内容●祥子さまとシャロンたん萌え。あとカレーも。
エンディングはないよ。
プロ野球の球団の一つ、大阪近鉄バファローズが球団の名前をつける権利を売りに出すという。で、今日の読売新聞を読んでみたらば、巨人のえらい人がずいぶん怒ってらっしゃるという。絶対に阻止すると息巻いている。
その隣に読売新聞の解説として「野球協約の精神を無視」という、仰々しい題名の記事が書かれてある。そうか。バファローズの精神が問われているのか。野球とぜんぜん関係のないところで精神が問われているので驚いた。客は野球協約を見に行くのではない。
新聞社は「家族のいる家の中で生きながらにして腐っていった少年」については、どの新聞も言い回しまで似たり寄ったりの記事しか書けなかったのに、「国会議員の学歴詐称」には血道をあげる。読売新聞はプロ野球の記事が売り物なので感情的になってしまうのだろう。しかし「野球協約の精神」なんていう、げんなりするような記事を書くのはかえって印象を悪くした。ひょっとしたら良心ある記者がわざと書いたのだろうか。
「王立ネコミミ学園〜あなたのための発情期〜」(Dress)を昨日の晩から始める。
うへえ。ふつうのギャルゲーだー。もう驚くほど普通だ。手錠も、先が細かく分かれたムチも、黒光りしたビスチェも、医療器具も出てこないのである。そんなゲームで遊ぶのは何年ぶりだろう。明るく口数が多くてピンク髪のユイを見ていると、わたしはどういうわけか悲しくなってくる。
そこで。そこで主人公の弟の透流(とおる)くんなのDeath!! こんな、こんな可愛いのに。こんなに無防備なのに!! 主人公とはコトに及ばないらしいじゃないか。ユイもセシルもアシェットもみんな主人公のことが好きみたいだけど、透流くんもかなりお兄ちゃんのことが好きっぽいじゃないか。おい主人公、お前なにやっとんねん!! お前の目は節穴かーッ!! 主人公とは実の兄弟じゃないというから期待したじゃないかー。
「王立ネコミミ学園」の1周めが終わる。
ふらふらとユイ以外の女の子とも仲良くしていたら、最後にあっさり振られてしまう。ユイは王室と関係があるようなので、文化祭での劇中劇での運命に縛られる役はユイの境遇と重ねられているっぽい。
画面にUnhappy Endと書かれるぐらいなので、わたしの第1回めのおはなしは失敗だったわけである。ここで弟の透流くんが攻略のヒントをひとつだけ教えてくれる。3人組とメイドの凪沙(なぎさ)さんと、透流の中から選べという。透流くんにこんな恥ずかしいことを聞くわけである。透流くんにこんな恥ずかしいことを言わせるわけである。だから「透流」を選ぶ。選ぶさ。選ぶに決まってる。さあ選ばれよ。選ぶでしょフツー。
「でも、ぼくたち男の子どうしだから」
「ぼくのエンディングはないよ」
と言われてしまう。早い話が、わたしは弟にも振られてしまったわけである。あんなに無防備だったのに。誘っているとしか思えないのに。ああもう、そのまま床に押しつけてもよかったんじゃないかと思えるほどに!! はあはあはあ。これが、透流くんからお兄ちゃんへのヒントなのであった。
冒頭で透流が図書館で女の先生に押し倒される場面があるのだけれど、主人公とはないのである。こんなのってないよう。
拷問。
少年の親が窓に目張りをしていたのは知っていた。悪臭が外に出ないようにしていたのだと思っていた。しかしそれだけではなく、窓を板で覆って光を遮っていたというではないか。そうなると目張りは悪臭を閉じ込めるためではなくて、単純に逃亡を防ぐために窓が開かないようにしていたのかもしれない。まあそれはさておき、この徹底ぶりはすごい。彼らは実は秘密警察あたりで訓練を受けた拷問の専門家なのだろうか。あるいは刑務所の懲罰房で肛門への水責めでも体験したんだろうか。
睡眠と食事と排泄の自由を数か月に渡って奪われたら、たいていの人はあきらめると思う。その上、光さえも奪われるとは。警察で取調べを受けている人は、あきらめてなにか自白すれば当面の拷問から逃れられるかもしれない。じゃあ、自分の部屋で保護者に拷問されている人はなにをあきらめたらいいんだろう。こんなことをされたらきっと狂ってしまう。
作り話じゃなくてホンマもんだからすごいのだ。中世の横暴な貴族の地下牢じゃなくて、現代の集合住宅だからすごい。ほんとに。SMクラブの女王さまに何十回と貢いだところで、ホンマもんの迫力にはかなうまい。不謹慎だけど。
あのおばさんは、どうしたら少年に屈辱を与えられるかを日々研究したのだと思う。気まぐれな間隔で食事を与えたり、部屋の中で排泄させたり、時間が分からないように部屋を暗くしたりなんていうのは素人のしわざではない。日々の研究の成果か、あるいはあのおばさんによほどの才能があったのかのどちらかだ。ほんとに不謹慎だけど。
晩ごはんを食べながら「中国語会話」を見ていた。冒頭で出演者の一人が歌を唄いながらケーキを持ってくる。出演者のうちの二人が誕生日だという。これは驚いた。そしてわたしもひとつ歳を取った。
本が届いた。
一昨日、またカレーを作ったんだった。鶏がらを煮込んだスープに、香辛料とトマトとたまねぎとにんにくを入れた。たまねぎを入れすぎた。
いま一部の人の間で有名な株式会社ウェディングが「はてなダイアリー」にも攻撃をしている。ああすごい。はてなダイアリーで書いていたら、該当の記述を消されたりするわけである。係争時のために用意されている「はてな評議会」の手続きを経ないで、無断で書きかえられた人がいる。こんな身近に闘いの場があるなんて。
「悪徳商法マニアックス」がウェディング社を取り上げているせいで、そのwebサイトの置き場所を提供するBig-netは記述の削除を求められている。そして、この日記も同じところに置いてあるじゃないか。うははは。
Amazonから残りの本が届いた。
ジェイン・ジェイコブス「経済の本質 自然から学ぶ」、山際素男「不可触民と現代インド」、草野たかゆき「憂母」の3冊。最後の1冊だけエロまんが。このような努力の積み重ねで、いずれどんな本を買ってもAmazonにエロまんがをすすめられるようになるのである。
MyDoomワームが毎日送られてくるようになった。bigのフィルタで取り除いてくれて、MyDoomを含むメールが送られてきたという通知だけが届く。ここにメールアドレスを露出しているけれど毎日数通ですんでいる。今日は4通だった。ここはたいして注目されているわけではないので、送られてくるウィルスだのワームだのもたいした量ではないのだろう。
踏切事故。
6歳の子供が阪和線の踏切で電車にはね飛ばされて大怪我をした。
毎朝TVをぼへーっと見ていると、この事故が取り上げられていた。「開かずの踏切」なんていうのだけれど、ラッシュ時に踏みきりが閉まっている時間は1時間あたり30分だそうだから別にたいしたことはない。いやいや、閉まっている時間が長いのは確かだけれど、道路の交差店だって半分ぐらいの時間は赤信号なのである。こんなものは「開かずの踏切」と呼ぶのは大げさだ。東京の中央線で最近急に話題になったものだから、単語を出してみただけなのだろう。
通学途中の子供が無理に渡って電車にぶつかったという事件である。運転手が言うには踏切の15メートル手前で子供の進入に気がついたんだそうである。15メートルって。こんな距離では電車が非常ブレーキでも止まれるはずがなく、あと一歩で渡りきるというところで子供ははね飛ばされる。あのでっかい鉄のかたまりが目の前にせまっているのである。証言を信じるならば、これは渡ってしまった子供が無茶しすぎたか、電車や自動車の恐さの理解が浅かったかであろう。これは学校で習うとか習わないだとかの問題ではない。こういうのを自殺行為というのだ。
無理をして渡る大人を子供が真似していて、そんな悪い大人のせいなのだという意見には違和感をおぼえる。確かに悪い大人がいる社会では、子供を育てるのはより困難であろう。しかし、自分の失敗を他人のせいにするような子供を育てたいのだろうか。たいした考えもなしに他人の真似をするのは大人だって一緒だ。そして「踏切で無茶をする大人」を追い出すことはできない。大阪はそういうところだ。
しかし問題の根本は、やっぱり「踏みきりが存在する」ということ自体にあるのだろう。踏みきりをなくして立体交差にしたいのだけれど、お金がないので当面は無理に違いない。お金のあるうちにできなかったことを悔やむしかない。学校のはじまる時間に間に合うように登校したくても、死んでしまっては学校に行けなくなる。こっちは悔やんでも悔やみきれまい。事故に遭った子供の通う小学校では、遅れてもかまわないから踏切を安全に通るように指導するそうだから、そこから大事なことを学んでほしいと思う。TV番組の記者が路上の子供にマイクを向けると「大人の真似が正しいとは限らない」と答えていて、それはそれで変だけどちょっと面白かった。
2月のえろゲーのまとめ。
「まほこい〜エッチな魔法で恋×濃しちゃう〜」(アトリエかぐや) 魔法少女もの。無愛想な同級生がまたなんとも。2003/02/27発売予定。
「ごす」(Meta-Doll) ふりひら衣装を3Dグラフィクスを使ってリアルタイムに描くという。ああ恐ろしい。新しいビデオカードを買ってこないと動きそうにない。それで、このゲームがつまらなかったりなんかしたら、もう地雷祭りだおみこしワッショイ。衣装に力が入る一方で髪の毛の描きかたが粗くなってしまうあたりに地雷のにおいを感じる。なのに惹かれる。2003/02/27発売予定。
3月のえろゲー。
「黒百合の館」(Black Package) だって洋館ですもの。生意気なお嬢さまなんですもの。「お手軽ハード凌辱アドベンチャー」ですってよ。「お手軽」なのに「ハード」って、どっちやねん!! もし「黒薔薇の館」だったらマリみてっぽいなあと思っていたら、そんな題名の映画が1969年に撮られていた。2003/03/12発売予定。
「魔女っこde' GO♪GO♪ ポールとミラ☆クル大作戦」(るチャ!) 「すけすけシステム」ってなんだろう。かなりアホそうだ。2003/03/19発売予定。
毛布がなくなっていた。
お腹の中で出しちゃうとママ困るの!(挨拶)
部屋に戻ると、枕元の小説とかエロまんがとか画集だとかの置きかたが変わっていた。いちばん上に積んであったエロまんがが、下のほうに置かれている。草野たかゆきの「憂母」を枕元に置いておかなくてよかった。
いやいや、そんなのは取るに足らぬ小さな問題なのである。わたしの生涯のほとんどをともにしてきた、ピンク色の毛布がなくなっていたのだ。長い年月のうちに末端の縫製がほつれていて、母上が捨ててしまったという。小さく白い花の模様があしらってあって、小学生のわたしにも美しいと分かった。そんなわけで、もうすげえお気に入りだったわけである。あの上品な肌触りと深いピンク色の毛布を、また探しだせるだろうか。ママ、ママ、ぼくを捨てないで!!
マリみてっぽい本はまだまだ続く。
2003/10/10 | マリアフェスティバル[1] | キャロット出版 |
2003/12/05 | 姉妹宣言[白] | オークス |
2003/12/18 | 革命の薔薇たち | オークス |
2003/12/19 | マリアフェスティバル[2] | キャロット出版 |
2004/01/07 | 姉妹宣言[紅] | オークス |
2004/02/06 | マリアフェスティバル[3] | キャロット出版 |
2004/02/中旬 | MARIA'sウインク | 文苑堂 |
2004/02/下旬 | 姉妹宣言[黄] | オークス |
今月は3冊も出るらしい。ああすごい。ああ恐ろしい。なんでも出しやがれ。なんでも買うさ。
今日はそれっぽいメールが9通もきた。新記録だ。
ゾンビ屋が終わるらしい。
来月に出る「ホラーM」4月号で「ゾンビ屋れい子」は終わるらしい。ヒムラーの「汁」のあたりで、送られてくる手紙が激減したといつぞやの本誌のあとがきで作者が書いていた。本当に人気がなくなっていたのだろうか。
朝寒くて布団から出られない。会社では昼間にものすごく眠くなる。定時を過ぎたあたりでやっと仕事に集中できた。
「フリフリ☆みゅーみゅー」動かず。
次が最終話だというからいますぐ掲載誌を買ってきて調べたい気もするけれど、しばらく読んでなかったのにいきなり最終回の近くを読む羽目になるのはやっぱり困る。
「ゾンビ屋れい子」の次の単行本11巻が出るのは6月ごろだろうか。やっぱり気になる。やっぱり読みたい。再来月からはきっと「殺し屋サキ」が始まるんだよな。そうだよな。百合川姉妹が大活躍なんだよな。……うわあああん。
あと、れい子の死後に地獄でリルカ姉さんと再会なんてのがあってもよかった。地獄でサキにまた襲われたり、犠牲になった友人たちとつかみ合いの争いになったりしてもよかった。
モスクワの地下鉄で爆発があった。で、家に届けられる読売新聞を読んでいると、またげんなりする。
モスクワの特派員は事故について見聞きしたことを署名入りで書いている。署名のない解説記事がひどかった。プーチン大統領はチェチェン共和国の安定に尽力していて、チェチェンの独立が遠のくことに焦った武装勢力が爆弾テロを起こすのだと書いてある。この理由を導くようなことは何も書かれていない。それじゃあ何も調べないままに「選挙の前に行ったプーチンの人気取りイベント」と書いたっていいのだし、逆の立場から「大統領を窮地に追い込むための卑劣なテロ」とでも書けるではないか。去年まで読んでいた毎日新聞もこんなにひどいのだろうか。
どんな新聞にも政治的な偏向があるのは仕方がないし、記事の質についてもたいして期待はしていない。でも、読売新聞はちょっとわたしが読むような新聞じゃないように思う。新聞を替えて1か月。替えてはじめて分かる。4コマ漫画はあんまし面白くないけれど、怒りを覚えないですんでいる。
最近の3Dグラフィクスの負荷はどんなもんかと、ベンチマークの「フリフリ☆みゅーみゅー」(Teatime)を落としてくる。ビデオカードのDirect3D対応が必須であるらしく、まったく動かなかった。エミュレーションで動いてくれるわけではないらしい。ぎゃふん。
24時間稼動で計算をさせているので、消費電力の大きなビデオカードを入れることはできないのである。とくに冷却ファンが回り続けているようなものは危なっかしくて使えない。「ごす」(Meta-Doll)を買っちゃったときのために、ビデオカードを探しているのである。もうすぐ出るっぽいS3の新製品は消費電力が低いらしいので期待しておく。
プリキュアをはじめて観た。
先週から始まった「ふたりはプリキュア」をはじめて観た。
「ふたりはプリキュア」第2話「カンベンして! 闇に狙われた街」の巻。
なぎさとほのかの二人いっしょの変身シーンがちょっと恥ずかしい。それ以外に好きな部分がなかった。説明ばっかりで面白くない。いちいちカードを通す部分が省略されるようになったら、もうちょっと見やすくなるかもしれない。あと、歌舞伎役者みたいな頭の悪者がもっと変になったら面白いかもしれない。さらに小動物のメップルとミップルがあんましかわいくない。
もし面白かったら「プリティでキュアキュア」の「キュアキュア」ってなんやねん!! ……みたいなことを書きたかった。百合萌えで壊れたりしたかった。でも、もう書くことはない。
クレオパトラたんハアハア。
心斎橋の「シネマ・ドゥ」まで映画を観に行く。降りる駅を間違えたり、駅で迷子になったりしながらも奇跡的に時間までに着いた。
「ミッション・クレオパトラ」(Gaga/Alain Chabat監督)の巻。
あらすじ。昔々のエジプトの女王クレオパトラはローマ皇帝セザール(あえてフランス語読み)の気を引くために神殿を作ることになった。女王は、へんてこな家を建てる建築家ニュメロビスに90日で完成させるように命じる。そんなの魔法でもないと無理だ。そこで本当に魔法の力を求めてガリアの国に向かう。まあどういうわけかドルイドの神官の助けを得て、力が強くなる薬のおかげで工事はうまく進むのだが、女王に取り入った古参の建築家とセザールがぐるになって工事を邪魔してしまう。
感想。時間ぎりぎりに劇場に入ったらば、客が5人ぐらいしかいないではないか。平日の昼間ならこんなもんなんだろうか。わたしの観た映画では客の少なさ新記録である。
中身はというと期待通りの馬鹿映画だった。エジプト人もローマの兵隊もガリア人もフランス語をしゃべっている。だいたいエジプト人が魔法の薬を飲んで「トレビアン」とか言ってるのはかなり変だ。まあそれはしょうがない。フランスの映画だから。オリエンタル世界の人の名前が舌を噛みそうで覚えにくいのは向こうの連中も同じなのか、人の名前を毎回ちょっとずつ間違える。ふざけてスフィンクスの鼻を壊したりもする。スフィンクスを拝みに京都の舞子さんが来ていたり、突然スターウォーズが始まったり、突然香港映画になったりと小ネタの量がものすごい。突然ギャグが入って突然終わるので、分からなかったら置いてけぼりである。
すべてにおいてふざけているのだけれど、世界史とか美術史の教科書の最初のほうに載っている知識をちょっとだけかじっていると楽しいかもしれない。クレオパトラが機嫌を損ねて壷をがしゃんと割るだけでもなんだか不謹慎にもおかしいのである。当時の巨大な建物は奴隷にむち打って無理矢理作らせたわけじゃない。James Brownの「I feel good」に合わせて踊りながら作ったのである。そんなアホな。何百人という人夫が壁画のごとく「横向き」に踊る。何十も流れる曲の選びかたもふざけていて、似合わないような曲ばかり選ぶ。
最後にローマ軍が投石機で建物を壊しはじめるのだけれど、この石の量が大げさでいい。ローマ兵が「こんな暴力が本当に必要なんだろうか」なんてこぼすのはきっと2002年当時の、アフガニスタンに向けて飛んでいった米軍のミサイルに掛けてたんだと思う。いやいや。エジプトと国境を接するパレスチナを指すのかも。
さて、見終わって、あまりのくだらなさに大喜びである。女王さまがエロくてまたよろしい。エロい上にわがままで、さらに恐いのである。このエロさをパピルスに書きとめんと、パンフレットを買いに行ったら売り切れだといわれた。客は6人しかいなかったのに。きっとみんなクレオパトラたんが好きなのだ。
日本橋に向かう。雨が降ってきた。
とらのあな。マリみてっぽい本がどんどこ増えていく。「マリアフェスティバル」[3]を買う。これから発売されるマリみてのDVDの値段の高さにびっくり。2話で6,000円ぐらいする。完全予約の限定版は9,000円ぐらいする。こりゃまいったねお嬢さん。アニメ版のことは忘れよう。
わんだーらんど。海藍「トリコロ」[1]、もりしげ「花右京メイド隊」[8]を買う。
難波の「四国うどん」に久しぶりに寄る。生醤油うどんを食べる。ああうまい。もうめろめろー。
「トリコロ」が百合だと聞きおよび、ああ、いつものように聞きおよび、ついに我慢しきれずに買ってしまったのである。おんなの子いっぱいのぬるい4コマのギャグまんがである。まあこれがアナタ。ゆがんだ百合スコープで見なくとも、これはかなりエロいじゃないか。主人公の八重ちゃんの総受(専門用語)っぷりがまた。
時速360キロ。
Xboxと「Dead or Alive Online」のセットである「Xboxかすみちゃんブルー」(Microsoft)には、抱き枕も付属(Hotwired)する。
キャラクターものの抱き枕は新しい物好きなマニアだけのひそやかな楽しみであった。同人誌レベルの小さな世界の中でさえ、マニアの注目は集めながらもそう売れるというものではない。抱き枕の所有はさらにすごいマニアへの一歩なのである。それがアナタ、マイクロソフトとテクモは受注さえあれば5,000セットも出荷するわけである。そして、日本の記者はHotwiredの取材に対して、
「抱きしめる枕としてはもちろんだが……ほかにも、口にするのがはばかられるような、わいせつな用途もあるのだろう」
なんて、もごもごと答えているのが英文の記事(原文)で載り、かくしてキャラクターものの抱き枕は多くの人の目に触れることとなったわけである。これがとてもくすぐったい。わたしもそれなりにマニアだけれども、等身大の抱き枕なんて持っていない。でもくすぐったい。この記事を見ただけでは、日本の2次元マニアの世界は抱き枕と同人誌でいっぱいみたいじゃないか。
東北新幹線が新型車両で時速360キロでの運転を目指す(JR東日本)という。
360キロっていったらもうエラいことである。東海道新幹線はいつまで経っても300キロにも達しない。これから登場するN700車両でも270キロのままだ。たぶん東北新幹線は東海道新幹線よりも騒音を出すことに対して寛容な環境なのだろう。東海道新幹線の反省をふまえて、線路も速度を出しやすくなってもいるのだろう。
さて、東北新幹線が360キロを出すことができるとなったら、東京-大阪間に作ろうとしている「中央リニア新幹線」の意義が揺らいでしまう。東海道新幹線があるのにわざわざ新たに線路を引くのは、
[1]東京-大阪間を1時間で結ぶのは大昔からの悲願
[2]曲がりくねった線路を引きなおしたいから
[3]経路の寸断に備えて第2の路線が欲しいから
[4]東海道経路に比して騒音に寛容
[4]磁気浮上列車の技術で日本が先行したいから
[5]とにかく工事がしたいから
といった理由が考えられる。でも、運賃が高すぎて誰も乗らないかもしれないこととか、政治的要請から駅が増えて不経済になるかもしれないこととか、青函トンネルと瀬戸大橋と並んで交通三馬鹿工事と呼ぶにふさわしい大事業に若い世代がげんなりすることとか、山地の破壊に対する反省がそろそろ出てきそうなこととか、いろいろあってたぶんうまくいかない。そこへきて車輪と線路で走る電車が時速360キロで走ることが可能になるとなれば、リニア新幹線という途方もない事業はますます遠のいてしまう。中央新幹線を作るにしてもリニアじゃなくてもいいという考えかたもできるけれど、「リニア」という語が入っていないと予算が付きにくいのかもしれない。
……とまあ、長々と横道にそれてしまうぐらい、360キロというのはすごい速さだ。
「メイドさんダイナマイト」が見つからない。
日本橋へ。
ディスクピア。300ポイントもらえるというはがきを持っていく。ついでに1枚なにか買っていこう。ミニモニ。のDVDを買うか買うまいか迷う。結局買わずにFrançoise Hardy「Messages Personnels」を買ってくる。
ソフマップ。CD「メイドさんダイナマイト」が見つからない。あと、最近はこっちの分野までCCCDが増えてきた。えろゲーの音源なんだから計算機上で聴く人がいるに決まってるではないか。なんということを。
わんだーらんど。エロまんが。宮崎摩耶「宮崎摩耶大百科」、The Seiji「お父さんごめんなさい。」を買う。
「Messages Personnels」(Françoise Hardy)の巻。おおう。「Comment Te Dire Adieu」なんか10年ぶりに聴いたような気がする。台詞が入るところなんかすごい好き。たぶん、そのころからこっ恥ずかしいものが好きだったのだ。ところで「さよならを教えて〜comment te dire adieu〜」(Craftwork)というえろゲーがあるのだけど、この1968年の曲と関係あるのかどうかは分からない。そんなことを書いている人は見つからなかった。
あと、今日買ってきたまんがは2冊とも狂っていた。うはははは。「お父さんごめんなさい。」(The Seiji)の、コトにおよんでいる最中に日常の回想が入るところは素晴らしい。
お兄ちゃんとママ。
昨日、日本橋のPCパーツの店でマザーボードを見つくろっていたら、背後で「お兄ちゃん」と言っている人がいた。「お兄ちゃんがいないんだよ」なんて言っている。別に兄を探しているわけじゃなかった。店員を呼ぼうとしたのだけれど、手の空いている人がいなかったらしい。「ちょっとニイちゃん、これナンボや」という文脈に出てくるのと同じ意味で「お兄ちゃん」を使ったわけである。
あんまりお兄ちゃんお兄ちゃんと言うのでくすぐったい。きみはそんなにお兄ちゃんが好きか。ちなみに、その人もお兄ちゃんだった。
ちょっと気になっていた、明日発売のえろゲー「あまえんぼう〜もう! イケないコね〜」(SPEED)はわたしの想像以上だったようだ。ママのミルクをおねだりするほどの勢いらしい。ぶははは。甘えるにも程があるDeath!! そうだ。見なかったことにしよう。そうでないと買ってしまいそうだ。あまりの情けなさに笑いが止まらなくなるに違いない。そしてママの胸に抱かれながら号泣しているに違いない。
国民。
今日は13日の金曜日やんかー。どうしてそれだけで子供のころに騒いでいたのかは、いまとなっては分からない。わたし一人だけが騒いでいたのかもしれない。
ある自動車製造業者が大きな利益を出したのは「マーケティングが優れているから」だとか「製造工程を常に改善しているから」だとか「経営手腕が卓越しているから」だとか、いろいろ言うことができる。
その経営者が、どうして牛丼屋の前の行列を指して「日本人は右から左へ早くふれやすい、単純な国民」だと言えてしまうのだろう。記者会見でわざわざそんなことを言ってのけるとは。その単純な国民が優れた自動車を作ったり買ったりしてくれるおかげで食っていける身だということを忘れたんだろうか。単純な国民が選挙に行かないおかげで、自民党への政治献金の影響力が大きくなっているということも忘れてしまったんだろうか。
たとえふだん食べていなくとも、急に食べたくなったから食べに行くのだ。わたしたちは、いまや一生涯をかけて銀行と不動産屋と自動車屋に奉仕することはない。牛丼を食べたいと思ったら食べに行ける程度には豊かになってしまったのだ。明日なくなると分かれば、ふだんの牛丼とは満足が違うのである。経団連のえらい人でありトヨタのえらい人でもある奥田碩がこんなことを言ったおかげで、たまたま牛丼を好きな人が「もう金輪際トヨタの車は買わん」と決めたかもしれない。この顧客にとっては、トヨタ製品に対する満足はこれからずっと下がりっぱなしだ。
ああそうだ。この人は牛丼がなくとも「死ぬわけでない」とも言っている。注目すべきはむしろこっちだった。「顧客満足」なんていう考えかたは彼のような上流階級の人たちの間でのみ通用するものだったのだ。「国民」は死なない程度に生きて生産力を提供すればいいのだから、そりゃあ満足なんか求められては効率が悪い。なるほど、これが世界一のトヨタ生産方式というわけだ。
4月からは、売り物には「消費税込み」の価格を表示せねばならない。わたしはいままで、わざと無駄な仕事をさせるのがねらいなんだと思っていた。袋の印刷をやりなおしたりシールを張り替えたりすることで、袋屋さんだか印刷屋さんだかの特定業種の受注が増えるというしくみなんだと思っていた。
でも、いま日本中でコストを下げようとしているときに、わざわざ販売の効率を悪くする意図が分からない。これから先、消費税率がどんどこ変わっていきそうだというのに、そのたびに表示を変えねばならない。在庫を持つことのリスクがますます上がってしまうではないか。
価格の混乱に乗じて消費税率を上げたいのか、弱い業者をつぶして競争を減らしたいのか、ただ単にげんなりさせたいのか。いったいなんなんだ。「価格表示を分かりやすくするため」という説明は信じがたい。
ビデオデッキが使えるようになった。
長かった。旅に出ていたビデオデッキが、ビクターの人に連れられて帰ってきた。
動作確認のためにテープを再生したいという。もう5か月も使っていないのでどれがどのテープか分からないのである。手近なところにあったテープをつかんでみたけれど、どんな絵が出てくるか分からない。わたしのテープじゃないかもしれない。
がちゃんことテープを入れて再生してみたらば。青い空の背景に大きな建物。小さい物体が舞っている。赤い服の少女が出てきて歌いだすのである。うはー。「夢のクレヨン王国」だった。徳光由香の声で「ん・ぱか」歌って、シルバー王女がえっちらおっちら歩いている画面をビクターの人がじいいっと見る。わたしもじいっと見る。ヘッドが変わったので、以前に録画したテープの再生時に、ヘッドの走査にずれが出るかもしれないという。調整の動作を見ながら、じいいっと見る。
「ン・パカマーチ」の1番と2番の間のシャカチックとユックタックがぐるぐるするあたりまで見た。録画再生用ヘッドと磨耗部品の交換と技術料で3万円。ヘッドの部品だけで2万円ぐらいする。高いのは知っていたけれど、それでも修理して使いたかった。これで、今日のボーボボさんを録画できる。寒い両親の寝室に忍びこんで、たんすの上のTVを直立不動で観なくてもすむのである。
さっき、今日はボーボボの放送がないと知った。
今日は風が強い。外に出ずに昼寝していた。ずうっと昼寝していた。
計算機いじり。あとえろゲー。
渋谷区大型デパートヨコセヨ!!(挨拶)
母上がひさしぶりに牛肉を買ってきた。晩ごはんは焼肉だった。
MacのHDDを1台増やして、そっちにMac OS Xを入れなおす。10.1から10.2.8にアップデートするのにえらい時間がかかった。
さて、そのままではClassic環境が使えなくて、Software Restore CDの1枚めから入れてやらねばならない。テキストエディタYooEditだけのためにClassic環境が手放せない。
再びClassic環境を捨てようと、ここ数日間でMiを使ってみた。Miもちょっとした編集だったらできるのだけれど、何百KBもあるファイルを検索したりするととたんに遅くなったり、一括検索の結果が見にくかったりする。あと正規表現を使った検索機能が弱いのが致命的だった。HTMLやCといった言語に特化した機能を持っていて便利なのだけれど、いままでに書き散らかした大量の文書の中から検索したり、長い文章を整形したりというわたしの用途には向いていない。
YooEditにも不満がないわけではない。Undoが1段階しかないことと、なにより今さらClassic環境でしか動かないということだ。フリーではYooEdit以外になかなかいいものが見つからない。有料のものではJEditがよさそうだけれど、試していない。
久しぶりにネコミミ学園で遊ぶ。24時間稼動の計算機のマザーボードとHDDが壊れてしまって、ここまでくるのが大変だった。
やっとこさユイの話を終わらせる。こんどは姫さまのユイと結ばれちゃう。ユイはかなり変なのだけれど、涼森ちさとの芝居に支えられてなんとかぎりぎりの線を走っている。もうふわふわでえろえろで赤面しちゃう。
これまた久しぶり。やっとこさラフィーニの話を終わらせる。選ぶ衣装が話の分岐になっている。こんなの分かるかーっ。ラフィーニはお嬢様キャラとしてはもう一歩だった。途中から出てくるので話が短すぎる。
特記事項なし。
パラレルやっちゃってーパラレルやっちゃってー(挨拶)
ビデオデッキの修理代を払ったら預金残高がまたエラいことに。板と石を買いたいのだけれど先立つものがないので困った。
だけれどときどきため息つく。おとこの子一人も知りもしないのに、恋のうた唄うなんてヘンね。そうですただの人形、それでもへ・い・き・よっ。……はふん。セルジュが地獄の縁から呼んでるのでもう寝る。寝ましゅ。
仏楽CDって書くとお経のCDみたいだ。
昨日、電車の隣の人が読んでいる新聞に例のレコード輸入権の話が載っていたのだけれど、位置が悪くて読めなかった。
「異例ずくめのレコード輸入権騒動」(benli)に詳しく書かれている。日本の市場の中でそう大きな割合を占めるわけでもない、音楽流通だとか放送といった産業はどうしてこうも保護されるのだろう。「国益」とか「規制緩和」なんてこんなもの。
へー。フランスはCDが高い(benli)のか。フランス語の歌唱はあまり市場が大きくないんだろう。まいったなあ。こんな細々とやってる分野にまで日本製のCCCDを押しつけられてしまったら、あたしゃ楽しくも不便なアナログ音源に逆戻りだ。日本向けのCDが「欧米で」作られることはないから「洋楽」には影響しないと日本レコード協会は言っているけれど、そのさじ加減を決めるのは法律ではなくレコード会社だ。
あと、ぜんぜん関係ないけれど「仏楽CD」って書くと、なんだかお経のCDみたいだ。
描画エンジンを下層からOpenGLで書くうちに力尽きたんだろうか。「ごす」(Meta-Doll)の地雷のにおいがますます濃くなってきた。TeaTimeのように3Dの萌え絵柄なのに声がないのかー。絵はよく動いてるっぽいけれど、脱いじゃあ駄目なんDeath!! ここまですでに分かってしまったらお祭りにならないではないか。危険なにおいは小出しにしないと。
DirectXのように上位の機能が整備されたものがあるのに、いまどきOpenGLで書くからにはなにか意図があるのだろうか。エンジンの完成度によっちゃあ別の商売になるのかもしれない、とさえ思ってしまうぐらいに危険なにおいがする。
ハイテクだー。
今日は、なんだかものすごいハイテクな家屋があるというので見に行った。仕事で。
ネットワークにつながってなんでもできるといったら、どんな危険なものが出てくるのかと思って期待していた。詳しいことは書けないけれど、危険のありそうなところまでは進んでいなかった。安心していいような心配していいような。
で、冷蔵庫や沸騰ポットがネットワークにつながってなにがうれしいのかといままで馬鹿にしてきた。ところが、冷蔵庫と沸騰ポットはどうだか知らないけれど、ハイテク装備に期待している人はたくさんいるのである。ネットワークだの音声認識だのを使っていろいろできるというのは、移動や手での操作が困難な人にはとても重要なことなのだと聞かされた。
先立つものがない。
うへえ。また職場の名前が変わる。名刺がなくならないうちにどんどこ貯まっていく。
しばらく高いものを買っていない。買いものがしたい。板とか石とかが買いたい。うううう。預金残高4万円。
次で5箱目。
8時ちょうどに3月分の駐車場の予約券をもらう。高校や大学が春休みなので、2月分からは駐車場に余裕がある。4月からはしばらく厳しくなりそうだ。
うむむむむ。こうまでして(biztech)自宅で確定申告をしたり、住民票をもらうための申請をしたりする必要をわたしにとっては感じない。すごく新しいもの好きの人か、すごく休みが少ないか、すごく住民票をたくさん集めているような人に必要とされているのであろう。
計算機のたくさんある部屋にいるけれど、わたしはやっぱりそんなサービスはいらない。誰かがわたしの名前で住民なんとかカードが作ってやしないかと、余計な心配だけが増えた。森首相の最大の功績がこれである。巨額の費用を投じて、機器やソフトウェアを作る業者を保護することに成功した。
職場の名前が変わるだけではすまなかった。
また異動である。こんどは希望通りのような微妙に違うような職場へ行く。入社以来一貫して職を転々としていて、毎年のように名刺が貯まっていく。次で5箱目になる。
ということは。もう時間が残ってない。……うーん。とりあえず帰ろう。
ふぐを食べる。
例によって日本橋へ。
とらのあな。「クイズマジックアカデミー」のアロエたんの本が入荷したみたいなので探しにきた。時間がないこともあって見つからない。おジャ魔女とマリみての薄くて高い本を買ってきた。
まるで春のようだ。急いで歩いていたので立ち止まると汗が出る。
梅田に5人で集まって飲む。鍋を囲んでてっちりを食べた。
工学部の研究室の同期に5年ぶりぐらいに会った。奈良の長い名前の大学で博士になった人。かしこい人たちの学校ではわたしには思いもよらぬ苦労があって、いやな世界を見てしまったようだ。こんな身近に「白い巨塔」があったとは。あと、長年の心残りであった借金を返す。2,000円。
赤い酒を順番に頼んでいって全部飲んだ。
あとカラオケ屋さんに行く。東映の特撮戦隊ものの曲がずいぶん追加された。最初の歌じゃなくて、最後の歌と挿入歌が増えている。こりゃすごい。せっかく追加してくれたことなので「ストップ! ザ・バトル」(大戦隊ゴーグルV)とか「バイオロボの歌」(超電子バイオマン)なんかを歌う。
「日本ブレイク工業社歌」をついに歌う。CDで追加された間奏の台詞も入っていた。「おだてブタ」(ヤッターマン)が入っているのにも驚いた。マイナーなのを増やすんだったら、ほかにも「ミレンジョ・ララバイ」(ヤットデタマン)とか、もっと作るべき曲があるでしょー。
ペットボトル屋が「クイズマジックアカデミー」で遊びたいらしく、4人はゲームセンターに向かった。わたしは電車がなくなるのでさっさと帰る。赤い酒が回ってきて頭が痛くなった。
寝ている間にお祭りが。
ルート16ターボ(挨拶)!!
目覚めると頭が痛いのは治っていた。毎朝これぐらい頭が軽かったらいいのに。
昼ごろに雨が降った。昨日のボーボボさんを観て、また寝る。こんどは寝すぎて頭が重い。
先々週に買ってきたFrançoise Hardy「Messages Personnels」を計算機じゃないほうのオーディオセットで鳴らしていた。ぼんやりとCDの装丁を見てみたら、
Ce disque contient un dispositif technique limitant les possibilités de copie et est compatible avec les lecteurs de CD, (以下略)
って書いてあるではないか。ああ。これって。これってアレですか。英語でいうところの、
This disc contains Copy Control technology. (以下略)
ってやつですかー。日本語でいうところの「複製を制御された、CDっぽいもの」ですかー。ちゃんと4か国語で書いてあった。わたしははじめてCCCDを買っちゃっていたのである。ふつうに計算機で圧縮音源にして聞くことができたので、いままで気がつかなかった。うううう。やってしまった。もう連中はそこまで迫っていたのか。
夜になると雨が強くなった。窓を開けると、風に乗って大粒の雨がざばざば入ってくる。手に触れる雨粒はそんなに冷たくない。本当に春がきたのだろうか。だったら、今年は春の訪れに気がついたというわけだ。
ReadMe! Japanが数えている、ここの参照回数を見てみたらば。
日付 | 得票数 | 順位 |
---|---|---|
2004-02-16 | 16 | 5163 |
2004-02-17 | 16 | 5154 |
2004-02-18 | 22 | 4266 |
2004-02-19 | 20 | 4514 |
2004-02-20 | 18 | 4747 |
2004-02-21 | 69 | 2078 |
2004-02-22 | 410 | 639 |
うへー。てっちりを食べたり昼寝したりしている間に一桁増えてる。なんの祭りが始まったんだ。
ぱちぱち雑音。
うわおおう。頭痛が痛い。異動の面接があるからまだ帰れない。
……と思っていたらなかなか順番が回ってこない。
思っていたより人が動くんだなあ。本当に順番が回ってこないので帰ってしまう。
先日のHardyの曲はあっさり圧縮できたのだと書いた。えらくぱちぱちと雑音が入るのはアナログ音源に入っているものだと思っていた。でも、23曲の全編に渡ってぱちぱちしているのはやっぱり変だ。このぱちぱち音は訂正されずに残ったエラーだったのだ。そうかそうか、そういうことだったのか。ぱちぱちしているとはいえ、音が出るんだからまだ比較的ゆるいコピー禁止手法なんだろう。
雑音をいちいち気にしていたらアナログレコードなんか聴いていられない。でも、本当のことに気がついてしまったからにはもう戻れない。もっと古いCDで買いなおしだなあ。
マリみてのイベントは遠い。
「これは私の好みには合わないが、他人の生き方に指図はしたくない」(Hotwired)というのが、おとなの対応というものであろう。
また頭が痛くなった。どうも職場で文章を書いていると痛くなるらしい。
「『マリア様がみてる』同人誌即売会」(marimite.net)によれば、今年のマリみての同人誌即売会イベントは前回調べたときより増えている。
[1]2004/02/08 都立産業貿易センター(浜松町) 「+薔薇色革命II+」
[2]2004/02/11 都立産業貿易センター(浜松町) 「セント・ヴァレンティーヌ〜紅薔薇からの贈り物〜」(紅薔薇中心)
[3]2004/02/11 都立産業貿易センター(浜松町) 「花寺祭〜お釈迦様もみてる?!〜」(花寺学院オンリー)
[4]2004/02/29 都立産業貿易センター(台東) 「いとしき歳月2」(蓉子・聖・江利子中心)
[5]2004/02/29 都立産業貿易センター(台東) 「マリア様の御心」(蔦子+サブキャラオンリー)
[6]2004/03/28 サンライフ名古屋 「お姉さまと一緒」
[7]2004/03/28 大阪中之島中央公会堂 「薔薇のお茶会」
[8]2004/06/27 ももちパレス 「6月の薔薇」
[9]2004/10/10 大田区産業プラザPiO 「十月のロザリオ」
[10]2004/10/31 栃木県足利市民会館 「子羊たちの祭典」
[11]2004/11/07 神奈川中小企業センター 「薔薇の園」
ううう。しかし東京も栃木も神奈川も福岡も遠い。名古屋と大阪はいっしょの日だ。そんなこんなで、ここいらへんに住んでいるマリみて者の間では「薔薇のお茶会」は相当の期待がかかっているに違いない。
60スペースの募集に対して99サークルの参加である。となりのイベントの場所まで拝借するようで、なんだかもうこのジャンルはエラいことになっている。このままでは結局大阪にしか行かなさそうな感じだけれど、すごい本でも手に入って刺激されたら、また気が変わるのかもしれない。
残業。
今年は帰りが遅い生活に戻りそうだ。残業手当ももとに戻るだろう。夏冬のまんが大会とせらみゅは確保していきたい。
英語の勉強なんかしたことがないのだと思ってきた。いやいや、そんなはずはない。いままでいろんな状況に応じてがんばってきたはずである。高校を卒業するために、ちゃんと40点を取れるようにがんばったはずである。がんばったのに身につかなかったことを認めたくないから、ずうっと勉強なんかしたことがない、という歴史に書き換えていたのだった。そうだ。そうに違いない。
まったくどこで道を踏みはずしたのか。お経のような英語のテープを聴いたり、教科書を読んだり、英語のクラスの先生が説明しているのを聞いたりしてもちいとも頭に入ってこない。ずうっと関係のないことばかりを思っている。中学のとき以来の十数年間の間にわたしの脳の表面にしみだしてきた、呪いの言葉がいまでもわたしを縛る。英語のお経とわたしの呪いの言葉がからみあって、ぼんやりして、カルト宗教の修行者が感じる悟りみたいなものまであと一歩というところまでくる。ものすごい量の無意味な言葉の列が頭の中を走っていて、眼球は自分の意志に反して乱雑な運動を始める。一言で表現すると、ぼんやりする。
まったくくだらないことだけれど、どうしても許せないことってあるのだ。なんだかもう、わたしの脳の中の革命戦士が革命的迫撃砲と革命的小銃で、いまだに政府軍と戦っておるのである。前置詞「as」の使いかた、なんてものにちっとも興味が持てなくて、つい講師の話を聞き流してしまう。無駄なことはしたくないから、瞬時に興味がないものとして扱ってしまう。すると問題が解けない。いや困った。
驚いたことにいまでもそうなのだ。勉強している最中に、それは意味のないものとして捨て去っていた。いまのわたしには「前置詞」とか「関係代名詞」なんてあまりに高級なことなのだ。そんなことより大事なことがあるのだ。大事なものがなんなのかは分からないけれど、そういう無意識の反応なんだと思う。TOEICで600点を取ることなんか、最初からあきらめていたのだ。わたしの英語の勉強嫌いは病的なものだとわかったので、しばらくはそういう歴史にしておこうと思う。
残業手当54,659円。アレしてナニして166,258円。
1週間の記録。
例によって読売新聞である。昨日の1面のコラムには、イラク戦争に日本が賛成したのは、イラクの核疑惑が解明されない現在においても正しい判断だと言える、と書いてある。イラクは限りなく黒に近いグレーだから攻め込んでもいいのだそうである。
先日の同じ場所のコラムでは、日露戦争は世界のリーダーたる英国の強力を得る外交があったから、強いロシア軍に勝てたのだと書いてあった。だから、いまイラク戦争に協力するのは世界のリーダーに従う当然の行為なのだ、という具合に合衆国政府への追随を支持した。前半の話はよかったのに、どこかで折れ曲がってしまった。
暴走であれなんであれとにかく合衆国に協力するのが正しい、という姿勢が読売新聞の看板であり売り文句であることはよく分かった。こういう態度を「現実的」と言っていいのかどうかはよく分からないけれど、まあこれでこそ日本人に支持される日本一の大新聞である。平均的な自民党支持者が読者になることを想定しているのだろう。しかし日露戦争と一緒にしてはいけない。100年前にはあったという外交というものが、いまの日本にはないというのに。
某巨大掲示板群のエロゲーネタ業界板で、
「えー事故発生、本日14時15分。
遺留品の生徒手帳の写真にて本人と確認」
「被害者氏名確認…フクザワユミ。
福沢諭吉の福沢、しめすへんに
右を書いて祐、それに巳年の巳…」
「めでたそうで、いいお名前!」
……という一節を見たとき、マリみての祐巳ちゃんは愛されてるなあと思った。ああもっと。もっと狂うがいいさ。
祭りは終わったらしい。日記最新部分の、閲覧者のIPアドレスの重複を省いた参照回数。ReadMe! Japan調べ。
日付 | 得票数 | 順位 |
---|---|---|
2004-02-20 | 18 | 4747 |
2004-02-21 | 69 | 2078 |
2004-02-22 | 410 | 639 |
2004-02-23 | 133 | 1471 |
2004-02-24 | 67 | 2191 |
2004-02-25 | 47 | 2696 |
2004-02-26 | 33 | 3365 |
続いて全ファイル参照回数。Big-net調べ。
20/Feb/2004 14:00:01 azumasan | 814[access] | 00.41[%] |
21/Feb/2004 14:00:01 azumasan | 852[access] | 00.41[%] |
22/Feb/2004 14:00:01 azumasan | 4413[access] | 00.23[%] |
23/Feb/2004 14:00:02 azumasan | 4849[access] | 00.23[%] |
24/Feb/2004 14:00:01 azumasan | 2367[access] | 00.12[%] |
25/Feb/2004 14:00:01 azumasan | 2021[access] | 00.11[%] |
26/Feb/2004 14:00:01 azumasan | 977[access] | 00.21[%] |
ピーク時には特定のファイルを1,000人ぐらいが見ていったんだろうか。2年ぐらい前に「2ちゃんねる」にさらされた時もここまでにはならなかった。
「姉しよ2」が出る。
「Yahoo! BB」の顧客情報470万件の入ったディスクが外部に出たという。日本に住む人の30人に1人はそこに載ってるんだからすごい。これから470万人にYahooからお詫び状と商品券なんかが届くんだろう。
これを使った恐喝事件があって、警察が容疑者からDVDを押収した。しかし10億円を脅し取ろうというほどの金づるだからどこかにコピーがあるに違いない。例のファイル共有ツールで出回ったりするのかもしれない。はたまたGoogleで検索したら出てきたりするのかもしれない。だって400万件である。名簿屋さんだとか、Yahoo! BBユーザの人だとか、悪意ある人だとかが探しまわっているに違いない。
もう、そうなったら巨大な同窓会の案内状みたいなもんである。ここまででっかい名簿はめったにない。なんせ30人に1人である。知り合いの名前なんかがたくさん出てくるに違いない。みんなで読めば恐くない。近所のYahoo! BBユーザどうしで仲良くなったりなんかして。まあ、わたしは30人に1人の招待客じゃないし探しもしないけれど。
……なんてふざけていたらアナタ。顧客情報を使った恐喝未遂事件がすでに何件も起こっているというではないか。複数の経路で流出したのか、はたまた同じ情報のコピーなのかは分からないけれど、こりゃあ探せば出てくるような気がする。
ううう。おなかが出てきても腹は減る。炭水化物の摂取を減らすことにした。
でも、今日は満腹になるまで肉を食べて酒も飲んだ。
お。気がつけば「姉、ちゃんとしようよっ!」(きゃんでぃそふと)の続編の紹介が出ていた。とりあえず、お姉ちゃんが12人に増えなくてよかった。本当によかった。前作が売れたので次は予算も時間もあるに違いない。2004年初夏発売予定。
マザーボードが欲しくなるのかもしれない。
日本橋へ。
とらのあな。えろゲー「令嬢マリー 母子受胎晩餐会」(Black Lilith)がなぜか同人ゲームの棚にあった。つい出来心で買ってしまう。1,980円。
わんだーらんど。また出たマリみてっぽいアンソロジーもの「Maria'sウィンク」、長沢智「マリア様がみてる」[1]の以上2冊。
えろゲー「まほこい」(アトリエかぐや)は迷ったけど買わず。
あと板と石とHDDとCD-R。
「ソフトアイランド」の店先でHDDを見つくろっていた。一人の客が出てきて、同時に出入り口でぴーぴーと電子音がなった。その2秒後に店員が出てきた。客は走り出したようで、店員もすごい早さで追いかけていった。またHDDを見つくろっていたら、30秒ほどして店員がさっきの客を捕まえて連れてきた。なんとも手慣れたものである。他の客のいる前で荷物を調べられていた。
そういえば先月にソフマップでえろゲーを買ったときに、ぴーぴー鳴らしてしまったことがある。あのときは店員のいるレジまで距離があったので、こっちから店員まで近づいていってえろゲーの袋を渡した。もしわたしが、袋の中身を見られるのをきらって怪しい動きをしたりしたら、輪をかけてこっ恥ずかしいことになったに違いない。
そのあたりを考えるに、やっぱりさっき捕まった人は本当になにか取ったのであろうか。PCの部品の店においてもっとも盗みやすい「小さくて高価なもの」はたいてい店員しか取り出せないようになっている。客が触れられるものといったら「小さいが安いもの」か「かさばるが高価なもの」、あるいは「かさばる上に安いもの」しかない。そう考えると、書店でよくあるような、盗みと転売をくり返すような泥棒の業態は成立しにくい。
そうなると、どうしても欲しいものがあって「かさばるが高価なもの」を盗んじゃったんだろうか。でも、どうしてもマザーボードが欲しくなったりするものなんだろうか。それはそれですごいことのような気もする。
れい子たんのビデオを観られない。
弟が家を出て15分たって、兄が弟を自転車で追いかけた。
弟の歩く速さは50m/分、兄の自転車の速さは100m/分である。
兄は出発後何分で追いつくか。
真のやおい婦女子はこの問題からいけない想像を働かせる。うーん。すごい。
長沢版マリみての単行本を買ってきたはいいものの、これを読んじゃっていいものか。原作はまだ読んでないのが4冊ぐらいある。どうしよう。
昨日買ってきた石と板の試験をする合間にアンソロジーの「Maria'sウィンク」を読み終わる。どうしようもないギャグまんががたくさんだった。うわーい。
こさえてしまった!!(挨拶)
「ゾンビ屋れい子」の実写版のビデオがもう店頭に並んでいるという。現在出ているのはレンタル用のみで、販売用は少し遅れる。数年前にレンタルビデオ屋の会員になったものの、ほとんど借りることがなかった。去年の年末の更新をすっかり忘れていて、ついに失効してしまった。そんなわけで販売用が出るのを待つばかりなのである。ちなみに、原作とぜんぜん違う別の話だそうである。