内容●[1]映像作品の感想文[2]蛍光灯の下で見た幻覚の記録[3]ピンク色が意識にもたらす影響の考察[4]しばしば混入される嘘 まめちしき●パースエイダーは銃器。この場合は拳銃
雨。午前5時20分起床。5時30分活動開始。5時50分自転車置き場着。行列開始。雨天のためか列は5番目ぐらいにつける。5時55分予約券を受け取る。5時58分定期券購入。任務完了。6時10分帰宅。再び就寝。まだ外は暗い。
弟にDVDプレーヤを買いたいという話をしたら、PlayStation 2の方がいいと言われた。PS2は居間に置くには外観が派手だしファン付きだし。困った。
わが家にハブがやってきたので、LANのケーブルをレーザープリンタとPCの間で挿したり抜いたりしなくてもよくなった。とりあえず、レーザープリンタは動くようになったのだけど、林檎さんとWindowsとの間のファイルのやりとりができなくなっていた。うむむむ。DAVEの設定が分からん。
Norton UtilitiesでHDDをチェック。こんなことをしているあいだに日が暮れていく。飛行機のチケットは今度の休みでいいや。
「炎多留」というゲームソフト。ほたると読む。本格派ゲイ恋愛シミュレーションゲームだそうである。メーカーの用意した情報源は成人で男性で同性愛に興味のある人だけが閲覧を許される。まあ男性同性愛者を描いた「男性向け」の商品だというのは分かる。これだけなら記憶の中心から流れ去っていくところなのだけど。
「製品情報」にある「バーチャル・プレイ・スタイル」のくだりで、これは忘れえぬ記憶になった。
よりプレイヤーの現実のライフスタイルに近づける…。それが、画期的なシステム「バーチャル・プレイ・スタイル」なのです!
現実のライフスタイル……。男性同性愛を描いた「女性向け」の作品をあざわらうかのよう。すべての女くささを排除したかのような、男の世界。そこから眺めれば、わたしの部屋にある本たちなんて全っ然なまぬるい女子供の世界なのだろう。
DAVEのコントロールパネルが行方不明になっていたのが不具合の原因だった。当然のことながら、ハブを入れたこととは関係なかった。
何が痛いって言ったら、自分の内部の問題で。「普通」に触れたときが痛い。……もうやめよう。
父上。どうしていまさら計算機を買おうなどと。六十の手習いのためにどれだけのものを犠牲にできる。どれだけ自尊心を捨てられる。どれだけ孤独に耐えられる。どうして分かってくれない。父上。
2/12の上京の際には、こんどこそ「冷やしとうもろこし」をやっつけねばならない。いままでたびたび上京しているのに忘れていた。一度西日暮里に行っているのだが見つからなかったということもあった。
先人の足跡をたどってみることにする。
その1。りしゅーさん。弥生朔日の節参照。西日暮里駅でたびたび購入。おいしそうに飲む山口さん。
その2。皇帝さん。パチンコ屋で購入。大地に膝をつく味。
その3。偽北大路魯山人さん。両国駅で購入。「味噌汁ドリンク」のような飲み物だそうである。味噌汁ドリンク……。
ふむ。その2のパチンコ屋がどこなのかさっぱり分からないけれども、西日暮里駅で見つからなければ両国駅を探すという手があることが分かった。あと重要な手がかりとして、Nestleの自販機で売られているという情報を得た。
ネタがないまま放っておいたらネタが降ってきた。自分で思いついたんじゃなくて、文字通り降ってきた。向かい側の席の人が死蔵のネタを発掘して渡してくれた。どうして、こうまでして目標件数を達成させようとするのだろう。自前のネタも用意せんといかんよなあ。さすがに。
ついこの間までわたしは26歳だと思っていた。普段わたしは年齢なんて考えもしないから間違っていても気がつかない。一週間ほど前に、自分の年齢を生年月日から計算してみた。25歳なんだそうである。そして今日、歳が一つ増えた。9歳になった。
直前に衝突を回避した機長たちにはとりあえず拍手。事後になにかうさんくさいものを感じたけど。
あれが一人乗りの戦闘機だったらまだいいのだろうけど、何百人も人が乗った旅客機の安全が管制官の台詞に頼っているってのはちょっとなあ。人間の管制官が便名を言い間違えるってのはいかにもありそうな話で、こういうのこそ計算機の得意分野なのだからもうちょっと自動化を考えたほうが。
午前10時に本棚が到着。父上とえんやこらと階段の上まで運ぶ。4畳半の壁面一つが本棚だけで埋まった。組み立てたり固定したり。160mmの棚が4段、185mmの棚が2段、205mmの棚が2段、380mmの棚が1段。あと、引き出しが2つ。
CDを入れるついでにあいうえお順に並び替える。ばらばらなジャンルのものがいっしょくたに詰め込まれるのは、あらためて見ると変だ。これはこれで面白いので、いいことにする。
もともとCDを入れていたカラーボックスを空にする。したらば、カセットテープだの本だのおもちゃだのがわんさと出てくる。コンパクトな直方体の棚がこんなにもたくさんのものを含んでいたとは。カセットテープを30本ほど処分。本は本棚に。おもちゃは箱に詰めて本棚で一時保管。
ペンギンワークスの過去の作品を調べてみる。前作の「眠れる森のお姫さま」のピンク髪の魔術師が気になるところ。先人の評価は悪くない。特によくもないけど。「笑わないエリカ」のピンク髪の娘の出来によっては。
で、さらにさかのぼると、どえらいのが出てきた。「Rumble〜バンカラ夜叉姫〜」というのが出てきた。バンカラ夜叉姫っ。バンカラっ。うむむむ。主人公は鋼鉄番長っていうのか。しかも声付き。アホだなー。
「幸せのホワイト・クリスマス」の巻。
昨日の夜。新シリーズ「もーっとおジャ魔女どれみ」が始まろうというのにまだ年末のどれみさんを観ている。
あらすじ。クリスマスの日。MAHO堂の稼ぎどきの日だが、一方四人にはそれぞれに忙しい日であった。どれみはぽっぷのピアノ発表会を見に行き、はづきは両親が仕事仲間を集めるパーティにつきあう。あいこは母と会う約束があり、おんぷは久しぶりに父と一緒に過ごすことになっている。しかし、あいことおんぷのクリスマスはそううまくことが運ばない。
感想。MAHO堂から四人が一人ずつ抜け出しては大事な用件に向かってまた戻るのだけど、まあこれが忙しい。ぽっぷのピアノ発表会では、劇場版でのどれみさんとまったく同じようにぽっぷは緊張して歩くのもままならない。そこはなんとかなるのだけど、ピアノの話のあとにステーキをもってくるあたりが芸が細かくて好きだ。もちろんどれみさんは食べそこなうのだけど。
ピアノ話は実はまだ続いていて、どれみさんがはづきさんの姿に変身して身替わりでパーティに参加する。ここでステーキを食べちまおうという算段。はずきさんに「いつもの」ヴァイオリンを弾かせようということになって、どうなるものかと思ったら、どれみさんは機転をきかせてピアノを弾いて聴かせるんである。おそらくは春風家にピアノがやって(40話)きてからは練習していたのだ。拍手喝采。もちろんステーキは食べそこなうのだけど。
あいちゃんには作戦がある。お母ちゃんはあいちゃんに会いに来るのだけど、ここでお父ちゃんに合わせてしまおうという作戦。昔から待ち合わせといえば不安の予兆と相場が決まっていて、お父ちゃんは渋滞に巻き込まれて帰ってこれない。やっと帰ってこれたと思ったら、駅に急ぐお母ちゃんを乗っけて駅まで走る。おそらくここが最も急展開を見せる部分。これから、両親はうまくいくのかも。
おんぷっちはこれまた数ヶ月に一度の父との再開で、これに備えて仕事も休みにしていた。のだけど、やっぱり仕事が入ってしまうという話。でも父はちゃんと娘のことを見ているということが分かって安心する。
あと、まだマジョルカは芸能プロダクションをしていることが判明。ほっとする。
「おジャ魔女時代劇少女よ大志をいだけ!」の巻。
あらすじ。年末、美空小学校では大掃除が行われる。学校に立つ銅像は誰の像なのだろう。と思っていたらなぜか場面は江戸時代に変わる。
江戸に黒船来航との不安な噂あり。堀内孝乃進は江戸時代の美空藩で子供たちに勉強を教えていた。町にはどういうわけかどれみやはづきが住んでいる。ある日堀内の家になぜか女王さまかゆき先生みたいな声の謎の人物が赤ちゃんを置いていく。どういうわけかハナは不思議な力を持っていて、ケチな大家が堀内を部屋から追い出そうとするのをやめさせる。これまたどういうわけか、美空藩城主のオヤジーデっぽい人は動乱に乗じて日本征服を企んでおり、不思議な力を持つハナが邪魔になり亡きものにしようとする。
感想。まあ年末だしお祭りということで。観音さまからリズムタップをもらっておジャ魔女に変身するところはもうちょっと工夫できんかったものか。言葉づかいなども一応古そうにしてあるのだから、変身のテーマ曲も1オクターブ5音の和音階にするとか「プリティウィッチーどれみっち」の台詞も漢字だらけに書き換えるとか。時代をさかのぼった世界の話でギャグを入れるとしたら、まさにそこだろう。
CDを見やすく整理したので、この機会にいままで埋もれていたCDをまた引っ張り出してくるかなと。うさぎしゃんのクリスマスなCDが2枚出てきた。スーパーズのとスターズのと。MP3ファイルにしてHDDの中に入れておく。むむ。美奈子ちゃんが「恋人がサンタクロース」をカヴァーしていたのか。改めて聴いてみると、松任谷由実ってかっこいいんだな。あと、うさぎちゃんが病的にかわいい。
デジモン02のCDでも思ったのだけど「きよしこの夜」の「まきびとたちはみ子の前にぬかづきぬかしこみて」という詩は分かりにくい。もうちょっと新しい訳があってもいいと思うのだけど。額ずくっ。畏むっ。
2/12の東京行きの飛行機の切符を買う。行き帰りそれぞれ13,000円。
職場の自分の机に英和辞典を置こうと思っていたのだけど、職場の本棚には大辞典があるし、webで調べられる辞書もあるのでなかなか踏み切れなかった。今日、やっと新しい辞書を買いにいった。古い方を会社に持っていくつもり。
その古い方は中学のときから使っているもので、もう14年になる。本屋さんに行くと英和辞典はたくさんあって迷うのだけど、見やすい辞書があんまりないので困る。見出し語がでっかい字で組まれていたりするのだけど、これは本当に単語を探しやすくなるのだろうか。いろんな大きさの字が混ざっていると頭が痛くなりそうなのでそういうのは避けた。中辞典。3,100円。
去年の8月のCDの作業中に聴いていた曲たちを引っ張り出して聴くと、忙しかったことを思い出してきゅーっとなる。今度は「スーパードールリカちゃん」のCDを発掘した。MP3ファイルにしてさんざん聴いている。なんだか知らないけれど、ものすごく、なにかやらないといけないような気分になる。胃か腰のあたりがきゅーっとなる。すごく落ち着かない気分になる。
やらねばならないことが何なのか、それははっきりしている。英語の試験でいい点を取るだとか特許のネタを書くだとかそんなことじゃなくて。なのに、わたしは。
今日から3日間の社員研修。定時で帰れてしわよせー。終わってから職場に行くべきなのだろうけど、欲望には逆らわず。
久しぶりに会う面々。わたしがTV屋でほんっとうによかった。カメラ屋じゃなくてよかった。さらに電話屋なんか悲惨である。一人、研修初日のしかもなかばにして、もとの職場に旅立っていった。新幹線に乗っている間だけは休息だったろう。
ペットボトル屋より連絡あり。うさぎしゃんミュージカルの神戸公演のチケットは完売したらしい。ぐはー。忘れていた。また池袋行きかー。3月24日の予定。ふと、「あいこまつり」の日程を確認。3/18。
父上と母上の計算機は富士通のでかいノート型のものだった。
弟が外のネットワークに出て行くための設定でうまくいかないという。Windows 98で、見たところ正しく設定されているのに、どういうわけか全然違うところに電話がかかる。ほんっとうに申し訳ないのだけど、どうもいつものISPではなく誰かの家だか会社だかに電話がかかるらしい。モデムが奏でるぴーぎゃわわ音に代わって、留守番電話の声が聞こえた。
で、どういうわけかわたしが最初から設定を入力しなおすと、なんのことはなくいつものISPにつながる。まあ、Windowsだし、怪しいのはいつものこと。深夜にもかかわらず電話をかけまくってしまい、ほんっとうにすいません。見知らぬどなたか。
夕方にTVのニュース番組を見ていたら、複数のメーカのPCで、間違った電話番号に電話をかけてしまう不具合が出ていることが報道されていた。これって、やっぱりもしかして。
そして。なんとその計算機にはDVD-ROMドライブが内蔵されており、DVDが再生できることが判明。父上と母上が油断しているすきにDVDが観られるではないか。これで心おきなくDVDが買える。暗い液晶の画面で観る気になるかどうかは別にして、家で再生できるかできないかというのは重要な別れ道なのだ。毎月こつこつとどれみさんを集めるかな。「おジャ魔女どれみ」と「おジャ魔女どれみ」を月に1枚ずつ買い続けたとして、毎月11,300円の出費。かなりの苦行。大丈夫かいな。
2日目。わたしの馬鹿っぷりに磨きをかける機会になればと思っていたのだけど、なかなかうまくいかない。数人寄り集まって課題をやっつけるという、いかにも大企業の社員研修なものでなかなかボケられるすき間がない。発表者に意地悪な質問をするぐらいしかやることがない。
「最後の検診ハナちゃんはママが守る!」の巻。
あらすじ。どれみは夢を見た。暁が突然遠くに行ってしまうような気がした。ハナが生まれてからそろそろ1年になる。定期検診も最後の1回を残すのみである。一方魔法使い界のオジジーデ伯爵からFLAT4に直接司令が下る。定期検診の会場でハナをさらえと。魔女界への入り口はMAHO堂の裏庭にあることも分かっている。FLAT4はいとも簡単にハナをどれみたちから奪ってしまった。
感想。暁くんの前でのどれみさんのかわいいこととといったらもう。作画がちと好きじゃないけど、もう。やっと暁くんがどれみさんのいいところに気づきはじめるのだけど、なんでこういう話をいままでにもっと入れなかったんだ。よい仲になって裏切られて和解して、という流れを一度に見せられる羽目になるのはあまりにも急だ。それでもいっしょにバトルレンジャーを遊園地に見に行くぐらいだから、好きな人の好きなものは自分も好きになる、ってやつで本当に暁くんのことが好きなのだろうと思う。
定期検診の場で、ついにFLAT4の正体と魔法使い界の窮状が明らかになる。ここでどれみさんがえらいのは、暁くんの裏切りに耐えてハナちゃんを守ろうとしたことだけれども、このあともう一回どれみさんに動きがある。ハナちゃんを解放したFLAT4を、正確には暁くんを、セーラームーンSのうさぎちゃんのような心広さであっけなく許してしまう。これだけの心の動きを出そうとしたら、どれみさんはよっぽど暁くんのことが分かっていなければいけないと思う。二人がどれぐらいよい仲だったのかがここで生きるはずだった。
おジャ魔女たちが怒りではなく愛情の力で魔法の結界をやぶったことで、FLAT4は負けを認める。このあたりは悲しい。魔法使いたちは感情が薄いのだろうか。魔女たちも。
早く帰ってTVをつけるとなにかと刺激的である。TVに「ミニモニ。」の人たちが15秒ほど映った。はなやかあでやかなギャルたち。色とりどり。「ミニモニ。」は構成員の身長に制限があるというぐらいで、ちっちゃいのが売りらしい。だが見ても小さいのかどうかよく分からなかった。歌は音声としてはどうでもよくて、絵が重要なのだと思う。そういう商売なのだろう。
「冷やしとうもろこし」のありかは他にもあるらしい。
紫羽さん。(10/31参照)。水道橋の駅改札を出た所。ハウス食品の「とんがりコーン」のにおい。冷たいコーンスープの味。
研修が終わる。同期の連中を見ていると、ほんとうにいろんなのがいる。元からそうなのか、会社に入ってからそういうキャラクタになったのか分からないけれども、いろんな面でいろんな分布ができる。
連中の中で、休憩時間によく話す人と話さない人ってのが出てくる。わたしはあんまり話す方ではない。課題をやっつけたり発表をしたりするときには嬉々としてしゃべる。しゃべってお金がもらえるなんて。そして研修が終わるとさっさと帰る。
で。油断してしまう人と油断しない人という分布もある。となりの席の人が、よくしゃべる上に油断しっぱなしの人だったので困った。ああああ。なぜ、課題の最中に嬉々として「ガンダム」の話をするんだよう。空気を読んでくれよう。
油断。太いペンでささっと絵を描いて、その絵からの連想について発表をする機会があった。わたしはわけあって神社の境内を描いた。境内の絵の巫女さんの後ろ姿に激しく反応する人がいる。この場合、油断しているのは反応した人なのか、それとも絵を描いたわたしなのか。次に研修で遊べるのは、主任になるときの研修ぐらいのものだろう。いつになるかは分からないけれど。
おジャ魔女のCDからえんやこらとMP3ファイルに変換する。いまはじめて気がついた。「おジャ魔女どれみ♯」のおジャ魔女のソロCDで、3枚はレーベル面が4色印刷なのに、おんぷっちのだけ2色だった。この1枚はなかなか買えなかったのだけど、ひょっとしたら新しいのと古いのとで装丁が違うのか。
いったいおんぷちゃんになにがあったのかしら。知りたいおともだちは、おんぷちゃんのCDをきいてくださいね。
「笑(略)カ」はさらにさらに3/2に延期。業界の指導によりパッケージを再作成なんだそうである。業界の指導というか業界団体の指導といおうか。ペンギンワークスの直販に予約した人には全額返金の上、お詫びとして商品は無償提供となった。すげー。すげー。予約するとでっかい額縁と原画集が付くらしくて、わたしはそれが欲しくなくて予約しなかったのだけど。まさかこんなことになろうとは。
「ハナちゃんを返して! 魔法大決戦」の巻。
あらすじ。オヤジーデはハナを連れ去り魔法使い界に向かった。二人は魔法使い界の貧弱な軍隊を指揮して、魔女界への進軍を命じた。さらに二人はハナを連れて国王の宮殿に向かう。一方おジャ魔女たちとFLAT4は二人とハナを追う。途中でハナが機嫌を悪くして魔法を使いはじめる。ハナは飴玉の雨で、遠くを進軍中の軍隊を壊滅させる。どれみは、国王の間でついに二人とハナに追いつく。
感想。どんな悲惨なことになるのかと思っていたら、むしろ戦争よりも魔法使い界自体が悲惨だった。ここまで疲弊していたとは。結局国王の命令でハナちゃんを人質にしたはずが、実はオジジーデのとんでもない思い違いだったのだけど、ここまで二人を放置した責任を国王は逃れられまい。
国王が魔女界の女王となんとか和解して、ついでに緑の大地と両国間の国交も戻ってめでたしめでたし、なのだけど。女王さまの独断で決められるのだろうか。重要な決定はマジョハートやマジョドンあたりの面々の会議を経るものだと思っていた。マジョリンが開戦の可能性を女王さまに進言するくだりで、物騒なことを口にするなと諭すあたりからして、決定はすべて女王さまの独断っぽい。いいのかこれで。
ところで、国王が謎の小動物の姿になっていたのは、オヤジーデのように罰を受けたからなのだろうか。あるいは人間に正体を見破られたか。
お。出ました。「ロケットエンジンの噴射口」の次は「太陽の表面」なみ。Intelの発表によれば2010年にはマイクロプロセサの発熱は太陽の表面と同等にまで上昇するらしい。時間に対して指数特性でどんどこ回路をでっかくしていくと、いずれはふしぎの世界にたどり着くということが言いたいのであって、これから危険な熱源を計算機に積んでいこうという予告ではないのだろう。で、太陽の表面ってどこなんだ。
そろそろ冬の賞与が尽きそう。おおざっぱに見て一回の上京に4万円を費やす。有明の大まんが大会は2回分に相当するとする。賞与の日からすでに2回東京に行った。有明の大まんが大会1回、ミュージカル1回。使った額は概算で12万円。で、月曜にぷにケット、来月はまたミュージカルなので、あと8万円使って、合計は概算20万円。たしか冬の賞与はアレしてナニして手元に残ったのは29万円ぐらいだった。残り2回分。
さらに冷やしとうもろこし情報。
[1]鬼灯さん。区役所にて。色はとうもろこし。匂いは茹でる前のとうもろこし。コーンスープを冷やし、塩と油を足して、口当たりと後味を最悪にした感じ。
[2]ともかずさん。水道橋駅にて。冷たいコーンポタージュ、もしくは、コーンのスナック菓子の味。しかし「冷やしとうもろこし」など余談にすぎないらしい。
[3]村中さん。3/27参照。間違えて自動販売機の「つめた〜い」に入れたコーンスープ。
[4]のむぞうさん。上野駅にて。所詮はコーンスープ。レストランのメニューにありそうだという。
[5]ゆうちゃん。10/15参照。味はまぁまぁ。氷はいらんね。
[6]風守さん。西日暮里駅ホームの自販機で購入。三杯連続で飲めたら「ぴんく玉」一個贈呈中。じゃあ、あと27杯飲めばあたしゃぴんく界の住人になれるのか。
味に関しては評価がかなり分かれる。冷たいコーンスープ派と、げげぼドリンク派に分けられる。新たに、西日暮里駅では改札から出るのではなく、ホームで自動販売機を探さねばならない、という情報が得られた。「ぷにケット」は途中で抜け出して1時半から3時半あたりを昼食と冷やしとうもろこし探索にあてるか。いくらなんでも1時を過ぎたらもう買うものはないだろう。
あたしゃ売れないTV屋だからいいけれども。電話にたずさわった人からはろくな話を聞いたことがない。こんな商売を続けていていいんかいな。これだけ新製品を出していれば、そりゃ開発の人は休みがないわな。開発の人も、まさか24時間体制のテストとデバッグをやらされるとは思わんわな。そういうのがいやでソフト屋に行きたくなかったって人もいるわな。残業手当がちゃんと出るソフト屋に行った方がまだ救いがあるというあんばい。これだけ忙しいと、そりゃ不具合も出るわな。
2年前、久しぶりにがっこの同期の人に会ったら某電機屋を辞めていた。電話にたずさわったばかりに。あれから2年経ってもバブルは相変わらずなのか。
それはまあいいのだけど、この世の誰かが命を削って作ったこのピンクの電話機を買い換えようという話が途中で止まっていた。松下のいい感じのピンクの端末はすでに店頭で確認した。最近の新製品でもピンクのものが出るので、色を比較してからどちらかを買いたい。
今日のペンギンワークス情報。webを見に行くと、メーカーの直販で予約した人への対応が微妙に書き変わっていた。商品の無料提供の部分が消えていて、ただの返金になっている。あらま。大丈夫かー。
「冷やしとうもろこし」の味に関する情報は結構出てくるのだけど、どこで売っているのかという情報がなかなかない。しかしながら、これまで西日暮里、水道橋、上野、両国の駅で売っているという情報をつかんできた。あとは、げげぼドリンクなのか、それともただのぬるいコーンスープなのか。自動販売機は駅のどこにあるのか。ここまで書いて計画は完了する。あと3日。
いまどき、横浜銀蝿。あたしゃ横浜銀蝿と言われても、その昔は名前を聞いたことしかなかった。最近になって、中古レコード屋で偶然見つけてそのあまりの濃さにしびれるぐらいのものだ。で、そのあまりの濃さゆえに前から気になっていた「タイピング横浜銀蠅・仏恥義理」というソフトがある。ぶっちぎり、と読む。横浜銀蝿といっしょにタッチタイピングの練習ができる。この記事を読んでみる。
「ヒダリテ・こゆび! (左手小指)」
(Cho)「エイ! エイ! エイ! エイ(A)」
の、2行目にかなり熱いものを感じる。「えい」という、ふだん使わない単語を。4回も。しかも(Cho)というからにはコーラスである。えいえいえいえい。矢沢永吉、えいえいえいえい。永六輔と、えいえいえいえい。
もう手当たりしだいうさぎしゃんのCDからMP3ファイルを作る。100を越える曲が一覧できるというところに不思議な快感がある。本のリストを作りはじめると止まらないのと同じ動機だろう。この作業のために、高速なCPUに交換してもいい。これだけのためにPowerPC G4を2つぐらい積みたいとさえ思う。ただ、欲しいものはなかなか出てこない。
うさぎしゃんのCDの曲のタイトルの情報は、けっこうCDDBに入っている。CDDBはCDのタイトルの情報を誰かが入れては共有しようというデータベースである。ASCII文字しか使えず、日本語を入れると化け化けになってしまうという難点があるのだけど、CDDBに登録されているものはわたしも活用させてもらっている。
題名はアルファベットだけで書かれている。英語に翻訳されたものあり、日本語をそのままアルファベットで書きなおしたものあり。その題名たちをよく見ると、間違えて入力されているものが混じっていることがある。さらによくよく見ると、特有のパターンがあるのが分かる。誤植の王道であるところの「さ」と「ち」の間違えがあったり、漢字の読みが作品中の解釈と違っていたりする。
これは、おそらく、日本語があまり上手でない人が入力しているのだろう。そりゃもう苦労して解読しては入力しているに違いない。セーラームーンはもう、日本人のものではない。なんせ合衆国でDVDが売られていても日本では買えないし、買っても観られないのだ。なんとなく寂しいけれども、わたしにできるのは題名のつづりを書き直して再登録することぐらいのものだ。CDDBの管理者の人が、どちらの題名が正しいかを判断できるかどうか知らないけれど。
ついに。やっと。どれみさんのDVDを買ってくる。「おジャ魔女どれみ」と「おジャ魔女どれみ♯」の、それぞれ1巻。
DVDの円盤をじいいっと見る。レーベル面の見え方がCDとは違う。文字が読みにくい。
レーベル面から見て、アルミニウムの反射層の距離が0.3mmぐらい離れているので、レーベル面の印刷部分が反射層で映りこむのがはっきりと見える。CDの反射層は、見たところレーベル面から0.1mmぐらいか。もっと近いかも。なので、映りこみがあってもレーベル面のかげに隠れて肉眼で見ることができない。
複雑な模様が印刷してある円盤だと、インキの乗った部分と乗っていない部分ができる。これがDVDでは、たとえば文字の部分だけ抜いたような印刷だと、文字の輪郭にそって反射層が映りこむので読みにくくなる。
家族の方々が寝静まらないことには、いつまでたっても中身を観ることができない。円盤をじっと見るしかない。
脳が溶けるほど。もお、連夜のうさぎしゃん漬け。うさぎしゃん関係の曲だけで325曲、合計時間18時間35分42秒。MP3ファイルの容量にして1.59GB。
で、いま1993から95年のふっるいミュージカルのCDを3年ぶりぐらいに引っ張りだしてきて、ナニしているところ。1995年のころを思い出してしんみりしたり、1996年の公演をうっかり観に行くのを忘れていつも通りがっこに行ってしまったことを思い出したり。
計算機の中にどんどこ音声情報を溜め込んでいくと、いろんな副産物ができる。いま林檎さんのHDDの中には「ムーンライト伝説」という曲が12もある、なんてことがたちどころに分かる。これは、便利といえば便利だが、並び替えや検索ができなくとも、いままで困らなかった。たくさんあったCDたちが一次元のでっかい情報のかたまりに変わったために、人間にも扱えるようにとしかたなく検索機能を用意したに過ぎない。
あらためて、思い出してはいけないことを思い出してしまう。CDがここにあるのにわざわざ複製を作って、得られる価値は本当にその手間を上回るのか、つい考えてしまう。ただ、確かなのは、MP3ファイルを作ろうと思い立ったおかげで、いまこうやって古いCDを引っ張りだして聴いているということだ。
「ハナちゃんが死んじゃう!?」の巻。
あらすじ。ハナが原因不明の高熱を出した。看病をするが治らない。マジョハートにも原因が分からない。女王は、先々代の女王の呪いを疑う。先々代の女王は人間界と魔女界との交流を断った張本人である。
感想。魔女たちは女王さまといえど自由奔放なようである。先々代の女王さまは人間界の青年とよい仲になってしまい、女王職をなげうって人間界で暮らしはじめる。まず、旦那に事故で死なれ、そして二人の間にできた子供の寿命は魔女よりもはるかに短い。このあたりはマジョドンの話(21話)が思い出される。最初から人間と出会わねばよかったという一念で、二つの世界の間の扉をすべて封じてしまうのだけど、次代の女王は何も言わなかったのだろうか。魔法使いの王と、領土を賭けて遊んでいる場合ではないのに。
昨日の夜遅く、ついにわが家ではじめてDVDが再生される。DVDの画質はいいと思っていたのだけど、見てみるとがっかり。
[1]液晶のせいなのか色合いがおかしい
[2]マクロブロック境界にひずみが
[3]静止部分はいいけれど、動き部分が汚い
[1]は、プレーヤのソフトで調節できたので色合いはややましになった。ただ、まだ色が灰色っぽく濁る。
[2]は、2枚のディスクで比較するとひずみ方が違う。「おジャ魔女どれみ」1巻と「おジャ魔女どれみ♯」1巻を比較すると、前者がひどい。後者はかなりひずみが減る。前者は142分の絵を詰め込んであるのだけど、そのせいでビットレートが低いのだろう。しかし、なぜ平坦部分という圧縮しやすい部分にひずみが出るのか。
[3]は、MPEGとはそういうものなのだからしょうがない。ただ、PCの順次操作の画面で見る以上プレーヤ側で工夫して欲しい部分がある。単純に2フィールドを張り合わせて1フレームを構成してしまうと、動きがある部分で輪郭がぶれてしまう。動き部分と静止部分を分けて、動きのある部分では同一フィールドの走査線を2ライン使うなりなんなりしてほしい。
あと、輝度信号はきれいなのだけど、色差信号がひずみだらけ。いま使っているS-VHSの機械で放送波を録画した方がよっぽどきれいな気がする。3次元処理はなかなか偉大である。ううう。がっこの頃からの職業病からなかなか逃れられない。
そんなわけで、午前4時までどれみさんのDVD鑑賞大会。最初のころははづきさんのしゃべり方が違うんだな。第1話を観返してみるとこれが結構渋い作りである。もう出だしからかっこいい。題名は「私どれみ! 魔女見習いになる!!」と、感嘆符だらけ。
マジョリカがどれみに魔女の正体を明かされるところ。どれみさんとマジョリカが見合ったまま動かないところで、マジョリカの後ろで安楽椅子だけが揺れている。この、見ながら息を止めてしまう書き方がかっこいいところ。あとは、五十嵐先輩がラヴリー……じゃなかった、名前は忘れたけれど女の子が魔法のペンダントの力で五十嵐先輩の怪我を自分に移してしまうところもかっこいい。
「さよならハナちゃん」の巻。
あらすじ。ハナの高熱が治らない。女王の言うには、ただ一つ治す方法がある。ラブシュプリームという花を摘むと一つの願いがかなうという。呪いの森に花を探しに行って帰ってきたものはいない。ただ一人、帰ってきた魔女がいるがその後千年の眠りについたという。危険を承知でおジャ魔女の4人は呪いの森に入る。ぽっぷを残して。
感想。最終回。例によって主人公は試練の森へ行く。「無償の愛」を探し求める先々代の女王さまの誘惑の試練も振り切って、どれみさんたちは花を探す。このあたりは、前シリーズでの最後の昇級試験を思い出す。しかし今度の試練では、どれみさんはステーキには目もくれない。かかっているものの重みがあまりに違う。
先代の女王さまは、ハナちゃんを、自らの呪いを断つものとして避けていた。先代の女王さまの赤ちゃんが、ハナちゃんとそっくりに描かれていたこととおそらくは関係がある。人間との関りを一切断った先代の女王さまにはハナとその母親たちは近寄りがたい存在である。だから、呪いがつきまとう。しかし最後の最後で、おジャ魔女たちが起き上がる。「無償の愛」は、あったのだろう。
水晶球を失ったどれみさんたちは魔女見習いでもなく、魔女でもない。マジョリカは魔女に戻ることはできぬまま。ハナちゃんにも、会えぬまま。
ぷにケット3の開催まであと10時間。その前に「もーっと! おジャ魔女どれみ」を観ておかねばなるまい。
「どれみ、嵐の新学期!」の巻。
あらすじ。魔女界の女王を中心とする元老院が、どれみたちの処遇を審議していた。ハナを育ててみせたどれみたちに魔女の資格を与えようという女王の提案はなかなか受け入れられない。先々代の女王の心を動かしたであろうことを主張し、また、魔女見習いからやり直し、また試験を受けるという条件で、提案は受け入れられた。
魔法が使えないどれみたちはいまもMAHO堂で働いている。ある日女王から呼び出され、魔女見習いの資格の回復と、試験について知らされる。試験の内容は、菓子を作るというものだった。元老院を動かすような菓子を作らねばならない。そこへもう一人、菓子を作ることのできる魔女見習いが加わる。飛鳥ももこである。
感想。まあ、なんという情報量。「第1話」は説明的で面白くないことが多いけれど、これもそうだった。先行きに不安なものを覚える。ぽっぷの小学校入学もあるのだけど、この程度の扱いでいいのか。重要な見どころは、ももこがマジョリカを最初に見たときにマジョモンローという人と見間違えたところ。そういえば、人間の魔女見習いの影には魔女ガエルがいるのだ。
やっと今日の放送分まで追いついた。これで、ぷにケット参加者として恥ずかしくない。
「ももこが泣いた!? ピアスの秘密」の巻。
あらすじ。5年生になったどれみ達は別々の学級になった。4人組の中ではどれみだけが1組に、3人は2組になった。どれみのいる1組の担任は去年度と同じく関だった。そこへ転校生が加わる。飛鳥ももこだ。自己紹介で困った顔をすると思ったら、ももこは日本語が話せないという。
自分より目立つものが気に入らない玉木麗香は、ももこの左耳のピアスを担任に告げ口をする。関はそれを外させようとするが応じない。なおも外させようとすると、ももこは泣き出してしまった。
感想。う、うわー。英語だ英語だ英語しゃべってるよー。ももちゃんの声の宮原さんって日本語よりも英語の方が達者なのでは。デジモン02の映画を観たときもそう思った。それはいいのだけど、矢田くんとどうすみ分けるのだろう。どきどき。
前回の、ももちゃんがマジョリカに抱きつく場面がここで生きる。ももちゃんの師匠のマジョモンローは、やっぱり魔女ガエルになっていたのだ。そしてその師がもう亡くなっていたとは。魔女も、寿命がくると死ぬのだな。かくも、ぽっくりと。その手に握られたピアスを取りあげようといったらそりゃあ怒る。でも、その大事なことを説明できなかったら。どうしよう。
6時起床。前日は3時まで起きていたのに、ひとりでに6時に目が覚めるとは不思議。前回のように、書類ケースを持っていこうかと思っていたのだけど、今回は欲張ってたくさん買っても大丈夫なように、いつもの段ボール箱にした。これをかついで飛行機に乗ってしまおう。6時40分出発。8時15分空港着。こんどは、おねいさまといっしょに運動会をせずにすんだ。
羽田空港から浜松町までは東京モノレールで移動する。大阪モノレールと違ってとても速い、ような気がする。ずうっと海の上を走るのだけど、がったんごっとん揺れるので恐い。カーブにはバンクがついており、速度を落とすことなく、右に左に揺れながら走る。
浜松町の駅で「北口」を探すのに時間がかかる。あっちへ行ったりこっちへ行ったりしながらも、なんとか北口までたどりつくことに成功した。そこから後はもう迷うことはない。北口まで来てしまえば、東京都の貿易と産業を振興してそうな建物まで、わずか5分。
11時。東京都の貿易と産業を振興してそうな建物まで来てみるとびっくりである。なんと行列ができている。行列がふんがふんが続いていて、人がわんさと2次元に配置されている。よくよく観察すると、わんさと並ぶ人たちは、手になにかを持っている。わたしの目指すぷにケットのカタログとは違う、なにか別のカタログらしかった。なもんで、その行列の横を通り抜けてぷにケットに向かう。
わたしの目指す4階は大にぎわい。前回よりも人口密度が高い。机もずいぶん増えて狭苦しくなった。しかし、3階と5階はこんなもんではない混雑だったらしい。
まず全体を観察。それから、ナニな方面を後回しにして目についたのから買っていく。会場をぐるんぐるん周りながら、優先順位の高そうなものから拾っていく。12時ごろ背後にViewさん登場。
あたくし、今日も失敗をやらかしてしまい、携帯電話を充電してくるのを忘れた。まったく使い物にならず、連絡を入れられなかった。その代わりにピンクの帽子をかぶってきて正解だった。ぷにケットには用はないようなので、4時にまたここで集まることにしてまた別れる。比較的人口密度の低い4階は、集合場所にはいいらしい。
その後、一介のキサキチさんが正面から登場。だべりもそこそこに、わたしは一人、連絡船に乗る。じゃなかった、げげぼドリンク探索の旅に出る。午後1時30分。あと、キサキチさんに課題図書を渡される。
浜松町から西日暮里へは結構遠い。しかし、いままで集めた「冷やしとうもろこし」情報の中で、もっとも詳細な情報が得られたのは西日暮里の自販機についてである。駅のホームにあるというのだから探索は楽である。西日暮里駅の、東京から離れていく方向のホームに、Nestleの自販機はあった。
出ました。「冷やしとうもろこし」です。紙コップの自動販売機で、全品110円もする。「冷やしとうもろこし」も110円する。こんなに高いとは。なかなか初心者泣かせである。
お金を入れて、恐怖のボタンを押す。紙コップの中に、まず熱い液体がそそがれるのが分かった。その刹那、ざばざばと音がする。せっかくの熱いスープに氷を入れるのである。ああ、なんてこと。その砕氷の降る勢いたるや、弾けて飛んだ氷が透明な扉のわずかなすき間をぬって、自動販売機の外まで飛び出してくるほどである。
製作完了。なんとも中途半端な温度の紙コップを手に取る。「ぬるい」と「冷たい」の中間の温度である。匂いは、まさにハウス食品の「とんがりコーン」のそれである。おそるおそる一口、口に入れてみる。思いのほか冷たい。氷は「冷やしとうもろこし」よりも軽いらしく、氷が液面近くに浮いている。だから液面近くはよく冷えている。
これは、予想を裏切らないまずさである。匂いは「とんがりコーン」で、味もスナック菓子かなにかの味がする。あるいは、即席の塩ラーメンのスープに近いかもしれない。ただ単に「とんがりコーン」の匂いがする食塩水かもしれない。思い切って、二口三口と流し込むと、下層のぬるい部分に行きあたる。これが、案外悪くない。ただし、うまいという意味ではない。もともとは熱いスープで、きっとおいしかったのだろうという予感をさせてくれる、という点で悪くない。全く、氷さえ入っていなければ。
飲みながら気分が悪くなってきた。全部飲んではみたが、帰りの電車の中で頭が痛くなってきた。3杯立て続けに飲むのは無理だと思った。東京駅前の郵便局に寄る。「月刊どれみFINAL」をぽんさんに送る。時間があれば、ちゃんと吟味してもっとたくさん送りつけたかったのだけど。無念。また浜松町に戻る。
午後3時ごろ、ぷにケット会場に戻る。また、へろへろと歩いては本を買っていく。なんだか行列ができていたので思わず入ってしまう。午後3時半、本を買って離脱。
わたし、キサキチさん、Viewさん、then-dさんが集合。4時ごろから大抽選会が始まる。わたしの予想が甘く、思っていたよりも始まるのが遅かったためViewさんとthen-dさんにはこの間待っていただく。今回は色紙がもらえた。さくらさんの。みなかみ麗さん作。うわー、きれいー。でっかい看板とかが当たらなくてよかった。ほんっとうによかった。
キサキチさんも色紙を当てていた。おなかいっぱいになったので、会場を出る。このあとにじゃんけん大会が続いたはずだけれども、色紙がもらえたので、もういい。
5時ぐらいまでお茶。then-dさん離脱後、駅の地下で食事。またステーキを食べちまった。鉄板の上でじゅわわわーっ。しやわせー。東京まで来て神戸牛とはこれいかに。6時にモノレールに乗って去る。なんともあわただしい。
午後10時半に帰宅。途中、パトカーに呼び止められる。スピード違反。19km/h超過。反則金7,000円。パトカーの中に薄くて高い本を落っことしていないかが心配だ。
昨日は、キサキチさんがわざわざ自分用とは別に「布教用」に買ったのを渡された。ありす幼稚園ANTHOLOGY。200ページ以上ある。持って歩くと重いこと。夜中に本を開いてみたが、題名に違わず果てしない幼稚園っぷり。そして、どこもかしこもナニなのでちょっアレだ。これを机の上に置きっぱなしにしたままにすると、一人暮らしならぬわたしの身はなにかとまずい。ぱらぱらと飛ばし読みして、どこから手をつけたものか考え中に力尽きる。
力尽きたので、どれみさんの本を数冊読む。いまでもなお、はじめて本を買う作家さんがいるってのがまたなんとも。これからもどれみさんの本がわんさか出そうな予感だけれども、今年はなんとか100冊までに抑えたい。どれみさんの薄くて高い本だけで、すでに本棚を500mmも占めている。瀬×春のナニな本で力尽きる。午前2時に寝る。
今日になって両腕が痛い。昨日の荷物はたいした量ではないはずだったのだけど。抽選会でなにかもらえるということを忘れていた。とくに、色紙がB5サイズの段ボール箱には入らないということを忘れていた。キサキチさんがちょうどいい大きさの、道端で配られていたらしい手提げ袋をわたしにくれたので持ちやすくはなった。しかし荷物で両手がふさがるというのは、なんとも腕にとって負担なんである。
出社前に郵便局に寄り道。7,000円を納入。国庫に入っても、達者でな。
さすがに中身が中身なので、感想文の書きやすいところから載せていくことにする。
小説「ほのか奮戦記」雨野村雲。80枚ぐらいある。なぜか忍者のほのかが幼稚園の秘密を探りに入るという話。ちょっとした役でいろんな人物が登場するのだけど、元ネタを知らないので困ってしまう。しかしレベル高っ。斬り合いあり。巨大ハンマーを跳躍でかわすところで、あたしゃ大喜び。
小説「お泊り会にて」桜井千歳。幼稚園のお泊り会で下着がなくなる事件が起こる。クラスの子供たちは犯人を捕まえようとして以下略。か、書けぬっ。わしには書けぬっ。以下略っ。ひらがな多し。
小説「このみちゃんと僕」BLADE伍百。姪のこのみの父が出張で帰ってこないので、主人公の家に泊まりにくる。このみはかたくなに昼寝や飲み物を拒む。おねしょが恐いからだ。その夜、主人公は……だあああっ。以下略っ。
腕はまだ痛む。
買ったのは20冊強で、ほとんどがどれみ本。読んでも読んでもネタの宝庫。しやわせー。
昨日のぽてころさんの「Doremilk」という瀬×春(専門用語)な本のおんぷっちが、やたらと悪人なのがいい。台詞の一つ一つがこれでもかと自己中心的で、おんぷっちの初期に見られたような黒さがかわいくてたまらん。本人に悪気のない黒さってのは、ナニな話に持ってきたときに都合がいい。
小野寺さんの「こどもはみがきバナナ味」をへろへろと眺める。これを見ると、わたしの最近のどれみさんの感想文は情熱がなく穴だらけだ。「もーっと!」第1回の見どころは、ぽっぷの入学式の日の晩ご飯がステーキだったのにもかかわらず、軽く扱われていることだった。大事なことを忘れていた。どれみさんもオトナになってしまったか。ああ、そういや、ぱのらま館の机に、謎の物体が置いてあった。ふんがふんがと小さな皿がベルトコンベアの上を回っている。名付けて回転どれみ寿司。好きなのを一つ取ると「おっ。どれみですかー」と言われる。「どれみ『さん』ですっ」と答えておく。どれみさんの絵の付いた袋にいちごミルクの飴玉が入っていた。
くれじじさんの「おジャ魔ジョジョれみ」のオフセット印刷版が冬まんが大会では完売して買えなかったのだけど、ぷにケットで再販されていた。なぜかどれみキャラが「ジョジョの奇妙な冒険」の話に納まってしまう。ずいぶん前にどれみさんと「ジョジョ」の共通点が見えてしまったらしく、いま「週間少年ジャンプ」に載っている「ストーンオーシャン」の空條徐倫を見て、思いつきは確固たるものに変わったと書いてある。どこをどうやったらそんなモンが見えるのか。
最近おんぷっちのフルートのBGMが頭から離れない。あと、ピンクレディの「UFO」と。
先週は「探偵ナイトスクープ」を久しぶりに見た。世代ごとに、強烈に刷り込まれた流行というものがあって、30代前半の女性は必ずピンクレディの曲に合わせて踊れるのだという。道行くお嬢さんにマイクを持たせて「UFO」の冒頭部分を聴かせると、確かに踊り始めるんである。まず、マイクを頭上に掲げて左右に振る。ほえーほえー。ほえーほえー。ほえほえほえほえほえ、ゆーふぉっ。片手を後頭部にやって、ゆーふぉっのところで上げる。じゃかじゃじゃんじゃんじゃん、で腕を組むようにしてシーソーのように交互に動かす。
……みたいなことを、道行くお嬢さんは曲が終わるまでやってくれる。こんなん覚えてないわ、できませんよう、と言っていたのに曲が始まると身体が勝手に動いてしまう。恥ずかしながらも、生涯に何百回何千回と踊ったものを途中で止めることはできない。駅前で、商店街で、オフィス街で。大量の「UFO」を見て笑い疲れた。
ネタはもう一つあって、40歳ぐらいの男性はヌンチャクが扱えるそうである。確かに、道行くおじさんたちにヌンチャクを持たせると、自然に振りまわしはじめる。大立ち回りを演じる人もいる。声も、動きも、顔までも、ブルース・リーのそれになる。
で、ピンクレディもブルース・リーも、20年経ってもたいていの人が覚えているという事実を確認する作業が面白い。それだけでなく、身体を動かすということ自体も面白い。しかし、2020年ごろにわたしが腕を動かしながら「月に代わって、おしおきよ」などと叫んでみてもたぶん、面白くない。新しくなるほど印象は弱くなっていく。「内蔵電源に切り替えます」だとか「雪が降っていた」だとか言ってみても、どうも内向的だ。
ぷにケット3で購入した書籍は以下のように分類される。主成分は「おジャ魔女どれみ」に関する書籍であり、冊数ベースでのどれみ率は92%となっている。本の分類に関しては特に疑義はなかった。一方、購入に要した金額は推定10,000円弱であった。特記事項として、交通費に30,000円、移動中の速度超過の反則金に7,000円をそれぞれ支払っていることを付す。
ジャンル | 冊数(全数との比) | アレな内数(ジャンル内での比率) |
どれみさん | 23(92%) | 3(13%) |
ファンファンファーマシィー | 1(4%) | 1(100%) |
よろず | 1(4%) | 0(0%) |
合計 | 25(100%) | 4(16%) |
昨日よりもいくぶん治まったが、まだ腕が痛い。
ついに来た。我が家にアイ・ティーがやってくる。
いま住んでいる市で、計算機の使い方の講習会が行われる。それに母上が参加するという。以前にどこかの省庁のえらい人が、もう国の予算が余って余って飲み食いや競走馬の購入ぐらいでは追いつかないからアイ・ティー講習券をばらまこうと決めた、アレである。他人事だと思っていたら、なんとも身近なところで実現してしまった。危険で使いにくいワープロやメーラの使い方を覚えて帰ってくるのだろう。ああそうだ。アイ・ティーとは情報技術の略らしい。書いておかないと忘れる。
電車の中の佐藤製薬の広告が前から気になっている。広告じたいはどうでもよくて、佐藤製薬のある製品が気になってしょうがない。風邪薬の「ストナリニ」という製品である。ああ。書くだけでいらいらしてくる。わたしが気になるのはこの「ストナリニ」という片仮名五文字がものすごく発音しにくいことだ。目で字面を追っているだけでも「リ」のあたりで息苦しくなる。
わたしは、急ぐとき以外は、目から入ってくる文字情報をただ読むことができない。どうも表現しがたいのだけど、脳の中の語り部さんが原稿を読み上げている。わたしの口から声は出ていないけれども、確かに脳の中では無意識的に声を出して読んでいる。わたしの口でちゃんと発音できるかどうか調べているのだと思う。これを書いているいまでも、音読しているところを想像した場合に息苦しくならないようにと、句読点の位置を決めている。
発音しにくいといっても、突然電車の中で「ストナリニっ」と叫び出すことはない。だけれどもわたしは、この製品名が発音しにくいがためにTVの広告の撮影を何度もやりなおす羽目になったり、薬局で薬を買おうという客がこの商品名をすらすら言えなかったり、そんな人の気分になったりする。
権威主義者。または「一族」には頭が上がらない人。ボスは新しい社長のことが嫌いだ。ボスと似たようなことを言う人はたくさんいる。新しい社長がその昔、研究開発部門の本部長をやっていたときにはよほど嫌われたらしく、いまも憎悪が残っている。前の社長と、いまの研究開発部門の本部長を見て、あたしゃこの会社に入って正解だったと思ったものだ。……だがしかし、社長はもう代わってしまったし、わたしは4月になれば研究所からさようならだ。
部長は体調が悪く休みらしい。いま、部長のかわりにそばの席の人が電話を取った。何某さんは腰痛で休みなんですよ、と聞こえた。腰痛。50歳を越えるとさすがに腰痛は深刻らしい。もう3日目だ。大丈夫か、わたしは。
昨日。帰宅すると、母上が居間の計算機を触っている。なんと、ゲームに興じていた。魚を釣って遊んでいる。計算機を買ったときに最初からワープロだのゲームだのあれこれ入っているせいで操作を分かりにくくしているのだけど、自分でゲームを見つけたのならたいしたもんである。マウスの使い方にも慣れてきた。
あれこれの機能を含んでいるらしいけどよく分からないPC用128MHzマイクロプロセサ。128MHz動作。消費電力1W。これぐらい思いきったものがあるとすごく惹かれる。もっと小さくて静かなPCが欲しかった。「パソコン」がここまで巨大化していなければ、いまごろ魅力的な商品になっていたのに。
職場へ向かう途中、珍しく電車の中で本を読んでみた。英単語の本を読んでみた。10年ほど出遅れたけれど。
TOEICという英語の試験があって、2年前に受けたときの成績があまりにもアレなのが問題だ。1年ほど前にも会社で受けることになっていたのだけど、わたしの人格が壊れたら大変なので受けなかった。ずいぶん時が経ってわたしも丸くなってきたので、今度は試験を受けようと思う。
そこで勉強の手始めに本を買った。TOEICで何点を取るための本、みたいな本はどうせ英語の読み書きができる人のための本だろうから、わたしには歯が立たない。高校生ぐらいの気分に立ち返って英単語の本を買ってみた。買ったのが2週間ぐらい前。買った日の帰りに電車の中で開いたっきり、そのままになっていた。なんせ勉強らしい勉強なんかしたことがないので、勉強の仕方がわからない。やる気もないときたもんだ。
今日は、試験の前の焼け石に水をかけるべく、本を開く。しかし15分ではまったく進まない。天井からぶらさがる、雑誌の広告が気になってしょうがない。あと3週間で試験だというのに。
長い長い課題図書。漫画はあまりにもまずいので省略。
小説「ごっこ・接触編」True。主人公の「おねえちゃん」が、いつきというおんなの子とねんごろになる話。いっちゃんは鈴音ちゃんのことが好きなのだけど、いつの間にかお姉さんの魅力でいっちゃんをわが物にしてしまう。むむむう。果てしなく同性愛。主人公もいっちゃんも南部の大阪弁なのだけど、大阪弁を濃く出そうとするあまり二人の書き分けができなくなっている。まあ、いっちゃんのおとこの子っぽい性格が見どころであろう。
小説「あめ、ときどき仲直り」toy-op。主人公は浩美といういかにもな眼鏡っ子。シャオシーというわりと乱暴な子と喧嘩をしてしまう。浩美はマリーにあれこれ話してやっと許す気になる。シャオシーは浩美の前では素直になれない。樹(いつき)に背中を押されやっと謝る気になる、という話。くはー。恥ずかしー。これがすべて。それにしても「ありす幼稚園」ってこれだけ登場人物がいるのに、人間関係がちゃんと決まってるのか。
戯曲(?)「ありす幼稚園劇場2〜カバンの中〜」劇団「妄想実験室」 謎の図書室司書が浩美ちゃんをナニするという、ただ危険で、ただ鬼畜な話。最も恐れていたものがここに。これがどういう人のために書かれたのかということは「猫耳猫しっぽ全裸ではらぼてメガネ幼女……」という台詞が全部あらわしている。
ああ。あまりにも危険ですぞう。
昼起床。デジモンを2話観て、また寝る。うさぎしゃんミュージカルのチケットを買いに行かねばならんのだが、起き上がることができない。買い物に出かける気もしない。
アクセスログを整理するsedのスクリプトを書きなおし。しばらくこれを使うことにする。
ここのところ、世界中に出現しているデジモンを、みんなしてとっつかまえに行く話が続いている。地球の危機と見せかけてかなり脱力な話。
第41話「サンゴとベルサイユ大乱戦!」の巻。伊織と丈は真夏のオーストラリアへ、タケルと太一はパリへ向かう。パリの話がもうアナタ。タケルの祖父がなぜか大活躍なのだけど、血は争えぬというか。現地のデジモン使いカトリーヌ嬢が、これでもかというぐらいにお人形さんみたいなふりひら少女なもんで、まあ大変なんである。鼻の下が。
第42話「恋とボルシチ大激戦!」では、賢ちゃんとヤマトの2人はマヤ遺跡へ、京と空はモスクワへ。後者はほのぼのとした話で、ここはさておき前者ですよ前者。賢ちゃんですよ賢ちゃん。けぇんちゃああああん(ワームモンの声で)。
マヤ遺跡ではまたまた一人のおんなの子が手伝ってくれるのだけど、この子が賢ちゃんにお熱になってしまう。ワームモンが賢ちゃんから離れないもんで、この子はワームモンに嫉妬してくれちゃったりしやがるんである。ここまではっきり書かれると恥ずかしくなってしまう。ワームモンに「この虫っ」なんて言ってのける。スペイン語で。洞窟でデジモンに追われて走っているときに、この子がつまずいてしまう。賢ちゃんにおぶってもらうのを見て、ワームモンもわざとこけて見せたりする。ここまでやられると、薄くて高い本の入っていく余地がない。
「笑わないエリカ」が一向に出てこない。なんとなくバカゲーが欲しくなりペンギンワークスの通販で「Rumble-バンカラ夜叉姫」を買おうとすると、これがまたエラい試練である。3本詰め合わせで大特価3,980円だった。1本の値段にしても安いのだが、残り2本はいらないから買えない。
昨晩は、またおジャ魔女のDVD鑑賞大会をおっ始めてしまい、寝たのが午前4時だった。ああ、そうだ。初代「おジャ魔女どれみ」のことは、先人を見習って今後は「無印」と書くことにしよう。で、無印のDVDの1巻ってば、観ていてとても楽しいので困る。
第6話「ウソつきは友情の始まり」の、のぶちゃんのほらふき生活を見るに、わりと身につまされる。その瞬間の会話をつなぐためになにか冗談の一つも言うことってあるわな。ネタの引き出しから出てくる言葉は、嘘かもしれないし、本当かもしれない。あいちゃんの親の片方がいないということをのぶちゃんが知って、自分も同じ境遇だと嘘をついてしまった。これであいちゃんを怒らせた。でも、ほらふきが嘘つきになる分岐点は、嘘の内容ではなくて、嘘と分かってもらえるか、分かってもらえないか、それだけだ。のぶちゃんの例は極端だけれども、嘘をついて後悔することって、ある。
日本橋へ。ディスクピアでうさぎしゃんのCDを少々回収。まだ、全部揃わない。この店には6枚組の全集がまだあった。結局買わなかったのだけど、店にあるうちに買わねばならぬということは分かっている。この全集を買えば、以前に買い逃した、キャラクターごとに作られたシングルCDの中身が揃うのだ。全集は6枚組で12,000円。学生の頃には買えなかった。いまでも買うのをためらう。安いけど高い。しかしまあ、部屋に40枚ぐらいCDがあるのにまだ揃わぬとは。
で、ゲームを物色。店を渡り歩くこと5軒ほど。買ってはならぬと昨日のあずまさんは言う。いんや買えと今日のあずまさんは言う。今後のぴんくの需給見通しを勘案するにいま補給せねばなりませぬと明日のあずまさんは言う。しかし「眠れる森のお姫さま」を5,000円で売っている店を見つけるところで会議は終わる。ちなみに「Runble-バンカラ夜叉姫」は別の店で5,380円だった。結局ぴんくの補給のために前者を買ってしまった。ああ。分かっている。分かっていますとも元老院の皆さん。最も駄目な買い物だということはようく分かっていますとも。ピンクの髪の魔法使いだけのために買いました。ああ、買いましたともさ。
「眠れる森のお姫さま」で遊んでみる。
森の中に魔女の国がある。魔女の女王に、われらが国の王女さまがとらわれてしまった。王女さまを救出する過程で、魔女の女王とわれらの戴く国王の間の確執が明らかになる、という話。
うひー。話が。ああ話が。緩急がなさすぎる。近衛隊長のイリーナさんと魔法使いのメリアンのどたばたで長らく引っ張りすぎ。これでメリアンがピンク髪でなければどうなっていたことかー。まさしくキャラにのめり込んでしまう人のためのゲーム。「萌えゲー」と人の言う。横道にそれていないで、魔女の国との確執という本来の話にもう一つひねりが入れられたら。
とりあえずメリアンの筋で終わらせる。めりあああんっ。メリアンはわしのもんー。という気分にはなる。メリアンを連れて城から逃げだして夢の世界へ旅立つなんざ、ナボコフの「ロリータ」を思い出したりなんかして。
で、女王さまと、その手下の魔物使いのおねいさまが、あっさり殺されてしまうのが惜しい。実にもったいない。とくに魔物使いのおねいさまが。だってボンテージにムチですよ。
気がつけば休みは延長戦に突入し、3日目。昼に起きて、どれみさんとデジモンを観る。しわよせー。
「大キライ! でも友だちになりたい!」の巻。
あらすじ。どれみはももこのピアスのいきさつを説明する。それでも玉木麗香はまだももこを許すことができない。さらに授業がももこに合わせてあるのも気に入らない。ももこは玉木に、転向前にいた嫌な子を思い出す。
その後、MAHO堂では菓子作りが始まる。ももこの指導があんまり厳しいので、はづきとおんぷは逃げ出してしまった。どれみははづきを追っていく。あいこはももこのことが少しだけ分かる。あいこも、転校してきた日にはづきを泣かせてしまったことがあるのだ。逃げ出した二人は家でたまごを割ったり包丁を使ったり練習している。あいことももこは、その姿をこっそり見ている。翌日ももこははづきとおんぷと仲直りする。一方で、ももこはなにかと突っかかってくる玉木に、寂しい自分の姿を見る。
感想。れーいーかあああっ。新シリーズになってから黒い麗香さまが大活躍でお父さんはうれしい。最後の、麗香さんがももこと握手しようとするところが、素直じゃなくてかーわいいぃぃっ。来週からはまたブラック麗香さまに戻るような気がしてならないけれども。
あいちゃんがはづきさんを泣かした例として、無印第3話の「転校生はナニワっこ! あいこ登場」の冒頭のシーンが挙げられる。で、影が薄いといわれてはづきさんの目からだばだば涙が出てくるのだけど、あれは泣きだったのか。軽く描いてしまったことが、ここで落とし穴になった。
第44話「暗黒デジモンとの死闘」の巻。
今度の敵はアルケニモンやマミーモンのときとは違う。ダークタワーから合成されたものではなく、生身のデジモンを相手にしなければならない。手加減をしていると東京が破壊されてしまう。いままでこれだけは避けてきたけれど、敵は殺すしかない。という緊張感ある話。
で、それとはまた別に、賢ちゃんがさらわれたり縛られたりもう大変な話。いま東京では子供の行方不明事件が多発している。賢ちゃんの首筋には暗黒の種が埋めこまれており、これを取り出して、誘拐した子供たちに移植しようとしている。で、謎なおっさんが賢ちゃんの暗黒の種を取り出すところが、もお大変。わたしが。ぐはー。こんな感じ(12KB)で。あああ。かわいく描けないけども。
赤外線でバーコードを読み取る、よく店にあるアレみたいなのを片手に「デジタルデータだから痛くない」だとかなんとか言いながらおっさんが賢ちゃんの背後から、こう、ぐいっと。賢ちゃんはなぜか苦痛に顔をゆがめて「……本宮……ワームモン……」とつぶやいて、かっくんとうなだれる。かっくん。くはー。なんて危険なツボをついてきますか。なんてやられっぷり。
で、本当の見どころは、京が後先考えずに堕天使型デジモンにつっかかっていくところ。棒きれ一つで人質を助け出して、その直後に京に刃が及ぶ。爪が京を引き裂く前に、シルフィーモンが堕天使を殺すところだろう。これ一つで、今日のテーマを全部描いてしまった。
昨日発掘してきたうさぎしゃんCDの中に、大昔にアニメイトが出していた「アニメイト・カセット・コレクション」の復刻版があった。当時買えなかったものがいまここに。
うくくく。くくく。あー。アホだなあ。こんなにおもろいものをいままで聴けなかったとは。まだ2枚しか手に入っていないのだけど、全部揃う日は来るのだろうか。
7:10ごろ自転車置き場着。予約券はまだ余裕があった。あと30分ぐらい遅くても大丈夫かも。30分後に行ったところで、会社にどえらく早く着くことには変わりないのだけど。
デジモンの映画がもうすぐ始まるじゃないかあ。あの敵はまだ生きていた、みたいなことを宣伝で言っていることからして、前に演った映画の続きなのだろう。前作のチョコモンの話なら観たけれど、あれは続きが作りにくそうだ。なれば、前々作の「ぼくらのウォーゲーム」の続きかー。戦いが中心っぽいしなあ。どないしよ。
「できるかな」を読んでいたら、自分の文章も分析してみたくなった。そこで形態素解析システム「茶筌」が登場する。
例文。「子供だなんて思ったら大間違いよ、おんなの子。二つの胸の膨らみは、何でも分かる証拠なの。」を茶筌(chasen Ver. 2.1)に通してみる。
子供 名詞-一般 だ 助動詞 なんて 助詞-副助詞 思っ 動詞-自立 たら 助動詞 大 接頭詞-名詞接続 間違い 名詞-ナイ形容詞語幹 よ 助詞-終助詞 、 記号-読点 おんなの子 名詞-一般 。 記号-句点 二つ 名詞-一般 の 助詞-連体化 胸 名詞-一般 の 助詞-格助詞-一般 膨らみ 動詞-自立 は 助詞-係助詞 、 記号-読点 何 名詞-代名詞-一般 でも 助詞-副助詞 分かる 動詞-自立 証拠 名詞-一般 な 助動詞 の 名詞-非自立-一般 。 記号-句点
おー。「女の子」を「おんなの子」と書いたのだけど、ちゃんと辞書に持っているのか。で、こんな感じで自分の日記を通してみる。
自分の日記でどんな単語が使われているかを調べようというもくろみ。2000年9月の日記のファイルからHTMLのタグを削除して文字コードをShift-JISに直したものを用意する。で、chasenを通して、活用のある語に関しては原型に直す。あと、文字列としては同じ単語に見えても意味の異なる別の単語が混じる可能性があるので、品詞の種類も出力する。で、3万文字もある文章に対する出力が、上の例と同じ調子でだばだば出てくる。このままではわけが分からなくなるので、統計的に見なければならない。出力結果をsortしてuniqして、またsortして。
802 。 記号-句点 586 503 の 助詞-連体化 459 、 記号-読点 458 だ 助動詞 448 て 助詞-接続助詞 405 に 助詞-格助詞-一般
そうかそうか。わたしの日記には「の」と「だ」が多いのか。……つ、つまらんっ。わたしの欲しいのはこんなんじゃない。分類が細かすぎるのが問題である。ちなみに、2番目の空白は、元の文章に入っていた空行である。もうちょっと大雑把な成分分析をして、名詞何パーセント、形容詞何パーセントってな情報が欲しい。で、品詞だけで数を数えてみる。全文の単語数はおよそ12,000であった。
1535 12.8% 名詞-一般 1486 12.4% 動詞-自立 1372 11.4% 助詞-格助詞-一般 1231 10.3% 助動詞 802 6.7% 記号-句点 659 5.5% 助詞-接続助詞
多いのか少ないのかさっぱり分からないけれど、文章の1/8が一般名詞らしい。で、その次が自立動詞。「自立動詞」ってのは自動詞のことなんだろうか。で、しばらく離れたところに形容詞がある。
285 2.4% 形容詞-自立 12 0.1% 形容詞-接尾 10 0.08% 形容詞-非自立
他に「できるかな」の分析で挙げられているものでは、
58 0.5% 感動詞 8 0.07% フィラー
などがある。「フィラー」はfillerというぐらいなので埋めるものなのだろう。話し言葉でちょっとした間を埋めるための「あー」とか「えー」だとかの音らしい。書き言葉では本来無用のはずだ。
で、これを「できるかな」の図にあてはめてみる。形容詞は3つを合計して307個で2.6%。フィラーが0.07%である。「フィラーの頻度」を見てみると、ななゑ「ちゃろん日記」と、寺田寅彦「科学について」「自然と生物」に近い。「形容詞の頻度」では、hirabayashi「『雪だるま』がいる景色」と同じぐらいらしい。
で。調べてみたはいいけれど、自分や他人の文章の傾向を調べるために、他にも山ほどサンプルが欲しいのが人情である。この日記だけでなく、他の人の日記だとか新聞記事だとか落語だとか公文書だとか。なのだけど、今日は実験の環境を作ることができたのでここまでにする。
ちなみに、日記の形態素解析の結果の中にこんなのがあった。
1 ナウい 形容詞-自立
「ナウい」が辞書に入っていたのか……。
会社の計算機でMP3エンコードの処理をしてみる。HDD上の非圧縮のwavファイルを「午後のこ〜だ ver. 2.35」でMP3ファイルにすると、実時間の17倍速ぐらいでできた。「午後のこ〜だ」はものすごく最適化されているので、Pentium 3/500MHzでこれだけ速い。で、ウチの林檎さんはというと、PowerPC G3/350MHzで3倍速程度。やはしiTunesが遅いんだろうなあ。すごくいいソフトだとは思うのだけど、iTunesは遅いのだろう。
で、試しにiTunesで、CDの信号から圧縮せずにaiffファイルを作ると、6倍速ぐらいでできた。これで、CDとCPUとでは、CPUが速度の足を引っ張っているということが分かった。ってことは、いまのCPUとiTunesで処理している限りは、いくら入力の速度を高めたところで3倍速以上になることはないということになる。なれば、さっきの会社の計算機で試したように、HDDに置いた非圧縮ファイルから林檎さんのiTunesのエンコーダで圧縮しても3倍速を越えられないことになる。iTunesでCD以外のソースからMP3ファイルが作れるのかどうかは知らないのだけれど。
勝手に身近な数人の方の日記に実験台になっていただいた。大雑把な傾向が見えるかどうかを調べたい。
まず、どどさんのとこから。2つのファイルについて、よく使われる単語と、よく使われる品詞を抽出して比較している。
頻度の高い単語 | |
2000/01 | 2001/01 |
1085 (空行) 167 だ 助動詞 147 て 助詞-接続助詞 129 た 助 125 か 助詞-副助詞/並立助詞/終助詞 119 、 記号-読点 118 の 助詞-連体化 116 に 助詞-格助詞-一般 114 する 動詞-自立 103 が 助詞-格助詞-一般 |
983 (空行) 154 て 助詞-接続助詞 148 、 記号-読点 133 だ 助動詞 128 〜 記号-一般 124 に 助詞-格助詞-一般 123 た 助動詞 111 する 動詞-自立 109 の 助詞-連体化 104 が 助詞-格助詞-一般 |
頻度の高い品詞 | |
2000/01 | 2001/01 |
1085 (空行) 896 未知語 746 動詞-自立 503 助動詞 484 名詞-一般 425 助詞-格助詞-一般 273 助詞-接続助詞 209 名詞-非自立-一般 182 動詞-非自立 149 助詞-終助詞 |
983 (空行) 700 未知語 693 動詞-自立 498 名詞-一般 452 助動詞 450 助詞-格助詞-一般 254 助詞-接続助詞 200 動詞-非自立 170 名詞-非自立-一般 150 記号-一般 |
2つのファイルの間で品詞はわりと一致するのだが、単語はあまり一致しない。また1位から10位までの差があまりなく、大ざっぱにみて分散が高そうだ。「だ」「て」「た」を多く含んでおり、「だ」と「た」については「〜した」「〜だ」という語尾の特徴が出ているのだろう。
もし、単語の一致が確認できれば「ある文体を印象付けるのは、文章の内容に関係なく、ただ単語の使い方そのものなのである」という乱暴なことが言えないかと思ったのだけど。
未知語がやたらと多いのは、文章中に固有名詞が多いためと、著者が平仮名表記を好むためである。茶筌の辞書には「めいどさん」はないのだろう。
次に碧さんのとこ。
頻度の高い単語 | |
2000/01 | 2001/01 |
321 (空行) 197 。 記号-句点 133 です 助動詞 123 が 助詞-格助詞-一般 114 ) 記号-括弧閉 114 ( 記号-括弧開 113 の 助詞-連体化 112 は 助詞-係助詞 112 、 記号-読点 107 だ 助動詞 |
378 。 記号-句点 277 (空行) 216 の 助詞-連体化 185 です 助動詞 181 は 助詞-係助詞 177 だ 助動詞 162 て 助詞-接続助詞 162 が 助詞-格助詞-一般 137 か 助詞-副助詞/並立助詞/終助詞 128 に 助詞-格助詞-一般 |
頻度の高い品詞 | |
2000/01 | 2001/01 |
512 助動詞 505 動詞-自立 495 名詞-一般 375 助詞-格助詞-一般 321 (空行) 289 未知語 258 助詞-接続助詞 197 記号-句点 194 名詞-非自立-一般 182 助詞-係助詞 |
745 名詞-一般 744 助動詞 682 動詞-自立 578 助詞-格助詞-一般 441 未知語 389 助詞-接続助詞 378 記号-句点 277 (空行) 276 助詞-係助詞 275 名詞-非自立-一般 |
「です」と「が」は著者がよく使いそうな語尾。単語も品詞もこの1年間でそこそこ変化している。分散はさほど高くないので、気まぐれで使用する単語が変わるというよりも、文体が変わったと言えそう。……なのか?
次にぽんさんのとこ。
頻度の高い単語 | |
2000/01 | 2001/01 |
831 記号-空白 757 (空行) 528 。 記号-句点 492 の 助詞-連体化 393 、 記号-読点 378 は 助詞-係助詞 353 に 助詞-格助詞-一般 350 だ 助動詞 344 て 助詞-接続助詞 343 た 助動詞 |
927 記号-空白 857 (空行) 589 。 記号-句点 455 、 記号-読点 443 の 助詞-連体化 402 だ 助動詞 376 は 助詞-係助詞 356 に 助詞-格助詞-一般 312 た 助動詞 303 が 助詞-格助詞-一般 |
頻度の高い品詞 | |
2000/01 | 2001/01 |
1790 名詞-一般 1486 動詞-自立 1440 助動詞 1193 助詞-格助詞-一般 941 未知語 831 記号-空白 757 (空行) 670 助詞-接続助詞 591 助詞-係助詞 528 記号-句点 |
1845 名詞-一般 1409 動詞-自立 1175 助動詞 1150 助詞-格助詞-一般 927 記号-空白 857 (空行) 648 未知語 589 記号-句点 516 助詞-係助詞 482 助詞-接続助詞 |
単語の使用頻度においてそこそこ一致を示す、ような気がする。ちいとも統計的に求めたわけではないけれど、そんな気がする。「の」と名詞が多い。……と言われてもよく分からないけれども。
次にここ。
頻度の高い単語 | |
1998/01 | 2000/01 |
224 。 記号-句点 185 (空行) 145 の 助詞-連体化 124 だ 助動詞 94 が 助詞-格助詞-一般 85 て 助詞-接続助詞 83 た 助動詞 78 は 助詞-係助詞 77 に 助詞-格助詞-一般 71 を 助詞-格助詞-一般 |
733 。 記号-句点 553 (空行) 385 の 助詞-連体化 332 だ 助動詞 302 、 記号-読点 300 て 助詞-接続助詞 293 に 助詞-格助詞-一般 264 は 助詞-係助詞 242 を 助詞-格助詞-一般 241 が 助詞-格助詞-一般 |
頻度の高い品詞 | |
1998/01 | 2000/01 |
428 名詞-一般 361 動詞-自立 339 助動詞 306 助詞-格助詞-一般 224 記号-句点 185 (空行) 145 助詞-連体化 142 助詞-接続助詞 124 助詞-係助詞 111 名詞-非自立-一般 |
1326 名詞-一般 1103 動詞-自立 1036 助詞-格助詞-一般 850 助動詞 733 記号-句点 553 (空行) 463 助詞-接続助詞 461 未知語 385 助詞-連体化 370 助詞-係助詞 |
ファイルの長さがぜんぜん違うので、単語の出現個数は1998年ものの方が少ないのだけど、単語でも品詞でも顔ぶれはだいたい一致する。ここでも「の」が多い。あと、語尾の「だ」が目立つ。
で、ざっと見渡してみて、たしかに、同じ人の書いた日記はだいたい同じような品詞の出現頻度を示すことが分かった。ここまでは「できるかな」と同じである。また、単語においても、弱いながらも似た傾向を示す傾向も見えてきた。句読点の打ち方や、どんな助詞を多く使うのかぐらいならば単語の使用頻度の上位10個を見るだけでそこそこ分かる。次は、もうちょっと詳しく単語の分布から書いた人の特徴を調べてみたい。
第百五十一回国会における森内閣総理大臣施政方針演説(参照)
頻度の高い単語 | 頻度の高い品詞 |
563 、 記号-読点 467 の 助詞-連体化 353 を 助詞-格助詞-一般 216 する 動詞-自立 206 に 助詞-格助詞-一般 183 だ 助動詞 163 。 記号-句点 156 て 助詞-接続助詞 153 ます 助動詞 119 は 助詞-係助詞 |
1257 名詞-一般 809 名詞-サ変接続 786 助詞-格助詞-一般 648 動詞-自立 563 記号-読点 550 助動詞 467 助詞-連体化 214 名詞-形容動詞語幹 209 助詞-接続助詞 163 記号-句点 |
名詞と動詞「する」がくっついた、サ変動詞が目立つ。おそらく「改革する」「実行する」みたいな表現がわんさと出てくるのだろう。また、助詞の選び方の分散が低く、だいたいパターンが決まっていることが見てとれる。このあたりは、毎日ちょっとずつ書く日記とは差が出るところだろう。
小説「ゆみ先生の受難」KTヤマザキ。ゆみ先生の一人語り調。ゆみ先生は夫の誘いで銭湯へ向かう。しかしそこに待ち受けていたものは……以下危険なので略。
小説「Risvegliarsi da un Sogno」瑞穂莉茄。100枚ぐらい。主人公である、ありす幼稚園の先生は転職でイタリアへ渡ることになった。幼稚園にいられる最後の日はクリスマス。マリーは最初に出会った樹の下で待っていた、という話。これがふつうならば恥ずかしくて切ない話なのだけども、まあこれがふつうじゃない。マリーが大学卒の幼稚園児で主人公よりもよっぽど大人びているというのがふつうじゃない。素直にこっ恥ずかしがっていてよいものか。
「ありす幼稚園体操」を聴いてしまった。最初、途中までしか聴けなかった。いろんな意味で危険。このアナウンスというか司会というか、説明がかなり危険。曲も微妙に危険。この司会の人はかなり頑張ったなあ。
今日の朝、耳の穴に棒をつっこんで掃除をしていた。普段入りこまない奥の方で大きな鉱脈を掘り当てた。えんやこらと鉱石を採掘する。獲物をかき出していると、急に世界の右半分が静かになった。どうも鉱石が運搬中にトロッコから転げ落ちて道をふさいでいるらしい。
朝からシャワーを浴びていたため、その年代ものの妙な色の鉱石は水を含んでやわらかくなっている。これが粘土のように道をふさいでいる。いま、わたしの世界の右半分だけ静か。駅までバイクで走っていて恐かった。
で、いつものようにずいぶん遅い時間に駅に向かう。駅に向かうと、また雰囲気がおかしい。改札口では駅員さんになにか質問している人がいて、なにかを待っている人がたくさんいて。電車の発車時刻を示す電光掲示板にはただ「調整中」と書いてある。月に1回か2回ぐらいこういうことがある。
どうも、木津の方で濃い霧が出ているらしくて、その区間で徐行しているらしい。それで電車が遅れているのだそうだ。JR片町線は別名学研都市線といい、どのあたりが「学」でどのあたりが「研」で、どのあたりが「都市」なのか見当がつかない田舎電車である。大阪側から出た列車は北東の方向に走り出し、淀川と並行に京都の方へ向かうと見せかけて、途中で大きく蛇行して南東の木津に向かう。蛇行の中心を境に、大阪側と木津側とに分けると、木津側は単線だし列車の本数は少ないし利用者もとても少ない。こんな不便で遅くて高い列車に乗って大阪に向かおうという人はあんまりいない。もともとあまり人が住んでいないし、JRの他にも近鉄線がある。
たぶん、生駒山地を避けて線路を敷いたのだろうけども、なんでまたこんな蛇行をしてまで木津と京橋を結ぼうと思ったのだろう。木津の人は大阪に行くには遠回りで、枚方だとか四條畷だとかに用事がある人ぐらいにしか使い道がない。その昔、蒸気機関車のころに作ったのだろうけども、本当にこんなものを、木津の人は欲しいと望んだのだろうか。
そんなわけで、片町線の歴史をひもとく。うう、すごい。遠大な歴史。こんな蛇行した経路で大阪から名古屋への直通列車を走らせていたとは。どうも、明治時代のころは、線路がつながっていることが重要なのであって、最短距離に近づけようとか速度を確保するために蛇行を減らそうだとかいう発想はなかったのだろう。
15分待った。片町線は列車が遅れることが多い。来た列車はいつもの快速ではなく、各駅停車だった。
調べてみたらば。9/15は「も〜っと! MAHO堂大バザール」の日。10/14は「ぷにケット4」開催予定。8月はまんが大会があるから、今年も夏から秋にかけてまた毎月上京かー。8月、9月、10月。11月がなくて12月。
1999年のぷにケットの1回目に行けなかった反動で、去年からもうばんばん出かけて行っては重たいおみやげを集めている。しかし、そろそろ即売会の参加を減らすことも考えたい。東京の、それも限定された区域にやたらと行き先が偏っている。たまには見知らぬ土地へ出かけていって、迷ったり飢えたり凍えたりしたい気がする。何が問題といったら、薄くて高い本を買うのが楽しすぎるというのが問題で、その楽しさが最適解なのか局所解なのかということが分からないのも問題で。
昨日、偶然NHKの「ためしてガッテン」を目撃した。ケーキの生地を作るときには材料に卵を泡立てるのだけれども、卵は「もったり」するまでかき混ぜないといけないそうである。どの教科書を見ても「もったり」と書いてあるがあいまいな表現である。番組では「もったり」した卵がどのような状態を指すのかについて技術者と料理人の協力を得て、明確に説明していた。
かき混ぜるほどに卵は空気を含んでいく。空気含有率にして75%を「もったり」ラインと呼び、もったりラインに達するまでかき混ぜねばやわらかい生地を焼けないことを示した。30%までは順調に空気含有率は増えていくのだけど、その後がなかなか進まない。そのためにもったりラインに達するまでに作業をやめてしまう人が多く、そのために失敗が多いのだという。
また、空気含有量の測定は一般家庭では困難なので、つまようじを垂直に突きさして倒れず沈みこまずしばらく立っていられる状態を「もったり」した状態と判定する簡易な方法を提案した。また、もったり判定においては、つまようじは下端から1.5cmの深さで卵の液面に差しこんで手を離す、ということを規定している。
他にもいろいろケーキを作るコツを述べていたのだけれど、ケーキのことはわたしにはどうでもよかった。「もったり」があまりにおかしかったので書きとめておく。もったり。
ふむ。PowerPC 604/150MHzを4個も積んだPowerMac 8500と勝負(2/21参照)する日が来ようとは。確かにiTunesでAIFFからMP3への変換もできたので実験。
CD2MP3 2.5x
CD2AIFF 6.0x
AIFF2MP3 2.5x
やはり、HDD上の非圧縮ファイルからiTunesでMP3に圧縮しても、CDから直接圧縮するのと速度は変わらない。ちなみにMP3の同時再生をやめるとMP3への圧縮処理は2割ほど速くなる。しかし、AIFFへの書き出し処理はほとんど変わらない。この系で、MP3への圧縮処理の速度がCPUの能力のみで決まるという証拠である。
追記(2/23)PPC601/150x4はPPC604/200x2の誤り(2/23参照)。失礼しましたー。
iTunes 1.1日本語版が出たので入れ替えてみる。
わたしはちょっと特殊な環境で使っているのだけど、iTunesの外見が微妙に変わった。英語版Mac OS 9でFontPatchin'を使って使うフォントに細工をしてある。日本語アプリケーションでも、表示する文字は1バイトのものに関しては英語版アプリケーション同様Charcoalを使い、2バイトのものに対してはOsakaを使う。
で、iTunes 1.0では、どういうわけか、曲名などの文字列の右端が欠けてしまっていた。よくよく見ると欠け方には特徴があって、1バイトの文字を多く含むほどたくさん欠ける。そして、FontPatchin'を使わないようにして全部Osakaで表示するように変更すると、文字の欠けがなくなる。
で、ここからは推測なのだけど、おそらくiTunesは表示する文字の領域を計算する際に使うフォントが1種類に決まっているんじゃないだろうか。1バイトの文字に関しては、OsakaのものよりもCharcoalの方が線が太く、幅も大きい。それで、用意された表示領域よりも文字列の幅の方が広くなって、右端が欠けるんじゃないだろうか。
で、ここからが新バージョンで変わった部分の話。iTunes 1.1では、文字列の欠けはなくなった。だがしかし。表示がOsakaフォントのみになってしまった。1バイトの文字に関してはCharcoalの方が太くて読みやすいので気に入っていたのに、FontPatchin'での細工が無効になってしまう。これじゃあ何の解決にもなっていないどころか、文字列が欠けるのを承知で読みやすいフォントを使うことさえできなくなった。なんせ、文字の表示にはiTunesが強制的にアンチエイリアス処理をしてしまうので、とくに小さい文字がぼやけて読みにくい。
これにはまったくがっかりした。英語版iTunesにパッチをあてて日本語を使えるようにできるらしいので一度試してみて、表示に関して現状と比較してみたい。そこまでして使い続けたいソフトだともいえるけれども、いまどき、表示するフォントをアプリケーションの側で1種類だけに規定した作りをしているのは許せない。
「あいこまつり」の参加サークルが発表されたので取ってくる。先着順に当選というわけではなかったようで、なかなか参加サークルが分からなかった。ながめてみると、その道に通じた人にしか分からない説明がまたなんとも。へんなアドレスの振り方がまたなんとも。
行数を数えると全部で61。予想以上の参加申し込みがあって、となりの部屋もくっつけて会場を広くして、それでも61。当初はよほど小さなものを見込んでいて、即売会はさっさと終わらせて麻雀したり踊ったりお菓子食べたりして遊ぶつもりだったのでは。
それはまあいいとして。「おジャ魔女どれみの短歌和歌集」が気になってしょうがない。
まず、英語版iTunes 1.1を落っことしてくる。インストールしようとすると、ローカライズされたバージョンを使ってくれというつれない返事とともに止まってしまう。Japanese Language Kitを入れた英語版Mac OSは、英語版とは認めらてもらえないらしい。しかたなく英語版iTunes 1.0に戻してみる。
したらば、日本語版iTunes 1.0よりもひどい文字欠けが出る。最後の望みを例の文字化けパッチに賭けてみる。ここで使うフォントを細工するのだ。初期状態では、フォントはLucida Grandeというのになっているのが分かる。これを、Osakaに書き換えてやると、iTunesはOsakaフォントで表示するようになって文字欠けはなくなるのだけど、これでは日本語版iTunes 1.1を使うのと変わらないので面白くない。そこで「システムフォント」というものに書き換えてやる。すると。普段わたしが使っている、1バイト文字にはCharcoalで2バイト文字にはOsakaという組み合わせでiTunesが動いてくれる。そして文字欠けもない。
これに気をよくしてしまい、このパッチ用プログラムが日本語版iTunes 1.1にも使えるかどうか試したくなってしまった。試してみると、これがうまくいかない。文字欠けがなおらないのだ。使用するフォントをあれこれ変えてみたけどうまくいかない。FontPatchin'を併用したりしなかったりしてもうまくいかない。結局英語版iTunes 1.0に戻してしまった。
今日が給料日だということを忘れていた。今月から交通費のバス代がもらえることになったらしく、支給額がやや増える。残業手当47.479円。アレしてナニして、受け取ったのが169,724円。
しばらく離れていると入りにくくなる、とは聞いていた。これは本当だった。今日は元いた学校で卒業研究の発表会があって、のぞきに行こうと思っていた。思っていたのだけど、行かなかった。寝坊と買い物と美容室と特許の誘惑に負けて、行けなくなってしまった。
はうん。ありす幼稚園体操を作った人からお手紙が。うわー。直接メールで感想文を出すほど考えをまとめていないので、こっそりとここに書いているという次第でして。じゃ、そういうことでー。
曲が微妙に危険と書いた意図はこんな感じ。「ラジオ体操第一」と見せかけて、実は微妙に曲が違う。前奏も微妙に違うのだけど、「まずはお座りしてお股の体操から」(ラジオ体操第一の最初の「手を前から持ち上げて背伸びの運動から」に相当)のところで、ちょっとくらくらする。ここで微妙なパチもんくささを確信する。
で、パチもんくさくしてあるおかげで、聞き手が本来のラジオ体操第一の動きを想像できるから、オリジナルの動きのへんてこりんさが面白おかしくなる。そこがいいところでもあり、難しいところでもある。聞いていると、上半身をぐるんぐるん回すところがどう生かされるのか、だとか跳躍のところの「開いて閉じて」がどう変わるのか、みたいなことを追いかけてしまう。
「俳句短歌の集い」著者多数。True「秋深し隣は奈々とする人ぞ」がうまい。
小説「鈴の音〜Another Story〜」月華。鈴音は猫のねーねが死んだ日を思い出して目を覚ました。その日も鈴音はおしゃべりに余念がない。しかし樹は鈴音のわずかな変化に気づいていた、という話。調べるまで、ねーねが猫だということが分からず、妹だと思っていたのでとても困った。設定を知らない人には不親切だし、逆に分かっている人には独自のエピソードが少なすぎて物足りないのでは。
戯曲(?)「ありす幼稚園劇場1〜幼女神ありすの冒険〜萌え三姉妹のゆりかご〜」劇団「妄想実験室」 劇中劇。奈々とティキとちよみの一行は、弁当の林檎を泉に落としてしまう。そこへ女神ありすが現れ、一行の落としたものが石の林檎か泥の林檎かと問う。本物の林檎は女神が食べてしまった。女神は三人のお仕置きに遭う、という話。ティキが女神に石を投げつけるツッコミがいいのだけど、ありすの天然ボケと激しいツッコミの路線で走ってほしかった。また鬼畜な話かー。
CD9枚とDVD2枚を買ってくる。現金が底を尽き、カードで払う。
大物1点。うさぎしゃんの「メモリアル・ソング・ボックス」6枚組。3年ぐらい前に出たものが、やっと買えた。買ってはじめて気がついたのだけど、もう一つ大物が出ていたらしい。音楽の方の全集も出ていたのか。うううう。まだ手に入るだろうか。
そういや、今日も京橋の「印度屋」のカレーを食べに行ったのだった。ついについに。「ダイナマイト」級をやっつけた。辛いだけではなくて果実のような味がする。まず最初は甘く、そのあと苦くなってくる。さらにそのあと熱くなってくる。これが大丈夫なら「CoCo壱番屋」の、まだ見ぬ「5辛」も大丈夫な気がする。さて、残すは「エキストラダイナマイト」か。
前日、また午前4時までおジャ魔女DVD鑑賞大会を行ってしまい、今日も昼まで寝ていた。
「ようこそ スウィートハウスへ!」の巻。
あらすじ。洋菓子屋として再出発するMAHO堂の開店を前に、おジャ魔女たち5人は菓子の製作に励む。ももこが前にいた店とは機械の勝手が違いなかなかうまくいかなかったが、なんとか開店までに売り物を作ることができた。アイドルのおんぷの宣伝のおかげで客は大入り繁盛するのだが、おんぷが店からいなくなるととたんに客がいなくなってしまう。商品を見れば、どれみの妙な形のクッキーだけが売れ残っていた。
感想。く、くはー。どれみさんのおだんご頭型クッキーならわしが買うっちゅうねん(日本語訳:わたしが買うというのに)。最後に、小竹くんたちサッカー部の面々が最後に全部買っていく。たぶん、ここは重要っぽいので情報を整理する。
開店の二日前、どれみさんたち5人は「同じクラブ活動」をやろうという話をしていた。で、どれみさんの「ステーキ部」を作るんだといういつも通りなボケを経て、小竹くんはサッカー部に入れといって誘う。使いものになるのはあいちゃんだけなのだろうけど、不器用などれみさんを入れてやろうというクラブはないからサッカー部の雑用係になれといって誘う。当然どれみさんは怒って誘いを追い返してしまう。まず、このあたりからすでに怪しい。
で、その2日後、妙な形のクッキーをわんさと買ったあと店から帰るところで、小竹くんがどれみさんに「一昨日のことで」謝る。このあたりってば小竹×春風の予兆なんだろうか。なんだろうかあああっ。席は近くだし。
あと、マジョリリカさんが店主の「マキハタヤマリカ」を演じることになっているらしく、最近たびたび登場している。このあたりにすごく悲しいものを感じる。ももこの師匠のマジョモンローは寿命が尽きて死んでしまったことがすでに語られているので、マジョリリカさんが出てくるとそれを思い出してしまう。その上、50年前に二人が会っていることが明かされるものだから、2人の印象が結合してますます死を予感させちゃうんである。
ちなみに無印第10話「ピンチ! 先生にばれちゃった!!」では問屋魔女のデラさんを店主として「知り合いのおばあちゃん」に仕立てあげていた。
もう一つ。ももこの妖精の名前がよく聞き取れない。「ニニ」と言っているような気がするのだけど、あいちゃんの妖精「ミミ」と聞き分けられない。母音は間違っていないと思う。名前空間はどれみ系列といろは系列しかないのだろうか。
さらにもう一つ。関先生に花屋をやめた理由を聞かれてはづきさんは、店主がいつかお菓子屋をやりたいとずっと願っていたのだと答えるのだけど、まさか魔女界の女王さまの趣味でお菓子屋さんをやらされているのだとは答えられまい。
うさぎしゃんのCDが38枚になった。中身は595曲で33時間48分5秒。MP3で圧縮して2.89GB。HDDに入っている曲が全部で3.50GBなのでうさぎ率83%。「ムーンライト伝説」が、DALI版とムーンリップス版と朝川ひろこ版とブラスファンタジー版を合わせて16個もあった。
書くのを忘れていたけど、最高に悪趣味な彩色のiMacが登場した。こいつぁ実物を見ねばなるまい、と思い土曜日に日本橋で見てきたのだった。まあこれが間違いなくばっちり悪趣味だった。「ブルーダルメシアン」と「フラワーパワー」と呼ばれる2種類の彩色。前者はどうも、うじゃうじゃした感じがする。それが、うっすらとうじゃうじゃするので、うっすらと気持ち悪い。この、うっすらうじゃうじゃを一つ一つのうろこではなく、全体としての模様としてとらえられれば、そんなに悪くないのかもしれない。写真で見るよりも深い色彩で、石材のような冷たさがある。でも、うっすら気持ち悪い。
で、後者の花柄だけれども、こういう趣味の悪さは嫌いではない。むしろこの模様は欲しくなる。これでディスプレイがなくて、薄くて小さな箱に入っていれば、わたしの部屋においてもいいとも思う。でも、Appleは薄くて小さいのを作ってくれない。わたしがいまある売り物の中から一つを買うとしたらCubeしかない。
注文してもなかなか届かないというPowerBook G4も展示してあった。薄くてでかい。液晶もやたらとでかい。でかいのが好きな人には薄型化だけでも改善にあたるのだろうけれども、薄くてでかいという外観ゆえにどうも強度がなさそうに見えてしまう。
で、ふと横を見ると「デ・ジ・キャラットファンタジー」があったので、興味がそっちへ移ってしまった。でも、買うだけの勇気がなかった。
文章を書いているとすぐに飽きてしまう。10KBぐらいが限界。げふー。
この文体って、分かりやすいんだか分かりにくいんだか。例えば、一つでっちあげるとこんな感じで。
放送波を受信し、変調信号を復調する装置であって、動画像のある1フレームを構成する走査線の明暗に従った強度の電子線を照射する電子銃101、および該電子銃101からの電子線照射に対して発光するマスク102、およびマスク102を保持しつつ真空度を保つためのガラス管103、および放送波104を受信して動画像および音声を復調し、該動画像信号105を表示し、また該音声信号106を再生する手段を持つ装置107。
……みたいな感じの「連想ゲーム」みたいな文章がいっぱいあると。答え。テレビジョン受像機。こんなのを読んでいると頭が痛くなってくる。今回はこんな、裁判の判決主文みたいな文章を書くのはあきらめて、論文調で書くけれども。あとは特許事務所の人がなんとかしてくれる、に違いない。
ちゃんと調べたわけではないのだけれど、どうも、ある発明の権利の範囲を定義するためには、上で挙げた「装置107」のようなある一つの名詞で説明しないといけないっぽい。その名詞に形容に形容を重ねて、気がつけば原稿用紙5枚分ぐらいの一文ができてしまう。
やーん。これまた先週の土曜に調査したところによると、デジモン02の劇場版前々作「ぼくらのウォーゲーム」って30分しかないじゃないかー。
やーん。電車の吊り広告を見たところによると、今度のデジモン02の劇場版って「ワンピース」のおまけみたいな扱いじゃないかー。
前項と前々項に示す係数から数値計算的に未定解を推定すると「今度のデジモン02の映画は30分しかない」となってしまうじゃないかー。前回のデジモン02の映画は60分で、おまけのどれみさんが30分であったこともこの解を支持する。かかる問題の解決のため、提案手法では今度の映画は観に行かないという選択をすることにより、経済的かつ時間的資源の減少を食い止めつつ枕を濡らす日々なのである。賢ちゃあああん。
Wacomのタブレット、intuosのドライバをV4.56-Jに入れ替える。ずいぶん前に、なにかの問題を避けるためにサンプリング間隔が荒くなった。こんどのバージョンではそのサンプリング間隔がまた細かくなってくれた。もう、ぐるんぐるん線を引いても折れ線にならない。
うさぎしゃんの歌の全集CDを買ったもので、いまごろになってちびうさのシングルCDの中身が聴ける。しやわせー。みちるはるかに、ほたるちゃんとせつなママも。スリーライツもギャラクシアさんも全部あってしやわせー。
最初に土曜の7時にブラウン管の前で出くわしてからもう8年半も経ってしまった。でも、しやわせー。あのころは「サザエさん」のように未来永劫放送が続くものだと思っていて、結局そうはならなかったのだけど、しやわせー。最初に買った玩具は「ムーンスティック」でしやわせー。その後「クレヨン王国」と「おジャ魔女どれみ」のおもちゃまで買うようになってしやわせー。もう追いかけていた目標がぼやけてきたけど、抜け出せないけど、おもちゃがあるから、しやわせー。
うさぎしゃんのCDたちがただいま大絶賛満員御礼マイブーム中。
ぬれたカミを
タオルでほどいて
カガミの前にそっとすわる
なんだか武内直子っぽいと思っていた。アニメ版の脚本家がここまで似せるとはと思っていたら、書いたのはやっぱり武内直子だった。
あなたがなでてくれた
シュガーピンクのこのカミが
わたしは……すき
あああああ。罪深いピンク色中毒者を許しておくれ。
天気がよくない。雨が降るから今日は泳ぎに行かない。泳ぎに行くには、前もって必要な道具一式を持って家を出ねばならない。しかし雨が降っているのに荷物を手に持ちたくない。だから、傘は持たない。雨にぬれても少々はかまわない。あんな邪魔なものはない。