【第6話雑感】（ネタバレ注意）

　ヤサコもすっかりフミエに遠慮が無くなって、子供らしくなって良かったかと。
　今回のヤサコ＆フミエはだいぶバカでした。とても小学生らしい(笑)　小学生の自由研究のノリですな。

　その一方で、かなりシリアスな事情も明かされた今回でした。話の方向性も少し見えてきたか？

　“おばちゃんぴちぴち17歳”は、“自称”なんでしょうねえ、やっぱり(^^;
　フミエのペットの件からしても、「サッチー」は確かに“やりすぎ”ですが、
　おばちゃん以外の大人も“やりすぎ”とは思っているようなので、お父さんにがんばってもらわねばならないか？
　（おばちゃんがサッチーを導入したのも“事故”が原因だろーかと妄想してみる）

　妹を無責任に放りだしてしまって後悔するヤサコですが、ああいうのって一度失敗しないと身に染みないんですね。
　一度の失敗が大事にならなくて良かったかと。

　1〜5話の一挙放送もありましたが、最初から細かい描写に意味があったのだなと気付いて楽しかったです。

【第7話雑感】（ネタバレ注意）

　・イサコの幼児に向けた『無理してるのがありありな』笑顔がいいですね。
　・ダイチ達何の役にも立ってねえ(笑)　デンパは結局ヤサコ一味に入っちゃったのね。 フミエ弟は抜けられたようだけど。
　・ヤサコが閉じこめられるのを助けようとしたり、　京子を助けたりと、イサコにもいい子な所があったので一安心。
　・狭いところに閉じこめられて仲が進展するのはある意味定番ですが、これでヤサコとイサコの関係も第一歩か？
　・イリーガル＝「呪われた生き物」説は本当に完全に嘘なんですかね？
　・どれだけ眩しく光ってるんだよ。
　・謎のシルエットはミッ●ーかと思いました。危険だ；
　・オババの招集。なんで二人しか呼ばれてないんだろ。単にオババが任意で二人を呼び出しただけなのかな。

【第8話雑感】（ネタバレ注意）

　・予告ではイサコメインの話かと思ったけど、むしろダイチ＆フミエですな。　もう、可愛いなあダイチもフミエもみんな。
　・ある意味ダイチが癒し系でした。
　・青春だなあ。

　・ヤサコが順調に「魔性の女度」を上げてるよーな(笑)
　・小学生のハラケンにすれば“ピチピチ17歳”もやはり心底おばちゃんなのか。　やっぱり同年代の方がいいのか？(笑)
　・青春だなあ。

　・2話と今回でヤサコが「眼鏡をかけたまま」寝てたのはただのうっかりだったらしい。壊れるぞ、眼鏡(^^;
　・眼鏡をかけたままで寝ると「あっち」に入り込めるってのはアレだ。
　　「スタンドを出したまま寝ると夢の中にスタンドを持ち込める」って奴だな。

　・イサコの頭に謎の霊が！？　誰かのデータが上書きされてるのかね？
　・イサコは何故ヤサコやフミエの眼鏡を取り上げようとするのか？　ただ邪魔されるからって以上の意味があるんですかね？

　・ヤサコは親父にサッチーのことをもっと詳しく聞くなり直訴なりすべきではないかなあ。
　・まあ、おばちゃんとかも「子供を守る」つもりでやってるのかも知れんけど。

　・イリーガルは電脳ペットのなれの果て？　イサコも前回の“嘘話”で「あの世の亡者」って言ってたしな。
　・前回イサコはイリーガルを「過去の記憶がない」と言ってたけど、今回のイリーガル（クロエ？）はハラケンの事は覚えてた様子。
　・1話に出て来たイリーガルもちょっと犬っぽかったっけなあ。

　・マイコ先生は眼鏡かけてないんだなあ。今回のおばちゃんの「フダ」も見えてないわけだ。
　　先生にとっておばちゃんの動作はよけい怪しく見えたであろう。
　・眼鏡レスのマイコ先生はクラスの電脳イタズラにもホントに気付いてないのかも知れん。　あの先生は事なかれ主義ってタイプじゃ無さそうだし。
　・学校にとっての「眼鏡」は今の時代の「携帯」みたいなものですかね。

【第9話雑感】（ネタバレ注意）

　・マイコ先生いい先生だ。酒乱だけど。
　・ダイチもいい奴だ。バカだけど。
　・頑張れフミエ弟。　「姉と別の組織(笑)に入った理由」がすごい説得力だ(笑)

　・「楳図驚き」に「低レベルな争い」にと、　ダイチとフミエは本当にお似合いだなあ。
　・黒客クラブVSコイル電脳探偵局の勝負はついたのか？　ぐだぐだで終わったことになるんですかね。
　・てーか、アイコもコイルの会員なんですかね？

　・オバちゃんの技はやっぱり“古流”なのね。　メガばあと面識があったりするんだろうか。
　・オバちゃんのセクハラが無かったのが少し残念です(･e･)

　・ミチコさんの話（ダイチ版）がカンナの話に重なってハラケンが気にするかと思いきや、ハラケン自信がよりマニアックだった様子。
　　というよりも、ミチコさんの事もイリーガル絡みで調べてたとか？
　・ミチコさんってのは都市伝説的存在だったのね。正に学校の怪談か。　メリーさんとか口裂け女とか花子ちゃんとかみたいな物か。
　・ダイチ説もハラケン説もどちらもなかなか残酷でシリアスな話でかなり恐い。　何らかの「真相」も含まれてるとも思えますが、さて？

　・次回辺りはまたいくつかな謎が解けてきそうな感じでしょうか？

【第10話雑感】（ネタバレ注意）

　・今回はシリアスでした。ネタ絵描く雰囲気じゃないですよ(おぃ)
　・ヤサコ・ハラケン・イサコ・ダイチ・オバちゃんと、各サイドで結構状況が動いたり謎が解かれたり。

　・『4423』は、やっぱりイサコのお兄ちゃんなんでしょうか。
　　それならヤサコ・イサコ・ハラケンの3者が1本の軸で繋がる事になりますね。
　・『4423』…　『よんよんにいさん』…　『ししにいちゃん』…　『獅子王凱兄ちゃん！！』
　　そうか！　 これが勝利の鍵か！？（違）
　　ガガガ　ガガガ　ガーオガイガー♪

　・どうも今回のカンナの日記に「ヨシフミ」の文字があるらしいので、『4423』＝『ヨシフミ』が正解でしょうけどね(^^;
　・『電脳コイル　ヨシフミ』で検索したら『4月4日生まれのイサコの兄ちゃん』説まであるじゃないですか。
　　8話のイサコの転入届の画像で確認したら、確かに4月4日生まれなのね　＞イサコ
　・メガばあは『4423』のことは知らないんでしょうか。　1話の爺さんのファイルにも『4423』の文字があったのだけど。

　・自由研究に勤しむヤサコ・ハラケン・フミエ達の様子がなんともノスタルジー心を刺激してくれます。いい絵だなあ…
　・ハラケンがカンナの手紙を読む一連のシーン。　ハラケン・カンナ・ヤサコの三者それぞれの心境が見えて切ないなー…

　・それぞれに切なさを感じさせてくれるヤサコ・ハラケン・カンナ・イサコ・ついでにダイチ(笑)といった連中に対して、
　　切なさなど微塵もなく、一人ゴーイングマイウェイなフミエが素敵だ。　ヤサコが顔を赤らめても全く恋愛方面に思考が及ばないあたり(笑)

　・イサコも伯父さんの前では普通の小学生なのだなあ。　そういった様子をアキラのネズミ（ミゼット）が見ていたようですが、
　　ダイチの抜けた黒客内でも人間模様の変化が起きたりするか？　案外アキラがキーキャラになるのか？

　・イサコの目的は「お兄ちゃん」を生き返らせること？（死んでるとは限らないけど）　前回のミチコさんの話といい、
　　「電脳的に当人の意識のデータ的なもの」が残っているというのはあり得るのかも？
　　＝霊魂とか言う話ではないにしても。
　・やはりこの作品には『死』の匂いが結構漂っている気がします。
　・あのくらいの年齢の子供って、『死とは何か』を強く認識しだす年頃とではないかと思うんですね。（個人差はあるでしょうけど）
　・ヤサコは多分、今回“手紙を読んでしまう”までカンナ自身に対してあまり現実味を感じていなかったと思うんですが、
　　段階を追いながら『一人の個人の死』というものの重さを認識していく様子が何ともリアリティを感じさせられました。

　・サッチーを物ともしないイサコが強すぎる。ホント最強だ。
　・イサコの「（ヤサコ達の）メガネを取り上げろ作戦」は、　空間管理局への陽動の方便かと思ったけど、　ダイチはちゃんとクビにするのね。厄介払い？(^^;

　・「ケンちゃんを頼むわよ（byオバちゃん）」　オバちゃん公認だ。良かったなヤサコ(違)
　・ヤサコがいつのまにかリストバンドをしてますな。先週はジャージで分からなかったけど。
　・ヤサコは昔からマセてたのね。回想シーン時の年齢って京子とそれほど変わらないかも知れないのに。

　・自動販売機の「濃いいお茶」が良かった。
　・次回はイメージボードにもあった「水の中の街」が描かれるようで期待。

　■後日追記　（ネタバレ？）
　某所の掲示板を見ていると『病院のシーンでイサコが花束を最初は“2つ”持っている』との指摘がありました。　確認してみると、確かにそうなんですね。
　そして、その後のエレベーターで“4階から3階に”移動して伯父さんの病室に移動…と。普通は病院の入口は1〜2階でしょうねえ。
　　（これはweb拍手でも指摘いただきました。初見時は「ん？」とは思ったんですが、流してしまっていました(^^;）

　とりあえず、上の方で『イサコのお兄ちゃんは死んでるかも？』的な事を書きましたが、違っていそうかな、と。
　“4423”は電脳空間に意識を縛られている状態なのかも知れません。　“あっち”に行ったミチコさんのように。

【第11話雑感】（ネタバレ注意）

　・てーか、金魚と言うより黒魚だよな。　合掌。

　・前回のシリアスとは打って変わってギャグ回ですな。フミエの黒さやオバちゃんの崩されっぷりが素敵。

　・『イリーガルの生き肝はメタバグで出来ている』あたりの講釈シーンでのデンパのダイチを見る目付きがなんとも言えません。
　　一応普段と変わらない目なんだけど。

　・これで一応はダイチとフミエも仲直りか。一応は。
　　今後はダイチ組（元祖黒客）とコイル探偵局の協力体制もあるか？
　　ともあれ、ダイチはフミエには一生勝てそうもない。　ホントにお似合いな2人だ。

　・せっかくイリーガル話なのにハラケンは不在なのね。　オバちゃんとの電話からすると病院？
　　「イリーガルと交通事故との関係」を忘れずにマメにチェックするヤサコは立派。

　・やはりオバちゃんの古流の技はメガばあ譲りか。
　　17歳の『4年前』なら13歳頃に決裂したんですかね。　まあ17歳はあくまで『自称』だが(笑)
　　しかし、ずっと会員バッチを付けているとは律儀だな。

　・やっぱりサッチーは郵便ポストが元イメージなのかね。

　・電脳現象ってカメラに写るのね。　つーか、任意で写すか写さないか選択出来る機能がありそうだ。

　・今回はビジュアルのイメージが面白い回でした。　上空に水ってのはいいね。

　・次回も馬鹿回っぽいなー。

【第12話雑感】（ネタバレ注意）

　・なんてヒゲエ、いやヒデエ話だ(笑)

　・ダイチ、デンパ組に京子乱入。なんかいいトリオになってるなあ。
　・ダイチの言い分を全然聞かないヤサコがナチュラルにひでえ(笑)
　・ダイチチも裸族かー。裸族はいいよね。家庭は全裸だよね。
　・私はぱんいちですが。

　・下かとばかり思っていたらヒゲときたか。どのみち凄いなNHK(笑)
　・なんて色気のないキスシーンだ(笑)
　・京子は初恋か？(まさか)　前はハラケン寄りだったのに
　・すげえ！　馬鹿すぎる!!(笑)
　・そして哲学的だー。喧嘩は空しいなあ…。教育的なアニメだー。
　・今回も藤子チックな「すこしふしぎ」チックな話でしたな。良い物だ。
　・次回予告でもデンパがヤサコ達と共にいるようで、仲良く出来ているなら何よりだ。（ダイチは予告では出てないんだけど）

　・京子のメガネのダウンロード代は49,720円。たけー。大人でもキツいわ。今の相場とは多少は違うだろうけど。
　・これでお年玉2年分ってことは、『お年玉1年分＝2万5千円弱』ってところか。

　・ヤサコ母はメガネレスだったけど、ヤサコ父はメガネかけてるんじゃないのかなあ。　父には顔を見られなかったのかね？
　　実は父のメガネは普通の近眼メガネ…　てこともないか。空間管理室勤めだし。
　・父はこの騒動で帰ってこられなかった可能性も(^^;

　・チャット廃人なヤサコが(笑)
　・「もうお嫁にいけないわー」「でも僕は」
　　僕はなんだハラケン？　んー？

　・今回の話とはまるっきり関係ないけど、コイル探偵局の会員番号“六番”はカンナだったりしないだろうかと思った。
　　今回の話の感想で言うことでは無い気もするが(笑)

【第13話雑感】（ネタバレ注意）

　・夏休みイリーガルの不思議シリーズ第３弾
　・番外話的に見えたヒゲ話もちゃんと引きずってるんだなあ。
　・デンパが前回『イリーガルをいじめるのは嫌だ』と言ってたのはこの為か。
　・“死”をやけにシビアに語るフミエも、前に“殺されたネズミのペット”の話があるから自然に納得出来る。上手い。
　・他所でも指摘されてましたが、「ネッシーのような存在」のことは2話でも記事で出てましたっけ。

　・“作り物の命”と“死の概念”、シビアだ…
　　誰にだって死が訪れる。子供に見せる番組としては描いておくべきことかとも思う。
　　一方で、後半の違法行為バリバリな描写はちょっとアレなんだけど；

　・オバちゃん本当に17歳なのかーーー！！！！
　　（自称）だと信じていたのに！

　・ヤサコが空き地を見つけられたのは昔の記憶の為？
　　「鳥居の並んだ階段」に繋がるのかと思いました。

　・「普段の行いが裏目に」の原因はほぼイサコとダイチだけど、今回はかなりヤサコ等も違法行為をやっちゃってるなー；
　・フミエ、なんで高いところから(笑)
　・工事妨害。フミエの将来が心配です(^^;
　・急遽夜間工事決行って、近隣から苦情が出るぞ(^^;
　・前回の予告で危惧したけど、ダイチ出番無かったですな。　イサコ様はもっと出番が無い訳だが(苦笑)

　・切ないなあ…、イリーガルは哀しい…
　・次回は総集編？　というか25日ですか。野球対策なのね。
　　次にイサコ様を見られるのはいつになるか。

【小説版1・2巻雑感】（途中からネタバレ反転）

　遅くなったけど読みました。
　宮村優子著の小説版　（徳間書店刊、ちなみに著者は某有名声優の人とは別人で脚本家の人です）

　まだ小説版を読んでいなくて迷ってる人の為に言うと、2巻のラストでアニメの6話あたりまでの内容と言えます。
　大分『6話』の展開とは違うのですが、とりあえず『バスツアー』終了後あたりまでと言うことで。

　で、現時点で小説2巻までを読んでも、アニメを楽しむ為には致命的なネタバレは無いと思います。

　そもそもアニメとは大きな設定の違いがありますし、内容も結構違っていますので、別物として楽しめるかと。
　心理描写に重点を置かれているので同じシーンでもかなり印象が違ったりします。

　とりあえず、致命的では無いネタバレについてバラしてしまうと、

　デンスケが　『パグ入りフレンチブルドック』　だったことに驚きました(笑)
　言われてみれば納得なんですけどねー。
　なんだかデンスケは【デンスケという種類の犬】みたいなイメージになってましたよ(笑)

　以下はネタバレ反転で。

　・本を読む前にも他所感想で「小説版はかなり心理戦が激しいらしい」とか「ヤサコが黒いらしい」くらいの情報は得ていたんですが、
　　確かに心理描写にかなり重点を置いて書かれています。
　　アニメでは各人の内面は結構見えなかったりもするのでとても興味深い。

　・まあ、アニメのヤサコやイサコやハラケンがそのまんま小説版と同じように思考しているとは、ちょっと思わないですけどね。
　　各人の思惑のぶつかり合いがかなり激しい形で書かれており、『恐るべき小学生達だ』と思ってしまいます(笑)
　　と言っても、その考え方も子供として結構リアルに「有り」かな、とも思えるんですけどね。

　・とりあえず、ヤサコは『黒い』とまでは思いませんでした(笑)
　　強い物を内に秘めているのは確かで、『主人公だなあ』とは思いましたが。
　　小説版を見てからアニメを見ると、確かにヤサコは主人公っぽくは無いかなあ。それもまた良しと思いますが。

　・『コイル電脳探偵局の6番』はやっぱりカンナでしたか。
　　以前にした予想が当たりました（と言っても選択肢は他にアイコか新キャラかしか無いんですが）が、
　　このあたりは今後アニメ本編でも絡めてくるんでしょうねえ。
　　まあ、オバちゃんが『2番』ではなかったりするので、アニメも同じとは言い切れないですが。

　以上

【第13.5話（？）雑感】

　分かっちゃいたけど総集編ですね。
　って、次回も総集編なのか??