第34回
ピンポン

2002年/日本/曽利文彦監督

 

昔からの幼馴染であり、自分より格下だと思っていた相手−スマイル(月本 誠)
気が付けばメキメキと卓球の才能を発揮し、どんどん頭角をあらわしていく。
敬愛する先輩−ドラゴン(風間 竜一)までもが
スマイルの才能に惚れ込んでいる事実に、
海王学園2年のアクマ(佐久間 学)の心は焦燥に駆られる。

アクマはスマイルの通う片瀬高校の卓球部に単身乗り込み、スマイルに試合を申し込む。
アクマの通う海王学園は他流試合を禁じており、負けは退学を意味していた。
・・・しかし、アクマとスマイルの実力の差は歴然だった・・・。

「どうしてお前なんだよっ!俺は努力したよっ!!
お前の10倍、いや100倍1000倍したよっ!なのに・・・」

アクマは悲痛に叫んだ。

しかしスマイルは冷たく言い放つ。
「それはアクマに卓球の才能がないからだよ」

松本大洋氏原作の卓球漫画の映画化作品です。
卓球に打ち込む少年達のナマの感情が伝わる痛みと熱さをもった作品です。

 

 

 

 

 

ピンポン

 

(2002/10/05)

 

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