内容●[1]酔い[2]エロゲー[3]せらみゅ[4]ぴんく[5]きゃー♥♥ 特記事項●あとで見ても分かるように解説しておくと、背景は「はじめてのおるすばん」の発売前にさおりたんのつもりで描いた絵である
午前5時すぎ起床。駅前の駐車場の券をもらうための行列に参加してくる。無事に手に入れて帰ってくる。そして昼まで寝る。
うううう。マウスでかちっと。ボタンを押してしまえばまるちぷろせさなPowerMac G4がわがものになるのだけど、なんとか思いとどまる。まだこいつを3年間使っていない。3年になる来年の夏までにPowerPC G5が出てめでたしめでたしの予定。思い出すのもおぞましいあれやこれもすべて解決する予定。
NTTに電話する。ADSLを転送速度1.5Mbpsから8Mbpsに変更してくれと頼む。詳細一切未定らしいのだが予約だけは入れておく。後日また職場に電話がかかってくる。なんでもかんでも電話電話。大丈夫かNTT。
昨日メディアヴィジョンから封筒が届く。Painter 7への更新についてなのだけど、話が違う。Painter 6から7への更新は期限内に買っていれば無料ではなかったのかと。約束と違うではないか。27,300円はがまんするには高すぎる。webにあったフォームから問い合わせの文面を送る。ひょっとしたら。あたしはPainterをどういうわけか5.5と6の2本も持っているので、5.5のほうの更新なのかもしれないけれど。
珍しく映画を観たくなった。「ムーラン・ルージュ」という映画が気になるのだけど、新聞だとかTVだとかで宣伝しているような映画なのできっと、でっかい劇場にわんさと人が集まる。これはちょいと行きにくい。しきいが高い。
いちおう映画館に行くかもしれないという弱い覚悟でもって家を出た。まず近所のラーメン屋さんでみそラーメンを食べる。あらためて出陣したものの、やっぱり映画館には足が向かなかった。日本橋に着いていた。
ぼへーっと。力が入らない。恵美須町の駅を出て裏通りをぺたぺたと歩いていたらば。空ででっかい音がする。だばだばだばだば音がする。ヘリコプターの音である。こういうでっかい音がするときっていうのは自衛隊の大型機が飛んでたりするのだけれど、そうではなかった。民間機で小型。これがえらい低いところをだばだば飛んでいるんである。
空を見ているのはわたしだけだった。きみたちは頭上にあんなでかいものが浮かんでいるのが気にならんのですか。機はつーっと飛んでいって右旋回する。方向転換をしようとしているのではないはずだ。ヘリコプターは空中で静止したり、進行方向とは関係なく向きを変えたりできるのに、わざわざゆっくりと飛んで旋回する理由はない。つまり、この機はわたしたちの頭上をずうっと旋回しつづけたいのだ。
2機めがきた。この機もさっきの機と同様に右旋回していく。3機めもそうだった。4機めも5機めも6機めもそうだった。よく見てみたらヘリコプターは3機しかなくて、同じ円周上をだばだば回っているのだった。てんでばらばらに飛んでしまったら衝突してしまうから、旋回するときには決まりでもあるのだろう。
水色の機の側面に朝日新聞の旗を赤くかたどった塗装が見えた。きっとあとの2機も報道機関のものだろう。つまり。事件である。このやかましい音のせいで車が近づいてきても分からない。頭上があんまりやかましいのでますます不安になって遠くを見る。きょろきょろしながらぺたぺた歩いていくと、まん前で家から煙が出ていた。
木造建築で、壁だの窓だのから粉っぽい煙がどんどこ出てくる。何台もある消防車がいくら水をかけてもどんどこ出てくる。人もどんどこ集まってくる。土と木でできたかたまりにひとたび火がついたら、細い水の軌跡が何本か割って入ったところで煙はおさまりはしない。どんどこどんどこ煙が出てくる。わたしはなかなか前に進めない。立入禁止の黄色い線もなんのその。人の波もなんのその。なんとかかき分けて横の道にそれる。
いまのままでは計算機1台しか外に出られないので、外への接続を共有すべくルータが欲しくなった。店でながめてみたらば、一番安いCoregaの4ポートのルータが9,600円ぐらいであった。
いろいろ見比べてみると、上りの速度に速いものとそうでないものがあるらしい。9Mbpsとか7Mbpsとか書いてある。どうもこのあたりはまだまだ速くなっていきそうな感じではないか。あと、上りの10Base-Tなものがほとんどなのも、今後は心もとない。10Base-Tが本当に10Mbpsも出せるとは思えないので、ADSLの出口が8Mbpsになろうというときにちょっと心もとない。なので、買うにしてももうちょっと様子を見てからでもいいやと思い、買うのをやめた。
わんだーらんどで本をながめる。「野々原幹アートワークス」を手にとってしまう。ああ。お父さまはきみたちを見捨てはしないさ。ああ。買うとも。あと、なにげなくえろいまんがの棚を見ていたら「裸の少年」という題名が見えた。ぶはっ。ぱらぱらと中身を見ていたら、おとこの子だらけな感じが。ヤマとオチとイミがない方面のにおいが。はわわわ。
両方買って駅に向かう。この2冊を持ったまま長居をする気にはなれなかった。
ぐは。Painter 7を期間内に買ったという証拠が必要らしい。領収書なんかもうないってばさ。あずまの日記8月15日に載ってるってんじゃだめか。これだけ詳しく書いてもメディアヴィジョンの人が読んでないんじゃだめか。税務署とか裁判所が相手の場合にしか使えないか。Mac OS Xで動かすにはPainter 7がどうしてもいるんだってばよう。27,300円かよう。
しばらく録画さえしていなかったんだけど、久しぶりにどれみさんを観てみた。21週分をすっとばして第42話。
「ドキドキ! ふたごの不思議なまほう」の巻。
あらすじ。万田じゅんじとようこはそっくりの双子である。ようこはよくじゅんじと間違えられる。母はようこに女らしくせよというのだが、娘は母に内緒で模型の飛行機を買う。その帰りに模型の飛行機が縁で、ともやという友達ができた。おたがい母親は分かってくれないんだと気が合う。ともやは、女にはこの楽しさが分からないんだ、と言った。ようこはまた男に間違われてしまった。女であることが知れたら、ともやはきっともう遊んでくれない。だから、ようこはそっくりの双子であるじゅんじと入れ替わって過ごすことにした。
感想。半年分をすっ飛ばしてしまったけれど、おジャ魔女は変わってはいなかった。双子ってアナタ。あたくしの弱いところをついてきますわね。
ようこが自分自身の嘘で追いつめられるところを描きながらも、あっさりばれてしまうあたりがとても好きだ。じゅんじがしかたなくおんなの子を演じながらも、ようこのことが心配でならないあたりもたまりませんな。
学校に行くときも二人は入れ替わって過ごすのだけど、まあお決まりなところで男性用と女性用の最初の別れ道である便所の前で困ったことになってしまう。じゅんじは結局恥ずかしくて女性用で用を足すことができなかったのだけれど、ようこは尿意をもよおさなかったのですかーっ。あと、どうしてじゅんじがおジャ魔女ちゃんたちと一緒に体操服に着替えるところまで描かないのですかーっ、とかまあ、いろいろ言いたいことはあるのだけれど、そんな妄想をさせるぐらいなんだから、とってもしあわせな話だ。わたしが。
帰りの電車の中で、そばのおっちゃんが「週刊競馬ブック」を読んでいるのをうしろからのぞいていた。著者は忘れてしまったけれど、コラムが載っていてわたしは本文を目で追っていた。最近の大きなレースでの、ある馬とある騎手が出ている競争での着順にある法則があるのだという。で、その法則があまりにも制限が多いものだから、言った相手に「なんだ」と言われてしまう。
なんだ。
「なんだとはなんだ。えー!」
著者は言い返して、さらにこう続く。
なんだとはなんだ。えー! とはなんだ。
と返ってきたんである。「なんだ」「なんだとはなんだ」「なんだとはなんだとはなんだ」という単純な等差数列のようなものを想像しがちなのに、こんなのを見せられてしまうとわたしの頭はこんがらがらがり始める。ああ。発音できていない。「こんがらがる」の連用形だから、えーと、こんがらがり始めてしまう。いや、そんなことはどうでもよくて。
もうわたしは4行めが気になってしょうがないんである。「なんだとはなんだ。えー! とはなんだとはなんだ」になるのか、それとも「なんだとはなんだ。えー! とはなんだとはなんだ。えー!」になるのか。はたまた、容易には想像しがたいさらに複雑な漸化式が存在するのか。そんなことを考えていたらもうわたしの頭はこんがらがらがらがってしまってもう大変なんである。いまこうやって文章を書くように書き言葉で考えることができないから、「なんだとはなんだ」と全部頭の中で言葉を組み立てるしかない。すると、自然とこの早口言葉のような言葉の列を「頭の中で」音読してしまう。そして早口言葉でつまってしまう。
5行めを考えようとして、まったく進めなくなった。早口言葉を唱えるのがせいいっぱいで4行めの分岐を覚えられない。記憶を積み上げていこうとするとすぐに崩れてしまう。こんなのだから、母親が向こう岸に渡って息子が戻ってきて、みたいな問題はどうにも想像できなくて解けない。消去法で確実に求まる、だとか、頭が固いんじゃないのか、だとか言われたけど解けないものは解けないんである。でもまあ、電車の中で「こんがらがり始める」という言葉が言いにくい、というまったく関係のない発見をしたので、いいことにする。
映画に行くといったら、当然誰かと一緒に行くものだという反応をするのは勘弁してほしい。もう、映画に行くだなんていわない。
自由と愛とアレとナニとボヘミアン革命に乾杯。21世紀の日本にはアブサンはないので、まだ残っているウォッカで乾杯。……うううう。のどが。胃が。
というわけで会社帰りに「ムーラン・ルージュ」を観にいく。もう思い出すだけでうれしくなってしまう。楽しいんであるよ。もお。
どうしてこの映画を観ようと思ったのか忘れていた。娼婦サティーンが見たかったのか。豪華な劇中劇が見たかったのか。でも、何か月も前からわたしはこの映画を観るんだとわかっていた。へんてこりんだからですね。そうですね。
冒頭のショーの豪華さもいいのだけれど。むしろ、豪華さよりもへんてこりんさを挙げたい。最初は、主人公が緑色の液体を飲んでボヘミアンの仲間になってから幻覚が見えるようになったのかと思っていたのだけれど、どうもそうではないようだ。ムーラン・ルージュの店内から見た世界はただへんてこりんなのだ。200人ぐらいの客がタキシードとシルクハットで正装して踊っているってのはかなりへんだし、帽子が空高くすっ飛んでいくのはへんだし、アレもコレもへんだ。
このへんてこりんさをつなぎ合わせているのが全編で流れる音楽たちで、これがとてもいい。19世紀末のパリでなぜマドンナやビートルズの曲が登場するのかというのはこっちへおいといて。ろーくさーぬっ。
で、どんな映画だったかというとさっぱり書けんのである。ただ、へんてこりんだったということと、すごく好きだとしか。
夕食に茶碗蒸しがあった。作ってからかなり時間がたっていて冷たくなってしまった。なもんで、電子レンジで暖めることにした。2分間暖めたのだけれど、ところどころにまだぬるい部分があったのでさらに1分暖めた。そうやって食べた。
さて。茶碗蒸しは余分に作ってあって、もうひとつ食べることにした。こんどは3分間暖めることにした。しばしほかのおかずを食べながら待つ。2分と何十秒かたったあたりで、爆発音がした。
電子レンジをおそるおそるのぞきに行くと、それはそれは無惨な犯行現場になっていた。電子レンジの直方体の内部の6つの壁面はすべてたまごにまみれていた。茶碗蒸しまみれという状態をはじめて目撃した。茶碗蒸しは電子レンジの加熱で爆発するのだ。電子レンジでゆで卵を作ろうとすると爆発するというのは聞いたことがあるけれども、茶碗蒸しまで爆発するとは。水で相当薄めてあるのに。
密室で倒れていた茶碗蒸しを解剖したところ、容器の底部にわずかに痕跡が残っていた。底の方に白身の固まりがあった。内部でたまご成分が沈澱して、底部は比較的固い茶碗蒸しができてしまったとみられる。なれば、ゆで卵の性質と近くなるのではないだろうか。そうして、ゆで卵爆発効果により茶碗蒸しは底部で爆発を起こし、上部の比較的やわらかい部分が飛び散ったのであろう。
この茶碗蒸しは母上が作ったものなので、真相は分からずじまいだ。
ねーむーいー。今週はプリント基盤のパターンを描く日々。来週も以下同文。
NTTから職場に電話があった。内容は[1]8Mbps用のモデムは、いまの1.5Mbpsのモデムのように貸与を行わず使用者が買い取るしかない。[2]工事時期はいぜん未定。[3]電話局からの線路長が2.3km程度と長いので現状と速度がさほど変わらないおそれがある。
速度に関してはどうなんだろうなあ。あとで文句が出ないようにあらかじめ大げさに警告を出しているのか、ほんとに速度が出ないのか。線路長が長いんなら、周波数帯域を制限してせめて3Mbpsぐらい出すとか、そういう規格もあるんだから使わせてほしい。
どうも次のPower Macに積まれる石はPowerPC G5ではないらしい。コードネームApolloは高速化したG4であるらしく、動作周波数は1GHz前後とされる。まあ、出たらあたしは買っちゃうんだろうなあと。DDRな主記憶が積まれるまで待ちたかったのだけれど、そろそろ遅さと買いもの中毒の禁断症状が限界。
職場の忘年会。部長の話がとてもとても面白かったので身を乗り出して聞く。いまわたしたちが作っている売り物が出てくるまでは、この万年赤字のTV屋さんの悲惨さったらもうひどいものだった。そりゃアナタ、課長なんか毎週休みの日はTVのセットを持って店で売っていたそうである。課長じゃなくても順番が回ってきたらば販売店に1か月だとか行かされたそうなんである。
ああなるほどね。人が余ったら、こうやって社員のやる気をそいで自ら辞めていくのを待つのか。自分から辞めてくれれば退職金も格安ですむ。TVを売るならまだましな方で、ペットボトルの水を売り歩いたりした人もいるらしい。こりゃあひどい。セガだとかの「座敷牢」と変わらんじゃないか。
毎日毎日販売店で。昨日は3台、今日は5台。こんなので事業部の業績がよくなるとはとても考えがたい。賞与の現物支給と同じで、流通の世界で素人ががんばったところで桁が違いすぎるのだ。そんなことにも気付かない忠誠心だけがとりえみたいな社員が残って、やる気のある人はとっとと自分から辞めていく。なんて素晴らしい会社だろう。
で、この若い部長に聞いてみた。もし、仮に。いまの売り物が売れなくなったとして、わたしたちは、すぐそばにある電話屋さんみたいに元気のいい職場に移ることはできないのかと。前例からすれば、どうもそれは難しいらしい。事業部の業績が傾くと、誰かが余剰人員となる。余剰人員は本社に集められて、毎日水とインスタントラーメンを売り歩くだけというふしぎな部署に送られるのだそうだ。こりゃあすごい。あるいは、遠い遠い工場に転勤させられるか。TVを売りに行かされる人は、1か月だかの期間が経てばもとの職場に戻れるのだからまだまだましなほうなのだ。
部長は、いまのわたしたちの売り物がCRTの赤字を埋めてあまりある収益をあげているからといって、いい気になるなといいたかったのだろう。暗黒の過去を知らない世代に、電機業界の厳しさを教えたかったのだろう。赤字というものが商売において許されないことなんだと教えたかったのだろう。
でも、わたしに伝わったのは別のことだった。わたしが歩くのはやりなおしのできない一本道で、電話屋とかカメラ屋みたいに元気のいい部署に移ることはもうできないと知っただけだった。研究所を追い出されてTV屋さんに送られたのも、後戻りのできない一本道の一部だったのだ。どうりで、ここの職場の人は視野が狭い。せめていまの売り物が売れなくなる前に、プラズマとか有機ELとかあっち方面に移れないか。こういうのは運だけで決まる。
まあとにかく、もうちょっと上流の工程に移れないか、というあたりから交渉してみようではないか。せっかく仕事を一から教わっておいて、半人前のままで逃げ出そうというのは心苦しい。しかし、ボスとの面接で毎年毎年しつこくしつこく訴えても、何年かかるか分からんのだ。となりの部に行くだけでさえ。主任の給料をもらうまでは辞めたくないという未練もあるのだけれど。
ペットボトルの水を売り歩くのがいやなら画期的な商品を開発すればいい。だけれども、新しい技術を持ってくるのは研究所の人なのだ。わたしたちは背後におびえながら、一本道を歩くだけ。ま。いまは儲かっているし、給料もいいんだけれども。
昼ごろ出社。行き詰まる。3時間で抜け出す。
日本橋へ。ソフマップにて電姫玉箱2というCD-ROMを買う。千葉千恵巳の声欲しさのあまり。大特価477円。3巻には宮原永海な声が入っていると聞いたのだけど売ってなかった。
ディスクピアへ。Moulin RougeのサウンドトラックのCD。
またソフマップへ。ルータを衝動買い。Corega BAR SW-4P Pro。65Mbpsと箱に書いてある。速っ。実スループット45Mbpsと小さく書いてあるのだけれど、それでも速っ。15,800円とはなんとまあお安い。安いに決まってる。ああ買うったら買うさ。
メロンブックスで厳寒湾岸まんが大会(仮称)のカタログを買う。2,000円。
ルータの設定は、それまでの環境を移植するまでにあたってはとくに難しいところはなかった。急につながらなくなったと思ったらいつの間にか上りの線路が外れていて、えらく回り道をしてしまったことを除けば、まあ難しくはない。
さて。これでルータの内側と外側に壁ができた。外向きのサーバを動かそうとするとこの壁で止まってしまう。Static Routing Tableまわりの設定を試みるもうまくいかず。翌日の午前5時まで試行錯誤したがうまくいかず。
ただ、ここまで試行錯誤する過程で、いろんな副産物ができた。Windows 98の共有ファイルがMac OS Xから見えるようになった。オンラインな説明書を印刷しようとしたらどうもきれいにい出てこない。試しにWindows 98で見てみようと思うとPDFのReaderがない。Readerを入れたらばこんどは印刷ができないからドライバを入れる。このあたりで力つきたので結局印刷はできず。
電器屋さんに掃除機を買いに行く。一番高いの。34,800円。5万円には満たない。明日この領収書を持っていく。どうせだれも文句は言ってこない。ただ、見えないところにいるわたしの敵が、人事評価のファイルに特記事項をつけ加えるだけだ。本当はさらに25万円ぶんの商品を誰かに売らないといけないのだけれど、あまりに情けなくて誰にも言えない。どうせだれも従いやするまい。そうだよな、なあ。なあ。
もしえらい人がやってきて金額が足りないだのなんだの言ってくれば、ボールペンで手のひらを突き刺してさしあげるところだが、残念ながら敵は見えないところにいる。わたしの手のひらとあんたの手のひら、どっちに穴を開けたい。なあ、聞いてくれよ。どこにいるんだよ。奥歯ががたがた言うんだ。見てくれよ。なあ。
さて。さすが34,800円。不安になるぐらい強力。
いとこが家に来た。古い林檎さんをあげる。PowerMac 7200。主記憶64MBとHDD 500MB。System 7.5.2。ちっさいタブレット。クラリスワークス2。いまにして思えば、Painterが2本あるんで片方を持っていってもらえばよかった。
Moulin RougeのCD。劇場で聴いたときはすごくいいと思ったんだけどなあ。ヘッドフォンと計算機のCDドライブではだめらしく、恐くもなければ楽しくもない。「El Tango de Roxanne」はかっこいい。ろーくさーぬっ。
映画がとてもいい感じだったのに気をよくして、もっと観たくなる。同じものをもう一回観に行ってもいいし「ハリー・ポッターと賢者の石」を観てしまうかもしれない。たくさん人のいる劇場に行くのもそんなに悪くないと思った。
[1]東映まんがまつり。[2]愛のエチュード。[3]うさぎしゃんR(再)。[4]ムーラン・ルージュ。(追加2002/12/27)[5]アメリ。
おおすごい。この日記をだばだば検索してみたらば、今年はもう4本も観てますよあたくしわ。すげー。自分とは思えないほど文化的ー。さかのぼって見てみると。
1996年。なし。
1997年。[1]東映まんがまつり。[2]スレイヤーズと天地無用。
1998年。なし。
1999年。[1]ロリータ。[2]フェアリーテイル。[3]アキハバラ電脳組と少女革命ウテナ。
2000年。[1]東映まんがまつり。
うむむむ。もっとアニメを観んとなあ。
ははははは。あまりにも絶望的な壁があって、遠さがぐるっと一周して、もう他人とは思えないほど。
まあこれが古かったり遅かったり使いにくかったりする描画ツールで困ってしまう。なので、あと2日もらう。あんまし遅らせると業者さんも困ってしまう。年内に基盤をもらわないと。
わたしと同じ研究所からここにやってきて、それがいやになってとなりの部に移った人がいた。転属を訴え続けて4年かかったらしい。またある人は、転属を訴えたものの待ちきれずに辞めたらしい。そうなんだ。やっぱりそうなんですってば。4年っていったら途方もない。
やっぱりわたしと同じ研究所から同じ時期にやってきたわたしの同期は、その4年もかかってまでして行こうという隣の部に送られた。しかし、しばらく見ないと思ったら辞めたらしい。やっぱり考えることは同じなんですってば。
「よくできました。」をやりなおす。保存と読み込みのくり返しで、いい出目をむりやり出す。これで順調に進む。うはー。麻耶おねえさまー。
去年の給料2か月分と査定分が181,000円。わたしの値段が夏よりも20,000円増えたらしい。アレしてナニして受け取ったのが399,497円。
若者に自殺行為をさせておいて、自分は洞窟に隠れているという極悪人だ。……というのは誰のことを言っているのか。戦争ってのはそういうものだろう。将軍は地下室にいて、兵隊は武器を持って戦っている。兵隊は空を飛んでいて、その数千メートル下では人が死んでいる。
「はじめてのおるすばん」の店頭デモっぽい動画が公開されたので観る。見るのでなく。ぐはー。
あとアレだ。お薬とかやってるひとは悪いことをしちゃいかんと思うのだがどうか。わたしがなにかしでかして家宅捜索されたら部屋から「はじめてのおるすばん」とか「fifth twin」とか出てきてなにかと大変ではないか。「容疑者は幼い双子の姉妹に偏向的な興味を示しており、法務省は事件の再発を防ぐためコンピュータソフトウェア倫理機構に対応を申し入れ」とかそんなことになったらかなわないので、あたしはとてもよい子ちゃん。スピード違反もー、たまにはやるのさー。
あと、ぜんぜん関係ないけれど、なにかの中毒の人に「それっていいのか」って聞くのはよくない。最高にいいに決まっている。または、禁断症状を抑えるほうが大変でよく分かっていないかのどっちか。せらみゅ最高っすよ。
あと、ぜんぜん関係ないけれど、「Moulin Rouge」のCDを何度も聴いていたらけっこういいような気がしてきた。劇場にはかなわないけれど。
あと、ぜんぜん関係ないけれど、賞与をあらためて計算してみたら2.8か月分もあった。すげー。なんなんだ、ここは。業績に連動して額が決まるようになったので、次の夏はかなり下がりそう。
あと、ぜんぜん関係ないけれど、「淫獣幻夢3」というゲームで「花札に負けると女の子が触手に襲われる」というのは、一般人の思考の範囲を超越している。
少し前に判明。Painter 5.5だとMac OS X上でタブレットを使ってもまともな速度で線が引ける。うむむ……。
"Lady Marmalade : Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya, and Pink."
そして、ぴんく。
うはー。こんな高いモンがなんで売れるのだろう。OEM先がひとつ追加。1万ドルもするのにー。まあ向こうにしてみりゃ、1万ドルでは安すぎてもうけにならないからウチに作らせるのだろうけれど。
ウチはしたたかというかしぶといというか。危ない橋というか。売れてさえいれば誰も文句は言わんのだ。だから再構築の機会を逸したまま。
考えなおしてみたら、いまの制度では賞与の査定分は基本給とは独立して金額を計算するから、賞与が月給の何か月分というのはあんまり意味がないのだった。基本給が安い人には、賞与の何か月分という尺度ではものすごく賞与が増えたみたいに見える。すでに基本給が高くなっちゃった人の場合はむしろ減るはず。
Macworld Conference & Expo/San Francisco 2002の基調講演は2002/01/07。たぶん液晶なiMacが発表されるんだろう。PowerMac G4 Quicksilverの速いのが出るといいなあ。まだかまだか。頭から湯気が出る。
プリントパターンを描いたり消したりまた描いたりしているうちにある規則性が見えてきて、美しいかそうでないかが感じられるぐらいになってきた。……のだけど、なんだか永久に終わらないような気がする。一旦いらいらしはじめると、わたしはどんなパターンを描こうとしていたのかを見失ってしまう。こうなると危険なので帰ることにする。
なんだか吐く息が熱っぽくなってきて。遠くが見えなくなってきて。なんだか風邪っぽい。
描き終わったら休めってことらしい。ってことはいまは休んじゃだめなのかー。それはいいのだけれど、休むかどうかってのは自分で決めることじゃなかったのかー。
うー。予約しちゃおっかなあ。法律で絵まで規制される暗黒の時代が来る前には、こういうゲームがあったんだという記念にひとつ。……いやいやいや。売り切れってなことはないよなあ。そんなに売れるはずがない。勝手に世界のごく一部の人が騒いでるだけだ。そうだよなあ。なあってば。
はんだごてを手に持っているときだとか、いまみたいに図面をひたすら描いているときなんかは、たいてい、仕事とぜんぜん関係ないことを考える。今日は会社を辞める日、という設定で部署の人たちの前でどんなあいさつをすればいいのかを考えていた。
えー。本日はお日柄もよく。あたくしのすんばらしい門出にぴったりであります。あたくし、この職場から逃げ出すにあたってごあいさつをひとつ。あのいまいましいCADツールを毎日さわっているうちに頭がおかしくなりまして。ほら。こんなに。わたしがこんなに忍耐力がないなんて知りませんでした。20年来変化のない事務処理や、技術を理解しないえらい人たちなど、わたしの能力では到底ついていけないほどレベルの高い職場でありました。わたしがこの事業部に入れられたのはなにかの間違いです。規格外のわたしはここで廃棄処分となりますが、良品のみなさんはどうか身体に気をつけてがんばってください。ふふふ。ははは。あーははははは。んじゃ行くよ、ワームモン。ちゃーちゃちゃららららーらー。
えろいまんがとかゲームだとかがなくなったら日本に住む価値が3割ぐらいなくなる。えらい人にはそれが分からんのです。あとの7割のうち、3割がえろくないまんがとかゲームで、4割がわたしが日本人だってことそのものだ。もう、働いた報酬としてCDとか本とかゲームとかをもらっているようなもので、この紙とプラスチックの山に埋もれて過ごさないと働く意味なんてないってなほど。むしろ、紙とプラスチックが切れても、車とか家とかの借金を抱えていれば働く気になれるのやも。
昼出社。まだわたしの理性が勝っているので叫び声を出さずにすんでいる。どうしてわたしが描くとツールがこんなに落ちますかー。4時間で逃げ出す。
うううう。4連休ぐらい取ってゲーム休暇に入りたい。やっぱり「逸脱」が気になる。映画も観たいし髪切りたいし。金曜を休みにできないかなあ。
さおりたんハアハア。あと13日。
あと、ぜんぜん関係ないのだけれど「SNOW」の桜花たんは身長89cmで4歳児なみなので困ってしまう。やっぱりそのへんでアレするのがナニして、そのままでは発売できなくなったんっだろうなあ。実現すればそっち方面史上最強のロリピンクなのにー。
昼食はカレー。昨日も家でカレーを食べたけど、あえてカレー。家のとは味が違うさね。
帰り道。梅田のソフマップに寄ってみる。
ぐはあ。人が多いであります。えろいゲームを買わない人といっしょにえろいゲームを持ってレジに並ぶのは辛いであります。
[1]「キッズステーション美少女戦士セーラームーンワールドちびうさとたのしいまいにち」 あー。買うてしもた。「ちびうさの」ではなく「ちびうさと」である。3,379円。
[2]「キッズステーションも〜っと! おジャ魔女どれみMAHO堂スマイルパーティ」 あー。買うてしもた。また問題作だったらどないしよ。3,379円。
[3]「逸脱」 あー。買うてしもた。逸脱ですよ逸脱。逸したり脱したりするんですよ。箱の裏に「恥部嗚咽地獄」「濃縮還元男汁地獄」とか書いてあって笑ってしまう。6,280円。
家に帰ってまたカレー。こんどはチキンカツが載ってるぞ。肉だ肉だイーヤッハアッ。
ゆーりーあーっ。妹の名を叫ぶ男。ゆーりーあーっ。ボイス入り。なんかもう。あまりのへんてこさに笑うしかない。脅迫したり陵辱したりするいやなゲーム。そしていやな主人公。
お子さまな美宇もいいのだけれど、ここは月湖さんでしょう。逸脱した主人公をしてふしぎな共感をしてしまう美宇の壊れっぷりもいいのだけれど。気丈なお嬢さんが、風呂場で排泄させられて本気で泣いてしまうあたりのぞくぞく感を推したい。
不定期刊はじるす新聞。
ゲームをネタとして楽しむ世界。とても楽しいが、身を滅ぼす予感がした。予感がしたけど投稿しちゃった。ああ。もうなにも言うな。あずまの日記は「はじめてのおるすばん」を一方的に応援するのだ。
うー。3時まで起きてたのはまずかったか。うー。
主任が北海道に遊びに行った。わたしにもやーすーみーッ。金曜といわず木曜からでも。早く早く。まだかまだか。データを送るのが明後日午前10時。
頭がおかしくなりそうです。またはすでにおかしいです。運動して筋肉に乳酸がたまってだんだん動きがにぶくなっていくように、頭がだんだん低速になっていく。寝そうになったら炭酸飲料を注入。またの名を朝ごはん。倒れそうになったら炭酸飲料を注入。別名3時のおやつ。どういうわけかCADツールをわたしが触るとやたらと落っこちるのに泣かされ、強力なバックアップ機能に助けられ、なんだかんだいって思考を途中で切り刻まれて、疲労だけがたまっていく。深夜に長時間逸したり脱したりしたのがまずかった。
「とっても萌え萌えなボイス入り♪」というのは一体なにものなのであろう。みなみおねえさんだったら萌え萌えですかー。須本綾奈だったら萌え萌えですかー。へへっ。あっしにゃナンのことやらちいとも分かりゃしませんぜ。「萌え萌えな」が指す対象は声質のことじゃなくて、台詞のことなんだろう。ということはアレですよ。アレ。右から左から「お兄ちゃんっ」という双子のユニゾンがっ。
いやいやいや。そんなのでいいはずがない。だったらわざわざ「萌え萌えな」なんて書くにしてはありきたりではないか。「ドキドキ♪ クラクラ♪」するぐらいの萌え萌えっぷりが必要なんだよ。そうなんだよ。音なんだよ。注目されるべきは音があるのかどうかってことじゃないか。……へへっ。あっしにゃナンのことやらサッパリですぜ。
完成。たぶん。
最後の日になって脳が覚醒しはじめる。通称「朝ごはん」および通称「3時のおやつ」なしで描き続ける。かなり手伝ってもらったけれども。さらに、わたしがさわるとやたらとCADツールが落っこちる原因と、避ける方法が今日になって判明する。
まだ雑用がいっぱい残ってるのでしばらくはこれをやっつけることにして、金曜を休みとする。休みの届けを出した直後に、その日に職場の大掃除をするという連絡があった。あらま。聞こえなかったことにしておこう。
とりあえずその、アレだ。「おるすばん価格5,800円」ってのはすごい感覚だぞこれは。おるすばんの対価が5,800円。新宿歌舞伎町2丁目の感覚というか。その。おるすばんではなく、おるすばんプレイであることを自ら明かしてしまう。……ような感じ。
エラーで弾かれる。電話で呼ばれる。修正する。これの繰り返しを2周。どうして自分でエラーチェックできんのですかー。ともあれプリント基板のデータ一式がわたしの手から離れてめでたしめでたし。ひと段落ついて炭酸飲料を注入。と思ったらあと1周。
まあ奥さん。ついに「ワークシェアリング」導入ですって。仕事の共有。仕事が減った職場で、人を減らすかわりに一人あたりの仕事と給料を減らすというもの。たぶん製造部門の話なんだろう。半導体とか。白い家電とか。
新入社員がぜんぜん入ってこない上に派遣社員を雇うお金すらない職場での、ぎりぎりの経費削減策ってところだろう。なーむー。
出張に行かせてくれよう。まったり忙しい檻の中にいると退屈なんだよう。北欧とか。南米とか。北アフリカとか。東京は自前で似たようなところばかりさんざん行ったからもういい。
東芝も撤退。ウチはDRAMをやるだけの技術力がなかったのがかえって幸いする。
ドキドキ♪ クラクラ♪ たおれそーうー。むっちゃ恥ずいではないか。某所にただよう熱気に押されて送ってみたらあとがぜんぜん続かない。放置プレイ禁止ーっ。電波な風味が強すぎて、あとに続くべき人をしりごみさせたのなら申し訳ない。うう。あたしはもっと踏み外すぞ。ハアハアハアハア。
メモ。[1]さおりたんが赤でしおりたんが青という服の色の解釈[2]瞳と衣服の色の関係がしおりたんが同色でさおりたんが補色であることの解釈[3]前髪のはね方の相違
季節は夏。夏休みである。なんでやねーん。6月9日の誕生日もジーザスの日とカカオ菓子の日もなしですよ。……ってそうじゃなくて、どうして真夏の話なのに真冬に発売なのか。例の法律の運用が変わって絵が規制されたりする前に出しちゃえってことなのかなあ。延びたのか早まったのか。
打ち合わせ。どうにも眠気がこらえられず午後8時ごろ寝てしまう。すんません。えろゲーのやりすぎです。あと緊張の糸がばっさり切れたのと。
午前7時50分。駐車場の予約券をもらう。並ばずにもらったのは久しぶり。この時間にくればいいのだがよく忘れてしまう。そしてキャンセル分をもらうための厳寒の行列に加わることになる。
まだぜんぜん終わってないけど逃げ出す。さらば仕事。ようこそわが兄弟。4連休。
愛のなさを自慢するな。
4連休の間なにするの、と聞かれたら困ってしまう。わたしはまだまだ小さな人間なので「家でえろゲーをする」とは言えない。夜中まで起きて馬鹿な文章を書くとも言えないし、おジャ魔女のビデオを観るとも言えない。冷蔵庫のチーズをもそもそ食べるとか昼まで寝るとかみかんを食べるだとか言えない。だからこういうときは話題を変えてしまう。
「髪を切りに行こうかな」と。嘘ではない。たぶん切りに行く。きっと切りに行く。ここで髪の話題に移ってしまえばわたしの勝ちだ。髪の長さの話になって、染める話になって、パーマネントな処理の話になって、値段の話になって。今日はわたしの勝ちだ。
今年やり残したこと。[1]映画「クイーン・コング」を観るのを忘れていたこと。[2]絵を描くのを忘れていたこと。[3]どれみさんを観るのを半分も忘れていたこと。
[1]「ふたり」を「ふたなり」と読み間違える。[2]「おとなり」を「ふたなり」と読み間違える。
さおりたんハアハア。早く売ってくれ。打ってくれ。撃ってくれ。しおりたんのアリスとさおりたんの赤ずきんにはさまれてえええッ。
昼ごろ覚醒。映画を観に行こうと決意。ふんふんふーん。ハリーポッターを観に行くつもりだったのだけど、火曜でも満員で観られずという話なので延期する。どないしよ。探していると、いま「アメリ」を演っていることが判明する。空想好きな少女アメリがそのまま大人になって体験した日々。フランスで大人気。以前、なにか別の映画を観に行ったときに「アメリ」の予告編を見て気になっていたので、これにしよう。
梅田に向かう。昼食はラーメン。上映の時間を調べていなかったので、キティさん電話でなんとか調べられないか試してみる。途中で何度も中断しながら苦労してYahooの検索サービスにたどりつき、検索キーワードを入力する。「アメリ」「上映」と入力したところで、画面が切り替わった。「充電(電池交換)してください」という表示が出た。待っても元に戻ってくれないのでなにかのキーを押したら、いままで入力したアレやコレが全部きれいさっぱり消えて、電源を入れた直後と同じ画面になった。うっかり電話機を電話以外のことに使おうとしたのが間違いだった。
梅田ガーデンシネマに到着。さて観るぞと思うのだが「アメリ」がない。ががーん。やってしもた。またテアトル梅田と梅田ガーデンシネマを間違えてしまった。んなあああ。また。またまた。あの不安になるほど長い長い地下道を歩いて戻らねばならない。へんなにおいのする地下道。貨物列車の操車場の真下を横切る地下道。わたしは何度も横や斜め上を見てしまう。一度だけ後ろも見た。わたしの網膜の裏側にカメラがあれば、わたし専用の恐怖映画ができそうなほど。天井の面と壁の面が交差するあたりの塗装の表面とかアルミニウムの板とかそんなのを見ながら歩く。
地下道の次は阪急線の真下をくぐって歩く。やっとこさテアトル梅田にたどり着く。
さて。なーんも考えずに劇場にやってきたのだけれど、着いてみたらば上映20分前だった。スクリーンは2つあって、今日はどっちも「アメリ」を演ってるらしい。見ればすでに行列ができている。なんと。まあ。
とはいっても小さな劇場なのでたいした人数ではない。行列のうしろの方だったものであんまりいい席ではなく、まあいつもの通り前の方の席。前から2列め。それはいいのだけど、どうしてわたしが映画を観に行くとまわりは女性ばっかしですか。お客は100人ぐらい。最前列が空いている。
「アメリ」の巻。原題は「アメリ・プーランの数奇な運命」とかそんな感じ、なんだと思う。
あらすじ。少女アメリは軍医だった父に心臓を患っていると誤診され、学校に行かないまま過ごした。母が勉強を教えて育てられる。かんしゃく持ちの両親に育てられるうちにアメリは空想の世界で遊ぶようになった。現実の世界ではいたずらを覚えていく。家を出て働くようになったアメリははじめて人とつき合っていくが、大人になってもちいとも変わらなかった。アメリは部屋の壁の穴から誰かの古い宝物を偶然見つけた。これを返しに行くことで現実世界の誰かを幸せにすることができたなら、空想の世界から帰ってこようと決意する。
感想。うく。うくくくく。期待通りのへんてこりんさ。それでいて、あたたかい。「アメリ」にはへんな人が登場する。いや、ふつーの人の変な側面を見せるのだ。たくさんたくさんへんな部分を見ていると、わたしだけじゃないんだ、っていう気になる。アメリのすてきないたずらに目を奪われてしまうけれど、孤独な側面は他人とは思えない。そうは思ってもわたしはべつに特別な人間じゃなくて、わたしのある性質を取り出して、狭い世界で他者と比較したり見聞きしたものでもって自分は変わり者だと思っているのにすぎない以上、ほんっとうに孤独と愉快が同居するアメリと同じ気分になることはない。まあそれはそれとして、いまだけはアメリと同じ気分なんだ。
おなじ視線の高さで人とつき合うことができないアメリが、やっぱり風変わりなニノに惹かれていく。痛い話のはずだけどすごく楽しい。わたしが変わり者じゃなくてもとても楽しい。
最近はインターネット経由のメールは携帯電話の電話番号だけでは届かなくなったようで、SPAMが来なくなった。こりゃめでたいのだけど、どういうわけかまた1通きた。
題名「待ってます」
厳選! 容姿端麗の洒落た貴族達。
うむむむ。わたしも容姿端麗な洒落た貴族の仲間に加えてくれるんだろうか。貴族は夜ごとモンマルトル通りの店に通ったりするんだろうか。ステージの上では貴婦人に扮した年端行かぬ踊り子がドレスを脱いで、下着のボタンを一つ一つ外して、寝巻に着替えてベッドに入るところで幕が閉まるんだろうか。目が隠れる例の細長いマスクをつけて秘密のパーティなんだろうか。今宵もどどーんとレッツ飲みにケーションなんだろうか。迷子で遅刻しても待ってくれるんだろうか。年収500万円(推定)でも大丈夫だろうか。どきどきどき。
試験内容。850MBのファイル一個をHDD内で複製するのに要する時間を測定する。HDDはIBM IC35LC060を用い、PowerMacintoch G3/350の内蔵ATA/33 I/Fに接続されている。Mac OS X 10.1.2およびMac OS 9.2.2J上で測定した。
試験結果。850MBのファイルの複製には、Mac OS X上では1分23秒、Mac OS 9.2.2J上では1分20秒を要した。
考察。ATA/100 I/Fでは57秒で複製できたという報告がすでにある。同一機種のHDDを用いながら7割程度の速度でしか転送できない原因は、主に本試験設備でのI/Fの転送量が飽和しているためとみられる。年平均でHDDの速度が1.4倍になる傾向を考慮すると、ATA/33 I/Fはすでに1年前のHDDから速度が飽和していることに相当する。また、ATA/100は3倍の転送速度を持つことからあと2年もの間速度が飽和することがないことが予想される。
また、4,096Byteのデータを4,096個コピーする試験は面倒なので省略する。んじゃ。
Mac OS X上でiCabがあんまり遅いのでCarbon版からClassic版に戻してみる。PowerMac G3ってこんなに速かったのかと感動できる。テキストエディタもメーラもClasscで動作するものを使っているから、環境が後戻りすることにもはや抵抗はない。
不定期刊はじるす新聞Vol.4。「TVアニメ化」って。「突然の路上ライブ」って。この人には勝てないと思った。
あとは、この勢いで「はじめてのおるすばん2」2002年9月発売で突き進んでほしいですわな。題名を変えてドリームキャストに移植されたり、姉妹で入浴の絵柄が三鷹市水道局のポスターに採用されたり、日本水産から「はじめてのおるすばんソーセージ」が発売されたりするのを待つだけである。
某2ちゃんねるでハアハアしてる人もすでに127人手を挙げているので、少なくとも127本は売れる。あと29,873本売れてくれるだけで大ヒット間違いなしだ。
「アメリ」を観に行ったときにどういうわけかスタンプカードをもらった。1回観るごとにスタンプ一つ。七回観るとなにかもらえるらしい。無理っす。2回めからは1,000円で観られるのだけど、いつまでも演ってるわけじゃないのであと6回も観るのはもう無理っす。
いままでやっていなかったのだけど、ここを見られた回数を数えてみるかとCGI用のコードを探してくる。数字の読み書きと加算だけのためにいちいちperlの実行環境が立ち上がるのもナニなんでCで記述されたコードを使う。それがどうも動かない。読み書きするファイルが見つからないらしい。ファイルの場所を相対パスではなく全部書いたら動いた。
2回め。まるみたん。最後までは行けず。うむむ。わたしとしたことが。こんな素直な子にどきどきしちゃいましたわよ。まるみたんはちゃんと自分が墜っこちていくのを自覚しているのだけど、快楽をむさぼるうちに自分が主人公に騙されていることに気付かない。まるみたんはうっかり主人公のことを好いてしまったために、ていねいにガラス細工のように育てられるのに身を任せるしかない。
まあこれが。4人の中にあってはふつーっぽいお嬢さんなのだけど、ベッドの上で卑語を叫ぶようになるのがなんとも快感ですわい。ほわほわした声で(中略)とか言ってくれるのがしびれる。これを書いた人はすごくうまいのだね。ぞくぞくする。あるいはへんてこすぎて笑いが止まらないかのどちらか。
「ロイヤルブラッド II」(コーエー)と「Blood Royal 2」(ちぇりーそふと)は別のゲームである。
いつもどおり。いつもの人たちと忘年会っぽく。串かつ食べ放題の店に行く。もうエエ歳して行くモンやないですな。食べすぎて気分が悪くなる。
昨日から置いたこの日記のカウンタは、ロボットからリロードからもうなにもかも拾ってしまうのでどんどこ数字が増えて困っちんぐ。リロードのボタン連打で10票ぐらいちょちょいのちょいっと。……はあはあはあ。むきになって遊んでいる場合ではない。こんなのでも置いておけば管理が楽になるかなあと。
なんとなくね、あのへんの人たちと勝負できんかなと考えてしまったのだね。なにも特別な準備をしないで、ぽいとあの10,000の日記の中に放り込まれたら、ここはどれだけの人が見てどのへんに位置するのだろうかと。
本当は勝負になんか興味はなくて、この広い世界でどれぐらいの文章を書けばどれぐらいの位置に置かれるのかという分かりやすい指標があるのなら見てみたい、と思っただけなのだ。文章の内容ではなくて、読みやすさだとか分量だとか、どんなのが書かれていてどんなのが読まれているか知りたかった。
それでだね。調べてみたのだね。「ReadMe」って書いてあるロゴをここに置くと、そのロゴが読まれた回数を数えてくれるのだね。さらにさらに。どうやって判定するのかは知らないけれど、おんなじ人は一日に何回見にきても一回と数えてくれるらしい。たぶん、IPアドレスとか経由するISPのサーバが変わったりしたら同一性の判定はしようがないのだろうけれども、まあ、かしこく統計処理してくれるんである。
あー。なんか便利だなあと。なんか、こう、セールスマンの話術に惹かれていくようにわたしは。わたしは登録をしちゃうのだね。見られることに興味はない、なんて言いながら。まずいことになったらさっさと逃げよう。
攻略ページに頼ってハーレムな結末にたどり着く。なんかね。あたしゃ感動しました。べつにハーレムはどうでもよくて。月湖たんの逸脱っぷりはすばらしい。月湖たんが主人公の顔に脱糞しちゃうあたりでもう感動しました。「月湖のウンコで変態さん、汚させてぇぇ!」なんて叫ぶので目頭が熱くなりました。月湖たんは自分の意志で変態さんになりました。ここに書くことも、わたしはもうためらいません。ためらいません勝つまでは。そんな午前4時。夜明けの恋人たちに乾杯。
お嬢さんがたが日々変態さんに育てられていくのに、主人公は撮った写真で得た金を全部妹のゆりあに送る。無茶苦茶な生活でも、主人公はゆりあが遠く離れた地でバレエの予選で勝ったことをこの上なく喜ぶ。そんな無茶苦茶なゲームなのに、最後にはゆりあのほんわかしたテーマ曲が流れて倒れそうになる。ぜんぜん、まったく、ゆりあはゲームの筋書きに関係ないのに、最後の最後に読み手を脱力させるためだけに登場する。取ってつけたようなハッピーエンドも、また「逸脱」なのだ。
昼ごろ活動開始。ゲームもせずまったり。
夕方から美容室。髪にパーマネントな処理。午後7時ごろ終了。飛行機の券を買いに行けなくなる。
結果発表〜。一日経ってReadMe Japanのランキングを見てみる。
3,896位。18票。……うむむ。微妙な位置。自前で取ってるログを見た感じではもうちょっと少ないかと思っていたのだけれど。ランキングは9,825の書き物が参照数の順に並んでいる。0票のところは入っていないので、実際の登録数はもっと多いはず。
発売日まであと4日。こんなに発売日が待ち遠しかったことがありましょうか。いままでたいていすでに買って遊んだ人の評価を聞いてから買うと決めてきたので、こんな気分になることはまれなんである。いわば「ドラゴンクエストII」を予約して発売日に手に入れたあのころのような。そんな気持ちを蒸留水とエロの魂を加えて10で割ったような気持ち。まあそれぐらい「はじめてのおるすばん」には微妙に期待しているわけだね。さおりたんへの期待が7に対してくそゲーへの恐れが3の割合で配合されております。
期待というより、ちょっと言葉にしずらいけれども、ただひらすらにさおりたんハアハア。ドラクエIIのころって、いったいなにに期待していたんだろうね。なんかもう、とにかく新しかったんだわ。ビデオゲームだのRPGだのの歴史なんかぜんっぜん知らなかったけれども、まあとにかく、ドラクエIの延長でしか考えられなかったものだから、主人公に二人の仲間がいるってだけでもすんげえ新鮮だったのだね。
んで。あれから15年。やっぱりわたしはえろゲーの歴史なんかぜんぜん知らない。1998年夏の「Close 2U」同人版と1999年末の「メイド狩り」から始まって20本ほど遊んできたけれども、やっぱりはじるすは新鮮に見えた。絵を見て、自然にかわいいなあと思っちゃったのだな。観月さん家のさおりしおり姉妹が。いや困ったねと。「Fifth」なんかもすごくぐぐっとくるんだけど、ちょっと違う部分を刺激するのだね。はじるすは。「Fifth」なんかはいい意味で過剰にかわいいんだわ。衣装とかすごくいい。一方で、はじるすの姉妹はふつーっぽい。子供らしさを強調するあまりの無茶をしていないのに、かわいい。いや困ったなと。メイド服も猫耳もへんな髪型も過剰なアスペクト比の造型だとかもないのに。いや困ったなと。
これだけ期待しておいてくそゲーだったらわたしはここになんて書くのだろう。
年内には基板に部品は載らないことが分かる。さーよーうーなーらー。年明けはせらみゅ強化期間なので仕事を増やしたくないのにい。つまりアレだね。年末ぎりぎりの仕事が減ったんだから思い残すことなくまんが大会に行ってこいということだね。その前にかたづけねばならぬことが。
あっという間にオトナになれるー、まほうがあるとい・い・の・に・なっ。会社で脳の中の歌い手さんがテーマ曲を斉唱する。あと3日。姉妹丼がどれぐらいあるのか。ワシ、それだけが心配や。
3,437位。23票に増加。うう。ReadMe Japanのランキング3,000番目のこの日記を、10,000の日記の中からキーワードで検索したり長いリストから見つけたりして見にくる人がいるということが判明する。はじめまして。またはおひさしぶりです。あるいは人違いです。
酒とケーキとはじるすハアハア。ちびちび飲っていたウォッカの瓶がやっと空になった。
どうやってここが会社のフィルタに引っ掛かるにいたったのか。
まず、フィルタを買ってきていきなりここが閲覧禁止サイトのリストに入っているとは考えられない。内輪の人しか知らないところだからだ。なので、あとでネットワークを管理している人が追加したか、動的にいけないキーワードを検出してここを弾くようになったか、ということになる。
人力で追加しているのなら、わたしが確認用に会社から自分の日記を見に行ったときのログを管理者が追跡調査して、「ゲーム」関係の閲覧禁止サイトのリストに加えたんだろう。「Games」に関係あるから見ちゃいかん、と書いてあった。しょぼい日記なのに。
あるいは動的に検出してるんだったらかなり恥ずかしい。いまなら2日前の「ウンコで変態さん」というキーワードが引っ掛かって、未来永劫会社のフィルタに残るんである。見ようとした人のIPアドレスもまた未来永劫会社のフィルタに蓄積されて災難である。そしてウンコで変態さんな情報は、フィルタの開発元に帰還して蓄積されて、次なるヴァージョンで各顧客に配られるのである。そして、全国の小中学校のみなさんはあずまの日記を見られなくなるというしかけ。うはー。恥ずかしー。もっとわたしを汚して辱めてえええッ。
残業手当108,727円。休日出勤手当6,738円。所得税の還付16,840円。アレしてナニして振り込まれたのが253,516円。
これって忙しいのか暇なのか。いわば、まったり忙しい。基盤が納入されるが、部品をがっちゃんこするのは年明けで、それも仕事始めの前日の日曜日にやるらしい。待てーい。そんなことされたら、わたしまで仕事になってしまうではないか。それまでに池袋から大阪に戻っとかんとなあ。
宴じゃあ。肉の宴じゃああああッ。
どうやってか発売日前に入手した人から、不穏な感想がひそひそと聞こえてくる。よい意見も少しだけ聞こえてくる。そんな断片的な情報でてんやわんやのお祭りワッショイ。世界の片隅にある2ちゃんねるの、そのまたごく一部分は今日もまた平和でありました。
とりあえず確実とみられるのは、とてもとても内容が薄いという大方の予想が当たっているということだ。そんなことぐらいではわたしはひるまないんである。お前たちは敵に背を見せぬ子です。事件まであと2日。
ええと。はじめてなのかそうじゃないかって、そんなに大事なのだろうか。たしかに題名が「はじめてのおるすばん」だからなあ。そんなことでもう非難の嵐。今日も平和でありました。
飛行機の切符を買ってから打ち合わせ。
まったりまったり。雑用をやっつける。どこにいても寝そうになる。
某2ちゃんねるのはじるすスレッドを読み終わるのに1時間半もかかる。うううう。はやく遊ばせれー。
ふだん乗らない時間なもので、電車の時間を間違える。電車に乗り遅れてしまった。このままでは遅刻確定なので、駅から走ることにする。もう走る走る。着いたらば3分余裕があった。時計を持っているともうちょっと楽にすんだのだなあ。胸が痛い。
というわけで定時に出社。かといって、たいして仕事をするでもなく朝っぱらから職場の掃除。一般人の生活に戻る儀式。あと雑用。
早くはじるすを買いに行かせてください。休めればなあ。
昼過ぎに退社。さーてお父さんはじるす買っちゃうぞー。
難波について、まず食事。あたくしに一年間お疲れさまでした。ってなわけで寿司を食べにいく。はうん。魚の味がする。
日本橋をとっとこ探索。これがなかなか見つからない。「新体操(仮)」はいいんだってば。はじるすだよはじるす。おるすばんがしたいんだよ。あたくしは。日記には「はじるすのない日本なんてただの日本だよ。萌えないあずまさんなんてただのあずまさんだよ」と書こう。さおりたんハアハアだなんて書いてきたわたしが買えないなんて。
焦りながら探しつづけると、6軒めでやっと見つかる。ソフマップ2号店にはまだ残っていた。結局いつもの店で買うのだった。
6時半帰宅。予定より大幅に遅くなってしまったので、はじるすはあきらめて編集作業に入る。
……つもりが、つい浮気して3日間だけ進めてしまう。
どんどこ夜は更ける。外はまだ暗いがもうすぐ朝だ。結局カタログはまったく読めなかった。
まんが大会期間中の日記はこっち。
まったり起きて、10時ごろ活動開始。TVで「ふしぎの海のナディア」の劇場版っぽいのを途中から観てしまう。最後まで観てしまう。悪役の皇帝が塩沢さんなんだわ。泣いちゃった。そのままの勢いで「パンダコパンダ雨ふりサーカス」を観てしまう。なにが起こるかまったく想像がつかない。主人公のミミはいつだって「ドキドキしちゃう」んだけれども、わたしは別の意味でドキドキしちゃう。
昼ごろに出ていく。新幹線の指定席はさすがに取れないらしく自由席で帰ることになる。座れないのはいやなので「こだま」で帰ることにした。超特急こだま号でまったり。名古屋まで3時間もかかった。駅で停まるたびに「ひかり」や「のぞみ」に追いこされる。名古屋が終点なので降りて、みそカツを食べにいく。こんどは「ひかり」に座ることができたのでそのまま帰る。7時帰宅。
なんとか年が変わる前に日記を書けるところまで書いてみる。もう11時59分。
……と思ったけどやっぱり遅刻。