あずまの日記。

内容祥子さまとシャロンたん萌え。あとカレーも。

1 jan(thu)

あらまし。

新年にマリみて本。

日記。

朝っぱらから糖分の多いマリみて本だとかゾンビ屋さんの本だとかを読みふける。ものすごい量だった。あと数冊。

読書メモ。

今回入手したものの中から、いろんな意味で印象深いものを数点。下段に進むほど濃くなる。

「Spice Girl」と「Killer Queen」(えむ屋/えむ島)――えむ屋はゾンビ屋れい子の本を継続的に出している唯一の人たち。えむ島のまんがは女の子が屁をこいたり鼻くそを飛ばしたり相変わらずすっ飛んでいる。ゲストの原稿は相変わらずかわいい。で、なぜ2分冊なのだろう。

「マリア様がみてる Writer's High」(Two-Dimension/Soey)――ときどき見かける文庫本サイズの本。新聞部の三奈子さんと真美の小説は珍しい。三奈子と真美の姉妹になる過程とはらはらするような関係が描かれている。もし続きが出るのなら、もっと恥ずかしいのをお願いしたいもんである。

「継承 -紅-」(Ω -omega-/ちゃくら)――瞳子が祐巳の妹になるという予想に基づく話はけっこう多くて、これもその一つ。祐巳のロザリオを引ったくって無理矢理妹になるくだりは本当にありそう。瞳子の女優っぷりが活かされた。

「Shine More」(地球平和堂/彼佐真近)――祐巳×瞳子な小説。行きすぎちゃった百合な話。祐巳のベッドの上での意地悪さは祥子さまから教わったのかと思うとどきどき。祥子さまに嫌われたくないけれど瞳子ちゃんともラヴラヴしたいというあたりはマリみての狂った側面でもあって、切なくなる。

「きろめーとる15」(しろがね屋/銀星王)――紅薔薇の三姉妹が小笠原家と確執のある男に囚われてエラい目にあうエロまんが。会場で作者らしき人が「このような形でしか愛情を表現できませんでした」と言っていた。わたしだって、蓉子さまや祥子さまがすごい目にあうところを見たいと思う悪趣味さを持ち合わせているけれど、ここまで容赦がないと衝撃的で、がははと笑うしかなかった。ああ。なぜ涙が。

「マリア様が何もかもみてる」(世界革命倶楽部/小澤零人)――うははは。これも狂ってる。性別の間違った祥子さまが卑語を叫びながら白いのを出したりする最低なまんが。少女小説のどこをどう読み間違えるとこんなことになるのだろう。こうやって乙女の聖域を汚すっていうこと自体がすごいと思う。狂った祥子さまがエロかった。

年次計画。

年に一度の1月1日なので年初っぽく計画を立てておく。

01/12-13 池袋 せらみゅ「火球王妃降臨」[1][2]
02/08 浜松町 マリみてのイベント「薔薇色革命2」ほか多数
05/1w 池袋 せらみゅのファン感謝イベント
05/09 蒲田 ぷにケット9
07/4w 池袋 せらみゅの夏公演[1]
08/3w 関西 せらみゅの夏公演[2]
08/4w 関東 せらみゅの夏公演[3]
08/13-15 有明 コミックマーケット66
11/1w 池袋 せらみゅのファン感謝イベント
11/1w 蒲田 ぷにケット10
12/4w 有明 コミックマーケット67

まあこんなところだろう。マリみてのイベントは、薔薇の熱病がいま以上に進行してうっかり行ってしまうかもしれない。しかし、たぶんわたしの中の常軌が押しとどめるだろう。

2 jan(fri)

あらまし。

マリみてづくし。

読書メモ。

今日も朝っぱらからマリみて本を読み進む。ひいいい。恥ずかっすぃーっ。口からグラニュー糖がざばざば出てきそうなほど。呼吸困難で倒れそうなほど読んできた。

原作では黄薔薇の姉妹の印象がなぜか薄かった。で、薄くて高い本をしこたま読んで、由乃さんのかわいさが分かってきた。書き手の乙女回路がそうさせるのか、わたしがいままで乙女心を解さなかったのか、どちらか分からないけれど分かったような気がする。38冊の中には紅も黄も白も新聞部も瞳子ちゃんも含まれていたけれど、蔦子さんの本がぜんぜんなかったのが残念だ。

「あなたがいる夏」(鮫鮫鮫/氷時遊爽)――同時に進行する紅と黄と白の姉妹の3つのお話。うへー。これはくすぐったい。うひゃひゃひゃとかん高い笑い声が夜の住宅地に響きわたる。だってお風呂ですよ。だってお泊まりですよ。この人が書くとエロい。ああエロいとも。2段組で50ページぐらいある。

「Brain Damage... END」(UA/寺本薫)――聖×静ってまた珍しい。90ページぐらいあっておなかいっぱい。で、あたくし、いまになってやっと「カプ違いで喧嘩するやおい婦女子」の気分が分かるというか、嫉妬のようなものを覚えるのである。静さんが出てくる間は、志摩子さんは放ったらかしなわけであるよ。なんで静さんはこんな人を好きになるんだよう。聖さまはほんとに難しい人だ。

「おシャカさまにもわかるまい」(BEBE/鈴木みら)――やおい本まで買ってしもうた。祐麒×優なまんが。祐麒にはもうちょっと嫌がってほしかった。やおい世界といえども。のちに柏木先輩が誘い受(専門用語)だと分かってまたびっくり。

3 jan(sat)

あらまし。

検索エンジンで遊ぶ。

日記。

「かーな・おみまゆくるるん天国」のおみまゆちゃんの声はやばいです(挨拶)!!

ああやばい。ゲーセンの「クイズマジックアカデミー」で遊びたいのに。買いものしたいのに。アレしたいのにコレしたいのに。家から一歩も出られやしない。

新聞。

年が明けてから新聞が代わってしまった。母上が毎日新聞から読売新聞に代えてしまったのである。朝刊に載っている東海林さだおの「アサッテ君」の評価記事を先月から某漫画板で書くようになってから、だんだん好きになってきたのに。夕刊に載っている森下裕美の「ウチの場合は」のアサカお姉ちゃんと弟のユウヤ萌えだったのに。

母上にしてみれば新聞に毎日載っているまんがよりは、販売店が持ってくる映画の券なんかのほうが大事なのであろう。まんが以外の新聞記事はどうせ大本営発表を載せるだけだから、母上には差は分かるまい。わたしもよく分からない。正月そうそう、演出過多な自衛隊派遣の記事が目に留まったぐらいのものである。

薄くて高い本。

薄くて高い本のも残すところ数冊まできた。webサイトのない作家の名前だとか書名だとかで検索するとわたしの表が上位に引っかかったりなんかする。実際に検索エンジンから飛んでくる人はけっこういて、役に立ってるのか立ってないのか微妙な感じである。

ためしに一冊「夏期限定冷やしゾンビはじめました!」(えむ屋/えむ島)で検索するとこの表しか出てこなかったりなんかして、ゾンビ屋の本が本当に売れているのかすごく不安になったりもする。買えよー。買ってくれよー。そして出せよー。「チマミレテンゴク」(先天性爆弾娘/廣瀬ジュンコ)で検索するとわたしのほかにもう1件だけ出てくる。うははは。本人のサイトは出てこないのかー。これは楽しいではないか。

亜美ちゃんの不条理なまんが「くるくる亜美ちゃん」(ケロケロ堂/フルタ超特急,清水うずまき)を読んでいる人はどんな人なんだろう。調べてみれば「百合姉妹」2号を予約して買うが出てきたりなんかする。しかもこの人は「太陽の法 エル・カンターレへの道」を観に行っているではないか。ぶははは。ああ楽しい。

山ほどある中からどんなCDを買うか、どんな本を買うか、といったような情報を集積していくとその人の趣味が想像できて楽しいかもしれない。でも集積すればするほど焦点がぼけるから、ジャンルや時間で区切ることは必要だろう。で、それがたまたま今年の同人誌だった。

薄くて高い本について調べていてここに迷いこんできた人はどう思うのであろう。自分と同じ本を持っている人はマリみてとカレーライスとピンク色が好きで、えろビデオの店で「痴女っ子メグちゃん」を見つけてがははと笑っているんだと知って脱力するのであろうか。

4 jan(sun)

あらまし。

うへー。死んじゃうー。

マリみて。

ketto.comで探してみたところ、マリみてな即売会イベントは、去年から今年にかけて以下のごとく開かれる。

[1]2003/03/09 池袋アカデミーホール 「薔薇と十字架
[2]2003/04/13 大田区産業プラザPiO 「姉妹宣言・白」(白薔薇中心)
[3]2003/05/25 東京卸商センター 「いとしき歳月」(蓉子・聖・江利子中心)
[4]2003/07/21 都立産業貿易センター(台東) 「マリミテ・マツリ
[5]2003/09/07 都立産業貿易センター(浜松町) 「+薔薇色革命+
[6]2003/09/14 ゆめっせ(新大阪センイシティー) 「ひみつの薔薇園
[7]2003/10/26 東京文具共和会館 「十月のロザリオ
[8]2003/11/24 都立産業貿易センター(台東) 「黄薔薇'sいきましょ!」(黄薔薇中心)
[9]2004/02/08 都立産業貿易センター(浜松町) 「+薔薇色革命II+
[10]2004/02/11 都立産業貿易センター(浜松町) 「セント・ヴァレンティーヌ〜紅薔薇からの贈り物〜」(紅薔薇中心)
[11]2004/02/11 都立産業貿易センター(浜松町) 「花寺祭〜お釈迦様もみてる?!〜」(花寺学院オンリー)
[12]2004/02/29 都立産業貿易センター(台東) 「いとしき歳月2」(蓉子・聖・江利子中心)
[13]2004/02/29 都立産業貿易センター(台東) 「マリア様の御心」(蔦子+サブキャラオンリー)
[14]2004/03/28 サンライフ名古屋 「お姉さまと一緒
[15]2004/03/28 大阪中之島中央公会堂 「薔薇のお茶会
[16]2004/06/27 ももちパレス 「6月の薔薇
[17]2004/10/31 栃木県足利市民会館 「子羊たちの祭典

なんじゃこりゃあ(殉職) エラいことになってるではないか。わたしが去年の8月に「マリア様がみてる」を買ってきたとき、もうすでにエラいことになっていたのである。

調べてみたらば、狭い会場にわんさか人が詰めかけてどえらいことになったものもあれば、まったりしたものもあるらしい。とりあえず3月に大阪で開かれる「薔薇のお茶会」に行ってしまってよいものなのかどうか思案するのである。まさか大阪でまでわんさと人は集まるまい。2月に東京でたくさんあるけど遠いからもういいや。

冬休みにぽややーんとする。

マリみての本を読みながらうひゃひゃひゃひゃと笑ったりしてると、近所の人はわたしがなにか注射でも打ってると思ってたりするんだろうか。

去年、じゃんけんに負けて焼肉の代金を払う羽目になったときに涙を流しながらきゃはははと笑って地面に崩れたときは、脳が海綿状になったと思われたんだろうか。

8年ぐらい前に宝島社の「VOW」を読んで笑いが止まらなくなって、そのまま笑いながら大学のそばの店まで飲みに行ったときもわたしはやばい煙でも吸ったと思われているんだろうか。いやいや。まさかそこまでは思うまい。ただ、へんな人がいると思うだけだ。

なんかもう「マリみて」の原作だとか同人誌だとかを読むと脳の中でいつもの麻薬が出ているとしか思えない。これやばいって。やばいって。今日の朝になって今年最初の夢をみた。会社の席に座って今年のイベントの打ち合わせをする。見ず知らずの人が向いの席に座っていて「チラシちょうだいよー」とか言われる。よく分からないけれど渡す。で、自分の部屋で目が覚める。冬休みの間にかなり脳が退化したみたいで寝ても覚めてもわけが分からない。

おみむらまゆ子でしゅー。ああやべえ。「くるるん大放送」のCDはやばいって。声のからみがエロいって。なにか吸ってるって。「ボボボーボ・ボーボボ」3巻の「亀ラップ」はやばいってー。笑いすぎて死ぬ、死んじゃう。脳髄と小脳のすき間に電気信号が欲しいのおおおっ。はあはあはあ。話が飛躍するぐらいやばい。明日から社会復帰できるのであろうか。ピンクの電話機を見てみたら年賀状みたいなのが届いていて、見捨てられていないのでうれしくなった。

5 jan(mon)

あらまし。

初級魔術士になる。

カレー。

会社が昼までだったので、おとなしく帰って勉強する。はずだったのが、どうしても例のクイズのゲームで遊びたくなり、梅田に寄ってしまう。

でもクイズの前にカレーが食べたくなり、「シャンティ」でチキンカレーを食べる。瓶に入っている辛い漬けもののようなものをわんさと入れて食べる。割引券をなくしてしまったので700円。

クイズ。

地下街から東通りへ。さらにお初天神通りまで訪ね歩く。なんだかもう最近はコナミの通信対戦の麻雀のゲームが大はやりであるらしく、どこにも「クイズマジックアカデミー」がないのである。9軒ぐらいうろうろしてやっと稼動している店を見つけた。

で。麗しのシャロンたんと再会を果たす。でも名前はあずまさん。お嬢さま口調、高笑い、成績が悪かったときの膨れっ面。黒いリボンに黒いパンプスに黒いストッキング!! もうたまらんDeath!! 「お兄さまはそんなにあたくしの足でいじめられたいんですの?」とか言わせてええ!! それから「ここが(自主規制)かしら」とか言わせてええ!!

ああいかん。そういうゲームではなかった。やることといったらクイズの全国対戦である。全国対戦とはいっても参加者は16人である。対戦で2回優勝して、修錬生7級から初級魔術士9級まで進んだ。さて。初級とはなんなのだ。帰り道にがさごそと携帯電話のwebブラウザをいじくって調べてみたらば初級の上に中級と上級もあるのであった。上位の称号を得るにつれて昇格の条件も難しくなって、もうすっかり物知り博士である。こりゃかなり時間がかかるではないか。コナミめー。さらに大魔導士を経て賢者になる。そういえば主人公は賢者の称号を目指して学校に通っているんだった。

なんだかさらに上の称号もあるではないか。「上級魔術士」のあたりでとっとと卒業してほしいもんである。

6 jan(tue)

あらまし。

暴君ハバネロ。

暴君ハバネロ。

どこで見たのかは忘れてしまったけれど、この奇妙な名前の菓子が気になっていた。今日になって東ハトの「暴君ハバネロ」を買いにいく。

2軒めの店で見つけることができた。この店鋪で「暴君ハバネロ」は1袋しか置かれていなかった。もしかすると売れているのか。はたまた、あんまし売れていなくて仕入れも少ないのか。ちょっと気になるところである。

気になるので11軒の店鋪をめぐってみた。11軒のうち5軒で見つかった。さきほどの店をのぞく4軒では「暴君ハバネロ」はたくさん棚に置かれていたから、仕入れが少ないというわけではないのであろう。

まず商品の外観の写真を示す。ハバネロ種の赤唐辛子を使用しているのが特徴であり、これはたいへん辛味が強い種なのだという。表に「世界一辛いトウガラシ」、「手がつけられないウマ辛さ」と書かれていて、ものすごく辛い菓子なのだということがうかがえる。

さて、このお菓子、中身が55グラムしか入っていない。コンビニエンスストアで95円、安売りの店で88円であったが、ちょっと割高な印象がある。湖池屋の「カラムーチョ」と比較した写真を示す。カラムーチョは倍ほどの値段であったが132グラムである。これもけっこう高い菓子なのだが、暴君はそれを上回る高級品なのである。

今回5軒の店で合計10袋買ってきた。製造日が分からないので、代わりに10袋の「賞味期限」の表記を調べてみた。賞味期限には「04.06.07」から「04.06.21」までの開きがあった。入荷したらすぐに出払うほどの人気商品というわけでもなさそうだ。

袋を開けてみる。東ハトの「なげわ」のような外観のものがたくさん出てくる。直径20ミリメートル、幅5ミリメートルほどの円筒形状で、材料はじゃがいもをすり潰したものである。で、食べてみる。最初の一口で辛いと分かる。のどを通ったあとも刺激的だ。ひと袋もしゃもしゃと食べ続けると、さすがにのどが熱くなる。しばらく経っても熱いんだからホンマもんである。2袋食べてみたけれど、量が少ないんだからもうちょっと辛くてもよかった。でも、あとを引く刺激はなかなかのもので、スナック菓子としては欲張ったほうなのだと思う。

新幹線。

JR東海はN700と呼ばれる新しい車両を使って、東京-名古屋間で90分を切ることを目指すという。1割程度の短縮だから、東京-大阪間で15分ぐらいは縮むことが期待されるわけである。今度こそはダイヤが大幅に変わって、最終便の東京発21時18分がもうちょっと後に延びないものか。

7 jan(wed)

あらまし。

英語の本を読んだら白薔薇さまになれますか。

日記。

きみには先を越されっぱなしだ。アレとかナニとか就職とか転職とか結婚とか。そして離婚までやってしまうとは、まったくただ者ではない。

英語の本。

ぶはははは。「恋する英単語」である。このパチもんくささがたまらない。「もえたん」を本屋さんを見たときは、なんだか悲しくなった。本を開けば英語がいっぱいじゃないか。例文の意味が分からんのである。恥ずかしい絵に惑わされていたけれど、これは勉強の本なのだ。きっと「恋する英単語」だって、わたしはやおい本みたいな装丁にかどわかされて、また本屋さんでがっかりするのだ。

お姉さま度チェック。

「マリみてお姉さま度チェック」で判定した。

あずまさん さまのお姉さま度は 215お姉さま です

妹として付きあうよりも、人間として付きあうそんなスタンスがあるようです。
そんなあなたはマリみてキャラで言うと『聖』さんです。
自身のつらい経験から、相手の事をちゃんと思って接する人間洞察の深い方です。外見は冷たく見えがちで、近寄りがたい雰囲気を持ってますが、遠巻きにお近づきになりたいと多くの方が望んでいたりします。いつの間にか、みんなのお姉さまになっているそんな方です。

だからっ。だからお姉さまが欲しいんですってば!!

でも、あたくしが3年生だというなら、黒髪おかっぱ頭になって、祥子(呼び捨て)を教育したりもするのである。習いごとを全部やめさせましょう。これからはお姉さまの課外授業が始まるのよ。祐巳ちゃん、隠れていないでこっちにいらっしゃい。……これが、蓉子さまにしか見せないお姉さまの表情なんだ。祐巳ちゃん、あなたの大好きな祥子お姉さまはね、首輪と手錠でつながれるのが大好きなのよ。祐巳の前でそんな、恥ずかしいわ。ふふふ。はははは。はーっはっはっはっはっ。

ああっ。あなた蓉子さまじゃないわねっ。ばりばりばりっ。白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)っ!! 聖さまのセクハラ魔人っ。エロ親父っ。はいはいはい、祐巳ちゃんそんな恐い顔しないー。祥子も泣かないー。そんな顔してたらホントに襲っちゃうよ? ……という勢いで、聖さまなのかわたしは。こりゃあ似合わないなあ。

8 jan(thu)

あらまし。

小さくてピンク。

ミニ。

iPodの小型機を「iPod mini」という。1インチのHDDを内蔵するらしい。いままで音源を持ち歩きたいと思ったことはないし、iPodにもひかれることはないのだけれど、この「mini」にはなぜか心動かされてしまう。

249ドルかー。再生された音というものを、歩きながら聴いたり電車の中で聴かねばならないほどにはわたしは追いつめられていないし、そこまで密度の濃い生活をしたいと思うでもない。歩いているときは身の回りの音が聞こえていないと危ないし、電車の中ではだれかの話し声だとか電車の騒音を聴くのである。それでも心ひかれてしまうのは、きっとピンク色の製品が用意されているからだ。

64。

AMDの64bit命令セット用のWindows XPが4月に出る。Windows ServerだけでなくXPも出るというんだから64bitという選択肢はずいぶん身近になる。こうなったらMacOS XもPowerPC G5の64bit命令セット用のものを出さねばなるまい。いまのPowerMac G5は宝の持ち腐れではないか。

9 jan(fri)

あらまし。

甘い。

辛さってなんだ。振りむかないことさ。

湖池屋の「カラムーチョ」を久しぶりに食べてみた。これではもう駄目だ。カラムーチョの刺激では足りないとはっきり感じるのである。砂糖の甘味ばかり気になってしまう。もし「暴君ハバネロ」がなくなってしまったら、辛味中毒者は大変だ。

10 jan(sat)

あらまし。

それだけはー。

日記。

明後日から東京までセーラームーンを観に行ってくる、と母上に言ったら「はあ。それじゃあ結婚できないわねえ」と言われた。それだけは。それだけは言ってくれるなおっ母さん。あなたのお子さんは、もっと恥ずかしいものに夢中なのである。

11 jan(sun)

あらまし。

試験。

日記。

まる一日かけて試験。ぐはああ。

帰りにゲームセンターに寄ろうと思ったけれど、「クイズマジックアカデミー」のカードを持ってくるのを忘れていた。ぐはああ。おとなしく帰る。

ボーボボ。

昨日も忘れずに「ボボボーボ・ボーボボ」を観た。「ボーボボ・ワールド」のわけの分からないくだりがアニメになった。ああすごい。血しぶきが飛ぶところやきれいじゃない言葉づかいがばっさり切られてしまう一方で、わけの分からない部分はものすごく原作に忠実に作られている。原作のひとコマひとコマをいちいち思い出せるぐらいに忠実だ。

サザエさん。

帰ってから久しぶりに「サザエさん」を観た。ワカメが捨て猫を拾ってくる話だった。猫を飼う許しを得ようとワカメ嬢が父親を誘惑するさまは、人妻のエロさを持っていた。

検討。

2月のえろゲーの調査。

「お嬢様イケませんっ!」(れっどしぐなる) ぶははは。へんな題名だー。イケませんっ。絵にあんましお嬢さまを感じない。2004/02/06発売予定。

「あまえんぼう〜もう! イケないコね〜」(SPEED) またこんな題名をつけるなんてイケないコである。甘えゲーなのか。2004/02/13発売予定。

12 jan(mon)

あらまし。

マリみてを観た。

お出かけ。

朝8時ごろに出発。正午ごろぽんさん宅に着く。アニメ版の「マリみて」の録画を見せてもらうことになっている。

マリみて1。

第1話「波乱の姉妹宣言」の巻。

「波乱の姉妹宣言」の下に「La déclaration troublante」って書いてある。らでくらがしおーんとぐぶろんと。乱れた宣言。薔薇さまがとても恐い。呼び名が長ったらしくて読みにくそうなのが気になった。とくに「ロサ・フェティダ」が言いにくそう。「アン・ブゥトン」の「トン」とか。

せらみゅ1/2。

またお出かけ。せらみゅの15時の公演。レイ(本間理紗)ちゃんは台詞はいいけど、背が低いのは隠せずあんまし切れがよくない。セイレーン(大貫あんり)もあんまし動きがよくない。せっかくセイレーンが出てきたのにレッドクロウ(遠藤あど)となにか特別な関係というわけではなさそうだった。あと、夜天(多部未華子)くんはよりエロくなっていた。

あと、ちびうさ(大崎望絵)とちびちび(堀田実那)が上手かった。こんなちっさい子でここまで上手いのはたぶんはじめて見た。

クイズ。

空き時間に「クイズマジックアカデミー」で遊ぶ。初級魔術士になるとえらく難しい。並び替え問題の操作が分からなかったりして困った。2回遊んで両方とも予選で落ちた。対戦者のレベルも高くなる。

喫茶。

ものすごく久しぶりに電線屋と再会する。秋葉原のコスプレ喫茶で再会する。「メイリッシュ」は全体的にピンクで微妙な内装だった。

エラい変わったなあ、と言われた。いやいや、わたしは体重ぐらいしか変わってません。いつの間にか結婚したり離婚したりして、いまはカラオケの機械を売っているらしい。

あたくし。縦ロール髪のお嬢さんがかなりお気に入りになってしまう。またここで再会しよう。帰りにとらのあなで「姉妹宣言[紅]」を買う。

マリみて2。

またマリみて第1話を見る。

[1]祐巳ちゃんの百面相がなんのことか分からない。見直しても三面相ぐらいしかなかった。[2]祥子さまが祐巳ちゃんの肩に手をやる。ここで祥子さまの手がすすっと動くのがエロい。

13 jan(tue)

あらまし。

カレーを食べる。

カレー。

今日も会社を休んでせらみゅの日である。

ぽんさんが歌いたいとおっしゃる。退院後二度目である。この人は中毒かなにかなのであろうか。しかし、わたしの予定に従い辛いカレー屋さんを探すの巻である。神保町の「エチオピア」に入った。

チキンカレー880円。辛さ10倍。酸っぱくて辛くて香り高い。香りのスパイスがいい感じでおいしい。もうちょっと辛くしてもよかった。付きあわされた不幸な人は、となりで「辛さ0倍」を汗だくで食べる。

カラオケ。

渋谷のパセラが14時から開くというので2時間だけ歌う。おジャ魔女では「ピリカピリラッキー」と「深爪ファイター〜キャンディ伊藤のテーマ〜」があったので歌う。

デジモン02の曲がいまごろになって追加されていて「賢と大輔のクリスマスキャロル」なんていう曲が入っているではないか。はわわわ。CDをあれこれ買っているコアなおねいさんしか知らないであろう、こんな曲までも。歌ってみるかと、曲を演奏させてみる。しかし肝心の賢ちゃんと大輔の台詞がないじゃないか。これじゃあ大×賢じゃない。おねいさま方もがっかりに違いない。

ラーメン。

もう辛いカレーは食べたくないらしく、ぽんさんは帰っていった。わたしは2軒めに向かう。渋谷からほど近い下北沢の「マジックスパイス」である。またもや道に迷い、うろうろしてから交番で聞いてみた。すると交番の人は「マジスパ」と略すぐらいによく知っていて、店は交番から見えるほど近くにあった。ぎゃふん。

そして、店の入り口には鍵が閉まってており、火曜と水曜は休みだと書いてある。ぎゃふん。

もう一軒行きたいところがあったけれど、もう時間がないので池袋に向かう。池袋もサンシャイン通りのあたりではそれらしい店を見つけることができなかった。辛そうなラーメンを求めて坦々麺を食べてみたけれど、ここの坦々麺もやっぱり辛くなかった。辛いって書いてあったのに。

クイズ。

ちょっとだけ時間があったのでまたまた「クイズマジックアカデミー」である。こんどは対戦相手があんまし強くなくて全国大会で優勝できた。勲章を3枚もらったけれど、1級しか上がらない。初級魔術士8級である。

せらみゅ2/2。

最後の公演。アンコールでタキシード仮面が「La Soldier」に混じっていたのがおかしかった。秋のイベントで言っていたけれど本当にしでかすとは。

なんだかセーラームーンの百合萌えがよみがえってしまい、なんだかもうふつうに見られなくなってしまった。プルート(穂坂優子)とクインベリル(宮澤明子)の掛け合いは意味がさっぱり分からないけれどエロさだけは伝わった。くずれおちる女王さまとそれを見下ろすプルート。そしてなんで照明がピンクなんだ。あと、カーテンコールでギャラクシア(坂口裕未衣)さまとクインベリルが手をつなぐので困った。視界が百合スコープでゆがんでいく。

帰還。

夜行の寝台に寝っころがってぽんさんに渡された本を開いてみる。10年ものの少女小説、森奈津子「お嬢さまの逆襲」である。

麗花ちゃんがやばい。かなりやばい。だいたい自分でお嬢さまとか令嬢だとか言っているんだからすごい。正統的なお嬢さまを目指して「たてロール」の髪やふりひらの服にこだわってみたり、おほほほほと高笑いしてみたりするから超すごい。「少女まんがの清楚だったり可憐だったり薄幸だったりする主人公」の前に立ちはだかる性格の悪いお嬢さまにあこがれる、というからへんな主人公である。

で。台詞にハートマークが出てきたり♥、台詞が多いので紙面の下のほうが真っ白だったり、台詞の最後がこんなふうに促音だったりっ、……というのにもめげずに読むのだけれど、やっぱりこっ恥ずかしくなって寝台の上でぶふーと噴き出して倒れそうになる。寝ながら倒れそうになる。すなわち、あの狭い空間で笑いをこらえながら寝返りを打ったり枕をばんばん叩いたりする。高等部の先輩にたい焼きを勧められて「き、きらいじゃないわっ」と返すあたりで、麗花さまを泣かせたい衝動に駆られるので困った。どこまでを演じていてどこからがホンマもんなのかよく分からないけれど、まあとにかくやばい。わたしは悪役が好きなのだ。

このまま寝られなくなりそうなので読むのをやめる。

14 jan(wed)

あらまし。

お嬢さまだ。

帰還。

列車は止まったり走ったりする。そして進行方向に対して左右と上下に揺れる。高速道路を走る乗用車のほうがよほど揺れが少ないのではないか。時計は見ていないし停まっている駅の名前もわからないし、外が明るいのか暗いのかも分からない。

時間の経過が分からないので寝たのか寝ていないのかさっぱり分からないけれど、朝がきた。心臓が止まりそうなでっかいチャイムの音とともに、まもなく草津に着くと車掌が言っているので朝がきたに違いない。

またさっきのおそろしい本を開く。ぎゃあああ。こんどは麗花さまがぶりっ子になっている。かような死語でしか表現しようのないくらいのぶりっ子ぶりではないか。はあはあはあ。また本を閉じる。ぜんぜん読み進めない。なんなんだこの本は。

B寝台車の洗面台で歯を磨く。いつも気になっているのだけれど、蛇口のそばに飲料水ではないと書いてある。これで口をゆすいでもいいのだろうか。A寝台車では飲料水も用意されているのである。

日記。

世紀末平成ロリータのみなさん、こんにちは(挨拶)

大阪に着くと夜行列車から降りるといつものドーナツの店に入る。ドーナツと暖かいスープをやっつけて、そのまま会社に向かう。こういうことは可能な限りやりたくないもんである。昨日は列車に乗る前に入浴に行く時間もなかった。こんな眠い日に会議である。

ああ眠い。
眠いったらありゃしない。
まったく。
もうばしばし改行しちゃうぐらい眠い。眠い上になんだか実験室の一角で模様替えをしていて、ネットワークの機械が止められてしまった。
わたしの計算機までネットワークにつながらないじゃない。
わなわなわな。
……などという怒りの擬態表現まで登場するわけである。
ああいけない。漢字が多すぎるわ。こんなの「学研レモン文庫」らしくないわっ。続刊が出なくなっちゃうじゃない。
あらやだ。まだネットワークがつながらないじゃない。ほんとにデリカシーってものが、かけらもないんだからいやになっちゃう。

帰りの電車の中でこっそり本を開いてみた。麗花ちゃんが工藤少年とつき合いはじめるところでかなり嫉妬した。なぜか「お杉」こと杉本少年が工藤少年にお熱だったり、ふりひらのお嬢さまがいたり、なんていい学校なんだろう。なんかもう電車の中ですごい顔をしていたに違いない。三面相ぐらいしていたに違いない。ちょっとだけ読んですぐに本を閉じた。

それにしても「お杉」って。

まとめ。

せらみゅ冬公演ツアー支出。交通費31,000円。食費と宿泊費5,000円。劇場入場料12,000円。合計48,000円であった。

15 jan(thu)

あらまし。

「お嬢さまの逆襲!」は変だ。

お嬢さま。

先日手に入れてしまった、森奈津子「お嬢さまの逆襲!」をやっとこさ読み終わる。

主人公麗花の逆襲とは、少女まんがの筋書きを書き換えることだともいえる。薄幸のバレエ少女と意地悪なライバルが出てくるという、麗花が大昔に読んだまんがである。いじわるで美しく気高く縦ロール髪で高笑いのライバルを勝たせたいがために、麗花はいじわるな悪役を毎日毎日演じているのである。まったくそんな筋金入りの悪役マニアのお嬢さんがいたらぜひともお目にかかりたいというか、家臣というか執事というか侍女というか、あたくし佐伯さんになってこのわがままプリンセスに仕えたい気分である。

最後に麗花は正統的なヒロインの清香と争うのだけれど、こっちはこっちでまたすごい人で、清香もまた役柄を演じねばならなかったのである。でも、麗花も口ではいじわるを演じているんだと言っていても自分勝手でわがままであることは隠しがたい。「実はいじわるな人」がいい子を演じねばならないなんて、なんともやりきれない筋書きではないか。

全体にやっぱりへんな話である。後半に諜報部員「東京マリア」が出てきたときは、どんどこわけ分からなくなることを期待した。最悪な幕引きがあるんじゃないかとどきどきしたけれど、われらが麗花たんは岡野少年と素直にラヴいことになってしまって、なんだかかえって拍子抜けである。麗花ちゃんが度のすぎた意地悪をすれば心臓が凍り、素直じゃないさまはむしろ愛らしく、美少年に指をなめさせるくだりで悶絶してきたのに、最後にかくもいい感じになってしまうとわたしは麗花ちゃんを地獄に突き落としたくなってくる。あと56億7000万年ぐらいわたしの王女さまでいてほしいのに。

いやまったく4日であるよ。切り裂きのりぽんさん(和訳)宅で本を渡されてちょこっと読んで、夜行列車で読んで、会社帰りに読んで、今日また部屋で寝っころがって読んで、4日かかった。あたくし、この平仮名の多い小説で4日間も読んだりこっ恥ずかしくなって本を閉じたり床をごろんごろんしたりハアハアしてきたのである。いやはやこんな世界があったのかと、被虐的な刺激に目覚めてしまいそうでおそろしい。「復刊ドットコム」に投票しちゃうぐらいおそろしい。

16 jan(fri)

あらまし。

初級魔術士1級になった。

CCCD。

なんだかすごい量のCCCDに関する発言の集積を見つけた。

わたしは幸いにしてコピーコントロールドなCDは買わずにすんでいる。売れ筋じゃないジャンルだと新技術への対応が遅かったりするのであろう。あるいは安い輸入版を買う機会が多いことと関係があるのかもしれない。わたしもCDの音声信号を計算機のハードディスクに圧縮して溜めこんで聴いているわけで、これができなくなると不便だ。計算機とは別にオーディオセットも持っていて、こっちは高級品というわけではないけれど決して安いものでもないので、あやしげな新技術のディスクを再生して危険にさらすわけにはいかない。そんなこんなで、そういう新技術なものは買わないと決めた。そして幸運にしてそういう事態には出くわしていない。

でもまあ、聴けないというならアナログのレコードを探したりするのも楽しいではないか。回転する円盤にじわじわと針を乗っけると、針が溝を引っかいて音を出す。この機構のどこにごまかしが入ろう。まあいまどきアナログとなると買えるものが限られてしまうけれど。あるいはこの世の中、ミュージシャンもたくさんいてたくさん作品があるわけだし、1枚のディスクを聴けなくたって別にいいではないか、とも思う。あまり景気のよろしくない現在、乏しいお小遣いにおけるシェア争いは携帯電話の一人勝ちなのだからCDが売れないのも当然である。お客のお金の使いみちは音楽再生以外にも選択肢がたくさんあるってなことを売り手は知っているのか、気になるところである。そういうのも踏まえた上で、覚悟の上で、やっぱり聴きたいという人がこの新しいディスクを買うときの情けなさというのは理解する。

カレー。

会社の帰りに梅田に行く。「シャンティ」でまたチキンカレーを食べる。あんまし辛くないけれど、インド料理屋っぽい味がする。ヨーグルトが入ってるんだろうか。赤くて辛い漬けものみたいなのをざばざば入れて食べる。頼めばカレーのルーを足してくれる。そこにまた赤い漬けものみたいなのを入れて、さらに赤唐辛子の粉を入れる。飲みものと小さいサラダの皿がついて700円は安いのでつい寄ってしまう。今日は割引券をくれなかった。

クイズ。

また「クイズマジックアカデミー」で遊ぶ。4台並んだ匡体のうちの2台に「大魔導士」の人が並んで座っている。はわわわー。すごい人が二人も同じ店にいるではないかー。4回ぐらい優勝したけれど、予選さえも通過できないことも同じぐらいある。10回ぐらい遊んで頭がぼんやりしてきた。初級魔術士8級から1級まで上がった。

17 jan(sat)

あらまし。

カレーとクイズで2日間。

カレー。

どうにも我慢できなくなって家を出た。また「クイズマジックアカデミー」で遊びたくなった。また梅田に向かう。そして、またカレーの店に入ってしまう。机の上で割引券が発掘されてしまい、また「シャンティ」に行きたくなった。

いつものようにチキンカレーを食べる。もう辛いのをどばどば入れる。昨日と同じ席に座ったけれど今日見てみると容器には辛い漬けもののようなものがいっぱい入っている。そしてわたしが去るころには1/3ぐらいに減ってしまう。

クイズ。

昨日とまったく同じように店から店へと移動して「クイズマジックアカデミー」で遊ぶ。初級魔術士1級から中級魔術士7級になった。優勝が3回、2位が1回、あと7回ぐらいが予選落ちだった。予選さえ通ればだいたい優勝している。中級ともなると対戦相手も強い。今日はじめて100点満点を取っている人に出くわした。

18 jan(sun)

あらまし。

カレーとクイズの日々。3日目。

カレー。

今日は神戸は岡本の「ぶはら(Bukhara)」まで行ってきた。摂津本山の駅から石畳の道を通って広い通りに出ると、この通りに面したところにあった。スパイスレストランと書かれている。

チキンカレーとサフランライスを頼んでみる。贅沢にスパイスだとかハーブだとかを使っている。香辛料を粗く挽いてつぶつぶが残るところとか、すっぱくて辛いところだとか、いままで食べた中では北浜の「カシミール」と方向が近い。小皿に入った香辛料っぽいものを入れて食べると香りにびっくり。別のものを入れてまたびっくり。このままぽややーんと昇天しそうである。たいへんおいしく幸せな食事であった。値段は1,400円だったと思う。

地元の商店街の割引券をもらった。次にいつ来るか分からないので、商店街のケーキ屋さんでシュークリームを買って帰る。

クイズ。

カレーを食べたらクイズである。もうとにかく梅田でクイズなのである。

もう3日連続で同じゲームセンターである。遊びはじめるといきなりマジックエッグが孵化した。「学問」ジャンルの問題ばかりやってきたので、今日から魔女っ子シャロンたんの小動物はコウモリである。これがまたあんましかわいくない。「一般教養」なら蛇だった。こっちの方がシャロンたんに似合ったかもしれない。

3位が3回、予選落ちが2回。対戦相手が強くて優勝できない。予選落ちのうち1回は予選第1回で敗退という情けない成績だった。中級魔術士になると最初の予選で落ちると勲章が1個没収されるのである。中級魔術士7級から6級にしか上がらなかった。成績のいい人が遊んでいるのを後ろからのぞいていると勉強になる。毎月5,000題追加されるらしいけれど、以前見た問題がまた出題されることがけっこうあるのだ。

暴君。

毎日のように「暴君ハバネロ」をばりぼりと食べる。どんどこ堕ちていく。

19 jan(mon)

あらまし。

カレーもいいけどクイズもね。4日目。

カレー。

また会社帰りに梅田に寄ってしまう。今日は「ミラ」に入った。「チキンマサラカレー」とライスを食べる。1,500円ぐらいした。味は甘くてすっぱい。

そばの席にお嬢さん二人組がいる。わたしが席に座る前からメニューを見ていて、わたしが「チキンマサラカレー」を頼んだあとも、なおメニューを見ながら話し込んでいる。あるとき「それって真のカレー好きじゃないですよね」と聞こえてきた。「真のカレー好き」である。なんと聞こえのいい言葉かー。

クイズ。

オレンジジュースがおいしいと思ったらそればかり飲む。餃子がおいしいと思ったら10人前買ってくる。暴君ハバネロが辛いと聞けば10袋買ってくる。なんだかもう中毒である。もはやわたしは中毒というものが好きな中毒マニアなのだ。

「クイズマジックアカデミー」でまた遊ぶ。優勝が3回、2位が1回、3位が3回ぐらい。あと予選落ちが3回ぐらいで、うち1回が予選第1回で敗退だった。中級魔術士6級から2級になった。

調子に乗ってピンクの電話機の液晶画面の壁紙をマジックアカデミーのお嬢さんの絵にしてみようとコナミの携帯電話用サイトから探す。おんなの子キャラでははルキアさんの絵しかなかった。これを壁紙にしてみたら思いのほか恥ずかしい。キティさんの絵があまりにもなじんでいるので、変えてみると違和感が強い。それはそうと、シャロンたんの絵がないのはなぜなのですかー。

マリみてっぽい。

「姉妹宣言[紅]」にひとつだけ蓉子×祥子な小説があった。祥子×祐巳もいいけれど、蓉子×祥子もなんともいえぬ妖しさがあってよろしい。お姉さまの前では無防備な祥子さまがまたなんとも。そういえば何か月か前には、ここで蓉子×祥子な本を買いたいなんて書いていたのに、冬の有明ではちいとも買っていない。薔薇さまが卒業して乃梨子ちゃんとか瞳子ちゃんが出てきたあたりで、もう忘れていたのであろう。この浮気ものめー。

あと、可南子さんの出てくるところまで読んでいないので、とっとと残りを読まねばと思いつつ先延ばしのままだ。

20 jan(tue)

あらまし。

デート商法。

日記。

午前7時43分ぐらいに駐車場に着く。駐車場の券はまだたくさんあった。大学生が試験に入るので月極の需要が減っているのだと思われる。券が手に入って本当によかった。キャンセル分をもらうために真冬に行列するのは辛いのである。

デート商法。

株式会社ウェディングという宝石商のことをwebサイトに書く(悪徳商法マニアックス)と、彼らは訴訟も辞さないらしい。その宝石商のおしごとは、本当の目的を告げずに人を電話で呼び出して、その人に宝石を買わせるというものだ。経緯については掲示板に詳しい。おねいさんのあやしい誘いに乗って出かけていくという姿勢に乾杯である。わたしにもそんな元気があったら、ここはもうちょっと面白い日記になっていたに違いない。

おねいさんから電話で呼び出されるとものを買わされるという業態。「アポイントメント商法」より先鋭化して「デート商法(国民生活センター)」である。ぶはははは。すごい名前だー。残念ながらあたくしにはそんな楽しげなお誘いはまったく来ない。正確には、楽しげな話題になる前に電話を切ってしまうということなのだろう。なんせわたしはお出かけよりも昼寝が好きなので、電話がかかってきても気づかないかもしれない。

ただ、わたしの場合はドスの利いた低い声で「ちょっとニイちゃん、ええピンクが入ったんやけど買わへんか」とでも言ってくれたほうがだましやすいような気もする。あるいは意表を突いて「いま時空警察に追われてるんです。捕まると30世紀に……やばっ。また掛けなおしますっ」てな具合で叫んでくれたら、梅田あたりまで助けにいくのかもしれない。しかし電話をかけてくるおねいさんたちの給料には、わたしを楽しませるためのプレイ料金は含まれていないのであろう。

人間の盾。

イラク政府の用意したホテルで寝泊りする物好きな外国人たちは、連合軍に対する「人間の盾」であると英雄のように呼ばれた。時を同じくしてイスラエル軍の占領地では、自分の家にいながらにして、ブルドーザーに建物ごと踏みつぶされて死ぬ人がたくさんいた(パレスチナ・ナビ)。子供を助けようとしたり、ブルドーザーを止めようとして立ちはだかったり、自分の家で寝ていたというだけで殺された人だとかはみんな人間の盾だ。でも人間の盾はやわらかいので、小銃の弾さえも止めるにいたっていない。

本当は人間の盾なんてものは存在しなくて、戦場にあるのはTVの盾であったり新聞紙の盾であったりする。でも、そっちの盾は別の理由であんまし役に立っていない。自衛隊員がイラクの安全な地域で交通整理をしたり飲料水を住人に配ったりする場面だけを、われわれはTVで見ることになるのであろう。そうすると、まさか米軍までもがブルドーザーでイラク人を痛めつけ(田中宇の国際ニュース解説)ているとは思うまい。

21 jan(wed)

あらまし。

ゲームは1日1時間。

カレー。

また梅田。「シャンティ」でいつものチキンカレー。今日は割引券をくれた。

クイズ。

そしてまたいつものゲームセンターである。会社を早く出たのでかなり遊ぶ。もうめちゃくちゃ遊ぶ。中級魔術士2級から上級魔術士7級になった。優勝が5回、2位が3回、3位が1回ぐらい、予選落ちが13回ぐらい。うち1次予選と2次予選での敗退が4回。上級魔術士になると、まず1級上がるのに勲章が4個必要になる。さらに、1次予選だけでなく2次予選で落ちても勲章が1個没収になる。上級になった直後にこれをしでかしたことがあって、上級10級から中級1級に降格した。

いまならパチンコ中毒の人の気持ちが分かるような気がする。店を出たくなくなるのだ。4時間ぐらい「クイズマジックアカデミー」だけで遊んだ。となりの2人組の人はわたしが始める前から遊んでいて、わたしが席を立ってもまだ遊んでいた。2人組でもなかなか勝てないらしく、中級魔術士10級と初級魔術士1級の間で行ったり来たりしていた。

関節。

もう十数年の関節鳴らしマニアなのである。まわりの人に気味悪がられようと、首と腰とひざと手の指をばきぼきと鳴らす。朝と昼に必ず鳴らす。鳴らさないでいると、あるとき突然に関節がむずむずしてきて曲げにくくなる感じがすることがある。このときの指とかひざの違和感が気持ち悪い。そして関節を鳴らすとなんだか血行がよくなったような感じがする。

関節は鳴らすと軟骨を痛めるそうだと母上が言っていた。webで探してみると、たしかに医師たちがそう言っている。いやまいった。運動をしないこのあたくしにとって、関節を深く曲げるという貴重な機会が危険であったとは。これからは仕事中でも、関節を鳴らさなくてもいいように関節を曲げたり伸ばしたりという運動をたびたびしたほうがいいのだろう。軟骨がどんどこ削られてしまったら、いま以上に運動ができなくなって、カレー屋さんまで歩いて行ったり、ゲームセンターでクイズに早押しで解答したりできなくなったら困るのである。

また鳴らしてしまった。

22 jan(thu)

あらまし。

冬である。

冬。

朝起きたらびっくりである。寒ううう。彼が来たんだ。シベリアから新千歳空港経由で冬将軍がやってきたんだ。浴室の窓が開いたまま閉まらなくなっていて、お湯で暖めねばならなかった。冬ってのは寒いものだ。

盗難。

歩道の「車止めポール」を560本盗んだ(東奥日報)人がいた。ぶははは。あんなものを盗む人がいたのか。

560本の被害総額は1,120万円だから1本2万円である。それを1本500円で古物商が買い取っていた。ものを盗むという罪を犯し、危険を冒し、せっせと重たい棒を引き抜いてきたのだ。500円という安値と知ってもあきらめずに盗みつづけたのだ。わたしには、こんな方法で収入を得られるという発想がなかったので驚いた。

カレー。

カレー好きならきっと誰もが通る道なのであろう。突然にしてカレーを作りたくなった。「ジャワカレー」とか「カレーの王子さま」だとかのカレールーを使うんじゃなくて、香辛料を探しにいくところからやりたい。たくさん買ってきて、全部のにおいと味を確かめるところからやりたい。どこで手に入るのか分からないのでこれから調べる。

歳をとったら古本屋さんとたこ焼き屋さんをやるつもりだったけれど、いまはカレー屋さんをやりたいぐらいの勢いだ。日曜に食べたカレーはかなりの衝撃だった。

23 jan(fri)

あらまし。

せらみゅのDVDは売り切れていた。

クイズ。

大昔に「アタック25」のプレイステーション版で対戦したときはぜんぜん勝てなかった。あれは相手が悪かった。日本史も文学史もさっぱり分からない。「田山花袋の代表作」なんか覚えようともしなかったのである。

で、いまあたくしは「クイズマジックアカデミー」で遊んでいる。16人のうち決勝戦まで進めるのは4人だけ。確率にして25パーセントである。中級魔術士まではほとんど決勝まで進めていたのに、上級魔術士になってからはそろそろ厳しくなってきた。それでも、3回に1回は決勝戦まで進んでいるからなんとか平均よりは上の成績であるといえる。

わたしのクイズの正答率は、いままでの平均で7割ぐらいだそうである。世の中にはものすごい人がいて、正答率9割以上の賢者な人たちがたくさんいる。ものすごく物知りであるか、ものすごくたくさん遊んで問題を覚えているかのどちらかだろう。優勝回数が1,000回以上という人たちもたくさんいる。これはもう何十万円もつぎ込んでいる、まさにクイズ中毒者たちである。このようなランキング上位のかれらこそがクイズ王である。わたしはせいぜいクイズ軍曹ぐらいのもんである。

なかなか勝てなくてもしつこく遊んでいれば、弱い相手もいるからそのうち勝ててしまう。さらにお金と時間をつぎ込んで問題を覚えていけば昇級できてしまう。クイズ王ならざるわたしでも賢者になれるような気がするのである。そこがマジックアカデミーのおそろしいところで、つい遊んでしまう。たいして興味もないのに「田山花袋の代表作」なんかを覚えてしまうのだからすごいことだ。

お買いもの。

なぜか今日はえろゲーを発売日に買ってみたい気分になってしまい、会社帰りに買いに行く。

難波のソフマップに行く。「黒薔薇は夜に咲く」(D-angel)を黒さにひかれて買ってみた。買ってエスカレーターで下の階へ下りたところで、盗難防止用のセンサーに引っかかって大きな音がなった。問題の袋を店員さんに見せるとレジまで持っていかれる。ああ。えろゲー売り場じゃないフロアで、ゴスロリ・コスプレ凌辱ADV「黒薔薇は夜に咲く」は袋から出されるのである。もしかしてわたしの調教はもう始まってますか。レジにある機械でがさごそやって、また盗難防止用のセンサーのところまで持っていって、警報が鳴らないことを確認した上でわたしの手元に戻ってきた。

ディスクプラザ。閉店間際に入ってDVDを探していると店員さんに声をかけられた。「セーラームーンのミュージカルのDVDは入ってますか」と聞いてみたらば、今日売り切れたとのこと。ぎゃふん。

とらのあな。マリみての薄くて高い本を買う。買いすぎた。あと階段の踊り場で「ぷちアイドル〜ちじょくのファン感謝デー」(Black Lilith)というえろゲーのポスターを見つけた。とらのあなで扱っていたのか。あと、店内で放送されている、とらのあなの販促用のラジオ番組のようなものがエラいはじけっぷりで、わたしはときどき声を出して笑ってしまう。作家の人がものすごく長い台本を書いているんだと思う。「逸脱」というえろゲーの台詞「俺は射精した」を公共の場所で聞くとは思わなんだ。

月例経済報告。

残業手当14,439円。アレしてナニして117,822円。はわわわ。年末年始の交通費で冬の賞与が消えていく。

源泉徴収票が届いた。2003年の支払金額5,223,776円。源泉徴収税額207,800円。社会保険料等の金額650,689円。残業手当がずいぶん減ったので年収も減っている。

24 jan(sat)

あらまし。

香辛料を買う。

お買いもの。

三宮にあるというスパイスの専門店まで、カレーに使う香辛料を買いに行こうと決めた。昼ごろに家を出て、まず日本橋に向かう。

昨日行かなかったほうのディスクプラザに行ってみると例のDVDがあった。「スペシャルミュージカル美少女戦士セーラームーン」大山アンザ編[上]を買ってきた。5枚組。

次に神戸に向かう。昼食に岡本の「ぶはら」に行ってみた。午後2時半で閉まるという。時計を見るとちょうど2時半だった。ぎゃふん。

三宮の「バルンボージャナーリア」を訪ね歩く。集合住宅の中にその店を見つけた。明らかにスパイスのにおいがするのだけれど、開いてない。このあたりでカレーでも食べようかと思ったけれど、どこも2時半か3時に閉まるらしい。

しかたなく駅のそばのラーメン屋さんの坦々麺の写真にひかれて入る。なんと「激辛」は100円増しと書いてある。激辛というからには辛いのだろう。確かに辛かった。

次にダイエー三宮駅前店に入る。瓶入りの香辛料をあれこれと買う。粉のものはけっこうあるのだけれど、挽いてないものがあんましない。

帰って近くのスーパーで香辛料以外の材料を買う。そこそこうまくいったら、専門店でたくさん買ってこようと思う。

クイズ。

買いものの途中でまたまた梅田で「クイズマジックアカデミー」で遊ぶ。今日はぜんぜん駄目だ。ぜんぜん勝てない。集中力を欠いて操作の誤りが何度も続く。ものすごい時間をかけて稼いできた勲章を奪われていく。6個没収されたあと、3個獲得した。上級魔術士7級から8級になった。最初の予選で「芸能」とか「スポーツ」が出てきたらもうおしまいだ。

あと、いまはイベント期間なのである。「第1回学問クイズ大会」に参加してみた。見たことのない問題ばかりで30点ぐらいしか取れなかった。

せらみゅ。

DVDの箱を開ける。さっそく「音楽集」を見る。ああいかん。また中毒になる。

いまとかつらが違って髪が多い。そうかー。美奈子(鈴木奈々)の髪はまっすぐじゃなかったんだなあ。レイ(岩名美紗子)とかせつな(斉藤レイ)の前髪がえらくごてごてしたいたりする。全般に髪がふわふわしている。こういうのにも流行があるのだろう。

どれみさん。

先月買ってきたおジャ魔女のCDのセット「おジャ魔女どれみMemorial CD Box」をいまごろになって開けてみた。廃盤になった無印のころのCDをまとめたもので、当時同人誌なんかでドラマ部分が面白いと話題になっていたので気になっていた。で、CDは聴かずに分厚い解説を読む。

バンダイミュージックの解散によって当時のCDは廃盤になったわけだけれど、当時のおジャ魔女の音楽の監督であった藤田明彦は職を失うこととなった。そして2年目の「おジャ魔女どれみ♯」では担当者が変わった。その後藤田はマーベラスと契約して「も〜っと!」から復帰する。「♯」はおジャ魔女の中で異色の感があるが、「♯」でしんみりした曲が作られたことがバンダイミュージックの解散と関係があったというのだから興味深い。

25 jan(sun)

あらまし。

カレーを作ってみた。

カレー1。

まったり起きだしてさっそくカレーを作りはじめる。

水は使わずに大量のトマトとヨーグルトを使う、ということだけ決めて作った。香辛料は黒こしょう以外は粉末のものを使った。クミンとコリアンダー(実のほう)と黒こしょうで香りを、赤唐辛子で辛味を、カルダモンで清涼感を、なんだかみんな使っているのでターメリックで色をつけた。これもよく分からないけれど月桂樹の葉を使って肉を炒めた。塩辛さには岩塩を使った。

具は鶏肉となすび。たまねぎとにんにくも入れようと思っていたのにすっかり忘れていた。さて、よくばってクミンとコリアンダーを入れすぎてしまったようでずいぶん辛いカレーができた。あとで粒のまま加えた黒こしょうも刺激的だ。わたしは大丈夫だけれど、もうすぐ買いものから帰ってくる家族は食べられないかもしれない。実験台の人たちが食べてくれないことには、香辛料が減らなくて困るのである。

カレー2。

分量は5皿分ぐらい。そこにトマトが8個とヨーグルトが500グラムも入っているんですっぱい。なすびも鶏肉もすっぱくなっている。そういうわけで、わたしの好きなすっぱくて辛いカレーのでき上がりなのである。次は酸味を抑えてもうちょっと苦かったり甘かったりしてもいいかなと思う。香りは強いだけで単調なので他の香辛料もあれこれ試したい。

これを昼食に出すと、こんなに辛いのに家族は平気で食べているではないか。ううむ。さすがはあずまさんの家族である。香りと辛さについては好意的だが、酸味が強いのが不評だった。

クイズ。

今日はゲーセンには行かずに昼寝する。一昨日買ってきたマリみての本を読んだり昼寝したり、また読んだりする。この身体から毒が抜けるまでは、しばらくマジックアカデミーはやめとこう。

26 jan(mon)

あらまし。

おすすめ。

虐待。

生きながらにして腐敗していく。自分の部屋で、家族に囲まれて、このように猟奇殺人のごとき刑罰を受けようとは。悪い親から生まれたために、その罰を子が受けねばならぬとは。

本屋さん。

Amazonで本を買うと、たくさんの「おすすめ」が提示される。最近買った本と傾向の近い本を勧めてくるのである。じゃあ、てんでばらばらの本を一度に買ったらどうなるか。

最近「経済学の本」と「エロまんが」を一緒に買ってみた。残念ながらAmazonは難しい本ばかり勧めてきてエロまんがは出てこないのである。こりゃがっかりだ。

わたしのせいで、見知らぬ誰かがジェーン・ジェイコブズの「経済の本質」を買おうとしたら「この本を買った人は、こんな本も買っています」と、ずらずらと恥ずかしい題名が出てきてたまげたり、なんてことも起こらないのである。いっそのこと「人妻」とか「学園もの」だとかの中から見つくろってくれたら楽しいのに。

27 jan(tue)

あらまし。

本を買いすぎるのは乙女心の仕業ですか。

お買いもの。

会社帰りに本屋さんに寄ってしまった。

蔦谷喜一・上村久留美「わたしのきいち」を見つけた。ああああ、この絵だ。山手線のドアの上の液晶画面に映る「早稲田塾」の広告に出てくる、日本画風の女の子の絵を描いているのは蔦谷喜一という人だったのか。ああもう。かくも萌えな絵が載った本は買うしか。

そのそばに置いてあった堀江あき子編「乙女のロマンス手帳」は、第2次大戦後10年ほどの間に出た、少女雑誌の絵や文を取りあげたもの。勝山ひろしの人形のような少女の絵にひかれて買ってしまった。ロリータ趣味を経て、フランスからやってくる「イエイエの時代」と融合する素地みたいなものを感じてしまう。今年は乙女心の年だ。さっき決めた。

家に帰るとAmazonから本が届いていた。7冊のうち4冊だけ届いた。山際素男「不可触民 もうひとつのインド」、大月サチ「かけちゃえ!」、師走の翁「精装追男姐」、蛇光院三郎「痴女」の4冊。最初の一冊をのぞいて全部エロまんが。はらたいらさんに3,000点。

黒薔薇は夜に咲く。

「黒薔薇は夜に咲く」は、本当に「ゴスロリ少女をいじる」だけのゲームのような気がしてきた。

おはなし。不吉な館に住む貴族の青年ネファスは病弱で余命幾ばくもない。何年か前に高値で買い取った美しい少女が充分に育ったので、欲望のおもむくままにすごいことをする。彼は少しずつ自分のしでかしたことを思い出していく、というおはなし。

主人公がフランヴァルという人に例えられるくだりがあって、サドの書物に例えるのはやめてくれなんて答えるのだけれど、なんだか見覚えがある。調べてみたらサドの「残酷物語」だった。公爵フランヴァルが美しい妻を放ったらかして自分の娘に浮気する話。なぜか娘には丁寧な言葉遣いで接して、娘には自分のことを「お兄さま」と呼ばせる。webで検索したら7番めに自分の日記が出てきた。ぶははは。忘れていた。

そういえば主人公ネファスもマリーツィアに丁寧な言葉でしゃべっている。でも夜にはすごいことをする。朝になるとまたやさしいネファスさまに戻っている。うへえ。これは変だ。変なら変で通してほしかったのだけれど、文章がついてこない。ところどころ台詞が格調高くなくなったりするのでがっかりする。

あと、衣装へのこだわりは半端ではなく、衣装を変えると夜の遊びも変わるのである。絵だけじゃなくて行動が全部変わる。その結果として夜の場面の種類は増えたけれど、それぞれの描写が短いものとなった。これはよろしくない。

で、最近の問題はというと、マリーツィア以外の話への分岐がさっぱり分からないことだ。金髪で強気な従妹のラフィーニたんとすごいことになるのを期待するのだけれど、彼女は館に遊びにきてもすぐに帰ってしまうので困ってしまう。

輸入盤。

「『音楽障壁』に反対する理由」(「音楽障壁」問題研究会設立準備会)を読んだ。輸入盤は安くて国内盤は高いという状態は十何年も前、中学生のころから認識していた。そして、国内盤はプレスの質がよいのだという評判も聞いていた。しかし最近は国内盤は値段ばかり高くて、品質が大変に低いCCCDになりつつある。

海外で制作された音源があって、現地で販売されているCDが日本にも輸入されて、日本の店頭に並んでいる。正確には逆輸入ものも含むのだけれど「日本語の歌唱」をあまり聞かないわたしにとっては、これが輸入盤である。輸入盤と同じ音源を使って日本のレコード会社が日本語訳詞と解説を加えて、値段の高い「国内盤」として売られていることがある。そこまではいい。しかし輸入盤はまっとうなCDなのに、国内盤がCCCDになっているといやな気分になる。「輸入権」は、このようにたちの悪い商売をわざわざ法律で保護しようというものである。

28 jan(wed)

あらまし。

ぐんにょり。

日記。

ぐんにょり。ぐるぐる。ふわふわ。やっぱりTOEICのテープを聴くと寝てしまう。短い質問文も4つの選択肢も意味が分からなくて、文字が別々に見えるようになって、文字を見つめているのに飽きてしまって、台詞は聞こえているけれど知らない単語ばかりで、視界がぼやけたりくっきりしたり明るくなったり暗くなったりする。視野が狭くなったり広くなったりをくり返して、眼球が不規則に動き出す。ああ、これをレム睡眠というのか。

1か月で点数が100点も下がったので、もう興味がなくなってしまった。こんな点数をどうして大人がありがたがっているんだろう。興味がないのだからできるはずがない。でもクラスはあと4か月もあるので困った。

29 jan(thu)

あらまし。

インド。

インド。

インド!! ああインドだ。インドに行きてえ。エジプトの遺跡とかパレスチナの占領地だとか中国の内陸部だとかにも行きたいけれど、いまはインドに行きたい。何年かに一度遠いところに行きたくなって、またすぐに忘れる。そうだ。会社をやめたらインドに行こう。ああインド。インドには行けないけれど、とりあえずカレーには牛肉を入れずに食べている。

声優相性判断。

いったいどうすればいいのだ。「声優相性判断」によれば、あずまさんと相性のいい人たちは以下の通りだそうである。

第 1 位 : 三浦雅子 [ みうら まさこ ] 97.1%
第 2 位 : 大林佳奈子 [ おおばやし かなこ ] 92.8%
第 3 位 : 涌澤利香 [ わくさわ りか ] 91.5%

ぶはははは。だ、誰やねんっ。「ヤットデタマン」のコヨミの声の人は三浦雅子という人だったのか。へえ。もうこうなったら、コヨミと二人で心を合わせて大巨神を呼ぶしかない。

第 4 位 : 福島桂子 [ ふくしま けいこ ] 90.3%
第 5 位 : 門脇舞 [ かどわき まい ] 89.8%
第 6 位 : 七尾伶子 [ ななお れいこ ] 89.8%
第 7 位 : 森下由紀 [ もりした ゆき ] 89.8%
第 8 位 : ナスカ [ なすか ] 89.5%
第 9 位 : 犬山イヌコ [ いぬやま いぬこ ] 88.8%
第 10 位 : 大森玲子 [ おおもり れいこ ] 88.8%

9位と10位だけ分かった。知らない人が多いけれど、ものすごく昔の人なんかも混じっていて、一人ずつ調べていくとけっこう面白い。続いて、相性の点数がものすごく低かった人たち。

ワースト 1 位 : 長沢美樹 [ ながさわ みき ] 4.8%
ワースト 2 位 : 雪絵れな [ ゆきえ れな ] 6.8%
ワースト 3 位 : 佐藤しのぶ [ さとう しのぶ ] 7.7%

うははは。こっちの人たちのほうが見覚えがある。あと、ものすごくたくさんの中からわたしが選んだ人たちとの相性はどうなっているか。子供声、大人声、アレな声と揃えてみた。

個別指定 [ 244 位 ] : 中田あすみ [ なかた あすみ ] 62.3%
個別指定 [ 415 位 ] : こおろぎさとみ [ こおろぎ さとみ ] 54.7%
個別指定 [ 657 位 ] : 荒木香恵 [ あらき かえ ] 43.8%
個別指定 [ 968 位 ] : 榊原良子 [ さかきばら よしこ ] 24.6%

……低っ。香恵たん低っ。こんなものを占ってなにが楽しいのか分からぬままに調べてしまった。しかし、わけの分からなさっぷりがかえって面白いので載せておこう。

30 jan(fri)

あらまし。

えろゲーやって、もう寝る。

黒薔薇は夜に咲く。

うへえ。話の分岐がちいとも分からないので、ほかの人の足跡に頼ることにする。

思っていたより話が複雑だった。でも、やっぱり文章がところどころ変だ。ラフィーニたんが女王さまになるところまで遊んだので、今日はもう寝る。

31 jan(sat)

あらまし。

「恋姉妹」を探す。

お買いもの。

日本橋にやってきた。

まずディスクプラザ。「百合姉妹」の冒頭にある「恋姉妹」がCDになったのだけど、これがものすごくこっ恥ずかしいと聞きおよび、探しはじめた。ディスクプラザでは見つからない。

ディスクピア。ここにも「恋姉妹」がない。あと「ワールドミュージック」の売り場がえらく狭かった。狭い世界だった。

とらのあな。やっぱりない。CDが出ることは「百合姉妹」を読んで知っていたけれど、別に聴きたいなんて思わなかった。しかし、店で見つからないと意地になって探してしまう。とらのあなにもなかった。

ゲーマーズ。見つからない。

難波側のディスクプラザ。ここにもない。

ソフマップ。ここのCDの売り場で「百合姉妹」1号の表紙と同じ絵柄が目にとまった。「恋姉妹」第1巻「秘密の時間」である。あと、えろゲーの売り場で、予約していた「王立ネコミミ学園」(Dress)を買ってきた。

恋姉妹。

「恋姉妹」第1巻「秘密の時間」を聴きはじめる。

あひゃひゃひゃ。変な声出ちゃうー。ぶはははは。息が、息ができない。のっけから恥ずかっすィィィッ!! ありえないって。こんなの無理だって。途中で止める。はあはあはあ。8分ぐらい聴いたところで深呼吸。また聴く。

榛菜姉さまって素直に暗い。かかか、可愛えええ。中ほどにしばらく重たい展開があって、最後にまたもとの調子に戻る。また腹がよじれる。うくくくく。

検討。

2月のえろゲーの続き。

「まほこい〜エッチな魔法で恋×濃しちゃう〜」(アトリエかぐや) 魔法少女もの。これまた変な題名だ。


あずまにおっしゃりたいことがありましたらお手紙ください

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