内容●読書よりも昼寝、音楽よりも静寂、物語よりも萌えなへろへろ日記。
仕事熱心だし昼寝とか浪費とかしないし、字の多い本とかでも読んじゃうし、愛国心とかあるってゆーか、社交的で信心深くて嘘をついたことがないあずまさんの超前向きな日記。
その小包にはなにが入っているのかと母に聞かれたので「IC」とだけ答えた。母は「IC」の意味が分からなかったらしく、電子部品と言いなおした。……分からないかー。
TVで歌謡曲のものまねの番組をやっている。歌の合間に観客の大歓声が聞こえてくる。1曲ごとに伴奏の人が入れ替り立ち替わりで、なんとも豪華な音なのである。ところで、会場に観客を入れると現場の音響設備でまともな音を聞かせるのが大変だし、またそうするとTVで使う音に現場の音響の音が混じってしまう。でもいま流れている音は残響音の長い「ライブな」音じゃない。そういえば客席はちっとも映らないではないか。ということはですよ。本当はこじんまりとしたスタジオでほそぼそと収録しているのだなあ。
計算機がまた増えた。
こらえ切れなくなって、また計算機を一台作ってしまう。深夜までかかって調整する。
暑い。
うう暑い。職場もこの部屋も暑い。計算機の廃熱が、温かさではなく暑さを感じさせるようになるのが春の訪れなのである。深夜に窓を開け放って涼を取ると、すっかり初夏の気分なのである。
バスは安いが渋滞に弱い。
今日は寝る。
5月の連休に東京へ行くためのバスを予約する。バスを使うのは、新幹線よりもずっと安いからだ。5/5は道路が混むので昼間の便はいくつか運休するらしい。早い時間のバスしかないとあっては「ショタケット」に行く時間がなくなってしまうので、夜行のバスで帰ることにした。翌朝はナニな本を持ったまま会社に行くのである。あるいは正真正銘の五月病にかかって休んでしまうか。
考えてみたらば、帰りだけでなく東京行きのバスも渋滞で遅れるかもしれないではないか。予定では13:51に東京駅に着く。せらみゅの公演が池袋で15:30からだから、予定より1時間までは遅れてもなんとかなりそうだ。3日は平均的には連休の中ほどなのでホンマもんの渋滞はないと思うのだけれど、遅刻はまずい。
もう一度見てみよう。
毎日寝て過ごしてしやわせー。昼寝している間にどんどこすごいことになっていく。うはー。
第9話「悩める天才ピアニスト!」の巻。
作曲家のジョンはなにかと素直じゃないので衝突が多い。ところが、芸術とは程遠いだなんて言いながらも、ダンデライオン一座の公演をのぞいて素直に喜んでいる。それがもう、見たまんまの感想しか言わない。全力で駆けだしたり、セーヌ川に身を投げようとしたり、彼は一人のときはものすごく素直なのである。ジョンにはそのまんまでいてもらいたいと思う。
さて。ジョンはフランシスの友人だった。もうナージャのまわりは美青年ばっかりで困っちんぐ。
父が冷凍のあんまんを電子レンジで温めていたら、あんまんが炎上した。
3日ほど前に、こんなにおもしろい事件があったのに書くのを忘れていた。
宇宙刑事シャリバンはわずか1ミリ秒で赤射蒸着を完了する。では、赤射プロセスをもう一度見てみよう。
「赤射」
灼熱の太陽エネルギーが、グランドバースのソーラーシステムにスパークする。増幅された太陽エネルギーは赤いソーラーメタルに転換され、シャリバンに赤射蒸着されるのだ。
この台詞を公衆の面前で読み上げたい。夕日を背に読み上げたい。小一時間読み上げたい。
やっぱりセーラームーンなんかも変身中に攻撃されたりしないところを見ると、わずか1ミリ秒で変身を完了したりするんだろうか。TVの前で40秒間観ていたのは、銀水晶の蒸着プロセスをもう一度見せるためのスローモーション映像だったんだろうか。
あと「スローモーション」を「スモーローション」と間違うまいと思えば思うほどに、書き損じてしまう。
髪を赤く染める。
第10話「ふたつの思い出オルゴール」の巻。
うむむむ。フェルナンドはあいかわらずいやな役だ。でもナージャに頬を平手で打たれるところでちょっとどきどき。ナージャの怒ったお顔も素敵ですわー。
そういえばケンノスケはからくり細工にくわしいのだった。おじいさんの時計を修理して、そのお礼にナージャの欲しがっていたオルゴールを手に入れる。このオルゴールのもとの持ち主はきっとナージャの母なんだろうなあと。最後にわざわざ字幕入りでウィーンに場面が変わって、屋敷でピアノを弾いていたコレットさんがきっとナージャの母なんだろうなあと。明確には描かれないけれど、わざわざ匂わせているから、きっとそうなんだろうなあと。いきなり最終回になりそうな勢いで事件が続くのでお父さんは目が離せない。
いつもの美容室に行く。髪を赤っぽい茶色に染めてもらう。このまま少しずつ色素が少なくなって、クリーミーな感じになって、いずれはピンクへと。ああピンクへと。ちいともたどり着かない。
店にはいろんな客がくる。わたしなんかはきれいな上澄みみたいな世界の住人だから、となりに座った客がどんな苦労をして顔に深い凹凸をこしらえたのか、知るよしもない。昼間っから覚醒と睡眠の境界でふわふわするのが趣味のわたしとは、同い年でも面構えが違うのである。彼はわたしに缶コーヒーをくれた。
オレンジ色の染料を頭にべったり塗ったくられている間にも、沙漠をミサイルが飛んで行くですよ。この薄気味悪さがあってのあずまさんですよ。
ぬるい。
ぬるい。かなりぬるい。職場は冷房が入るようになって涼しいけれど、自分の部屋に帰ってくるとぬるい。これからの半年間、半導体の放熱に苦労する日々なのである。
読み書き。
はわわわ。小さいころから本を読めと言われるのは、大人になってから文献調査をするためなんだろうか。たぶん違う。
またまた下手な鉄砲を数撃って、特許を読んだり書いたりする。本なんか丸めてポイなお子さまだったので、大人になってもけっこうつらい仕事なのである。きっと本を少し読んで育った人には読み書きの助けになるし、たくさん読んだ人にはさぞかし好奇心とか想像力とか幅広い知識だとかわたしの知らない世界が広がることだろう。うーん。すごい。
どうして本を読まなかったのかというと、そもそも読んでいないのだから好きでも嫌いでもなく、理由が思いあたらない。ただ、本を読むと豊かな人間になります、なんて学校の図書室に貼ってあるのを鼻で笑っていたのを思い出す。そして、確かにわたしは貧しい大人に育っているではないか。うーん。すごい。
だんだん。
はわ。はわわわ。どどどど、どうしましょー。とりあえずはなんとかなりそうだ。
だんだん部屋の計算機が不安定になってきた。
姉。
妹ブームの次は姉ブームなのである。なんだかわたしのマイブームの中ではそういうことになっている。姉しよの発売日はまだかまだか。いずれは人妻ブームを経て姑ブームへと。
書けねえ。
ううう。書けねえ。危険すぎて書けねえ。書けば書くほどにアレがナニして見つかってしまうという疑念があって書けねえ。もし見つけてもだまっててください。どうか見なかったことに。
合衆国のえらい人とまったく同じ意見しか言わずに大人の態度を演じるような人を育てたいのか、それとも車に爆弾を積んで侵略者とともに吹き飛ぶような人を育てたいのか。自民党員はこの国でどんな愛国者を育てようとしているのか。
迷子。
朝っぱらからTVで新築の集合住宅の紹介を見るたびに欲しくなる。でも千里中央からバスで27分。モノレールが開通したら18分。微妙だー。モノレールがもっと遅い時間まで走ってくれないと使いものにならない。御堂筋線で千里中央まで帰れる時間も微妙。
でも、新幹線の駅や空港がいまよりずっと近くなるならいいような気もする。計算機も置き放題。10台も置けば世界の強者たちと戦えるかもしれない。よーしお父さん3,000万円ほど奮発しちゃうぞー。とか言っていられるほどお金はないので給料を増やさないとなあ。
6人で焼肉を食べに行く。わたしは一人迷っていた。
わたしはお初天神通りに行くはずが東通りを歩いていた。どういうわけか、わたしはお初天神通りに行くのに泉の広場まで歩いていた。地上に出るとお初天神通りがない。だからわたしは東通りを歩いていた。わたしは誤った思い込みだけで歩いていた。それが誤りであるのか正しいのかを判断することがわたしにはできなかった。街を歩く経験がものすごく不足しているから、能力ではなくて知識が必要になる。その知識もおそろしく足りないくせに、わたしはくだらない思い込みでなにもかも台なしにしてしまう。街を歩く能力もないのにわたしは、どう歩けば近道になるのかを考えている。
集合場所の曽根崎警察署に9分遅れて着いたので集合場所には誰もいなかった。彼らがもうちょっと待ってくれていれば迷うことはなかった。あるいはわたしがあと3分早く家を出て急行に乗っていたら間に合った。考えれば考えるほどにわたしの脳の中で選択肢が選択肢を呼んでものすごい分岐となって、わたしはそれを覚えることができないからますますへんな道を歩く。待ってくれなかった5人はちいとも悪くないのだけれど、善悪の判断がつかないわたしにはたくさんある問題点の一つに数えられたまま、それ以上考えを整理することができない。論理的な思考ができないのならわたしは発明なんかできない。いつぞやの渡河問題なんか解けなくとも生きてはいけるけれど、そんな生きかたならばもうやめてしまいたい。できることならばやり直したい。
なにか思いついてもその考えを行動にあらわすには、梅田の街は人が多すぎる。思うように歩けないけれどわたしのくだらない考えは答えを出せないままにいつまでも続く。考えるほどにどんどこ追いつめられていって、家に帰りたくなる。お初天神通りには何度も行っているから間違えるはずはないと思っていた。でも、もう駄目だ。電話で聞いても会話が要領を得ない。どこの場所の話をしているのかが分からない。目印になる場所も、聞いた覚えはあるけれどどうやって行ったらいいのか自信がない。旭屋書店がどこにあるのかも思い出せない。電話の相手はあきらめて集合場所の曽根崎警察署まで戻れと言った。わたしはそれでもお初天神通りへ行く方法を探って歩き続けたけれど分からなかった。ついにあきらめて曾根崎警察署まで戻って地図を見た。お初天神通りはすぐそばにあった。
とにかくわたしはあきらめずに店についた。なにごともなかったかのように肉を食べた。味なんかしない。地下街でうずくまって一人で泣いている人がいたら、きっと迷子になった人だ。
脚が痛い。
はわわわ。脚が痛い。昨日歩きすぎたというほどでもないのに脚が痛い。買いものに行くのはやめた。
また晩ごはんが焼肉だった。昨日店で食べたときはそう感動しなかったけれども、いまにして思えばあれはものすごくおいしかったのである。なんという違い。
今日は地方選挙の投票日だった。肉を食べてから、午後8時の締め切りの直前になって行く。
ふははは。
ふははは。もう恐いものなどあるかー。
お姉ちゃんはまーだーでーすーかー。
はふ。
はふ。全身の力が抜けて行く。
扇風機。
うう。暑いよ。暑いよママン!! (注:ママンとは母親の意。転じて計算機の主基板がマザーボードと呼ばれることに引っ掛けた隠語) 暑くてまずいので扇風機を出してくる。これで計算機の置き場に空気の流れを作る。すると部屋の外から涼しい風が入ってくるという寸法。これであと何週間持つか。
お腸夫人。
キターキターキター(残響音含む)。来た来た来ました。遅ればせながらあずまさんに春が来ました。春がきた春がきたここにきたウォンチュー!! ダイドードリンコから「お腸夫人」が届いた。箱で。
先月商品モニターに応募したのだけれど、こういうのに目をつけている人はけっこう多いらしい。
『お腸夫人』と『集中力〜あたまの炭酸〜』のモニター募集を実施いたしましたところ、3,000名を超すご応募をいただきました。それぞれ30名様がご当選になるわけですので、およそ50倍の倍率です。
……とダイドードリンコの「ファンクラブ通信」に書いてある。うむ。わしの気合が担当者に通じてしまったようである。耳から紫色の汁が出る勢いで飲むことにする。でも今日は寝よう。
餃子とカレー。
ああ。もうなにを書くのか忘れてしまった。
お。思い出したぞ。今日の夕食は餃子とカレーライスだった。いやーすごい。さらにラーメンを作ったら愛の天罰でも落ちる勢いですよ。
昨日は会社で英語の試験だった。集中力がちいとも続かない。問題の台詞を聴いている最中に寝そうになるので困る。
そうか。「女装は一生の趣味」なのか。わたしもそれぐらいの台詞を吐いてみたい。
腹部が痛かった。
昨日の晩からおなかが痛い。これってアレか。腸炎か。また腸炎なのかー。腸の内容物をわんさか排出する。もう勘弁してください。もう出ません。隠してませんってば。ああっそこはやめて見ないでー。なのにお役人の取り立ては理不尽に厳しくて厠と部屋とを行ったりきたり。今日の朝になったら治まってしまった。
買いものに行くつもりだったけれど、雨が降ってきたのであきらめた。また昼寝する。
第11話「危機一髪! パリの告白」の巻。
アップルフィールド孤児院の「家族」であるオリヴァーと再開する。少年はナージャのことが、す、すす、好きだったんだな。こういう人が出てくると必ずナージャは街を去らねばならんのである。さらばパリ。本当の理由は例の追っ手ロッソとビアンコが現れたからだ。ハービーは彼らのことを知っていて団長に知らせるのだけれど、どうも団長はナージャが追われる身であることを知っていたらしい。こりゃあ目が離せませんぞう。
さて。オリヴァーとナージャが追っ手から逃げ回って工房の2階の窓から降りるくだりが気になる。先に降りたオリヴァーがでっかい声でナージャを呼ぶのである。なんでやねん。ナージャもそこは元気いっぱいに応えるところじゃないだろう。ああもう。追っ手を親方がさえぎっている最中だと分かっているのに、どうしてでかい声を出しますか。どうしてそんなかわいい声で応えますか。台本のト書きにでっかい声で叫べって書いてあったんかー。演出の指示はないんかー。いらいらいらいら。
ぬるい。
午前11時。駐車場の予約券を手に入れる。
また日本橋に行ってしまう。カメラを忘れた。あと、なにを買いにきたのかを忘れた。
空気がぬるい。とてもぬるい。空気が湿った夏の空気になってきた。
遅い。
会社の経理の処理が遅いから、先払いの契約だとなかなか注文したものが届かない。これは泣けてくる。どこもwebとかメールとかで発注するとすぐに返事をくれるのに、こっちの経理処理の遅さで全部台なしになる。
昼寝したい。
うー。いい天気じゃないか。会社にたどり着く前に道ばたで昼寝したい。うー。昼になってもいい天気。まだ発注したものが届いてなくてがっかり。
12本。
今日は「お腸婦人」をしこたま飲んだ。ここに記録する。
朝が来た。
朝が来た。12本飲んで生きている。これからはゆっくり飲むことにしよう。
Delphiで便利なコンポーネントを取ってきてお手軽に使っていたらどうにも計算結果がおかしい。1ピクセルあたり4バイトだったのかー。3バイトだと思っていた。標準的な作法に従わずにポインタで画像をいじっていたので素直に1バイトずつずれてしまっていた。ここに気がつかず悩む。さらにコンポーネントのバグを見つけてしまい、その検証のためにツールを作る。はわわわ。
腹部が。
はふん。これって、これって。この腹部についたやわらかい物体はなんですかー。おうわ。おうおうおおおおう。もう急にきた。突然きた。1.8リッターの清涼飲料水が入ってるのかーッ。
残業手当79,498円。休出手当28,774円。アレしてナニして195,818円。
詩乃たんの誘惑。
例によって。
ソフマップでゲーム「詩乃先生の誘惑授業」を見つけたので手にとる。あたくしの記念すべき初の眼鏡ゲーである。どれぐらい眼鏡ゲーかというと、詩乃先生の眼鏡は着脱可能で、しかもフレームありとフレームなしが選べるというぐらいに。
そのそばにDVD「ランジェリー戦士パピヨンローゼ」第一夜「つぼみの夢は夜開く」を見つけてしまう。えろゲー売り場のすぐそばに置いてあるとは。
あと、妖しい店で女性用の下着とか低温ろうそくとかボールギャグとかムチなんかをじっと見てから帰る。そこはかとなくゴムの香り。
うむむむ。やはり無理なのではないか。どうも日本道路公団の予測では5/3と5/4はとくに道路が混むらしい。そうなると東名高速道路を走るバスの遅れは1時間ぐらいではすまないような気がする。これは運で決まるような程度なのか、はたまた無謀というものなのかわたしには分からない。分からないのでこのどきどき感もまた一興ということにしておく。バスの中でいらいらしたりはもうしない。せらみゅは神戸公演もあるではないか。
「詩乃先生の誘惑授業」の巻。こういう、いかにもな題名のものを買ったことがない。もうポルノ映画の劇場にでかでかと書いていそうな勢いである。「フローラリア」の番外編のようなのだけれど、わたしはその作品を知らない。知らないけれど詩乃先生のフェロモンに素直に屈して買ってきた。
眼鏡はフレームあり。ピンク色。
[1]さて。さて。詩乃先生の誘惑の最初の餌食となった跳ねっかえり娘は実はふたなり少女だった。おおすごい。さすがあずまさん。コトに及ぶと話の視点が詩乃先生から餌食となる人物に切り替わる。んでわたしはさらなる詩乃先生の背徳的な責めを期待して、あえて娘が心を許さずに行為を拒むような選択肢をとるのですよ。どきどき。したらば跳ねっかえり娘は詩乃先生を突き飛ばしてしまった。行為終了。ぎゃふん。
[2]次。科学部の部長が発明した子供に戻る薬で詩乃先生は幼き姿になってしまう。おやおや。まあまあ。サイズがあわなくて服がはだけてしまう。そして舌足らずな幼女の声。それも高いだけじゃない。ややハスキーなんだ。それでも詩乃先生は、いや詩乃たんは誘惑してくるですよ。存在しない幼女、悪い人に誘拐されても誰からも被害届が出されない子供。詩乃たんはそんな恐ろしい言葉まで吐いてしまう。そりゃもう。最後までコトに及んでしまう。ああ及ぶとも。
第一夜「つぼみの夢は夜開く」の巻。
この商品の包装にはどこを見ても「ビデオ倫理協会」とか「コンピュータソフトウェア倫理機構」だとか、はたまた「メディア倫理協会」だとか書いてあるあのシールは見つからないのである。あ。ああ。あああっ。一般向けなんですかー。18歳未満お断りじゃないんですかエロなしなんですかアレなんですかナニなんですかあ。
さて。気を取り直して再生である。プレイである。うははは。サブタイトルの字がこわー。なんだか全体的に変だ。いたるところに乳揺れがあるのはエロアニメ作品の共通言語である。そしてそれ以外はおおむね変だ。乳揺れが15パーセント、変てこが85パーセントってところだ。あと全体的にセーラームーンだ。ウテナとかウェディングピーチとか以下略だとかの濃度が思っていたより低かった。
タキシード仮面の赤いバラの代わりに白いなにかが飛んできたり、セーラームーンのどこかで見たような絵の構図が出てきたり、まあ、分かる人には分かる変てこさ。菊池志穂演じるところのつぼみがベッドの上で「逝ってよしいいい」と叫びながら絶頂に達するぐらいの変てこさ。台詞はおおむねなにかのパロディである。いったい何巻まで続くんだろう。つぼみの娘はまだですか娘は。
おさかなだ。
第12話「宝探しはロマンチック!?」の巻。
あらすじ。団長ゲオルグの生涯の仕事は宝探しである。ゲオルグはケンノスケとナージャを引き連れて、ジャンヌ・ダルクの秘宝を探しにフランスはロレーヌの農村にレッツらゴーなのです。
感想。うははは。アホです。かなりアホです。宝の地図の場所に行くとまた地図を渡される。ただそれだけの話である。
行く先々ですっごいお宝があると聞き、ケンノスケとナージャはなにかと想像をめぐらせる。その想像の世界で魚が泳いでいる。車から家へ、孤児院の修理から城の建設へ。想像がでっかくなるほどに魚もでっかくなる。なぜなら「おたから」と「おさかな」が掛かっているからだ。うははは。ケンノスケの想像の中のナージャがエロくてよい。「あ・な・た♥」とか「ご・は・ん♥」とか言ってくれる。
メモ。K.Y.グリーンは山田隆司の新しいペンネームなんじゃないかと思うわけである。おジャ魔女で栗山緑を名乗っていたのと同じように。じゃあこの話のルージュ・ドゥ・ルーンって誰なのか。
はあはあはあ。このまま終わりがないのかと思った。やっと終わった。ロリとかショタとかコスプレとか縄とかあんなのとかこんなのだとか、想像していたよりもずいぶん幅が広かった。
忘れずに投票。そのあと工具を買いに行く。帰って昼寝。
せらみゅの日。
雑用。郵便局と銀行へ。あと服と靴を買いに行く。さっそくお金が減っていく。
新神戸オリエンタル劇場へせらみゅの春のファン感謝イベントを観に行く。ペットボトル屋が先に来ていた。
また曲がたくさん。クインベリル(宮澤あきこ)が歌ってて楽しそうなのが伝わってくる。そうかー。大昔にセーラーヴィーナスを演ってた人なのかー。覚えていないと思ったら1997年の「永遠伝説」は観ていないんだった。ぎゃふん。
こんどのほたる(飯塚由衣)はでっかい。いつも通り動けていないので不安を誘う。はかない方に行くのか、ハアハアさせる方に進むのか。たぶん後者。
美奈子(渋谷桃子)はいままでになくおねえさんな感じ。ボケなし。背が高くて声が低い。あまり目立たなかったけれど、どこに落ち着くのだろう。
ちびうさは前作の大野真緒と新たに堀田実那の二人になった。堀田はまだぎこちない。大野がかなりかわいいので困る。
ちびちび(後町有香)は意外にもちびうさより年上。でもちっちゃい。かなり固いが語尾に「ちびちび」とつけるとなんでも許されるのである。
ペットボトル屋は握手会があることを忘れていたようだ。うくくく。ペットボトル屋はファン感謝イベントは前回迷子で来られなかったために、今回がはじめてなのである。こういう目に遭わないと、いい歳してこの空間にいる恥ずかしさを忘れてしまうだろう。目に焼きつけておくがいい。間近で見るセーラー戦士を。すごい色の髪と分厚い化粧を。そして笑顔のマリナたん萌え〜。
帰りにペットボトル屋と夕食。今夏のせらみゅ行脚に関して話し合う。あとビデオテープを一巻借りる。ちまたのギャルに大人気の「ぴちぴちピッチ」である。もう、これは観ておかねばと思っていたのだ。楽しみ楽しみ。
外に出てみる。
上りのエスカレーターを下る。公園を歩く。ギャグを言う。すべり台で遊ぶ。ぼーっとする。ギャグを言う。こうやって外に出てみると、計算機にさわる時間がない。ごはん食べたりお茶飲んだりと夜はふけていく。うーんすごい。こんなに遊んでいたら計算機にさわれないではないか。世の中の人はすごいな。
えろいゲーム「快感戦士バスティー」(Cronus)がかなりアホだと聞きおよぶ。買っとけばよかった。
雨の中、えろゲーを買いに行く。
朝っぱらから買いものに出かける。日本橋は遠いので梅田のソフマップに行ってみた。「快感戦士バスティー」を探しにきたのだ。でも見つからないのである。うはー。売れてるってのは本当だったのかー。しかたがないので「太鼓の達人」のデモ機で遊ぶ。音モノの中でわたしが唯一遊べるゲームなのである。
さて。雨が降っている。それでも結局は日本橋まで行く。ソフマップにあったので買う。6,980円もする。うう高い。でも先日送られてきた500円割引の券が使えたのでよしとする。
ラーメンを食べて帰る。
「快感戦士バスティー」の巻。
あらすじ。地球が「ムラムラ電波」によって侵食されている。電波を浴びた者は痴漢になってしまうのである。まあ大変。このままでは地球は痴漢の国になってしまう。痴漢たちは胸の大きな女性ばかりを襲っている。惑星侵略者を追う宇宙警察官は、ほのかと玲奈の二人を侵略の魔の手と闘う快感戦士バスティーに任命する。二人の胸がぽよんぽよんだからなのである。
感想。うう。うううう。かなりくだらない。全体的にすばらしく変だ。文がぜんぶ変だ。台詞以外の地の文は主人公ほのかの視点で書かれたもので、ぜんぶほのかが読んでくれる。ほのかの声で「ドキドキが身体の中で何十件も交通事故を起こしているような感じ」だとか読んでくれる。うへー。そして話はあってないようなもので、ムラムラ電波に冒された者を浄化するために、バスティー・ピンクとバスティー・ブラックが彼らの白いなにかを吸いつくすまで教室や屋上でコトに及ぶ、ただそれだけである。
そんな変な世界の中にあって、ほのかがたまに少しずれたことを言うのがおもしろいのである。そんなひきょうな台詞にわたしは不意をつかれて笑ってしまう。計算ずくなのか、ただでたらめなのか、どちらか分からないけれどたった一言の台詞にわたしは負けてしまう。今日も今日とて変身ヒロインはものすごい目にあうのに、ちいとも悲壮感がないのもいい。
まあとにかく、これが売れてしまったというのは世も末というか、きっとこういうのを期待されていたんじゃないんだろうなあ、だとか心配になってしまう。