内容●[1]酔い[2]エロゲー[3]せらみゅ[4]ぴんく[5]きゃー♥♥
あ(略)すー。今年はもうちょっと計算機に触れる時間を減らしたい。えろゲーは年間12本以内にしたい。なんか描きたい。
昼まで寝る。昼から薄くて高い本を読んでまた寝る。
かいむ堂「奉仕の白薔薇」 メイドさん賢ちゃんがご奉仕するだけの本。そんないやな顔をしたらますますいじめたくなるじゃないかあ。
菊花酒楼「Saturnalia」「Blue Rose」 最近ちびうさな本がさっぱり見つからないので、ほたる本でも買ってみるかと思って並んでみたんだな。素直にえろい本かと思ったらそうじゃなかった。そんないやな顔をしたらますます浣腸したくなるじゃないかあ。
Eastwest「カグラミクス」 どれみさんでギャグまんが。ツッコミが激しい。こういうのにたまに出会えるからやめられない。
MLCデザインハウス「メイドの森」「メイドの森3」 「花右京メイド隊」の本は珍しいと思い買ってみた。3巻後半のシンシアのまんがは、原作で決して描かれることのないご主人さまへの気持ちが一線を超えてしまう感じが出ていてよいのだけれど、それ以外のまんががどうにも薄い。続きが出るのならもっと長いのを希望。コノヱさんなんかネタの宝庫っぽいのに。
Play House Interferon「りとる・ばたふらい6」 前半がクレヨン王国、後半がどれみさん。クレヨン王国で、色恋もなければ冒険もない、なんでもないふつーの話を描くひとがいたとは。死神は出るけど。後半のどれみさんのまんがは全力投球でギャグだった。全身で。
会話もナニなシーンも思いのほか長い。ぜんぜん進まず。二人とも冒頭からいきなり淫らなのがちょっとなあ。おそらく予算も時間も取れなかっただろうから、全体の分量を大きくできないという事情は分かるけれども。
ふと検索エンジンgoogleで検索してみる。どれみさんの薄くて高い本の題名だとか作家の名前で検索してみると、わたしの薄くて高い本リストが結構な割合でひっかかるんである。現在わたしのどれみさん蔵書300冊。世の中にはまだまだ強者がいるのだろうけれども、webに出ているどれみ本リストとしては現在最強っぽい。別に本の内容に触れているわけでもなければ、軽く1,000冊は過去に出たであろう薄くて高い本のごく一部分しか網羅できていない。でも、この世の誰かがなにかの偶然でこのリストにぶつかって、買い忘れた本のチェックにでも役立ってたりするのならば、わたしとしては一粒で何度もおいしいなあ、と思う。
そんなこんなで、去年買った薄くて高い本をリストに加える。どれみ同人界はいまでも熱い。いまでもなお、はじめて本を買う作家さんがいるのでびっくりである。
「はじるす」はちょっとずつしか進められなくてすごく時間がかかる。このゆるーいテンションのせいで、読み続けるのがつらい。あんまり時間がかかるので、声の出力を切ってみる。やっぱり、よほどそっちの趣味な人じゃないとおすすめできませんわ。
明日の早朝に池袋に向かう。渋滞を予想して早く出る。この時期に無理して車で出ることもないような気がしてきた。本を読みたいのにー。
Mac OS XとMac OSの間を行ったりきたり。Mac OS Xは遅いし使いにくいし不具合が多い。Mac OSは軽くて使いやすいけれど不具合しかない。行ったりきたりするごとにわたしは追いつめられていく。もっと猶予が欲しかった。なのにどうしてわたしは早まってMac OS Xに手を出してしまったのか。使い物になるMac OS Xと、めちゃくちゃ早いMacの組み合わせが、わたしを楽にする日があと何か月でくるのか。どうして。どうして、わたしの目の前にあるのがWindows 2000ではなく、Mac OS Xなのだ。どうして。どうして。
来た来た来ました。雪が。4日の午後3時までに池袋に着けるんだろうか。
Alexander ClaussからiCabの"Beta tester"におてがみ。Beta 1.01を使ってくれってことらしい。送金した人にだけ連絡がくるんだろう。どのへんが変わったかはわたしには分からない。
この日の日記はついうっかり消失させたようです。お持ちのかたはどうかご連絡を。
あーたーらしーいーあーさがきたー。宿主よりも先に起きて絵を描いておく。あとで見やがれ。
んで。宿主はせらみゅ初体験なので不安そう。うさぎしゃんは観てなかったらしい。最初のほうにちょこっと観たことがあるという程度らしい。Rを観ていないとつらいかも。無理やり引っ張っていくもんだからわたしも不安。でもまあ、ちょこっとでも観たことがあるのなら、登場人物の5人組ぐらいは分かるだろう。デマンドとエスメロードとサフィールとか、ペッツ姉さまとサフィールだとかを知ってると当社比1.3倍ほどよこしまにお楽しみいただけますのにい。
昼ごろ出発。池袋に向かう。午後2時半会場着。ペットボトル屋と合流。冬だけあってあまり変身したお客は見なかったのだけれど、会場前でちびムーンを発見。ぐはあああ。ブラックレディも発見。ごほあああ。厳正なる抽選の結果、わたしとペットボトル屋が6列めで宿主が3列め。この会場は「3列」から席が始まるんである。よって宿主は最前列。うらやましい。
「美少女戦士セーラームーン誕生! 暗黒のプリンセスブラック・レディ[改訂版]〜惑星ネメシスの謎〜」の巻。……長っ。火曜ワイド劇場もびっくり。1回め。
前回の改訂版だが話の筋には変更がなかった。演出上の細かい変更と、話の筋と関係ない部分の変更が多数。すぐに思い出せる部分だけ書きだす。
性の別のなにするものぞ。ルベウスの追加とペッツ姉さまの変更で、悪者が男声2人になったもので合唱でえらくドスが利くようになった。男性のはずのデマンドとサフィールを女声が演っているものだからどうしても男声が欲しかったのかもしれないけれども、ペッツ姉さまがオカマキャラになってしまったらサフィールへの淡い想いがぶっ壊れてしまってがっかり。
部下たちの不満が高くなってきて、デマンドがワイズマンに乗せられるような自分じゃないと明かすところ。「心配するな」とサフィールの頭にぽふっと手を置くところ。ぽふっ。ぐはあ。萌え死に。
今度のブラックレディは期待通りだった。気高い。余裕の笑みさえ。以後ブラックレディを標準装備にしてほしいぐらい。次に出てくるのは何年後になるやら。
デマンドがワイズマンの力を得て暴走しはじめるのを幹部全員で止めようとするところ。従順そうなルベウスでさえもワイズマンはあやしいとにらんでいる。これだけ引っ張っておいてデマンドはワイズマンを裏切るのだけど、頭では分かっていても惑星に貯えられた復讐心という負のエネルギは誰にも制御することができない、というあたりはなんとも重大なものを示唆するような気が。心の中にあるものばかりは、なんとも。
崩れる幹部(誰かは失念)を気づかうヴェネティとアクアティキを見て、デマンドが「見ろ。ドロイドにだって心はある」っていう台詞は前からあったのか覚えていない。二人が無表情のままデスファントムの足にしがみつくあたりも重要。
カーテンコールにマーズの「炎のメッセンジャー」が追加。んで、会場を出るときに、カードをもらった。吉田恵のセーラーマーズの写真入り。はうん。めぐりん(いま命名)は今日もうるわしく。しやわせー。……はっ。これって。カードを集めようと思ったら毎日通わねばならんということですかー。ば、バンダイめ。池袋は遠いよ。
ウラヌスとネプチューンとサターンとプルートの4人組が全員出てこずにプルートだけだったらなにか問題があったのかなあと思う。4人も出してしまうと、なにかとセットで扱われるものだからプルートの孤独さが薄れてしまうように思う。プルートとサターンは一人いるだけでも語らせたら長い話になりそうな登場人物なので、たまにはいい役がほしい。ウラヌスとネプチューンはべたべたしてるだけでしやわせ。
今日のアドリブ。エスメロードの去りぎわに、ロッカーマンの「遅刻したくせに」というつぶやき。
6時すぎに会場を出る。いつになったらミュージカルがVHSテープではなくDVDで出るのだろう。劇場のそばのロシア料理の店に入る。どうやって作っているのか分からない赤いスープがおいしかった。日本にはなさそうな味がする。あと肉とウォッカ。
宿主はせらみゅを気に入ってくれたようだ。そこいらの映画よりよっぽど面白かったと言う。そこいらってなにさ、そこいらって。本人はほめているつもりらしい。わたしとペットボトル屋も1994年の冬に最初に観に行ったときはあんまり期待はしていなかった。わたしは最初の一幕で、もうはまってしまったのだった。
今回のは分かりやすい話だから、うさぎしゃんに詳しくなくてもなんとかなったのかもしれない。ただ、重要な萌えどころが分からないというだけで。次は来週の水曜日にシオンたんと握手Death!! 会社は休めるんだろうか。これからは、休みが取れるうちに東京に泊まりこんで、5回ぐらい観るまで家に帰らないぐらいにした方がいいんだろうか。
帰りの新幹線でぼへーっと過ごす。名古屋のあたりで頭が痛くなった。たったあれだけの量のウォッカでこうなるとは。料理がくるまでにほとんど飲んでしまったのがいけなかったか。まだ米原の辺りに雪が残る。8分遅れで目的地に到着。日付が変わるころ家に着く。倒れる。ばたん。
水曜日の予定。
12:30会社を抜け出す
13:00食事
14:00新大阪から「のぞみ」に乗る
17:00東京に着く
17:30池袋に着く
17:45サンシャインに着く。食事
18:30開演
21:15終演
21:30シオンたんと握手。前のほうの席なので早いはず
21:45会場を出る
22:00池袋に着く
22:25東京に着く
23:00夢の寝台列車「銀河」に乗る
07:30大阪に着く。そしてなにごともなかったかのように出社する
……ううう。「銀河」がもうちょっと遅く出てくれればなあ。夜行に乗る前に食事なり入浴なりしたいではないか。
はじるすを再開。やっぱり声がないと寂しいので声つきにしてみる。1周めはさおりしおりED、2周めはしおりたんEDだった。最後のウェディングドレスの絵にはがつんとくるものが。
さて。まだ絵が半分もそろっていないのだけど、現段階でこのゲームはどうなんかいなと。最後まで同じ調子なので困ってしまう。つまり、その、アレだな。きわめてナニなことになりっぱなしというか。その、実用本位といいますか。会話部分も結構長くてよさそうに見えるのだけど、どうも最後まで起伏が少なくて退屈だ。ああ。そんなことは最初っから覚悟の上だわいなあ、おまいさん。むしろ「ちょっといい話」にさえしなかった、メーカーZEROに拍手といいますか。
かわいい双子の女の子と気持ちよ〜くおしゃべり&えっちをしよう♪
簡単な選択肢を選んで、即えっちシーン♪
……なゲームです!!!
といううたい文句にいつわりはない。だから、かなり駄目なゲームではあるけれど、くそゲーではない。こんなこというと贅沢なのかもしれないけれど、あたしとしてはだね。観月姉妹といけないコトにおよぶにあたって背徳感がほしいのだね。あと、会話部分にせよナニ部分にせよもうちょっと破壊力が欲しかったなあと。ずうっと同じ調子で引っ張らなくてもいい。おるすばん期間中に1回でもいいから、わたしが真っ白に萌え死にそうなやつを入れてくれればそれでよかったのに。
しばらくまんが大会とせらみゅで忙しかったので、観月姉妹にのめりこめなかったのやも。しばらく休憩して、よりお手軽そうな「通勤快楽痴漢でGO!」でも始めるかなあ。
午前11時活動開始。
通勤快楽のさわりだけ遊ぶ。さわりだけ。12時ごろ家を出る。
調査と実験。
そんなことに明け暮れる。
秘されたものを見てしまったことに対してできる「応分の負担」は、公開されてはならない気がするので、とりあえず無反応を装う。いまさら。
なんだか明日発表される新製品群のなかにPowerMac G4も入っているらしいという話が聞こえてくる。新型のPowerPC G4で動作周波数は1GHzを越えるとみられる。注目すべきは、主記憶がDDRなSDRAMだってところで、ホントに発売されたら冬の賞与を握りしめて買いに走りそう。あとは、CPUを1個のにするか2個のにするか。どきどきどきどき。
あとは箱がQuicksilverのままだったらいいなあ。したらばわたしも計算機をシルバー王女と命名。あ。あの会社の製品は初期ロットがなにかと恐そうなのでしばし待たねば。
なんですと。会社で調べてみたらば半日有給休暇があと1回しか残っていないではないか。なのであさっては午後半休ではなく一日全部休むことにする。用事は夕方なのに。さらにさらに。来週の月曜も休みにする。これで千秋楽も観られるなと。また夜行で帰らないといけないけど。これで5公演。仕事がなんだ。主任はあまりいい顔をしないけれど、もう怖いものなんかあるかー。
というわけで、あさっては昼からゆっくり家を出ればよくなった。
せらみゅのwebを見直してみる。握手会は「誰が出るかは当日のお楽しみ!」と書いてあるではないか。ががーん。ががーん。ががーん。全員じゃないのか。ああ、シオンたん。
ううう。会社でビールと日本酒。日本酒が思いのほかおいしかったため飲みすぎる。まったくへんな職場だなあ。昼過ぎにへろへろと退社。
会社帰りに最後の公演の切符を買ってくる。さすがにいい席は残っておらず、2階のさらに後ろ。はじめてのB席4,000円。後ろでもいいんだ。もう目をつぶってても心の眼で見る勢い。
あと、あさっての帰りの夜行の切符。急行「銀河」のA寝台。しかも下段。20,270円。高っ。せらみゅ強化期間中のわたしに20,270円がナンボのモンかと。
ららららら、らーららーららー、ららっらー。
コドモとか言うのはこのクチなのかー。
女王さまとお呼びー、ぶっこーろすわよー。
うへー。「黒魔法少女サディスティック妖子」はこのまま発売しても大丈夫なんだろうか。主題歌だけで買いたくなったのははじめて。いやーん。あと、カラオケの「魔女っ子メグ」の音でむりやり歌えないかなあ、などと。……無理だった。
でも今月は「シ・カ・エ・シ」であろう。主人公が女装癖。これだけでもう買わねばならぬ気が。
頭が痛くなった。なかなか治まらないので寝る。午後7時。
うむ。新型のPowerMac発売という発表はなく、大方の予想通り液晶のiMacが発表されたのだった。
部品をがっちゃんこして検定も通った板をもらってくる。ふふふふふ。わたしが描いたわたしの基板。早く帰ろうが休みの日に出てこようがせらみゅを観に行こうが、しばらくはわたしの世界。これが終わったら、もう一人でできる仕事はないだろうなあ。
電話屋さんがインタビューをするというのでほいほいと参加する。自分の仕事以外のことだったらなんでもしますよ、わたしは。キティさんの電話を手に持ってああしろこうしろと。へっぽこユーザのわたしは白黒液晶のよさを説く。わたしにはあんまり新しい提案はできないのだった。アンケートに、電話機を買い替えた理由として「キティさんがついていたから」とは恥ずかしくて書けなかったのが心残りだ。
ようこそ。めくるめく日記の世界へ。ようこそ。継続と蓄積と執念と息抜きとアレとナニの世界へ。
さて問題は。夜行列車で眠れるのかどうか。わたしはきっと遠足の前の日の子供のように眠れないのだ。わたしはきっと修学旅行で泊まった旅館で、最初に目を閉じたのに最後まで眠れない子供なのだ。だってだって。夢の夜行列車なんですもの。20年ぶりにブルートレインブーム再来ですよ。瀬川さんもびっくりですよ。ふしくれだった年代物の車両でえんやこら。
東京22:00発の「のぞみ」に乗って名古屋まで行ってから一泊して、翌朝の新幹線で出勤する、という線もいま考えたのだけど、22時までに東京駅にたどり着けるかどうかは危険な賭けだ。犯人は急行「銀河」で大阪に向かう。
はー。なんかアイドルの追っかけみたい。いやいや。まぎれもなくアイドルの追っかけだ。
午前9時20分に家を出る。その4分後、重大な忘れ物に気がつき引き返す。せらみゅの切符を部屋に置いてきてしまった。ががががーん。部屋に戻ってまた出直す。のだけど、このままでは新幹線の発車時刻に間に合わないので別の経路で行って間に合わせる。
午後1時ごろ新横浜に着く。横浜線と東急線で1時半に渋谷に着く。遊んでくれるらしいのでぽんさんを呼ぶ。2時に映画館。4時半にすし。5時、オレンジジュース。
(追記13 jan, 2000)時間がなくて省略したままになっていた「映画」「すし」「オレンジジュース」の記述を以下に追加。
映画。映画の題名は「メメント」。脳の損傷で、それ以降は10分間しか記憶が保持できなくなった主人公が、妻を殺した犯人を探す話。あたしは推理小説なんてただの一度も読んだことがないので、その筋の人のようにはこの映画を見ることができない。いやいや、本当は読んだことがあるのだけれども忘れているのかも。いやいや、本当は推理小説に興味がないという記憶をさっき自分で作ったのかも。10分の記憶。これは変だ。とても変なので、わたしは、ふだんは観ないようなものだけど、観ようと思った。
あたしなんかはホレ。この映画のように細切れになった記憶をばらばらのまま直列に再構成したような映画を観てもだね、局所的にしか見ることができないのだね。だから、きっと、まわりにたくさんいる若い男女もきっとそうであったと思うのだけれど、わたしは、記憶を試すために汚物の入ったビールを主人公の目の前で作ってあとで飲ませたりする部分なんかを面白いと思ってしまうのだね。妻が殺された瞬間の記憶を呼び覚ますために部屋に娼婦を呼んで妻と同じ行動をさせて、浴室で主人公とばったり会うころには主人公はなにをしようとしていたかもう忘れていて娼婦を追い返してしまうというくだりで、わたしは本気で笑ってしまう。もうそれだけで話を書いてくれたほうがいい。誰が誰を殺したかだとか麻薬の密売人が誰で、なんてことを考えてもつまらない。
主人公が誰かれかまわず話し続けた妻の事件の話のために、自分のまわりの人たちと記憶を共有することになった。記憶は記録となり、改ざんされる。妻を殺したのが実は自分で、その記憶をなかったことにするために作り話ができていくというあたりで、どの部分が作り話かなんてことはどうでもよくなる。変な映画だったけれど、好きな方向のへんてこさ加減じゃなかった。
すし。渋谷の劇場を出てとっとこ歩くとすし屋さん。一皿100円のすし屋さんに入る。前回せらみゅを観に行った前の日にもぽんさんとすしを食べた。そのときに一皿100円の店があるんだという話を聞いて、いまその店にいる。店に入ったらば奥のほうに二人分の席が開いていてそこに収まる。なんだかとてもふしぎな感じがする。先週の時点で映画を見ることもすしを食べることも決まっていたかのよう。
オレンジジュース。公演の時間までまだしばらくあるので、別の店でだべる。「楽しいですか」と聞かれたら「楽しいDeath!!」と答える。
前から2列めの右端。どうも舞台の上手側に座ってしまうと、見てはいけない部分が見えてしまう。下手側の席とは世界が二分されているのだった。大道具は下手側から出し入れするのだけれど、その一部始終が見えてしまう。あと、登場人物の、その、見てはいけない部分が。ふははは。臀部とか。あと、目の前までブラックレディが迫ってきてどきどき。
今日の萌えどころ。デマンドがデスファントムの攻撃からサフィールを守ろうとするところ。すんげえ速さで走って階段を上がる。
あと、サフィールやエスメロードの嫉妬を知りながら、捕まえたうさぎさんを前にしてもうめろめろになっちゃうのを隠せないあたり。なんか始終デマンドが含み笑いで。白いドレスを着せておいて「よく似合うよ」だなんて恥ずかしげもなく言っちゃうのがえろえろしい。誰が脱がせたんだ。誰が。あと、うさぎさんの身体の自由を奪っておいてずんずん近づいていくところ。さらに、走り去っていくうさぎさんを追おうとする部下をルベウスが制止しつつ、その後をデマンドが追っかけていくところ。お楽しみを邪魔するなってな勢いで。
あと、前回には気がつかなかったのだけれど、夏とはブラックレディのドレスの構造が違っていて、脚を露出させる。
カーテンコール。今日はデマンドさんの日。さあ、いっしょに「ネメシス」っ。握手会は5人組と、サフィール、ロッカーマン、エスメロード、ルベウスの悪役4人。ががーん。ピンクの人はおらず。ががーん。かといって、もう握手会に出直す機会はない。もうシオンたんがブラックレディを演る機会はないだろうなあ。
あと2日観るのだけれど、ピンクの人のカードはもらえるんだろうか。
今日のキーワード「盗撮するぞ」
たのしー。池袋の会場を出ても、すごくとってもまったく帰りたくない。このままあずまさんがお亡くなりになったらって思うほどたのしー。明日会社に行きたくない。
午後10時。東京駅。近くの風呂屋で入浴。酔いからさめる。
午後10時50分。東京駅。弁当を買ったりビールを買ったりしてうろうろ。いつもと違って、決まった列車に必ず乗らねばならない。あとがないと思うとどきどきする。「銀河」のまわりをうろうろ。機関車、電源車、A寝台、B寝台の順。おとなしく乗る。B寝台は進行方向と垂直にベッドが置かれるが、A寝台は進行方向にそってベッドが置かれる。
午後11時。激しく揺れる。そのあとそっと動き出す。動き出す瞬間の振動はどうにもならないらしい。機関車が悪いのか連結部分が悪いのか台車なのか以下略なのか。
ビールをぐびっと。日付が変わるころやっと検札の人がくる。寝台にビールをこぼす。ぎゃふん。
山手線に追い越される。電車は速い。この大昔の急行とはえらい違い。横浜。まだ眠れず。
いすに座っているとあまり感じないのだけれど、横になってみるとこれが結構な揺れである。「銀河」のA寝台のベッドは進行方向にそって置かれるので、加速と減速時の揺れで身体がごろんごろんしなくていいかなあと思ったのだけれど、通勤列車じゃないのでさほどの影響はなく、むしろ地面に対して垂直の方向に揺れるのが気になる。もうがったんごっとん。
こんなことを考えているから眠れんのである。来週の火曜にも夜行で帰るつもりなので、眠れないとあってはものすごく不安。頭の中では今日の公演を思い出そうとするし、次の仕事の日程を考えようとするし、眠らないとまずいし、会社では眠れないし、どうせなら今週全部休みにして池袋に入りびたりたいし、それは無理だし、こんな浪費生活だって仕事とその報酬あってのものだし、気がつけば静岡県まで来ているし、まだ眠れないし。
浜松。たびたび列車は停まる。貨物列車がよく通る。名古屋。岐阜。おはようございます。昨夜はよくお眠りになられましたでしょうか。いいえちっとも。それでも、わたしは元気です。まもなく大津でございます。そして京都。もう眠るのをあきらめて弁当を食う。新大阪、そして終点の大阪の順に停車してまいります。眠らない森のお姫さま、大阪に行く。ふはははは。全線制覇。おめでとうございます。いつもより余計に起きております。
午前7時すぎ大阪駅。そのまま早めの出社。眠し。
定時より早く出社してしまうと、昼食までの時間の長いこと。
自分の部屋ではよく眠れる。午前8時ごろ動きだす。新幹線がもっと速かったら東京で一泊して、朝から大阪に戻れるのだけどなあ。事態はなかなかわたしの都合に合ってはくれない。
夕方に、実験室で一人動けなくなってしまう。電池切れ。同僚にガムをもらう。鼻からのどにかけて冷たい風が吹くほど強力なミントの味。また活動開始。
もうちょっとでせらみゅの日。明日を乗り切らないと後悔する。後悔すると、3公演も観続ける浪費っぷりにきっとわたしは耐えられない。
おしごとその2。それなりにできたと思うのだけれど評価はもうひとつ。歳をとるごとに冒険をしなくなるのじゃよ。
小林製薬の「トイレその後に」ラベンダーミントの香り。これを頭に吹きかけられたことのある人が全世界に何人いるだろう。「トイレその後に」はトイレの消臭剤そのものの臭いがする。わたしはこの日をトイレの消臭剤のにおいと一緒に過ごした。
このような数奇な運命をたどる一日。
とりあえず、今週は心おきなく会社を休んでうさぎしゃんを観に行けそうかなと。発狂せずに公演を観れそうかなと。電車の中で数分間眠る。深夜に部屋に帰ってきてまた寝る。
本屋さんに行く。以前に読んだ「大魔王アリス」の続編っぽい題名の本が出ているっぽいので探しに行ったっぽい。ぽいぽい。
2軒めで、あすか正太「大賢者ソフィア」を発見する。探していた本はこれっぽい。帯を見ると、
『大魔王アリス』シリーズ第3弾!
と書いてある。なんですと。第2弾として「大天使フィオ」がもう大昔に出ていたらしい。その店には置いていなかったので、次にわたしが気が向いたときにまた探しに行くことにする。
んで。絵本なんかが入っている例のくるくる棚を見ていた。ぐるんぐるんしながら。したらばおジャ魔女の資料があった。「も〜っと! おジャ魔女どれみマジカル・メモリー」を買うことにする。あと、アンデルセンの「赤い靴」がナニかと駄目な感じで話題なので、問題の一冊を手に取ってみる。文・福島宏之、脚色構成・照沼まりえ、絵・杉本幸子「世界名作アニメ絵本14赤いくつ」352円。
2ちゃんねるへの投稿によれば、先週からたびたび「はじめてのおるすばん」が出荷されている。地域や流通業者によって店頭に並ぶ日はまちまちで、少量ずつ入荷してはその日のうちになくなるという状態が続いている。少なくとも秋葉原でははじるすを見つけた人は運がいいと思わねばならないらしい。
あすか正太「大賢者ソフィア」を読み終わる。なんと珍しい。買ってきた本を買ってきた日に読みはじめて買ってきた日に読み終わるとは。
あらすじ。いままで世界の危機を回避する過程で破壊の限りを尽くしてしまったアリスとその一行は、いまではお尋ねものとなった。ソフィアのつてで都市国家クレアガーデンという場所にかくまわれている。かくまわれてはいるものの、また例によってアリスは偶然にも世界の危機への入り口に立ってしまうのだった。100年前から稼働している、物質から魔力を分離する機構「エーテルネットワーク」を損傷させてしまったことをきっかけに、一行はクレアガーデンを動かす危険なしくみを知っていく。クレアガーデンで人々が魔法の恩恵にあずかる一方で「毒色の魔女」と呼ばれる知性を持つプログラムが遠い世界で魔力の廃棄物の処理をする。巫女のソフィアは強い魔力で「毒色の魔女」を閉じ込めてきたのだが、本人でさえその役目を知ることはなかった。
感想。「毒色の魔女」アクシアは生まれてきたことの贖罪のために一生を暗い部屋で過ごさねばならない。反魔力を制御するアクシアは、人間たちの夢のエネルギー源そのものだからだ。ソフィアは、どこか遠い世界にいる友人のアクシアとずっと話をしてきた。まさかそれがアクシアを暗い部屋に閉じ込めるための監視だとも気づかずに。巫女になるために記憶を消され、魔力制御用の補助脳を埋めこまれたいまのソフィアには、父も母もいない。正確には、部屋の置物を家族だと思いこんでいる。……まさかまさか。必ず魔法で失敗するあのすっとぼけたソフィアさんが、こんなハードな設定だったとは。
アクシアは自らの強大な力もエーテルネットワークを稼働させる仕事も、ソフィアに嫌われないために隠してきた。そのアクシアがいま、ソフィアの悲劇と人間の傲慢と戦う。それでいて、ソフィアを苦しめないために消えようとする。なのにソフィアは今日もただすっとぼけて生きてるだなんておもしろいなあと思う。アクシアがソフィアに嫌われないとしてずっと正体を隠してきたのに、ソフィアはそんなことは知らぬ存ぜぬで。アクシアは自分の価値も知らぬまま。最後の最後でエーテルネットワークは破壊され、アクシアは肉体を滅ぼされることでやっと二人は贖罪から開放される。軽いと見せかけて中身はハードだなあ。この本はおもしろい。
うはー。カーレンがかわいいわー。脳内カーレンたんランキングでは、17ページの教会に行くときに着ている黒いドレスのカーレンたんに1票。
もう午前2時半。早いとこ寝てあと3時間で起きねばならない。ピンクの人のカードがもらえますように。千秋楽では一緒に唄えますように。忘れものをしませんように。
午前6時半ごろ出発。7時半ごろの新幹線に乗って10時に東京駅。今回は地下鉄丸の内線で池袋に向かう。10時45分ごろ会場入り。
エスメロードが去るときのロッカーマンの台詞はなかった。あるいは聞こえていなかったか。
席は18列めの中央。けっこういい位置なのだが、そばのお子さまたちがまったく観劇の態度がなっておらず気になって困る。わたしは話の流れを復習。
午後1時45分ごろ終了。昼食はすし。3時から午後の公演。
例の台詞は「大酒呑みが」。
席は前方右端。姉妹は紫がアロンで赤がマナなのだといまさら覚える。
学園祭で出るバンドの名前は「クライマックス」よりも「あかるいマックス」の方がいいんじゃないの、のくだりでやや追加。美奈子ちゃんへのツッコミ「英語も日本語も分かんないの?」の前に「はたちのくせに」が追加。あと、ラガーマンの「成人式はどうした」が追加。誕生日は1月12日。20歳ですっかり年上のおねいさん。詠嘆。
がふん。朝と昼両方の公演を見ると疲れる。午後の公演のあと席を立ってみたらば、わたしの席の後方でちっさいウラヌスが寝ていた。夏から毎回毎回この一家を見かける。ファン感謝イベントも含めて。ということは。たぶん。おそらく。本当に毎日全部通ってるんだろう。わたしもかくありたい。しずーかなくさーりが許しーてくれーなーいー。
どこかでごはんでも食べるかなと。ふらふらと歩きだす。ああ。
ああ。どうしてわたしはいつの間にか秋葉原にいますか。しばし薄くて高い本と「はじめてのおるすばん」を探索。収穫なし。あと「たちばな書店」に入ってしまったため、えろい本とビデオの題名を眺めて遊ぶ。「鼻を拘束具で引っ張り上げた写真」の専門誌だとか、かなりコアな本まで置いているのに「さぶ」がない。うう。最終号があったら買おうと思ったのにい。あとアイドル方面な雑誌の表紙に河辺千恵子の名を見つけやや心ひかれる。マーキュリーの人。が。こらえる。
露店でおやつ。ラーメン屋で食事。
秋葉原から板橋へ。池袋のそばに宿を取ったのにあまり意味がない。さて。来ました。「私が社長です」の広告が危険な空気さえ漂う元谷芙美子社長の「アパホテル」に来ました。駅に面して建っているので迷子になる心配がない。こりゃうれしい。危険な広告と安価な値段とは反して内装がまとも。壁の絵もいい。
さて。さて。部屋に入ったらまっさきに確認せねばならないことが。TVの有料チャネルの料金はいくらなのか。ではなくて。元谷社長の著書が部屋に置いてあると聞き及ぶ。テーブルの上にホテルの案内といっしょに「私が社長です」が立ててあった。ばーん。電車の中で見た広告と同じ顔がっ。
ぱらぱらとめくってみる。社長の半生が書かれた本。すぐに挫折。うぐう。なにもここまで口語体で書かずとも。んではTVをつけてみるかと。わたしはTVが見られるときには食い入るように見る。お。なんと。アパホテルではただいま有料チャネルが無料で観られるらしいDeath!! よーし。父さんえろいビデオとか見ちゃうぞー。しばし「恥女面接」という作品を鑑賞。うくくく。……やっぱり本を読むことにした。
ぐは。最後まで読んでしもたー。銀行を辞めて不動産業を始めた夫から赤字のホテルの経営をまかされてから、ホテルの素人が数年間で経営を立て直して急成長を遂げる。こうやって社長が顔を出してしまうほどだから強烈なトップダウンの経営が予想されるのだけれども、まったくそのとおりで他を寄せつけぬど迫力。かといってお金の計算に長けているわけではない。社長は素人に徹してただ接客を研究し、あとは部下がそれに合わせているように見える。お客のことを第一に考えていたらば経営はなんとかなったんだそうである。この不況下にも元気のいいようで。
3時。寝る。
8時活動開始。埼京線の駅に面した食堂で食事。電車には満員のお客が乗っている。わたしは仕事を休んで、いまこうやって窓際の席でまったりとごはんを食べている。どうも満員のお客がこっちを見ているような気がしてしまう。わたしの頭上の壁面に元谷社長の看板でも張りついているんだろうか。
前日の夜にたまたまTV番組で見たのだけれど、最近は眼鏡が安いんだそうである。新宿のなんとかという店では6,000円と8,000円の眼鏡が売られていて、しかも1時間かそこらで作ってくれるらしい。おお、こいつはすごい。まず、前日までにたったこれだけの知識を得た。
そして。今日。わたしは突然眼鏡が欲しい病にかかったんである。最後の公演の席は2階のいちばんうしろ。遠い。とても遠い。しかし眼鏡がない。職場だったか自分の部屋だったか、まあとにかくわたしとわたしの眼鏡は直線距離で500kmほど離れているんである。遠い。とても遠い。遠い上に、その眼鏡はわたしがいまの半分ぐらいの年齢だったときに作ったもので、あんまりいまのわたしの視力に合っていないという代物だ。
欲しい。地球に邪黒水晶を打ち込んだときに出会った全能の女神。わたしをさげすみ、人とも思わぬあの目。手に入れてやる。どんな手を使ってもなああッ。眼鏡眼鏡。わたしの欲しいのは眼鏡だ眼鏡だ眼鏡なんだあああッ。というわけでわたしは池袋を通り過ぎて新宿に来てしまった。新宿のどこにあるというのだろう。その、なんとかという店は。
新宿駅東口をうろうろ。そのなんとかという店は当然見つからない。ついでに映画館も探して奥深くうろうろ。たまたま紀伊国屋書店という本屋さんがあったので入ってみる。さて。そのなんとかいう店の手がかりとなる本はあるのだろうか。眼鏡を買う人が読む本ってどんな本なんだ。眼鏡業界の人が読む専門誌なんてものが存在するのだろうか。いやそれ以前にこの店には雑誌は置いていないではないか。
なんとかいう店が見つからないので、たまたまそばにあった「さくらや」の眼鏡の店に入る。なんと5,000円で眼鏡を作ってくれるそうではないか。安っ。材料さえあれば90分ほどで加工してくれるらしい。応対はていねいだ。
淡いピンクに塗装された銀白色の金属の枠に、横に細長いレンズがはまっている。5,000円。これにしよう。んで。ある朝ぼくは店のおじさんと。視力を測ってみた。そしてその視力に合わせて材料を集めると。集めると。ないんである。ないから取り寄せとなって4日かかるという。
駄目である。ぜんぜん駄目である。わたしは今日の午後6時半に眼鏡がいるのだ。6時半に池袋で。もっといいレンズならすぐにそろうという。なんだかだまされているような気になりながらも、13,000円を投じて、すぐに作ってもらうことにした。13,000円だって質が心配になるほど安いのには違いない。さっきとは話が違って前日までの受注がずいぶんたまっていてすぐにはできないらしいのだけど3時間で作ってくれと頼む。せらみゅの始まる前の新宿とせらみゅの終わった大阪との間には絶望的な距離があるのだ。
この間に映画でも見るかいなと。「ハリー・ポッターと賢者の石」はこのへんでやっていないかいなと。駅のほうまでふらふらと歩いていったら看板があった。これまた、なんとかという映画館で演っていると書いてある。そのなんとかという映画館は、さっきの紀伊国屋書店の裏側にあるという。ほう。なんという偶然。きょうの探偵あずまさんは調子がいい。
さて。さっきの紀伊国屋書店を目指して歩いていたらば、あったんである。きのうTVで見たなんとかという眼鏡屋さんが。店の名前は「A Look」だった。もう遅いけれど。いやすごい。今日のあずまさんはあてずっぽうに歩いてなんとかなっている。手遅れだけど。
この間にわたしも老若男女に混じって「ハリー・ポッター」を観るかいなと。とっとこ映画館を見つけて、入ってみる。吹替版と字幕版があって字幕版は1時間後に始まるらしい。どうやったのかはまったく覚えていないのだけれど、時間をつぶして何十分後かにまた映画館に戻ってくる。
「ハリーポッターと賢者の石」の巻。魔法少年ハリーが魔法の学校に入学してからのおはなし。日本の魔法少女ものには意地悪なライバルが出てくるものだけれど、ハリーの通う全寮制の学校にはちゃんと意地悪な魔法少年がいる。やべー。ドラコがかわいいわー。ゆがんだ視点で見てしまうので困っちんぐ。一般的な視点では、これは天性の魔法少女ハーマイオニーを観るためにあるような映画。小さいイベントがたくさんあるのは、原作に書いてあるのをできるだけ再現しようとしているのだろう。すごく楽しいのだけれど、後半の暗いシーンが続くところでどうにも耐えられず寝てしまった。
午後4時半ごろ眼鏡をもらいに行く。わたしの顔の形状に合うように機構部品の調整を行う。午後5時ごろ池袋。ゲーセンで和太鼓のゲームで遊ぶ。あと射撃のゲーム。午後5時半ラーメン屋。辛いのを頼む。いまいち。
午後5時50分会場入り。会場の中に行列がある。客席に向う人の行列というわけではなかった。最終日に限り、なにかもらえるらしい。聞こえてくる話によれば、カレンダーを買うと、ちょっと前に観に行ったときにおみくじでもらったのと同じ絵馬がついてくる。絵馬の裏にキャストがなにか描いているらしい。なんと。これはもらわねばなるまい。というわけで行列。
よく見てみればカレンダーを3本とか4本とか持っている人がいる。何回も並んでいるらしい。それでいつまで経っても行列がやまないのか。1本と絵馬ひとつ。これだけでおとなしく退散することにした。絵馬はナオたんの。ウラヌスの人。
千秋楽。わたしの予定では狂乱の宴となるはずだったのだけど、それはわたしの勘違いだった。千秋楽では夏と同様にロッカーマンの即興っぽい台詞で客をいじるのだけど、周りはちゃんとついていく。2階の席から見るとよく分かるけれども、いたるところで変なことをしていて芸が細かい。
ロッカーマンが拍手をあおったときに手をあげたらすぐに会場のスタッフの人に注意された。さすが。少し離れたところにわたしよりも後ろの列があったんだった。すんません。というわけで、夏の千秋楽よりもおとなしい感じ。絵も音も遠いのがつらい。眼鏡を新調して、そりゃもう、30メートル先のちびうさが山本愛星か宮崎のえるか見分けがつくぐらいにもうよく見えはするのだけれど、その間の空気が光を少しずつさえぎることまでは補えない。音もまた。
後半はこれまた熱演で。
午後9時ごろ芝居が終わる。カーテンコールは演者のあいさつといつもの曲のほかに「Innocent Demand」と「虹色のモノクローム」が追加。……他にもあったような気がする。前者は例によってみなさんも一緒に「ネメシス」っ。後者は最初デマンドとアロンとマナで途中で悪者が加わり、最後にセーラー戦士も加わって大合唱になる。最後なもんでマナが泣いちゃって。
1曲終わるごとに時計を見る。9時10分。ここで走って帰れば10時の「のぞみ」号名古屋行きに間に合うのだけど、もっと観ていたいのであきらめる。また夜行である。
夜行で帰るのが決まったものでアンケートも書いて。かといって東京駅のそばでまた入浴したいのでゆっくりしてはおれず、会場を出る。カードはムーンの羽根つき。裏側はセーラー戦士とタキシード仮面の全員集合。ピンクの人のカードはもらえずじまいだった。うううう。今週は日曜日も来るべきだった。正月だってもっと通えばよかった。すでに無理をしてきたけれども。うううう。ちーびーうーさー。
午後10時半に浴場。午後10時50分に浴場を出る。午後10時55分東京駅。間に合った。
夜行を降りてからごはんを食べに行く。そのあと定時をやや過ぎて出社。視界が白っぽい。体温が高い。
夜行で少しは眠っていたらしい。午前4時から6時あたりの記憶がない。
過当な利益の分け前は客ではなく泥棒に支払われる。
ううう。眠し。もうちょっと遅く会社に行ければ昨日は朝から新幹線で帰ってこれたんである。もうなんとしてもいまの職場から逃げ出してとなりに移らねば。
次の投薬は3か月後の10周年記念イベント。たぶんその3か月ぐらい後に夏公演のプレビュー、またの名をファン感謝イベント。また2か月後に夏公演があって、さらに2か月後にアレして、3か月後に以下略。うはははは。やめられないとまらない。
えらいど迫力のブラックレディを演る18歳を発掘した功績は評価せねばなあと。あと、学園祭のときの妙なしゃべりかたのベルチェがどえりゃあ危険だなあと。わたしの脳の中の歌い手さんがウラヌスとネプチューンのテーマ曲を奏でだすと仕事を放りだしたくなるなあと。そして、ここに中毒患者が完成されたなあと。ふはははは。
新しいPowerMac G4はまーだーかー。冬の賞与が残っているうちに。2月になるか3月か。
はうあ。明日でもう金曜ではないか。せらみゅに酔っぱらってやる気のなさ大爆発中だったのが、今日になって仕事に引き戻される。来週にはブツが動いているところを見せねばならなくなった。土曜は仕事せんといかんのか。いやん。
きゃあ。18日の金曜日よー。もう金曜日ではないか。今日もデバッグ。
プリント基板の中に初歩のバグを見つけて戦慄。まったく他人には見られたくないもんですわい。やっと石単体の動作を確認。ここからがめんどくさい。明日も仕事かなあ。せらみゅで2日も休んじゃたしなあ。
なんと。入社5年後に「リフレッシュ休暇」があったらしい。いままで入社10年後にあるのだと思っていた。そうかそうか。あと3年で5日も休みがもらえる。土曜と日曜もくっつければ9日になる。いやいやいや。こりゃびっくり。
あとは時期が問題だ。仕事がひまになってくれさえすれば全部せらみゅを観に行ったりもできる。うはー。死ぬー。それが無理ならインドの下町をほっつき歩いたりできるわけだ。帰ってきたら検疫でひっかかって、入国がさらに2週間延びるおまけがついてきたりもするわけだ。うはー。
はじめてYahoo Auctionでものを買う。ちびうさの本。いつ届くだろう。どきどき。
CPUはひとつがいいのかふたつがいいのか。DDRな主記憶はいかほど効果があるのか。
結局会社には行かず。なんとかなる。ああなんとかするともさ。
夏の公演はなんとか10回は観に行きたいなと。
なぜかわたしは日本橋にいた。今日もえろいビデオの店ですごい題名を見つけて大喜びしていたのだけれど、家に着いたら忘れてしまった。あと、本を買うのを忘れた。
昨日はちびうさの本。今日はちびうさの時計。おほほほ。あれこれ出品物を検索していると、ずいぶん前にちびうさを演った郡司あやのの写真集「えにっき」が出てきた。「郡司あやの10歳」というそのまんまなあおり文句にどきどきくらくら。しかしぐっとこらえる。そりゃ、ちびうさの格好で写っていたら買うんだろうけれども。
昨日、おそらく日本初のはじるす本となったであろう本が出たらしい。そして、あるコピー誌は5分で完売したらしい。さらに。6/9に川崎ではじるすだけの即売会をやると伝え聞く。ホンマかいな。いくらなんでも。
うむむむ。もうすぐ出るらしいPowerMac G4がQuickSilverのCPUを変えただけなのか、主記憶のバスも含めて大幅に変わっているのか。前者だったら、買わずに夏まで待つ。
かな漢字変換ツールのATOK15は2/8発売。関西弁の話し言葉をそのまま漢字変換できるというだけでわたしは買いたい。もう独特の動詞の活用形の辞書を作ったりせんでもエエんですわ。買います買います。おっちゃんが買うたげます。しかしMac OS用はいつ出るのか。
今日は、ちびうさちゃんの持ちものの「クリスタルカリヨン」を落札。はー。しやわせ。
また日本橋。買い忘れていた本を買う。征海未亜「東京ミュウミュウ」3巻、猫部ねこ「呪って♥あっこちゃん」、あすか正太「大天使フィオ」の3冊。
こうやって、ゲームで遊ぶ機会を逸してしまうのだった。シカエシと黒魔法妖子の発売日が迫るというのに。
あと、ソフマップでQuickSilverなPowerMac G4をあらためて触ってみる。QuickSilverでもやっぱりAquaの動作は重いなあと。Illustrator 10を動かしてみたのだけれど、新バージョンではAquaを使うものだから描画が遅くてかなわない。ウィンドウ間の前後関係の切り替えの処理でも遅さを感じる。PowerPC G4の並列演算な機構はなんのためについているんだろう。わたしは速さばかりを求める病気にかかったんだろうか。
どうも、はじるすだけの同人誌即売会はホンマにやるらしい。すげー。はじるすでは作家が揃わんと思うのだけどなあ。でも参加したいなあ。じゃあどうすればいい。
セットで動作を確認。ふはははは。休日出勤しなくともなんとかなるではないか。デモは今週末でいいらしいので、今日は早く帰ってしまおう。……と思ったけどまたプリントパターンの修正に追われそうだしなあ。どうしよっかなあ。やっぱり帰っちゃおうかなあ。
日付は一部推定。
今年はせらみゅ強化年ということで。全部行ったら70万円コースなのでどれかを切らんとなあ。
落札は3日で途絶える。せらみゅで配布されたほたるさんのカードを入札していたのだけれど、わたしが帰宅する途中で他の人が落札していた。
落札してから、見ず知らずの人とメールで連絡を取りあうのがなかなかスリリングでおもしろい。
会社から帰るとちびうさの本が届いていた。印南帆幹の「ちびうさっ!」という本で、1993年の夏に出た本。アニメ現役時代にたくさん出たであろうちびうさの本が欲しくてね。もう欲しくて欲しくて欲しくてね。当時は恐くて通販に申し込めなかった。ましてやイベントに出かけていくなぞ、小心者のわたしにはとてもとても。その悔いのために、いまでもわたしは本が欲しくて欲しくて欲しくてね。
んで。交通費をなんとか削減しようと、JR東海の「エクスプレス予約」はどんなもんかいなと調べてみる。携帯電話から予約ができて、東京大阪間の「のぞみ」の切符で500円割引になるという。しかし。しかし。これを使うにはJR東海のクレジットカードを作らねばならないらしい。作りたくないのであきらめる。
飛行機はというと、わたしが乗りそうな朝の便は安くならないのであてにならない。格安チケットのたぐいも、都会まで探しに行くのに結構な交通費がかかるのであまり予算の削減に貢献しない。
そして、できれば夜行は使いたくない。うううう。結局いつもどおりではないか。
早く帰っておるすばんの続きがしたい。明日こそは。
朝。実験室に入って、へろへろとあずまさん専用技術試作セットその1の電源を入れたらば。あああ。壊れているではないか。なぜ。ホワイ。ももこ悪い子としてないもん。ぐは。誤変換。ももこ悪いことしてないもん。いいこともしてないもん。出力信号が反転しているではないか。わたしの不器用な変造のせいですぐに壊れてしまうのだった。
やっぱりひとりで仕事できるのっていいなあと。誰かに説明したり聞きに行ったり書類を作ったりする手間が少ないし、仕事する時間もしない時間も休日も自分で決められる。もう天国。もう戻りたくないのだけれど、来月からはまたでっかい新製品の開発に加えられてしまう。
その1。「クリスタルカリヨン」の持ち主もうさぎしゃんの玩具がお好きなようで。すごくうれしくなってしまう。
その2。せらみゅのキャストの手描きの絵馬までオークションで売られてえらい高値がついたりするのはいかんなあと思った。こんなのに群がるのはキャストに失礼だと思った。それなのに、さっき、宮崎のえるの絵馬の入札に参加してしまった。
その3。ホントはね。カードがね。欲しいのだね。ピンクの人のカードが。ウラヌスとネプチューンのカードが2枚ずつあるので、これをなんとかしてちびうさかブラックレディのカードに交換することはできるのか。
「シ・カ・エ・シ」のデモ版を見てみる。ゲームの体験版ではなく、店頭とかで流れていそうなもの。うぐうう。期待に反して湿っぽい。女装で生活し続ける主人公ってのはギャグだと思っていたのだけれど、どうも主人公にとっては深刻らしい。
「黒魔法少女サディスティック妖子」のデモ版。これも見るだけ。これがまた。どんなゲームかさっぱり分からない代物。歌か。歌なのか。主題歌がこのゲームそのものなのか。なんて不安なゲームだろう。陰鬱な黒魔法少女の妖子が悪魔を召喚して恋のライバルっぽい人たちを痛めつけるゲームだということは分かっているのだけれど、デモ版では雰囲気ぐらいは分からせて欲しい。いい話なのか萌えなのか馬鹿なのか。たぶん3番め。
SSIはずいぶん前から使ってるんですけどねえ。
うぐ。ふとんの中でまったり過ごしていたら8時を過ぎてしまった。ごはんが食べられない。でもシャワーは浴びる。9時過ぎに出社。一人でやってるから出社時間を自分で決められてしやわせー。
来月からは休日出勤の多いグループに入れられてふしあわせー。せらみゅで池袋に行くから土曜は出勤できないってわたしに言わせるのかー。
今日あたり、金曜発売のそっち方面のゲームを手に入れる人が出てくる。おおざっぱにでも評価が出てくれば、シカエシと黒魔法少女のどっちかだけ買うかなあと。去年は20本を超えてしまって、ほとんど手をつけてないのが何本もある。今年は12本以内に削減するという目標を立てた。もう無謀な買いかたはするまいと。
でも「いじめられゲー」と「サディスティック」という両極端な組み合わせがなんともそそるので、うっかり両方買ってしまいそうなのが危険だ。
んで。久しぶりに「通勤快楽痴漢でGO!」で遊んでみる。おさわりシステムの練習がてら。
いやはや。いいぞ。これは。右クリックで指とか手のひらとかくちびるだとかを素早く選択して、これでもってさらにマウスのクリックとダブルクリックとドラッグを使い分けて局部を責める。まあこれが。右の手のひらが働いている間にも、左手の指は別の仕事をするんである。このあたりを高速に切り替えて遊ぶのだけど、まあこれが楽しいんである。右手が乳房をわさわさしている一方で左手は髪をなでてたりなんかしているときに、不意に右手が臀部を責めはじめたりもするんである。すると。
「ぽろろろろ〜ん」
突如やってくるボーナスポイント。なんかもう。えろいんだかおかしいんだか分からないけれど、これは楽しい。攻撃対象によって弱点があって、そこにコンボな攻撃が決まるとぽろろろろ〜ん。うははは。ぽろろろろ〜ん。急にパターンを変えて、乳房に覆いかぶさるようにマウスをゆっくりドラッグさせるとわたしもえろい気分になってしまったりして、まあいろいろとやってみたくなるゲームである。主人公が参加する「痴漢コンテスト」の期間は3日間。すぐに終わる。
今度は気楽に遊んでみようかいなと。しおりたんのへろへろな声がかわいく思えてきた。
はじるすはいまでも、不定期に商品が入荷しては売れていく状態が続いているようだ。
んで。わたしが「通勤快楽」で会社の口うるさい上司や陽気な三人娘とぽろろろろ〜んと興じていたのと時を同じくして、別の事件が進展していた。Yahoo Auctionで昨日から入札したちびうさの絵馬が、別の参加者に競り落とされていた。ぬおおおおお。わが人生に一杯の悔い在り。
そして、今日はちびムーンな郡司あやのの腕時計が届いた。いつぞやのせらみゅの公演で抽選会があったらしく、当選者に渡されたもの。郡司あやのは1999年の公演「かぐや島伝説」に出ていたようなので、そのころかなと。ちびムーンの全身が文字盤に映っている。エラいものを手に入れてしまったが、貴重すぎてとても外に持ち出せそうにない。
今週には出なかったけれど来週には出るとか出ないとか。新しいPowerMac G4CPUは800MHzと933MHzと1GHzらしい。1GHzだと2個付くらしい。安いモデルでもマルチプロセサを選べるようにしてほしいなあ。
急に思い出した。「銀河」に乗るならB寝台である。A寝台の車両は電源車のすぐ後ろにあるもんだから、ディーゼル機関の音が聞こえてくるし、また排気のにおいがただよってくる。A寝台は広いし洗面台がきれいだったりするけれど、B寝台ではディーゼル機関の音と排気が気にならないという点の方がわたしには重要だ。
それはそれとして。いまや、電車を動かす電力だってVVVFで作るというご時世なのに、どうして、いまだに電灯電力をディーゼル機関で作らねばならないのか。屋根の上には何千だか何万ボルトだかの架線が走っているのに。どうして。
ううむ。入社以来こんなに仕事が順調だったことがあろうか。なんかもう、こわいぐらい。今日は早く帰ろう。
牛の身体に、スプレーで狂牛病における役所の対応を批判したつもりであろう内容などが書かれて、公園に放置されていた。らしい。
んで。最初は、牛とスプレーという取り合わせのへんてこさに笑っていた。のだけど、だんだん恐くなってきた。そんな思考の過程。
牛の持ち主は、年老いた牛にではなく自分の身体に「農水省のバカ」「雪印またか」と書いて公園で立っていればよかった。そしたら道行く人は、この人は脳がスポンジ状になってしまったんだなと分かる。
わたしには、こうやって偏執的な文章を書いたり、踏み込んできた警察官を包丁で刺すぐらいのことしかできない。もっと、刑事ともみ合いになって肝臓を食いちぎるぐらいの情熱で対峙できればなあと思う。それぐらいの危機のはずなのだけれど、どうも包丁で警察官を刺すぐらいの貧困な発想しかできない。本やゲームソフトを持っているだけで犯罪になるだなんてなかなか実感がわかないのだ。
でも、考えれば考えるほど、警察官が部屋に踏み込んできてわたしは縄で縛られて、わたしの見ている前で本棚の中身を乱雑に段ボール箱に詰めて持っていかれるさまを想像してどきどきする。拘置所の中で、動物園の壁に頭を何度もぶつけて自殺するサイを思って自嘲気味に笑っているところまで想像してわくわくする。こんな感じで危機感を持ち続けねばならんのだけれど、なかなか、わたしには難しい。
技術試作その1を会議で見せる。しかして。こんなモンは売り物にならないという流れになった。とても困難な課題だと聞いていたから、あたしゃへろへろとがんばって動作させるところまでもっていったんである。一人だけで。るんるん気分で。会社を休んでせらみゅを観に行ったりしながら。
以前にほかの人がやった予備実験よりもずうっといい結果が出て、あたしゃこれはいけるんじゃないかと思っていた。このあたりから、わたしに欲が出てしまったらしい。だから、採用されない方向に話が進んでいくと、わたしは、わたしの予想に反してがっかりしてしまう。
企画の時点でうさんくささを感じていたので、採用されなくてもしかたないとは思っていた。でも。機能を追加すると製造工程が大変だってことぐらい最初から分かっていたはずなのに。どうしていまごろになって。どうして。
かといって、撤退するかどうかもまだ決まらない。早く決断しないと、その間わたしは一人で仕事ができて喜ぶだけである。
帰ってきたらば「クリスタルカリヨン」が届いていた。そろそろ家族もあやしむような気がする。前の持ち主はとても丁寧な応対をする方だった。届くのを待つ間が楽しかった。
送られてきた箱を開ける。箱の中にはまた箱が入っている。中身の箱はエアキャップのシートでくるまれている。このぷちぷちを脱いだり脱がせたり。はやる心を抑える必要もなく。ただ。ひっぺがす。
箱のちびうさ(正確にはスーパーセーラーちびムーン)の絵がもうたまらんですわい。「スーパーズ」のころのちびうさの絵なんであるよ。小学校高学年っぽい肢体がもう。絶妙のアスペクト比がもう。愛らしいのを通り越してもはやエロティックなほど。くはー。感動。箱の裏側のちびうさでまた感動。くはー。前の持ち主が悲しみそうなほど感動。
んで。箱を開ける。いつものプラスチック製品が出てくる。期待すればするほどに、ブラウン管の前でずっと想像しつづけていたものより軽いと知ってほんの少しがっかりする。それでもいいんだ。わたしはここまでたどりついた。4年と5か月前に目の前までやってきながら、手にすることのできなかったクリスタルカリヨン。妙に軽いし、プラスチックだから手で触れると妙に生暖かい。期待すればするほどに、わたしの体温を自分で感じて生暖かい。それでもこれはクリスタルカリヨンなのだ。鐘にハート型の大きな取っ手がついている。この形状はまぎれもなくクリスタルカリヨン。
さて。ちびうさちゃんの声がこの中に隠れているのだ。どうするどうするどうする。君ならどうする。押しボタンを探すのだ。うにょ。むきょ。どうも押す場所が見つからない。愛らしくてたまらないさっきの箱のもはやエ(中略)クな裏側に説明があった。そうかそうか。ここを押すのか。あたくし初心者なもので。
むぎゅ。音が出ない。ああそうだ。電池がないのだ。単4乾電池がないのだ。机の上をがさごそがさごそ。単4乾電池が1本出てきた。もう1本いる。さてもう1本は、必殺鼻毛カッターの中に入っているのだ。鼻毛カッターやーい。机の上をがさごそ。すみの方の暗黒ゾーンにわれわれ捜索隊が到着したとき、恐るべきものを発見した。どれみさんのぱんつだった。女児用ショーツ綿100%。うっかり手に入れたものの、処理に困った後期縄文人が丸めて保管したものが出土した。
はあはあはあ。なかなか見つからない。見つからないのでどれみさんのおもちゃを取り出してその中身の電池を取り出そうと試みた。だがしかし電池は入っていない。どこに行ったんだろう。大量のどれみさんコレクションをかき分けかき分け。本棚のわきに必殺鼻毛カッターが発掘された。
なんて時間のかかる再会だろう。必殺鼻毛カッターでまず自分の鼻の穴の手入れをして。ああああ、こんなことしてる場合じゃないのに。そして電池を取り出して。電池を取り出すのにしたってわたしは筒状の筐体を引っ張ったりねじったりして試行錯誤する。服を脱がせる間さえも待ちきれなくて。急ぎすぎて手際が悪くて。子供みたいに。えんやこらと必殺鼻毛カッターから単4乾電池を取り出した。
なんて時間のかかる(以下略)。やっと揃った電池をクリスタルカリヨンに取りつける。久しぶりのこの感触。いろんな玩具に触れたときと同じように。少しずつ違うけれど共通の言語で書かれたインターフェイスのおかげで、電池の入れかたは分かるものなのだ。必殺鼻毛カッターとはここが違う。
ぐいっ。うにっ。まだ音が出ない。側面のスイッチをぐりぐりいじって、また押す。しばし繰り返しているうちに突然に幼い女神は降臨した。
「トゥインクル・エールっ」
でかっ。声でかっ。心臓が止まりそうなほど。はー。よかった。本当によかった。7年経ってもちびうさの声はぜんぜん変わっていない。
あと、手に持って振ると鐘の音がするらしいのだけれど、聞こえてこない。内部でかちゃかちゃという音がするだけだ。おそらく、内部に振動を検知する機構があってかちゃかちゃ音を立てているのだ。振動によって電気接点がくっついたり離れたりして鐘の音の電子音が再生されるのであろう。何回降っても音が出ないのはおそらく前の所有者の、おそらくまだ幼い家族がさんざん遊んできた証なのだろう。そのうち分解して調べてみることにする。
ふはー。ちびうさちゃんですよ。あと、ちびうさちゃんのしゃべる人形をなんとか手に入れねば。ふはー。箱の絵を見ているだけでしやわせー。
残業手当68,458円。休日出勤手当8,984円。えーと。記録がどっかに行っちゃったので受け取った額が不明。
「給与所得の源泉徴収票」がやってきた。「給料賞与などの支払金額」が5,302,801円。去年も同じようなことを書いたけれど、本当にこんなにもらってたんだろうか。交通費なんかも入っているんだろうけれど、それにしてもこんなにもらったんかなあ。なんかややこしい計算式とか通ってないのかなあ。なんせお金がちいとも残らないので実感がわかないのだった。給与明細はあるけれど計算するのが面倒くさい。
昼からお出かけ。「シ・カ・エ・シ」と「黒魔法少女サディスティック妖子」のどちらかを買うつもりで家を出た。途中でカレーを食べて、日本橋に向かう。
ソフマップのいつもの売り場に行ってみたらば。シカエシと黒妖子が並んで置いてあるではないかー。なんかもう。これは二つとも買えっていう神の啓示である。えろいゲームを買いすぎたり、高層ビルに飛行機が突っ込んだり、密林に枯れ葉剤をまいたりするのも全部神の啓示のせいである。
本当はそうではなくて、わたしはまだどちらにするか悩んでいた。昨日発売されたゲームはとても多い。そのために、ゲームの評価をあまり読むことができず、どうにも決められなかった。迷ったときは両方買うのだ。
というわけで、シカエシと黒妖子の両方を手にとってお金を払う。今年の目標がいきなりの大ピンチ。途中で、見覚えのある箱を持ってレジに並ぶ人を見かけた。そうかそうか。はじるすはやっと潤沢に入荷するようになったのだな。雨が降っているのでこれ以上の探索はしない。わたしは、ソフマップの袋を頭の上に乗っけて傘の代わりにして駅に向かう。
まず「シ・カ・エ・シ」で遊ぶ。
あらすじ。主人公の涼少年は幼いころに裕福な叔母に預けられ、それからずっと女の子として育てられた。いまでも女装して女子校に通う一方、自分が男性であることは意識せざるをえない。学校で主人公が男性である決定的な証拠を握られてから、クラスの2人から執拗な嫌がらせを受ける。耐えられなくなった主人公はある日から復讐をはじめる。そんな話。
んで。シカエシの対象は、叔母で学園の理事長でもある政子さま、クラスの真紀たんと望さん。あと、主人公の秘密を知りながらもなにかと助けてくれる夕子ちゃん。この人たちに囲まれて、いじめられパートとシカエシパートへと続く、陰鬱な日々を過ごすゲーム。
感想。1回め。復讐で真紀たんを肉の玩具にするところで終わる。ぐはー。陰鬱。もっとえろい方に寄ってくれるかと思ったのだけれど、本当に涼を言葉と暴力でなぶりものにしてくれる。真紀たんに腹部を執拗に殴られて授業を休んだりもする。エッチなお仕置きとかじゃないんですかーッ。もっと手錠をかけたり首輪をつけたり注射されたりとかすごいのを期待したのだけれど、すごいお仕置きは彼女たちへの復讐で描かれることになる。ちょっとこのあたりが残念だなあと。
さらにもうちょっと遊ぶ。夕子ちゃんがらみの話に進めたいのになかなかうまくいかない。学校の教師が生徒の弱みを握ってナニしているという筋が見えてきたので、夕子ちゃんもその中に飲まれていくんかのう。よく分からないけれど。
さらに「黒魔法少女サディスティック妖子」に進む。今日は、素敵な夜になりそうねっ。
長いプロローグを経て例の主題歌へ進む。史上最悪のヒロイン妖子と、召喚された魔界貴族。最悪の妖子と、あこがれの人。最悪の妖子と、すてきなライバルたち。ここまではすごくいい。
んで。30日間で、主人公である悪魔は妖子のために、ライバルたちを陵辱して堕落させて、あこがれの人との仲を取りもたねばならない。さて。突如として主人公は街に放り出されてなにをしたらいいのか分からない。ああそうか。呪いのためのアイテムを用意せねばならなんのか。というわけでひたすら主人公は魔界アイテムの合成にはげむ。ぐはあ。ぜんぜん進まない。
そういや交通費だけで年間20万円ぐらいもらっている。まあそんなものなのかなあ。賞与が業績の好転でえらく増えたのと、残業手当が倍になったのとで。
「かなえちゃんニュース」から。「2001年年間えろげランキング」という記事。
「もみじ」が3万本も出てしまったこととか「最終痴漢電車」が1万本を越えちゃったこととか、まあいろいろあるけれども。
注目すべきは、年末ぎりぎりに発売されて初日だけでほとんど1万本を売り切った「はじめてのおるすばん」ですわな。どこの店も、たいした実績のないメーカーの商品が急に売れるとは考えてなくて発注数を増やせなかった。メーカーも売れると思ってなかったか予算がなかったかで、たくさん用意できなかった。
先週は潤沢に入荷があったはずなのに昨日のうちに店頭から消えてしまった。もはや人気が人気を呼んでしまって、話題だけで買う人が多いんだろう。
3/3の用事が決まる。詳細不明。司会かなにか。よって「プルルンパーティ」には行けない。おんぷたんの誕生日なのにい。上京を阻む用事が増えて喜ぶべきか悲しむべきか。11時に川崎の会場に行って13時に抜け出して、17時までにこっちに戻れば大遅刻ながら不可能ではない。不可能ではないけれどまずいわなあ。
「なぜだ? なぜ栗まんじゅうは食べるとなくなるんだ?!」
ドラえもんに出てきた宇宙の栗まんじゅう問題に計算で迫った人がいる。わたしも小学生のころ「ドラえもん」を読んで、宇宙の果てで起こるであろう恐ろしい事態に思いをはせた。
簡単にふり返ってみる。冒頭ののび太の嘆きに対して、ドラえもんはひみつ道具「バイバイン」を取り出す。この薬品をふりかけた栗まんじゅうは、5分後に2個に増殖する。のび太は5分に1個だけ、増えた分だけを食べ続ければ一生栗まんじゅうを食べられるのだ。もし食べないと、2個は4個になり、4個は8個になる。1時間後には4,096個となり、食べ飽きたからといって一晩放置すると大変なことになる。原作でもやはり大変なことになって、どうにも処分できなくなったのでドラえもんは地球の崩壊を防ぐために巨大なふろしき包みを宇宙ロケットに引かせて空のかなたへ捨ててしまう。話はそこで終わる。
じゃあ、東京都練馬区から遠く離れた空のかなたでもやっぱり大変なことになるんじゃないのか。「栗まんじゅうによる宇宙崩壊シミュレーション」の著者である松野と渡辺の計算によれば、増殖する栗まんじゅう群は空のかなたを飛んでいる間にも増殖を続け、冥王星軌道付近でブラックホールとなる。著者は、宇宙は崩壊しないが太陽系が消滅すると予測する。ロケットが練馬を発ってからたった11時間でだ。ロケットがおそろしく高性能で光速度で移動できると仮定してもなお、人類はたった一人の物欲に震える。人は目が覚めると、ラジオの臨時ニュースが伝える終末に涙する。
しかしながら著者がいくつか指摘するように、ブラックホールに達する前に増殖反応は止まるだろうと、わたしも思う。自分自身の重力が無視できなくなるぐらいに増殖すると、重力のために自分自身を押しつぶして熱を発するので、「バイバイン」は栗まんじゅうを栗まんじゅうであると同定できなくなるからだ。その根拠としては、バイバインで増えている最中の栗まんじゅうも、人間が食べてしまったあとではバイバインの増殖作用が働かなくなると原作で描かれていることが挙げられる。胃の中に入った栗まんじゅうが栗まんじゅうでないとすれば、それはなんなのか。
これは冒頭の「なぜだ? なぜ栗まんじゅうは食べるとなくなるんだ?!」というのび太の問いに戻ることを示唆する。歯でかみくだかれて胃に入った栗まんじゅうは、もはや栗まんじゅうではなくなる。少なくとものび太がそう思っている以上「栗まんじゅうは食べるとなくなる」のだ。またある人が、自分の身体の中で栗まんじゅうは存在し続けると思うならば、その人にとっての栗まんじゅうはなくならない。あるいは、栗まんじゅうがのび太の一部分になったために、ある論理でもって栗まんじゅうは栗まんじゅうではなくなったのかもしれない。このように、残り一個の栗まんじゅうの存在はあやうくてはかない。
栗まんじゅう群の増殖が止まらずに宇宙そのものを内包してしまうという結末こそが、冒頭の台詞にふさわしく美しい展開だとも思う。ともあれ原作者がくわしく言及しなかったおかげで、こうやってあれこれ遊ぶことができる。
セル画には手を出していいものかどうか迷った。でも今日決意した。ちびうさのセル画も手に入れることにした。気がついたら落札していた。入札したのはわたしだけ。値段が値段だし、そもそもちびうさはおっきいおともだちには人気がなかった。だからこうやっていれば、いつかはちびうさのセル画がここに集まる。
Mac OS上のwebブラウザに派手なセキュリティの穴が見つかった。IEとiCabでとくにひどい。対処法はすでに報告されている。
問題はMac OS 9.xと、Mac OS XのClassic環境で再現されている。HTMLファイル内のMETAタグの記述により、web上の任意のファイルをダウンロードさせることと、ローカルディスク上の任意のファイルを実行させることができるというもの。IE5.xとiCab以外のwebブラウザではファイルの実行まではできないものもある。
すばらしいことに検証ツールも作ってくれている。わたしの現在の環境では、iCab 2.7Jでファイルをダウンロードしてディスクイメージをマウントするところまで進んだ。実行はされなかった。ああそうか。Mac OS Xじゃなくて、Mac OSのほうの穴だったのか。というわけで、Classic用のiCabで再び試してみるが動作してくれない。Staffit Expanderの設定を危険な方に変えても動作しない。うむむむ。わざわざ危険な方向に進むこともないような気がしたので、このへんでやめておく。
2月発売分。「重装皇女メタルプリンセス」のピンク髪の悪者キャラの背中にランドセルのような物体を確認。やべー。馬鹿ゲーなのか、無意味に熱いか、わけ分かんないのか。
「僕と僕らの夏」は気になったけどやめておく。重たそう。
新しいPowerMac G4はやっぱりQuickSilverがちょっと速くなっただけだった。さようならー。また夏に。
セル画の2枚目を落札。堕ちてゆけ。
試作セットをいつでもえらい人に見せられるように準備だけはしておいて、そのまま開発を中断する。現行機種の雑用がたまってきたのでそっちにかかる。はふん。やる気なし。さらに倍。今日は主任が出張でいないので、さっさと逃げ出して黒妖子で遊ぶか。
例の公式情報によると。ジュピター役の杉本文乃が別の誰かに代わる。あと、3月のイベントは3/27(wed)に細田阿也が来るらしい。ぐは。水曜は無理だー。たぶん。きっと。いやいやなんとかなるかも。なんとかしない方がいいのかも。
黒魔法少女サディスティック妖子の続き。
はあはあはあ。ゲームの期間の30日間のうち最初の2/3を魔法アイテムの合成に費やし、残りの日数でマリアたんと陽子ちゃんをナニさせていただく。そこで終了。4人とも堕落させることができなかったので、妖子の作戦は失敗である。悪魔を殺す代わりに、妖子の気がすむまで陽子を陵辱するよう命じたところで話は終わる。エンディングテーマの「ヘコみ節」は演歌調。マジでーへこみまーすー。
あと。いちばん狙いだったマリアたんがかなり変。悪魔に魅入られて身体を許すにいたってさらに変。声が。陽子ちゃんの声は、みなみおねいさんなのでもうばっちり。こうでないと。
妖子が登場人物と接するうちにだんだん素直になっていくのだわ。ふつーの選択肢を取りつづける限りは。次からは、すでに見つかっている分については魔法アイテムの合成法を探さなくてもいいので楽だ。意地悪な選択肢でもって妖子の最悪っぷりを楽しみたいなあと。
げっそり。いつまでこの前時代的な処理系につきあわねばならんのだろう。もう全然だめ。紙と印鑑に慣れた人の発想では抜け出せない。
そんな愚痴を書こうと思っていた。だが。バッチ処理の出力結果に、今日の日付が「昭和」で書かれているのを発見。昭和77年。あまりのひどさに、なんだか妙に愛着がわく。あと数か月でwebベースのいかにも最近っぽい処理系に入れ替わるから、もう昭和77年の書類を見ることはなくなる。一部分だけ新しくしても、いまさらどうにもこうにも。
今日も早く帰宅。勤労意欲をほぼ喪失。どうやってボスに切り出そうかを考えていた。雑用をやっつけながら。あと、職場を去る日のためにあいさつを考える。
ちびうさのセル画が到着。この目つきの悪さからして「セーラームーンR」のころだろうか。Rの最初の登場のときの、うさぎさんに拳銃を突きつける場面[1]の絵じゃないかと想像する。
参考文献[1]講談社「テレビマガジンデラックス38決定版美少女戦士セーラームーンR」1993年、32ページ。
はわわー。セル画と参考文献のめくるめく桃色世界にどきどきくらくら。Rのころのちっさいちびうさもけっこういいじゃないかあ。
先日のセキュリティの穴を埋めたらしいiCab 2.7.1が出た。日本語版も出た。
はわわー(再)。手袋型の手話翻訳機が発明される。まだアルファベットを現す手話の動きしか理解してくれないけれど、こいつぁすごい可能性を持っているっぽい気がする。手の動きを計算機が理解するための研究はすでにいろんな人がやっている。しかし計算機や家電製品を操作するための翻訳機専用のジェスチャーではなく、ずっと一般的な文字を扱ったところが重要だ。いずれは英単語の手話の動きを理解してくれそうな予感がするではないか。単語を理解できれば、手話で単語の並びを作って話す人の発言を全部文字列に変換することができる。そんな予感をさせるから発明者の高校生は10万ドルの奨学金を得た。
はわわー。わたしがちびうさの名を叫んでいる間にも、地球のどこかではすごい発明がされてるんであるよ。せらみゅのCDの歌詞を誤解していた部分を確認したり、湖池屋の「ドンタコス」たっぷりチーズ味をはしでつまんで食べたり、セル画を写真に撮ったり、えろいビデオの「コスプレ長瀬愛」と「キャラミックスホワイト広末奈緒」の写真を比較したりと、優雅な夕刻を過ごす間にも世の中の技術屋さんは開発にいそしんでいるんであるよ。研究屋さんはネタを繰っているんであるよ。
はわわー。高校のときから英語の読み書きができる人とそうでない人とでは、放っておいても英語の読み書きの能力の差が開いていくように。それはもう。鉄棒で「逆上がり」のできる人とできない人の間では、鉄棒以外でも差が広がっていくように。それはもう。わたしはたち遅れていく。そういうことを感じるほどに、今日は朝から勤労意欲さんはふらっとどこかへ旅立っていって、晩ごはんの時間になっても帰ってこない。開発は中断だわ仕事は雑用だわってな事態が、だんだんわたしにしみこんできた。
がふん。運転免許証の更新の期日が明日までだった。すっかり忘れていた。いや困った。昼からの勤務時間に間に合うかどうか。たぶん間に合わない。いや困った。
「はじめてのYahoo Auctions」だったのが、もう何件競り落としたか分からなくなってきた。本、時計、玩具、セル画、原画。なんてしあわせでありましょう。働いて得たお金が、誰のためにもならない使いかたをされるなんて。なんてしあわせでありましょう。ほかになんの役にも立たない。わたしから、わたしの内部のちびうさ思いの住人にプレゼント。もう無茶苦茶うれしい。