あずまの日記。

内容「ぴちぴちピッチ」の曲が頭から離れないあずまさんの日記。または、一年遅れで暑苦しい海辺の夏がやってきたあずまさんの日記。

気になるもの。

08/07ミュージカル「美少女戦士セーラームーン〜新かぐや島伝説〜」(福岡)
08/13-15同人誌即売会「コミックマーケット66」(有明)
08/14サクラ大戦帝国歌劇団スーパー歌謡ショウ「新西遊記」(新宿)
08/22ぴちぴちのイベント「るちあのマーメイドビーチパーティー7」(梅田)

1 aug(sun)

あらまし。

へんてこな曲を聴く。

お買いもの。

朝っぱらからAmazonから本が届いた。プロジェクトタイムマシン「萌える法律読本ディジタル時代の法律篇」が1冊。はじめて買ってしまった「萌える」シリーズ。

そして朝っぱらから日本橋なのである。でも着いたら昼で、もう時間がない。

タワーレコード。V.A./伊集院光選曲「おバ歌謡」というCDが1枚。やっと見つけた。

わんだーらんど。海藍「トリコロプレミアム」がもうたくさん入荷している。なんだ、予約しなくても買えるじゃないかー。予約していたのを引き取る。あと、いままで買わずにこらえてきた、中島零作画/むぎむぎ団原案「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」を買ってしまう。先週エロい本を2冊買ってから、だめな感じもいいかもしれないと思ったのであった。

地下鉄で移動中に「小麦ちゃんマジカルて」を開く。あまりに恥ずかしいから、あえて本を開いてみたかった。16ページでマジカルメイドこよりちゃんがパンツ丸見えで登場するあたりで、いたたまれなくなって本を閉じた。

日記。

今日はデザインをやってくれる若い人と会う。これがまた意思疎通に困ってしまう。わしゃ、10年前にはこんなんだったんだろうか。いやいや、こんなんだったのかもしれない。ずっと歳上の人を前にしたら、おどおどしていたかもしれない。

相手はけっして話せない人じゃないことは分かる。ものを論理的に説明する手順が分かっていないのは、経験を積めばなんとかなるんだろう。でも、仕事の話を離れてふつうの話をしようとしても、ものすんごいぎこちない。学校の先生とか、若い人を使う職場をまとめる人は、きっと得体のしれない怪物を相手にしているように思うのだろう。いままでそんな壁にぶつかったことがなかったけれど、世代の差ってのはあるみたいだ。

で、あらためて、わたしたちおじさんとおばさんも、若いころにはこんな風に見られていたのかと考えこんでしまう。

おバ歌謡。

伊集院光のラジオ番組で取り上げた、古い歌謡曲を集めたもの。ぜんぜん有名になれなかったけれど、このまま埋もれさせるには惜しい曲たちだそうである。

[1]パパはメキシコ人?(神谷勝也/ドン・神谷) 父と息子のデュオ。ふたりとも声がすごくいい。「ぼくのパパはメキシコ人……によく似てる」 ぶははは。似てるのか!!

[2]銭$ソング(白木みのる) 白木みのるの歌をはじめて聴いた。この声に圧倒された。この叫びは誰にでもできるもんじゃない。ああ、わたしも叫びたい。でも無理だ。

[3]ゆうわく(ローレン・中野、和田弘とマヒナスターズ) ぼくのジャンルが来た。「El Bimbo」(邦題は「オリーブの首飾り」)のカヴァー。「手品の曲」として認識されている感のある「オリーブの首飾り」をこんなに甘々に歌うことのできる希有なお嬢さんだというのに、わたしはローレン・中野の手がかりを得ることはできなかった。Paul Mauliatの有名なアレンジがあるけれど、こっちの小編成で暑苦しい伴奏もいい。

[5]ドン・ズバ(由美かおる) 歌詞の7割が「ドンズバ」というさっぱり意味の分からない曲。由美かおるが歌のおねいさん風に歌っているというだけで、すごい価値のある曲であるような気がする。へんてこな曲だけれど歌はすごくうまい。「あ〜ん、ドンズバー」のところがたまらない。ハアハア。

[6]マグネット・ジョーに気をつけろ(GAL) お嬢さん3人組で歌う「ギャル」をわたしはまったく知らない。曲からするとピンクレディーの流行ったころなのだろうか。この曲のいいところは、へんてこな歌詞と、3人組の歌の美しさだ。

[8]俺ら宇宙のパイロット(V.A.) 宇宙飛行士もふつうのおじさんだと思わせることに成功した珍しい曲。

[9]ヘドラをやっつけろ!(麻里圭子、ハニーナイツ、ムーンドロップス) 怪獣ヘドラをやっつけようという歌のはずが、ヘドラの暴れっぷりを指す歌詞とおねいさんの元気な歌があいまって、ヘドラの強さをたたえる歌になってしまったという曲。元気いっぱいに「トンボも鳥も皆殺し」と歌われると、ぼくのいけない部分を刺激する。

[11]また一人(九重佑三子) Gilbert O'Sullivan「Alone Again」のカヴァー。[10]の草刈正雄「アローン・アゲイン」と聴きくらべて、ぜんぜん違う訳詞になっているのが分かるようになっている。九重版は「私」と「あなた」しかいない曲になってしまった。神に祈ったりしない。でも、さすがはなかにし礼の訳詞である。すごく歌いやすい。

2 aug(mon)

あらまし。

音を聴く。

マツケンサンバ。

松平健の「マツケンサンバ2」は、CDにDVDがついている。むしろDVDだけでよかった。DVDを出してくれ。

きんぴかの着物で踊るのである。歌うのである。健さまがすんごい笑顔でこっちを見るのである。町人のような格好の男女がたくさんたくさん健さまを囲んで踊っている。これはこれは、これはたまらん。舞台で観るしか。カレーばっかり食べてる場合じゃない。

GALとローレン・中野。

お嬢さん3人組「GAL」の手がかり(ドウニモトマラナイ)を見つけた。「マグネット・ジョーに気をつけろ」は1978年に出たらしい。マミ(黒木真由美)、ミチヨ(石江理世)、ヒー(目黒ひとみ)の3人組だということも分かった。調べてみれば、少しだけ売れた微妙なアイドルということが分かる。当時のジャケット写真(禁断のHM)なんかを見ていると楽しくてしょうがない。そうかー。黒木真由美がいたのかー。時は流れて26年。先週、その娘と握手したのであった。

ローレン・中野のレコードの手がかりがあった(マニアでどうだ!!)。「ゆうわく」は1976年に出たらしい。こういうのを買った人って、「ローレン・中野」で買ったのだろうか。「和田弘とマヒナスターズ」か、それとも「オリーブの首飾り」なんだろうか。ダメよあなたー。

どうにも、最近はバカレコードが出る余地というか余裕がないような気がするわけである。細分化されたジャンルから出られなくなって、幅広く聴く余裕がない。昔むかしの薄暗いレコード屋さんには、きっと落とし穴がたくさんあったんだろうと思う。いまや、でっかいデータベースから検索することができるし、クレジットカードで払って商品を家まで送ってくれるようにもなった。この便利さと、当時の地雷いっぱいのなんでもありなレコード音楽が組み合わさったら、きっと楽しいに違いない。

ぼくは「はずれ」をも期待しているのである。おっと、これは真のはずれではない。真のはずれというのは、音は薄っぺらだし歌も歌詞もつまらなかったりするようなものだ。えろゲーとか声優のCDなんかでたまに遭遇するような。ふつうのはずれであれば、なにかひとつぐらいいいところがあるもんである。もうとにかく昔むかしのように多様であれば、歌詞がへんてこだったとしても、伴奏はオーケストラだったり、4人ぐらいのバンドだったり、シンセサイザーだったり、なにがくるか分からない楽しさがある。歌がうまいかもしれないし、バックコーラスが豪華かもしれない。そんな古い音源がお手軽に聴けたらいいのに。

他の誰も書かないなら、わたしがローレン・中野の「ゆうわく」の魅力をえんえんと書き連ねようとも。

3 aug(tue)

あらまし。

ドンズバドンズバドンズバー。

日記。

「おバ歌謡」はなかなかの口ずさみ率である。白木みのる「銭$ソング」と、ローレン・中野「ゆうわく」は実に脳の中の歌い手さん好みだ。由美かおる「ドン・ズバ」は、もう会社の中で歩いていたら口をついて出てくる。たいして売れなかったはずの曲が、ものすごく印象に残る。出てくるのが20年ほど早すぎたのだ。でも、いま発売されても売れなかっただろう。

「スーパードルフィーバイブル」の値段が、予約したときより43円高くなっていたという。その値段でもよいかという確認がAmazonから届いた。そんな細かいことはいいから、7月発売予定のまま一向に出てこないのをなんとかしてくれと。

トリコロプレミアム。

海藍の画集「トリコロプレミアム」は、ちょっとふつうじゃない。

CDのときのように、海藍が自分で細かいところまで作ったか、はたまたこと細かく指定をしたのか。紙面デザイナーがやらなさそうなことをやっている。

海藍のまとまった文章を見たのははじめてだ。なんだこの(笑)の多さは。にわちゃんが八重の妹分だというのははじめて知った。

4 aug(wed)

あらまし。

自動的に貯金する。

お買いもの。

電車を待つあいだ、駅の本屋さんで見つけた。デヴィッド・バック著/山内あゆ子訳「自動的に大金持ちになる方法」という本があった。

一杯のコーヒーをあきらめ、借金をできるだけ早く返し、給料は使ってしまう前に貯金する。これを何十年も続ければお金は貯まる。ただ、それだけの本のようだ。そこそこの収入があるのに貯金はゼロで、魔法のカードの借金だけがたまっていくという人がたくさんいるんだって分かった。2年ぐらい前の自分を思い出す。わたしに必要なのは経済学の本じゃなくて、こっちなんじゃないかと思って買った。

5 aug(thu)

あらまし。

せらみゅのCDがなかった。

お買いもの。

そういえば、今年のせらみゅのCDをまだ買っていなかった。なので会社を早く抜け出して探しにいく。日本橋である。

ディスクプラザ。せらみゅのCDはなかった。でも、ぴちぴちのCDが目にとまってしまった。中田あすみ「Mother Symphony」と、小林早苗「暗黒の翼」を買ってしまう。後者はレディバットと、蘭花と、シェシェとミミの3曲を集めたもの。なんと悪者だけでCDを出しちゃうとは。まだ観てないのに、ぴちぴちピュアのCDまで買っちゃうとは。

ディスクピアはもう閉まっていた。

とらのあな。こんどはノアール社がマリみてのアンソロジーものを出してきた。「薔薇物語プティ・スール」を買う。あと、エロいまんがが2冊。舞大夢「お嬢様の冷たいお尻」、ぐら乳頭「低俗」を買う。

8時をすぎてもなぜかソフマップに入れてしまう。残念ながらここにもせらみゅのCDはなかった。

ごはんを食べにいくかどうか迷って、今日はこらえた。

6 aug(fri)

あらまし。

ぎゃふん。

日記。

ぎゃふん。なにも技術者をやってきた人が無理して管理職にならなくてもいいじゃないか、と思うわけである。

でも、昇進の方法が課長になって部長になって、という道しか用意されていない。いや、本当は他の道もあって実務をやりながらえらくなる方法もあるはずなのだけれど、この事業部ではそういう運用になっていないという問題をさきにやっつけねばならない。そんなことはとっくに分かっている。でも、でもだ。どうして、すこし話したらもういやになって、今後ともお近付きになりたくなくなるような逸材を課長にしてしまうんだ。

お出かけ。

早く帰ってきて、もうお出かけの準備である。だってせらみゅなんですもの。ものもの。

「ムーンライト九州」は、「ムーンライトながら」みたいに電車で走っているわけではない。大阪駅に電気機関車が轟音をたてて入ってくるのである。ごー。そして、その後ろに見慣れたディーゼル機関を積んだ電源車がくっついてくる代わりに、客車がディーゼル機関の音を立てている。ずばばばばば。

ああ、これってアレですか。電源を内蔵しちゃってるのかー。わたしの乗るのは2号車、ずばばば音を立てているのは1号車。2号車はずばばばしていない。席についても、隣の車両(スハフ14)からずばばばと音が聞こえてくるから、結構な音なのである。

座席の客車列車にははじめて乗った。やっぱり電車とは違う揺れがある。発車のときなんか、がこんっというすごい音と揺れがある。そんな揺れとは関係なく、やっぱりわたしは長い長い夜と夜明けを目撃し続けるのである。腰が痛くて眠れやしない。

朝になって、下関で停車するとたくさん人が降りていく。機関車の交換をするんだと思い出した。長崎に行ったときには気づかなかったから、きっとそのときは寝台で眠っていたのだろう。わたしも着いていく。カメラを持った、ちっさいお友だちとおっきいお友だちがたくさんである。機関車の結合の瞬間を待ち構えておるのである。

そんなこんなで、別なる機関車に引かれて長いトンネルを抜けると九州である。門司でまたちっさいお友だちとおっきいお友だちに囲まれて、機関車を交換する。高速道路や新幹線が伸び、日本が狭くなったと言われるようになってもなお、こんな作業が残っているのである。そして門司の駅のなんともすさまじいこと。

7 aug(sat)

あらまし。

せらみゅの日。カレー付き。

迷子1。

朝食に博多駅のそばのカフェに入る。今日の飲みもの1杯め。

時間があるのでここから市民会館まで歩いて行くことになっている。例によって例のごとく、いきなり南北を逆に進んでしまったり、川に沿って北に進んでいたら進みすぎたりして、1時間経ってもたどり着かない。住宅地の中をさまよい歩き、この先になにがあるのかを知りたいのに、信号はわたしを進ませないし車はばんばんやってくる。このあたりで飲みもの2杯め。

なのでバスである。「市民会館」に行くらしいバスに乗る。あるいてもたいした距離ではない。停留所の数にして3個ほど。もう着いてしまった。会場で当日券を買うと、席は中央より少しだけ左で、少しだけ後ろだった。

せらみゅ2。

最初に入った建物は福岡県立美術館だった。すぐに出てきて、福岡市民会館に向かう。

「美少女戦士セーラームーン〜新かぐや島伝説〜」の巻。2回め。

感想。神戸で観たときより芝居の間が悪いような気がする。

子供と母上の組み合わせが多いので、カーテンコールでちびうさ(大崎望絵)が出てきたところで「もえちゃーん」なんて叫べやしないのである。わたしを取り囲むちっさい婦女子と母親に、こんな大人の悪い見本を見せるに忍びないのである。だからといって、女海賊(相沢真紀)に「やじゅこー」なんて呼んだりもしないのである。

迷子2。

午後の公演の券は2時から販売するという。ああ困った。待っている間にどんどこ時間がなくなっていく。3時の公演までの間に天神までカレーを食べに行くつもりだったのに。

2時に券を買うと、席は前の方で少しだけ右寄りだった。さて。ここからバスで天神に向かう。これまた逆方向のバスに乗ってしまうというお約束を演じてしまい、あわてて戻ってくる。またバスに乗って天神で降りる。ああ。どこに行ったらいいのかさっぱり分からないではないか。自分で描いてきた地図ではさっぱり分からない。時間もない。なので、これまた朝と大差ないけれど、ドーナツをもしゃもしゃとかじって、熱いスープをすする。

さて、どうしてもどったものか。バスの停留所がたくさんある。どうも「市民会館」という文字が見つからない。見つからないので「バスセンター」という文字にひかれて、三越のある建物の3階まで長いエスカレーターで登っていく。おっとその前にはエレベーターを待っていたけれど、満員で乗れなかったのだ。

どうも西鉄天神バスセンターは長距離バスの乗り場であったらしい。困った。ここもはずれである。また降りてうろうろして、バスの扉越しに運転手に聞いてみた。「ここ」から出るバスが、「そこの交差点」で曲がってしまうから市民会館には行かないという。なので、もっと先の「ソラリアステージ前」の停留所がよいという。はわわわ。「天神」の停留所に何種類も名前がついているなんて。

かくして、バスを見つけることができたのだけれど、やっぱり公演には遅刻した。9分の遅刻で、ホールの扉を開けたときには3曲めの「女海賊の作戦」の前奏に入るところだった。

せらみゅ3。

「美少女戦士セーラームーン〜新かぐや島伝説〜」の巻。2回め。

感想。こうやって連続で観ると、分かるのである。さっきより演者がちょっとだけ疲れているって分かるんである。でも、芝居はこっちの方が走りすぎないでよかった。いままでに観た2回が左寄りの席だった。こうやって右から見るとはじめて気がつく部分がある。殺陣の芸が細かさが分かって楽しかった。

ヴィーナス(絵梨花)の女子高生な表情がよかった。もうちょっとしたらこんな顔をできなくなるに違いない。ちびうさがいい感じに育ってきたけれど、あと10センチ背が高くなったらなあと思うのである。ほたる(船越英里子)も、(スターズ以降という設定だろうから)いまさら病弱設定はないので、もっとむちむちに育ってほしい。

子供の観客は、セーラー戦士の格好をしてきちゃう子が多い。東京や神戸では自作の衣装が多いのだけれど、ここではバンダイが売っている衣装をよく見かけた。なんとセーラールナがいるではないか。実写版を観てるのかー。

カレー。

さて、カレーの店である。こんどは市民会館から天神まで歩いて行けた。そこからさらに1時間探し続ける。その途中でアイスクリームを買って食べる。福岡は九州の中でも北の方だから、さほど暑くはないだろうと思っていたが、やっぱり暑いじゃないか。

「不思議香菜ツナパハ」にたどり着く。スリランカ料理の店だそうである。時間があれば、昼と夜で2軒回りたかったのだけれど、てんやわんやで1軒だけになった。

素直に「スリランカカレー」を食べる。タイ料理の店で出てくるような、ココナツミルクの白さとミントのようなシナモンのような香りがするもの。けっこう辛い。真の辛味好きは「リアルレッドカレー」を食べるらしいのだけれど、恐くて頼めなかった。

帰還。

これまた「ムーンライト九州」で帰る。やっぱり眠れないので、いまどこの駅に止まったかが分かってしまう。いま機関車の交換をやってるんだなあと分かってしまう。分かっていても、もう見に行かない。

岡山で降りる人が多くて、ずいぶん席に隙間ができた。だから2人分の席を占領して、なんとか楽な姿勢はないかと試行錯誤する。でも、楽な姿勢なんてものはなくて、運動をすることに寄与しただけだった。

いつもの通勤電車のいすに座ると、眠くなってくる。もしかするとロングシートのほうが楽なんだろうか。「枕が変わると眠れない」というのはこういうことなのかもしれない。7時ごろに家に帰ってくる。

まとめ。

旅費が青春18きっぷ5片中3片使用で6,900円(相当)。バスと地下鉄が760円。観劇料金11,600円。食費が3,000円ほどで、合計22,000円ほど。2公演観たのでけっこうかかった。

8 aug(sun)

あらまし。

髪が茶色になった。

日記。

どうにも全身にディーゼル機関の煙のにおいがくっついてしまったような気がしてならない。洗い流してすっきり。煙のにおいなのか、はたまたオハ14客車のいすのにおいなのか。日記を書いてから昼寝する。

夕方から髪を切りにいく。また茶色になった。美容室のおねいさんに財布がかわいいと言われた。あーん。もっと言って言ってー。「ピンクが、好きなんですよ」って言わせて言わせてー。

9 aug(mon)

あらまし。

迷子。

迷子。

昨日の夕方に髪を切りに店に向かったのだけれど、全然違うところをぐるぐる回っていた。

何度も行っている店なのに迷子になる。はじめて店に電話して聞いてしまった。バイクをえんやこらと押しながら、おねいさんに聞き返す。自分の見当違いが信じられない。じゃあわたしは前回や前々回やそのまた前には、なにを手がかりに店を探してきたのだろう。何度も行ったことのある店だから、行きかたを覚えていると思いきや、そうでもない。最初に行ったときと同じ迷いかたをしているのが分かった。

本当は毎日、覚えた道を忘れているんじゃないだろうか。寝ている間に全部忘れて、朝起きたら「ピンク色とちびうさが好き。るちあちゃん萌え〜」という設定値だけが読み込まれているんじゃないだろうか。最初に店に行ったときも迷ったけれど、なんとかバイクでぐるぐる回り続けて正解を見つけることができた。今回は正解が見つからないので困った。忘れるどころか退化している。

何か月か前にもこれとそっくりの文章を書いたような気がする。

林檎さん。

ああ。どうしていままで探さなかったのだろう。Safariの多バイト文字の文字化けを修正するパッチがずいぶん前に出ているではないか。わたしがもっとも、ええ、もっとも多く使う言語であるところの日本語の文字の表示と送信がやたらめったら化けるので、そういうときはiCabを使ってきたのである。

いや、最初からiCabを使えばいいのだけれど、Safariは反応が早いのと、Googleで検索する窓がついているのとでつい使ってしまうのである。で、検索結果の表示を見てみたらば、わたしが送った検索語句自体が化けていて、もうなにがなにやらさっぱりなものを検索しちゃって困るのである。

で、いままでどうしてAppleがこの問題を修正しないのかと思っていた。そして、Safari v1.2はMacOS X 10.3でしか使えないので、お金を払って10.3を買わないと文字化けは治らないんだと思っていた。ところがところが、新しいものでも文字化けは治ってはいないというから驚いた。もう誰も彼も、猫も杓子もくだんの修正パッチを使うしかない。Appleがやらねば誰がやるという先人の仕事に感謝しつつ、使うのである。使うったら使うのだ。

……で、パッチ適用済みでさらにコンパイル済みのファイル群が公開されているので、これに入れ替える。で、動かしてみると、たしかに表示の文字化けはなくなった。すんばらしい。でも、送信する文字列がはちゃめちゃになってしまう問題はあいかわらずだった。

あらためてAppleにはがっかりだ。「文字列を送信する前にはかならず再読み込みを行う」という、すんばらしい回避策を使わせてもらうことにする。

JNB。

銀行の振り込み手数料を払い続けること数万円。「ジャパンネット銀行」の口座をついに作ってしまった。手数料が安くて金利がちょこっと高いかわりに、数々の制約がある口座である。

カードが届いたので、まずパスワード変更処理をする。これがまたうまくいかない。うまくいかないから、何度も口座番号とパスワードを送信することになる。一度失敗するたびに身の危険が迫るので、泣きそうになる。ところがアナタ。ログインしなおそうとしたらできないのである。すでにログインしていると言われてしまう。「上書きログイン」するために、再び口座番号とパスワードを入力せよと言われる。

こんどは真っ白の画面で出てきて、なにをしたらいいのか分からない。たぶん、くり返し攻撃を防ぐための時間稼ぎなのだろう。真っ白のページのソースコードを読んでも、何秒後かになにかが出てくるような仕掛けを入れるような間抜けな実装ではなく、ただ、真っ白なページだと分かった。ああ、困った。

履歴がCookieに書かれているのかなんなのか。しかたがないから、webブラウザを変えて、また口座番号とパスワードを入力する。また「上書きログイン」のために口座番号とパスワードの送信を求められる。ここまでやって、ついに客として扱われる。なにか間違えてしまったら、ここまで全部が1セットである。これを何セットもやった。

次に暗証番号の変更が必要で、こっちは電話をかけないといけない。部屋の中をうろうろして書類を探して、電話の説明を聞いて、電話のボタンを押して、また部屋の中をうろうろして。もう、なんとも言えない無力感を覚えた。これだけ面倒なことをやってるんだから、さぞかし安全なのであろう。何度も何度も口座番号と変更前のパスワードを送信させられるのは、迷子になって不安なときに信号で待たされるような情けない気分になった。できるかどうかも不安なのに、危険を冒さねばならないなんて。

10 aug(tue)

あらまし。

原子力発電はどうして、こんなことになったのか。

原子力発電。

原子力発電所で二次冷却水の配管が壊れて、高温高圧の水が出てくるという事故があった。この事故で作業者が4人死んだ。原子力発電はやっぱり変だ。

[1]原子力発電は進歩したのであろうか

よくは知らないけど、この30年だか40年だかできっと原子力発電は進歩しているだろう。そうでなければ困る。でも、技術が進歩しても、人間がかかわる部分はそう進歩するものではない。交通事故みたいなもので、いつか事故が起こることは覚悟しなければならない。それをなんとかしたかったら、人間のかかわる部分を減らすべきだ。そういう部分も含めると、実はあんまり進歩していないのではないか。部品の老朽化に気がつかないありさまだから、危険はむしろ増している。

[2]巨額の金が動く原子力発電事業において、どうして「手抜き」が横行するのか

高温高圧の水流によって、配管の壁面が薄くなるまで削られていたのだけれど、いままで検査が行われることがなく、事故を迎えた。いったい、どうして手抜きが起こるのか。原子力発電はお金がかかりすぎて、点検にあてる予算がないのだろうか。それとも、わたしの想像するよりもはるかに大規模な施設で、点検に漏れがあっても気づかないぐらい途方もない、デバッグ不可能なものなのだろうか。

[3]危険を冒してでもどうしても必要なものなんだろうか

原子力発電はどうしても必要だ、というのがわれわれ(を代表するえらい人たち)の立場である。現場作業者が危険を冒してでもやるべき価値が、40年前にはあったかもしれない。そりゃあ昔は、機関士は煙にまかれて息ができなくても蒸気機関車で峠を超えねばならなかったし、炭坑作業者はガス爆発や落盤の危険があっても石炭を掘らねばならなかった。でも、豊かになってしまったいまの日本において、検査技師が死の危険を冒してまで発電をさせねばならないと考えられるだろうか。

さて、お湯を湧かして水蒸気で発電するというのは原子力発電だけではなくて、火力発電だって同じである。で、火力発電所の検査結果の偽造があったばかりなのだけれど、原子力発電所だって似たようなものだったわけである。これをもって読売新聞は「原子力発電に限った話ではないのだから、原子力発電の危険性をあおり立ててはいけない」と書き、毎日新聞は「火力発電所の安全性についても疑問」と書いた。読売新聞は大本営発表をそのまま書くのが好きだ。

やっぱり、原子力発電事業じたいがおかしい。

11 aug(wed)

あらまし。

迷子幇助罪。

電車。

また間違えてしまった。

その駅には止まらないと言ってしまった。母とその子供は車両から降りていく。快速に乗っているつもりがそうじゃなかったのだと、問題の駅に止まってから気がついた。もし、彼女が電車の停車駅を調べる方法が分からなかったのだとしたら、頼みの綱に裏切られてとても心細いことであろう。もうぞくぞくする。この子、この子だけは守らねばと震えているに違いないのである。

ただ自分で調べるのが面倒で、なんでも人に聞いちゃうような人なのかもしれない。だったら、たまには嘘をつく人もいるのだと、あきらめてもらおう。それはそうと、周りの人が誰も助けてくれないってどういうことか。

日記。

うひょー。まんが大会のカタログを読むのが楽しいったらありゃしない。三十路を目前にして超楽しい。いろんなキーワードで検索するのに飽きたら、読む。ただサークルカットを読む。キーワード検索だけでは引っかからないぴちぴちの絵がいくつか見つかる。

ずうっと読んでくと、なんの予告もなく「スクール水着」のかたまりがやってくる。いきなり「触手」ばかりいくつも続いたりする。うははは。だって「触手」っていう二文字が何個も続くんですよ。夜中なのに暑さで脳が溶けてくる。1台の計算機でカタログを読み、2台めは計算をしつづけ、レーザープリンタでがっしゃんことカタログを印刷する。もう、かれらの吐き出す熱でわたしの脳が解ける。もう、楽しいったらしょうがない。

中毒。

ひーかーりとざすバロックうー。ぐわああ。ぴちぴちのDVDが観てえ。観たいけど観てねえ。観ようと思ったら観られるのに観てねえ。音ばかり聴いているからですね。そうですね。ぴちぴちのCD「暗黒の翼」の巻。

シェシェとミミの「闇のBaroque―バロック―」は、なんだかふつーにアイドルのお嬢さん二人組になっちゃっていて、ちいとも恐くない。これは、シェシェとミミが二人で安楽の世界に行こうというエロい歌なのであって、マーメイドの姫さまを威嚇するようなものではないのである。

レディバットの「暗黒の翼」もなんだかかっこよく作ってあるのが気にかかる。もしかしてもしかして、売れようと思ってるんですか。悪者のくせにっ。こんなのぜんぜんちいとも暗黒じゃない。

蘭花の「花と蝶のセレナーデ」は唯一イロモノっぽい曲で、開始5秒ぐらいで頭の中をぐるんぐるんする曲なんだって分かる。

12 aug(thu)

あらまし。

痛いわ眠いわ。

日記。

うえええ。頭が痛い。

職場で図面を見ていたら急に痛くなった。ううう。帰りたい。昼ごはんを食べるころにはだんだん痛みが治まってきた。夕方になると、こんどはえらく眠くなってくる。明日のまんが大会1日めに行きたいけれど、行けない。ボーボボの本を探しに行きたいのに。

13 aug(fri)

あらまし。

ぴちぴちの本を出す人が複数いるなんて。

日記。

今日は早く帰ってくる。

かといって、おでかけの準備をするでもなくいまだにカタログをながめている。もうね、明日は本気出しますよ。明後日も本気出しますよ。「ぴちぴちピッチ」の絵がカタログにいくつも載っているということがうれしくてしょうがない。「トリコロ」の「にわ×八重」と「八重×にわ」のどっちが多いか競争だー。あははは。あははははー。

もうね、本気出しますよ。夜を徹してカラオケとかしますよ。2-3人しかいなくてもぼくはぴちぴちボイスでライブスタートですよ。脳内の波音やリナと歌いまくりですよ。

そして、明日から1週間ほど会社に行かなくていいなんて。

フランスファイブ。

昨日、まんが大会のカタログ(2日め、東地区R-07b)で「フランスファイブ超全集」と「ビデオ」をうたっているものを見つけた。ただならぬものを感じたので調べて(フェアリアル)みたところ、「銃士戦隊フランスファイブ」(francefive.com)は「愛国戦隊大日本」のフランス版ともいうべき自主制作の特撮作品だと分かった。

で、コテコテの特撮パロディっぷりがwebサイトから観られるというではないか。でも、Real Playerが必要だというのであきらめた。でも気になる。また今度。

さらに調べて(francefive.com)いたら、2004年6月27日の情報として、CDとDVDが出ると書いてあるっぽいのを見つけた。「DVD France Five à Japan Expo」ってなんなんだろう。なんだかこのあたりが、明日会場で分かるんじゃないかって期待するわけである。

「フランスファイブ超大全集」(TDA Rotterdam on Air、2004/08/08参照)という本が日本で出ちゃうまでになった作品はいったい何者なのか。そして、題名がいつの間にか「新剣銃士フランスファイブ」に変わっていても気にしない。フランスだから。

14 aug(sat)

あらまし。

忘れもの。

出発。

ぎゃふん。めがねを忘れる。メガネメガネ。胸のポケットの中にめがねがない。かばんの中にもない。だから、新幹線の時間を遅らせて引き返す。いやー、携帯電話の操作で予約できるなんてすごいことであるよ、これは。

帰ってきても、いつもの置き場所にめがねがない。はうわ。しかたがないので、めがねがないまま出発する。「サクラ大戦」の公演を観るときに困るのである。

まんが大会。

新幹線に乗ること2時間半。この間、寝られないので「マリア様がみてる」の序文を暗唱しようと努力する。でも、覚えられなかった。

東京駅に10時に着く。なんと、京葉線地下ホームのコインロッカーがまだ空いているではございませんか。なので、でっかいかばんを預けて、ちっさいかばんを持って会場に向かう。京葉線の車内で見慣れないものを見つけた。扉の上になにか書いてある。拡大してみよう。どん。

悪・腹黒は
弱い者に
おそいかかる鬼だ

……ううう。作者は「悪人が鬼であること」だけを訴えたかったのだろうか。

京葉線とりんかい線を乗り継いで、国際展示場駅で降りて、かばんから宝の地図を取り出しますれば。宝の地図にはわたしの書いた字で「3日め」って書いてある。ぶはあっ。間違えて翌日の地図を持ってきて、2日めの地図をコインロッカーに置いてきてしまったのである。

うへえ。取りに帰らなくてもなんとかなるだろうと、そのまま会場に向かう。途中で見かけた派手な車。その1その2。その1は大阪の日本橋で見かけたことがある。

10時半にはもう入場の行列は動いていて、11時前には会場に入れてしまう。会場で端から順番に見ていく。マリみての本を買い、セーラームーンの本を買い、アレを買いナニを買い、最後にぴちぴちピッチの本を見つけた。ぴちぴちの本をたった2冊だけ見つけた。売り切れているものもあった。地図がないので優先順位を付けられなかったのが敗因である。

マリみての本は、蓉子さまな本を探している。蓉子×聖萌えー。あと新聞部の姉妹の本。これがまた、マイナーだけど探せばあるもんである。

ぎゃふん。そしていまごろになって、東京駅まで地図を取りに行くのである。往復に1時間半ぐらいかかった。2時ごろからまた本を探しはじめ、買い残しを埋めていく。やっぱり、気づいたときにすぐ地図を取りに戻るべきであった。

そば。

のりぽんさんとViewさんとで新宿へ向かう。

途中でViewさんが「ヒョウ柄の店」があると言って、窓の外を指差した。ヒョウ柄のなにを売っているんだろう。世界のヒョウ柄グッズが一堂に会しておるに違いない。もしかしてもしかして、あなたもこういうのが見えちゃう素質がある人なんですかー。

新宿駅から歩き出すと、とても自由な人がいた。こんなところで堂々と寝ているのに、誰も気にしないで歩いていくなんて変だ。そして沖縄そばの店「やんばる」に入る。この店のものは沖縄で出されるそばに近いのだという。コーレグスという香油をどばどば入れると、ひとくち食べてせき込んだ。

ここでのりぽんさんがViewさんに「マリア様がみてる」をすすめる。まさかこのあと本当に買ってしまっていたとは。

あと、なぜか、ボーイズラブな話をしていた。

サクラ大戦。

サクラ大戦帝国歌劇団スーパー歌謡ショウ「新西遊記」を観に行く。

長っ。1幕は、さくらが泥棒と間違えられて捕まっちゃうというお話。2幕は、1幕の劇中劇で「西遊記」である。1幕と2幕はけっこうつながりがあって、そこが面白いところなんである。そこがだんだん強くなってきて、公演時間はだんだん長くなっていく。6時に始まって、9時10分ぐらいに終わる。

歌会。

新宿駅に戻るまでにこれまた迷子になってしまい、Viewさんは先に帰っていた。すんませんー。で、ちょっと立ち話したり別れたり、マクドナルドでオレンジジュースをすすったりしたのちに、カラオケの時間なのである。

のりぽんさんは、カラオケ狂(失礼)を連れてくるというので期待しちゃうわけでありますよ。進井さんは聞いていた通りに歌声のすげえ人だったので、もう楽しいったらありゃしません。ぼくは誰も知らない曲を選んで歌う。

この人はわたしのことを知らないだろうけれど、わたしは知っているのである。むかし芝居をやっていたらしいので、進井さんが「マリア様がみてる」の序文をどう読むかを見てみたくなり、あらかじめ隠し持ったるメモを読んでもらう。

わたしもほんのちょっとはそっち方面をかじったわけでありまして。台詞をかまないように文章をなめらかに読むことに集中したけれど、この人は単語、そして文の意味を分かって読んでるんだって分かった。ぼくが読むよりずっと起伏がある。真夜中にこだまするごきげんようの挨拶。こんなことやってもちいとも役には立たないのだけれど、真夜中にげらげら笑う。真夜中がわしの頭をおかしくするんやー。あと、アニメ版でこの文章を読んでいる、祐巳ちゃん役の植田佳奈をあらためて讃えておく。

あと、同人誌を紹介するネットラジオがあったらどうするかと、二人で架空の番組の司会を交代でやってげらげら笑う。二人して、元さんの物真似がかなり上達した。彼の上達ぶりは明らかになったことと思う。のりぽんさんが買ってきたマリみて本の1冊が「祐麒×祐巳」の禁断の姉弟本「ナイショノキス」(Crear★Mint/日向アイミ)で、これを讃えて讃えて讃えまくった。もう3か月分ほど笑って、顔から表情が消えうせるころに店を出た。6時だ。

15 aug(sun)

あらまし。

購入点数59。

遊びに行く。

カラオケの後、2人してぽんさん宅に寄っていく。朝っぱらから堀江由衣のビデオを見せられる。ぽんさんと進井さんは、このこっ恥ずかしいお嬢さんの映像を見ながら振りつけをまねている。この人たち、めちゃくちゃ由衣たんが好きっぽい。

無理です。ぼくには無理です。眠すぎて、いまはなにを見ても無感動なのです。でも、元気なときに見てもきっと、手間ひまかけて作られているなあ、という以上の感想は出てこないでありましょう。

そして横になる。寝る。

がばっ。起きる。10時に一人で出ていく。さようならー。

近所の吉野家に寄る。はじめて「豚丼」を食らう。みごとなまでに牛丼の味に似せてある。あと、ここで歯を磨く。30時間ぶりに。

こんどは東京駅のコインロッカーででっかいかばんを取り出してきて、トイレで着替える。また荷物を戻す。いまにして思えば、コインロッカーをものすごい回数使った。そんなこんなでなかなか会場にたどり着かない。

まんが大会。

うわーい。ぴちぴちの本が5冊も見つかったけれど、エロいのばっかりだ。もう、いいんだもん。るちあたんが描かれていたらそれでいいんだもん。12時から3時までみっちり本を探していたら、もう2次創作以外のものを探す気合がなくなった。ショタとかメイドさんとかアレとかナニとかを捜せなくなった。

でも、もういいのだ。気がつけばものすんごい冊数になっていた。荷物が重くてしょうがない。あと、ちびうさの写真集のCDを買ってしまう。2枚も。コスプレ写真集なんてはじめてー。本人に会ってしまうとなぜだかすごく、申しわけない気分になるのである。

以下に、2日間で買ったものについてまとめる。18歳未満は買えないことが明記されているもの、ナニな描写があるものについては、右欄に内数を記した。

ジャンル冊数(全数との比)アレな内数(ジャンル内の比率)
マリみて22(37%)2(9%)
セーラームーン13(22%)7(54%)
ぴちぴちピッチ8(14%)4(50%)
トリコロ6(10%)1(17%)
小麦ちャんマジカルて3(5%)3(100%)
その他7(12%)3(43%)
合計59(100%)20(34%)

CD-ROMが4枚含まれたが、本の付属品になっていたものがあり、この1枚は上表の数値には含めない。残りの3枚は表中の数値に含んでいる。前回は58冊だったから、まあこんなもんなんだろう。また、マリみてに向かって猫まっしぐらな病的な状態からは脱したように思われる。

祥子さま好きゆえに、世間にあふれかえる「祥子×祐巳」ではもはや満足できなくなって、祥子さまが「×」の後ろ側なのを探したくなるのである。その結果わたしは「蓉子×祥子」というすんばらしい可能性を見つけたものの、そんな本はほとんど見つからない。さて困ったというところにあらわれたのが、けっこうな数の「蓉子×聖」なのであった。も、もも萌えー。お嬢さまならなんでもいいのか。貴様、それでも紅星の誉れ高き労働党員か――ッ!! でも、でもでも、本当は祥子さまが好きなのであるよ。ホントなんですよ。なんだか祥子さまの両脚のあいだにあらぬものがくっついているような本まで買っちゃってるけれど、好きなんですよう。

倒れる。

翌日仕事だというキサキチさんを見送るつもりが連絡が取れない。もういいやと会場を出る。

秋葉原でごはんを食べる。一人でステーキなんかを食べちゃう。サラダもスープもついてくる。お皿に乗った食事なんて48時間ぶりぐらいである。食べると動けなくなる。はうわ。

こりゃまずいので宿に向かう。ぽんさんにはそっちには行けないというメールを出したけど伝わったんだろうか。そっちの集まりに挨拶のひとつもしておく予定でいたのである。でも、寝る。

16 aug(mon)

あらまし。

東武5000系。

つりかけ駆動。

つりかけ駆動の車両が絶滅する前に乗っておこうと、なぜか思い立つ。なので東武鉄道の5000系を求めて東武野田線に乗る。乗った電車は8000系だった。すれ違う電車もぜんぶ8000系ばっかりじゃないか。

なので、この期におよんで携帯電話でがさごそと調べはじめる。東武宇都宮線のほうが5000系に出くわすらしいと知り、栃木まで移動する。日光線の快速は途中の駅をすっ飛ばしまくってすげえ速いのだけれど、とにかく遠い。田んぼとか畑ばっかりで、ときどき背の高い高圧電線塔の突き刺さった地面を走る走る。

はあはあはあ。来た来た来ましたー。栃木で宇都宮線に乗り換えると、もういきなり5000系である。これが、起動の瞬間からいい音を出す。あちこちの鉄分の多いwebサイトで聴いた、つりかけ駆動の音と同じ音がする。電動機と歯車のかみ合わせが出す低くうなる音を、車両全体に響かせている。きっとわたしも幼きころにはこの音を聴いていたに違いないのだ。

えんやこらと宇都宮まで乗る。……えらいところまで来てしまった。どうしよう。どうしようもないので、駅前で餃子を食べる。餃子が出てくる前にビールを飲んでしまい、もう酔いが回ってくる。うへー。さらにおかゆを食べる。

店を出る。うわー。どうしようー。駅に戻って駅員の人に訪ねてみたらば、JRの宇都宮駅はえらく遠いのだという。バスに乗って宇都宮駅まで移動する。これがまた驚異の一直線っぷりで、わたしはわずか100円の出費にて迷子にならずして移動するのである。

次は松戸の「バンダイミュージアム」をのぞきに行くことになっている。なんだか、そういうことになっている。上野まで戻るのに2時間かかる。ひー。そこから常磐線に乗って松戸へ。

バンダイミュージアム。

電車ばかり乗ってもう夕方である。松戸の駅前に「バンダイミュージアム」がすぐに見つかった。セーラームーンにしこたまお金をつぎ込んできた身としては、一度は訪れねばならないような気がした。

「キャラクター館」はすぐにひととおり見終わってしまう。キャラクター作品、ここではアニメ作品と特撮作品を古いものから順に並べている。おもに作品を解説するもので、当時の映像が少しだけ観られたりする。「バトルフィーバーJ」の映像があって、メカが基地から出てくるところがくり返し流れている。でも、そのときの音楽は「バトルフィーバー大出撃」じゃなかった。

こんなふうに古いポスターが貼ってあったりもする。これは「帰ってきたウルトラマン・グドン対ツインテール」のポスター。当時のおもちゃがそのまんま展示してあったりもする。古い製品は、そこにあるというだけでなんだか感動を誘う。たくさんあるのによくぞ残してくれていたもんである。

あと、バンダイの製品ばかり売っている売店がある。実写版が始まったので「セーラームーン」の商品がある。最近のうさぎちゃんの武器は「プリンセスハープ」というらしい。弦がないのにハープとはこれいかに。よく見ると赤外線センサらしきものがある。ここから出ている光線が弦のかわりなのであろう。ハイテクだー。

あと「萬代神社」という縁日の露天を模したところに、キャラクターものの「お面」が売られていた。「ふたりはプリキュア」のなぎさのほのかのお面を見て思い出した。どうしてプリキュア商品に描かれる彼女たちの顔はいつも憂いを含んでいるんだろう。

「ガンダム」だけを取り上げているフロアもあるのだけれど、ガンダムはよく知らないので見に行かない。この時点でもう、見るものが半減しちゃう。

移動。

わたしは、JRの路線を全部乗るというわりと壮大そうな目標を持ってしまった。どういうわけだか持ってしまった。だから、松戸から上野に戻るときも常磐線で素直に戻ったりしない。常磐線と武蔵野線と総武線を乗り継いで、東京駅までやってくる。ああ、未知の空間。総武線地下ホームよ。そこからさらに山手線で上野駅まで戻るのである。さて、こんな調子で目標達成まで何年かかるのであろう。

なぜ上野駅まで戻らねばならないかというと、荷物がコインロッカーに入っているからである。うへえ。もう夜だ。夜だから晩ごはんだ。定食屋でとんかつを食べる。定食屋あなどりがたし。野菜も肉も汁もあるまともな食事が安価に提供されるのである。すんばらしい。

また東京駅に戻る。これから大阪に戻るのである。それも、何度も通った東海道線じゃなくて、中央線で戻ろうというのである。なので、中央線快速でえんやこらと西を目指す。中央線は混んでいて、高尾までついにいすに座ることができなかった。

高尾で乗り換えると電車はずいぶん短い編成になる。115系電車の6両編成がすんごい音を立てて走る。山を登っておるのである。外はまっ暗でさっぱり分からないけれど、登っているのに違いない。そんな力行のすごい音がする。んごー。どうも「コブチザワ」という駅に向かって突っ走っておるらしい。どこなんだそれは。何県なんだ。日本のどのへんなんだ。

車両のなかを歩き回ってみたけれど、路線図が見当たらない。「東京近郊」の路線図しかなくて、その図面をとっくにはみ出したところを走っておるのである。うーん。困った。コブチザワで降りたら、もうこんな時間だからきっとそこでわたしは身動きが取れなくなるだろう。で、なんにもないなんにもない原始の大地みたいなところだったら大変である。なので「甲府」で降りることにした。甲府が山梨県にあるということは、わたしでも覚えているのである。

駅前にあるホテルで一泊する。かばんの中の本を読む。うくくく。

17 aug(tue)

あらまし。

大雨。

甲府。

甲府っぽいものが食べたい。そうだ。「ほうとう」を食べねばなるまい。ほうとうを食わせるという店を見つけて、この食べものの名前を思い出した。見つけたのだけれど朝っぱらから開いているはずがないのである。ぎゃふん。

しばらく、うろうろしてあきらめた。この日のうちに家にたどり着けるかもよく分からないので、深追いせずに移動することにした。

甲府の駅でぼへーっと待つ。1時間に2本ぐらいしか普通の電車が来ないのである。で、やってきた電車は小淵沢行きだという。ああ、コブチザワってこんな字を書くのか。

小淵沢。

小淵沢で降りると、たしかになんにもなさそうなところだった。いままで乗ってきた電車は八王子に向かって引き返していった。ここから八王子まで戻っていくなんて。すごい距離である。昨日乗ったのは高尾からだからまあ似たようなものだけれど。

向かい側の線路には、やけに角張った車体のキハ111がいた。うへー。また電車を待つ。

松本。

塩尻で降りるかどうかちょっと考える。昼食をどうしようと考えるのである。ここで降りても困ったことになりそうなので、松本まで向かう。

ここでそばを食べる。もう信州そばって書いてあるだけで、すごくおいしいもののような気がする。あと鉄火丼。さらに馬刺しをつまみながら、地酒の冷えたのをくいっと飲るのである。うー。店を出て歩き出して、駅のそばまできてから傘を忘れたことに気がついた。

くだんの夜を徹した歌唱の宴のあとに雨が降ったので、それっきりずうううっと傘を持ち歩いておるのである。ああ。折りたたみ傘にしておけばよかった。また引き返して傘を取りに戻る。本当にこんな調子で大阪まで帰れるのでありましょうか。

今度は中津川行きの電車に乗る。ここからはJR東海の管轄であるらしく車両が313系の2両になった。だんだん車両が短くなってくる。しかも車掌のいないワンマン運転で、乗客は「整理券」を持って乗車する。降りるときに運転手に料金を払うのである。なんと駅員もいないのか。

そんなこんなで、短いうえに車掌もいないけれど乗客は多い電車は動き出すのだけれど、しばらくするとえらくゆっくりとした速度になった。昨日の、んごーと大きな音を立てて坂を登っていた115系とえらい違いなのである。速度を出すと、足をすべらせて谷底に落っこちてしまうのであろうか。

どうもそうではなくて、さっきから降り出した雨のせいであるらしかった。しまいに電車は止まってしまう。そのとき止まっていた駅から見える駅舎の屋根の上にざんばざんば降る雨がよく見えた。しばらく待つ。運転席に指令から入ってくる無線の音がここまで聞こえてくる。うへえ。本当に今日じゅうに帰れるのであろうか。

中津川。

なんだか雨は小降りになって、また走り出す。40分遅れだそうである。中津川に入ってきた快速「セントラルライナー」に乗る。指定券なんか持っていないのだけれど、これ以上電車を待っているのがいやなので乗ってしまった。でも、席がなくとも「乗車指定券」は必要なのであった。ぎゃふん。310円。

これで名古屋までたどり着く。はふん。もう夕方である。ここで、なぜか寿司が食べたくなり名古屋駅の中にあった寿司屋に入ってしまう。もうあたくし、この旅行中にものっそい食費を使った気がする。

あとは、もう何度も何度もやったように米原を経て東海道線でえんやこらと帰る。聞けばあちこちですんごい雨だったそうじゃないか。家に着いたのは、日付が変わる1時間前だった。

まとめ。

費用をまとめる。交通費23,600円、食費と宿泊費25,700円、劇場入場料8,300円(バンダイミュージアム含む)、本代28,400円ほど。合計94,300円であった。食べすぎである。

18 aug(wed)

あらまし。

買いものできず。

日記。

疲れていても起きるのは早い。朝っぱらから本を読んだり読んだりする。

ちびうさの写真集にでっかい画像が入っていて、これをどうやって表示したものか困った。画面の解像度をUXGAより上に設定するとリフレッシュ周波数を60Hzまで下げることになって、こうなると画面のちらちらするのが気になってしょうがない。CRTの反応の速さゆえに、さらに解像度が上がっていくとしたら、これからもちらつきには悩まされると思われる。それとも、最近のビデオカードならもっと高い周波数でもへいちゃらなのか。

お買いものならず。

日本橋に「ぴちぴち」の本の買い残しを探しに行きたい。

そのはずが、のぞきに寄るつもりだったちっさい劇場のイベントの手伝いで離れられなくなって、最後までいてしまう。ぎゃふん。帰るつもりだったのに一緒に飲みに行く。ぎゃふん。

すっかりできあがって赤ら顔のあずまさんは、久しぶりに化粧されてしまう。目を閉じたまま、まぶたになにかを張られていく。なんて無防備。細い筆で唇に色を置いていく。太いブラシで頬にぐるぐると円を描いていく。おねいさんの、安物のゼリービーンズみたいな匂いのもとはこれだったのかって分かった。おねいさんといっしょの筆で唇に線を引いてるんだー。ああこれって、なんだかエロいんじゃないですか。エロいんじゃないですかー。

鏡を見ると、それはそれはおそろしい。人形のような目と、毛穴をふさがれた頬と、やけにしっとりした口唇と、それ以外はもとのままという恐い顔があった。ピンクピンクー。

つけまつげは丁重にお返しする。そのまま電車で帰って、家族に見られないようにそそくさと顔を洗った。

19 aug(thu)

あらまし。

またマリみてのアンソロジーだ。

カレー。

本町の「らくしゅみ」にカレーを食べに行く。厚生年金会館のそばにあるという。しばらく歩き回って、狭い路地の中に見つけた。が。わたしの前にいた二人組が、店が開いていないことを発見していた。いまは夏休みで、24日から営業するらしい。

がくっ。

次に難波に向かう。難波の駅ビルにインド料理の店があって、一度行こうと思っていたのである。で、今日は「スパイス王国」である。「ビジネスランチ」という名前のセットで、茶色と緑色の2種類のカレーと、黄色いごはんがちょこっと、鶏肉を辛く焼いたものとナンがついて1,100円。

すばらしいことに辛さが選べる。「激辛」は「激」と書くほどではないけれど、たしかに辛い。辛く焼いた鶏肉は焦げの香りがすごくいい。もうおなかいっぱい。

お買いもの。

わんだーらんど。またマリみてのアンソロジーものを見つけた。なんだこの勢いは。キャロット出版のマリみてのまんがのアンソロジー「マリアフェスティバル」[6]を買う。

とらのあな。ぴちぴちの本が1冊と、マリみての本が2冊。あと「シスタープリンセス」のDVDの何本かがなんと2,000円で売られていた。「リピュア」が観たいような、やめといた方がいいような。でも、ぐっとこらえる。本当にお金がない。

20 aug(fri)

あらまし。

読書の日。

日記。

午前11時ぐらいに駐車場の券をもらいに行ったら、まだあった。

春以降に買った薄くて高い本の整理して、いつものに追加する。これは疲れる。

あとはひたすら本を読んで過ごす。

マリみてっぽい。

マリみて本の読書メモ。とくに印象深いもの。

「武嶋くるくる大作戦」(日本黄巾党/酢清) 蔦子さんと新聞部の姉妹のそこはかとなくラヴくて、どうしようもないギャグまんが。この作者の蔦子さんラヴっぷりは狂ってる。真美さんの寝顔にどきどきする三奈子さまに、こっちもどきどき。

「Edge」(きんぴら五芒星/最首紫姫)  蓉子×聖な本から一冊。恋人になりきれない微妙な関係を聖さまの友人の加藤さんが分かっていて、あれこれ口を出してくれる。うごっぷごはっ。吐血。読みながら萌え萌えしつつ、卒業後っていうのは、触れてはいけないようなことなんじゃないかと思った。大学生らしい大学生なんかやったことがないので、自分が痛々しくて困った。

「薔薇のソムリエ」(こどものこえ/かっちゃん作、てれすけ絵) ここからエロい本。祥子さまを泣かせたお仕置きとして、縛られた柏木さんにお嬢さんたちのおしっこを飲ませるというすげえ話。紅薔薇さまに「こんな男、人間のクズなんだから」なんて言われながら、由乃さんのおしっこが顔に向かってぷしゃああっと。変態って呼ばれてもいいから、ぼくにも志摩子さんの白ワインを!! ハアハア。次には祥子さんの「カレー」が出てくるぞというところで終わっちゃう。残念。

「マリア様がみせてる」(Just-K/激昂寺) 前半が祥子×祐巳で、後半が蓉子×祥子なまんが。だっただって、蓉子さまが祥子さまとチューするんDeath!! このひとコマのために買ったようなもんである。ハアハア。指をなめるところが最もエロい。

「マリア様が淫靡な瞳でみてる汁」(G-Power!/Gody) 「汁」ってなんだ。祐巳ちゃんにいたずらばかりする聖さまに、祥子さまの脚のあいだから生えているあらぬ物体でおしおきする話。聖さまがかわいい表情をするので困った。こういうのを描いちゃう人って、恐れを知らないというか、馬鹿というか、すごいと思う。だから絶賛せねばと思う。後半の、蔦子さんがからむエロまんがなんて、ほかに誰も描いていないんじゃないか。

21 aug(sat)

あらまし。

15万円。

日記。

5人で寿司を食べたり、髪を巻いてすごい髪型にされたりする。夏休みらしい、へんな一日だった。

お手紙。

いつもの、アフリカの謎の資金のことだとか、あやしいCDなんかの広告だとかのメールにまぎれて、

率直に言わせていただけば既婚者である私と割り切った関係を持って頂けませんか?

と書かれたお手紙が届いた。うへー。あなた、わたしのこと知ってるんですか。この日記を見て送ってきたんですか。だとしたらそんなのステキすぎである。えろゲー「こすままにあ」とか、エロまんが「マゾママ」が部屋にあるからといって、わたしが人妻スキーに見えますかー。いやいや、そんなことは、よほど執念を抱いて調べあげるあずまさんスキーしか知りゃあしません。

2人のときに恋人のように接していれば毎月15万円くれるらしい。うははは。こんな話に乗っかっちゃうほど駄目人間じゃないのDeath!! 恐いお兄さんが出てきて金を巻き上げられるとか、おねいさんの誘惑に負けて高い宝石を買わされるとか、まあなにかあると考えるのがふつうである。後者ならそれはそれで、と考える人もいるのかもしれない。

お手紙に返事をすると、まだ見ぬ闇の世界の入り口が見えるんだろうか。どうせ、あやしいメールに返事をする馬鹿な客のリストに一行加えられるだけなんだろう。こうなるとわたしのメールアドレスは1,000円ぐらいで売れるに違いない。

ぴちぴち。

昨日になって気がついたのだけれど、大阪に「ぴちぴちピッチ」のイベントがやってくる。明日。あすみ嬢と仁美たんが来るらしい。もう行くしか。

22 aug(sun)

あらまし。

大阪でぴちぴちのイベントがあった。

お買いもの。

大阪にるちあちゃんと波音さん(の中の人)が来るとです。あと「なかよし」でまんがを描いている花森ぴんくのサイン会もあるとです。

もう早速、梅田のブックファーストまでまんがの本を買いに行く。10時40分ぐらいに店に入って、講談社の少女まんがのあたりで「ぴちぴちピッチ」の本がちいとも見つからないので困った。しばらくうろうろして、もうひとつの入り口のあたりに、でかでかとサイン会の案内とともに本が置かれてあるのを見つけた。

ここで本を買うとサイン会の券をもらえるとです。13時の回で番号は130番ぐらいだった。200枚だからまだ残っている。もう持っているのに花森ぴんく「ぴちぴちピッチ」[4]を買うとです。5巻がもうすぐ出るだろうに、なんとも時期がよろしくない。

サイン会が13時で、るちあちゃんと波音さんの歌ったり踊ったりが12時半に始まる。ふははは。たった30分なのDeath!! 阪急三番街の水上ステージを探して12時ごろにやってくる。なんと、もう人がたくさんである。ちっさいお友だちも、そうでないお友だちもわんさかである。場所の確認にきただけなのだけれど、もうここから離れられない。

開始前。

会場はちっさい舞台で、その前に水を張った小さな噴水池がある。ときどき水が透明な放物線を描いて飛んでいく。司会の人も触れたように、「ぴちぴち」のイベントで水のある場所を選んだというのはなかなかかっこいい。

で、写真ではあえて舞台の周りの部分を切り取ってあるのだけれど、この周りには狭い場所にたくさんの人が集まっている。回廊の2階にも3階にも人がいる。もうはじまる前からこんなのである。あたくしは、さっき買った4巻を読む。わたしの周りには、アイドル好きかアニメ好きらしきお兄さんがたくさんである。そして、ちっさい子供とその両親もいっぱいである。ぼくは会社の人がたまたま買いものにやってきていないか心配するのである。

ときどき司会の人が、案内をする。どうも「3,000円以上お買い上げ」の人には、マーメイドプリンセスのお二方と握手ができちゃうらしい。わたしは、いま1,043円しか持っていないので迷った。13分ほど迷ったけれど、別のフロアにある「キデイランド」におもちゃを探しにいった。魔法のカードを使っちゃえば買えるのである。

どうも、キデイランドまで見にきたらば「小学6年生まで」で「先着10名」で「3,000円以上お買い上げ」の人にしか握手会の券はもらえないらしい。つまりあたくしはその最初の資格を持っておらぬのである。ぎゃふん。

るちあのマーメイドビーチパーティー7。

この小さな舞台に中田あすみと寺門仁美が来た。来てしまった。派手なかっこうの二人がこの地下街の空間にいてもそんなにへんてこじゃないのは、水上ステージのよさなのだろう。ちなみに、写真の右端の奥の方に音響機材があって、そのあたりに花森ぴんくがいた。

波音さんが入ってくるときに、写真右側のリナ姐さんの看板がごとっと落ちてしまう。司会がたいしたもので、リナ役の浅野まゆみがいないことも笑いに変えてしまう。地下街にこだまする大音響で、まず2曲歌う。

Mother Symphony(中田あすみ)
水色の旋律(寺門仁美)

で、2人のあいさつがあって、世間話がある。仁美たんはあいかわらずどきどきする。

KODOU(中田あすみ、寺門仁美)

仁美たんの声がときどきひっくり返ったりする。でも、かわええー。あと、花森ぴんくがちょっとだけ挨拶する。背の高いおねいさんだった。いつぞやの「東京ミュウミュウ」の征海未亜みたいな出しゃばりではないようで、「次号が山場だ」ということしかしゃべってくれない。「なかよし」10月号の原稿を出したばっかしでお疲れなんだろうか。

Legend of Mermaid(中田あすみ、寺門仁美)

これが最後の曲。あっという間に終わってしまう。いまにして思えば、先日の幕張での「るちあのマーメイドビーチパーティー6」と同じなのである。でも、いまはCDも買ったので「KODOU」以外は分かるようになった。リナ姐さんがいないからどうなるかと思ったら、機転の効く司会がいたのでなんとかなった。場所が場所なんで、叫んじゃうような人もあまりいなくて、おとなしいもんだった。これでいいのだ。

このあと、花森ぴんくのサイン会の行列に並ぶ。わたしが行列で待っている間に、3つの条件を満たす若い婦女子たちは姫さま二人と握手していたようだ。回廊の二階に続く階段で待っていたので見えないのである。サイン会の行列はこれまた年端行かぬ婦女子ばかりだった。いい歳した大人は少なかったので、ちょっとだけ安心した。ぼくは色紙じゃなくて、単行本の4巻にさささっとサインをしてもらう。「るちあちゃんが馬鹿でエロくて大好きです」と言うつもりだったけれど、彼女の表情に余裕が感じられないのでやめた。

おなかがすいた。あと2回も姫さまとおねいさんと司会者は出番があるわけだけれど、所持金1,043円のわたしはあきらめて帰ることにした。イベントが全部終わってから、2ちゃんねるのアニメ板の人たちで集まってぴちぴちなカラオケをやったらしい。ぐはあ。知っておれば。借金してでも行ったのにいい。

お手紙。

以下の2件のお手紙は検索して同様の文面を見つけた。

SUBJECT: 「痩せた?」って言われたw
SUBJECT: 昨日のはなしのコトなんだけどぉ♪

馴れ馴れしい文章でいきなり話題が始まる。宛先間違いを装ったものだと思われる。で、返信するとどうなるんだろう。昨日の15万円くれる人の文面は見つからなかった。

23 aug(mon)

あらまし。

久しぶりにぴちぴち。

マリみてっぽい。

ものすごい冊数に育ちつつあるマリみてアンソロジーものの現状。

2003/10/10マリアフェスティバル[1]キャロット出版
2003/12/05姉妹宣言[]オークス
2003/12/18革命の薔薇たちオークス
2003/12/19マリアフェスティバル[2]キャロット出版
2004/01/07姉妹宣言[]オークス
2004/02/06マリアフェスティバル[3]キャロット出版
2004/02/26Maria'sウインク文苑堂
2004/03/25姉妹宣言[]オークス
2004/03/25ごきげんよう薔薇の乙女ユウメディア
2004/04/09マリアフェスティバル[4]キャロット出版
2004/06/04Maria'sウインク[2]文苑堂
2004/06/08マリアフェスティバル[5]キャロット出版
2004/07/23薔薇物語プティ・スールノアール出版
2004/08/19マリアフェスティバル[6]キャロット出版

「姉妹宣言」の紅でも白でも黄でもない、「祐巳スペシャル」が出るらしい。発行は9月、発売予定日は「近日」ということしか分からない。もう、新聞部だけで一冊出ちゃうまで買い続ける覚悟である。無理かー。無理なのかー。

お手紙。

どうも、手の込んだお手紙は最近の流行であるらしい。

Subject: メールもらったので返信しました

私のパソコンに件名も本文も書いていないメールが来たので
とりあえず返信してみました。どちら様でしょうか?
私は山本と申します。間違いだったらごめんなさい

これはわたしが有明で2日めの行列に混じっていたころに届いたものである。このメールに返信すると、次々とメールが届くようになって、しだいになかよくなった気分にさせるらしい。最終的には「出会い系サイト」に入会金を支払うという筋書きであるという。

獲物が返信してくるたびに、あらかじめ準備してある文面を順番に送るだけなので、なんとも不自然なメールのやり取りが続くらしい。こんなので本当にお金が集まるのかどうか疑問ではある。注目すべきは、

私のパソコンに件名も本文も書いていないメールが来たので

なんていう書き出しで、「それはウィルスだかワームだかのしわざだから、無視すべきだ」と伝えたくなるという親切心をくすぐるところだ。うーん、残念。わたしにはくすぐったさよりも、疑いのほうが強かった。

ぴちぴち。

「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」第38話「聖夜(クリスマス)の贈物」の巻。

あらすじ。海斗に話しかける年上の女性がいるのでるちあは気が気ではない。その女性(西原久美子)は海斗のことをよく知っているというので、るちあは張りあってつい海斗が赤ちゃんのころを知っていると言ってしまった。るちあは海斗に赤ちゃんのころの写真を見せてほしいと頼むが、海斗を怒らせてしまった。海斗には当時の記録が一切ないのである。

感想。あふあああ。ああやばい。ここが集合住宅の11階だったら、そこの窓から飛びおりそうだ。ああああ。だから、「ぴちぴちピッチ」をしこたま観たあとにぱったりと観るのをやめちゃうのだ。

その年上のおねいさんは海斗の叔母で、思わせぶりな台詞のわりにはそんなすごいことにおよぶ気もないらしいと分かる。でもやっぱり、海斗を怒らせたのは、おねいさんがるちあをからかったせいなんじゃないかー。家族ってものが一切、まったくさっぱり出てこない「ぴちぴちピッチ」で、海斗が過去を詮索されて怒りだしたってわたしは困るのである。るちあちゃんだって困っておるのである。

いままでに何度も何度も、56億7000万回ばかし描かれてきたように、るちあは海斗がほかの女性といるだけで嫉妬しちゃう。これが海斗には負担なんじゃないかってなことをリナと波音は指摘するけれど、それは違う。ずえったい違う。るちあに向かって大人になれ、なんてことは当たらない。こいつらの馬鹿さときたら、ラヴさときたらもうっ。ここが集合住宅の11階だったら、わたしはそこの窓から飛びおりて、飛び出た屋根に弾かれてわたしの身体は7メートル先の民家(木造2階建て)の1階の窓に急角度で侵入、雨戸にはバールのようなものでこじ開けた形跡があり大阪府警では近所のホームセンターで同型の工具を買った29歳の不審人物の行方を追ってマリアナ海溝から中継でお送りしました。

くっそう。叔母から渡された手紙で過去を知った海斗が、そばにいたるちあの手を握る。それだけの、それだけの話なんだよう。こんなぎこちない話なのに。ああうあああ。

台詞1。
るちあ「海斗があぶない」
リナ「行くぞ」
波音「うん」
(変身のテーマ曲。3人の変身シーン開始から終了まで)
マリア「おとなしくこっちへおいで、坊や。あたしが可愛がってあげるわよ」
海斗「誰が。冗談じゃねえぜ」
マリア「どうせ年上の女性となかよくするんだったら、そんなおばさんじゃなくて若いわたしとなかよくしましょう、よっ」(氷を投げる)
海斗「こっちだっ」
マリア「逃がしたりしないわよ」
るちあ「それ以上は許さないわよ」
(「夢のその先へ」演奏開始。歌唱はせずに演奏が一周する間に下記の台詞)
マリア「な、なんでマーメイドプリンセスがここに」
るちあ「関係ない人を巻き込むなんて絶対に許さない」
マリア「くっ。雪が降っているっていうのに、いつまでもそんなかっこうをしてたら風邪ひくわよ」
波音「わたしたち、あなたみたいなおばさんと違って若いから大丈夫なの」
マリア「なんですってー」
リナ「おばさんこそ、歳を考えてせいぜい腹巻きでもしておけばー」
マリア「ぎいいい、小娘が、うるさーい」
(3人の変身シーン。一度に二段変身)
マリア「ああ、やっぱり許して、ごめんなさい。勘弁してー」
るちあ「どんなつもりだったか知らないけど、一般の人に迷惑をかけるなんて許さない。わたしたちがお仕置きしてあげる」
3人「ぴちぴちっとライブスタート」
(「夢のその先へ」歌唱開始)
台詞2。
(「夢のその先へ」間奏)
3人「ラブシャワーピッチ!」
マリア「きゃああっ」
リナ「あとはわたしたちに任せて、海斗のとこへ行けよ」
波音「クリスマスプレゼント渡さなきゃならないんでしょ」
るちあ「波音……」
マリア「そーっと……」
リナと波音「ぴちぴちっとデュエットスタートよ」
(「夢のその先へ」の続き歌唱開始)

いまだに変身シーンが長い。マリアのことを「おばさん」と何度も言ってひどいもんである。もうやめてくれと言っても、姫さまたちはとどめを刺す。歌で。あと、間奏で台詞を入れるのって、どういうわけだか、それ自体が面白いんだと思う。

叔母がるちあの思いつめた表情を察するくだりだとか、戦闘シーンでのマリアの台詞の深刻さだとか、ところどころいい場面もある。でも、もういい。るーちーあーっ。

24 aug(tue)

あらまし。

鍋を蹴飛ばす。

ぴちぴち。

「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」第39話「PinP(パニックインパールピアリ)」の巻。

あらすじ。パールピアリで年越しのカウントダウンのイベントとしてマーメイドプリンセスの3人でライブをすることになった。るちあは年末に海斗とデートの約束をしていたので、まったく気が進まない。3人でくばったチラシを見て、ダークラヴァーズの4人が遊びにやってきた。その一方、3人は菓子の取り合いでけんかをしてしまい、もう誰も歌わないという。ダークラヴァーズはその間に入って仲直りさせようとするが、自分たちが争いをはじめてしまう。

感想。うへあ。これまたへんてこだ。「ぴちぴちピッチ」はただでさえ変なのに、さらにへんてこだ。ダークラヴァーズの忘年会がはじまるのかと思わせておいて、すぐに台なしにしてしまう。絵なんかバンクだらけなのに。歌う時間もあるのに。悪者たちのうらぶれた感じが見られるのかと思わせておいて、闇鍋(ダークなべ)パーティは1分ぐらいで終わってしまう。イズールがなべを蹴飛ばすところで、あまりのことに笑ってしまう。

姫さまたちのメロンプリンと、ダークラヴァーズの闇鍋が対照的になっていて、どっちもくだらないことで争っちゃうというおはなし。ホテルの建物がしっちゃかめっちゃかになるまで暴れるんだから、まことにくだらない。それでいて、どうも姫さま3人の仲を取り持とうとするダークラヴァーズは、にこらとも話をつけていたらしいことが分かっていたりするから、ちょっといい話。

それはそうと、悪者4人組は、パールピアリの年越しライブを楽しみにしている。ユーリがピンクのマーメイドプリンセスのかっこうをして、「Super Love Songs!」を歌ったり「アンコールはいかが」なんて言っちゃう。どうも歌が嫌いなんじゃなくて、マーメイドプリンセスの歌に弱いらしい。いやいや、本当は海のお魚さんたちは歌が好きで、悪い心が癒されていることを恐れているのか。

台詞1。
かれん「のこのこついてきて、ほんとお間抜けカルテットね。パープルパールボイス!」
(「オーロラの風に乗って」演奏開始。変身)
4人「……」
(すぐ歌唱開始)
台詞2。
(「夢のその先へ」演奏開始。2段変身、画面三分割で同時進行)
るちあ「みんな、あたしたちのカウントダウンコンサートに来てくれて本当にありがとう」
波音「わたしたち一生懸命歌います」
リナ「みんな、応援よろしくな」
3人「ぴちぴちボイスでライブスタート」
(一周してから歌唱開始)

今回は変身シーンが短くなった。曲の使いかたもいい。変身シーンを短くしたぶんだけ台詞を入れることができた。波音とリナの「Legend of Mermaid」を遠景にして、海斗とるちあ、負けちゃったダークラヴァーズ、かれんを映していくなんて、いままでになかった使いかたである。ユーリが学校にやってきたのに続いて、ついにるちあの住まいにまで敵が迫っているっていうのはけっこう緊迫感のある要素だけど、そんなありがちな解釈がもうどうでもよくなるすばらしさ。

25 aug(wed)

あらまし。

初夢大作戦。

日記。

うぐはああ。2時までぴちぴちのDVDを観ていたので眠くて困る。あんまり眠いと汗が出てくる。でも部屋は涼しい。

ぴちぴち。

「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」第40話「初夢大作戦」の巻。

あらすじ。波音は太郎ちゃんの初夢を見るのだという。寝るときのために太郎ちゃんの枕だの写真だのを準備している。るちあも波音にならって海斗の夢を見ようとする。夢の中で、太郎ちゃんと海斗とプラズマTVの夢を3人して見たことを、翌朝に報告しあう。そこへレコード会社の人がやってきて、このあたりの海辺で歌っている3人組がいると聞いて、すぐにレコードデビューさせたいと言ってきた。

感想。もう、その、なんだ。もうね、神。神キター。バンク部分とそれ以外の部分でぜんぜん絵柄が違っていたり、とたんに絵が動かなくなったりしても神。今回は曲がたくさん使われるので、バンクの多さから「総集編」みたいなことになっちゃっているのに、この面白さはなんだ。レコードが当たったからといって「壁掛けプラズマTV」を何十台も買っちゃう、節操のなさはなんだ。えらく雰囲気をころころと変えながらも場面にあった曲を歌わせておいて、さらにほかの場面を重ね合わせる音の効果もいい。ああもう。全部いい。

夢からさめたと思わせておいて、話はどんどこおかしくなっていって、やっぱりまだ夢の続きだったりする。ここでの海斗がるちあの理想の海斗になっているのだけれど、この海斗がまたへんてこでいい。売れっ子になったるちあに会うために、俳優になりきったり、夜の街で逢い引きしたりする。海に出たり、津波を呼んだりもする。そんなアホなー。「おれは、るちあが好きだってことだ」っていう一言を言わせたいがために。

警察官にふんしたブラックビューティーシスターズがまた。ミニスカポリスだー。と思わせておいて、すぐに衣装を脱いでしまう。「黒の協奏曲」が始まると、もうバンクになっちゃうからである。背景もなくなる。本当に予算がないんだと思う。でもいい。全部いい。

今回は変身後の決め台詞がなかった。最初の曲の「Splash Dream」では、変身シーンは短くなっていて、流れがよくなっている。いつもこんな風にしてほしいもんである。

月例経済報告。

残業手当52,986円。休出手当9,266円。アレしてナニして176,031円。

26 aug(thu)

あらまし。

山椒辞書。

ことえり。

これからほめる文章を書こうとしている。絶賛できればいいと思っている。

なぜなら、わたしはこの林檎さんの、悪名高いかな漢字変換プログラム「ことえり」に、「山椒辞書」を加えたからである。最初に書く文章がこれなのである。だから、絶賛させてほしいのである。ああ。お願いだから「最初に欠く文章がこれなのである」なんて変換しないでおくれ。ほめさせておくれ。

古いことえりは文章の前後関係なんか見てはくれないのでしょうがない。単語が増えたことの効果だけが問われるのである。Mac OS Xに入っている新しいことえりは、もうちょっとかしこい。だから、21世紀のこの日本で毎日毎日誤変換と格闘しながら日記を書かずともよいはずなのである。なのだけれど「ミミカキエディット」で「ヴ」という文字が入力できないという信じられないような問題がある。ミミカキエディットの作者の人は「今週のダークラヴァーズ萌え〜」とか書いたりしないのであろうか。なんだかもうMac OS Xがなにもかもいやになっていたことも手伝って、またClassic環境と古いことえりに戻ってしまっている。「ミミカキエディット」以外のテキストエディタを探す気も起きなかったらしい。(筆者註(2004/09/09)「ヴ」が入力できない問題は他のアプリケーションでも同様。変換時にCtrl-Kでカタカナに強制的に変換することで回避できる)

たったそれだけのことで、どうしようもなく言葉を知らない古い「ことえり」に戻っている。テキストエディタは、もう4年も新版の出ない「YooEdit」をClassic環境で動かしている。いっそのこと、レーザープリンタの印刷が極端に遅くなるMac OS Xなど捨てて、Mac OS 9に戻りたい。Mac OS XになってからPainterの動作が極端に遅くなって、それっきり絵も描かなくなってしまった。でも、でも、もうまともだったころには戻らせてくれないのだ。かといって、この安定したMac OS Xを捨てられるとも思えない。

そんなこんなで、もう破れかぶれで「山椒辞書」を1,200円送金して使ってみた。なんせ1,200円送らないと使えないのだ。ぼくはもう破れかぶれだから、使いものになるかどうかもわからないものに送金しちゃう。だって、もう面倒なのだ。このいらいら発生装置について考えることが。で、「山椒辞書」だけれど、会社のWindows98の方がましだけれど、使いものにはなっている。どうしようもない「ことえり」が、使いものになっているなんて、すばらしいことではないか。

27 aug(fri)

あらまし。

デスレイン。

お買いもの。

Amazonから荷物が届いた。

DVD。「花右京メイド隊La Verite」[3]、「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」[13]の2枚。

本。花丸編集部・編「ボーイズラブ小説の書き方」が1冊。やってしもた。買ってしもた。だってだって、いろんな人が日記だかなんだかで取り上げたわりに、本当に読んだ人がちいとも見つからないのである。明日からここの文章は「魅力的なキャラ」と「心に響くセリフ」がいっぱいになってもう大変Death!!

あと、辛い菓子があると聞きおよんで発注した「Blair's Death Rain Habanero」というもの。10袋入りの箱が届いた。

デスレイン。

ぼくは。ぼくはきみのような後輩を持ったことに感謝すべきなのであろう。

「デスレイン ハバネロ」
168円

という名前と、写真。ちょっとした説明。雑誌かなにかを写真に撮ったものを送ってくれた。はじめて見る激辛菓子である。これはもう食うしかない。調べてみれば、ものすんごい辛い菓子であるという風評がすぐに見つかる。もう食うしか。ハアハア。どういうわけだか、楽天市場で売っている店鋪もいっしょに見つかってしまい、さらにまとめ買いで安くなるっていうんで、しかも締め切りは翌日だっていうんで、すぐに発注したわけである。

それが今日届いた。なんて食欲を誘わない外観だろう。「Feel Alive」という文句は、ちょっと前に買った「Death Source」という、甘くて酸っぱくて辛い緑色の調味料と共通である。

さて、この菓子を食べてみたらば、あんましおいしくない。どうってことない辛さなのでさらに食べ続ける。ここでちょっと油断した。せき込んだ瞬間に、刺激成分を高濃度に含んだ唾液がのどを責めたてる。ぎゃあああ。熱いぜ熱いぜ熱くて熱いぜ――。おいしくないけど、辛い。「暴君ハバネロ」なんか目じゃない。「政治士官ハバネロ同志」ぐらいに降格である。これからはデスレインが暴れたり君臨したりする。

これはきっと胃に悪いだろうと覚悟を決めて、なお食べ続ける。「原材料名」の表記の最後に「微粒シリカゲル」って書いてある。ドロップドロップー。節子っ、そんなもん食べたらあかんやないかっ。1袋全部食べてしまったけれど、大丈夫なんかいなこれは。

あと9袋。誰かに食べさせたい。

28 aug(sat)

あらまし。

「マリア様がみている」を1分間も見ていられなかった。

お買いもの。

うへあ。腰が。腰が。

昨日一日じゅう図面を描いていたら、腰が曲がったままになったかのような違和感を覚える。野球選手なんかが訴える「腰の違和感」ってこれなのか。おっと。いくら「ボーイズラブ小説の書き方」を半分読み終わったからといって、「三十路間近のサラリーマンの、腰が痛くなるような夜のお仕事」の話をねっとりと書き上げたりはしないのである。

朝になってもまだ腰がへんだ。もう関取だったら二場所連続休場である。でも、今日は今日は出かけねばならないのである。だってだって今月の給料が出たんですもの。夏のまんが大会でお金を使い果たして、20日に出たえろビデオ「マリア様がみている」(TMA)が買えなかったんですもの。「マリア様がみてる」ではない。「みている」なのである。ここを間違えると、東京の大手出版業者との間で大変なことになりそうな予感をヒシヒシと感じております。

今日は日本橋まで買いに行くのである。

ディスクプラザにやってくる。さて、どうやって探したものか。主演の「平井まりあ」で捜せるんだろうか。いやいやお姉さま役で探したほうがいいのか。でも名前を覚えてない。店を2周ぐらいしても見つからない。そして、入り口のそばの台の上に「マリア様がみている」が置かれているのを見つけた。たいした枚数ではないのだけれど、台の上を全部使って置いてある。うへあ。恥ずかしい。これは恥ずかしい。日の光が当たっちゃいけないものが、目立っちゃってる。ぼくは、それを買う。買うったら買う。

いろんな店を周って、結局「マリア様がみている」以外にはなにも買わなかった。

難波のソフマップとかとらのあなだとかのそばにある交差点に、見覚えのある車(写真その1)がいた。うーん。残念。今日はカメラを持ってきていない。もう、この車をこの場所で見るのは2度目なのである。

みている。

「マリア様がみている」(TMA)を観始める。

薔薇の館の2階とおぼしき部屋に、長い机があってその周りを6人のお嬢さんが取り囲んでいる。長い黒髪のおねいさんが「お姉さまがたにご報告いたします」と言う。もう停止1回め。はあはあはあ。

気を取り直してもう一度。おねいさんの向かい側のお姉さまが「いったいなにが始まるの、ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン」と言う。ここで停止2回め。ぎゃっはっはっは。叫びにも似た笑い声が、澄みきった夜の闇にこだまする。もうここまでやっちゃうんだ。TMAってすごいなー。恐いものなしだ。このおばさん、いや失礼、このお姉さまが蓉子さまなのかー。アカン。あきまへん。ぜんぜん先に進めない。

もうだめだ。よほど心安らかなときじゃないと観られないような気がする。マリアさまのこころ、それはサファイアー。はあはあはあ。

みられてる。

あらためて恥ずかしい装丁を観察する。

右上で光を反射しているのはコンピュータソフトウェア倫理機構の「18歳未満お断り」のシール。右下の文句は、題名を仏語に訳したもので「La Vierge Marie Vous Regarde」(聖母マリアはあなたたちを見ている)と書かれている。「マリア様がみてる」のDVDに書かれているのと同じもの。ああ。恐れを知らぬ株式会社トータルメディアエージェンシー御中!!

「マリア様がみてる」アニメ版DVDの1話を観てみる。うわー。やっぱり台詞がいっしょなんだー。あらためて大笑いする。いやー。持っててよかった、マリみて1巻。べつに笑いを誘う場面じゃないのにおかしい。笑いながらも、どうしてこっちは安心して観ていられるんだろう、聴いていられるんだろうと思う。「みている」では祐巳の序文の朗読とかやってくれるんだろうか。この先の話はどうなってるんだろうか。ああやっぱり観たくなってきた。

花右京メイド隊La Verite。

久しぶりに「花右京メイド隊」の続きを観る。身体の中に邪悪がしみこんでくる。こりゃええアンバイじゃわい。もうちょっと右、あ、そこそこ。アイタタタ。

コノヱさんとプレゼントを買いに行く話と、同人誌即売会の話、あとソフトボール大会の話。原作からずいぶん派手に書き変わっている。暴走しつつ、えらくきれいに描こうとしている。お側御用隊に入ってからのリュウカさんのおっぱいが。おっぱいぐあー。

29 aug(sun)

あらまし。

検電ドライバーをはじめて買ってはじめて使う。

ボーイズラブ小説の書き方。

ボーイズラブ小説の書き方(花丸編集部・編)を読み終わる。まとめると、

という感じである。とくに商業誌に投稿する人に向けて書かれている。なのに、最初のほうにはごく基本の文章の書きかたが説明されているあたり、投稿作品の中にもとんでもないものが混じっていることが想像されるし、実際そうみたいだ。

悪い例がたくさん挙げられていて、小説を書くでもないのに、痛すぎて床の上をごろんごろんしながら読む。「全部読まないと選考できない」という一文に、査読者の怨念を感じるのである。

少なくとも白泉社の「花丸」はボーイズラブ作品を「ライトノベル」の延長みたいにとらえているみたいで、耽美とか純文学を目指したようなのは勘弁してほしいらしい。そんなわけで、そんなに長い原稿を求めてもいない。(おそらく主たる読者層であろう)中高生が書店で手に取ってくれる、あまり重たくもない文章に萌えを詰めこめる人を探しているようだ。そうすると、文章自体にはべつに格調高さが求められているわけじゃない。それでいて、婦女子の萌えは多様であることを認めていて、ありきたりじゃないいろんな萌えを見つけられる作家を求めている。

こんなことが分かっても困るのだけれど、とにかく分かった。「一人称か三人称か」なんていうのは考えたこともないことだった。小説は三人称で書かれているものだと思っていた。

とりあえず、わたしは「文章に強調が多すぎること」と「ギャグを話の息抜き程度に考えると失敗すること」を反省する。そういうわけで、ふつうの文章を書くことにする。ふつうふつう。もう「ぎょえー」とか叫んだりしない。

お買いもの。

昼間っから壁コンセントの部品を交換する。家の持ち主が交換していいって言ったから、いいんだろう。

壁コンセントの部品を分解していると、白い線がコンセントの穴の長いほうに、黒い線が穴の短いほうにつながっている。ええと、これで合っているのか確認するすべがない。しまった。

すぐにちびバイクを走らせて工具を探しに行く。ブレーカーで電源を切っているので家族が帰ってくる前に工事せねばならんのである。検電ドライバーが400円ぐらいで売られている。買ってすぐに帰る。

帰り道、信号待ちの車の列の脇をちびバイクで走っていると、1台の車の窓から身を乗り出す人がいるのが見えた。そのそばを通り過ぎる瞬間、ぱちんという音が聞こえて白いものが落ちるのが見えた。おねいさんが、身を乗り出して爪を切っているのである。こんなところで爪を切る人をはじめて見た。もう一生に一度あるかないかという珍しい光景である。

音。

またブレーカーを元に戻して、分解したまんまの壁コンセントに通電させてみる。検電ドライバーで調べてみれば、黒い線が感電するほう(Hot)で、白い線がそうじゃないほう(Cold)だった。さらに、20年近く経つうちに配線材の銅線の表面が黒ずんでいるので、露出部分をのこぎりで切って皮膜をむきなおす。で、先日買ってきた、高い部品に交換する。暑い昼間に工作をしていると、汗が出てくる。

で、また検電ドライバーで極性を調べて、テスターで電圧を測る。部品を買ってきてからはや2か月。やっと電源周りの部品の交換がひととおり終わった。

音を出すと、また変わった。信号の立ち上がりが鋭くなったみたいな音がする。人の声が生々しい。でも、目標は低い音がちゃんと出る落ちついた音なのである。目標には近づけなかったけれど、これは楽しい。

ぴちぴち。

「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」第41話「オトナの恋」の巻。

あらすじ。るちあとヒッポは、街でにこら(斉藤恵理)と真木(奥田啓人)がいっしょに食事をしているのを見かけた。パールピアリで見せることのないにこらの笑顔にただならぬものを感じ、にこらのあとをつけ回す。直接聞いてみたら、にこらは真木のことが好きだとあっさり認めた。真木はにこらに結婚指輪を渡して返事を待つが、実は真木は若くして死んだ妻のことがまだ忘れられない。

感想。にこらさんのスカート、短っ。いやいや、これは最初に書くことじゃない。問題は、るちあが海斗のことで悩むのと同じようににこらもまたマーメイドなので、真木さんに本当のことをしゃべってしまったら泡になって消えちゃうということである。そんなことを気にしているような、いないような、気にしていてもそれを見せないのが大人の態度なのである。

真木が水妖の攻撃に巻き込まれたとき、にこらは正体を知られるのをいとわずに海に飛び込んだ。危険を恐れて一大決心をしたりするわけじゃない。るちあたちがそうであるように、すぐに助けに行く。それなのに、薄れゆく意識の中で真木は、人魚の姿にさおりの姿を見てしまうのである。この報われなさ、とくにふつうに生きていれば知らずにすんだことまで見えてしまうというところは、馬鹿話に埋もれて忘れられそうだけれど「ぴちぴちピッチ」の話の根幹にある。

さて。さてさて。にこらさんの話である。今回、にこらは何度も「お姉ちゃん」って呼ばれているので、るちあを育てた侍女かなにかなんだろうと思う。たぶん。るちあの姉貴分だけあって、にこらはエロいのである。おばさんがエロいのである。デートするときのにこらさんのスカート、短っ。そして少女のごとき笑顔がもうアナタ。そして、るちあに好きな人と一緒になれと言われたときの憂いがまた。

そんなこんなでちょっと悲しい話なのに、あいかわらずのぴちぴちっぷりである。るちあたちがよってたかって真木さんの悪口を言ってみても、まったく聞く耳持たずで嫌な話にしなかったこととか、建物の外から立ち聞きできてしまったこととか、しずかちゃん級の入浴出くわし率とか、ダークラヴァーズが4人してなんの策もなくやられて去っていくこととか、もう書き出すと止まらない。でも、今回はぴちぴちらしいぎこちない脚本が、争いの荒波の中で粉々になっていくであろう話の演出として、いい方向に働いたんじゃないかと思う。今回だけは。戦闘の場面での「夢のその先へ」に、にこらが真木を助け出す場面とを重ね合わせたのもよかった。

台詞。
リナ「話はあとだ」
波音「だよね、あいつら掃除しちゃってからだね」
イズール「そ、掃除」
ユーリ「まるでわたしたち、ゴミ扱いですわ」
マリア「許せなーい」
(3人の変身シーン、変身のテーマ曲)
(2段変身シーン。「夢のその先へ」前奏内で変身完了)
イズール「くらえー」(水龍が飛び出す)
3人「ぴちぴちボイスでライブスタート」(「夢のその先へ」歌唱開始)

「マーメイドたちの歌を聞かなくてすむヘッドフォン」をユーリが持っているけれど、忘れてきたらしい。そういえば最初のころは、歌にやられないようにダークラヴァーズたちはあれこれ工夫をしていたのだけれど、最近はもうあきらめたらしい。海の男である真木を溺れさせるという大役のために、彼女たちは出てきたのである。

ところで「るちあ」と「にこら」っていう、地中海っぽい名前なのに故郷は北大西洋という設定なのも、きっと「ぴちぴちピッチ」だからだ。

30 aug(mon)

あらまし。

台風で暑い。

日記。

……うう。アニメ板に投げたつもりが801板に誤爆してしもうた。なかったことに。なかったことにっ。

かなり強力な台風がやってきた。大阪は直撃はまぬがれるようだ。電車が止まってしまうと困るので早く帰ってきたけれど、なにもする気が起きない。「デスレイン」の3袋めをやっつける。もう慣れてしまった。

もう薄くて高い本でも読みながら寝よう。暑いけれど、そうしよう。

31 aug(tue)

あらまし。

日本海岸に廃虚がくる。

原子力発電所。

今年の8月9日に、福井の原子力発電所で事故が起きた。それから日が経って情報が少しずつ出てくるようになったので、また調べはじめた。

原子力発電所はこういうものだというまとまった文章(原発震災を防ごう!)があった。筆者の平井憲夫はもとは日立製作所で原子力発電所の施行に携わる技術者であった。がんを患いすでに亡くなっている。

「配管の厚さが半分くらいに薄くなってしまう」ことを7年も前に死んだ人が指摘している。昨日だか今日だかに「上野の寄せ場」で集められた日雇いのおっちゃんたちが、いま雑巾で放射能を掃除している。そして稼働率を上げるために危険を冒す傾向は、いまますますもって強くなっているではないか。

危険を承知で、国策のために走り続けているのである。この「炭坑っぽさ」にはもう、なにやら廃虚への憧憬というか、なんだかもう別世界すぎてなんと書いていいやら分からない。薄汚い公営住宅っぽさというか、もう、とにかく貧しい。ああそうだ、貧しい。記憶にかろうじて残るぼくの1970年代が、Googleから掘り起こされたみたいだ。

そして稼動年数10年と設計された原子炉が30年ぐらい動いちゃってる。運転を止めたらとたんに構造物の崩壊が始まるから、早く解体方法を考えないといけない。でもお金はないし、一度動きだした計画は絶対に止められないし、役人たちはすぐに別の職場に移ってしまうし、てなわけでもういい感じで廃虚の立ち並ぶ日本海岸が近づいてきている。事故は起こさずとも、寿命は必ずくる。まだ見ぬ「閉鎖された原子炉」の風景に萌えすぎて死にそう。あはああ。「廃校舎」とか「閉鎖病棟」とか「地下室」って書いてあるだけでどきどきする人、この指止まれー。はあはあ。

だって、だって、断片的に伝えられる情報だけでも集めていけば、そこらの娯楽よりも恐いのである。もう膨大な配管の集まりである原子力発電所はもうひび割れだらけで、下請けの孫請けの会社が無茶な工期で作業して、作業っていったら放射線被曝量ぎりぎりの時間まで「ねじを締める」なんていう代物で、会社は全貌が分かっていなくて、検査結果を過去にさかのぼって調べようにも偽造の書類が混じっているから分からないんであるよ。天下の大新聞は「火力発電所も同様の構造なんだから危険をあおり立てるべきでない」なんて書くんであるよ。否、否、聖域みたいに扱われてきた原子力発電所が、実は火力発電所と同じぐらいいいかげんだって分かったから危ないんじゃないか。

こんな建物のために、「反対派」と「賛成派」に分かれて戦うんであるよ。なんてできた筋書きでありましょう。


あずまにおっしゃりたいことがありましたらお手紙ください

新しい日記
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