内容●[1]まったりと[2]眠気に誘われて[3]仕事をしつつ[4]妄想の日々
朝早く起きて、駐車場の券のキャンセル分をもらいに行く。6時に行ったらもう行列ができている。6時20分ごろ帰宅。また寝る。また起きて会社に行く。
それとは関係ないのだけれど「駐車場」を「注射嬢」と変換するすばらしいかな漢字変換プログラム「ことえり3」に盛大なる拍手を。「起きて会社に行く」を「掟会社に行く」と変換する「ことえり3」に最大限の屈辱を。
あたまあたまあたまー。頭を食べるとー。あたまあたまあたまー。頭がよくなるー。
やはし、へんてこな思考ができる人が職場にいると楽しい。へんてこな言語感覚を持った人はわたしだけじゃなかった。
会社は休み。ぼへーっと過ごす。また昼にカレーの店に行く。久しぶりにナンを食べる。
金曜日でしかも休みとくりゃ、えろゲー休暇にしてしまいかねない今日このごろのわたくしはいかがお過ごしでありましょうか。別に買いたいものは出なかったので、なにごともなくぼへーっと。ぼへーっと過ごすはずが、なぜわたしはまったり日本橋に来てますかー。
1,950円。PC100で256MBなDIMMが1,950円。まあお安い。2枚買ってみる。これで、林檎さんの主記憶が768MB、PCが256MBになる算段。これで64MBが1枚余るのだけれどだれも欲しがらなさそう。
あと、どれみさん♯のDVD[6]-[7]と、メイド隊のサウンドトラック[2]のCDを買う。
買いものの途中で、裏通りをぼへーっと歩いていた。一台の車に「スパイラルの山田」と書いてあった。
スパイラルのっ。山田っ。記憶があいまいなので、ひょっとしたら山田さんじゃなくて田中さんだったかも。そんなわけで、スパイラルの山田(仮名)っ。わたしは「の」という一文字に強い力を感じた。
「の」をつけて呼ばれる人はただ者ではないのだ。風車の矢七。かげろうのお銀。そしてスパイラルの山田である。必殺技の一つも持っていそうである。わたしにとってはスパイラルっていうのは、うさぎしゃんの「ムーンスパイラルハートアタック」を思い出させる語なので、必殺技に違いねえのである。「スパイラルの山田」には「牛殺しの大山」みたいな迫力を感じてしまう。すごい速さでトリブルアクセルをきめる、銀盤の山田さん(仮名)でも可。わたしなんか、まだまだ初心者なので「ぴんくのあずま」なんて恥ずかしくて名乗ることはできない。それぐらい「の」はすごいのだ。
他の人はどうだか知らないのだけれど、わたしは「の」には思い入れがあって、たとえば論文なんかでは「シュレディンガー方程式」とは書かずに「シュレディンガーの方程式」みたいに書くことにしていた。「ミンコフスキーの」とか「ヤコビの」とか。そんな風に書いたほうが、先人の残した方程式を道具として使う方法を可能な限りコンパクトに書く平坦な文章の中にあって、先人たる科学者の存在感が少しは引き立つと思ったからだ。
なもんだから「スパイラルの山田」っていう記述にびっくらたまげてしまった。でも、よく考えてみたら、スパイラルっていうぐらいだから、たぶん山田(仮名)さんは発条機関係の商売をしているんだろうと思う。さらに考えてみると「スパイラルの山田」を「スパイラル山田」に変えても、やっぱりおかしいのだった。この漢字と片仮名の混ざり具合が恥ずかしい。やっぱり、この名前をつけた山田さん(仮名)はすごい人なんじゃないかと思った。
「伊藤愛子」たんがいまマイブームれすよ。歌手でも作家でもなくて。いくつかのえろゲー製作会社のwebの掲示板にあらわれて、さっぱり解読できない文章を置いて去っていく15歳(推定)の謎の人。この意味不明ぶりは「監禁された沢口靖子」を追い続ける女悦美蔵仏さま以来というから驚きの格安セールとバールのようなものでこじ開け現金100万円が入った現金自動支払機を持って南西の方角にバールのようなものでご奉仕させていただきますぅ〜。
どこかの会社みたいに愛子たんの投稿を削除したりせずに、意味不明な投稿に当初戸惑いながらもそのうちギャグで返すようになった13cmの社長はえらいなあと。他人の話を聞いちゃいねえ意味不明ちゃんと接する羽目になったらふつーは恐い。めちゃくちゃ恐い。どうせ文字のやり取りでしかないんだから、意味不明ちゃんと戦うのではなく遊ぶ方を選ぶという手もあったのだなあ。
「初回特典にバグがついてくる」という一節に新しさを感じた。新しいものを買うと「デバッグをさせられる」というのは、現実が見えすぎた人の言葉なのだ。バグが「ついてくる」だなんて、なんと高級な表現だろう。
おジャ魔女のももこのCD。ぽっぷがももこに日本語を教える話があって嘘八百を教えてしまう。意味が分からないのだが教えるといった手前、あとに引くことができず「馬耳東風」はフランスの豆腐サラダのことだと教えてしまう。バジトフーン。あんまりくだらないので何度も聞いてしまう。バジトフーン。
んで。急に思い立って「たこがアシハポーン(足八本)なら、いかはアシジュポーン(足十本)か」というネタを思い出し、辞書を引いてみた。が。フランス語で「たこ」はアシハポーンではなかった。無印13話以来の2年間、たこはアシハポーンだと信じてしまったじゃないかー。辞書で引いてpieuvreだと知った26歳の夜。
恥ずかしいというかうしろめたいというか。どうも、なかなか本題に入れずに前置きが長くなってしまう。
雨が降っていたのでまずはおひるね。夕方に起き出すと雨が止んでいた。なもんだから日本橋にまた行ってしまう。着いたらばまた雨。雨あめ降れふれもっと降れ。アタシのいい男(ひと)連れてこい。なかなか収穫なし。あと、PCのパーツの店にも行ってみたらば、256MBのDIMMの値段は前日と大差はない。雨は降るふる傘はなし。蛇の目でお迎えうれしいな。
日本橋の電器店街をぐるっと回って、難波に戻ってきた。まだ見つからないんである。あれが。店員さんに「******」ください、だなんて言えようか。ああ言えまい。雨やどりがてら入った難波のソフマップのえろゲー売り場に、あったんである。さっき入ったときには見つからなかったのに。あれが。ほんのり上気した顔のおねいさんがつり革を持ってあさっての方角を向いている絵が描かれた箱が。その名も、
「最終痴漢電車」
どどーん。あったあったありました。痴漢電車がありました。店員さんに「最終痴漢電車」って入荷してないんですかね、なんて聞けませんよアタシャ、セコビッチ、ドワルスキー。あーうーおっほっほ。あーうーおっほっほ。お嫁に行きたいーん。もらい手がなーい。今日もやられて、あーん、あーあああんあんあ。おしいおしいな、もーうちょっとーい。
もうあきません。俺のえろゲーフィーバー(和名「えろゲー熱」)は誰にも止められないぜ? 2秒後には箱を手に取って、5秒後にはレジに並ぶほど。さまよえる小羊よ、えろゲーを買え。買って兜の緒を締めよ。文体がぶっ壊れているのは恥ずかしさを隠すためDeath!!((C)しかげなぎ)
なぜ痴漢ゲーなのか。理由なんかあるかー。やりたいから買うんである。くしくも一年前、我が師も「通勤快楽痴漢でGO!」を買った日にこう言っておられる。
「言い訳無用、ただのエロ志向でしゅ」
ははー。ほんとの理由はこうやってネタにするためでーす。ほんとのほんとの理由は、黄色の髪で二つに束ねた子が危険なにおいがして好きっぽかったからDeath!!((C)しかげなぎ)
んなわけで。深夜に走り出す痴漢電車の巻。
あらすじ。話はあってないがごとき。小さな鉄道会社が廃線の危機に陥る。主人公はやっと念願かなって電車に乗る仕事に就いたというのにこの職を手放したくない。なもんで、深夜に誰も人が乗らないのを利用して、このあたりの痴漢さんたちを集めて、危険な痴漢やりたい放題電車を用立ててはどうかと提案する。痴漢さんたちから金を集めれば経営の足しになろう。……なんでやねん。
そして、会社の出資者の支持を得て計画は実行に移される。……なんでやねん。しかし困った。誰も乗らない電車に痴漢のターゲットが乗ってくるはずもない。これを用立てるのが主人公の仕事である。主人公は昼間っから仕事もしないで、ギャルを集めてくるんである。主人公と一緒に乗った電車は恐るべき痴漢電車。主人公は実は一級の技術を持つ痴漢で、その指先に触れられた獲物たちは次々と屈していくのだった。……なんでやねん。
感想。ぶはー。残念ながらこれは痴漢のゲームではない。いうなれば「痴漢プレイ」のゲームである。前半の、獲物を探してうろうろするあたりはまぎれもなく痴漢ゲーである。おさわりシステム装備。なのだけど、最後の「最終痴漢電車」は痴漢っぽいが痴漢ではない。ただの陵辱であってナニであってつまらない。そんなモン、わしの部屋にいっぱい転がっとるわー。鍛え上げたおさわりシステム操作の腕を、最後まで試させてくれよう。こう、着衣の上からふにふにっとやるのがいいんじゃないかー。脱がすの禁止!! 陵辱反対Death!!((C)しかげなぎ)
ゲームの期間は10日ぐらいですぐに終わる。現実世界の時間で1時間ぐらい。なもんで、新たな絵を観るために何度も何度も遊ぶことになる。黄色い髪の二つ結びの子、眼鏡の学徒、制服姿の勤労者、と進んでいって、婦警さんまできた。この婦警さんがすごかった。この婦警さんがいなければ、このゲームはろくに遊ばれずに、部屋に箱を積まれるだけのゲームと化したであろう。婦警さんの台詞の馬鹿っぷりのせいで深夜に大笑いする羽目になった。婦警さんが馬鹿なんじゃなくて、台詞がもうすごい。他の人はどうだか知らないけれども、エロティックな表現が濃厚になればなるほど、笑いの圧力が高くなる。とにかくへんてこりんだ。
んで、大笑いしたのだけど、痴漢ゲーとしてどうかっていうと辛いところ。着衣の乱れによるエロ表現ってのは収穫だけれども。「通勤快楽」のDVD版が出たら買いに行くかのう。……なんでやねん。
昼。いつもの面々で河原に集まる。炭で火を起こし、肉を焼いて食らう。煙たくても、ただ食らう。寒くて寒くてしょうがなくても、ただ食らう。
本当は、こんな寒いところに集まらなくても、わたしたちはいるだけで十分楽しい。だって、わたしら自身が面白いんですもん。
帰りに、その昔行っていた大学の学園祭をのぞきに行く。あれまあ。この凋落ぶり。
「はじめてのおるすばん」はどうもね、ひっかかるのだね。双子というあたりがあずまさん的ツボですかな。ロリなのは当然として。なのだけど。
かわいい双子の女の子と気持ちよ〜く
おしゃべり&えっちをしよう♪
簡単な選択肢を選んで、即えっちシーン♪
……なゲームです!!!
……こ、この脱力感。感嘆符3個。往々にして、えろゲーがユーザに求める行動が「簡単な選択肢」しかないのだということを改めて読まされる。「即えっちシーン♪」という語感も情けなさ大爆発Death!!!((C)しかげなぎ) ここで「天使の微笑」しおりさんの紹介文を読んでみる。
【キライなもの】
ヌルっとした生き物。ゴキブリや毛虫、クモ、
ガなどの虫(蝶やカブト虫などは平気)
これを見て、しおりさんの背後に音もなく近寄って、背中にミミズをひょろっと入れたりして怖がらせて泣かせちゃったりするところを想像するのは、正しいユーザの反応なのですかっ。真に情けないユーザのありかたですかっ。どきどきしながら「小悪魔の微笑」さおりさんの紹介文も読んでみる。
【とくいわざ】
おにいちゃんを誘惑。甘えること。
“おねだり”と“お願い”。
スポーツ(バスケットボール)
「おにいちゃんを誘惑」のあたりで悶絶するのが正しい奴隷のありかたですかっ。おねだりされたら「マンション買うたろか」とでも答えるべきですかっ。最高ですかー。最高ですっ。萌え萌えですかー。萌え萌えですっ。
はあああああ。脱力。それでも。おにいちゃんは悪魔に魅入られた奴隷だから。口では気が乗らないようなことを言っても身体は正直だから。結局は買うんDeath!!((C)しかげなぎ)
んゴ。倍速ですよ倍速。6時間ぐらい前に飲んだコーヒーがいまごろ回ってきた。「倍速」とは製品に内蔵された脳が弊社従来製品にくらべて2倍程度の速度で動作することを表しております。ますっ。ぬごおおおおお。わたしが2倍で動作しているのか、わたしの周りの空間が半分の速度で動いているのか。わたしの身体がゆっくりとしか動かないように見える。ああそうか。わたしの周りの空間じゃなくて、わたしの身体の占める空間だけが半分の速度で動いているのか。指が冷たい。指がああああ。ああああああ。「A」のキーボードを打つときだけは倍速ですよ。指が震えてますよ。
帰りの電車の中で急に恐くなった。目を閉じて、また開けたら「砂嵐」しか見えなくなってたら恐いなあと思った。目を閉じてもまだ砂嵐だったら目が疲れるなあと思った。でも、この砂嵐のスイッチを切ろうと思ったら、眼球の裏側の神経を切ればいいのか、もっと脳に近いところを切るべきなのかが分からない。視神経にプローブを差し込んでシンクロスコープで波形を見たって分からんのだ。どうやってデバッグしたらいいんだろう。
目を閉じたら回路のパターンがにじんで見えてきたり、ソースコードの文字の並びが浮かんできたり、ああ、あの感覚の延長なのか。会社で、壁にかけられた窓が砂嵐をえんえん映しているのを見てしまったせいだ。きっとそうだ。もし、正弦波しか聞こえなくなったら。
おジャ魔女のおんぷっちのCD。その2曲め。北極星と書いて「ぽーらすたー」と読む。正弦波と周波数のずれたAMラジオの音が音色として出てくる。これが何回聞いても恐い。
おんぷっちはいかようにも姿を変える。役者だから。そのゆらぎを考慮してもなお、おんぷっちはおねいさんになってしまったことを認めざるを得ない。「北極星」も「おんぷのすいーとそんぐABC」も。わたしがTVを観なかった間にも、おジャ魔女ちゃんたちは正確に歳をとっていくではないか。歳をとらないのはわたしだけだった。
春一番がやってきた。風が強い。天気は実にいい。空気は冷たい。朝起きられなくなって、出社時間がどんどこ遅くなるときたもんだ。働くまいとする意欲がどんどこ高くなっているので、ますます起きられなくなるときたもんだ。
ぼへーっと家を出たらいつのまにか電車に乗っていて、ぼへーっと歩いていたらいつの間にか職場についているときたもんだ。出社が遅いもんだから、とびらを開けて職場に入る一歩の踏み出しにくいこと。
ねーむーいー。ここ数日はそんなにゲームびたりというわけでもないのだけど、とにかく眠い。寒さのせいだ。きっとそうだ。
PowerPC G5が出るのが先か。わたしががまんできなくなるのが先か。DDRなSDRAMに置き換わるのが先か。わたしががまんできなくなるのが先か。Aquaがもうちょっと軽くなるのが先か。わたしががまんできなくなるのが先か。
水と白菜と鮭。これらの温度が摂氏100度程度に保たれた鍋がある。鍋の下には電熱器がある。電熱器には電源ケーブルがついていて壁までのびている。
わたしは歩いている。足の先が電源ケーブルに触れた。やや抵抗があってケーブルはわたしの足に引っ張られて動く。
ケーブルの根元に鍋がある。鍋はケーブルに引っ張られて動きだす。やや抵抗があって、ふと抵抗がやむ。鍋は空中を2秒間舞って、そのあと床に衝突した。
鍋の中には高温に保たれた水と白菜と鮭が入っていた。これらが一度にわたしの背後で舞って、床に衝突した。暖める相手を失った電熱器は、その表面に水滴を受けてじゅうじゅう音をたてる。
わたしは「おたま」を取りに席を立ったのだ。食べるためにしたことが、わたしの食べ物を奪ってしまった。
韓国の人が犬を食べるのをやめさせようと国際サッカー連盟が思いつくぐらいに、サッカーは大きな市場なのだろう。
ソフマップのえろゲー売り場から出てきたときに職場の人とばったりはち合わせしたりしないかと冷や汗ものの今日このごろ。今日はー。職場の飲み会があったので会社帰りに「よくできました。」を買いに行けなかったじゃないかー。
いまだにミュージカルを観に行ってしまうほどセーラームーンが好きだったりだとか、おジャ魔女の薄くて高い本をとりつかれたように集めていることだとか、「ゆんゆんパラダイス」よりも「少年注意報」の方が好きだとか、そっち方面はなんとかカミングアウトせずにやっていけるわけだけれども。しかし、だ。どうやってもかわせない攻撃がある。さっきの恥ずかしい買いものをした直後に会社の人に会ってしまうってのもそうだけれども、もっともっと物理層に近いところへの攻撃がある。
はうわ。どうしてここの職場の人は背後からわたしの身体に触りたがりますかー。現在2名。どうしてわたしが腰をうりうりされると弱いってことを見抜きますかー。ああああ。どうしてそんなにっ。弱い叫び声が鼻腔の奥から発せられるまで責めますかー。
せらみゅのファン感謝イベントの日。7時ごろに家を出ようと思っていた。池袋に早めに行って冬公演の切符の先行発売にそなえようかと思っていたのだけれど、起きたら8時。ぎゃふん。
ぎゃふん。もうまったり過ごすことにした。10時ごろやっとこさ家を出る。お買いもの感覚で。手ぶらで家を出た。ぎゃふん。これじゃあ、パンフレットだとかを素手で持つはめになるではないか。ぎゃふん。なんだか雨が降りそうではないか。ぎゃふん。眼鏡を持ってくるのを忘れた。でも取りに帰るのが面倒なのでそのまんま駅に向かう。
途中。京都駅に着いたときに、そばのおねいさんたちが、
「あ。アンパンができてる」
というのが聞こえた。アンパンとはなにか。「am/pm」という店が駅のホームに面して建っている。「am/pm」と書いてアンパンと読む。おねいさんの間の隠語らしい。「アンパン」と読む人と「AP」と略す人に別れているらしく、当初「アンパン」は全く通じていなかった。もうとにかくアンパンである。ふつー、うら若き学徒がアンパンといったら有機溶剤のことだと思うじゃないか。
中略。2時に池袋に着く。雨が降っている。でも傘を買わない。会場の前に着いたらば、だばだばと人が。変身したちっさいセーラームーンがいっぱい。そして母親たち。ファン感謝イベントにまで出かけてくる母親ってすごいな。冬公演1/04(fri)15:00の切符を二枚買う。ペットボトル屋とわたしのぶん。6列め。左端。
いったん会場を離れてラーメンの店に入る。辛いやつを食べていたら汗がだばだば出てきた。わたしの身体の温度調整機構はどうなっているのだ。
そんなわけで。3時半に開演。1階最後列。補助席に加えて床にざぶとんを敷いて座る人まで出るほどの盛況。2時間半のしやわせー。
登場人物のこと。セーラー戦士な方々は変わっていないみたい。ただ、ちびうさが一人増えてダブルキャストになった。宮崎のえるに加えて山本愛星(あいしゃ)。んがー。もう一日観に行けということですかそうですか。黒木マリナのムーンは前回のイベントのたどたどしさはどこかに行って、とてもよくなった。
あと、夏公演でのブラックレディの川崎真央が降ろされる。もうさんざん批判[1][2]したけれど、これは育ってほしいと思うのであって代えてほしいとまでは。んで、冬公演では中丸シオンになった。これがかなり強力。ホンマに18歳ですかこの人。強力すぎてまいっちんぐ。もう5人組なんかぜんぜんお子ちゃまに見えるほど。悪者は結構変わっていて、あやかしの三姉妹にベルチェが加わって四姉妹に戻る。紅のルベウスの加えてブラックムーン一族が全員揃うらしい。なぜ、いまになって変えるのだろう。
落ち着き払った司会のできる人、だと思っていたプルートの穂坂優子がなんだかぎこちなくて、なんだかかわいいと思ってしまった。
曲のこと。新曲の披露はなかった。目を引いたのは、中丸シオンにつきる。どえらくドスの効いたブラックレディの曲と、ほたる(垣内彩未)と「ゴンドラの恋人達」のデュエット。後者はうさぎと衛のための曲なのだけどこれがまあおそろしくはまってしまう。ほたるちゃんが危険だなあ。小学生なのにっ。小学生なのにっ。ここだけは中丸の作と演出なのだけど、ちびうさがのぞいていたり、「高校演劇ってこの程度なの?」と言わせてみたりするところまで全部書いたのだとしたら、おそろしい逸材なのかもしれない。もう一歩踏み込んで、中丸には男役ではなくブラックレディで演ってほしかったなあ。のぞいているちびうさにはもっとこう「一番星、見つかっても帰らない」ほたるちゃんを奪われそうになることに危機をおぼえる演出がほしいというか。駄目ですか。そうですか。
「ジングルベル」の若作りな遠藤あどの台詞は、TV版のCDに入っている亜美ちゃんの台詞「だって、今日はクリスマスなんですもの」にかかっているんだろうか。
企画のこと。質問コーナーはあらかじめ募集した内容を読み上げる形式に変わって、時間が短縮された。募集していたとは知らなんだ。質問は[1]休みの日はなにをしているか[2]プルートの時空の鍵をもらったらいつの時代にいきたいか[3]初恋はいつだったか、の3つ。あと、セーラームーンなりきりコンテストという企画があったらしく、その授賞式があった。受賞者は2歳から5歳ぐらいの子。会場に応募された写真がわんさと貼ってあったのを見るに、もっとおっきい子もたくさん応募しているようなのだけれど、おっきいと賞は取れんのだろうか。
最後は握手会。わたしも年甲斐もなく握手会。目の前にセーラー戦士がいるとどうもじっと見られぬもんですな。恥ずかしくて。しかしてちびうさを直視。はうん。宮崎のえるがー。なでなでしたい衝動にかられる。このままお持ち帰りしたい衝動にかられる。ウラヌスの高木ナオは毎回なにかとしゃべってくれる。べつにあたしのことなんか覚えちゃいないのだろうけれど、あたしは覚えてますよ。
会場で、アニメの10周年記念イベントの切符を買ってしまう。劇場版Rの上映会をやるらしいというのは知っていて、別に行く気にはならなかったのだけど気が変わった。映画に加えて歌の時間があって、石田よう子とミュージカルのキャストがくるというではないか。行かねばならぬー。
6時半ごろ退出。サンシャインシティの中でハート形の時計を見つける。いったんは通り過ぎたのだけど、やはり気になって戻ってくる。電池が替えられるのかとても不安。なのだけど買ってしまう。ハート形に打ち抜かれたぶあつい鉄の匡体のまわりにピンク色のビーズが埋め込んである。これまたハート形の窓からピンク色の文字盤を持つ時計が見える。短い鎖で吊り下げられた形状からして、どうもキーホルダーではないかと思われる。1,000円。かわいい使いみちはないものか。
また超特急のぞみ号14,190円に乗り込んでえんやこらと帰途に着く。行きは500系車両で帰りは700系だったのだけれど、前者の方がいすがいいような気がする。どうも身体がずり落ちてきて腰が痛くなる。いずれはグリーン車のいすを試してみたいもんである。できれば昼間にも寝台列車を走らせてくれんものか。10時半ごろ帰宅。
そんなわけで日本橋。「よくできました。」を買ってみる。おねえちゃーん。
メモリの値段が上がっていた。先週2,000円ぐらいだったのが2,700円ぐらい。
成績の悪い主人公が、家庭教師の先生からいろんなことを教わっちゃうぜっ、なゲーム。以下略。
なーのーだけどー。ぜんっぜん主人公の成績が上がらず、すぐゲームが終わってしまう。十分な成績を収めるか、あるいは成績が悪すぎるかのどちらかの条件を満たすまでゲームは続くのだけど、わたしの主人公は成績が下がる一方で2週間しか持たない。某掲示板の投稿を参考にしてみるのだけど、やっぱりすぐに終わる。4回やっても全部2週間で終わる。やっぱり、いけないことばっかり教わってるからですかー。
もう、勉強したらいいのかナニをしたらいいのかというバランスがさっぱり分からんのである。時間ばっかり経って2週間で終わる。いらいらいらいら。摩耶さんがっ。主人公の両腕を縛るところまで進んだのに。その先が見れないのがあまりにも悲しいではないか。なんでこんなに難しいのだ。あるいは、どうしてわたしはこうも局所解に陥るのだ。いらいらいらいら。
プルートの時空の鍵をもらったらどの時代へ行きたいかという問いに対して、高木ナオは「未来に行って、みちると結婚しているのかどうか知りたい」と答えた。期待に応えてくれたのはアナタだけです。「子供は産まれているのか。パンパース(紙おむつ)を買っているのか」とまで言ったところで恥ずかしさのあまり続きが言えなくなっても、やっぱりアンタはえらい。
……うくくく。ほかにもへんなことを思い出したような気がする。
近年まれに見る面白い単語だと思うのだ。「鼻毛カッター」という語は。「鼻毛シェーバー」を抑えて「鼻毛カッター」の勝ち。解説しようっ。鼻毛カッターとは、鼻の奥で刃先を回転させて鼻毛の先端部分だけを刈り取るという高度なメカなんだ。単四電池一本で駆動できるよっ。というわけで、いまここにある。
昨日、日本橋に行ったときに買ってきたんである。えろいゲームといっしょに鼻毛カッターを。「よくできました。」だけではあきたらず、鼻毛カッターをも。ちょっと前からその存在が気にはなっていたんである。ついに買ってしまう日がこようとは。
まあその、アレである。ほれ。はんだごてを持つようになってから、どうも鼻の粘膜が空気中をただよう粒子に逆らうようになったのだな。粒子がのどや肺に入らぬように、未然につかまえる防衛システムが構築されたと。その兵器こそが鼻毛であった。鼻に生えた毛だから鼻毛。そのまんまである。なもんで、鼻毛がのびてきたんであるよ。鼻の穴からのぞくほど。なもんだから、日々、危険をおかして刃物でがりごりと鼻の入り口を手入れをする。そろそろ危険が危険を呼びそうな気がしたので、安全お手軽な鼻毛カッターを買ってみるかと。
んで。買ってきたのだけれど電池がなくて、今日やっと買ってきた。単4乾電池を。そしてついに。起動、鼻毛カッター。ぎゅうううううん。これを、わたしの鼻の穴に挿入してみる。ぎゅうううううん。ときどき、ぱちっ、ぱちっ、と音がして、鼻毛が一本また一本と刈られていくのがわかる。このときのくすぐったさといったらない。
たかが数本の鼻毛を短くするのに、電池のいる機械が必要なのか考えてしまった。素直に小さいはさみを用意して切った方がよかったような。
んガ。なぜに用事は重なるのか。1/09(wed)から1/11(fri)の公演のどれかに行きたいのだけれど9と11はどうも無理っぽい。握手会に悪役さんも来るんだよう。くはー。いい歳してドキドキです。違う意味でドキドキです。本気ですよアタシはっ。
1/10(thu)の昼に会社を抜け出して池袋に向かう。18:30の公演を観ると何時に終わるだろう。芝居が2時間半として21時。席は前の方を確保して握手会の順番はすぐに回ってくると考えても20分はかかる。この時点で21時20分。人の多い池袋を駆け抜けて駅に着くのが21時40分。怒濤の超特急のぞみ号の最終列車は21時18分に東京駅を出発しているので、家に帰れない。ぎゃふん。
こうなったら夜行で帰るか、いったん東京で泊まって翌朝の新幹線か飛行機で帰ってきて、その足でなに食わぬ顔で会社に行くしかない。しかし、どうも新幹線にしても飛行機にしても、なに食わぬ顔というにはちょっと到着が遅い。なれば、急行「銀河」の世話になるしかないのかー。眠れない自信あり。えっへんエクレアー。
……いやいやいやいや。そうじゃなくて用事の方を先延ばしにする方向でなんとかならんものか。なんとかかんとか。
延期ならず。しかたない。アホになるか。
突然車が欲しくなるお年ごろ。
VWのビートル。239万円。うむむむむ。
比較対象。トヨタのMR-S。シーケンシャルな変速機構のついたのが定価200万円。
やっぱビートルは高い。この形状だけのために諸費用込みで280万円は出せないなあ。恐くて乗れないし。新幹線の方が速いし。いろんな呪文をとなえて物欲を抑える。
でもでも。欲しいんだなあ。この形状が。屋根があるし。寒くないし。音楽が聴けるし。3人ぐらいで東京に行ったら安上がりだし。
ついに賞与現物支給といううわさが。どきどきどきどき。社員5万円、役職者10万円、役員30万円という具体的な数値までささやかれているので、うわさの域を超えている気がする。きたきた来ました。戦いの日が。鼻で笑うのがいいのか、顔を真っ赤にして怒ってみせるのがいいのか。どきどきどきどき。
職場のPowerPointなんか使いたくないので自宅でHTMLで書く。テキストエディタで書けるのと、webブラウザによってはTabとEnterキーだけで動かせたりなんかしていいかなと。アイコンを作ったりしているうちに結局時間がかかってしまう。いつもどおりJavaScriptで色が変わるようになってたりして。あとは、会社の計算機で表示させてスタイルシートを調整しないと。楽するつもりだったのに結構めんどくさいなあ。
んがー。早く帰ってきたのに遊べなかったじゃないかー。
ぐは。掃除当番にあたっていたのを忘れていた。このままなかったことにしよう。このまま気づかなかったことにしよう。
終了。わたし以外全員がPowerPointの使い方を知っているのでびっくり。
わたしは規定時間の5割増しでしゃべる。大幅な時間超過で評価は低くなるのだけれど、ネタが珍しいため部長の印象に残すことには成功する。来年はPDFで作るかなあ。手間をいとわなければFlashとか。
うわさ話を総合すると、PowerPC G5の登場はわたしが思っていたより早そうだ。あとDDRな主記憶の実装が間に合ってくれれば。
MR-Sも捨てがたい。クラッチペダルの操作をしなくていいけどオートマティックでない変速機構がまた。またまた。こんなのに乗ったらば、さっそく阪神高速道あたりで横転して地獄に堕ちそう。でもやっぱりビートルの丸さが。丸さがー。手に入れてしまいたいー。
はふん。家に帰るとしやわせー。せらみゅの冬公演はまだかー。夏に3回も観たせいで病気になってしまった。
今日こそはー。Delphiをさわるぞと思ったのだけど、Object Pascalの本がないのでまたこんどにしよう。Delphiが使えたら、Windows用になにかささっとGUIなツールを書くのにいいかなー、みたいな。ささっと。Delphi 6 Personalは無償だし。
現物支給の話がめっきり聞こえてこなくなった。なんだったんだろう。洗濯機に掃除機に食器洗い機。なにもこんなに高くしなくてもいいのに。
東京の「損保会館」を「揖保会館」だと思っていた。
Mac OS X 10.1.1とiTunes 2.0.2に変えても状況はちいともよくならない。あたしがなにか悪いことでもしましたか。重くて待たされて遅くて使いにくくて叫び声を上げてしまったほど。ああああああ。iTunesが遅いのは新しいMacを買わせるためだ。Mac OS Xが遅いのはAppleに能力がないからだ。ああああああ。
ごみ箱からファイルを一つつかんで戻すのに、なぜ5秒もの間マウスポインタがぐるんぐるんするのを見ねばならんのだ。なぜにMP3ファイルのタグの修正にこんなに時間がかかるのか。どうしてこんなものを作っている連中がわたしの何倍も給料をもらうのか。どうしてわたしの払った代金がまわり回ってミサイルの代金になってアフガンに飛んでいくのか。どうしてこんな関係ないことにまで怒りをぶつけたくなるのか。あああああ。
ふらふらと近くの本屋さんへ。最初に目に入った本が「野々原幹アートワークス」だった。ぐはー。表紙のマナたんとエナとリナ姉妹がこっちを見ている。「Fifth」の誘惑はなんとかこらえる。紙の洞窟を奥へ奥へと進んでいく。計算機関係の本を探してみるのだけれどDelphiの本がない。まったくない。しかたがないので洞窟を引き返す。お父さまはまたまたマナたんとエナとリナ姉妹をお持ち帰りしそうになったけれど、ふたたび思いとどまる。あぶないあぶない。そのそばに「アンジェリークラブラブ通信29」もあった。ごく一部の品揃えが実に優秀なのだけど、優秀すぎて今回は役に立たなかった。
そのままふらふらと電車に乗って梅田へ。日本橋まで行く元気がない。Delphi 6の本は1冊しかなかった。紀伊国屋書店で「基礎からわかるDelphi 5」を買ってみる。
帰りに駅前の薬局で、頭髪用の脱色兼染色剤を買う。赤色。800円ぐらい。
しばしDelphiで遊ぶ。あと本読み。まともなキーボードが欲しくなる。PCはゲームしかしない前提だったので、小さいばかりでキーがとても打ちにくいキーボードを買ってしまったのだ。Happy Hacking Keyboardの安いやつを買っちゃおっかなあ。
さて。夜もふけてきたころ。髪を染めてみるかと。赤いやつを取り出だしたらば。くしが入ってないじゃないか。前回はくしが入っていたのだけどそのまま捨ててしまった。なので延期。
せらみゅ冬公演のチケットを追加で買いに行く。前回の反省を踏まえて早く出ることにした。ちょっと遠いけれど、前回のファン感謝イベントの券を買ったときの百貨店に向かう。ここのチケットぴあがそんなにお客がわんさか来ない感じなので行ってみた。10時すぎに着く。10時より前に来て並ぶほどの気合いは出せなかった。
まず01/14[15:00]を買う。4列め右端。1/15の千秋楽は平日なのであきらめる。さらに01/04[15:00]を回路屋(ゲーム屋改め)の分を追加。3列め左端。行けるかどうか不安ながら01/09[18:30]も買ってみる。また4列め左端。この時期は別件と重なっているのだけどなんとかなるだろう。というわけで。前の席ばっかしなので眼鏡を持っていかずにすむ。
また電車に乗る。駅で胸のポケットにピンクの軸のペンが挿さっていた。いままで違和感がなかったのだけれど、これはわたしのペンではない。さっきチケットぴあで、申し込み用紙に店頭に置いてあったペンで「セーラームーン・サンシャイン劇場・1月4日」だとか書いていたときに、そのまま持ってきてしまったのだった。
駅に着いたとき、ある人が電車に乗ってきた。その人は、さほど勢いよく腰を落としたわけでもないのだけど、ごんっ、とすごい音がした。頭を、うしろの窓枠にぶつけたんである。ぶつけるという行為にではなく、この、でっかい音が面白い。しばらく笑いをこらえようとして顔がゆがんだ。
日本橋へ。CDが1枚。「デジモンアドベンチャー02ドラマCD夏への扉」を見つけたので買う。先月出ていたらしい。去年の劇場版にからんでいるっぽいので買うしかない。あとDVDが3枚。「mamiのRADIかるコミュニケーション・ラジオ伝説」2枚組と、「花右京メイド隊」シングル版の3巻。
メイド隊のDVDは棚の中にはない。新作はすぐに棚から尽きるので、レジでお金を払うときに、いっしょに店員さんに出してもらわねばならない。「あと、花右京メイド隊のDVDのシングルの方の3巻を出して下さい」……そう言い終わる前にブツが出てきた。「あと、花右京メイド隊のD……」ぐらいで出てきた。
この時点ですでに3万円ほど使ってしまった。今日はキーボードを買いにきたのだということを忘れていた。近所のam/pmという店に銀行のATMがあった。ここで現金を引き出して買いものを再開する。
SD-RAMなDIMMがえらい値上がりで、256MBのものが4,000円ほど。うむむむ。1GBまであと一歩というところで値上がりとは。んで。キーボードを探す。「Happy Haching Keybord Lite 2」が6,800円。黒。US配列。十字キー付き。買う。
昼食はカレー。帰りに、さっきのピンクのペンを百貨店に返しに行く。すまんですー。
それから、くしを買う。ブラシではなくコーム。髪の染色用。
日本橋でアニメ版の「ヒカルの碁」をちらっと見てしまった。ちっさいアキラくんが。ぐあああああ。はあはあはあ。落ち着け。落ち着くんだあずまさん。
ぎゃふん。PCからSirCumに感染したファイルが出てきた。ゲーム専用機ってことで外には出ていかないつもりだったのだけど、やっぱり外に出てしまうんだわ。こりゃ油断できんなあ。
というわけで髪の染色処理。使用薬剤は資生堂ブリーチャ・ローズ&レッド。放置時間はよくばらずに20分程度。仕上がりは全体に茶色くなった。髪の生え際付近が黒くなってきたのが目立たない。ただ。期待したほど赤くはならない。気温が低いためかもしれない。前回の反省を踏まえ、首筋に薬剤が付着して皮膚をいためるのをふせぐために、料理用のラッピング材を首に巻きつけておいた。
わたしのクスリは10年も効いてる。地獄だなんてとんでもない。
熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬぜ。暖房が効きすぎて暑くて死ぬぜ。計算機で回路の絵を描いていたら暑くて眠くて死ぬぜ。熱くなった吐息と、乾燥した空気と、怒濤の8色グラフィクスと。目を閉じるとシアンとマゼンタとイエローのふしぎ世界に旅立ちそう。
んが。観に行く予定の3公演とも山本愛星版じゃないか。宮崎のえる版も観るべく1/14(mon)は15:00だけでなく11:00も観ねばならぬ予感。11:00だと朝6時前に旅立たんといかんのがアレだなあ。大丈夫か、わし。
ががーん。駅前の駐輪場の予約券をまた取り逃す。午前8時20分ではだめだった。またキャンセル分をもらいに6時に行列せねばならんではないか。
眠いー。11月20日はなんでもランキングの日。
うわさはうわさではなかった。一般職5万円。役職者15万円。役員30万円。要領収書。文句を言おうにも課長や部長ではぜんぜんだめだ。でっかい組織の向こう側からこれだけの商品を買えという数字だけが飛んできて、こっちも数字を送り返すだけ。わたしは誰と戦ったらいいのかさっぱり分からない。争いなんか最初からなくて、ただ、人事の書類の中に、わたしの忠誠心が低いと書かれるか書かれないかというだけのことだ。
というわけなので、この日は家にいる間は計算機の前でまったり過ごす。いろいろと。
まったり度を高めるため、お酒を買ってくる。サントリー「アイスウォッカ」というのを会社帰りに買ってくる。はじめてのウォッカ。どきどき。開けてみたらば、あからさまにエチルアルコールのにおいがする。これってホンマに酒なんだろうか。強力すぎてなかなか減らない。
いろいろと。前日も午前3時までチャットに興じてしまったので、おとなしく2時に寝る。すでに頭痛。
起きたら8時。なんとも爽快。視界がぼやけているのを除けば実に快適。あずまさん久々に覚醒。しかし、なかなか身体がついてこない。
[1]とにかく怒ってみる。赤字になったわけでもないのになぜ現物支給なのか。口先だけで金を集められるという既成事実があると、経営者はますます自分の責任を忘れてしまう。経営者の愚かな考えを排すため、また、会社の将来のためを思うなら全力で逆らうべきだ。
[2]しぶしぶ従う。5万円で「忠誠心」が買えるなら安いものだと考え、しぶしぶ従ってみる。ただし、安上がりの代償として自尊心を会社に売り渡すことになる。
[3]なにも考えずに従う。賞与がもらえるだけありがたいと思い、母上になにか買ってみる。とりあえず、そのときは幸せ。
[4]判断に迷う事態。今後業績の大幅な下落が予想され、冬の数か月間の業績を無理にでもかさ上げせねばならない事態になっている、と予想するのはどうか。しかし、社員の忠誠心を全部かき集めたところで10億円ほどの売り上げにしかならないので、損益への効果はまったくない。むしろ、今後数年間で起こるかもしれない大量解雇や賃金抑制への布石であると考えられる。
[5]どうしようもない事態。売り上げ目標を達成できるかどうか、どこかのえらい人が賭けをしている。
昨日のウォッカと消毒用アルコールの瓶を2本並べて置いてみる。においの区別がつかない。強さの差はあれど、やっぱりエチルアルコール溶液でしかないのでは。味は、甘い、のかなあ。とにかくエチルアルコール。ウォッカってのはシベリアの大男が飲む、もっと味もにおいも強烈なやつかと思っていた。だー。
今日の朝になってどうも声がおかしい。のどがやられた。のどから風邪の侵入を許すことが多いので気をつけねば。
会社を早く抜け出して梅田に向かう。東京でたびたび世話になるいつもの宿主が大阪に帰ってくるというので会いに行く。騒々しい阪急東通りを抜けて奥の奥のほう。いつもの店。着いたのが9時過ぎ。4人でくだらない話をする。ペットボトル屋は年齢を「8歳と240か月」と表すギャグをいまでも使ってくれているらしい。
出たのが11時すぎ。駅に向かったら地下鉄の最終が来ようとしていた。この終電が来てしまったら、その先で乗り換えるべき路線の終電には間に合わないはずなんである。んが。そして、うっかりこの終電に乗ってしまったらば後戻りはできないんである。
なのでペットボトル屋に電話して追っかける。泊めてくだされー。
3日連続で飲むと声が出なくなる。へろへろなのでおとなしくペットボトル屋の部屋で倒れる。
残業手当100,673円。アレしてナニして211,484円。
7時起床。今日は用事があるのでとっとと帰らねばならない。セーラームーンのアニメ10周年記念イベントがあるのだけれど、切符は家にあるので家によらねばならない。
とっとこ歩いて駅に向かう。奇跡的に迷わずたどりつく。電車に乗ったり電車を待ったりとっとこ歩いたりちびバイクにまたがったりしてわたしの家にやっとこさたどりつく。8時30分。アレしてナニしているうちに10時が近づく。10時の電車に乗らないと間に合わないのでとっとこ家を出る。
本町の御堂会館に11時の5分前にたどりつく。
「美少女戦士セーラームーンアニメ生誕10周年記念イベント」の巻。やっぱり母上と幼い娘という組み合わせが多い。
[1]せらみゅの5人組。「ムーンライト伝説」「La Soldier」の2曲。いつもどおり。セーラーマーズは公演でくつを飛ばしてしまう伝統があるらしい。
[2]思いのほか着ぐるみショー。声はアニメの人。セーラームーンのにせもの「セーラームーンダーク」を倒すまでのえんやこらという話。ぐは。むしろ声優さんってすごいなあと思った。ぐは。
[3]石田よう子おねいさん。「乙女のポリシー」「好きと言って」に続いて「“らしく”いきましょ」のカバーというめずらしいもの。再放送しか知らないちっさいおともだちは知らなさそう。この前の池袋のイベントでバンダイの広報の人が言っていたように「8年経ってもCDと同じ声」だった。
[4]映画「美少女戦士セーラームーンR」上映。久しぶりに観るとえろえろしくて。やおい風味で。花妖魔グリシナの出てくるあたりから、ちっさい子供たちは怖さのあまり泣き叫ぶ。作画も時間も充分。満足。ところでおジャ魔女♯の劇場版に出てきたあの花って。足が生えてぴょこぴょこ歩き回るあの花って。この劇場版Rに出てきた花「キセニアン」なんじゃないのか。五十嵐さんー。
御堂会館のロビーでお買いもの。美少女戦士セーラームーンシリーズメモリアル・ミュージック・ボックス」があった。学生のころ高くて買えなかったのだけれど、あれから見つけられなかった。入手に3年もかかるとは。CDが10枚組で21,000円。あとカレンダー。1,600円。
日本橋へ。主記憶の値段を見る。256MBでPC100なDIMMは3,600円ほど。やや下がった。
ソフマップで「メタモルファンタジー」を買う。「蜜柑」は様子を見てからってことで買わずにおく。
ディスクプラザでおジャ魔女のCDを2枚。あいちゃんのCDとクリスマスの。
朝っぱらから母上がTVを観ている。んで、集合住宅の紹介をしていた。
31畳もあるだだっぴろい居間。天井の高さが3メートルもある。きゃあきゃあ。出っぱったところに6畳ほどの空間があってTVなんかを見る場所になっている。あと寝室がひとつ。駐車場がひとつ。あまり便利なところではないけれど、駅から徒歩で13分。これでなんと3,200万円。どうですすごいでしょう。きゃあきゃあ。
うむ。たしかにきゃあきゃあ言いたくなる豪華な居間っぷり。31畳もあったらもう、全裸で床を泳ぎ放題。泳ぎません。200インチぐらいのスクリーンでも置けそう。買えません。車も留められるなあ。持ってません。
母上はわたしが邪魔なのかそれとも早いとこオトナになってほしいのかなんなのか、わたしを追い出したがる。無理して毎年200万円ぐらい借金を返していけば20年かからずにわがものに。うむむむ。買えないこともないような気がしてきた。31畳の美しい居間が本だらけになるのもしのびないけれど。
母上に払っている部屋代が年間60万円。これに140万円上乗せして借金を返すほうに回せば、さっきの31畳の集合住宅ちゃんがわがものに。どこにあるのか140万円。買いもの中毒をなんとかおさえつけて1年分の賞与を全部つっこんでも100万円。残り40万円。そこへ。郵便屋さんが封筒を届けにきた。チケットぴあのwebで申し込んでいたせらみゅの券がきた。01/14(mon)11:00の分。18列めのまん中。
ここにあった。東京までの交通費が年間40万円。いまのままではやっぱり家なんか買えないのだった。どうせ住むなら新幹線の駅か空港が近いところじゃないと、だなんて言っているとさらにさらにわが家は遠くなる。
ああそれ以前に車ですよ車。ビートルさんを買うにあたって留める場所がない、という問題に直面するんである。車を留める場所をどうしたものかと考えていたら駐車場のおまけとして3,200万円の集合住宅ちゃんにたまたまぶつかってしまったと。いつの間にか話が大きくなりすぎて、ふりだしに戻ったのだった。
んで。家を買う気もないのに思わず「週刊住宅情報」を買ってしまう。ぐはー。どこを見ても似たような間取りで困ってしまう。日本標準住宅規格でもあるのかというほど。へんな部屋はないのかへんな部屋は。家の設計ってのは、建築家が外観のちょっとした違いを競うことだったのか。わたしはいままで、家の設計というのは間取り図を描くところから始まるのだと思っていた。
いやいやいや。待て待て待て。もう30畳の居間でごろんごろんすることが目標になっていないか。落ち着け。家は泳ぐためにあるんじゃない。でも、こう、なんというか。読んでいてつまらない。小学校ぐらいのころは、新聞と一緒に届けられるチラシに載っている家の間取り図をながめるのが楽しかった。商品は300万円ぐらいから1億円ぐらいまでいろいろあって、わたしはいつかでっかい家に住むんだと想像した。木を植える場所。庭石の位置。階段の傾斜。図面ではやけに小さく描かれた車。2階にもある浴室と便所。
いまあらためて見てみると、集合住宅の間取り図は長方形の空間に線を引いて4分割ぐらいにしただけにしか見えなくなっていた。部屋が一つ多いか少ないかぐらいの違いしか見えてこない。つまらない人間になってしまったわたしにも、もっと生活を想像させてくださいよう。
ftpクライアントをいろいろ見つくろう。「Gideon」とか「ぷっとおんりぃ★ばっとおちそう」とか「Fetch」とか。どういうわけかどれもまったく使えない。いったんつながりはするが、長い長い処理をはじめてわたしにファイルをさわらせまいとする。
コマンドラインな「ftp」しか使えたためしがないのだけど、どうも転送されたテキストファイルの末尾の改行コードがおかしいので、別のftpクライアントを試そうとした。しかしどのツールもつながらないのだからしょうがない。ftpの接続がかくも深遠な宇宙の暗闇にあるのだとは知らなかった。わたしのような初心者がMac OS Xに触れたのも間違いだった。遅さに耐える強靱な精神とか愛国心とか丈夫な胃袋だとか共産思想だとか前向きな人生だとかも持ち合わせていなかった。Windowsとのファイル共有もできなかった。動作は速くならなかった。世の中のハッカーたちにはできることが、わたしにはできなかった。
こんなになさけない思いをしてまで得るものなどない。やっとMac OS Xを使用禁止にする覚悟ができた。Public Beta、10.0、10.0.1、10.0.2、10.0.3、10.0.4、10.1、10.1.1と全部さわってきたが、どれも動作が遅くてわたしの胃に穴を開けるためにあった。いま、Mac OS Xの動作速度がたとえ2倍になったとしてもわたしのなさけない気分は納まらない。わたしはいまの10倍速い計算機を買ってこないとMac OS Xを使えない。
わたしの払った代金が、スティーヴがもらった飛行機のリベットの一つに化けたことは忘れまい。
近所の古本屋さんにプレイディアの本体があった。なんと。いまさら見つかるとは。3台もこの店に固まっていたとは。さすがに2台めを買うつもりもないので、ソフトだけ買ってみた。「美少女戦士セーラームーンSクイズ対決! セーラーパワー結集!!」……くはー。恥ずかしい題名。
Mac OS 9.0.4Eに戻してみるととても快適。わたしの手足の先端部となって動いてくれる。もうWindows 3.1のような快適さで泣けてくる。
なのだけど、Mac OS X版のiTunes 2.0.2で作ったMP3ファイルのタグが、Mac OS 9.0.4版のiTunes 2.0.2では読めないことに気がついた。あああああ。最近のはUnicodeを使うようになっているのだけど、互換性がないのか。Mac OS Xの未来を信じてしばらくさわってしまったのは誤りだった。さわるほどにわたしは追いつめられていたのだ。スティーヴを見習ってこのMacを2階の窓から投げ捨てれば、きっとこの情けない気分から抜けだせる。
iTunesの互換性さえなんとかなればMac OS 9.0.4Eに戻したい。でも、わざわざ古いものに戻すためにあれこれ労力を使うのはあまりにも悲しい。できるかぎりこのいやな事件については思い出さないことにしよう。またMac OS Xを使う。Macに手を染めてしまったことをはじめて後悔した。
背中の手術痕が痛みだした。化膿しちゃったりするとちょっとまずいのよ。
ひとつとせーぇぇええエエッ(1オクターブ上昇)。ひとりお風呂にはいるときゃ湯加減ママに見てもらお。ふたつとせぇぇええエエッ。服をぬぐときゃかごの中きちんとひとりでたたもうぜ。いぇいいぇい、わわわわ。いぇいいぇい、わわわわ。
「おふろのかぞえうた」はそれなりに売れたと思うのだけどレコードが見つからない。わたしの脳の中の歌い手さんたちの間ではこの曲が久々のマイブーム中で、レコードが欲しくてしょうがねえので困る。カラオケ屋さんにもないので困る。頼むよ、カラオケ屋さん業界の人ー。
やる気がないので、朝起きられないので、追いつめられてきたので、寒いので、のどが痛いので。会社を休んでしまう。あと母上も腰痛で休み。
はふん。まったり。まったりしてたら、Mac OS Xもそんなに悪くない気がしてきた。たぶん、わたしがあせってあせって計算機の処理に先回りして出力結果が出てくるのをいらいらして待っているのがいかんのだ。Mac OS X上のPainterで、筆でぐいっとなぞってから絵が出てくるまで2分ぐらいかかるのにいちいち怒っていてはいかんのだ。最初からこんなものは使い物にならないと思えば気が楽だ。深く考えてはいかんのだ。計算機の処刑を延期するのに多大なエネルギーを消費する。
というわけなので、これからは、きっと毎日が日曜日、会社の中に遊園地ヤな宿題はごみ箱に捨てちゃえー。ぱーぱららっぱぱぱぱー。
おーじゃまおーじゃまおじゃまだって、わたしたちがイチバン自由。どんなドアも、おしりがつっかえない。ほいっ。
……ああ。聴き入っている場合ではなかった。金曜に買ってきたうさぎしゃんの10枚組をHDDにえんやこらと。ちょっと古いやつは誰かがCDDBに曲名を登録してくれてるので楽さね。毎度毎度英訳してる人がいるってのがすごい話だなあ、と。
はー。いつまで続くんでしょ。1.2倍速ですってよ。8枚聴いている間に10枚をMP3に圧縮できる速さ。でも曲の情報を入力したり修正したりする時間もかかるから、まあ、10枚ったら長い長い時間がかかる。CDをでっかい棚まで探しに行かなくても、アンプが暖まるのを待たなくても、すぐに聴けるようになったけれど、そこまでして数秒の時間をかき集めてあたしゃなにやってるんでしょ。
その数秒の時間をかき集めるのをMac OS Xが邪魔するから殺意を抱くほどにいらいらしていたのだけど、そこまでしてあたしゃなにやってるんでしょ。かき集めた時間で、また新しく買ってきたCDの曲の情報を整理して。その曲を聴く時間を削ってまでゲームして。えろいやつ。その時間を削ってまで次に買うゲームのことを調べて。2ちゃんねるで。
現在2枚目。わしゃ19世紀の労働者か。気がついたらアナタ。ちょうどわたしの大きさに掘られたねじ穴に、すっぽりおさまっているじゃありませんの。webブラウザの「再読み込み」というボタンを押して、曲の情報をキーボードで打って。崩れてきたCDの山を積みなおして。これ以外なにもしてないじゃないかー。あ。現在0.8倍速。
仕事以外のことに、効率を求めることってそんなに大事なんかいなと。前年度比1.2倍ゲームで遊んだりしてていいんかいなと。日記を書く時間が前年同月比で15%削減されたらホントに生産性は上がってるのかいなと。寝過ごして遊びにいけなくなることって悪いことなんかいなと。あ。現在1.7倍速。どうせ、たいしたことはできやしない。というわけで、これからは、せめておジャ魔女は観ねばならんなと。録ったまま観てないのは全部捨てて。ゲームの本数は半減させようかなと。CDを自動的にMP3に変換するのは重くていらいらするんでやめようかなと。これで楽になるかなと。
などといいつつ、次の日曜にはおジャ魔女を観るのを忘れていそう。深く考えちゃいかんのだ。
そんなわけで。長い長いおひるねを経て、起きたらもう夜。
「花右京メイド隊」のDVDをたくさん観る。TV版の2-4巻と、シングル版1-3巻。ここ数か月間で穴があくほど原作を読んで、久しぶりにアニメを観た。やっぱりかなりダメな感じで、もうたまりまへん。声のあかぬけない感じがなんとも。そっち方面のゲームにも似たあかぬけなさ。リュウカさんがあんまりかわいくなくて、主人公がいたぶられてもあんまりうれしくない。グレースはとんがってて足蹴にされたい感じ。
月刊連載のまんがからアニメに持ってくるのに1話15分ってのはどうにもこうにも厳しい。コノヱさんの話は八島さんとのからみが重要なのに省略されていて実にもったいない。最近の大事な話もぜんぜん入っていない。原作が好きな人が物欲を満たすためにあるようなもの。いや、むしろダメさが好きな人向け。
くはー。書くことがない。あるのだけど会社のことを書くのがちょっと怖くなってきた。そう思うと書けなくなった。
こういうときはー。まだ残ってたウォッカのびんを出してくるの巻。のどから鼻から抜けるエチルアルコールっぽさがまた。胃が熱くなってくる感覚がまた。舌に残る果物っぽさがまた。
2,592,000。
2,591,999。
2,591,998。
2,591,997。
2,591,996。
2,591,995。
2,591,994。
さあ、残すところ二百五十九万一千秒まで迫っております。「はじめてのおるすばん」発売日まであとわずかとなってまいりました。冬休み前の最後の出勤日を休んで買いにいくか、はたまたまんが大会前日で遊んでいる余裕はないか。そんな運命のわかれ道にあなたのファイナルアンサー。さあ答えをどうぞ。
そこへ茶碗蒸しちゃん登場。でっかいマグカップの中で卵2個を水で薄めてしょうゆで味付けして、電子レンジでぎゅいーんと加速してできあがり。しかして泡だらけになってしまって大失敗。温度が高すぎたのかも。底の方ではなんとかプリンのような、むにゅむにゅ感を出すことに成功する。
食べ終わる。いやー。時代はやっぱりDTMFっすよ。DTMFっ。ぽーぽぽぽーぽぽーぽぽぽぽー。電話局に送信先の電話番号を送るときに使う音声信号。正弦波が二つ重なってDTMF。ぽーぽーぽー(そこの)、ぽーぽぽぽーぽー(だれかさん)、ぽーぽーぽー(じゅんび)、ぽぽぽぽぽーぽー(そろそろオーケー)、ぽーぽーぽー(それじゃ)、ぽぽぽぽぽぽぽー(おしらせしましょ)、ぽーぽーぽーぽぽーぽぽぽー(わぴこの元気予報)。かー。たまりませんな。もう一杯。
強力助っ人登場。室温で8日間寝かせたグレープフルーツジュースが登場。先週飲んでからまだぜんぜん減っていなかった。これでウォッカを割ってと。エチルアルコールがわんさと入っているのだから細菌の心配はあるまい。ぷーりーてぃーなみずぎ着て、勝負勝負、勝負勝負パーティパーティいえーい。夏の海はメルヘンティックー。あー。もう一杯。しびれるね。ふるえるね。なんで薄めないウォッカはこんなにきついですかー。
ボヘミアの川よ、モルダウよー。過ぎーし日のごといまーもなおー。うううう。酔ってませんよ。わたしは、酔うてませんよ。酔うてまへんで。大将、わたしは、酔うてまへんで。
うさぎしゃんのミュージカルは、いままで観た中では1995年のスーパーズのころのが最も完成されてると思うのだね。金のない学生時代に、いまのペットボトル屋と池袋まで観に行ったのだね。もう一回観たいと思っても、過ぎてしまったものは無理なのだね。せめてDVDで出ないかと思うのだね。
酔いがさめてきたので試薬を再投入。ホンマに。あたしゃ酒に弱くてよかった。本当によかった。ああ神さま。ああ。ぐるんぐるん感が。わたしの身体のローカル座標として、右手から左手へと通る軸をx軸、頭から足へと通る軸をy軸、背中からおなかへと通る軸をz軸としよう。いまわたしはx軸の周りを回転中。ぐるぐるぐるぐる。
耳が。んごっ、んごっと。音をたてる。ヘッドフォンで押さえつけているから血液の脈流に同期して。わたしにだけ聞こえる音が。もお。これぐらいまったりしていたら。計算機の遅さもなんのその。
どこから来たの。マコ。ねえマコ。なにを求めてさまようのマコ。
どうしてわたしは日記を書くのに4時間もかかってますか。どうして涙が出てきますか。ふるえるこの手でおさえても。だって。おんなの子ですもの。わかってー。ああ寒い。胃は熱いけど寒い。
「心理作戦だ」
じゃーじゃじゃーんじゃーん、じゃーじゃーじゃーんじゃーん、じゃーじゃじゃーじゃー、じゃーじゃじゃー。ほよとー。ほよとー。おーおーおおおおおお(1オクターヴ上昇)。やっぱりアフガンでもナパーム弾を落とすときのイメージソングは「ヴァルキューレの騎行」ですか。それとも「星条旗よ永遠なれ」ですか。
ああああ。もう。半分。一週間の半分が過ぎてしまったよ。あたしにもうちょっと。勤労意欲があれば。ひたすら同じことをくり返すというつまらない作業だって、ものを作るという行為の大事な一部だと理解できるほどにもの分かりがよければ。今日ほど、この職場に長くはいられないということを感じた日はなかった。次の職場にはなにを持っていこう。せめて組み込み用のソフトを書けんとなあ。Windowsで遊んでいる場合じゃなくて。
ぐゴ。計算機に触れる時間を減らそうとしているのに。もうさっそく「逸脱」を買ってしまいそう。はあはあはあ。バカゲーのにおいが。
回路図に見入ってしまう。なんて美しい。
ああ。でも、この数字がもうちょっと右に寄っていれば。ああああ。右に行きすぎた。0.5ミリ左に寄ってくれれば。この線の間隔をもうちょっと広げて。そしたらこっちが狭くなりすぎて。でも、紙の大きさは縦1に対して横1.4だからもうちょっと横に広げて。だとかなんとか細かいところにばかり力を入れて。ほんとは仕事なんかしていないのだった。ああ。なんて美しい。でも、もうちょっと左右の対称性を崩せれば。