「神の国の幸い」

 9月、ガリラヤの春の花を載せるのはなんだか季節はずれのようですが、もうすぐ涼しくなり、北海道の花が枯れてしまいます。夏の暑さに疲れている方々や病人が多い季節でもあります。ですから、心を慰めるような、優しい景色を紹介したい思います。
 

 ゲネサレト湖から南に出るヨルダン川の辺は、暑い真夏も涼しそうに見えます。昔この周辺はこんなに美しい公園になっていなかったでしょう。しかし、伝道を始めた頃主イエスがこの周を歩かれ、「神の国は近付いた」と福音を宣べ伝えられたことを身近に感じます。
 疲れた魂に安らぎを与えるみ言葉です。

ヨルダン川の辺 (撮影 V. ソベリ)


山上の説教の丘(撮影 V. ソベリ )

 イエスさまは、どこで「山上の説教」をされたか聖書に記されていませんが、その場所だと言われる丘に小さい教会がたっています。私は、教会を写す気持ちがなく、下に広がる野原やゲネサレト湖に見とれていました。この景色を眺める人々は、み声を聞くことができました:神の国を望む人々は幸いである。悲しみ
泣きながらも幸いである。なぜなら、神の愛に包まれる時、遠い彼方に永遠の命を見つめることができるからです。


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