あずまの日記。

内容●なぜ、せらみゅのカードに大金をつぎ込んでしまうのだろう。無意味に熱中するあずまさんの日記

1 nov(fri)

あらまし。

休みがやってきた。

日記。

係長の試験を受けられないと知るととたんにやる気がなくなる。それはそうとして去年より課題発表のレベルが上がっているではないか。去年に引き続いてわたしだけ全然方向性が違ったので評価者の印象には残っただろう。まあそんなこんなで明日からは休みである。心おきなくせらみゅのファン感謝イベントに行ける。

はじやふ。

会社から入札した。3件で全部負けた。はわわわ。

2 nov(sat)

あらまし。

音が出る計算機がもう一台あったおかげでゲームで遊ぶことができた。

お買いもの。

やり残した書類書きのために会社に行く。そしてまたまた日本橋へ。

電源部とぶつかっていたCPUクーラーを別のものに替えるためにお買いものである。もうちょっと背が低い代わりにファンが大きいものがあったので買ってみる。4,000円ぐらいする。

先週、渡部瑞貴のDVDを買ったにまた行ってみた。したらば、こんどは新品のDVDが置いてあるではないかー。ああああ。中古しか置いてないから中古で我慢したのに。む、無念。次は写真集だー。

ソフマップ。えろいゲーム「人形の館〜淫夢に抱かれたメイドたち〜」を買ってしまう。ううう。ゲームがたまっているのに。

ディスクプラザの難波側の店に入ってみる。2階はえろいビデオばかりである。「連邦軍が捕まってあんなことも! こんなことも! 完全版」を発見する。くくく。いやはや。もう笑うしか。ちょっと離れて「幼淫悪戯」というかなりアレな作品のジャケットをまじまじと見ていたら、後ろのほうで「うわっ。シャアがいるっ」と楽しそうな声が聞こえてきたので、連邦軍のなんとかは若い衆でも分かる人には分かるらしい。結局「幼淫悪戯」のシリーズのひとつを買ってしまった。ふははは。かなえちゃんっていうらしいぞ。

あと新幹線の切符を買っておく。

帰ってきたらば、ソフマップから青と白の林檎さんの値段が送られてきていた。3万円ほどだから、えろいゲーム5本分ほどになった。

考察。

幼淫悪戯。いやはや。なんとも危険なかなえさんの写真にひかれて買ってしまった。さっそく再生してみる。公園でしゃぼん玉を飛ばしている人がいるぞ。ううう、かなえさんは思ったより背が高いではないか。まあ服装がかわいいのでとりあえず目をつぶろうではないか。この白いストッキングにわたしは負けたのだ。ううう。見れば見るほど、お子さまにしては肌があんましきれいじゃないことにも目をつぶろうではないか。おっと、かなえさんは野外で放尿しようとする。そしてその服を脱いだとたんに、その、あらぬ場所に黒いものがあるのにも目をつぶろうではないか。ははは。はあ。……う、うわあああん。

わしゃいったいなにに期待していたのだろう。

人形の館。

ああ。なぜにえろゲー用計算機が動かなくなってしまいますか。地球外生物のアレ用の計算機にCD-ROMドライブをつなげたり音が出るようにしたりして「人形の館」を動かしてみる。

お、お、おおお。メイドさんがー。

3 nov(sun)

あらまし。

せらみゅのファン感謝イベントを観にいく。

お出かけ。

5時半に起きるはずが6時半になっていた。がくっ。

んゴ。前日に買った新幹線の切符が見つからない。ひかり号のグリーン車の切符。格安チケット店にて約14,000円なり。がくっ。

公演は昼からなので5時半に起きなくとも遅れることはないのだけれど、冬公演の先行発売に並びたかったのだ。まあいいや。

せらみゅ1/2。

というわけでせらみゅのファン感謝イベントのために東京まで来てしまった。午後2時半開演。

会場の入り口でチラシをもらった。「おジャ魔女kids X'maxスペシャルステージ」って書いてあった。のわああ。おジャ魔女kidsが来るのかー。クリスマスもののイベントというあたりが微妙に痛いような気がするけれど知らないふりをしておこうな、な。切符が1,500円と妙に安いのもなにか罠を感じさせるけれども気にしないでおこう。

内容は大阪公演から変わっているはずはなく、ただちょっとした違いを見つけてはあたくし大喜びである。瑞貴たんを目で追っていると、わたしはいままでぜんぜんヴィーナスを見てなかったんだなあと思う。マーキュリーとかジュピターもぜんぜん見てなかった。ひとりひとり見ていると上手い人とそうでない人がいることとか、振り付けのキャラクター設定とか分かって楽しいではないか。

さてさて。この日はるりあたんの日だった。東京公演からは質問コーナーで悪い答えには罰が用意されるようになっていたらしく、司会の幸村が強烈なツッコミを入れる。瑞貴たんとかウラヌスの内田亜紗子のすさまじい答えに、司会が机の上をずばばーっと滑ってみせる。それがるりあたんの笑いのつぼに入ってしまったらしく、苦しくなるほど笑っていた。うはー。かわいいー。

握手会はウラヌスとネプチューンとムーンとタキシード仮面さまとるりあたんとプルートだった。12歳の娘っ子に握手しながら、今日はすっごいかわいかったっスよー、とか言ってますよあたくしは。うはー。

お買いもの。

瑞貴たんの写真集を探して三千里。秋葉原の電気街に向かう。

さて。最初に入った店でいきなり「みずきとデート♥」を発見する。うわあああん。ちゃんとDVDを新品で売ってるではないか。この前に中古しか見つからなくてしかたなく買ったら、その直後からこの仕打ちである。

それにしても、ソレっぽい店に4軒入って、3軒に置いてあるってのはどういうことですか。もう大阪は駄目っすよ東京最高っすよ瑞貴たんのDVD置かない店なんか豆腐の角に頭ぶつけて顔面ぐちゃぐちゃになるですよ。あと、だんだんわたしが探し方を身につけてきたってのもあるけれども。

薄暗くなってくると店を探すのも一苦労で、えらい遠回りをしてたちばな書店にたどり着く。そしたらば。あったんであるよ。瑞貴たん写真集「コーラルキッス」が。うはー。本当に置いてある店があるとは。「たちばな書店はジュニアアイドルに力を入れています」って壁に貼ってあるのに偽りはなかった。

それにしてもかなりナニな光景である。えろいビデオの店の一角にアイドルの写真集が置いてあるのはかなりアレである。どっちも肌をさらしているのには違いないし、遠くから見たらそんなに違わないような気もするけれど、やっぱり、すごく、恥ずかしいのである。

瑞貴たんのDVDも写真集も置いてある棚から、くるっと背後を見てみたらば、セ○ラーム○ン(原文まま)のコスプレでナニなビデオとか置いてあるわけであるよ。こいつは恥ずかしい。いったいわたしは東京までなにをしにきたのだ。あまりに恥ずかしいので、セ○ラーム○ンじゃない方を手に取ったのだった。ぎゃふん。セ○ラーウラ○ス(原文まま)がボールギャグをかまされて情けない顔をしていたので、わたしも情けない気分になった。

入り口のところに、ピンク色の髪の女性のポスターが貼ってあって「ウルトラバカ痴女コメディ・ハメットさん」と書いてあった。ぶははは。なんなんだこのださい題名は。あきらかにコメットさんのパチもんである。もうわたしは「ハメットさん」のビデオを絶対買おうと思った。でも探しても見つからない。店の人に「ハメットさんは置いてないんですかー」とたずねる勇気はわたしにはなかった。いやいや。それどころか、公衆の面前で「ハメットさん」という語を練習なしで発声することはできないと思われた。がっかり。

寝る。

カプセルホテルにあったマッサージ機とえんえん格闘する。全コース制覇をめざすぞー、おー。……と思ったけれども、小銭がなくなってやめた。健康的な時間に入浴して、健康的な時間に寝た。

4 nov(mon)

あらまし。

せらみゅのファン感謝イベントをまた観にいく。

散歩。

せらみゅツアー2日め。

会場に早めに行って、冬公演の先行発売に並んでみる。昨日のうちに欲しいものはたいてい売り切れていたのだけれど、今日になって補充されることはなかった。あきらめて会場を離れる。

なんの気なしに横浜まで行ってみた。なんの気なしに入ったラーメン屋さんで、ものすごく辛いラーメンが出てきた。坦々麺の中ではあずまさん史上最大に辛いものだった。世は満足である。胃が痛くなってきた。

わざと遠回りして帰ってみたらば、湘南・新宿ラインがわたしの予想ほど速くなく、時間がどんどこすぎて行く。5分遅刻してしまった。

せらみゅ2/2。

午後2時半開演。

プルートの穂坂優子がるりあたんを抱っこしていた。ネプチューンのアクアミラーが藺波知子に渡されたときに、アクアミラーは軽くていいけれどあたしのガーネットオーブは重いのよってな話をする。どうもここ数日でだんだん大げさになっていたらしく、昨日は30キロだと言っていた。今日はやっこらせっとるりあたんを持ち上げて、これぐらいのをぶん回してるのよーと言っていた。いやはや。るりあたんが無防備ですよ。きゃあきゃあ言っていた。

この日はバンダイの宣伝のおねいさんの日だった。いままで邪魔なだけだと思っていたけれど、ものすごく面白い人になっていた。「セーラームーンなりきりコンテスト」の受賞者の発表があってこの人が司会だった。

受賞者の娘っ子がまだ幼いもんでいろいろ舞台の上で段取りを教えてあげないといけないのだけれど、「おじさんにいろんなものもらいましょうねー」と言ってしまうからすごい人である。トイザらスとか東映エージェンシーとかバンダイの役員連中を指して「おじさん」である。間違ってはいないけれど。ほかにもかなり問題っぽい発言多数で楽しい。この人は実はバンダイのけっこうえらい人なんだろうか。

なんだかもう最終日なもんで会場の雰囲気が妙なことになっていて、宣伝のおねいさんにまで客席からかけ声が聞こえてくる。もうアホである。握手会の時にはしっこで司会をしていたおねいさんに握手をしている人もいた。わたしもおねいさんとちょっとお話しできた。どきどき。

握手会は、5人組とタキシード仮面さまとちびうさだった。おねいさんの感動が忘れ得ず、瑞貴たんになにか言うのを忘れていた。

帰還。

6時の新幹線でもって帰ってくる。胃が痛くなってくる。10時ごろ家に着いた。

今回はどうも遊びが少なかった。曲が多いのはいいけれど、ふつうに演るだけじゃなくて、もっと曲で遊んでほしい。ただ、笑い転げるるりあたんと、暴走する司会のおねいさんが見られたのは収穫だった。

5 nov(tue)

あらまし。

なにもここまで高くつく構成にせずとも。

カード破産。

一昨日池袋で買ってしまったせらみゅのトレーディングカードの箱を開ける。

以前にカードに手を出してしまったのはどれみさんカードのときだ。強い敵を前にしたときの、あの怖れがよみがえる。なんだかもう90種類なんであるよ。一箱開けたら「ノーマルカード」の90枚が全部そろってしまった。さて、さて。このあとがこわいのである。平均的な運のよさを持つ人が、28種類の「ホロカード」を出すのに必要な購入袋数は下記の式で求められる。

n * sigmai=1, n(1/i)

ここでnを28としたときの値が110である。15袋は1箱だから7.3箱買えば、全種類そろう計算である。平均的には。

一方で、なんとも恐ろしい「直筆サインカード」というものがあって、13種類もある上に、出現確率は15袋に1枚ときたもんだ。つまり一箱で1枚。いやはや困った。nを13としたときの値が41.3になる。あと40箱も買わねばならんのである。ホロカードを集めたいのならばホロカードを集めるのに必要な購入コストが支配的になって、ノーマルカードはまず間違いなくそろうと考えられる。実際、もうそろってしまった。そして、直筆サインカードを集めたいならば、やっぱりこのコストが支配的になって、ホロカード制覇なぞぜんぜん最初の方の通過点に見えるのである。

いやはや。もう大変である。もうこの商品を扱う店をかたっぱしからあさるしかないのである。もう部屋じゅうがせらみゅカードである。わたしが平均的な運のよさを持っていた場合、41.3箱で6,200枚で26万円である。もう走り回ってはいつくばってひっかき集めねばなるまい。なぜならば、直筆サインカードなんてものが入っているからには、そうたくさん生産できないからだ。1万円札の束をつかんで店に行っても、商品が売り切れてしまってからではもう遅い。

セーラームーンと名がつくだけでもう欲しくてしょうがなくなる病気のわたしでも、さすがにこれは現実的な解だとは納得しがたい。素直に、だれかと余ったカードを交換することで集めていくべきだと考える。現在、セーラージュピターの渡辺舞のサイン入りカードを1枚だけ持っているが、まだまだ道のりは遠い。少なくとも、瑞貴たんとるりあたんのカードが出るまではつき合いたい。

厳寒。

週末に職場の人たちと野外で食事に出かけることになった。延期されすぎて厳寒のバーベキューである。ホンマに行くんかいな。

なもんだから、せらみゅカードの発売イベントには行けなくなった。その翌日には「ぷにケット」のために東京に行くのだから、発売イベントに出かけるとしても必要な金銭はたいしたものではない。行けなくなって残念なような、ほっとしたような。

6 nov(wed)

あらまし。

ぎりぎりの境界線を走る。

カード破産。

給料日から2週間も経たないうちに預金残高がえらいことになっていた。なんだか気がついてみたらば、今月は給与収入に対して支出が20万円ほど上回る見込みである。このままだとカード会社への支払いができないときたもんだ。ああもう。カードですよカード。わしにせらみゅカードを売ってくれえ。もう社内預金だって引き出しちゃうさ。るりあたんカードが出るまでカードですよカード。もう冬の賞与だってあてにしちゃうさ。ああもうカードの代金をカードで払っちゃうぞ。

次の土曜が秋葉原で発売イベントだから、きっとこの日には全国で発売されるんだろう。ぷにケットの帰りに買いにいっちゃう。鼻息荒くして秋葉原。日本橋にだって探しにいこうではないか。るりあたんハアハアなだけだったらここまで壊れることはなかったのに、瑞貴たんにまではまってどんぶりこ。どじょうが出てきてわんばんこ。

日記。

もうなにがなにやら。なんだか発売してからけっこう売れてるそうなのでうれしい限りである。ついでに某誌の賞を取ったらしいので、賞与をくださいたくさんください。買いものをしつづける病人のわたしが、いまお金を失ったら目の前がまっくらだ。ああ買いもの買いもの。

7 nov(thu)

あらまし。

どよーん。

日記。

うああ。やってしまった。今日は缶コーヒーを2本飲んでしまった。頭がずーんとくる。頭がどよーんと重くなる。なにもかもがどうでもよくなる。なもんだから、基板から石を外すときにプリントパターンを傷つけてしまった。ああやってしまった。さらにどよーんとした気分になる。でもはんだ付けはできた。

カフェインでこんなことになってしまうなんて。ううう。8年ぐらい前に大量の風邪薬を飲ったのがまだ体内に残ってるんだろうか。いくらなんでもそんなはずは。

8 nov(fri)

あらまし。

会社の飲み会というものは頭の痛い問題だった。

日記。

新しい部署の人たちと飲み会。前の職場の仕事がつまらなかったからここに来たのだと正直にあいさつをしておいた。

わたしは中身がまったくないアホな話しかできないので、初対面の人を前にするとたいへん困る。休日になにをするのか、とか冬にスキーをするのかなんていう、中身が現実世界にある話をされるとたいへん困るということに気がついた。休日はせらみゅとえろゲーでせいいっぱいだとはとてもとても。いやホントに。

電車の中でがたたんごととんという音にじっと耳を傾けたり、永谷園のお茶漬けの赤と緑と黄色のしま模様をじっと観察したり、えろいビデオの題名を読んでは笑いをこらえたり、駅のはしっこでごきぶりの動きをじっと観察したり、るりあたんにハアハアしてみたりと、まあ世の中には興味ぶかいことがたくさんあるわけだけれども、ここは精神科の診察室じゃないので初対面の人にそんな創作みたいな話はできない。いや困った。

いろんな職場でもまれてきた人とか、あれこれ手を出しているような人の話は面白い。かといって見習うわけではないけれど。

お買いもの。

会社帰りに本屋さんに寄ってみた。角川書店の「新現実」という新しい論説っぽい雑誌が出ていて、東浩紀と大塚英志の名前が表紙に載っている。なんだかこういうのが流行りなのかーってなもんで、ぱらぱらとページをめくってみたらば、なんというか、まさに同人誌である。

本そのものとか2値画像とか書体とか印刷とかに詳しい人なら分かると思うのだけれど、一見して汚いのである。これって自分たちでぜんぶ印刷の直前までやっているのだろうか。「文学」を経済的に自立させるというのが大塚の興味のあるところらしいけれども、1ページ見ただけでその回答を見たような気がした。

で。それはわたしの興味のあるところではなくて、先日新製品で取材されたときの雑誌を探しにいった。立ち読みしてみたらば。……文章少なっ。あれだけ時間をかけて説明しても、こんなもんなんだなあ。脱力しつつ買っておく。

9 nov(sat)

あらまし。

厳寒のバーベキュー。

日記。

前の職場の人たちと遊びにいく。山奥のキャンプ場に行ってみたらばこりゃ寒い。寒い上に雨が降ってきた。こんなところで肉を焼こうというんである。

さすがにそりゃあ無理だってんで、屋根のあるところを紹介してもらってそこに行ってみた。ときどきひょうが降ってくる中で炭火を起こす。むちゃくちゃ寒い中で火を囲んで肉を焼いて食べた。もうなにがなんだか。アホなおとなに乾杯。

おジャ魔女kids。

さて。厳寒の地に向かっている最中におジャ魔女kidsの公演の切符が発売になっているんである。むきー。チケットぴあによれば、わたしが夜に帰ってきた時にはもう売り切れていたのであった。はふん。これだけ売れるんだから次につなげていってほしい。でも「おジャ魔女どれみ」はもうすぐ終わる。

10 nov(sun)

あらまし。

ぷにケットとせらみゅカード。

ぷにケット。

朝7時前にえんやこらと家を出る。ああ寒い。

新横浜で降りて、京急蒲田に向かうはずが、気がつけば東急蒲田に向かっていた。ああ。失敗。いったん横浜まで行って京急に乗り換えねばならんのだけれど、新横浜から池袋に行ったりしたときのかすかな記憶が、わたしを東急に乗せてしまった。東急蒲田とはまた遠回りな。しかも駅から会場まで遠いときたもんだ。

11時半ごろ会場につく。しばし本をさがす。マジョポンとマジョピーのコスプレのおねいさん二人組に感動したり、コマンダーハナに驚かされたり、年齢が2倍強のメテオさまを目撃したりとさまざまな衝撃をおぼえたりもする。わたしがこれだけいままで山ほど本を買い集めてなお、まだ見ぬ作家の本がある。十数冊買ったところで会場を出る。これから秋葉原にカードを探しにいくのだ。

お買いもの。

2時ごろに秋葉原につく。せらみゅカードを探してそれらしい店を見つけては探すのだがなかなか見つからない。前日に発売イベントをしたという、LAOXのアソビットシティという店舗に行ってみたらば確かにあった。両手で抱えて5箱買う。

そのあととらのあなに向かう。せらみゅカードは置いていなかったが、アレを見つけてしまった。みうみうのいちごさんフィギュアがー。いままでちいとも見つからなかったいちごさんがいまここに。もう買うしか。

さらに探索を続けるも、どうもせらみゅカードを置いている店がほかに見つからない。またアソビットシティに戻って、さらに3個買っておく。こんどはさすがに現金がないのでカードの代金をカードで払う。

そのあとまたぷにケットの会場に戻る。もう即売会は終わっていてあとかたづけに入っている。そのあとの抽選会でどれみさん色紙をもらい、じゃんけん大会には敗北する。一介のキサキチさんもなにか色紙をもらっているのを目撃する。ふはは。分かりやすい名前のおかげですぐに分かった。

6時ごろに終わる。次回は5月だそうだ。そして、来年の2月9日にどれみさんたちの卒業にちなんでもう一つやるらしい。2月9日はニクの日ということでどれみさんがいつまで経っても食べられなかった「肉」にちなんでもいるらしい。なにするんだろう。

そんなわけでわたしの浪費な一日があわただしく終わった。キサキチさんと一瞬だけ再会してまた別れた。午後10時ごろに帰宅する。

カード破産。

さて。買ってきたせらみゅカードを開けるの巻。

先日買ってきた1箱と、今日買ってきたうちの2箱を合わせて3箱。この時点でホロカード28種類がそろった。先日の試算の結果は7.3箱だったけれど、そんなに買わなくてもよかった。箱で買うと、その中身である15袋についてそれぞれ1枚ずつホロカードが入っているのだけれど、1箱の中身について同じホロカードが複数入ることがないようになっているため、そうたくさん買わずにすんだ。

なおも開封作業は進む。6箱めでついにサイン入りカードの重複が出た。8箱めでまた出た。重複に気づいてしまったあと、その1箱の残り149枚のカードを整理する苦痛ときたら。

ううう。思いのほかきつい作業である。常人から解脱する儀式のよう。

この時点で、サイン入りカードはエターナルセーラームーン(黒木マリナ)、マーキュリー(若山愛美)、ジュピター(渡辺舞)、ヴィーナス(渡辺瑞貴)、ネプチューン(朝見優香)、プルート(穂坂優子)の6種がそろっている。いやはや。さっそく瑞貴たんが出てきてくれた。

11 nov(mon)

あらまし。

カードのオトナ買い。

カード破産。

昼まで寝ていた。会社を休んですることといえばカードの整理である。

9箱めに突入。ついにるりあたんカードがー。はあはあはあ。9箱めにして13種のうち7種のサイン入りカードを手に入れられたのだから、けっこう効率はいいではないか。同じ店で一度に買うと比較的重複なしでそろえやすいのかもしれない。

現況。

こうなるとますます鼻息を荒くして、ちびムーンとかウラヌスも欲しくなってくるのである。そして、わたしはきっと13種全部をそろえようとする。いまはネットオークションがあるから、最後の数枚のためにとんでもない費用がかかるという問題には逃げ道がある。だからお金ばかりかかっていつまで経ってもそろわないという結末はない、と思う。

お買いもの。

鼻息荒くして日本橋にレッツラゴーである。

とらのあなはカードだとかフィギュアなんかもちょっと割引きがあるのだけれど、せらみゅカードは置いていなかった。いままで入ったことのないカードの店なんかにも行ってみたが見つからない。

ゲーマーズにはあった。しかしクレジットカードは使えないというではないか。あっちへうろうろこっちへうろうろ。せらみゅカードが見つからないので、もうゲーマーズで買うしかないと判断した。銀行のATMにクレジットカードを入れるとあら不思議。お金が借りられるのである。これで2万円用意して、ゲーマーズに置いてあった3箱を買う。

さて。すでにわたしは13種類中で7種のサイン入りカードを手に入れている。もうこれから買うカードは、欲しいものが出る確率が半分しかない。すでに持っているカードと重複する確率がどんどこ高くなっているのだ。3箱買ってまあ1枚か2枚ってなもんである。こんな大きな賭けは久しぶりだ。

あと、ソフトスクエアに瑞貴たんの写真集が置いてあった。2冊も。ががーん。入ってくるのが遅かったのか、わたしがいままで気づかなかったのか。

カード破産。

さてさて。さてさてさて。カードの時間ですよ。

10箱め。またるりあたんカードだった。そして、なぜかサインがなかった。ぐほあっ。不良品なのか。

11箱め、12箱めも重複だった。うううう。今日は賭けに負けたが、不思議とくやしいとは感じない。まずい方向に進んでいるのは間違いない。

現況。やや悪化したが、12箱買って7種ならまあ悪くはない。

重複のカードを2枚だけ売りに出してみた。はじめての出品である。

みうみう。

昨日買ってきたミュウイチゴの人形を箱から出してみた。うーむ。ひらっとふわっとばっちりである。胸元のすき間だとか脚の筋肉のつき方だとか臀部から脚のつけ根にかけて山あり谷ありな具合だとかがちゃんと作りこまれていて、女児玩具ではなくまさしく大人向けのいちごさんである。記念に写真を撮っておく。

12 nov(tue)

あらまし。

はじめてのオークション出品。

カード破産。

カードを売りに出してから1日経った。カードに買い手はついていないが、その代わりちびムーンのカードと交換しようという人があらわれた。ここまで理想的な展開をみるとは。カードをトレードしてやっとトレーディングカードなのである。いやはや。6年ぐらい前に、セーラームーンのチョコレートのおまけの20種類のシールを集めていて、最後の1枚がどうしてもそろわないままチョコレートが店から姿を消してしまうという目にあったときとはえらい違いだ。

あと2箱買って交換にあてるか、あるいは誰かから買うか。逃げ道の有効性は確認できたので、もうちょっと買いつづけようと思う。

13 nov(wed)

あらまし。

45個も買うもの。

日記。

調査とか実験とかでまったり過ごす。前の職場でのあたくしのすり減り加減とか争いだとかを察してなのかなんなのか、もうとにかく野放し。しばらくあたくしのリハビリ期間と定める。特許を書けといわれたのでますます野放し。

カード破産。

先日のゲーマーズのレシートに、

2002年11月11日(月)17:11
--------------------------------
セーラームーン
@400 45個  18,000
--------------------------------

……と書いてあった。45個。1箱に入っているのが15袋だから、まあ間違ってはいないけれど。45個ってアナタ。こんなレシートはじめて見た。はああ。エラいもんに手を出してしまったんだなあ。

同じ商品を、最小取引単位にして45個を一度に買うというようなものがほかにあるだろうか。餃子45人前、カラオケ45時間、マイナスドライバー45本、集合住宅45部屋、豚肉4,500グラム、株式45,000株、世界45周旅行。

ああ思い出した。宝くじ45枚だ。値段もトレーディングカードとそう変わらない。宝くじならたくさん買う人は買うなあ。馬券なんかもそうだ。パチンコ玉でもいい。いやはや、賭けごとしか思いつかないとは。

せらみゅ。

冒頭の「自惚れ少女がやって来た!!」でぶんぶん飛んでいるのが指すものはなんなのか。蜂なのか蝿なのか。ああ気になる。蝿に1票。

14 nov(thu)

あらまし。

眠い。

眠い。

うう。春眠が暁を覚えているのかなんなのか、とにかく眠い。会議中に目を開けていられない。職場で頭が痛くなってきた。ひょっとしたら風邪を引いてしまったのかと心配して今日は早く帰ってきた。帰ってきたら別に頭が痛いわけでもなく、ただ眠い。おとなしく寝ることにしよう。

15 nov(fri)

あらまし。

webに助けられてカードがそろっていく。

カード破産。

家に帰るとちびムーンのカードが届いていた。そして、またカードを交換したいというお手紙がくる。

いやはや実に順調ではないか。Yahoo Japanに料金を払っているだけのことはある。ここに書いているよりも、ずっとたくさんの訪問者がずっと早く見つけてくれるんである。カードを探しているだれかがwebの検索エンジンで偶然にして「あずまの日記」を見つけたときには、残念ながらもう手遅れなんだと思う。

現況。8種類そろっている。このままそろいそうな気がするので、欲望に素直になって集めていこうと思う。

16 nov(sat)

あらまし。

わたしはセーラームーン者でありながら「パピヨンローゼ」を知らなんだ。

お買いもの。

またまた日本橋へ。

ゲーマーズに行ってみる。この前の月曜日にわたしがせらみゅカードを3箱買ってから仕入れはなかったようで、箱ものがみつからない。うむむ。もしゲーマーズにせらみゅカードを探しにきてがっかりした人が他にいたとしたらわたしのせいである。ふはは。

あとCPUのヒートシンクを貼っつける時に使う熱伝導グリスを買っておく。銀が入っているらしい。

京橋のアニメイトまで行ってみた。せらみゅカードが1箱あったので買っておく。もっとたくさん欲しかったが、日が落ちると寒くなるので家に戻る。

カード破産。

13箱め。るりあたんのカードだった。すでに3枚め。ううう。もっとたくさん買いたいのに。

現況。

がまんできずに、通販で3箱注文してしまった。

パピヨンローゼ。

偶然に「ランジェリー戦士パピヨンローゼ」というものを見つけた。セーラームーンとウテナとウェディングピーチと大量の不純物を混ぜたようなパロディ。なんだか大変なものを見てしまった。このくだらなさと完成度ときたら。

最終出力は紙の同人誌だったのかー。いやこれ、ホンマに動画で公開できんものだろうか。

17 nov(sun)

あらまし。

すき焼きを食べてマッサージ椅子でまったり。

お買いもの。

せらみゅの切符をもう大量に。カード会社からの請求がそろそろ恐ろしいことになっているはずだけど、すべからく冬の賞与をあてにしている。

[1]1/04(fri)11:00の18列めを4枚。4人で観にいく予定。
[2]1/08(wed)18:30の15列めまん中。握手会に賭ける。
[3]1/14(tue)18:30の20列め右端。最終日。

さて会社は休めるんだろうか。

電気椅子。

母上が懸賞で当てたらしく、家にでっかい荷物が届いた。マッサージをしてくれるでっかいいすである。100円玉を入れるとふんがふんが音をたてて背中を押したり腰をぐりぐりしたりしてくれるアレと同じものが、いまあたくしの目の前に。もう100円玉を入れずとも背中を押してくれるんだから、こいつはすごいや。

昼間っからぐりぐりして遊ぶ。気がついたらもう時間がない。

すき焼き。

今夜は集まってすき焼き大会である。各自勝手に食材を用意して鍋に入れることになっている。ひょっとしたら全員が糸こんにゃくを持ってきてしまうかもしれないという恐怖のすき焼きである。

あたくしの持っていった霜降りの肉にちょっと驚かれてしまった。しばらく会わないうちに金銭感覚にかなりの段差ができていたのかもしれない。まあとにかくいい感じで材料がそろい、ふつうに豪華なすき焼きができた。いままで家でこんなに高い肉を食べたことがなかった。肉はやわらかいけれど油が多くて、食べているとだんだんつらくなってくる。

日付が変わってから家に着く。もう一度例のでっかいいすに座ってぐりぐりする。

カード破産。

オークションには出してみるもんである。3人めの交換希望者がやってきた。

18 nov(mon)

あらまし。

7万位に達した。

地球外生物のアレ。

例のアレ。この部屋にデュアルプロセサな計算機が2台もあるということに、いまさらながらくらくらする。会社のもあわせて数十台の計算機たちにえんやこらと仕事をしてもらってきたが、今日の午後に世界ランキング7万位に達した。

次の目標は5万位だが、ここまでくるとなかなか順位が上がらない。そろそろ次の計算機が作りたいなあ。いまの石でマルチプロセサを作らせれー。んで来年には64bitな石が出て、もう狂ったように計算させれー。

カード破産。

うう。発注したカードはまだかまだか。たとえまた重複であったとしても、また見知らぬ誰かに交換してもらえばいい。できれば売ったり買ったりはやりたくない。サイン入りカードは工業製品とはちょっと違うのだ。ちょっとだけ。

ところでカードの人気の偏りがあったらどうだろう。たとえばわたしが持っている重複しているカードが不人気で、わたしの探している方のカードが大人気だったりすると、きっとお客は寄りつかない。こうなると、おそらくなかなかそろわない「最後の1枚」を手に入れるために、交換するカードは何種類も用意しておかねばならないではないか。サイン入りカードは13種類とはいってもやっぱり余分に買わねばならんのであった。

まあそれはそれとして、どなたかセーラーウラヌスのカードと交換してくださいー。

19 nov(tue)

あらまし。

せらみゅカードは13種類中の10種類がそろった。

カード破産。

セーラーマーズのカードが届いた。むふり。

さらに、発注していた箱3個が届いた。14箱め。エターナルセーラームーンの4枚めが出た。ぐふり。15箱め。でたでた出ましたセーラーウラヌスのカードが。16箱めはサインなしのセーラーサターンだった。またかー。

いくらなんでもるりあたんのサインのない方を2枚も持っていたいほどの珍品コレクターではないので、天田印刷加工に手紙を出しておく。交換してもらえたらいいなあ。

現況。

羽根つきのセーラームーン(3)ばかり出てくる。初代(1)と白いの(2)がちいとも出ない。タキシード仮面(13)さまは交換してもらえそう。

浪費癖。

うむむむ。まさかここまで浪費癖が加速するとは思わなんだ。車を買って、カーオーディオで「ああ電子戦隊デンジマン」を鳴らして歌って東名道を爆走しようなんていう一時の勢いも、浪費癖の中に埋もれておぼれて丸めてポイしてしまった。なんせ貯金ができないので高額なものが買えんのである。

考えてみれば車なんてたくさんの人が持ってて乗ってるのだから、誰かの車にちょこんと横に載っけてもらえばいいのだ。あるいは鉄道会社が新幹線という速い電車を持っているから、ちょっと載っけてもらえばいいのだ。そんなわけで高額な資産を持とうとしないのと、目の前のお金をすぐに使ってしまう浪費癖とが合体して水素結合して蒸着してムーンクライシスメイクアップ!! なにい、2段変身だとう。こうなったら残業手当で応戦するしかないってなもんで、もうどんどこお金が出ていく。

労働者になるまでは、オトナとはまさかこんなにお金がかかるものだとは思わなんだ。まさかまさか自分が駄目なオトナになってしまうとは思わなんだ。でも、ろくでもないことにお金を投じているからこそ、費用と効果の比率なんてものを考えずにすむのだ。

20 nov(wed)

あらまし。

なにもしなかった。

きょうは何の日、ふっふー。

今日はなにもせずに過ごす。会社も休んだ。もうとにかく、今日は、11月20日は働かない日なのだ。

カード破産。

アマダからお手紙がきた。カードの不具合を認めて交換してくれるらしい。2枚とも交換してもらうことにした。

ちびうさのセル画。

会社を休んだので、昼間っからセル画の整理をする。

ちびうさのセル画その59。ブラックレディが傘で敵の攻撃をかわしている。

ちびうさのセル画その60。満面の笑み。

ちびうさのセル画その61。ルナPを抱いたまま気を失って倒れそう。

ちびうさのセル画その62。ちびムーンが馬に襲われているように見えてしまうけれど。ちょっと覚えがない。

ちびうさのセル画その63。ちびムーンが両腕で吊るされているように見える。ここはどこなんだろう。

ちびうさのセル画その64。立っている。ちょっと幼い感じ。

ちびうさのセル画その65。驚いている。

ちびうさのセル画その66。ルナPとおじぎをする。

ちびうさのセル画その67。ペルルが笛を吹いているそばで驚いている。劇場版スーパーズでパンを踊らせている場面。

ちびうさのセル画その68。ペルルの笛を持ったちびムーンが魔女の城で立っている。

地球外生物のアレ。

電力需要がたいへん順調な伸びをみせてしまい、母上が電力料金の額に驚かれた。わたしも驚いた。地球外生物のアレの成績がよくないのでシルバー王女(仮称)の常時稼働をやめることにする。

まだ母上は計算機たちのせいだとは思っていないようだけれど、こんな状況が1年じゅう続くようではまずい。しかも、さらに計算機を増やそうとしている。ここはひとつ太陽光発電をどかんと始めるぐらいのことをしないと、母上を納得させられそうにない。高くて買えないけれど。

できるだけ電力あたりの計算能力が高い石を買うしかない。こうなったらPowerPCの出番だってなもんだけれど、とても残念なことにPowerPC G4は地球外生物のアレに関してはちいとも速くないのだ。

うぐ。会社の仲間じゃない人に勘付かれた。わたしのいない間に誰かが騒いでいたらしい。

お買いもの。

チケットぴあからせらみゅの切符が届いた。来年も観まくりである。なにかがひとたびマイブームになってしまったら、もうそればっかしになってしまう。2001年にせらみゅがマイブームに選定されてから、TVを観ることもゲームで遊ぶことも面倒になってしまった。

うぐ。ちっさいカメラ欲しい病がやってきた。ちょっと前にうっかりソフマップをのぞいてから、富士フィルムのFinePix F402が欲しくなってしまった。あいかわらず会話用の録音機も欲しいけれど、2万円ぐらいするってんで思いとどまってしまい困っちんぐ。

21 nov(thu)

あらまし。

また休みが。

日記。

おおお。なんだか明日は会社が休みだ。気がつかなかった。そうと知っていたらもっと仕事したのにい。仕事する気がなさすぎ。

メンタル関係。

帰りの電車の中でえらくでっかい声でしゃべっている人がいた。となりの人がちいさな声で話しているのに、えらく激しく反応する。不自然な笑い声を入れながら、でかい声で返したりもする。聞こえないふりをしていたいところだけれど、彼の口から「掲示板」という単語が聞こえたのが気になったので、そのけたたましい話し声を聞き取ってみた。

「掲示板」とか「出入り禁止」とか「2ちゃんねる」とかそんな単語がいっぱい出てきた。おうおうおう。なんなんだこの人は。なぜにたくさんの人に聞こえるような声で「掲示板荒らし」の話をするのだろう。掲示板によくいる「頭のおかしい人」の印象としてふさわしい感じがする。そして彼の口から「メンタル関係の知り合い」というキーワードを耳にしたとき、世の中にはいろんな人がいるのだと思った。

22 nov(fri)

あらまし。

餃子とコメディ。

お買いもの。

朝食はカレー。昼食は「餃子の王将」で餃子とラーメン。はっ。また1日で「カレーとラーメンと餃子」を達成してしまった。

まず郵便局へ。カードを交換してくれるという人にセーラーネプチューンのカードを送る。あとアマダにサインのないるりあたんカードを送る。

また日本橋へ。

CPUクーラーのもっと強力なのを探しにいく。CPUが2個載っているとどうしても冷却に差が生じてしまう。熱い方の石にはもっと強力なクーラーが欲しい。そんなわけで、強力そうなものを1個買ってくる。ファンの径の大きさには限界があるので、羽の傾きを大きくして面積を広げてあるものを選ぶ。

とらのあなとゲーマーズに行ってみたが、あいかわらずせらみゅカードは入荷していない。ゲーマーズは、残りの袋入りカードの在庫まで切れてしまっているのに、入荷がない。

ディスクプラザ。DVD「東京ミュウミュウ」[3]みんとBOX。「鋼鉄天使くるみpure」[5]特典付限定版、同じく[6]特典付限定版、CD「おジャ魔女ドッカーンCDくらぶその5キャラクター・ヴォーカルコレクション6年1組盤」、「おジャ魔女ドッカーンCDくらぶその6キャラクター・ヴォーカルコレクション6年2組盤」を買う。

あとえろいビデオの店に3軒ほど行ってみたが例のアレが見つからない。店員さんに「森下くるみの『ハメットさん』っていうDVDはないですかあ」と聞いて、店の中を探してもらって「はいこちらです」と渡してもらって、その箱の裏と表をまじまじと見て「あ。やっぱりいいです」と言ってすたすたと帰ってこれるぐらいの大人になりたい。ああなりたい。中身が見たいんじゃなくて、箱の裏にどんな馬鹿な説明文が書いてあるのかが知りたい。ああ知りたい。でもちょっと見たい。

ふらっとソフマップに寄ってみる。やっぱり森下くるみのソレは見つからない。んで、うっかり富士フィルムのFinePix F402を買ってしまった。ああ。ああああ。やばいよやばいよやばくて死ぬよ。

金太郎書店にもソレがない。わしはハメットさんにからかわれてるんだろうか。というより、実在するんだろうか。

京橋のアニメイトに寄ってみる。やっぱりせらみゅカードの在庫が増えていない。うむむむ。大阪にはちいとも入ってこないのか、あるいはわたし以外にだれも買ってくれないので入荷をやめてしまったのか、はたまた売れまくりなのか。

日記。

父上が「餃子の王将」に行こうとおっしゃる。夕食はまたしても餃子である。げふ。

調査。

気になるので、例のえろいビデオ「ハメットさん」(ドグマ)について調べてみた。うむ。たしかに売っているっぽい。予告編の動画をえんやこらと観てみる。

森下くるみ、ウルトラバカ痴女コメディーに初挑戦! ついでにテーマソングも初めて歌っちゃいました! 今度のくるみはア・イ・ド・ル!? ベラマンチョ星から性感パワーで地球を救いにやってきた「ハメットさん」を、森下くるみが熱演!

歌っちゃいました聞いちゃいました。うーん。アホだ。やる気のなさそうなテーマ曲がまた。

ところで「ジャンル:痴女コメディ」とはなんなんだろう。「ジャンル:妹SM」とか「ジャンル:アンモニア」ってなんなんだろう。好き勝手に「ジャンル」を作ってしまうこの感じは、えろゲーの「ジャンル」を見たときといっしょじゃないか。うーん。アホだ。あまりにアホなので発注してしまった。

さて。クレジットカードは使えないようで支払いは代金引換えである。母上、すまぬー。

23 nov(sat)

あらまし。

ちびカメラと音痴なラッパ。

お買いもの。

サクラ大戦歌謡ショウの大阪公演の切符の予約のためにえんえんチケットぴあに電話をかける。専用の電話番号まで用意されているほどで、なんだかもうすげえ人気である。13分後ぐらいに電話がつながった。S席はすでに売り切れで、A席を手に入れた。ペットボトル屋と電気屋(不健康)とわしとで3枚。

席は3階の最前列だった。発売開始後10分にしてこのありさまとは。

ちびカメ。

今日はFinePix F402の日である。カメラを胸のポケットに入れてもそんなに違和感がないってのはけっこうすごいことではないか。光学ズームの機構がない代わりに、もう電源を入れたらすぐ撮れる。電源スイッチは、右手でカメラを持った時に楽に操作できるような大きなスイッチがレンズと平行についていて、これをがちゃこんと真横にずらせばよい。手もとを見なくても操作できるおかげですぐに撮れる。なので意味もなく撮りまくりである。交差点で信号を待っているときにささっと胸のポケットからカメラを出して撮ったりできるんである。おおすごい。もの忘れの激しいあたくしにはメモ帳のかわりに使えそう。

画質は想像していたように、そんなにいいものじゃなかった。さっきの絵は露出の設定だとか全然いじっていないのだけれど、ちょっとノイズでざらざらする。でもたぶん、いろいろいじるカメラではないと思う。そもそもカメラのこと自体あんまし知らないし。で、比べちゃいけないのだろうけれど、どうしてもわたしのもう片方のカメラである三洋のDSC-MZ1と比べてしまう。MZ1よりもCCDの面積が小さいためだろうけれど、光量が少ないととたんに絵がざらざらになる。このへんの余裕がかなり違う気がする。ちっさいってことはこういうことなのか。夜中でも撮っちゃう。もうあたくしの見たものがそのまんま記録される感じで楽しい。絵をため込んでなにが得られるのかさっぱり分からないけれど、撮れればいいのだ。

かなり簡単お手軽を目指しているようで、画像の圧縮率が選べない。200万画素のカメラだから、とりあえずわたしはなんの気なしにUXGAで記録するように選ぶのだけれど、圧縮率を選ぶところがないのである。うむむ。んで、どうにも圧縮率が高すぎるのか、JPEG画像の画質がよろしくない。ファイルの大きさは300KBぐらい。たぶん16MBしか容量がない付属のxDピクチャーカードでもたくさん撮れるように圧縮率を上げてあるのだろうけれど、どうにもきれいじゃない。不本意だが400万画素に拡大して記録する選択肢を取る羽目になるかもしれない。拡大して記録したあとでまた縮小すれば画質の劣化を目立たないようにできる。また、なぜか400万画素のモードでは圧縮率が2段階から選べるのだ。

そして、撮影したあとは、カメラをUSBでPCにつないで、PC上でふつーにファイルブラウザでずんずん中に入っていってファイルを取りにいける。なので、付属のソフトたちはまったくさわっていない。

薄暗い部屋でフラッシュを使っていちごさんの人形を撮ってみる。F402MZ1で比較。なんだか色温度が全然違うとか、明るさが違うとかはこのさい気にしない。やっぱりF402の方がノイズが多いのだけれど、SVGAまで縮小してあるのであんまし差が分からない。どうせ印刷物に使うわけじゃないし、まあいいか。

少しは不満もあるけれども、いやー、やっぱすごいなこれは。なんて楽しいおもちゃであろう。大いに楽しく撮って、あとで絵を見てあら探しをするとちょっとがっかり、ぐらいな感じである。これなら携帯電話よりもちっさいし、持ち歩けそうかなと思うのであった。

8色グラフィクスと音痴な演奏。

埼玉県に「愛生会病院」という病院がある。江戸時代より代々医業を営むというかなり由緒正しいっぽい一族が経営している。そこのwebがエラいことになっている。目を覆うような8色グラフィクスが画面いっぱいに広がって字がでっかくなったりちっさくなったり、一見すると悪い意味で素人くさいwebである。なぜか「太陽にほえろ」のテーマ曲が流れるというすさまじい機能が備わっており、この選曲のセンスの素晴らしさにも注目したい。とても病院という組織のために作られたとは思えない、手作りっぽいというか、その、まあ、アレな感じである。

それだけだったら、たいして注目されるべきではない。これを見れば逃げていく客もいるだろう。しかし。ある人が、Windows上でwebブラウザの画面を「最小化」してまた元に戻すと、MIDIの演奏機能の設定がおかしくなって、音がへんてこになるという現象に気がついた。そして愛生会病院のwebで流れつづける「太陽にほえろ」の演奏もおかしくなることが、例によって例の巨大掲示板群に報告された。

わたしの環境では再現できなかったが、そのはちゃめちゃな演奏を録音して公開してしまった人がおり、わたしはそれを聴いてしまった。「太陽にほえろ」の曲は、半音ずれたまま朗々と響き渡るへっぽこラッパぶりに台なしにされている。これがあまりに、へっぽこなwebっぷりに似合っている。あまりにおかしかったので、わたしは泣いた。笑いすぎて泣いてしまった。

すると不思議なことに、この「悪い見本」みたいな奇抜な意匠設計に愛着がわいてくるのである。目をそむけずにどこになにがあるのか分かりづらい構成をひも解くと、けっこう面白いことが書いてあったりするんである。医院長みずからこれだけの資料を作っているとは。それにしても、職場の人たちは誰も止めなかったんだろうか。

コンパクトにここまでの筋をまとめたFlash動画があるので参考文献として挙げておく。

24 nov(sun)

あらまし。

えろビデオの店は楽しいなあ。

お出かけ。

あてもふらふらと家を出る。あてもなく家を出たときはいつのまにか日本橋に行くことになっている。

電車がなかなか来ない。それはいいのだけれど、電車を待っているあいだけむたくてかなわない。この季節は焼き畑農業ばりにがただようのである。稲刈りのすんだ田で、もみ殻かなにかをあっちでもこっちでも焼いている。この田舎っぷりにして、15分に1度はちゃんと電車が来るのだから感謝せねばならない。

うむ。さっきから空が白いと思ったら曇っている。逆光すぎていま何時なんだかさっぱり分からない。いつもきょろきょろしているわしの視線そのままってな感じである。

新今宮。

というわけで新今宮から日本橋の電気街に向かう。前から気になっていた集合住宅の前を通る。えらく背が高い建物である。その1階にはこんな看板がある。「其の筋の命により午后10時以降の外来者の訪問及び外来者の宿泊おことわり」だそうである。「其の筋」とはどの筋なのだろう。なんだか「その筋の取り引き」が行われていたりとか、「その筋の人」をかくまっていたりするんじゃないかとどきどきするではないか。

このあたりは日雇いの労働者向けの、日払いの部屋がたくさんある。上の看板は、おそらくは1人分の家賃で何人も泊まるのを禁止するためにあるんじゃないかと思われる。もうなんというか、このあたりは30年ぐらい時間が止まっていそうな感じである。

そしてはじめて通天閣の写真を撮る。大阪人は通天閣の写真なんか撮ろうとは思わないのである。この世の終わりみたいな色の空に「人、まち、かがやく! 大阪」という看板が突きささっている。さすがにこのあたりは、いつもどよーんとしてあんまし輝いている感じがしない。しかしいくらなんでもこの空は黄色っぽすぎである。カメラがどうやって白バランスを決めているのか分からないのであきらめるしかない。

以前、男性同性愛の人向けの雑誌を見つけてしまった店に寄ってみる。ここはビデオなんかもけっこう品揃えがかたよっていてネタの宝庫である。「女スパイ拷問くすぐり笑い地獄の刑」45巻というビデオが目にとまった。んで、その右側には50巻があった。視界一面がくすぐり地獄である。50巻ってアナタ。49本観てもまだ満足しなかったのだろう。世の中には「くすぐり笑い」マニヤの市場がたしかに存在するのだなあ。

日本橋。

んで、今日ははじめて「信長書店」の2階に行ってみた。一度だけ1階に瑞貴たんのDVDを探しにきたことがある。2階はまんがが置いてある。たいして見るべきものはないのでさらに階段を上がる。3階はまあこれが、すげえ品揃えのえろいビデオの店なのである。ちなみに森下くるみの「ハメットさん」のVHSが置いてあった。箱の裏側を見てこれはアホだと確信する。しかしDVDがなかった。

そして、そして。5階はさらにディープ極まるマニヤの世界であった。ある棚には「おねいさんの脚で顔を踏まれる」ビデオが置いてあった。「ロングブーツ舐め踏み」シリーズとかそんな題名のビデオが大量にある。うくくく。んで、裏側を見てみると「企画・制作・著作/哀しい性工房」と書いてある。ああ。やられた。してやられた。だって悲しい性ですよ。こっそり箱をひっくり返して写真に撮ってしまうのは哀しい性のせいですね。そうですね。

特撮ものまである。特撮戦隊ものだったり魔法少女ものだったり、もうわたしの知らない裏側の世界が広がっている。すごく値段が高かったりVHSしかなかったりで、ちょっと興味を持ったので買ってみるかってな気は起こらないけれど、すげえ気になるではないか。さらにさらに。おねいさんがずっとお面をかぶっているビデオを見つけた。なんだかここまで遠くの世界に、わたしはたどり着けそうにはない。左側のおねいさんの胸のリボンが紫色だったらセーラーマーズになるのにい、だとか突っ込んでしまうのは哀しい性のせいですね。そうですね。

まあそんなこんなで、あっちをうろうろこっちをうろうろ。最後にソフトスクエアに寄る。「キティチャット」というDVDに瑠璃亜たんが出ているのを発見し、買っておく。むはー。水着姿がー。

んで帰る。しかしまあ、なにも写真を撮ったからといってここに載せる必然性はない。でも、ここに載せること以外に写真を整理する方法が思いつかないのであった。

カード破産。

タキシード仮面さまのカードが届いた。むふり。セーラームーン(1)は交換してもらえそう。スーパーセーラームーン(2)は、金で売買するのは好ましくなかったが、早く欲しくてがまんできずにオークションで競り落とした。

現況。

25 nov(mon)

あらまし。

風邪を引いていない。

大人は風邪の子。

弟にいわれて気がついたのだが、しばらく風邪を引いていない。前回風邪をやってしまったのが去年の夏である。もう1年と4か月が過ぎた。うむ。これはすごいことですよ奥さん。不健康極まる環境で仕事をして、夜には床にはいつくばって計算機いじり、運動はいっさいしない。こりゃあ運動が身体に悪いということ、あるいは馬鹿は風邪を引かないということを日々実証しているのである。

仕事の緊張の糸がぷっつりと切れてすでに3週間ほど。そろそろやってしまいそうな予感がする。

月例経済報告。

残業手当95,818円。休日労働手当14,094円。アレしてナニして200,669円。カード会社からの請求は、まだ大物が来ていないので耐えられそう。

26 nov(tue)

あらまし。

せらみゅカードあと1枚。

埼玉埼玉。

やばいですやばいです。さいたま愛生会病院に魅せられた人たちで集まろうとか言ってます。やばいですやばすぎです。埼玉県は遠いです。行ってしまいそう。

お買いもの。

家に帰ると、封筒が3通届いていた。せらみゅカードと、セル画4枚と、例のソレ。例のソレの代金は弟が払ってくれていた。すまぬー。

セル画を送ってくれた人が、ちびうさ収集家として覚えてくれていた。おまけが1枚ついていた。ああ。しやわせ。

カード破産。

セーラームーン(1)のカードが届いた。恐怖のせらみゅカードも残すところあと1種類である。すでに10万円も使ってしまったことは、次にカード会社から請求がくるまでできるだけ考えないようにしよう。どれだけバンダイにみついだら公演を続けてくれますか。10公演ぐらい観ればいいのか、セーラー戦士の人形を10体買えばいいのか、はたまた株式を10万株ぐらい買えばいいのか。

現況。

瑠璃亜たんのカードをアマダに送ってからまだ連絡がない。

ハメットさん。

というわけで、えろいビデオ「ウルトラバカ痴女コメディーハメットさん」の巻。

ああ。期待に違わず。むしろ期待以上の馬鹿さ加減。まず、へんな語尾をつけてしゃべるハメットさんに衝撃を覚える。かわいくないんだ、この語尾が。だが、こんなものは地獄の惨劇のプロローグにすぎないのだった。

あらすじ。なんか知らないけれど「性感エネルギー」の低下した地球を救うために、なんか知らないけれどベラマンチョ星のハメットさんが「痴女バトン」を片手にやってきた。あまりにくだらないので以下略。

登場人物がかなり馬鹿。どうでもいい小ネタを入れながらていねいに描いてあるんだわ。こんなのを撮る人がいるのかとかなり衝撃。国王さまがもう嬉々として変態していたり、ハメットさんがお手伝いさんにやってくる家の関西弁のおじさんがいじられ放題なところとか、もうすんばらしい。なにより、ハメットさんがもう、へんな語尾とか馬鹿な台詞だとかを楽しそうに演ってるのがとてもいい。長いので前半だけ観て寝る。

27 nov(wed)

あらまし。

表意文字は無限に増えて、また減る。

お買いもの。

石を探しに日本橋に行く。値段が高いので買えず。がっくし。

ディスクプラザで安谷屋なぎさのDVDを発見。「ガールズトレンドヴィンテージセレクトVol.2安谷屋なぎさ」。去年のせらみゅで双子の姉妹のアロンのほうを演った人。ナニなビデオと同じ棚に置かれていたので、目を疑った。あなどりがたしディスクプラザ。

信長書店5階に行ったら、笑いを提供してくれた哀しい性工房の一角がなくなっていた。あれはわたしの見た幻覚だったのだろうか。

ハメットさん。

観終わる。「はーい」って言ったー。「はーい」ってー。はあはあ。アホな台本についてこれる森下くるみに拍手を。本は監督とは別の人が書いているらしい。

表意文字。

暁に死す」という書きものたちの中に、長い読みの漢字について書いてあった。なんだかすさまじく意味がつめこまれた漢字があり、それを大昔に日本語に苦労して訳したあとが見えてくる。

その昔、文字は象形文字みたいなのがしだいに整理されて漢字になったのだから、そりゃもう無数の漢字が存在したに違いない。そこで同じ意味の文字の中で生き残るものと消えていくものに別れる。んで、誰かが「歩き方が正しくない」という意味の文字は、他の「歩」とか「正」みたいな文字たちを使った文であらわせると気がついて、意味のつめこまれた文字はばっさりと削られたのだろう。

その方が、表現するための文字数は長くなるが、書いたり読んだりする人が覚えねばならない文字の種類はずっと少なくなる。そうやって削られるより前に中国で字典が書かれたおかげで、いまこうやって笑ったり感心したりしながら読むことができる。そう思うと、文字も文法も、まだまだ変わっていくんじゃないかってな気もする。

同じ意味の単語でも、漢字とひらがなの割合で文章の見た目が変わるから、あるときは漢字で書いて、またあるときはひらがなで書いたりする。文末を漢字で終わらせたくないからひらがなに直したりもする。こんなあやふやな文字の使い方をよしとせず、どんどこ簡単にしようという人がいてもおかしくない。やっぱり、その昔に日本語から漢字をなくしてアルファベットに置き換えようとした人もいたわけだし、実際に漢字を減らすために「常用漢字」なんていう文字集合もできた。

いまのところ、そうやって文字を壊すようなことはよくないっていうのが多数派なんだろうけれども、いずれ計算機が日本語を理解するようになったら、やっぱこういう冗長な表現は邪魔ものにされていくのだろうなあ。もうすでに、文章を書いていると、計算機の中に住むかしこい誰かが「『ら抜き表現』です」なんて指摘してくれるではないか。

「いま書いた文章を100年後に発掘した人が古語字典を見ないと解読できないようなことになるのと、だれでも楽に読めるのとどっちがいいのか」という問題と、「言葉が変化していくのを邪魔するべきか放っておくべきか」という問題があって、これからどう書いていくべきなのかはよく分からない。100年後の人が「ナウい」の意味が分からなくて、辞書で「目新しいさま」という意味であると理解したとしても、それはちょっと残念だ。でも、どうでもいいといえばどうでもいい。

28 nov(thu)

あらまし。

11月末は寒い。

電熱装置。

昨晩は寒さに耐えきれず、ついに電気毛布を使ってしまった。ただでさえ計算機の消費電力が大きいのにさらに増やしてしまった。計算機の部屋で寝れば暖かいけれど、この散らかった物置きで寝るのは耐えられそうにない。家族も入ってくるし。

自分の部屋に計算機の1台を持ってくれば部屋の空気の温度がかなり上がるはずである。24時間つねに暖かい雰囲気にさらされていれば布団もきっと暖かくなる。壁も天井も床もすべて暖かくなる。そして騒音がわたしの健康をむしばんでいく。やめとこう。

中毒。

さて賞与の支給はいつだったか。また高いセル画を落札してしまい恐くなってきた。給料日から3日にして、もう預金残高が7万円しかない。

29 nov(fri)

あらまし。

ハイパーインフレーション。

カード破産。

ああしまった。このままでは来週のカード会社への支払いができないではないか。うむむむ。あたくしが労働者となってはじめての金融危機である。

どれぐらいの危機かというと、カード会社からの請求額と同額しか預金残高がないのに4万円分もセル画を落札してしまい、どう考えてもキャッシュフローは闇夜に地をはっているという感じで危機である。いやーすごいね、あっはっは。そして冬の賞与は2週間先ときたもんだ。社内預金を引き出すのにはちょっと時間がかかる。自転車操業のはじまりはじまり。

さて。恐怖のせらみゅカードの最後の1枚が届いた。最後の1枚は交換で手に入れることができず、オークションで落札して買ってしまった。13種類全部そろえるのに1か月もかかるとは。ともあれ、収集に終わりがあってよかった。ちびうさのセル画を集める計画には終わりがないのだ。

現況。

なんだか、得体のしれない怪物を生みだそうとしているんだと思った。石が2個載っている計算機を作ったとき、世界順位の山を目前にしてちょっと恐くなった。ちびうさのセル画が100枚に近づき、せらみゅカードを全部揃えてしまい、物欲の森の深さに恐くなった。ちびうさのセル画はちいとも飽きないのである。

30 nov(sat)

あらまし。

支払い期限が迫る。

友を呼ぶ。

どういう経緯か忘れたけれど、昼間っから女装について調べていた。服装のこととか性同一性障害のことだとかあれこれ読んでいた。なんだかそういう人用の「出会い系サイト」なんてのもあって、楽しいったらありゃしない。

同性愛な人がハッテン場で同性愛な人を見つけるように、女装の人好きな人が女装の人を見つけるわけでありますよ小隊長どの。ときに掲示板で、ときに都会の道ばたで。学校であろうと会社であろうとわたしがどこかへんな人を見つけちゃうように、なんとかは友を呼ぶのであるよ。調べているうちに新宿で女装のおとこの子を探そうかとか思いましたってばさ。はだしで駆けてく陽気なあずまさん。

でもまあ、そういうのはそういう情熱を持っているから見えてくるんであって、あたしなんかはせいぜい髪の色がピンクに近い人を目で追ってしまうぐらいのもんである。ううう。染めたい染めたい。もうみずからの身でピンク髪好きを表現したいけれど、会社に行けないのはまずい。んで、どうして今日は女装について調べていたのか、もう忘れてしまった。

カード破産。

ああ思い出した。そういや、正月に観にいく公演のチケット代を立て替えているから、いま3万円分ぐらいの債権者なのであった。ううう。いま現金化できたらいいのに。

これから払うセル画代金が10万円、カード会社からの請求が6万円。預金残高が6万円。もう、ここに書いておかないと、知らないうちに残高が消えてしまいそうで不安でしょうがない。

今日、アマダからサイン入りの瑠璃亜たんカードが届いた。余分に持っているカードが4枚。売り払う気はないけれど、交換したい人がいたら連絡してたも。

現況。

こんな不毛な散財はしばらくやりたくない。来年またカードが発売されたらやっちゃうんだろうなあ。


あずまにおっしゃりたいことがありましたら お手紙ください

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