聖書の学び 11月 

「初雪に覆われる枝垂れ桜」

「神さまの時」

 「神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。」(コヘレト3:11)

 晩秋を迎え、冬囲いや落ち葉拾いの季節です。日毎に暗くなると、少しばかり淋しい気持ちになります。そんなある日、神さまは私の目の前にとても美しい光景、紅葉の彩りと真っ白い初雪の輝きを描いてくださいました。神さまの大自然はいつ見ても美しい。そして冬、大自然が雪に覆われる時も、枯れたように見える木の枝にいのちが隠されています。人の目に見えないところでは、桜のつぼみの準備が既にされています。春になると、この小さい桜の木がいっぱい花を咲させると、希望をもっています。

 11月に入ると、教会では召天者記念礼拝を守ります。天に召された友を覚え、人生の終わりを考えるとき、悲しい思いを抱くことは人間のあり方かも知れません。しかし、神さまは永遠を思う心を私たちに与えてくださいました。人のいのちは、死ぬ時で終わるわけではありません。神さまは永遠におられ、私たちを永遠のみ国へ迎えてくださいます。これから雪が降るのを見て、この永遠いのちの希望を常に覚えたいと思います。(V.ソベリ)


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