安息日の平安

安息日は、晩餐で始まる

金曜日の夕方、ユダヤ人の安息日が始まります。店が閉まり、バスが回送し、人々が家に帰ります。一番星が空に光る頃家族が集まり、安息日の食事が始まります。食卓に白いテーブルクローズを敷き、二本のローソクを灯して、そして家族の父親がパンとぶどう酒を祝福して祈ります。

のんびりして、楽しく…

土曜日、安息日の朝どの町も村も静かです。多くの人が会堂に集まり礼拝を守ります。昼礼拝が終わる頃から、家族連れで散歩にでる人々が目立ちます。のんびりした雰囲気で、心が休まります。イスラエルの社会も変わりつつありますが、まだまだ安息日を静かに守る習慣が生きています。

「安息日をおぼえて、これを聖とせよ」という第3のいましめは、私たちに平安が与えられ、心も体も健やかに生きるために与えられたものであります。<V. ソベリ>


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