を言うねん」「酷い話」などとつづった。また、別のポストでは銃撃事件に関し「無事でよかったが 聴衆に犠牲者が 合掌 また偏った報道している日曜朝の番組もある」と記した。

東国原英夫氏は、トランプ前大統領の銃撃事件に関する不適切な投稿について謝罪しました。彼は自身の「X」(旧ツイッター)で、事件が「やらせ」でなければトランプ氏が当選に近づくと投稿しましたが、これに対して批判が殺到しました。その後、東国原氏は情報収集が不十分でノー天気で軽率な発言だったと反省し、謝罪しました。

元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(66)が15日に自身のX(旧ツイッター)を更新。ドナルド・トランプ前大統領(78)が銃撃された事件について、不適切な投稿を行った件について謝罪した。

トランプ氏は13日(日本時間14日)、米東部ペンシルベニア州バトラーで開かれた選挙集会で演説中に銃撃された。銃撃で右耳を負傷したが、命に別条はない。一方、集会参加者の男性1人が死亡、男性2人が重傷を負った。容疑者は大統領警護隊(シークレットサービス)に射殺された。

この事件を受け、東国原氏は「これが『やらせ』で無ければ、トランプ氏は当確へ一歩も二歩も近づいた」と投稿。これに批判が寄せられ、のちほど削除された。

そして15日、この経緯をまとめた一部メディアの記事のリンクを添付すると「あっ、これに関しては、情報収集が足りておらず、軽々な判断・発言でした。大変申し訳有りませんでした。訂正しお詫びを申し上げます」と謝罪した。

倉田真由美氏、トランプ氏銃撃は“自作自演の可能性”に苦言「人が亡くなってるんだよ」

漫画家・倉田真由美氏(52)が14日に自身のX(旧ツイッター)を更新。米ペンシルバニア州で13日に演説中だったトランプ前大統領が銃撃を受けたことに言及した。

米メディアなどが伝えたもので、CNNテレビの中継などによると、トランプ前大統領は一旦、壇上で身を伏せたが、警護担当が駆け寄ると立ち上がり、力強く右の拳を突き上げた。右耳からは流血がみられた。

トランプ氏は自身のSNSに「ヒューヒューという音と銃声が聞こえ、すぐに弾丸が皮膚を突き破るのを感じた」「多くの出血があり、何が起きたか理解した」などとつづった。

この件について、倉田氏は「今の段階でイメージアップとか、自作自演の可能性とか、公で言うのは狂ってる。大統領はギリギリ無事ではあったが、人亡くなってるんだよ。トランプ憎しで、まともな判断が出来なくなっているのか」とつづった。

チャットGPTのCEOサム・アルトマン氏

対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は14日、「1インチ(約2・5センチ)の違いが歴史に何をもたらすか、多くのことを考える」として、前日にトランプ前米大統領を狙った銃弾がわずかな差でずれた点を取り上げた。

米国民に対し、トランプ氏が命拾いした「幸運」をきちんと受け止め、国内で進む分断の回避に努めるべきだと訴えている。

トランプ氏は13日、東部ペンシルベニア州での選挙集会で銃撃された際に、弾丸が数センチずれて頭部に当たっていれば、命を落としていた可能性が大きい。そのような場合には、トランプ支持者と反トランプ派の対立が激化し、収拾のつかない事態に陥る恐れがあった。

アルトマン氏は「この瞬間が、私たちが奈落の底を見つめ、『神のご加護なしには最悪の事態に見舞われていた』と感謝する機会になるように祈る」と指摘。その上で「皆が言葉遣いを慎み、もう少しだけ団結できるようになってほしい」と呼びかけた。
2024.07.16 07:08 | 固定リンク | 国際

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