内容●[1]映像作品の感想文[2]蛍光灯の下で見た幻覚の記録[3]ピンク色が意識にもたらす影響の考察[4]しばしば混入される嘘 まめちしき●パースエイダーは銃器。この場合は拳銃
あいこまつりのカタログの編集が遅れたらしい。これに伴い書店売りは中止になり、会場で発売するとのこと。そんなわけで、webに載っている参加サークル一覧を整形して用意しておく。
遅れるおわびに、おまけをたくさん用意するらしいのだけど、こういうところが小野寺さんらしいというか。「うまい棒」以来、おまけがなかった試しがないというか。どんなに状況がまずくても遊んでしまう感覚はよくわかる。
うむむむう。ウチの青と白の林檎さんでPowerPC 7450が使えるようになる日はいつの日か。CPUをこれに載せかえて青と白の林檎さんをあと2年使う予定だったのだけど、なかなか出ないようなら1年後をめどにCubeに買い換えたい。でかい箱にさようなら。
となりの主任が別の部署へ去ってから、向かい側の主任の姿を見なくなった。ボスに聞いてみたところによると、倒れていたらしい。お子さんもいるのに、大変ねえ。
昼ごろから向かい側の主任が登場。一時はどうなることかと。
職場の模様替えがあって、机を新しいものに変えることになった。ここでもそこでも机の中の荷物をひっくり返して整理することになる。特許のことで第三者の署名をもらいにうろうろしているとき、向かい側の主任の机の棚に、あるものを見つけた。雑多な書類の中に、少し派手なシールが貼られた透明な書類ケースを見つけた。
のちに、それが書類ケース以外の何かであることが判明する。その透明なプラスチックの箱には黄色いシールが貼ってあって、何か赤い文字が印刷されている。箱を本に見たてて、背中にあたる部分。そこに筆っぽい書体で「鬼畜王ランス」と書かれていた。職場でアリスソフトの製品を見るのは、なんだかすごく新鮮な気がする。ひょっとしたら、宣伝か何かで配られた、ただの書類ケースなのかもしれないけれども、まあとにかく、新鮮な気がした。
向かい側の主任は、今日も会社を休んだことになっているらしい。一通りの仕事を済ませると、また帰って行った。
液晶。横長で対角24インチ。1,920x1,200ピクセル。欧州で8,000ドル。しだいに薄型ディスプレイが近づいてきているのは分かるけれども、まだ8,000ドルもするのかー。
一日中。建物の中にいても。目がかゆいし鼻の粘膜が刺激を受ける。アレだ。いつもの粉が来た。昼間からわたしをバッドトリップに誘う、アレが来た。
Mac OS Rumorsによれば、次世代PowerMac G4では筐体の外観が変更されるとの噂があるという。うむむむ。筐体が変わるというのなら、その頃にはG4ではなくG5になっていそうな気もするのだけど。もうそんな話が出ているというのなら、どう変わるのか気になるではないか。時間をかけてCubeを好きになろうとしているのに。
問題は、その新しい筐体とその中身がいつ出るのか、だ。新しい中身についてはDDR-SDRAMの普及だとか周辺回路の開発状況も重要な条件だけども、もっとも制約となるのがPowerPC 7450の生産量だろう。これがどうなるか分からない。そんなわけで、これからCubeを買っていいものかどうか長い思案が続く。
世の中にはいろんなあずまさんがいるもので。
そうですか。AZUMAさんは賢ちゃんが好きですか。もお、大量の妄想話が蓄積されている。上には上がいるもんである。
花咲ももこさん瀬川おんぷさん(中略)、以上の方々お誕生日おめでとうございますう、の日。
印度屋の「エキストラダイナマイト」を食べる。ついに達成。注文するときに少しだけ恥ずかしい。
まず、においをかいだだけで辛そう。食べても辛い。か、辛ー。あらかじめ水を飲んでから食べはじめたので、胃が痛くなることはなかった。が、店を出てから少し頭が痛くなった。
ぐはあああ。デジモン02のDVDの1巻を買うてしもうたわー。あれほど我慢しておったというのに。今後は、毎月3枚ずつDVDを買うことになってしまった。
んがー。デジモン02のドラマCD「未知へのアーマー進化」まで買うてしもうたわー。登場人物総出演にしてしまった分ギャグが弱くなってしまう。TV版がえらく冒険しているのだから、CDはそれ以上のもう一歩を踏み込めないのか。
あと、東映の戦隊ものの主題歌と挿入歌を集めた「東映戦隊ヒーロー15」というCD。2枚組。埋もれてしまいがちな挿入歌が入っているというのにひかれて買ってみた。音が古くてかっこいいわー。主題歌たちには微妙に聞き覚えがある。このさいだから歌えるようになっておきたい。
前日は午前3時半までデジモン02のDVD鑑賞会。いかんなあ。困ったなあ。第1話からちゃんと面白いじゃないか。
「SOSトリオが解散!?」の巻。
あらすじ。仲のいいSOSトリオの中で杉山だけが別のクラスになった。休み時間に杉山が2組を訪れると、杉山にかわりに佐藤を加えて新しいSOSトリオでネタを作り始めていた。杉山は1組の男子児童を一人ずつあたって一緒にお笑いの道を歩む者を探すがまったく見つからない。あきらめかけていたときに、最後に残った優等生、小倉がいっしょにお笑いをやろうと言ってくれた。
感想。うううう。なんだよう。トヨケン(杉山豊和と小倉けんじのコンビ名)ってば、なんでこんなにかわいいんだよう。小倉くんが「ぼくと一緒にお笑いをやってくれないかっ」と顔を赤くして言うところがー。ショタ心をくすぐられる。やべー。
彼らのネタから横道にそれたところだけで脚本ができているのだけど、そのおかげで面白い。二人漫才における「客いじり」みたいなもので、ひきょうな手だけれどまあしょうがない。「ツッコミ」の動きを練習するところなんて、それ自体はたいして面白いことではないけれど、小倉くんが相手のことを痛くないように気づかってしまうというような周辺の部分が面白い。
後半はずっと笑いっぱなしだった。一旦けんか別れした後、小倉くんがひとりで古タイヤ相手に手を腫らしながら「ツッコミ」の練習をしていて、そこへ相方がやってくるというあたりがもう、恥ずかしいやらおかしいやらかわいいやら。
はづきさんだけでなく、ももこまでも笑いの感覚が妙なことになっていることが分かるのがみどころ。
まんがの本を少々と、B4の図面が入る薄っぺらいかばんを買ってくる。
薄くて高い本を買いに行くときに、A4の書類ケースでは入りきらないし、段ボール箱まで持ち歩くのは大げさだ、てなことはよくある。そんなわけで、もちっとでっかい書類ケースが欲しくなる。B4のものがあれば、B5の本を2列で入れられる。A4の書類ケースならよく見かけるのだけど、B4の入るものを見たことがない。一方、もっと薄い、図面だとか絵を運ぶためのものなら、結構でっかいものまである。そんなわけで、今日はそのでっかいのを見つけた。
で、B4の図面が入るプラスチックのかばんで、上には取っ手がついている。持ちやすいのはいいけれど、厚みが30mmしかない。結局買ったのだけど、なんとも微妙な大きさである。部屋で試してみたところ、ぷにケット3で買った本を全部詰め込むことができた。B5とA5合わせて25冊。まあ一応は合格点なのだけど、これ以上の余裕がないので、入りきらなかった場合を思うと少々不安である。
「バトルフィーバーJ」はバトル・フランス、バトル・コサック、バトル・ケニア、バトル・ジャパンと来て、なぜもう一人がミス・アメリカなのか……という疑問もあるけれども。15も収められたシリーズを順に聴いていると、新しい番組ほど曲は緊迫感を帯びてくる。でも、わたしには「バトルフィーバーJ」ぐらい古い音の方がいい。終わりのテーマ曲はなんだか演歌だし。
いかにも古そうな編曲の、バックコーラスが大げさについてくる音を聴いているとすんごいしやわせ。戦隊ものは全然観ていないけれど、どういうわけかすんごいしやわせ。
なんですと。「ピンク」か「おだんご」をそれぞれ単独で見ることはあるが、組み合わさっておるとは。ま、まだこの人間界には、ぴ、ぴんく資源が残されて、おったの、か……ぐほあっ。
昨晩はまたデジモンDVD鑑賞大会。デジモンカイザーのへんてこっぷりがまたなんとも。このあたりと最近の話を並行して観ると、一条寺さんの過去への後悔が伝わってきてますます恥ずかしい。
いきさつは知らないけれども、あいこまつりの会場が変更になる。松屋町の味覚糖UHA館から天満橋のOMMビルに変更。チラシはすでに出ているしカタログも店頭売りしないという話なので、気付かない人が松屋町で立ち往生しそう。web以外でできる対策は、そっち方面の本屋さんと旧会場に会場の変更について掲示するってなところだろうなあ。
例によってMac OS Rumorsによると、アップルは2,999ドルの22インチ液晶ディスプレイを24インチに置き換えるといううわさ。この値段からするとかなり先の話のような気がする。そこまででっかくなくてもいいから、解像度を上げてほしいなあ。
でんじまん、でんじまん、でんじまん、でんじまん。
誰かが助けを求めてる。どこかで誰かが叫んでる。急げ。デンジマン。
デンジスパークだああっ。頭にきらめく、でんじぃメカああっ。もう中毒。ギンガマンだとかの新しいものも聴きたくなる。戦隊ものだけでなく、メタルヒーローものも聴きたくなるじゃないかー。
この「ああ電子戦隊デンジマン」という曲が、もう休む間もなく「でんじまんでんじまん」とうなるもので、頭から離れなくなって困る。
PowerMac G4に積まれたPowerPC 7450は7410に比べてクロック周波数あたりの性能が低いという報告がある。Motorolaは、もっともっとクロック周波数を上げていくというRISCの正常進化への道を選んだのだからしかたがない。IntelやAMDがそうしたように、反対意見をねじ伏せるぐらいにもっともっとクロック周波数を上げるしかない。Motorolaにその能力があるのかどうかは知らないけれど、客はそれを望んでいるのだからしかたがない。どちらにせよ、わたしはMotorolaにつきあう道を選んだのだからしかたがない。
がふん。「ありす幼稚園アンソロジー」編集の人からメールが来た。いやはやびっくり。ふつう逆だろう。ライブでない媒体ってのは反応がなかなか来なくて報われんですなあ。その場でアンケートを取ったりできないし。そういう意味ではwebってのはすごく、いい媒体だったりなんかして。
小説「出会い」邪。ゆみ先生の高校生時代から結婚にいたる話。なぜか、実は酒乱という話。渋っ。ありす幼稚園からこんな切り口を見つけられる人がいるのか。小学生みたいな大人というからには、高校生のころはさぞかし危険な外見だったであろうことが想像されるのだけど、そのあたりの記述がない。大学生がなぜゆみちゃんに惹かれたかも気になる。冒頭で小学生のかっこうをしているのが、過去のエピソードとつながるのかと思ったらそうでもなかった。
ぷにケットの日にキサキチさんから本を渡されてから3週間。これで全ページ読み終わった。絵やまんがにも見るべきところはあるのだけど、ページ数が少ないものばかりなので感想は省略。
「これで済んだと思うなよ」
ひいいいいいっ。次回作は目標500ページらしい。いくらなんでも、それはやめといた方が……。
昨夜はめずらしく夢を見た。誰かと話をしているだけの夢だった。
昨夜はめずらしく、計算機にも触れずアニメ鑑賞大会もやらずに寝た。ああそうだ、本を読んでいるうちに午前1時ぐらいになったいたような気もする。
今朝は午前7時半ごろに起きて1時間後に活動開始。1時に寝ても、やっぱり昼間に眠くなる。
いぬうしはMac OSに生息している。いままでただの一度も見たことがないのだけど。どこに隠れているんだ。
24インチ横長液晶で1,920x1,200pixelの表示が可能。498,000円。もうここまできた。欲をいえば、横長でない方がいいし、表示画面をでっかくするよりも画素の密度を高めてほしいのだけど。ともあれ、あと一歩のところまできた。二歩目が値段。
「iTunes文字化けパッチ1.1」では、フォントの種類だけでなく、大きさまで変えられるというので使ってみることにした。その前に、例の非常に面倒くさい手順でiTunes1.0英語版を削除してから、iTunes1.1日本語版をインストールする。したらば。以前の文字列の右端が切れてしまう症状は新しい「文字化けパッチ」をもってしても治ってくれない。そして、1バイトの文字だけ別のフォントに置き換えるという小細工もいきてくれない。
そうこうしているうちに、日本語の表示が化けるようになってしまった。そうこうしているうちに、曲を再生するとその曲の情報が化けていくようになってしまった。そして、その化けた情報は、ちゃんとMP3ファイルの内部に書き込まれてしまった。ああ。なんてこったい。
もうどうしようもないので、数十曲の曲のデータをまたまた手作業で入力しなおした。
花粉の影響もあるのだろうけれど、大陸から飛んでくる砂の影響も無視できまい。昨日、朝に駅前の駐輪場に止めてあったちびバイクを夕方に見てみたら砂まみれになっていた。一度花粉の攻撃を受けた鼻の粘膜は敏感になってしまっているから、もう粉のたぐいにはなんでも反応してしまう。たびたびくしゃみが止まらなくなるのと、透明な粘液が生産されるのと。
3時間弱の公演を観るために4時間かけて東京に繰り出すのは、なにか間違っているような気がしなくもなくもない。
今回は秋葉原でうさぎしゃん関係のCDでも探すかなと。新たなる「冷やしとうもろこし」探索という案もあるのだけど、あまり一人ではやりたくない。おもちゃショーはとても見て回る時間がなさそうなのでやめておく。そのあと公演を観る。で、6時に公演が終わってそのまま4時間かけて帰ってくると。10時着。
毎度毎度のことながら。もうちょっと駅から近いところに住むか、もうちょっと大阪空港へ行くモノレールが速いか、もうちょっと新幹線が速いかしてくれれば、と思う。
ヒューネットという会社が、カラーフィルタなしで色彩表示ができる液晶パネルを作っていた。いままで見逃していたとはなんたる不覚。カラーフィルタなしで色が出せるということは、有機ELだとかLEDのような自己発光素子に近い高輝度の表示装置を作ることができる。その上、時分割で三原色を交互に表示して色彩を表現するために、いままでの1/3の面積で1ピクセルを作ることができる。そういえば何年か前にも、カラーフィルタなしで8色ほどを表示できるものが出ていたと思う。電子手帳のような玩具製品で見たことがある。
写真を見た感じではヒューネットの製品はいくらなんでも8色しか出せないなんてことはなさそうだ。webのどこにも書いていないから、フルカラーでもないのかもしれない。それでも、高輝度化と高密度化の可能性は色数の不安を補って余りある。時分割で三原色を順に表示してきれいに見えるのかどうか、自分の目で見てみたい。
ここの「ヒステリア」の解説を読んでみた。チェリオの「クリスタルサファイア」と「ヒステリア」の缶に書いてあるらしい宣伝文句がものすごい。わたしも、まだまだ壊れられる余地が残っているんだと思った。
太古カンブリア紀(4億から5億年前)
の海水そっくり。深層水のミネラル成
分に、コラーゲン、キシリトールなんか
もいれちゃった。キラメキ★★スプァ〜
クリング。
……だそうである。わたしも、中国の工業地帯で降る雨をビンに詰めて、
先カンブリア期(40億から25億年前)の雨そっくり。大気中の炭酸成分に、塩酸、硝酸なんかもいれちゃった。
……などと書いてみたいもんである。
TOEICの試験。試験の日だということを忘れていた。試験の日はちゃんと前もって十分な睡眠をとらねばいかんようである。テープの声を聞きとる試験で、すぐに眠くなってしまってほとんど意味が分からなかった。
さっき、となりの部署から携帯電話の呼び出し音とおぼしき音の並びが聞こえてきた。「ちゃらららちゃらら、ちゃららららんらんらん」という音の並びをわたしの連想記憶から検索した結果、類似する符号が見つかった。
テストで3点、笑顔で満点。
という歌詞が最も近かった。なにいいいい。「おジャ魔女カーニバル」じゃないかあああっ。あの壁の向こうにはおジャ魔女な人がいるのかー。
「も〜っと!」の放送も始まったことなので、おもちゃ屋に行きたい病の症状が出てきた。あの、おジャ魔女たちが頭部に付けているのは「パティシエインカム」っていうのか。うう。どれみさんたちと話ができると聞くと欲しいような気もするけど、幼稚園児ではないわたしでは頭を入れられないわなあ。
買ってどうなるというものでもなく。遊ぶために買うのではなく、買うために買うんである。遊ぶのは最初だけで、すぐに死蔵される。でも、おジャ魔女が好きだから買ってしまう。地に足のついた大人と、紙とプラスチックが部屋に溜まっていくのをよしとしない人は、こんなことをしない。
来週、職場に社長がやってくる。そんなわけで各部署とも、社長を討ちとらんと爪を研いでおり乱世の予感というわけでもなく、試作品を社長に見せられるよう準備に追われる。実験スペースがあまりに狭いので、配置を工夫したり不要なものを処分したり。各自の机を整理するようにとのお達しで、しぶしぶ整理を始める人あり。逆らう人あり。
今日、会社で、じゃんけんの勝負のかけ声で「じゃんけんぴょんっ」と言っている人がいた。とても新鮮だった。「ミニモニ。」のギャルたちがもう少しちっちゃければ、わたしも「じゃんけんぴょん」と言ってもよかった。
「東映戦隊ヒーロー15」は箱の裏側を見ると「93.3.21」と書いてあるので、めちゃんこ古い。それとは違うみたい。
なんだか、すんごく寒くなった。花粉症の懸念はどこへやら。また冬に戻ってしまった。なかなか寒空の下へ行く決心がつかない。午後4時にやっと家から出る。
「も〜っと! おジャ魔女どれみ」のCDが見つからない。ずいぶん前に見つけたのだけど、それ以来見つからない。
先日大物を買って以来、ディスクピアでもらえる割引券をやっつけるためにたびたび通っている。で、うっかり先日抽選券をもらってしまったので、今日はその抽選券をやっつけるためにまた通う。まず、またもや戦隊ものとポンキッキーズのCDを買う。で、産まれて初めてディスクピアの抽選をやってみた。8角柱を平べったくしたような形状の容器の中心に軸を通して、手でぐるりんと回すと色のついた球がごろりんと出てくるアレである。2枚抽選券があって、片方は誰でも当たる3等で、もう片方は2等が当たった。2等だと鐘がからんからんと鳴る。3等は50円の割引券で、2等は500円の割引券。またディスクピアに行かねばならない。
そのあとソフマップへ。新装開店らしく、配置が変わっている。ナニなゲーム売り場がえらく広がっている。バカゲーがひとつ欲しくなり「RUMBLE」と「ぶるまー2000」の間で迷った。結局「RUMBLE」が寄り切って勝ち。1勝0敗。5,380円。ソフマップの購入ポイントは999円ぶん溜まっている。そして、値段は差し引き「1円」なんだそうである。4.381円と消費税ではなく1円である。レジの機械に「1円」と表示されているという、珍しい事態を飲み込むのに少々時間を要した。レシートに4,380円値引きと書かれているのを見て、やっとこの商品が1,000円なんだということを理解した。在庫一斉大売り出しなんだろうか。
「決定版! 戦隊&メタルヒーローベストコレクション」2枚組。古い方は「秘密戦隊ゴレンジャー」「宇宙刑事ギャバン」から始まって、新しい「電磁戦隊メガレンジャー」「ビーロボカブタック」へと続く。そして、古いものと新しいものの間の曲がない。なもんだから、古いものと新しいものの違いが実に顕著。「進め! ゴレンジャー」の古さときたら。ささきいさおと堀江美都子のデュエットだとは知らなんだ。
「P-kies 20th Century New Trax」は、ポンキッキの古い曲をリメイクしたもの。聴いて後悔。「パタパタママ」も「ホネホネ・ロック」も軽すぎる。音が薄すぎる。ギターもベースも叩く音も声も全部。
前日の深夜、ビデオデッキとLDプレーヤの配線をいじっていた。その際にLDプレーヤをぶつけてしまった。床に。がしゃんと。したらばLDプレーヤの、LDをうにょーっと入れる口が開かなくなってしまった。筐体を分解して調べてみたのだけど、原因はもっと内部にあるらしく、途中で断念。
「Rumble〜バンカラ夜叉姫〜」は話に違わぬバカゲーで、もうおなかいっぱい。大量の小ギャグが入れられている。そんなわけでわたしは鋼鉄番長。理不尽な参謀、紗霧姉さんに虐げられる日々。うむむう。
小ギャグが多いといっても「その筋」のギャグなので、一般的にはただ変なだけやも。でも、ものすごいパワーを感じる。「藤ノ子神社」という神社があって、そこの2本の石柱に「アナーキー」と「ファンキー」と掘って、2本めの方が倒れている、というセンスにはとんでもない危険さを感じてしまう。この神社だけとってもネタの宝庫なのだけど、まあいいや。
4月からは研究所を追い出されて、なんちゃらメディア事業部というところに移る。そこはTV屋さんである。
そこまでは前から分かっていた。で、今日になってやっとこさTV屋の中のどの部のどの課に行くのかが分かった。液晶を扱う部署へ行くらしい。儲からないTV屋でどよーんと過ごそうと思っていたのだけど、液晶製品はわりと元気な分野なのであまりどよーんとできなさそう。別に液晶の板を作るわけではない。液晶を使ったプロジェクターだとか薄いディスプレイを作るのだろう。だから、相変わらずTV屋には違いない。
MP3ファイルをわんさと作るようになって、HDDの使い方に無理が出てきた。
2台のHDDを7つのボリュームに分けで、OSが3つと、ユーザ用、スクラッチ用、バックアップ用、アプリケーション用にそれぞれ使ってきた。ボリュームごと引っ越したりコピーしたり、はたまたボリュームごとまっさらに掃除してOSを入れ直したり、ということが簡単にできるようにボリュームを細分化しているのだけど、こういうやりかたは、各ボリュームのファイルの量が平均化されていないととっても効率が悪い。
で、各ボリュームは2台のHDDをそれぞれ均等に分割していて、片方のHDDのボリュームが1個あたり3GBでもう片方が5GB。ユーザ用の5GBの領域にMP3ファイルがわんさとたまるようになってきて、満杯になってしまった。MP3ファイルだけで4GBぐらいある。時間にして1日と23時間ほど。
で、それ以外のボリュームはほとんど空きだらけ。MP3ファイルをためこむという使い方をまったく想定していなかったのが敗因。かといって、新しいものを買うのももったいないので、当面はMP3ファイルを2つのボリュームにまたがって置くことにする。これでしばらくは耐えられる。
昨日、Microsoft Wordというかなりアレな文書作成ソフトで図を描いていた。四角い箱と文字と矢印だけという図なのだけど、途中で頭が痛くなった。とても痛くなった。ついでに吐き気もしてきた。なので、残りの文章の方がかなり中途半端だったのだけど、ボスに渡してとっとと帰った。発熱はないようなので風邪ではないのかもしれない。
帰りの電車の中では床に座りこんでしまった。毎日毎日午後10時を過ぎても椅子に座れないのだ。口惜しいやら寒いやら頭が痛いやら。電車を降りたら、次は寒さに耐えながらちびバイクをすっ飛ばして家に帰る。ごはんを食べていたらだんだん治まってきた。布団にくるまってまんがを読んでいたら、治ってしまった。深夜12時に活動停止。
Illustratorなら30分でできるものが、Wordなら2時間はかかる。頭が痛くなったのはWordのせいだ。きっとそうだ。
あたくしのいる会社は電機屋さんで、そこの労働組合は電機連合加盟なもので春闘というお祭りがある。うまくいけば明後日は直球ど真ん中ストライクなんである。現在ノーストライク、ワンボール。
たかが500円の賃上げの上積みをやるかやらないかでここまでもめるという春のお祭りも、いつまで見られるかどうか分からない。だから、1度ぐらいは、そんな臨時休業を見てみたいと思う。1日休めば給料が1万円ほど減るけれど、お祭りとあらばしかたがない。交渉の決着の日まで、全ての残業と休日出勤を拒否するという後夜祭までついてくる。これも楽しみだ。
でも、たかが500円のために臨時休業までするとも思えない。たまにはやりましょうよう。赤旗持って。ヘルメットかぶって。日米安保条約に反対したり。東京の大学を占拠したり。国会議事堂に石ころをプレゼントしたり。
ごーぐる、ごおおおおっ。ごーぐるレッド、ごーぐるブラック、ブルー、イエロー、ピンク。
ふりかざせ地球剣。スクラム組んで。めざめよ若き獅子たちよ。ああ大戦隊ゴーグルV。
だいだだーだーだだや。だいだだーだだだー。だいだだーだーだだや。だんだんだやだだー。
「大戦隊ゴーグルV」の間奏の、だんだんだやだだー、の力強い女声が非常によろしい。まことによろしい。それにしても、たった5人で大戦隊とは。サンバルカンは中戦隊か。
「アルプスの少女ハイジ」で主人公が乗っているブランコの考察。世の中にはこんなことを考えている人がいるのか。
てなわけで、検索エンジンで探してみたらwebで同じ話が山のように出てきた。どうもチェーンメールで広まったらしい。振り子の長さも質量の求め方も全て同じだった。わざわざ書き写すのならば、自分の考察を加えてほしいもんである。
ここに柳田理科雄著「空想科学読本」より、と書いてあるから、これが元祖らしい。メディアファクトリーという出版社から出ている。メール版よりも文章がていねいだし、調査が豊富で面白い。
と、思っていたら、振り子運動においておもりの質量は関係ないという指摘が。うむむむむ。確かにそうだった。脱力。
おやおや。まあまあ。社長に試作品を見せるためにわざわざ遠くから来たんかいな。大変ねえ。ウチだけじゃなかったのか。
結局社長は展示は見たらしいが、職場をのぞきに来ることはなかった。
新しい部署はいまと同じ建物にあるということが判明。なんじゃそらー。この建物は門から近いので、ここから出なくていいのはうれしい。
賃上げ500円の上積みを獲得してしまったため、またしても臨時休業がなくなる。無念。
熱っ。8ポートのハブがこんなに熱くなるとは。職場のハブは奥深くに隠しているので、いままで気付かなかった。
うむむ。無念。へんなところでゲームオーバー。気になるところまで戻ってやり直してみたけど、やっぱりゲームオーバー。
「RUMBLE」は一つ選択を間違えると、忘れたころにゲームオーバーになるので困る。セーブが5か所でしかできないのでやり直すのがまた大変。あと、台詞をすっ飛ばす機能はあるにはあるのだけど、すっ飛ばす速度がえらく遅くて困る。
そんなわけで、結局先人の道を追うことにした。
理不尽参謀の紗霧さんが、もうちょっと、その、たまにかわいいところでも見せてくれればと思うのだけど。鋼鉄番長はからかわれっぱなし。その小生意気な台詞を言うのはその口か。この口かああっ。こんなんだから、凛奈姐さんに浮気しちゃうんじゃないかー。
そんなわけで、最期の強敵舶来番長を倒した。そして凛奈姐さまと暮らす日々。どういうわけか、あんまり、うれしくない。
ノート型のPCで、キーボードを叩いていると指が熱くなってくるものがある。というような話を聞くと、冬場にタブレットを触っているとあまりの冷たさに指がこごえることを思い出す。
などと言っているうちに春である。今日は朝から雨が降っている。雨は降っているが、気温は暖かい。さすがに今日はちびバイクにまたがるときにはかっぱを着た。で、電車に乗って駅で降りたらば雨が予想以上に降っていて困った。やっぱり傘がないのだ。
なもんで、職場に着いても髪の先から雨のしずくがぽたぽたと。ぽたぽたが治まってきたところで、こんどは英語の試験なんである。しゃべる方の。なんせ中学生のころから知識にまったく進歩がないのでしどろもどろ。しどろともどろをたくさんつなげて答えるしかない。どうやって成績を付けるんだろう。
でも、考えてみれば、あたしゃ日本語だってしどろもどろなのでそんなに違わない気もする。立て板に水のごとく難しいことを話すでもなく。すんごい短い文をいっぱいいっぱい連ねているにすぎない。ん。日本語自体がそういうのに向いているんじゃないのか。
職場から少し離れたところに飲み物の自動販売機とTVが置いてある。そこで冷たい飲み物をちびりちびりと飲みながら、TVをつけてみた。
したらば。派手な、みのもんた風に言うところの「お嬢さん」数人組がいらっしゃる。派手な母親たちが「パラパラママ」という曲を出したというのでどこかの街で販促イベントなんかやっているんである。
ぱーらぱらママ、ぱーらぱらママ、ぱーらぱらー。……かくして、それは「パタパタママ」そのものであった。パラパラとパタパタママをくっつけてパラパラママ。そうかー。いまどきパタパタママをカバーするのか。いまどきの母親たるお嬢さんはわたしと同世代なんだなあ。
すでにある特許の調査に重大な漏れがあった。追加調査の結果、かなり類似した特許が見つかる。もはやこれまでかと思われたが、よく見ると既存の特許よりも優れている部分があった。なに食わぬ顔して提出することにする。
しかし、さらなる検討の結果、重大な、重大な事実誤認が発覚する。ああああああ。もう駄目かも。1件目よりも楽に書ける予定だったのに。なんで、こんな間抜けなことに。
「挑戦! 初めてのパティシエ試験」の巻。
あらすじ。おジャ魔女たちを正式な魔女として認めさせるための、元老院の試験の日。試験官は幼稚園長のマジョカーラだった。彼女が与えた課題は、200年前にロンドンで食べたスコーンと同じものを作るというもの。おジャ魔女たちは200年前のロンドンへ行き、マジカルステージの威力なのか、そこでマジョカーラの姿を発見する。これまたどういうわけかマジョカーラは母と再会して、庭でなにやら食べている。これが問題の菓子に違いない。おジャ魔女たちは、マジョカーラの帰ったあと、その母マジョミラーに直接作り方を教わる。試験会場に戻って、同じものを作ってみせるが、試験官は首を縦にふらない。
感想。魔女の赤ちゃんの母親は1年で代わってしまう。そして、その親はもう1年の間赤ちゃんに会うことはできない。
また妙な話。母と子の関係だけを書こうとするものだから、試験のくだりが相対的なものになってしまって、劇中劇のような白々しさ。そこまでして描こうとしたものは、おジャ魔女たちとハナちゃんの再会だった。ここまではよかった。
で。なんで次回の副題が「おかえり! ハナちゃん」なのか。これでいいのか。こんなんでええのんかー。
昨日は紗霧さん方面を追っかけてみる。うううう。紗霧さんはとんでもないどす黒さ。時に漬物石でどつかれる。あやうく釘バットまで出そうになった。主人公に出会ってからだんだん丸くなって行く、というわけではなくどんどこ狂暴になっていく恐怖のヒロイン。ずうううっとこの調子なので休みがほしくなる。午前2時まで遊んでいたので、眠くてかなわん。
やべー。おしごと全然進んでないじゃないかー。もう4連休に入ってしまったじゃないかー。
結局「ぶるまー2000」を買ってしまう。あと、おジャ魔女劇場版のDVDとか。なんだか今日は腰の調子がアレだ。
おおおお。唄が。唄がー。サトームセンとゲーマーズみたいな唄が。やばー。ジャポニカ学習帳みたいな説明書がやばー。
中身はというと。これまたかなりくだらない。残念ながらギャグの密度はバンカラ夜叉姫が上をいく。画面とか音がかっこいい作り。バンカラが、全精力をギャグに傾けてしまってそれ以外がかなりアレなのとはちと違う。ちょこっとだけ進める。
そんなわけで。おジャ魔女な薄くて高い本の即売会「あいこまつり」に顔を出す。まず、予定よりも遅く起きてしまい、さらにゆっくりゆっくり食事をしてしまい、30分の遅刻が確定。さらに朝っぱらからTVに見入ってしまう。NHKの「日本映像の20世紀」で東京を取り上げていて、これを2回分見続けてしまった。これで1時間追加。
大阪で即売会をやってくれるってのはとてもうれしい。朝7時に家を出て9時の飛行機に乗ったりせずともすむ。しかして午前11時半に家を出て午後0時半に会場に着く。開場から1時間半後とは、ちょっとのんびりの度が過ぎてしまった。
これがまた。人出が多い。あんまり広い会場じゃないから人口密度が高い。東京ではなく大阪でも、ちゃんと人が集まるんである。サークル参加者にせよ一般参加者にせよ。ずいぶん前からさんざん宣伝したり勧誘したりした成果であろう。
20冊ばかし本を買う。まったり。
しかしまあ、サークル参加者70なわけで例によって例のごとく時間が余って困る。完売で買えなかった本があるので、もっと早く出ればよかったとも思うし、時間が余るのがいやだとも思う。
会場でリアルももこを発見。髪は黄土色でドーナツ型の付け毛を加えてある。あの、肌もあらわな服もそのままに。すげー。お子さんっぽい子も一緒だ。すげー。おジャ魔女などれみさんとあいちゃんとももことぽっぷも見た。あと、おんぷっちを帽子だけ見た。
わーさん作、ももこ笑い袋。袋の中に仕込まれたスイッチを押すと笑い声がとめどなく出てくる。第5話「SOSトリオが解散!?」のときのももこの笑い声がROMに記録されていて、繰りかえし繰りかえし笑い続ける。売り物は、笑い声ROMと部品表と回路図。工作はさして難しくはない。ものすごく惹かれたが買わず。もっと年期の入った人が買っていった。
おやまあ。7月8日にまたおジャ魔女なイベントをやるそうで。「スイートハウスへようこそ」と銘打って川崎にて。どういうわけか「妹尾あいこ&飛鳥ももこ中心おジャ魔女どれみonlyイベント」なんだそうで。キャラ指定とは。おジャ魔女同人界もついに一線を越えてしまった。ということは。8月の有明のアレと、9月の大バザールと、10月のぷにケットも合わせて4か月連続かー。全部出なくてもいいような気がするなあ。
最後にオークションがあった。寄付されたどれみさん関係の品々を出品して、もっとも高値を付けた人が買い取る。そこで得られた代金は転売屋の懐にではなく、すべてどこかの国の子供たちのワクチンだかなんだかに変えるべく送金される。
こりゃあ、買うんじゃないのだ。寄付をするんだと思うと、少々高い代償を払っても後悔はしない。ああ。するものか。
値段があんまり高くなると途中で競りは中断され、あとはじゃんけんで勝ったものが買い取るというルールである。わたしは「おジャ魔女どれみシャンメリー」を入札とじゃんけんにより2,600円で手に入れた。
あと、おジャ魔女とは関係ないが「夢のクレヨン王国」のバンダイが玩具店に配布したっぽいポスターも手に入れた。クレヨン王国の国民を名乗るなら、シルバー王女に忠誠を誓ったのならば手を挙げよと競り人篠原さんにそそのかされ、大人気もなく6,000円で落札してしまった。これまた最後はじゃんけんで勝ってしまった。
狂人たちの宴。一番最後の出品。わーさん作の、どれみさん等身大ぬいぐるみが49,600円で競り落とされたことは、ごく一部の人の間で伝説となろう。その人は横浜から来ていて、これを持って帰らねばならないことも伝説となろう。
購入冊数25冊。うちナニなのが5冊。割合にして20%。購入に要した金額は推定10,000円ほど。
あと「おジャ魔女どれみシャンメリー」は「♯」ではなく無印であり、かなり希少価値が高い。おそらく1999年もの。賞味期限は2000年11月19日。アルコール分は含まれていないため細菌が繁殖している可能性があり、その場合は飲むと悲惨なことになると想像される。噂の「どれみ汁」を飲むつもりで買ったのだけど。さらに、クレヨン王国のポスター。一通りながめたら、死蔵するしかない。
おジャ魔女な本を1999年には38冊買った。2000年は124冊。2001年は現在51冊。合計213冊。1冊あたり本棚をだいたい3mm占有する。年間120冊ほど買うとして、毎年360mmだけ本棚のおジャ魔女本置き場が延びていく。あと11万年でおジャ魔女本が地球を一周する。
一日中、見事なまでに完膚なきまでになにもせず。部屋の中にいても鼻の粘膜の炎症がアレして、一日中くしゃみ小隊と鼻水分泌小隊が交代で応戦するので、師団長たるわたしは忙しい。
花粉および花粉っぽい粒子の総攻撃をなんとかかわしつつ、昨日買った本を読む。2月のぷにケットで買った本でまだ読んでいなかった本があって、まだダンボール箱に入ったままになっていたのだけど、このあたりもやっつけて本棚に入れる。
あははー。「閃光丸作品集」を買っちゃったよー。1巻と2巻。最近のメルヘンBOXの本の最後のページに載っている、1ページ目から2ページ目に移ると全然違う絵になるアレ。こんなのばかり集めた本。どうもこの作風はメルヘンBOXに寄稿するよりかなり前から続いているらしい。著者本人もいうように、作品集を見るかぎりは「少女革命ハヅキ」が最高傑作。「少女革命ハヅキ」2ページ目下段の、はづきちゃんの変な顔のインパクトを超えたものはまだない。
「おかえり! ハナちゃん」の巻。
あらすじ。オヤジーデはトイレ掃除大臣の給料だけでは生活できず、魔女界の幼稚園の掃除もしていた。今日は瀬川おんぷ主演の映画の公開日で、しかも今日は瀬川の舞台挨拶があるのだ。いますぐにでも人間界に出かけていきたいのだけど、掃除の仕事を投げ出すわけにはいかない。この幼稚園にいるハナにおジャ魔女たちが会いたがっているであろうことから、ハナをおジャ魔女たちに合わせてやるという名目でこっそりと仕事を抜け出して人間界に行く。その時おジャ魔女たちは、ハナがいなくなったとデラから聞かされて魔女界に来ていた。幼稚園ではハナを捜し回っている。
感想。オヤジーデが魔女界で働いているということは。もうすっかり魔女界と魔法使い界の関係は昔のように戻っているようでなにより。おジャ魔女たち4人が魔女界にいる間ももこがオヤジーデから預かったハナちゃんと遊ぶのだけど、ももこは赤ちゃんの扱いには慣れているとは思えないのではらはら。何度も危うい場面がある。ハナちゃんは魔法があるから椅子やテーブルから落ちる心配をしなくてもいいんだろうか。
前回に引き続き、ハナちゃんの「ままあ」という叫び声。これが話のすべて。幼稚園長のマジョミラーは定期的にハナちゃんをおジャ魔女たちに会わせると約束する。そういうわけで、先週の次回予告を見たときに、ハナちゃんがまたMAHO堂で生活するのだと思ったのは勘違いだった。
深夜。おジャ魔女♯劇場版のDVDを取りに、いまいる物置兼計算機の間にやってきた。DVDを取って、あと部屋の照明を落として、部屋から出ようとした。がん。出ようとした。ぐに。出、ようと、し、た。
最初の衝撃は頭蓋骨の内部を震わせた。その次に柔らかい衝撃がきた。唇が固いものではさまれ、裂けているのが分かった。だんだん痛くなってきた。うぐ、という声が出た。
時間をさかのぼって説明すると、まず、照明を落として部屋は真っ暗になる。部屋を出ようとしたときに、扉が中途半端な角度で開いていることにわたしは気がつかなかった。その中途半端な角度の扉の、その角にわたしは接吻してしまっていた。がっつんと。頭蓋骨にくっついた前歯と木の扉の角という、とっても硬いものにわたしの大事なくちびるちゃんははさまれていた。むにっと。
あああああ。早くおジャ魔女のDVDが見たいと願うわたし自身の運動エネルギが少々大きなことになっていたことは否定するまい。ええそうですとも。扉はそこで待ち構えていたことも忘れまい。速度の二乗に比例するわたし自身の運動エネルギが、身体の一部分において瞬時にして熱エネルギに変換されたことも忘れまい。ああ痛い。痛いよどれみちゃん。痛いってば。
とりあえず、暗闇の中でなにが起こったかを理解した。書庫と化した自分の部屋に戻る。ああなんてこったい。鏡はずいぶん前に割ってしまって以来、部屋にはないんだった。こんなときでもわたしは本棚からもう一つ、デジモン02のDVD1巻も取り出して、それから階下の洗面台に向かう。
ああ確かに。上唇の中央で皮膚が縦に裂けている。場合によっちゃあ外科医に見せて縫合するべきなんだろうか。ううう。想像するだけで背筋が凍る。冬場の、くちびるの表面の皮膚が乾燥して、割れて血が出るのと同じようなものなので、たぶん大丈夫だとは思うのだけど。
昨日、あいこまつりの併設イベント「あいこ電車」に行かなかったことを大後悔中。恵比須町から南へ南へとあいちゃんゆかりの地へと貸し切りの路面電車で向かっていく、というただそれだけのかなり濃い鉄分を含むイベント。どうして、一昨日の予約の時点で一歩踏み出せなかったのか。それは、一線を越えるのが恐かったから。なもんで、今日の打ち合わせ後、足が勝手に日本橋に向かう。フェスティバルゲートのそばを通って、ふぐの店の前を通って、通天閣の下を通っていく。連中も同じ光景を見たはずである。
もう、あてもなく歩くことはできなくなってしまった。足が勝手に電器店街に向かってしまう。
てなわけで。電器店街に来たはいいけれど。別にすることがない。することがないけれど、DVDを買っていた。デジモン02の2巻と2000年夏の劇場版。
てなわけで、くちびるちゃん情報。外側から見て分かる外傷は上唇下部の裂傷。もう1か所は上唇が痛いのをこらえてめくりあげたその裏側にある。内出血で長径10mm短径6mmほどのこぶができている。その付近には傷がある。外からは見えないがもうでこぼこ。痛みの原因はこれだった。
最近デジモン02が大変なことになっている。あいたたたた。痛い痛い。痛いよ本宮くんっ。ワームモンが見ているのにそんな、あああ。……いやそうじゃなくて、及川のおっさんが。あいたたたた。
第48話「恐怖! ベリアルヴァンデモン」の巻。
振り返ると別人。あんな分かりやすい悪党が、いまや温厚で怪しいおじさんに。この温厚で怪しいおじさんっぷりがもう、痛いのなんの。少年時代に見てしまったデジタルワールドを追い求めるうちに大人になってしまい、選ばれし子供たちがデジタルワールドへ旅立っていったときも、ただ遠くから眺めるしかなかった。こんなに研究を重ねてきたのに。
なにが痛いといったら、どれだけ追い求めてもすさんだ大人から子供に戻ることは絶対にできないということと、及川が自分の欲望のために子供たちを誘拐してしまったことだ。あいたたたた。そんなに深く、入ってこないで。あ。もう一つ。いい歳をしたおっさんが、来る日も来る日もブラウン管の向こうのキャラクタたちが住まう世界があるんだと言って検証を繰り返す姿が、一般的には痛々しく映ると思う。
いい歳をしてこんなの観てちゃいけないよ、という声が聞こえてくるような気がする。少し前の、及川が設計したデジモンのデータを友人の墓に見せに来るところなんか、妖しい同人誌とか読んでちゃいかんぞという声が聞こえてくる。
ああそうだ。アルケニモン姐さんが死んじゃったじゃないかー。マミーモンまでも。マミーモンがあんなにかっこいい声を出すとは思わなんだ。姐御があんなに弱いところを見せるとは思わなんだ。アルケニモンがいなくなったら蜘蛛×賢とかできないじゃないかー。やりませんか。そうですか。包帯×蜘蛛とか誰も描きませんか。そうですか。
夕飯はステーキだったのに。ステーキだったのに。痛みをこらえるのが最優先課題なもので、味なんか全然しなかった。
おジャ魔女♯の劇場版は、家でDVDを見返してみると映画館で観たときほど印象は悪くなかった。当時は展開が早すぎてあっけに取られていたのだけど、もう一度観てみるとぜんぜんそんなことはなかった。麗香さまの変身なんかはいま一度大画面で観たいもんである。観たいんだってば。
デジモン02の夏の劇場版の方は冒頭だけ見直した。年長組が次々と姿を消すくだりを全然覚えていなかった。やけに渋い作り。ここで見られる静けさは、おジャ魔女♯の「どれみはママ失格!?」あたりと共通する。
前者30分、後者60分。これでどっちも4,500円。高いよう。
なんじゃこりゃー。朝、ちびバイクを留めてから駅まで走った。階段を駆け上がりながら全身に力が入らないのに気がついた。電車に飛び乗って、椅子に腰掛けようとかがんだ瞬間、ひざが痛んだ。
今日は一日中全身がだるい。なんだか熱っぽい。これはなに。これってひょっとしてもしかして、風邪の予感。ああ。これが風邪なのね。風邪が何かをご存じの貴婦人の方々、あたしが胸に風邪を抱いているか見てちょうだい。ああ伯爵夫人。いま浮気ものの領主さまは風邪のウィルスにお熱です。どれもこれも春の陽気のせいですー。おれは風邪の守護聖さっ。ううう。頭がぼへーっとするよう。
いーたーいー。昼食のうどんの出汁が唇にしみる。結局半分ほど残してしまった。食事をすると、痛みをこらえるためにとても恐い顔になっているっぽいのが困りもの。
家に帰ってから歯を磨いた。うっかり歯ブラシの毛先が患部に触れてしまった。痛みをこらえながらおそるおそる磨いていたのだけど、ついうっかり、磨きたくない部分を磨いてしまった。大胆にも歯ブラシで患部を削ってしまった。毛先には白だとか茶色がかったピンクの何かが付着していた。焼肉を食べた後に歯にはさまっている肉片を思い起こさせる。たぶん白いのが表皮で、ピンク色のは脂肪の層だろう。
痛い痛い。痛いんだってば。お茶を飲んでもしみるようになった。
もともと花粉症の症状が出ているので、もはや風邪なのかなんなのかよく分からない。今朝起きたら風邪っぽい症状は納まっていた。昨日は夕方ごろから眠くなった。午後12時ごろに寝た。
今日のくちびるちゃん情報。痛みは相変わらず。内出血によるこぶが少し小さくなっている。会社の食堂ではなにを食べたらいいのだろう。
その後。食堂に焼売の皿があったので取ってつまんだ。ただし、はしで3等分ぐらいに小さく切って食べた。あと、ほうれん草のおひたしをぼそぼそと食べた。うどんのようなやわらかいが細長いものよりも、硬くても一口で食べられるものの方が苦痛が少ないことが分かった。口がちゃんとしまらないので、一口サイズであることがとてもとても重要だ。お茶を飲むと口のすき間からこぼれてくる。液体はどうやっても一口サイズになってくれない。
まあ、アレだ。7月に薄くて高い本のイベントがあるということはだ。8月の有明のアレでの買いものの負担を減らすという意味でとっても重要なんである。「スイートハウスにようこそ」ってわしも行ってもいいのかのう。企画におんなの子な雰囲気が漂っていて、わしが行くと場違いになりそう。でも行く。いえーい。で、8月は有明のソレで、これは間違いなく行く。
で、9月は「も〜っと! MAHO堂大バザール」だけども、9月に富士山に「遊びに」行くという話が出ているのであやうい。10月の「ぷにケット4」は冬の有明のアレの負担を減らすために行かねばならない、と。……うむむむ。結局ほとんど行くのか。やばー。財布と本棚がやばー。退職後の生活がやばー。
ハイエナはいかがわしくて卑怯だとは、なんとハイエナに失礼な。
2足歩行するザクの1/48モデル。バンダイ製。見たい。これは見たい。もう土曜日は早起きして東京おもちゃショーに行くしかあるまい。で、ザクを見てから池袋でセーラームーンのミュージカルを観て。わたしはバンダイの犬。わんわん。
会社の帰り道で、サークルKという店に東京おもちゃショーの前売り券を買いに行った。ある夜ぼくは店のおじさんに。東京おもちゃショーの前売り券を扱っているかどうか聞いてみた。ずいぶん多機能なレジの機械でうんとこ操作しているのだけど出てこない。「東京ゲームショー」ならあるらしいが、どういうわけか出てこない。
そんなわけでやっこらせと調べ始めた。このお祭りは正確には「2001東京おもちゃショー」と称するそうである。あの夜ぼくは店のおじさんに。「東京おもちゃショー」と言ったものだから探し出せなかったのではないか。
あと、新幹線の切符も乗る便を1時間早いものに変更しておいた。6時50分に家を出れば間に合う。
さっき職場の壁の向こうから「おジャ魔女カーニバル」が聞こえてきた。電話の呼び出し音っぽい。先日聞こえてきたのと同じ音が同じ方向から聞こえてきたのだから、きっと電話の持ち主は隣の部署の人なのだろう。あの壁の向こう側はかなり謎な空間で、人がいるのかいないのかよく分からない。
今日もおそるおそる昼食。魚の揚げものを酢に漬けたものと、豚肉とたまねぎを甘く煮たもの。かなりていねいに食べる。米はない。笑うととても唇が痛むのが困りものである。痛っ。笑わせると痛いんだってば。
Xbox向けゲームソフトの現状。派手なレンダリング手法の解説を眺めていて泣きそうになった。3年ぐらい前に専門学校の授業で使った教科書を再読するかのよう。環境マッピングまで家庭用ゲーム機でできるようになってしまった。
東京おもちゃショーの前売券を手に入れねばならない。現地で買うと、おそらくとんでもない行列に入っていく羽目になるだろうからだ。
まず会社帰りにファミリーマート。ここでは「チケットぴあ」と同じものが買えるのだ。だがしかし、午後9時を過ぎていたため売ってくれなかった。さらにセブンイレブン。ここでおっちゃんに尋ねたところ、そういうのは扱っていないとのこと。さらに昨日も訪れたサークルKだったかなんだったかにも行ってみた。機械で「2001東京おもちゃショー」を探してもらったが見つからないと言われた。またしても。
もうしかたがないので、明日東京に着いてから「みどりの窓口」あたりで買うことにする。東京おもちゃショーというだけあって、こっちとはエラい違いである。JR東日本の「びゅうプラザ」だとか、ゆりかもめの駅だとかでも買えるらしい。
午前6時起床。の予定がすでに6時半。やってしもた。急いで支度して6時50分に出発。ちびバイクと電車を乗り継いで8時ごろに京都駅。途中で食べ物や飲み物を買う余裕はなく、8時10分の新幹線に乗る。
例によって例のごとく新幹線の中ではまったく寝られず。近くの女性4人組がやかましい。話を全部聞いてしまうので疲れる。
10時50分ごろ東京駅の地下で朝食兼昼食。一口サイズのコンパクトな食べ物がある。寿司の店を見つけたので入る。しかして味はまったく分からず。店に入ったときは寿司屋だったのだけど、店から出ると中華料理屋だった。レシートには「中華大飯店」と書いてある。わたしが店に入ったときは「金寿司」という名前だった。2軒はとなりあっていて、内部でつながっていたのだ。とにかくへんな店だった。
東京駅構内の「びゅうプラザ」というところで東京おもちゃショーの前売券を買うことができた。
11時過ぎにまた出発。新橋からゆりかもめに乗って国際展示場へ。「新交通ゆりかもめ」という名の乗り物なのだけど、名前に「新」とつくとふしぎな感じがする。50年ぐらい経っても「新交通」なんだろうか。「ケンちゃんラーメン」はいつまで経っても新発売なんだろうか、という問いにも似た。「新世紀エヴァンゲリオン」とか「新番組コメットさん」のような。こういう局面で相対的な表現を使われても、新しいのか古いのかよくわからない。
ゆりかもめはやたらと混雑する。みんなおもちゃの祭典に向かうのかと思っていたが案外そうではなかった。そうかそうか。ゆりかもめは国際展示場に行く人のためだけにあるのかと思っていたがそうではなかった。
車内からビッグサイトのあたりを見下ろすと人の気配がない。会場の前まで行くと確かにまばらに人がいる。人の少ないビッグサイトは久しぶりに見る。玄関前の小学生のマーチングバンドに心惹かれつつも。そしてそして。東館から西館への連絡通路の「動く歩道」がちゃんと動いている。これは初めて見る。まんが大会のときは通る人があまりに多いので止めてあるのだ。
さてさて。おもちゃショーは東館を全部使って行われる。もらったパンフレットによるとバンダイは東5ホールにいる。で、ホールに入るとまた見慣れない光景が。その光景は大阪南港のインテックスあたりでみた見本市のたぐいのそれに近かった。各所は壁で仕切られてその中に出展者がいる。そしてお金のあるところはだだっ広く、そうでないところはそうでない。
通路は広いし、子供の遊び場のようなものも用意されている。まあとにかくまんが大会とはエラい違い。あたしもあんまり時間がないのでザクの居場所へ向かう。バンダイのでっかい敷地の入り口に行列ができていた。行列の先にははづきさんの着ぐるみがいた。行列にはちっさい子供と保護者の対がいる。はづきさんと一緒に写真を撮っているんである。おおおお。このときばかりはちっさい子供がうらやましい。
かなりしっかりばっちりなパティシエももこが、おジャ魔女の玩具の動作を実演している。ホットケーキを焼くおもちゃらしい。しばらく観察。そのとなりでは、これまたかなりばっちりなセーラームーンが玩具の説明をしている。いまだにうさぎしゃんの玩具を売っているんである。ザクはまだ出てこない。
仮面ライダーのものすごい形の二輪車に感動したりアレしたりナニしたりしたのち、ついにザクを発見。あまり扱いがよくなくて、ずいぶん展示のスペースが狭い。で、しばらく間近でザクを観察していたのだが、動かないんである。ザクが。なんてこったい。動いているところは見せないのか。ザクに内蔵されたカメラで撮影した絵をリモコン制御装置にリアルタイムで送信して、カラー画像を表示させているのは分かった。よたよたと歩いたり射撃を行ったりするさまはビデオで見ることができたのだけど、実機は動いてくれない。はうん。
そばのお兄さまに文句を言ったところで動かしてくれないような気がするので、動かしてくれとは言えなかった。代わりに、撮影した絵をどれぐらいの距離まで送信できるのかを聞いてみた。電波の法律があるのであまり強い電波が使えなくて、5メートル程度の範囲で送受信ができるらしい。赤外線ではなく電波を使うので遮蔽物には強いとのこと。いまにして思えば、もっと質問するべきことがあったように思う。
なぜかバンダイの敷地内にショウワノートが展示していた。そこでうさぎしゃんの下敷きをもらってくる。さっきのセーラームーンが配っていたのだけど、こっ恥ずかしくてもらえなかったのだった。
別のところで、でっかいパワーパフガールズに遭遇。名前も覚えた。ブロッサムとバブルスとバターカップ。説明を聞いていると、どれみさんたちと共通点がある。確かに。ブロッサムはでっかい赤のリボンが特徴。かしこい。この子がリーダーなのだけど、日本の作品ならふつーは主人公はあんまり勉強ができなかったりするものだ。
はうん。「コメットさん☆ティンクルステージ」は午後1時45分からだった。これを見ていたら池袋で3時開演のミュージカルに間に合わない。なもんだから、その前にAiMが来るというのでこっちを見ることにした。AiM、または前田愛。初めて目撃。「Dr.リンにきいてみて!」の主題歌を歌っている。歌を聞いて、確かにAiMだと納得。1曲だけ聞いて、また別のおもちゃを見に行く。1時20分、ホールから出る。
ホールからでっかい通路に出ようとしたとき、さっきのパワーパフガールズがどんどこどんどこ歩いていく。乳母車のちっさい子供に愛想を振りまきながら歩いていく。ときどきぼこっという音がする。そばの子供が、パワーパフガールズに触っていくときの音。ぼこっ。子供が後頭部をばんばん叩いているのである。
えんやこら。TWRと地下鉄を乗りついで池袋へ。2時25分にサンシャイン劇場に到着。
「ラスト・ドラクル最終章超惑星デス・バルカンの封印」の巻。相変わらず副題が長い。前作の続き。
続きなのだけど、ずいぶんあれから話が進んでいる。説明は省略。地球は幾度となく繰り返されたようにまたまた危機が迫っていたのであった。神に選ばれなかったもう一つの世界は、その復讐として神に選ばれた方の世界と自らとを無に帰そうとする。その意思が長い準備期間をもって、いま動いている。まあ大変どうしましょ。誰が決めたか理不尽なパラドクスが折り重なる。そんなお話。
もう話の理解はあきらめた。もう無理。あと2回ぐらい観たら分かるのかもしれないけれどそうもいかない。今回は、難解な話とは対照的にギャグ大爆発だった。書き手も商売を理解してきたようである。で、こんなに訳のわからない話でもわたしの心を打つのは、うさぎちゃんがとても重大な局面で、よかれと思ってとんでもない失敗をしてしまって、なぜかそれでもなんとかなってしまうところだろう。なんとかなるのでなく、なんとかする。わたしにはない、そんな強い意思。話はホンマに訳がわからないので、夏の有明で解説書でも捜そうか。
CDを3枚購入。ちまたのレコード屋にはせらみゅのCDがなかなか置いていないので、会場では買えるのはとても助かる。
池袋の路上でたこ焼きを買う。東京まで来てたこ焼きを食べるのははじめて。このまま東京に向かうと新幹線の時間まで30分ほど余る。もうちょっと早い時間の列車に変えようとしたのだけど、ちょうどいい時間のものが見つからない。あんまり早い時間のものに変更すると、いまから東京駅に向かっても間に合わないかもしれない。
そんなわけで余った時間で秋葉原に向かうことにする。駅の近くの妖しい店で「笑わないエリカ」を購入。6,000円ぐらい。このあとすぐに東京駅に向かう。7時38分東京発。となりの席のおっさんが酒臭い上に2本もビールを飲む。においで頭が痛くなった。10時30分ごろ京都着。11時30分ごろ自宅着。この日のできごとを考えていると頭が痛くなってきたのでさっさと寝る。
この日も唇が痛む。普段はどうってことはないのだけど、うっかり患部が下唇や舌と触れてしまったが最期、痛みがしばらく続く。上唇の表面の広い部分で、表面の皮膚が乾燥してはがれて浮いている。見苦しいので切除した。
朝から前日の荷物整理。あとHDDも整理。買ったゲームをインストールして少し遊ぶ。Mac OS Xは箱も開けず。
昼ごろからお出かけ。梅田でうっちーさんに会う。北海道から学会発表のために来ている。道を踏み外す過程の話。あとゲームのシステムは常に消費されるとかそんな話。日記で展開されている主張が、本人に会って確認できたような感じ。
日本橋でデジモン02とどれみさんのDVDを買う。あとCDも。その後いつものところに集合。解散。
帰って「笑わないエリカ」で遊ぶ。んがー。かなりのおにいちゃんゲーだった。もお。春菜さんに「おにいちゃん」と言わせたときの刺激ときたら。はるなさああああんっ。
主人公は大学に通う一方家庭教師をしていて教え子が3人いる。どういうわけか全員おんなの子ときたもんだ。そこそこ成績がよくて感覚が鋭い千夏。全然勉強しない春菜。不幸の真っ只中の小冬。あと千夏の姉貴だとか大学の先生だとか幼なじみだとか、もう主人公の周りはおねいさんだらけ。
ピンク髪な春菜さんを追っていたはずが、どこでどう道を踏み外したか千夏さんと結婚して終わってしまった。2人ともどう見ても18歳というより小……げほっごほっ。
買ってきたCDを聴きながら前日の日記を書く。午前2時に活動停止。
この日はあまり上唇の裏側に空いた穴ぼこは痛まなかった。昼にうっちーさんと食事しながらしゃべっていたときには痛くなかった。むしろ、上唇外側の裂傷の方が痛む。
今日も鏡の前で。おそるおそる上唇をつまみあげて裏側の観察。なかなか他人には見られたくない光景である。穴ぼこの表面に薄くて白っぽい膜ができている。もう少し待てば穴はふさがるのかもしれない。そういえば昨日から、少々口を動かしても痛くない。しかし歯ブラシの毛先が触れるととんでもなく痛い。外側の裂傷は相変わらず痛む。唇をすぼめる方向に力が加わると、つまり患部が圧縮されると痛む。2か所のこぶはだんだん小さくなってきている。
さっき休憩所にいたら見知らぬおっちゃんとお姉さんが現れた。二人にとっつかまってしまい、いっしょのテーブルでとりとめのない話をした。この空間がかくもにぎやかになるとは。この建物はたいして広いわけではないのだけど、まだまだ謎が多い。いつもの職場に戻るととんでもなく静かに思えた。
週末にするべきことができなかったので、明日を休みにする。これでMac OS Xで遊べる。4月からの職場は休みは取れるんだろうか。
昨日の晩と今日の朝にかけて。2台のHDDを7領域に分けていたのを5つに再構成。Mac OS 8.6Jの領域とスクラッチ用領域を削除。Mac OS X PBを削除してそこにMac OS 9.1JとMac OS Xを入れる。Mac OS 9.0.4Eの領域は残す。この間でっかいファイル群を、あっちへ動かしこっちへ戻しするのに時間がかかる。
Mac OS Xは相変わらず使い方がよくわからない。正確には、使うのが楽な作法がまだつかめていない。Appleの作法に従うならば、アプリケーションは/Applicationsに入れないといかんのだろうか。他のHDDに入れておいて/Applicationsにマウントしてもいいんだろうか。したらば、元からあった/Applicationsはどうなるのだ。Mac OS Xをインストールするときに、HDDの中の構成をさわるような設定は全くなかったのでもうどうしたらいいやら。
まずは新しく入れたMac OS 9.1Jを常用できるところまで整備しないことにはMac OS XのClassic環境をまともに使えない。まだまだ時間がかかりそう。
お。出ました来ました。クラッカー参上。ここ(www11.big.or.jp)のシステムとユーザのファイルをわんさと改竄されたらしい。侵入に使われた穴とそれを埋める対策法は分かっていて、またパスワードが盗まれたわけではないとbigから報告されている、のだけど。
Mac OS Xを常用できる環境に近付けるべく、webブラウザはiCabのCarbon版を、テキストエディタにはミミカキエディットCarbon版を使うことにする。これだけあればwebの書き物はできる。メーラはとりあえずMac OS X付属のMail。あとiTunes1.1E。日本語文字化けパッチもあてておく。
Classic環境からIllustrator 9Jは起動せず。8Jは起動した。8Jからレーザープリンタを使って印刷できることを確認。一方、カラーのプリンタから印刷しようとしても「セレクタ」からプリンタが見えない。いままであまり考えたくなかったことだけれども、SCSIカードが認識されていないのだろう。さらばSCSI。さらばプリンタ。そしてスキャナ。
Mac OS X Preview Betaのときよりもましになったと言われているけれども、やはり重い。史上最大絢爛豪華なWindow ManagerであるAquaが重い。滅茶苦茶重い。iTunesでCDから圧縮ファイルを作る処理もかなり遅くなった。Mac OS 9Eでは演奏時間に対して3倍の速度でできたのに、いまや1.3倍程度になってしまった。PowerPC 750/350MHzでこの程度とは。
ある程度予想はしていたけれども、ここまで遅いとCPUをPowerPC 7450あたりに替えるか、はたまた新しいCubeあたりを買うかしたくなる。
上唇がちゃんと動くようになってきた。口をすぼめる動作、破裂音の発音が自然にできるまでに回復した。内出血でできたこぶはかなり小さくなって邪魔にならないし、表面が削り取られてできた穴ぼこもほとんどふさがっている。一部の動作で不自然なところがあるが、日常の使用に支障はない、と思う。
一方で、下あごの歯ぐきに口内炎ができてしまった。こっちの方が痛い。
Mac OS XからMac OS 9Eに戻すとすごく安心する。過熱した脳の温度が2度ぐらい下がる気がする。なにも考えずに使える。Mac OS Xを使っていらいらするのには2つの理由がある。あの重さと、触るたびに迷いが生じるのと。後者はわたしが慣れるなり、Appleに操作法を改善してもらうなりするしかないのでこっちへ置いといて。前者をなんとかしたい。MP3ファイルを再生しながらテキストエディタで書きものをするだけで操作の反応が遅くなるようでは、大事な作業にはとても使えない。しかし、Mac OS Xの頑丈さも捨てがたい。
そんなわけで夏までにはなんとかしたい。しかしCPUや林檎さんそのものを買い替えてもやっぱり遅かった、というのではあまりにもアレなので、動作速度に関してはしばらく検討する。Mac OS Xも10.1あたりで動作速度を改善してくれるかもしれない。
CPUを替えるならマルチプロセサなカードを買いたい。林檎さんを買い替えるなら小さなCubeがいいけれど、現行のCubeがうちの青と白の林檎さんよりも圧倒的に速いとも思えないし、どうせならHDDのインターフェイスがSerial ATAになるまで待ちたいとか、主記憶がどうなるとかいろいろ思惑があったりなんかして。
うぐ。週末に買ってきたせらみゅの1998年公演のCD。ちびうさの唄が壊滅級に下手で悶絶。あどけないんじゃなくて、本格的に下手。これはぜひとも実物を見たかった。もはやDVDで出るのを待つしかない。あのころは東京は遠くて、夏と冬にしか行けなかった。
Classicがかなりまともな速度で動いていることからして、Carbonが遅いのがおかしいんである。たぶん。Classicに関してはもう絶賛。Classicが、その存在を忘れるほどに優秀だから、他の遅さが気に入らないのだろう。
そう納得しようとしたけど、やっぱり遅いよう。
Motorolaが液晶ディスプレイの新しい制御手法を開発した。液晶で反射する光の波長を制御できるため、高価なカラーフィルタを不要とする。将来的には3原色の画素を積み重ねて、1画素の実装面積で3原色を表現できるスタック構造の実現を示唆している。
「親友って、なーに?」の巻。
あらすじ。登校中、妹尾あいこは見張られているのに気がつく。同年代の女の子で、あいこの方を見ては何か書いている。学校で横川信子にその話をすると、謎の少女は丸山みほのことだと分かった。その後、横川が妹尾に手渡した最新作は、丸山との共著だった。横川の原作で、丸山は漫画を描いている。おジャ魔女たちはさっそく読もうとするが飛鳥ももこは日本語をあまり読めない。読む代わりに魔法で本の世界の中に入っていく。
感想。うむむむ。そう来たか。そう来るか。「のぶこ×あいこ」はそのままで、さらに「みほ×のぶこ」なのかあああ。あああああ。
無印6話「ウソつきは友情の始まり」で、友達のいないのぶちゃんが嘘ばかりついて人の気を引こうとしたのと対照的に、みほにはそんな外向的な術はなかった。だから、クラス換えの後で最初に声をかけてきたのぶちゃんをつなぎ止めておくのに必死だったんだと思う。物語の最後で、物語の世界の外側からみほの涙が降ってきたのは、のぶちゃんのあいちゃんラヴラヴっぷりが自分の手に負えないことへの焦りからきている。のぶちゃんの気を引くためにがんばってペンを入れているのに、あいちゃんが言うように、その物語はみほの意に反してのぶちゃんからあいちゃんへの一方的な愛情表現だった。
「友達じゃなくて親友よ」という2年前と同じ台詞は、予想できても心打たれる。むしろ、分かっているからいいんである。こりゃ、夏の有明が楽しみじゃわい。ぐふふ。
んゴ。昨日と今日の日記のメモを紛失。会社のPCのHDDをきれいにしたときに一緒に消してしまった。「今週のどれみさん」を書き直しかあああ。
追記(2001/04/12)。前日分の日記を発掘したので復元した。04/31にもおジャ魔女どれみの感想文を書きなおしているのだが、前日分はそのまま載せる。
業務引継ぎ完了。さようなら。
昼から起きだして今週のどれみさんをもう一回観る。
「親友って、なーに?」の巻。
あらすじ。あいこは登校途中で誰かに見張られているのに気づいた。追ってみれば同年代の少女。教室で横川信子に聞いてみると、見張っていたのは横川と仲のいい丸山みほだとわかった。横川があいことずいぶん仲よくしているのが、丸山には気に入らない。数日の後、あいこは横川からまた新しい作品「無国籍戦士あいこ」を受け取る。見れば横川が原作で、丸山が絵を付けた漫画だった。丸山があいこをつけ回していたのは作品の取材のためだった。さっそくおジャ魔女たちは読もうとするが、ももこは日本語を読むのが不得手だ。本を読む代わりに、魔法で物語の中に入っていく。
感想。のぶこ×あいこに次いで、みほ×のぶこなんである。ここでのみほの役は無印第6話「ウソつきは友情の始まり」でののぶちゃんに似ているが、みほの方がずうっと深刻である。のぶちゃんは人の気を引くために嘘ばかりついていたのだけど、みほはそんな外向的な術を持たない。クラス替えの後最初に声をかけたのぶちゃんとの関係をつなぎ止めておくのに精一杯だ。のぶちゃんのためにみほが夜を徹して仕上げたその作品の中身は、のぶちゃんからあいちゃんへの一方的な愛情表現だった。劇中劇の最後で世界の外側から降った雨は、のぶちゃんからあいちゃんへのラヴラヴっぷりが自分の手に負えないことへの焦りからくる、みほの涙である。
無印第6話とはまったく対照的。無印第6話では、のぶちゃんが有名人のサインをもらってきてあげようという嘘を真に受けたあいちゃんが、のぶちゃんとはこれからは親友だと言ってしまい、のぶちゃんは親友にふさわしい関係になろうと空回りの努力を続けた。今回のみほは、ずうっと友達がどんなものなのか分からなかった。あいちゃんから友達とは焦らなくとも言いたいことが言い合える関係なんだと聞かされて、話の最後でようやくのぶちゃんにおそるおそる聞いてみた。のぶちゃんいわく。あたしたちは友達じゃなくて、親友だと言うではないか。出会った条件なんか関係ない。ただの偶然でも友達は友達。そんな淡さにすごくあこがれる。
見どころ。劇中劇の相変わらずの無茶苦茶さが面白い。ぎこちなさも面白い。のぶちゃんの物語はどんどこ設定がでかくなる。忠犬どれみはなぜか巨大などれみロボに変形する。
日本橋でどれみさんのDVD。せらみゅのCD。今日は腰に違和感を感じる。