祝福の雨

1.ネゲブの砂漠

 死海から南に向かい、エイラットに行く道を走ると、何十キロメートルも草木のない砂漠が続きます。夏、半年間雨が降らない、そして所々で何十年間も雨が全く降らない砂原です。ところが、「危険、Danger!」という標識がなぜでしょうか?

2.洪水に備えて

 もう少し走ると、0,5、1,0と1,5メートルの高さを指し示すポールが立っています。突然の大雨に備えての警報です。大雨が降り出すと、急に水が増し、洪水の激流に流されないようにと、注意するためです。

3.なつめやし

 雨が降らない時荒れ果てて見える砂漠が、実際に豊かな土地です。雨が降り、水がうまく利用されると、砂漠の中にも木が育ち、豊かに実るのです。

 ネゲブの旅が、神さまのすばらしい約束を思わせます。「雨も、雪も、ひとたび天から降れば、むなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し…食べる人には糧を与える。そのように、わたしの口から出るわたしの言葉もむなしくは、わたしのもとに戻らない。」イザヤ書55:10-11 (V.ソベリ)


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