色即是音、音即是色
最終更新日: 2013-09-16
可視光線スペクトルは、要は「虹の色」です。そこで、虹の七色に相当する音をピックアップして、音階を作ってみました。 楽器で弾いてみると、結構いい音が鳴りますよ。
さらに、虹の七色から、色をちょっと減らしたり増やしたりして、いろんな「虹の音階」を考えてみました。 音楽をやってらっしゃる方、作曲や編曲に使ってみませんか?
音階名 | 音階の構成音 | 特徴 |
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虹の五音階 (The Rainbow Pentatonic Scale) | F、As、Ais、His、Dis、F | 音程が日本音階の陽旋法の一つに一致。 |
虹の六音階 (The Rainbow Hexatonic Scale) | F、As、Ais、His、Des、Dis、F | R、G、B がそれぞれ最大の色 (赤、緑、藍) と、 X : Y = 1 : 1 を満たす色 (黄、青、紫) に対応する音を過不足なく含む。 |
虹の七音階 (The Rainbow Heptatonic Scale) | F、As、A、Ais、His、Des、Dis、F | 「虹の七色」に対応。 |
虹の八音階 (The Rainbow Octatonic Scale) | F、As、A、Ais、H、His、Des、Dis、F | 連続スペクトル画像の中で最も目立つ、黄緑色に近い色 (R : G = 1 : 2 に近い色) に対応する音 (H) を含む。 |
虹の九音階 (The Rainbow Nonatonic Scale) | F、As、A、Ais、H、His、Des、D、Dis、F | 「虹の七色」と黄緑色に次いで目立つ、藍と青の中間色 (G : B = 1 : 2 に近い色) に対応する音 (D) を含む。 |
虹の十音階 (The Rainbow Decatonic Scale) | F、Ges or G、As、A、Ais、H、His、Des、D、Dis、F | 暗赤色の始まりに近い色 (「赤」のサンプルに対して R の値が 1/2 〜 2/3 程度の色) に対応する音 (Ges あるいは G) を含む。 |
音階のベースとなる音律は、純正律でもピタゴラス音律でも、お好みのものを使っていただいて構いませんが、周波数の関係上、転調させると、虹の音階にならなくなるので、ご注意ください。ただし、基音を F 以外の構成音に変更するのは OK です (例えば、「虹の七音階」では、As を基音とし、As、A、Ais、His、Des、Dis、F、As という音階にするのは OK。F からの音階をそのまま短三度上げて、As、Ces、C、Cis、Dis、Fes、Fis、As とするのは NG)。
あと、これ以上構成音を増やして、音階を拡張するのは……残念ながら、難しいようです。
半音以下の音程が必要になってくるので、演奏も難しいですし、 可視光線スペクトルを使って自然で美しい音を見出すのも、デジタル画像の RGB 値を使っていては、限界があるようです。