あずまの日記。

内容計算機と甘いものと辛いものとピンクと昼寝が好きなあずまさんの黒い日記。夏と冬にせらみゅ。ときどきえろゲー。

1 dec(mon)

あらまし。

辛いレトルト食品。

日記。

うががが。風邪っぽいので会社を休んでみた。のどが痛いし熱っぽい。こっ恥ずかしさに身悶えながら「百合姉妹」を読んで、また寝る。

百合姉妹。

本の中ほどのページにある、スポーツ新聞風の「夕刊ユリ」は誰のためにある記事なのだろう。将来「ファミ通」ばりに成長するかもしれないので、こういう馬鹿企画は残しておいてほしいもんである。

さっぽろももこの音楽の記事はやたらめったら幅広くて、ゴスやデスメタルといかにもな女の子バンドと女子プロレスラーの曲が同居する。「乙女ですもの。美を追求したい」みたいな質問に「はい」と「いいえ」で答えていくと、最終的に珍しいものばかり勧められる。黒百合姉妹のCD「星のひとみ」なんか、年若い読者は捜し出せるのだろうか。記念にタワーレコードで一枚発注してみたけれど2-4週間かかるらしい。「ビューティ・ペア」のレコード「かけめぐる青春」なんか中古で探すことはそう難しくないと思うけれど、音を出すにはいまどきターンテーブルが必要なのである。そして入手方法の説明なんかちいとも書かれていない。

一見して少女まんが雑誌のようでいて大人の雑誌のようでもあって、よく分からない。「百合姉妹」がこれから発行部数が伸びても、このわけ分かんなさが失われないことを望むのである。

あと、まんがと小説はあいかわらずこっ恥ずかしくていいのだけれど、学園ものに偏りすぎる。「ヘンゼルとグレーテルと魔女」みたいなものがあると一息つける。魔女のおねいさん萌えー。

カレー。

一昨日、行ったことのないUSJの土産物のお返しにカレーソースをもらったのである。赤坂の「デリー」というレストランの「カシミールカレー」と書いてある。箱に「極辛」と書いてあるから、まあ辛いのでろう。のどが痛いことはあまり気にしないことにして、食べることにした。電子レンジで温めて、鶏肉がなかったので豚肉の薄切りを焼いて入れた。これとごはんを合わせて食べる。

うへー。こりゃ辛い。香辛料の香りが強く甘味や酸味はあまりない。日本風の「おいしいカレー」の正反対の味である。もっと具を入れればよかった。わたしが辛いもの好きと知ってとにかく辛いものを選んでくれたのであろう。風邪の一つも治りそうなほど身体が熱くなってくるけれど、やっぱりのどは痛い。量が多かったので朝と昼に分けて食べた。

2 dec(tue)

あらまし。

毒入り和菓子。

日記。

まだ風邪っぽい。職場で計算機をいじっていたら頭がぼんやりする。コーヒーを飲むとさらにぼんやりする。

今年の流行語対象は「なんでだろう」と「毒まんじゅう」と「マニフェスト」であるらしい。「毒まんじゅう」ってなにさ。本当に流行ったのか。流行ったのは「へぇ」だと思う。あと、東京都のえらい人が「中国人は無知だからロケットぐらいで喜んでいる」と言った直後に日本のロケットが宇宙に行けずに自爆したことなんかも記憶に新しい。

まんが大会。

まんが大会[65]のカタログは今週の土曜に発売。CD版は来週の土曜に発売。いやもうホントに今年はどうしましょ。マリみてなところに入り込むのはあまりに恥ずかしい。ああもうなんだかお姉さまに見られているところを想像するだけで顔を赤らめてしまいますわ。

3 dec(wed)

あらまし。

「百合川姉妹」第2号は11月28日発売ですか。

れい子たん。

そうだ。アンタの言うとおりだ。アンタえらいよ。これから「ゾンビ屋れい子」の薄くて高い本を出す人は、題名を「百合川姉妹」にするがいいさ。合言葉は「生前禁制!! ナイフで刻む秘密の恋」である。「百合川のことが良く分かる百合川コラム」と「お砂糖たっぷり激甘ノベル」と「乙女度100%★秘密の恋愛コミック」を書くがいいのである。

ああだれか。「ヘンゼルとグレーテルと魔女」だけでも百合川化してくださいいい。サキとみどりが菓子を食う童話。魔女はカーミラがいるけど可愛くないので、飼い主のれい子に演らせるとしよう。魔女がサキ(メイド)とみどり(姫さま)を愛でる童話。あと継母のリルカを暖炉の火の中に叩き込む童話。

表紙をマット紙にして蛍光ピンクのインクを入れて、仲睦まじい姉妹の絵と「百合川姉妹」っていうロゴを入れてくれたら、もうそれだけで逆立ちで国際展示場からゆりかもめの新橋まで走る勢いで大喜びDeath!! あと誰も分からないような記事満載の「夕刊ユリ」も用意しようではないか。読者投稿ページには「内臓以上もいって欲しいです。何かものたりない」とでも書いてあったら、もうすっかり百合同人界に百合百合しくデヴューでありましょう。「お待たせ★アンデッドラブ第2弾」ですよ。第1弾はないけど、ぜひぜひ。

4 dec(thu)

あらまし。

仕事中にへんなものを見つける。

公開特許広報。

そりゃもう、正しいものとか強いものより変なものを選ぶさ。選ぶに決まってます。なので、特許庁の公開広報でへんなものを見つけると大喜びである。だから「HIDETOに基づく航空、宇宙関連の物や手段とすべての関連物を利用した手段や銀行の運用又は経営法」(特開平8-251999)を会社の検索システムで発見したときの喜びようときたらないのである。文章も図面もめちゃくちゃ面白い。特許庁から会社に送られてくるCDにはこんなおもしろいものが含まれているのである。

しかし。すでに「B-Files」がおもしろ出願を網羅してしまっている。だからわたしがいまさらどこが面白いのかを解説する余地はないのだけれど、書かずにはおれないのである。だってこれは日記だから。

HIDETO特許」はその筋ではとっくに知れわたった有名な出願だったのである。その壮大な主張を読んでいくと【図34】の説明「エンジンのついたのとエンジンのついてないのがある。 」というあたりで、文章力に疑問をおぼえる。そして【図54】の説明「HIDETOのんである。」で椅子からずり落ちそうになる。「のん」って。関西の人かと思って冒頭を読み返してみたら本当に大阪の人である。ちなみに「HIDETOのん」は「HIDETOのもの」とでも訳されよう表現である。まあそんなこんなで、宇宙を特許にしようという人はなかなか恐いもの知らずなので感動する一方、日本語で壮大な宇宙を語ってほしかったと残念に思う。

「配電線などを用いて放送や通信の周波電流を送信し受信する方法」(特開平09-46281)は、電気信号を送受信する導線において周波数フィルタを用いるというだけの考案で、読みはじめてしばらくはなにが面白いのかさっぱり分からなかった。ところが。これがもう、たいへん斬新な芝居なのである。サドの「ジュスティーヌ」ばりに長台詞がえんえんと続く。サドは「わたしが彼を殺そうと、肉体が自然に還る日がちょっと早まったにすぎないだろう」みたいな詭弁を、読者が不安になるぐらいにえんえんと書く。今回の出願人はぜんぜん関係のない話をもっともっと長くえんえんと続ける。ここがすごいところなのである。

芸術は必らず科学技術を包含し、その芸術の総合こそが倫理であり、その倫理の総合こそが政治であると。

という結びの一文の輝かしさときたらアナタ。意味はよく分からないけれど、わたしもこれぐらい大きな台詞を吐いてみたいもんである。あたくしの口からは繊細な愛の言葉しか出てきませんのことよ。よよよ。300件もの考案を個人で出願しているのだから、ものすごい費用を個人で払っているのである。こりゃあ優雅な道楽ではないか。まさに、わたしの目標とすべき大人の一人である。

「逆さヒザ落とし」(特開昭57-148599)とはなんだろう。

相手の背骨側から腹を両手でおさえる。それをかつぎあげすでに公知のカナディアンバックブリーカーぎみにする。手はやや頭の方へ近く、片ヒザをまげて相手を頭から落とすようにする。マットに自分の片ヒザを立て背中をヒザに落とし、後頭部をマットに落とす。そのままフォールする。

プロレス技かよっ!! 連番で公開された「かつぎ上げ落し固め」(特開昭57-148600)も同様だった。いやはや世の中は広い。特許としては成立しなかったわけだけれど、なぜプロレス技を個人で出願せねばならなかったんだろう。

5 dec(fri)

あらまし。

そんなー。

日記。

うががが。そそそ、そんなー。携帯電話とか「メール」だとかは、どうにも敷居が高い。意思疎通を助けているのか邪魔しているのか。とにかくお手軽じゃない。宣伝のメールがわんさか届くものだからメールアドレスを変えてしまうというのでは、いったいなんの役に立つというのだ。たまにしかメールのやり取りのない人間関係を掃いて捨てるのに役に立つという按配である。うががが。そんなー。

星のひとみ。

黒百合姉妹のCD「星のひとみ」は在庫があったらしく5日で届いた。

うはー。いまどきこんな音を出しているところがあるのかー。古い民謡のよう。想像していたほどには黒くないけれど、なんとも妖しい音だ。高校を卒業するあたりからわたしはすっかり分かりやすいものしか観たり聴いたりしなくなったので、この妖しさはちょっと懐かしく思いもする。ピアノとオルガンが萌えー。チェンバロまで出てきた。そこに女声がからむ。ああこういうのを耽美というのか。黒ずくめのお嬢さんがライブハウスに集う絵が浮かぶー。これはあんまし売れないだろうなあ。

6 dec(sat)

あらまし。

髪を染める。最近は2か月おきである。

染色。

2か月経ったのでまた髪の根元が黒くなってきた。なので前と同じ美容室に行く。

おねいさんがやってくるまで講談社の「女性自身」12月16日号を読んでいた。「野山の中心で43年自由を叫んだオジさん」という記事が目にとまった。

美容師のおねいさんがやってくると、いちばん最初に色を決める。わたしは毎回毎回「ピンクブラウン」と言っている。色見本のそれっぽいところを探す。ピンクブラウンの一列に注目すると左に行くほど黄色くて、右に行くほどピンクになる。おねいさんのおすすめの「このへん」は明るさ重視なのでピンクブラウンになりきれなくてまだ黄色っぽい。「これ以上濃くなったらかわいらしすぎるでしょう」とおっしゃる。……も、もう一回言ってください。

わたしはピンクが好きで好きでたまらねえのでかわいらしくても不気味でもいいからとっととピンクにしてくださいお願いしますコノヤローとも言えないので、「このへん」の方が似合うというおねいさんにしたがって染めることにした。

  1. 湯で洗浄、トリートメント液塗布
  2. 裁断
  3. 根元部分に染色液塗布
  4. ラップして放置
  5. 全体に染色液塗布
  6. ラップして放置
  7. 湯で洗浄、シャンプー洗浄
  8. トリートメント液塗布
  9. 別のトリートメント液塗布
  10. 裁断(微調整)
  11. 湯で洗浄
  12. 熱風で乾燥
  13. アルコール溶液塗布、マッサージ
  14. 整髪料塗布、整形

以上で2時間半を要した。前回は黄色くなってしまったけれど、今回はよりピンクに近づいた。そしておねいさんは指先がエラいことになっている。各種薬剤とか水とかで表面が壊れていくのだろう。

髪を染めている最中に「関西ウォーカー」を読んでいたら、こんどは「世界の中心で、愛をさけぶ」という小説が出てきた。なんだこりゃ。あと映画「マグダレンの祈り」の上映が昨日終わってしまっていたことを知った。観逃してしまったのである。

私の好きなチョコレート。

帰ってきてぼへーっとTVを見ていた。「土曜はダメよ」という番組らしい。「ダメットさん」というコーナーに甘いもの好きな姉妹が登場した。あんこが好きな妹とチョコレートが好きな姉。妹はものすごい量のあんこを毎日消費していて袋入りのあんこを「直で」食べてしまうほど。姉は職場に「チョコレート専用引き出し」があるほど。で、お姉ちゃんがチョコレートを語るとBGMが流れはじめる。ヴィッキーが日本語で歌った「私の好きなチョコレート」ではないか。古っ

届けてくれた忘れもの だけどお礼は言わないの
あなたが半分食べちゃった わたしの好きな好きなチョコレート

めずらしい選曲なので感動する。最後のところでわたしも「ちょこれーとー」と歌ってしまったけれど父も母も反応がなかった。ぐはあ。父上ならヴィッキーは知ってると思ったのに。

ボーボボ。

しばらく見逃していたTV版の「ボボボーボ・ボーボボ」を観た。ビュティはやっぱり難しい役だ。ギャグの意味を理解できていないように思われるようなツッコミが多い。

ビュティの「サイでサイクリング!?」を2度言う台詞が好きだ。茶漬け星人の「フランスペアーン?」がよかった。

日本ブレイク工業。

明日、萬Zが渋谷のライブハウスで「日本ブレイク工業社歌」を演るらしい。「おジャ魔女Kids」のときは急きょ東京まで行ったもんだけど、今年は駄目だ。

7 dec(sun)

あらまし。

「マリみてのまんが」と、「トニー谷のCD」を同じ日に買った。

日記。

昼間っからまたふとんにくるまってごろごろしていた。真空管をつけっぱなしにしてぼへーっとCDを聞きながら「ボボボーボ・ボーボボ」の1巻と2巻を復習していた。そのまんま眠くなって覚醒と睡眠の境界面をふわふわと泳いでいた。黒百合姉妹のCDの2周めが終わろうというあたりで、枕元のキティさんの電話機がチャイコフスキーの「眠れる森の美女」を奏でた。どわー。メールが届くと音が出る設定になっていたのか。

やっこらせと起き出して買いものに行く。でも全身が眠い。

お買いもの。

心斎橋へ行く。まず小物を探す。銀細工。個人商店の買いものは楽しいなあ。

タワーレコード。2階。Alizée「わたしはロリータ」を手に取ってしまう。見れば原盤では「Moi... Lolita」ではなく「Gourmandises」が表題曲になっているではないか。ポリドールの担当者が「ロリータ」って言いたかっただけちゃうんかと。あとV.A.「Celtic Sisters」が590円だったので買う。アイルランドの民謡かなにかだと思う。たぶん。

1階。うはー。1階にはめったに来ないもので、いきなりへんなものを見つけた。京阪Girl「さよならサンダーバード」の、こっ恥ずかしい表紙にひかれて手に取る。中身がぜんぜん想像できないけど、お嬢さん二人組ロックバンド。急に思い出して中之島ゆき「出町柳から」も探してくる。なくなる前に買っとこう。あとたまたま目に入ったのでトニー谷「ジス・イズ・ミスター・トニー谷」も取ってきた。まだ在庫があったとは。以上5点で10,000円ぐらい。

梅田のブックファースト。前回行ったときに見つけたのと同じ場所に「百合姉妹」があった。1号も2号も並べて同じ高さだけ積んであった。そのそばにマリみてなアンソロジー「姉妹宣言[白]」があったので買う。やっぱり[紅]や[黄]も出るのであろうか。わたしは紅薔薇姉妹が好きなので[紅]も出たら買ってしまいそう。紅薔薇はこっ恥ずかしくて、白薔薇はエロい。そして黄薔薇はなにか変だ。

帰ってから、一家揃って近所の回転寿司屋に行く。ケーキを二つも食べた。

地球外生物のアレ。

先週、地球外生物のアレで10,000位を達成した。1年と数か月にして目標を達成してしまった。

8 dec(mon)

あらまし。

寒い。

反省。

ああ寒い。急に寒くなった。駅から駐車場の道であんまし寒いので、あんまし思い出したくない過去の想い出が走馬灯のようにぐるんぐるんする。

学生のころはやっぱり貧乏だった。なんだかもう飢えていたのである。とっとと家に帰れば食事もあるのだけれど、なかなか帰らずに馬鹿話したりファミコンしたり広辞苑で「たほいや」したりして過ごす悪い子ちゃんだったので、ついお菓子なんかを買って食べる。チョコレートとコーヒーの取りすぎでぼんやりしたりもする。いつしかお金がなくなって飢えているのである。わたしがあんまし貧乏だから、同期のおねいさんに「誰かとつき合うなりなんなりして財布を預けてしまえ」と言われたことがあった。すると無駄遣いが減って金が貯まるという。

どうしてそんな所帯じみたことを言うのか。そのときはなんとも思わなかったのだけれど、よく考えてみたらこの人はわしの浪費癖に当時から気づいていたということではないか。ううむ。すごい。たまに「セーラームーン」の玩具とか買ってたのを知ってか知らずか、生活力のなさを見抜いてたのかー。すごいなー。そういえば学校の帰りに児童公園の子供に目をやっただけでロリコン呼ばわりされた。この日記もなかったころから見抜かれていたんだから、ある意味理解者である。

あれから浪費はひどくなったけど社会復帰したっぽいです。あ。あと、8年ぐらい前にふざけて接吻したことは忘れてください。しかも足に。……やっぱり大学のころに原形はできていたのか。

日本ブレイク工業。

ううう。ライブ行きたかった。あと、客は2ちゃんねるな人ばかりだったっぽい。

9 dec(tue)

あらまし。

3種の薬剤。

姉妹宣言。

「姉妹宣言[白]」がほのかにエロありだったことに衝撃を隠せません(挨拶)。

いやはや。乃梨子×志摩子ですわ。乃梨子さんはエロい、または生々しい。

忘年会。

さて、年末といえば忘年会なのである。話がここまで来たのがもう5件ある。これはわたしにしては多すぎる。今年はもう3週間しか残ってないのに無茶である。

[1][2]なんだか冬のまんが大会と重なって早くも2件脱落。でも、理由は言えない。[3]会社のはどうしよっかなー。機嫌がよかったら行くことにしよう。[4]大学の同期で集まるらしい。なんだかこれもまんが大会に重なりそうな気がする。[5]あと真冬の公園でバーベキューをしようという話がきた。ははは。こりゃアホだ。ぜひやりたい。

薬剤。

美容室でトリートメント剤をすすめられた。ちょっとだけ入ったものが300円であるから試してみてはどうかと言われて、ほいほいと買ってきた。さて袋を開けてみたら小さな容器が3個も入っていて、どれも形状が違う。これ全部使うですかー。化粧品とつき合う人たちというのは不便な生きものだと思った。

よく見るとシャンプーが1種類とトリートメントが2種類入っていた。さすがプロフェッショナル仕様なのである。染めたあとの髪がしなやかになってきた。

10 dec(wed)

あらまし。

いい歳をした大人が声を荒げる。それは死ぬときだ。

百合姉妹。

まめちしき。「百合姉妹」を買うのが恥ずかしい人は、「百合天国」と「姉妹宣言」の間にはさんで買うとよい。

それはそうと、わたしはポストカードをもらえなかった。

派兵。

イラクには非戦闘地域なら自衛隊が活躍できる場があるのだと首相は言う。持参の対戦車ロケット砲を使うときが来るとしたら、きっと絶望的な戦況なのであろう。そんな使いもしないものよりも、大量の人とか工具とか工作機械とかふつうの自動小銃なんかが必要な気がする。

「非戦闘地域」という言葉が出てきてからもう何年も経った。やっぱり非戦闘地域というものがどこにあるのかは分からないままだ。これからどうするのか首相に質問してもまともな答えは返ってこないし、われわれの精神が問われているなんて言われる。反対勢力を作るためにわざと馬鹿を演じているんだろうか。しかし顔の恐い首相のころから比べると台本のレベルがずいぶん落ちた。

やられ役。

世の中には「やられ役」を追求する人がいる。「Midnight Ladies」は「女やられ役」を探し求めている。(註:「Midnight Ladies」の著者は18歳未満の閲覧を禁じている) 以下に引用する一節には驚いた。

セーラームーン最大の魅力は女怪人の断末魔に尽きます。毎回毎回、いろんな声優さんの熱演する悲鳴で耳を潤すために私は毎週欠かさず見てたんですよ。

「セーラームーン」にこんな見かたがあるとはいままで知らなかった。映画の「火事のシーン」にしか興味を示さない人を思い出してしまう。なんという潔さ。

わたしはセーラームーンに限らず、たいてい悪者が好きだ。「タイムボカン」から「セーラームーン」にいたるまで悪者といいながらたいして暴虐の限りが描かれるわけでもなく、毎週毎週あらわれては主人公に倒されて逃げ帰るという、もはやマンネリが笑いの種にさえなってしまうような悪者が好きだった。悪者がふだんは主人公と同様に一般市民の生活をしていて、作戦行動の時だけ悪者を演じるというようなあたりも好きだ。最期に八つ裂きにされたり灰にされたりせずに、アニメ版の「セーラームーンR」のあやかしの4姉妹のように、また市民生活に戻ったりするようなものがあれば最高だと思っている。

悪者好きというものは、主人公たちの「世界平和」みたいな鼻白むような立場と心の中でバランスをとるために悪者の黒さにひかれるか、悪者の馬鹿さ加減にひかれるのか、そのあたりだと思っていた。あと年若い主人公と並ぶと際立つのが、悪の女幹部の妖艶さである。わたし自身の好きなのもこれらの混合なんだと思う。ところが「女やられ役」好きの人はそうじゃなかった。やられ役は死なねばならない。そして「ラブラブリー」なんていうアホな叫びではなく、断末魔の叫びとともに崩れおちる魔物が好きなのだという。

セーラームーンを見るなら「ブラックムーン編」までです。

こう言い切った。……アンタ漢(おとこ)や。ホンマもんや。

あたくしも「女の悲鳴が好き」なほうの人間なので、そういうのは分からんでもない。たしかに「いやっ」とか「きゃあっ」とか聴こえると心が潤ってきそうな気分になる。それが学校や職場であろうと街の中であろうと。叫び声を出されるとかえって興奮してさらに意地悪をしたくなるもんである。悪の女幹部たちの「ぎょええええっ」とか、あるいはやたらとえらそうな振舞いとか、恨みつらみの長台詞なんかもいい。「女の悲鳴」と「言葉で責められる快感」が両方味わえてたいへんうれしいお得用パックなのである。

ただ当時は「なかよし」に最初に登場したとき以来ちびうさに狂ってしまったので、「女の悲鳴病」がひどくならなかっただけなのかもしれない。もし、ちびうさが大人の身体を得て悪者となったブラックレディが「ぎょええええっ」と死んでしまっていたら大変である。わたしもやっぱり「セーラームーンを見るなら『ブラックムーン編』までです」てな感じになっていたのであろう。

賞与。

2か月分と65,000円。標準額。アレしてナニして236,867円。このアレしてナニしてっていう部分は、10年後に読み返すとどうアレしてナニした結果なのかきっと分からなくなっているだろう。

11 dec(thu)

あらまし。

悪夢。

夢。

久しぶりに夢を見た。夢の中のわたしは満員電車に乗っていた。手が伸びてきてわたしの身体の一部分に触れてきた。痴漢の人がわたしの一部分を乱暴につかんでいるのである。一部分を。

ここでまだ目が覚めなかった。伸びている手をつかんで、夢の中のわたしは「痴漢っ」と叫んでいた。どういうわけか列車の最後尾だったので、空いている手で乗務員室の扉をどんどん叩く。誰かが車掌を呼んでくれた。そして次の駅でめでたく連行となったはずが、犯人は駅のホームを走って逃げ出す。犯人を追って別の列車に乗りこんだ。ずいぶんいすが豪華だったから特急列車なのだろう。走る列車の通路をずんずん歩いて進む。

目覚まし時計が鳴ってから1時間30分経ったところで目が覚めた。ぎょええええっ。8時を過ぎている。これは昨日の「女やられ役」の呪いに違いない。

中学校のころにホンマもんの痴漢に遭遇したときはこんなに痛くなかった。

忘年会。

厳寒の公園で忘年会をするのは誰も賛同してくれないので中止になった。早っ。

12 dec(fri)

あらまし。

また餃子を食べる。

日記。

アラビア語で「ようこそ日本人」と伝えられた言葉が、日本語では「ようこそ自衛隊」と訳されてイラクのサマワで掲げられているという。その横断幕が日本のTV番組で訂正されないまま映されている。また、たとえばTBSの報道では「サマワの人たちが日本の支援に期待している」という文脈で用いている。イラクの人は日本語がわからないし、日本の人はアラビア語が分からないから誰も気づかないという寸法である。これをもって情報操作だとか陰謀だとかを指摘されるかもしれないけれど、それ以前になんとも恥ずかしい話ではないか。

(追記)上記のTBSの12/10の記事は12/12に削除された。

アサッテ君。

年に一回ぐらいここで触れているけれども、毎日新聞朝刊に連載されている東海林さだおの4コマ漫画「アサッテ君」は1万回を超えてもまだ続いている。気に入らない点はとても多いのだけれど、どうにも許せないのはあの登場人物がたまに社会批判をしようとするところだ。貧乏だ貧乏だと言い続け、事件を不謹慎に茶化し、他人をいやな気分にさせるという役割を毎日毎日演じねばならない登場人物たちが、ある日急に改心して「TV番組のつまらなさ」や「政治の無力感」とか、はたまた「ゲーム脳」を語っても哀れなだけだ。

秋になったらなにがなんでも「松茸は高い」と叫び続けるように、似たり寄ったりの漫画を描き続けるさまは、近年の「がんばれゲイツ君」にも似て痛々しい。貧乏であることと人間が卑しいこととはまったく異なる。東海林の貧乏人観は20年前には通用したかもしれないが、いまとなっては新聞には載せたくないほどに卑しいものだ。

一方、毎日新聞夕刊に載っている森下裕美の「ウチの場合は」では登場人物は大事にされている。4コマ漫画とはいっても「オチ」はあるのかないのかはあいまいなもので、毎日毎日登場人物たちの行動の断片が重ねられていく。どこがどのように面白いのかというとちょっと評価しかねるけれども、なんとも魅力的なのだ。これが始まったとき、東海林の漫画は連載1万回を機に終わるんだと思った。それぐらい印象に差があった。でも朝の不快な漫画は終わらなかった。

ときどき読者の投稿欄に「アサッテ君」は面白いという意見が載るのだけれど、かくも寛容で、あの情報量の少ない漫画からも面白さを見出せるほどの知性を持つ読み手というのは、あんましうらやましくない。2ちゃんねるの漫画板に「アサッテ君」を語っていいスレッドがあったので、これからはここに書くことにした。

餃子。

昨日は餃子が半額だった。今日も餃子が半額だった。昨日も今日も餃子を買って食べた。

13 dec(sat)

あらまし。

昼寝。

日記。

買いものに行くはずがまた昼寝。昼になる前に家を出ないと本当に出られなくなる。ううう。まんが大会のカタログと冬用の服を買いに行かねばならぬというのに。

黒百合姉妹のライブもののCDが4枚届く。1990年代前半の古い音源が多い。2-3枚目は黒くて恐くて美しい。4枚目のLisaさまは歌がちょっとアレだった。

「おっぱい占い」って。

14 dec(sun)

あらまし。

マリみてに埋もれる。

お買いもの。

正午をすぎたころ、昼寝せずに家を出た。

心斎橋。中古レコード屋で、シモーヌ深雪「ジョセフィーヌ」を見つけてしまう。深雪は女装してシャンソンを歌う人という知識しかないけれど、本当に見つけてしまうと感動する。なので買う。ビッグステップでピンクのハート形の腕時計を見つけた。その他いろいろ悩んだけど結局なにも買わなかった。あと路上でたこ焼きを食べた。

難波へ向かう途中、路上でメロンパンを売っていた。ブルーベリージャムの入ったメロンパンを買って食べる。もはやメロンパンではない。

難波。とらのあな。まず澤井啓夫「ボボボーボ・ボーボボ」[11]を手に取る。あと、「お兄ちゃん…僕もう我慢できないの…」と書かれた表紙のアンソロジー「少年愛の美学[4]The 甘えんぼ少年」が目に入ってしまう。そんな目でこっちを見るなああ。あと「コミックマーケット65 CD-ROMカタログ」も買う。

わんだーらんど。たいらはじめ「聖王女フェリシア」上巻、同下巻、天織龍樹「ラブラブスイート」の3冊を買う。うーん。どこから見てもエロまんがだ。 

ふはははは。結局服は買えず。高かったんですもの。ものもの。

カタログ。

冬のまんが大会のカタログで検索しはじめる。

ボーボボの本が全然ないのである。アニメにもなるぐらいだからそっちでも大人気なのだと思っていたが、そうでもないようだ。あとゾンビ屋さんが少々。

マリみてはもうとんでもない量である。そしていろんなジャンルにまたがっている。こりゃ「白」とか「紅」とかの分布を示したマリみて地図でも作らないと回れそうにない。

15 dec(mon)

あらまし。

朝起きるという夢を見た。

夢。

また夢を見た。「朝起きる」というたいへんリアルな夢を見た。

まだ外は暗いが目が覚める。枕元の携帯電話の液晶表示が時計になっているから、時刻を見ようとした。すると細長い液晶パネルには「致命的な温度異常」と表示されている。筐体が熱を持っているのだけれど、電話機には冷却ファンなんかない。リチウムイオン電池が火を吹いたらどうしよう。こりゃ困った。悩んでいたら本当に目が覚めた。外はやっぱりまだ暗い。枕元の携帯電話はちゃんと動いていて、午前5時半という時刻を表示していた。

早起き。

朝早く起きて2時間ぐらいで今日の発表用の資料を作る。

こうやって昇進までに数年がかりであれやこれやとやらされるわけだけれど、こういうのはやる気のある人をかえってがっかりさせるんじゃないだろうか。どう評価されているのかもはっきりしないし、こりゃあ覚めていてもしかたがない。ほかの発表の内容を観察しているところでは少なくともわたしの発表は目立っているし、毎回悪くない位置にいると思われる。実際の評価はよく分からないけれど、ちょっと頭が出ていたらいいというのであれば、なんて楽な課題だろう。でも、毎年毎年の課題にげんなりしていて、やる気なんかまったくないという事実はちいとも変わらない。

16 dec(tue)

あらまし。

明日は発売日。

日本ブレイク工業。

「日本ブレイク工業社歌」のCDは今日Amazonから発送されたらしい。発売とともにこのお祭り騒ぎは去っていくのかと思いきや意外な展開が。今日CDを手に入れた人によれば、アレがナニするという。こりゃびっくり。

17 dec(wed)

あらまし。

今日からはご家庭でもブレイクアウトだ。「日本ブレイク工業社歌」発売。

お買いもの。

会社の帰りに倒れそうなほど空腹になったのでラーメン屋さんに寄る。久しぶりにラーメンを食べた。家についたらすでにAmazonから荷物が届いていた。

CD。萬Z(量産型)「日本ブレイク工業社歌」、France Gall「夢みるフランス・ギャル〜アンソロジー'63/'68(原題はL'anthologie)」。フランスギャルの60年代の写真はかわいいすぎて犯罪の匂いがする。キャンディをなめるの図。

本。森下裕美「ウチの場合は」[1][2]。本屋さんで全然ちいとも見つからなかったので注文していたもの。

日本ブレイク工業。

「日本ブレイク工業社歌」のホンマもんをやっと聴いた。いままで圧縮されてぐにゃぐにゃの音ばかり聴いてきた。ホンマもんはやけに音があっさりしていてちょっと拍子抜けする。冒頭と曲の合間に台詞が追加されている。表題曲がロボットものアニメ作品の導入の曲だとすると、もう一曲の「希望の丘陵」は最後の曲である。「社歌」ばかり期待されていままでまったく注目されなかったけれど、これが思いのほかかっこいい。あと、歌詞カードがかなりアホなことになっている。

でも、日本音楽著作権協会のシールが貼られていることは、お祭りが今日で終わることを意味する。いままで「2ちゃんねる」あたりでさんざん音をいじったり、自作の音に自作の歌を乗せて遊ばれたり、はたまたwebサイトになぜか「日本ブレイク工業」に触発されたゲームソフトが公開されたりとわけ分からないことになってきたけれど、これらがとたんにまずいことになるのだ。いやきっとこれからもいじって遊ぶ人はいるだろうけれど、いじって遊んで勝手に共有することで話題になったというのに、本家本元にJASRACのシールが貼られてしまってはやっぱり冷めてしまうだろう。

でも。CDの「帯」の裏側に「あなたの作品をコンピレーションアルバムに収録!!」と書かれているではないか。自作の「日本ブレイク工業社歌」を作ってしまった人は製作会社に送るがいいのである。どういう形になるのかは分からないけれどCDかビデオとなって発売されるのであろう。来年にはカラオケにも入るんだそうで、もう来るところまで来てしまった感がある。

人形。

France GallのCD。ぶははは。「夢みるシャンソン人形」(1965)が日本語(1966)になってる。これはかなり変だー。「y」の発音がフランス語っぽく「iy」になっている。ワタシはユメみるシャンソンにんぎーよー。お客さまの中に日本語の分かる方はいらっしゃいませんかー。指導できる人がいなかったのか。うははは。訳詞はフランス語の語尾とできるだけ合わそうとしたように見える。日本の顧客向けのサービスだったのだろう。

いまにして思えばサエキけんぞうが作って細川ふみえが歌った1995年のカヴァーは過剰にかわいくて訳詞もよかった。

マリみて。

ぐは。キャロット出版が一番乗りした「マリアフェスティバル」を見つけてしまったとき、わたしはとんでもない領域に足を踏み入れたのであろうか。マリみての名はどこにも書かれていないけれど、マリみてにしか見えない本たち。

2003/10/10マリアフェスティバルキャロット出版
2003/12/05姉妹宣言[白]オークス
2003/12/18革命の薔薇たちオークス
2003/12/19マリアフェスティバル[2]キャロット出版
2004/01/07姉妹宣言[紅]オークス

12月の怒濤の3冊はいったい何者ですか。有明の大まんが大会の予習に一つ。

18 dec(thu)

あらまし。

マリみての本を2冊買う。

お買いもの。

今日はなんとなく休み。心斎橋の人のいない商店街を歩く。で、難波へ。

とらのあな。オークスのマリみてアンソロジー「革命の薔薇たち」があったので買う。

わんだーらんど。キャロット出版のマリみてアンソロジー「マリアフェスティバル」[2]がもう入っていた。なので買う。で、昨日「ウチの場合は」が届いたと思ったら、今日になって見つかった。やっぱり本の装丁が分かると探しやすいのだろう。

カレー。

北浜の「カシミール」に16時ごろに行ってみたら開いていた。「マトンカレー」の辛さ10を頼む。あと米を白米ではなく玄米にしてもらった。これはかなり辛い。辛さ5で大丈夫だったので調子に乗っていた。店主によれば、いろんな客がいるそうでこれぐらい辛いカレーを食べる人は珍しくないという。

日本ブレイク工業。

今日は横浜ランドマークプラザの新星堂の店鋪で萬Zがライブを演るらしい。さすがに行けない。現在午後7時すぎ。歌の最中である。

で、21時前に終わった。会場では写真を撮ったリ抱擁したりいろいろあったらしい。

19 dec(fri)

あらまし。

甘茶をぶっかけまくることです。

日記。

今日は日本中のけっこうな数の職場で忘年会なのであろう。わたしも職場の忘年会に行く。忘年会その1である。飲んで食べてすっかりできあがってきたところで抜け出してくる。1時間20分。

マリみてっぽい。

「革命の薔薇たち」 うははは。アホだー。この路線で続けてくれたら「姉妹宣言」とすみ分けられそう。「それはもちろんウサ耳スク水の志摩子さんに! 甘茶をぶっかけまくることです! ハアハアハアハア…」(風華チルヲ「仏様がみてる」)って、乃梨子はこんなことぜったい言わない。でもここまで馬鹿やってくれるならよろしい。

「マリアフェスティバル」[2] 「革命」と「宣言」がかなりキャラクターをはっきり出してきたので、こっちは先発だけど印象が弱くなる。夏師「愛しき隣人」の蔦子と真美のあやうい会話なんかを見ていると、姉妹以外の関係もちゃんと読まねばならないという気にさせられる。

飛行機。

ジョージ・ケイリーはライト兄弟が飛行に成功する50年前に1853年にグライダーに人を乗せて飛ばし(Hotwired)ていた。ケイリーは飛行機を飛ばすための理論をずいぶん早くから見つけていた、という記事。

エンジンがなかったから飛行機とはいえないけれど、ライトの飛行機だって実際にはエンジンだけでは飛べずにカタパルトで引っ張っていたのである。ケイリーは鳥のように翼を羽ばたかせるのではなく、固定したほうがいいことに気づいていた。揚力とは別に前方への推進力を得なければならないことも知っていたが、推進力を得るエンジンが使い物にならないことから研究は中断していたという。

ケイリーのグライダーに乗せられた御者は世界初の飛行という価値に気づかずに去ってしまったとこの記事は結んでいる。「飛ぶなんていうことは馬鹿げたことで馬車の仕事のほうが大事だ」と言ったようにも取れるけれど、本当のところはこの物好きな貴族の実験につきあわされるのが恐かったのかもしれない。「渓谷を横切って274メートル飛んだ」というのはなかなか尋常な体験ではない。

20 dec(sat)

あらまし。

ビュティの入浴シーン。

日記。

7時に起き出していつもの駐車場の予約券をもらいに行く。今日は間に合った。

帰ってきてから、寝ずにまんがを読んでいた。

お買いもの。

今日はめずらしく梅田へ。

阪神百貨店。ピンク色の財布があったので買ってしまう。あんまりかわいかったので、つい出来心で。

阪急百貨店。ピンク色の折りたたみ傘があった。お兄さんに「ピンクが好きなんです」といったら3つぐらい見つくろってくれた。「若い人ですか」なんて聞いてくる。うははは。誰にあげると思っているんだ。若い人っていうかわたしと同じぐらいの歳ですっていうか、わたしの傘なのDeath!! で、買ってしまった。雪が降ったらこれをさすとしよう。

なかなか服で欲しいものが見つからない。あっても高い。小物はたくさん買えても一つの大物が買えない、みたいなところがわたしにはあるに違いない。駅まで戻ってちびバイクで地元のスーパーに寄ってみたけどやっぱりいいものが見つからない。あきらめて帰ろうかと駐車場を出てちびバイクはずんずん進む。

見たことのない道を走っている。新しくできた道のようで、上り坂になってきた。このまま走ると山を超えてしまうに違いない。もうすっかり暗くなってきた。このまま走っていくと寒さで凍えて遭難しそうだ。道路標識を見るとなんだかとんでもないところに来ているのが分かった。さっきのスーパーの駐車場を出てすぐの交差点の時点で方向を間違えていたのである。

道路標識を見ながらあっちへ行ったりこっちへ来たりしながらやっと知っている道まで戻ってきた。ああ恐い。たまにしか行かない店にいったらもう迷子だ。ああ寒い。本当に寒い。

ボーボボ。

今週のボーボボは2本立てである。電車が爆発する場面がなくなっていた。毎週毎週かなり削られているけれど、ビュティの入浴シーンが追加されていた。

21 dec(sun)

あらまし。

日曜日らしい日曜日。

日記。

2ちゃんねるのエロパロ板をうろうろする。ううむ。駄目な感じである。なにが駄目って、もう書きはじめて書き終わってしまったことだ。昨日から書いて20枚ぶんぐらいになったけれどまだ載せられない。そんな日曜日。ちいとも勉強せず。

忘年会。

もっさりと夕方からお出かけ。忘年会(その2)である。あとで登場するプレゼントを持ってくるのを忘れていることに電車の中で気がついた。取りに帰って遅刻する。ぎゃふん。場所は厳寒の公園ではなく北海道の料理が出てくる店だった。鍋である。

いやはや。生まれてこのかた「プレゼント交換」なんてはじめてである。この歳になってプレゼントって。手製のビンゴカードが出てきた。それで当たった人には昨日買ってきた、ポプリとかお風呂に入れるアレやコレやとかのピンクものを袋に詰めたものをあげる。当たったのがおねいさんでよかった。本当によかった。

あとピンク女史の誕生日祝いに香水をあげる。Yves Saint Laurentのベビードールライトは箱と容器とふたがピンクなのである。ベビードールのほうが中身がよかったけれどふたがピンクじゃない。

みんないい歳してあいかわらずアホだったので安心した。

よくある質問と答え。

[Q1]その頭で会社行ってるん?
[A1]行ってます。

[Q2]働いてたん?
[A2]働いてますよ。なに言うてるんスか。

[Q3]なにやってるん?
[A3]サラリーマンのふりをしてます。

22 dec(mon)

あらまし。

ぽわわーん。

ぽわわーん。

ぽわわーん。昨日の酒がまだ残っているようで、昼ごろまでぽわわーんとする。昨日飲んだカクテルは3杯ともいい感じにピンク色だった。ぽわわーん。

今年の。

今年のまんが。「ゾンビ屋れい子」(三家本礼)
――変な表情とでたらめなスピード感。絵がエロい

今年のまんがじゃない本。「マリア様がみてる」各巻(今野緒雪)
――キャラクターに溺れそう。あからさまな百合っぷりがエロい

今年のアニメ。「ボボボーボ・ボーボボ」(澤井啓夫原作)
――原作が好きなのでひいき。アニメ化に際してはあまり期待していなかったけれど思いのほかよかった。現在これしか観ていない

今年のキャラクター。「明日のナージャ」のナージャ
――ナージャがかわいくてエロいので観ていた。後に挫折

今年のピンク。キティさんの腕時計
――12,000円という価格設定やピンクと金色を配した外観からすると、おそらく子供向けではない。わたしはこの時計で超えてはいけない一線を超えてしまった

今年の計算機。AMD製CPU「1.5V駆動のAthlon XP」
――さらに低電圧化して部屋が静かになった。暖房器具としては失格で、今年の冬は部屋がとても寒い

今年のせらみゅ。坂口祐未衣のはじけっぷり
――秋のイベントは馬鹿すぎて本気で笑った。あと悪役での顔が恐い

今年のエロまんが。天織龍樹「ラブラブスイート」
――鬼畜ものじゃないのを買ってみたら思いのほかエロかった

23 dec(tue)

あらまし。

カップラーメンに湯を注いで3時間経つとまずくなる。

どれみさん。

なんと。カラオケ「パセラ」でおジャ魔女どれみの「深爪ファイター〜キャンディ伊藤のテーマ」が見つかったというではないか。なんでいまごろになって。ここは、番組終了後も支持されているのだと解釈しておこう。久しぶりに「ドッカ〜ン!」のころのCD(を圧縮したもの)を聴いてみると、変な曲もあるしかっこいい曲もある。放送されていた当時もっとカラオケになっていてもおかしくなかった。

日記。

「私のいやらしい受信トレイにおメール入ってくるのぉ!!」(挨拶)

日清食品「カップヌードル」のカレー味の容器に湯を入れたのが午前8時半であった。しばらくたっておなかが空く。午前11時半になって気がついた。カップヌードルを食べるのを忘れていたのである。

急いでふたを開けると、汁気はなくなって冷えた麺のかたまりができている。これは「カップヌードル」ではなく、もはや「どん兵衛」のカレーうどんである。湯を足してみたけれどまだ冷たい。さらに電子レンジで過熱して沸騰したところを食べた。これはまずい。

お買いもの。

ふらっと出かけてシャツを買う。ラーメン屋さんに寄って、まずくないラーメンを食べる。

あと、ピンクの電話機にくっついているどれみさんストラップがくたびれてきたので、キティさんのを買ってきた。銀色のじゃらじゃらした鎖にハート形とキティさん形の銀色の小さな飾りがぶら下がっている。あとアンテナのところに金色のキティさんをつけてみたけれど、これはやりすぎだと反省する。

本屋さんに行ったのに本を買うのを忘れていた。また買いに行く。1軒め。雑誌「Kitty Goods Collection」[24]を買ってしまう。キティラーになりたいわけではないけれど、ついうっかり買ってしまった。ああまったく、若いお嬢さんがうらやましい。でも、わたしが若いお嬢さんになってしまったらまた貧乏に逆戻りなのでピンクものが買えないというわけなのである。あと、2軒めで宝島編集部編「VOW」[15]を買う。

24 dec(wed)

あらまし。

れい子本はやはり少ないのであろう。

日記。

ゆーめーがかなーう日ーまでー(絶叫)

はふん。また恥ずかしいものを書いてしまった罪悪感が。とっとと誰か次の作品書きやがれ。お願いですから書いてください。

れい子たん。

ううう。まんが大会65のカタログで検索しても、ゾンビ屋さんを扱うところが増えていないのもネオコンの陰謀ですか。Webでも探しているけれど過去に扱ったことがあるというところはちょっとしか見つからない。「ゾンビ屋れい子」ってホラー作品としてはかなり売れているんじゃないかと思うのだけれど、市場全体から見たらまだまだなんだろう。

25 dec(thu)

あらまし。

メールが化け化けで解読に手間取る。

日記。

これは涙じゃない。目から出た汁だ(挨拶)。

どうしてメールをUTF-8で送ってきますかー。社外の人にも送ってるんだろうか。いまやOutlook Expressを使うのがあたり前で、誰にも文句は言わせないのだろうか。

月例経済報告。

残業手当26,713円。所得税が戻ってきて18,768円。アレしてナニして147,313円。天引きの額がすごいことに。

26 dec(fri)

あらまし。

ひよこ饅頭。

お買いもの。

仕事から帰るとAmazonから本が届いた。

永田守弘編「官能小説用語表現辞典」と、中村明「感覚表現辞典」の2冊。前者はとても面白いと聞きおよびすぐ発注したもの。後者は1冊だけでは寂しかったのでいっしょに買った。

官能小説用語表現辞典。

ぶはははは。これはおもろい。「女性」とか「男性」とか擬音語など、多数のエロ文章から単語を抽出した本である。「女性」に関する語と用例だけでも200ページを割くからすごい本である。「赤いダリア」とか「恥じらいの谷間」だとかがあいうえお順に並んでいる。たとえば「淫靡な顔をした花園」の用例は次のようになる。

 怜はさらに太腿を大きく開脚し、卓也の顔に淫靡な顔をした花園を近づけていった。
「ああ、きれいだ……姉さん」
(以下略)

本当はもっと長いのだけれど、このような用例があって、ちゃんと出典が氷室洸の「姉 淫らな童貞飼育」であると書かれてある。こんな感じで全部の単語に用例が書かれている。単語が全部並んだ目次もすごい。出典となった小説の題名もすごい。ああすごい。

はやる気持ちを抑え、茂樹はブルマーの裾から指を入れると、股間を覆う布地を片側に寄せた。どこかしら、ひよこ饅頭を思わせる恥丘にクッキリ刻まれた、少女のわれめがあらわにされる。

雑破業「シンデレラ狂想曲(ラプソディ)」より。「ひよこ饅頭」って。「ひよこ饅頭」って(再)!! ああもう。こんなの読んでたら、ぼくは超合金のいけない張本人がヨセミテの間歇泉のような勢いで身体が裏返るほどのエクスタシーで竜巻きにさらわれて空へ。ああ、蝶々が飛ぶ、ひばりが囀る。超新星もかくや。

……なんて便利な本だろう。

お姉ちゃん。

妹萌えと姉萌えというのがあって、妹萌えを支えるものの一つは「お兄ちゃん」って呼んでくれることなのではないかと思うのであるよ。わたしにはホンマもんの妹がいないからこんなことを思うわけである。一方、妹や弟を呼ぶときの便利な言い回しというものがない。

で。姉を呼ぶときは「お姉ちゃん」である。ああ。甘美なる響き。「お兄ちゃん」って呼んでくれることはかなりの刺激があるけれど、これとは違う刺激が「お姉ちゃん」にはある。「お姉ちゃん」って自分で声を出してみるとなんともこっ恥ずかしい。これって姉萌えを支える重大な要素なんじゃないだろうか。わたしにはホンマもんの姉がいないからこんなことを思うわけである。

あわてて机の下にエロい雑誌を隠しながら、変声期のハスキーだけど高い声で「なな、なんだよ姉貴、勝手に部屋に入ってくんなよう」とか言いてえわけである。はー。お姉ちゃーん。

27 dec(sat)

あらまし。

2番の歌詞。

カレー。

梅田でチラシを配っている人がいた。いかにもな中央アジアな顔つきの人だったのできっとカレーを食べさせてくれるのだと期待した。チラシを見てみたらば、第2ビルの「シャンティ」というカレーの店だった。

今日の日替わりカレーは「ちょっと辛めのチキンカレー」だという。サラダがつく。あと飲みものもつくので、冷たいチャイを飲んだ。カレーはたしかにちょっとだけ辛かった。「も〜っと辛いチキンカレー」とか、「チキンカレー辛さドッカーン!」だとかはなさそうなので、きっと今日のところはこれがいちばん辛いカレーなのであろう。例によってインド料理屋っぽいさらさらで、すっぱくて香り深いカレーだった。ナンはなくてごはんといっしょの皿に乗って出てくる。

チラシがあるので100円引きで、700円になった。まあお安い。

お買いもの。

さっきのカレーの店でインドっぽい曲がかかっていて、ああインドだ。インドだコンチクショウと思い立つ。

難波のタワーレコード。まず、Briohny「My Briohny Inspired by you...」というCD。タイのアイドルだそう。曲の題名がタイ語なのでさっぱり読めず。Deniz Seki「alklann en guzeli(トルコ語のアクセント記号は省略)」はトルコの70年代の曲をカバーしたものらしい。V.A.「The Rough Guide to the Asian Underground」はインドの音楽、というよりUKに住むインド系の人たちの間で流行っているクラブものらしい。最後に女子十二楽坊の同名のCD。これはすごい。2層のHDCDである。プレーヤがないのでふつうのCDとして再生するしかないけれど。さらにVideo CDが付く。うーん。アジアである。で、これで1,750円ですよ奥さん。

さっきのBriohnyのCDも日本盤ではコピーコントロールCDになっていてがっかりした。高価な日本製品が、工業製品としての質で負けていてどうするんだ。で、気がつけば買いものがあんましインドじゃなくなってしまった。

日本橋。ディスクプラザ。V.A.「ミュージカル美少女戦士セーラームーンメモリアル音楽集Vol.3〜ベスト・サウンド・トラック〜」、V.A.「おジャ魔女どれみMemorial CD Box」を買う。後者はバンダイミュージックの解散とともに廃盤となっていた「おジャ魔女どれみ」(無印)のCDの曲を再録した4枚組のもの。

となりのディスクプラザ。ああ。へんなものが目に留まってしまった。DVD、水島早苗他「痴女っ子メグちゃん」である。ぶははは。「素敵な痴女っ子がやって来た!」ですって。第1話「すてきな魔女がやって来た」を指すのであろう。よく見てみたら「知らないなんて思ったら後悔するわよ。かわいい下の唇ひらいたら男の子なんていいなりよ!!」とも書いてある。「唇」はこっちへ置いといて、2番の歌詞をいじるとは芸が細かいですよビッグモーカル株式会社御中!! 「魔女っ子メグちゃん」への愛情がありありと感じられるえろビデオだけれど、衣装と髪型はもうちょっとなんとかならなかったものか。

恐ろしいことに「痴女っ子メグちゃん」は続編が出ているのである。買う人はけっこういたのであろう。

予定。

明日から3日間はお出かけである。さて新幹線の席は当日なんとかなるものなのであろうか。

28 dec(sun)

あらまし。

カードまで買ってしまった。

お出かけ。

今日からまんが大会なのである。まったり起床。まったり準備をしてまったり出発。新幹線の席はかんたんに取れた。「エクスプレス予約」がはじめて役に立ったのである。

13時ごろに品川に着いて、大井町を経てりんかい線に乗る。13時半ごろに会場入り。

お買いもの。

ああ。なんということ。「ボーボボ」の本なんかぜんぜんありゃしません。ものすごく少量だけ見つかった。でも買わず。あとゾンビ屋さんの本が1冊。あとデジモン02の本がちょこっと、なんとも寂しい初日である。

お嬢さんに「お兄さん、これ大×賢ですけどいいんですか?」と聞かれたのは恥ずかしかった。わたしは大×賢の本を買いにきたんだ、お嬢ちゃん。

クイズ。

キサキチさんが夕方から飲み会らしい。それまでの間新宿で辛いラーメンを食べたりゲーセンに寄ったりする。コナミの「クイズマジックアカデミー」にはまってしまう。ネットワーク経由で全国の同種の端末とクイズの対戦ができるようになっている。

主人公は金髪のシャロンさんにする。お嬢さんは高笑いである。ときどき表情がエロいですよ。成績が悪いと雷に撃たれて悲鳴をあげたりする。これがまたたまらなくいい。んで、いろいろあってシャロンさんは全国一位になってしまった。気をよくして登録用のカードまで買ってしまう。金髪高笑いのお嬢さんはあずまさんと名を変えて、また遊ぶ。

29 dec(mon)

あらまし。

ごきげんよう。

お出かけ。

朝っぱらから目が覚めてしまう。寝床にはPCがないのでさっさと寝てさっさと起きるのである。なのでお風呂でまったりしてから出発する。東京駅の地下でまったりケーキを食べて国際展示場に向かう。東側の行列でキサキチさんを待って10時半ごろあっさり入場する。

お買いもの。

お姉さま事件です。マリみてがエラいことになってます。壁側にマリみてのキャラクターのポスターが貼られていて、そこに行列ができている。そんな行列がたくさんある。珍しく行列に加わったりするのである。壁を離れてマリみての島に行ってみると盛況ではないか。この島以外にもマリみてを扱うところがたくさんあった。

暗い緑色のセーラー服の人がたくさんいる。スカート丈が長くてあかぬけないリリアン女学園の制服である。これがなんだか男女問わずたくさんいる。このあたりでエラいことになっているんだと感じる。

本を買ったとき、お嬢さんに「ごきげんよう」と言われた。あまりの衝撃に、わたしは笑みを返すことしかできなかった。それが2回もあった。

気がつけば本のほとんどがマリみてではないか。本を作家で買うことはしないのだけれど、あれこれ買ううちに風華チルヲの狂ったまんがを手に入れていたのがうれしかった。

見舞い。

のりぽんさんが目を患って入院したというので見舞いに行く。

会場で集まった人が昨日に引き続きキサキチさんしかいないので、二人して病院に行ってみた。入り口にその名があった。しかしネタを繰っていなかったのでどう驚かせたものかで悩む。

部屋に一歩入ってすぐに引き返す。敵を発見したもののうつ伏せで寝ているのである。こっちを向いていないのでは驚かせないではないか。もしかするとこちらの気配を察知して寝たふりをしているのではないか、とさえ思った。次に、ふつうに部屋に入っていってふつうに挨拶したらふつうに起き上がった。then-dさんといさくさんは前日に訪れていたらしい。

聞けば、下を向いて過ごしているのだという。網膜の手術が終わってから、網膜の位置を安定させるために下を向き続けなければならない。ベッドの上でも歩くときも、病めるときも健やかなるときもあなたは下を向き続けることを誓いますか。誓いません!! そんな感じなので下を向いて寝ていたのである。下を向いて本を読むことはできるけれど、TVの画面を見ることができない。これはまた、まだ見ぬ世界のできごとであった。さて、眼球の手術というものはなかなか興味深い。目が覚めたまま眼球を刃物で加工されたり、眼球表面に目薬を差すだけで効く点眼麻酔だとか、なんともハイテクな感じである。あと、眼球のそばから長い針で注射をされると、脳にさわーっと入ってくる感じが体験できるらしい。

で、そんな大変なことになっている切り裂きのりぽんさんに、マリみてとかゾンビ屋とかの話をする。あと、砂を吐きそうなほど甘々な本たちを自慢する。晩ごはんが運ばれてきたので帰ることにした。

飲み。

then-dさんが声を掛けてくれたので集まることにした。キサキチさんがメールを投げたようで、then-d、黒泪、碧の3人を加えて5人集まった。で、「なんでもランキング」以来定期的に集まっている中では人数が少ないけれど、いつものとおりアホな話をしながら飲んだ。場所がふつうのテーブルだったので、わたしの本の検閲がなくてよかった。ほんとうによかった。

「ちょっとセレブなカニサラダ」だとか「大人のポテサラ」だとか、この店のメニューは微妙にくすぐったい。しかしいいピンク色のものがなかった。ピンクといえば居酒屋「つぼ八」の「ピンクシャワシャワ」であるらしいが、わたしは見たことがない。

疲れたので解散する。おジャ魔女のはまたいつか。

30 dec(tue)

あらまし。

百合の一線を超えてしまったものとか。

お出かけ。

寝る前には笑いをこらえてまくらをばんばん叩きながら、糖尿病になりそうなぐらい甘々な話を読んでいた。それでも健康的なよい子ちゃんは早く寝たので、早く起きるのである。またお風呂に入って出かける。こんどは喫茶店でスパゲティとパンをかじった。

お買いもの。

はわわわ。またマリみてである。壁際で行列したり、マリみての島を泳いだりと、前日と同じことをした。ただ、この日は「ごきげんよう」がなかった。

甘かったり切なかったりだけでなくいろんな方向の作品が集まってよかった。破滅的なギャグまんがとか、百合の一線を超えてしまったものとか、罪深いものとか、ひたすら下品な漫画だとか、流行っているジャンルはへんてこなものもいろいろあってうれしい。

あと、おジャ魔女の本なんかをちょこっと買う。東館の外でマリみてのへんてこな本を読んでぎゃははと笑う。14時にいつもの集合場所に誰もいないことを確認してから帰る。

帰還。

東京駅の地下で辛いラーメンを食べてから、新幹線の席を探す。ああしまった。順番を間違えていた。新幹線の空席はなかなかなくて、しかたなくグリーン車に乗る。いつもは空いているけれど、わたしの乗るころには満席になっていた。まわりの乗客が静かなので快適だけれどずいぶん高くついた。

重たい荷物を抱えて夜中に家に着く。ふとんの上でごろんごろんしながらこっ恥ずかしいマリみての本を読んで、寝た。

まとめ。

以下に、3日間に買った本についてまとめる。

ジャンル冊数(全数との比)アレな内数(ジャンル内の比率)
マリみて38(65%)4(11%)
れい子たん5(9%)1(20%)
デジモン024(7%)0(0%)
ナージャ2(3%)2(100%)
セーラームーン2(3%)0(0%)
どれみさん2(3%)1(50%)
その他5(9%)4(80%)
合計58(100%)12(21%)

うははは。3分の2がマリみてですよ。なぜこんなことに。全体を通じてアレしてナニな率が12%と比較的低かったのはマリみての本ばかり買った影響である。最後に支出についてまとめる。

冬のまんが大会支出。交通費33,000円。食費と宿泊費19,000円。本代28,000円。合計80,000円であった。ずいぶんぜいたくに使ってしまった。

31 dec(wed)

あらまし。

年をまたいだ。

年次計画。

年初に立てたそっち方面のイベントの予定の修正第2回。

01/02-04 池袋 せらみゅ「ミストレスラビリンス改訂版」[1][2]
01/04 青山 サクラ大戦新春歌謡ショウ[1]
01/08 池袋 せらみゅ「ミストレスラビリンス改訂版」[3]
01/12 大阪 サクラ大戦新春歌謡ショウ[2]
01/13-14 池袋 せらみゅ「ミストレスラビリンス改訂版」[4][5][6]
02/09 浜松町 「もうひとつの卒業
04/28 神戸 せらみゅ「ファン感謝イベント」[1]
05/03 池袋 せらみゅ「ファン感謝イベント」[失敗]
05/04 浜松町 「ぷにケット7
05/05 浅草 「ショタケット8
08/09 池袋 せらみゅ「スターライツ・流星伝説」[1]
08/12 大阪 せらみゅ「スターライツ・流星伝説」[2]
08/14 奈良 せらみゅ「スターライツ・流星伝説」[3]
08/16-17 有明 コミックマーケット64
08/16 新宿 サクラ大戦「スーパー歌謡ショウ新宝島
08/24 神戸 せらみゅ「スターライツ・流星伝説」[4]
08/30 横浜 せらみゅ「スターライツ・流星伝説」[5][6]
11/01 池袋 せらみゅ「ファン感謝イベント
12/28-30 有明 コミックマーケット65

交通費229,000円。食費と宿泊費50,000円。劇場入場料99,000円。本代63,000円。合計441,000円。目標の50万円まで減らすことができたが、これは予想に反して今年のせらみゅがちびうさの話じゃなかったからだ。

祭りのあと。

今年の薄くて高い本の整理を始める。5月の「ぷにケット」と「ショタケット」で買った本を整理して本棚に詰める。どれみさんの本が多すぎて棚がそろそろ限界。再配置が必要になった。

8月の「コミックマーケット64」と12月の「65」で買った本のを作りはじめる。やっと「64」の表が終わって本棚に詰め終わった。「65」はいつになったら終わるだろう。このまま年をまたぐ。



あずまにおっしゃりたいことがありましたら お手紙ください

新しい日記
一番上にまいります