内容●なんだかもう、他に書くことが思いつかないほどにせらみゅ大特集中
ステーキ定食。
う、うわー。昼食に「ステーキ定食」なんてものがあるではないか。うわー。食べるさ食べるさ食べますとも。
ううう。朝にまたもや起きられなくなってきた。ごはんを食べる時間もない。
大企業にありがちな昇進試験がやってくる。昇進はどうでもいいけれど昇給はどうでもよくない。
会社の方針が変わったようで若い人を昇進させたいらしい。わたしが若い人かどうかという話はこのさいこっちへ置いといてげふんごふん。部署にわたしより上の世代がぜんぜんいないのでわたしの試験は早く来るのだろうと思っていたら、その予想よりさらに早かった。まあそんなわけで部署から推薦されちゃったらしい。昇進したらあずまさんは係長、ここでは主任と呼ばれる。
係長になって課長になってアレになってソレになってという経路を進む人を選び出すための、大企業にありがちな試験の入り口である。なもんだから、会社の経営だのなんだのそういう問題を解く試験らしい。んがー。面白くない。おっさんくさい本を読まねばならんのかー。ただ、試験の前に書類選考があるらしくて、そこでいきなり落ちてしまったらもうどうしようもない。でもわたしは書いたり発表したりとかそういう上っ面なものだけは比較的評価がいいようなので「書類」選考ぐらいなんとかなると期待するんである。机の上が壊滅的に散らかっていて髪がだんだん茶色くなってきて近眼でときどき目つきが悪い従業員でも。
課長になって部長になって事業部長になって役員になってってなことに興味はないし、そう長く会社にいるとも思えない。だけれど、とりあえず主任になったらいまの給料と賞与が増える。もお、ばんばん浪費っぷりが加速して買いもの中毒の連鎖から抜け出せなくなって、借金取りから逃げ続けて年金ももらえない若さで淀川の河口に死体が浮かぶぐらいの勢いでがんばりますです。むしろ、えさがなかったら絶対にがんばりませんです。本屋さんに行こうと思ったけど明日も仕事ですくるみもう駄目かもです試験の日が1月のせらみゅの公演と重なるです書類選考の結果を早く教えやがれです。
童心に帰って画像を収集。
土曜に働いて日曜にせらみゅ。これを信者という。
昼ごろからぼへーっとお出かけ。明日の帰りの新幹線の切符を買う。そのあと会社に行ってぼへーっと仕事。そのあと焼肉をおごってもらう。
我が水鏡の占いに現わるはー、和菓子の野望阻む異物かー。うう。「我が師」が「和菓子」に聞こえてしまったらもう、和菓子としか聞こえない。仰げば尊し、和菓子のあんー。
「セーラームーンS」は1994年に掲載されたり放送されたりしていた。いまにしてセーラームーンSの話を思い出すと、どうも当時はカルト宗教が話題だったのを思い出してしまう。姿の見えない敵の親分ファラオ90を「師(マスター)」と呼んだり、5人の魔女たちは次のステージに進むために手柄を立て、最高の地位である秘術師(マグス)に就きたいと思っていたりする。
当時はなんとも思わなかったけれど、そのあと地下鉄で毒ガスを散布して人が死んだ、あの、なんとか教団を思い出してしまう。無限学園のでっかい建物の階を上がっていくごとに「レベル」の高い魔女が出てくるのは彼女たちのなにかのステージを指すんであって、そのこと自体は別に目新しい表現ではないのだろう。でも、そのついでに、まだわたしが学生だったころに当時の電線屋が大学の建物に勝手に名前をつけて、1号館を「第1サティアン」みたいに呼んでいるのをそばで聞いてあきれていたりする恥ずかしい記憶なんかも戻ってきて、一人で赤面するのであった。
それにしてもアレですわな。別に人類の革命を起こそうというわけでもなく、地球の運命をどうこうしようとかいうわけでもなく、ただ、あってもなくてもいいような一個の会社の利益のために、従業員が命を賭けたり、賞味期限の切れた食べものを売ったりしたりするってのが、小説よりも奇なる事実なのであるよ。破滅などに怯えぬー。
それにしてもアレですわな。何回も何回も新幹線に乗って遠くまで公演を観に行くと、必ず見覚えのある人を会場で見かけるってのは、これもまたわりと小説よりも奇なる事実なのであるよ。みんなで中毒になればいい。螺旋の、目眩そのまーまーにー。
またしてもせらみゅのみ。
今日観るのは午後3時の公演だけなのでまあ、楽なほうだ。9時にふらっと家を出てえんやこらとあんまし速くない超特急こだま号に乗る。ちょっとそこまでお買い物感覚。昼の2時に東京に着く。ぐは。昼食の時間を考えていなかったの巻。東京駅は広いから歩いて歩いて、地下鉄の有楽町線の駅までたどり着くのが昼の2時20分。
こうなったら池袋の東急ハンズの入り口の前の牛丼の店に入って10分ぐらいで食べりゃいいやと思っていた。店の前まで来てお客さんがぜんぜんいないので困った。なぜお客さんがいないかというと、店が閉まっているからである。ぐは。
ううう。しかたがないのでサンシャインシティの地下のマクドナルドでいいやと。ううう。池袋は人が多い。ただでさえ多い客をこうやってまた一人増やすの巻。もう2時40分。4分並んでハンバーガー型の食品が1個出てくる。30秒後に席まで運んで、2分30秒で食べる。2時45分。まあそんなこんなで2時55分ごろに会場に入る。
席は8列めの左のほう。
特に一部分を注目するでもなくぼへーっと観ていた。ちょっと手が加わっているようで、最初のダイモーン「ガングローン」の台詞に説明がついた。どうせなら会場が池袋ってことを活かしてほしい感じも。埼玉よりどうにもお客が静かで、キャストも子供たちに話しかけたりするけれど、これが後半にいい影響を与えたわけではないようでどうにも反応がもうひとつ。以下おぼえがき。
教授の台詞だったか「原子記号に帰れ」と聞こえるのは「電子軌道」なのか、それとも「元素記号」なのか、単に台本を書き間違っているのか。いまだに分からない。
ミストレス9がどうにも気に入らないのはあんまし恐くないからなのだけれど、どうせならあの恐い顔のメイクを取っぱらってふつーの娘っ子にした方が恐いんじゃないかと思った。あと藺波知子はそんなに低い声が出ないので曲も高い方に振ってあるのだけれども、台詞も高いだけだと恐くないので静かに演じてほしい気もする。あと、ちびうさの胸の奥にある銀水晶はシプリンにではなくミストレス9に奪わせたかったような気が。押し倒してほしかった気が。青い爪でほっぺたをつつーってなぞっておびえさせてほしかった気が。気が。もうとにかく惜しいキャラクター。
カオリナイトの印象がやたらと強い。河崎美貴はただでかいだけじゃない。無駄な動きがないのにこの存在感ときたら。なのに歌わせるとうっかりかわいいところが出てしまう。うっかり。
ほたるちゃん。不健康を演じているのか、やる気があるんだかないんだかという微妙なところ。仲村瑠璃亜の台詞がたどたどしくても許す。ああ許す。セーラーサターンに変身してから、あのでっかい鎌を振ると身体が振り回されてしまうのも許す。むしろ許す。ちびうさの胸のブローチを奪うところをもっとねちっこく演ってほしい気が。気が。
ちびうさちゃん。アニメ版のちびうさの顔のイメージってこんなんだなあと。描く人にもよっては幼すぎて顔が横に長い。まあこれが。本当に横に長い子を連れてきやがったあ、てなもんである。大田ななみは8歳なのかー。だんだんいい動きをするようになってきたような気がする。
うさぎさん。黒木マリナは常にあぶなっかしい印象があった。最近はすっかりうさぎさんになってしまったなあと。声が。もうやばいぐらいよい。
ミメットたん。本田しおりは14歳だったのかーのかーのかー(残響音含む)。そうかそうか。わたしの感じたやばさはホンマもんだったのかー。もっと年上の人が無理矢理作っているやばさと思っていたらホンマもんだったのかー。
先週乗ったのと同じひかり号に乗る。また700系のぞみ型車両のグリーン車。いすがよくて、ふつーのいすとは腰のあたりの保持がぜんぜん違う。新横浜と静岡と米原の駅に着いたのを覚えているから、覚えていない駅のあたりでは眠っていたのだろう。また缶入りの水割りを飲んでいた。
まったりとくつろいでいたら、いま東京と新横浜の間で新幹線が大雨のために止まっていることを知る。どわー。もうちょっと時間がずれていたらあたしゃ帰れなかったのである。新幹線を降りて、速くない電車を乗り継いで帰ってくる。揺られたり傾けられたりしている間に腰が痛くなってきた。ぎゃふん。
ちびバイクの燃料が尽きそうになったので補給をせねばならない。夜遅くても開いている店はセルフサービスの店だった。はじめて自分でガソリンをどばどば入れた。11時すぎに家に到着。
箱の絵が恐い。
「Pigeon Blood」(アボガドパワーズ)の箱の絵が恐い。ううう。メイドさんのドレスじゃないとやだもんやだもん。それぐらいしか事件がなかった日。
まんが大会に行けるように仕事をやっつけねばならないのだけれど、どういうわけかぜんぜん仕事をしたくない。いや困った。
脱力。
うううう。全身の力が入らない。さらに仕事をする気も起きないときたもんだ。ここから出ていって他の部署に移りたいのだけれど、こいつの発売を見届けるまでは出ていけない。その次は主任の試験を受けたいから出ていけない。いや本当にボスは約束を守るのか。
となりの部署に移って、また2年かそこらで飽きてしまったらどうする。また部署を替えてくれる機会は与えられるのだろうか。事業部長にいくら文句を言ったところで事業部長は事業部からわたしを追い出すことなんかできるのだろうか。もっとえらい人はわたしに会ってくれるんだろうか。事業部長のさらなるボスはいま作っているブツの総責任者なのに、わたしは一度も会ったことがない。
あるいはなんかすごい企画書でも出して新規事業でも起こせばいいんだろうか。短期間でそんな冒険ができるんだろうか。これで車を買ったり家を買ったりしようものなら。ましてや家族のいる人なんかは。
破滅とか言われても困るのである。
ファラオ90からデスバスターズに下された命令は「決して破滅に導かぬように」なのだけれど、そのご主人さまは地球でいったいなにがやりたいのか。グリーム星でそうしたように、地球のなんかすごい力であるところの「聖体」を集めるのが目的であって、1995年の劇場版の「ブラックドリームホールの奇跡」のように人を眠らせることではない。ブラックホールとなったタウ星系に代わる第二の安住の地を得るためにあれこれやってるのであって、誰かにさんざん迷惑をかけるのは手段であって目的ではない。
んで、「空腹も知らぬ我等」デスバスターズは「破滅などは消し去る」勢いでもうがんばっちゃうのだけれど、その破滅を呼ぶのは土萠教授の研究なのだ。教授の研究の甲斐あってミストレス9の卵はほたるの身体に宿り、魔女たちをガラス管から生むことに成功し、デスバスターズの地球上陸の第1歩となる。でも、ミストレス9が器を得た時点で教授や魔女たちが用なしになったのは話の流れから理解できるっぽい。たぶん、彼らはファラオ90の意思を保持する「器」であるミストレス9とは違って、地球の生きものだからだ。
では。では。破滅とはプルートいわく「運命の歯車」がへんな方向に進んだ先の出来事である。サターンの言うには「宇宙に糸をかけてあやつ」ってやり直すことである。教授の研究はその運命に逆らった。なんだか、かなりとてもものすごく俯瞰的だ。でも、ウラヌスもネプチューンもみんな局在的な運命しか観察することはできないら、前回の破滅の時がどうだったかは俯瞰的には分かっていない。これから破滅します、とか言われても困るのである。ただ、サターンの沈黙の鎌が振り下ろされればこのへん一帯は闇に帰る。せっかくほたるは健康な身体を得たというのに哀れなことである。んで、ムーンが闇をよしとしなければ、銀水晶のふしぎなエネルギーでまたそのへん一帯は再生を始める。ぐにょぐにょと。光あれと。
ただ、こいつはどうにも時間をやり直すというよりは、忘れるというのに近い感じがする。前回の破滅のときは女王であるムーンが、自分の領域を守れと命じたのでウラヌスもネプチューンもプルートも、破滅をくいとめることができなかった。それを悔いて悔いて、転生してからも、呪われたようにサターンの出現を止めようとする。たぶん、破滅のあとに再生が始まるところは観察できなかったか、あるいは忘れてしまったのだ。再生したからいまここに世界があるんであって、3人の言いぶんはどう考えてもおかしいんである。ただし、破滅と再生が同様にくりがえされるという前提においては。そうでない前提においては、世界が存在しないので考慮することができない。
んで、今回またムーンが自分の判断の甘さから破滅に導いたのをよしとしなかったので、哀れな世界は再構成された。ウラヌスが「これで満足なのか、答えろ」と聞くのに対して、満足だと答えてしまった場合はどうなるかわからないけれど、まあとにかく再構成された。そしてサターンが「わたしは破滅と誕生の戦士」なんて言うのは、きっとみんな忘れているだけで、前回もきっと同じことを言っているのだ。サターンに沈黙の鎌を振りおろすことが使命だという機能だけが組み込まれていて、そしてその結果を観察して、理解する。敵がいなくなった世界と、あと、唯一の観察者ムーンには気まずい記憶が残って、また忘れる。うー。やっぱり変だ。
さてさて。1年前にプルートが禁忌を侵してまで守ろうとした時間の概念はどこへやら。たぶん、忘れてしまったのである。
午前8時すぎ。わたしはパンをかじりながら気がついた。電車に乗って通勤する途中で、高温の空気と強い光で自分の身体が干からびていくのを想像した。
また飲み。
仕事帰りにまたおごってもらう。なぜに気前がいいのか。
今日も薄氷を踏んで歩く。
全体の仕事を進めつつ自分の仕事が締切をどんどこ過ぎていって、なんだか破滅の予感。テスト用の機材を発送するところまでたどりついた。これで明後日から夏休みだ。残りの仕事のことは忘れて夏休みだ。
やっといまの部署から抜け出せそうな道筋が見えた。
ううう。今日はまんが大会の1日目に行けなかった。明日はなんとか休みにできた。そして夏休みの後半に出社するということになった。
今日はまんが大会には行けなかったけれど、会社の方でわりと大きな進展があった。
08:45出社。08:55実験室。09:00ボスが来る。話があるとのこと。09:05別室で面談。その内容。
「昨日のアレの件やけど。過激なメールを送ってくれたみたいで」
「はあ」
「時間もないやろうから手短に話すけども。アレヤね、いまの仕事のレベルだとか上司のレベルが低いからここではもうやってられない、とそういう意図として理解していいんやね」
「はい。合ってます」
「前に言ったのは、別に約束したわけやないんや。定期移動は例年4月やからね。こっちの考えでは、4月になったらxxx(となりの部署)に、誰かとトレードというので考えていたんや。まあ、こっちも一人抜けるのやから一人もらわなあかん」
と、話は進んでいく。こっちはいかにもやる気のなさそうな顔で力のない返事をする。だがしかし。
「そんなんやったらもっと早く言うてくれたらよかったのに」
「……」
「こっちも大急ぎで探しますわ。人事に掛けあってくる」
なんだか急展開をみせる。早く言ってくれといわれても。もう何回も言ってるんですが。
「時期が時期やから見つかるかどうかは分からんけれども、希望とかあるんか」
「xxx(別の事業部)か、xxx(同じく)か、研究所に」
(メモを取る)「ふん。研究所はいま統合やなんやで縮小傾向やから難しいかもしれんなあ」
「xxxは無理でも、xxxの研究所とかは無理ですか」
「いや、そんなんまだ分からん。まあ、確約はできひんけれども、秋ぐらいに異動できるところを探し出せるように動きますわ」
できるだけ希望の技術部門に近いところを探すということ、異動した先ではまた仕事の分野も変わって苦労するであろうことを言われる。こっちにも覚悟があるということを伝える。
感謝しております、と深々と頭を下げておいた。前のボスとは大違いで、めちゃくちゃいい人である。なんだか突然気が変わったようで、わたしをここから追い出してくれそうだ。となりの部署に移るだけでも4年かかった、だとか、事業部をまたぐ異動は難しい、だとか、待ちきれずに退社してしまった、だとか言われているけれども、この人ならなんとかしてくれるのではないかと期待できる。
わたしは別にすごい文章を書いて送りつけたつもりはなくて、ただ、いまの業務に関しての要望を書くアンケートに答えただけなのに。現状の批判と改善要求を原稿用紙3枚分ほど。いったい、ボスはわたしのメールになにを見いだしてしまったのだろう。わたしの感じているくやしさが文面からにじみ出てしまって、いまにも仕事をやめてしまいそうな危なっかしさを感じたのだろうか。もしわたしがこらえきれずに毒々しい文章を書いてしまったらどうなっていたのだろう。
今日の夜。わたしの意見をボスは過激だと言っているのだけれど、実務にうといボスには理解できなかったのかもしれない、とつけ加えて同じ文章を部長に送っておいた。ボスにはもっと悩んでもらおう。お互いに退路を断とうではないか。
いままで同じ部署の社員には誰にも話さなかった。他の部署の人でしかも最近異動してきたというような人や派遣社員といった、自身の部署に対してしがらみの浅い人にしか相談しなかった。しがらみの深い人に知られるとわたしに不利益をおよぼすおそれがある。また、課長以上の人なら、こういった局面では教科書通りに対応してくれるだろう。
これからも、えらい人以外には誰にも悟られないようにして、突然出て行ってやる。カメラ屋になるか、電話屋になるか。秋に出ていったら主任試験を受けられなくなるけれど、まあ、仕方ない。これでいままで考えてきた去り際のあいさつが活きる。「事業部さんとはご縁がなかったということで」と一度言ってみたかった。
まんが大会2日目。
午前6時。まったりはい出てくる。早くから出かける気はなかったのだけれど目が覚めてしまう。
8時ごろにまったり家を出て、9時ごろの新幹線に乗って。アレしてナニして12時ごろに会場に着く。さすがに並ばずに入れる。
かといってそんなに買うものがあるわけでもなかった。いや正確には近づけなかった。ああ、あたくしまだ心の準備が。そんなこんなでショタな方面の本には手を出せず。はあはあはあ。
午後2時。ぽんさんを召還。しばしだべる。髪の色がいまどきの若者ばりだと言われた。自分ではあまり気づいていなかったけれど、どうも髪の根元を脱色したつもりが全体に明るくなっているらしい。遅まきながらお泊りの約束をする。3時にまた本を見に行く。少女創作な方面を2冊だけ手に入れる。
いったんぽんさんの部屋によって荷物を置く。となりの部屋で住人が倒れていた。なかなか起きない。
渋谷に6時。びうさん、ご主人、キサキチさん、ぽんさん、しあんたん、わしの6人。肉だ肉だ肉を持てえええい。いつもの焼肉の店に行く。アセロラがなかった。
今回はなんと。わたしに肉が回ってきた。肉だ肉だ肉を持てえええい。やつにパセリを持てえええい。
なんだか花柄のシャツとあやしい眼鏡と色素の薄い髪が国籍不明っぽいので、明日の買い物は全部韓国語でしゃべれと言われた。無理です。
おぼえがき。けんぽく【県北】名詞。県の北の方。わたしの辞書では「けんほく」だった。
同じ建物の、階をひとつ上がって居酒屋へ。ピンク色のカクテルの合成に挑戦し続けるがなかなかうまくいかない。たいして飲めやしないのに次々と飲んでいたらばだんだん手つきがおぼつかなくなってくる。電話機にぶら下げているちびうさちゃんのちいさな飾りを、手で外したりつけたりするのがうまくいかない。
おぼえがき。「はつけ」とは、のけもののこと。
数十メートル離れた建物にカラオケ屋さんがある。おお。この短時間に3軒めとは。オトナよのう。
国籍不明という設定に乗っかって、日本語以外でだけ歌おうと考えてみる。ううう。無理です。1曲だけ。
鉄道の車掌さんっぽいしゃべりで有名っぽいSuperbell"zの「Moter Man仙石線」をびうさんが歌っている。本塩釜。ほんしおーがまー。なんだかかっこいいので、今日からあいさつは本塩釜だ。
深夜にぽんさんの部屋に帰ってくる。銭湯で入浴。「東京ミュウミュウ」を観せてもらう。わたしはミュウザクロたんの衣装はかっこいいと思う派で、ぽんさんはエロいと思う派だ。
さらにとなりの部屋のイカした住人にビールをもらう。
どんどこ夜は更けて、そして倒れる。
まんが大会3日目。
朝からどれみさんを鑑賞。あと、あと、ひみつコレクション(仮称)の電車のセットの中で撮ったビデオでひとしきり笑う。女子高生にお仕置きしちゃうぞ。10時すぎにまったり出発。松屋で、七味唐辛子を大量に入れた牛丼を食べる。11時ごろにバスで会場に着く。30分ほど並んでぞろぞろと会場入り。
はふん。春風さんも月野さんも1日目である。なのだけど3日目にも少しはあるってんでお買いものの巻。
どれみさん関係をちょこちょこ買って。コメットさんはあんまし見つけられず2冊だけ買った。うさぎさん関係はついにまったく買わず。ぎゃふん。ナースな賢ちゃん本が今回唯一の掘り出しものですわい。
いつもの場所。びうさんとご主人としばしだべる。どどさんがあらわれた。かばん、重っ。ビッグサイトの中にある、レストランというかカフェというか大衆食堂というか、なんかそういう店でちと休憩。サトルさんも来る。夜行バスできて夜行バスで帰るらしい。労働者になってもこんなもんすよ。あはは。
そのあと池袋に集合。なんだか毎週池袋である。
どうもあたくしが集合時間を早い方に勘違いしていたらしく、ぽんさんとわたしは早めに着いてしまう。東急ハンズでピンクのかつらとか、むちとか、制服なんかをながめる。
そのあとびうさんと、ご主人と、サトルさんがあらわれる。東急ハンズの入り口のそばの店でもんじゃ焼きを焼く。初もんじゃである。
わたしは「激辛」というのを頼んでしまう。これがまた。赤いのである。どこを食べても辛い。こいつは看板に偽りなしだ。わたしも含め、はじめての人たちはあんましうまくいってなさそうだった。
あと「巨峰カルピスサワー」という酎ハイがわりといいピンク色だった。じゃ、そういうことで、本塩釜〜(挨拶)。
銭湯で入浴。「みんと×ざくろ」か「ざくろ×みんと」か。
本の検閲。「東京ミュウミュウ」を観る。そして倒れる。
寄り道しながら帰還。
午前4時45分に起床。おうおうおおう。テレビ朝日がまだカラーバーを放送している時間。そそくさと荷物をまとめて部屋を出る。ぽんさんと午前5時かそこらの電車に乗る。相棒は仕事に行く。わたしはまだ乗っている。さて、この電車はどこに向かっているのだろう。ちょいと用足しに九段下という駅で降りた。なんだか靖国神社に近いらしいと知ったので、ちょいと行ってみるかと。午前5時過ぎの観光旅行のはじまりはじまり。
もとは幕府軍と戦った新政府軍の戦死者をまつるために建てられた神社である。いったいなにをもって、国を守るために戦ったとするかちょいとアレだ。だけれども「この国を守るために死んだ」兵員はすべてここにまつられることになっているので、この時期大注目の観光スポットなんである。総理大臣も日本遺族会も右も左も大注目である。仰々しく公費なんぞ使わずともわしなんかまんが大会の帰りの、それも用足しのついでに寄っちゃうんである。花柄のシャツを着て。
駅からしばし歩くと鳥居が見える。どどん。遠くのほうに人の銅像が見える。もう、いきなり、すごい威圧感がある。足を進めるごとに威圧感がホンマもんだと分かる。鳥居がめちゃくちゃでかいのだ。でっかい鳥居をくぐってまたしばらく歩くと、兵部大輔の像がどどんと高いお立ち台の上に乗って遠くを見張っている。解説の看板の英文にVice Minister of Armyと書いてあった。今風にいえば国軍の副大臣ですわな。兵部大輔さんっていう人の名前だと思っていたわー。
この像がまた威圧感ばりばりである。さらにちょこちょこ進んでいくと、通りをはさんで、またでっかい鳥居にたどり着く。まず看板。「下乗」と書いてある。しばし考える。うー。うー。ああ、乗り物を降りよという意味か。ずんずん進んでいくと門が見える。数えてみたらば16弁の菊の紋がどどんと二つ貼っつけられたでっかい木の門である。右を見る。左を見る。この門をくぐらないと先へは進めないようである。そして、この門が開くのは午前6時らしい。おわああああ。わたしは神社が開くよりも早く来てしまったのかー。なんという早起きっぷり。
看板に靖国神社の起こりについて書いてある。一線の兵士から沖縄で死んだ学徒たちにいたるまで、二百万柱の神となってもうたくさんまつられているそうである。少し離れたところにある彫刻をながめる。えらい人が船の上で指揮をとっている姿だとか、中国の都市の上空で空中戦をしているところだとか、看護婦が傷ついた兵隊をかついで歩くところだとか、まあ、そっち方面の浮き彫りが並んでいる。神社にこんなのが置いてあるのか。何十年だかの前には、少年少女はこういうのをありがたく拝見して学習してきたのであろう。
そして二つめの巨大な鳥居は裏側に、陸軍砲兵工廠鋳造と刻まれている。なんですとー。これ、鋳造で作ってたんかいなー。うわああああ。でかっ。この柱ときたら、戦艦大和の主砲もこんなもんではすむまいというでかさ。でかっ。もひとつおまけにでかっ。鋳型に鋳鉄を流し込んで作るのだけれど、もはや大砲を作る技術というよりも、仏像を作るような技術が必要になりそう。
なんだか気がつくと門が開いていた。まずは門柱をぴたぴたとさわっておく。この門の威圧感も強い。しばしさわったのちに門をくぐる。重たい本の入ったかばんを提げて、とっとこ歩くよあずまさん。二つめの看板。「皇族下乗」と書いてある。おうわ。皇族はここまで乗り物で進んでもいいらしい。あの門を自動車でくぐるとも思えないので、馬かなにかで進んだのであろう。
わりと年配の人たちがちらほらといて、互いに挨拶をしている。わたしも「おはようございます」と言ってみたが、挨拶をしてくれる人とそうじゃない人がいる。1勝1敗だった。髪が茶色でシャツが花柄の一国民への待遇はこんなものなのでせうか。右の肩に、煩悩うず巻く本がぎっしり詰まったかばんを提げた一国民には愛国心はないのでせうか。うひょ。
さてさて。人が手をぱんぱん叩いてなにかを祈っているところを素通りして、あたくしの目指すのは博物館でありますよ。ゼロ戦が置いてあるそうではないですか。電車の中の広告で見たところによれば、靖国神社の中にある戦史の博物館には銃砲から飛行機まで展示してあるそうではないですか。こいつぁ見たい。かなり見たい。昔の日本の金属加工ってものをすごく見たい。
遊就館という建物にたどり着いた。ここやここや、ここだっせー。しかし、開くのは9時だそうで。ぎゃふん。対空砲は見れないんですかー。零式艦上攻撃機は見れないんですかー。まだ6時すぎである。
さすがに3時間も待てないので境内を出る。歩道を歩いていると、警察官の姿がたまに見える。そりゃもうここは注目スポットだから。靖国神社の敷地に沿って歩道を歩いていると、「北方領土」だとか「愛国心」だとかそういう単語が入った広告が電柱や電灯の柱に貼っつけてあるのが見える。うむむ。もうちょっと愛国心を持って街を美しくしてはどうか。また地下鉄に乗って東京駅を目指す。
東京駅からこだま号に乗って帰る。こだま号はとても空いていた。別に楽に座って帰りたいからこだま号に乗ったのではない。三河安城という駅で売られている駅弁が食べたかったのだ。名古屋のひとつ手前の駅に行きたいがために、えんえん3時間ほどかけてこだま号にゆられて過ごした。
さて。三河安城の駅に着いた。ここにあるらしいのである。デンマーク弁当がっ。ごはんとパンが両方入っているというなんだかすごい弁当、正式名称「Oh! デンマーク」がっ。
しかし上り下りのホームでは見つからない。新幹線の駅を出てうろうろしてみたけれども、やっぱり見つからない。そして、駅の建物がかわいらしい外観なのに気がついた。安城市はなんだか日本のデンマークを目指しているらしく、デンマーク風の公園なんかもあるんだそうである。それはそれとして、日本のデンマークってなんなんだ。なんだか新しい知識を得たのでそれはそれでよしとする。わたしは「日本一弁当」といううなぎの入った弁当を買う。
しばらく待ってやってきたこだま号で日本一弁当をもしゃもしゃと食べていた。これまた人の少ない列車だったけれど、どうも名古屋で終点となるらしい。んゴ。20分たらずの間に日本一の弁当をやっつけて電車を降りると、もうすんげえ人だかりである。そういやいまは、日本中で帰省で人が動いているのである。その次にやってきたひかり号に乗ってはみたけれど、わたしの席などない。見知らぬあなたの席もなければ、そこのお嬢さんの席もない。
客室には入れずに、扉のこっち側の空間に立っている。立っているのがつらくなってきて、しゃがんでしまう。鋭い角度で窓から見える空は雲が多かった。高いところにある雲はじっとしていて、低いところにある雲はすごい速さで流れていく。まあそれだけ低いところに浮かんでいるということだな。なんだか暑い。
しばらくぼへーっと過ごして、また降りた。雨の降る中で電車を乗り継いで、真昼のぬれた道路をちびバイクを走らせて、帰ってきた。
お買いもの。DVDの箱はでかい。
そしてわたしは日本橋へ。
名前は忘れたけれどあやしい店にて。セーラームーンの「ガシャポン」の人形の新しいのが出ていた。土、天、海、冥、月、ちびの6体がセットで1,200円だった。買う。あと、前のシリーズのブラックレディを保存用にもう1体買う。
ディスクプラザにて。CD「かーな・おみまゆくるるん大放送!! ミニアルバムくるるん天国」が大特価1,400円だったので拾っていく。さらにCD「おジャ魔女ドッカーン! CDくらぶその3おジャ魔女ミュージカルコレクションドッカーン!」、「東京ミュウミュウキャラクターソングスコレクターズボックス」を買う。最後のは5枚組とおまけが1枚。ぎゃふん。なぜ買ってしまったのだろう。NECインターチャネルめ。
さらに。DVD「美少女戦士セーラームーン」[7]+[8]+全巻収納BOX、「鋼鉄天使くるみpure」[4]初回限定版を買ってしまう。ものすごい体積。
そして。あやしい方のディスクプラザに寄ってみる。んゴ!! また竹内優美子たんのDVDが増えてますよ。買わないけれど。あと「はじめてのおるすばん」を発見してしまう。うがああ。あからさまにパチもんくさいロゴが。おねえさんは二人組で、なぜか名前がひらがなで書かれていたりという微妙さに心奪われてしまい、買ってしまう。ああ。宇宙企画め。
帰りにフェスティバルゲートの中にあるおもちゃ屋さんに寄ってみた。「コメットさん」の「ラブリンバトン」があった。おおおお。いまだに置いているとは。しかも定価で。おおおお。やはり新世界あなどりがたし。もう買うしか。買うしかないので買った。7,800円もする。
なんだかそっち方面の方々の間では、今日、新しいPowerMac G4が出るという噂でもちきりである。そろそろ海の向こうでは昼間になる。さあ発表するがいい。いま発表するがいい。
「東京ミュウミュウ」のいちごさんは、変身前は髪が赤くて、変身後はピンク色だ。いちごさんだけ色が変わるのだと思っていたけれど、よく見てみたらそうではなかった。みんな色が変わっていたのだ。みな総じて色が明るくなっているのだけれど、いちごさんはもっとも変化が分かりやすい。
いやはや。まるちぷろせさですよ。
日本時間の午後9時ごろにひっそりとApple StoreのPowerMac G4が新しくなっていた。CPUは下から順に866MHz、1GHz、1.25MHzで、それぞれ2個を内蔵する。主記憶はDDRで、もっとも低速な機種のみPC2100で、残りはPC2700である。低速な機種でも、おそらくはPC2100の主記憶を引っこぬいてPC2700を挿しておけばちゃんとPC2700の速度で動作するのではないだろうか。
そんなわけでこんなわけで、一番安いのを買うことに決定である。CD-RWが読み書きできてDVD-ROMが読めるから、そのまんまでDVD-Videoの再生もできる。そのまんまで使えるならば、値段の高いApple Storeで買ってまで構成をいじってもらう必要もない。
2,000円札はいま。
今日までにアレを作らねばならんってんで、書類を書く。久しぶりにスキャナを動かそうとしたら線が外れていて動かなかったりなんかして、いかに長らく使っていなかったかを確認する。
久しぶりにMac OS XからMac OS 9.2に戻してみるとこいつぁ快適である。ああ軽い。ああ便利。ああ動く。マルチタスクじゃないけど。久しぶりに描くとへっぽこだ。計算機は、わたしのへっぽこぶりを隠して安定した品質を保つのを助けてくれる。
郵便局でもらったおつりが2,930円。そのうちの2,000円が2,000円札だった。郵便局の人は「2,000円札ですんで、間違えないようにね」って言いながら渡してくれた。わざわざ断りを入れるのかー。すごいな2,000円札のマイナーっぷりは。あと3種類のお札がもうすぐ新しいのに切り替わるそうだから、その機に乗じて普及させるしかない。
第23話「七夕なんてやーめた!」の巻。
あらすじ。MAHO堂に居候する妖精ババに合いに来た人がいる。七夕伝説の織姫、その人だった。店で妖精と魔女ガエルと織姫の酒盛がはじまる。どうも織姫にしてみれば年に一度の再会を何百回も繰り返すうちに飽きてしまったらしい。そして去年の再会のときに、織姫を追いかけようとした牽牛が羽衣を踏んづけて破いてしまった。織姫には年に一度の遊びを終わらせるには充分な理由だった。そんなわけで、おジャ魔女たちは機嫌を直してもらうために、羽衣の修復にとりかかる。
感想。おやまあ。そういや7月7日の放送ではないですか。それにしても、七夕の願い事をかなえてほしいから織姫と牽牛に仲良くしてもらいたいというのも、こりゃあ自分勝手な話である。
ハナちゃんがぽっぷたちに七夕の飾りを作ろうと誘うのだけれど、ぽっぷたちは七夕伝説の登場人物は本当はいないことを知っている。ぽっぷ以外の子たちが、6年生の子が言うんだから間違いないと信じるところは、なんともくすぐったい。ぽっぷは、またどれみがへんなことを言っているのだとしか感じていなくて、またくすぐったい。
最後の最後まで、店に居候している人が織姫だと気づかなかったハナちゃんは、願いごとを織姫の前で伝えた。ずっとどれみたちと一緒にいられるように、という願いは女王さまになるであろうハナちゃんにはきっとかなわないことだ。かなわないから祈ったのだなあ、と思った。そう考えると泣いちゃう。わたしが。
第24話「愛よ正義よ! 私たちマジョレンジャー!」の巻。
あらすじ。ハナちゃんは、どれみから借りたバトルレンジャーのビデオを観てから戦うヒロインにあこがれている。魔法で「コマンダーハナ」に変身して、美空町の正義と平和を守るべく飛び出した。
感想。これまた話の筋にまったくからまないイカした話。「それゆけ! マジョレンジャー」という曲はこの話のために用意されていたのだね。13話の「深爪ファイター」ほどには目立っていなかったけれども。どれみさんとあいちゃんが仲間になっていくあたりなんか、取ってつけたようでくだらなくていい。コマンダーハナは、メガレンジャーでいうところの「メガシルバー」である。なんだか渋い役どころなんである。レッドだのピンクだのではなくこういうところに目が行ってしまうというのは、ハナちゃんは、どれみたち5人とは同じ高さにはいられないと感じているのを示唆しているのかいないのか。
あと、劇中の新番組「機動戦隊バトルレンジャーV」の予告編で「ほんじゃまおジャ魔女大集合!!」が使われていた。とても楽しい曲だけれども、あまり使い道がなさそう。
会社が休みなので「東京ミュウミュウ」でひとしきり悶えていた。
そろそろ会社でデバッグの進行状況を見たい気がする。気がするけれど会社に行くのが面倒くさい。ああどうしよう。迷うぐらいならやめておく。そんなわけで近所の本屋さんで本を買う。
征海未亜「東京ミュウミュウ」[4][5]
別冊宝島664「私でも面白いほど分かる自分の会社の数字」
イーサン・M・ラジエル「マッキンゼー式世界最強の仕事術1解説編」
昨日もらった2,000円札をさっそく使ってしまう。さようならー。
朝っぱらから「東京ミュウミュウ」の2巻を読む。半分ぐらいまで読んだところで、すでに読んだことがあるのに気がついた。半分ぐらいにたどり着くまで気がつかないのだから、わたしは中身をちいとも覚えていなかった。2巻は去年出た本らしい。この本を読んだであろう日からわたしは1つ歳を取っていた。ああなんてこったい。
3巻も読んでみた。こっちはまったく覚えがないので、きっと、まだ読んでいなかったのだろう。勢いにのって4巻も読む。もう青山くんのへんてこっぷりがもうたまりませんですたい。鈴つき首輪の次はなにをつけさせるのだろう。どきどき。
鎖つき首輪とか手錠あたりをいちごさんにっ。ふりひらと鏡面反射の融合。学校にくるときだけじゃなく、バイト先でもちゃんとこれを付けてくるんだぞ。そんなあ。でも青山くんの言うことだからきいちゃう。手錠を付けたままの帰宅中にキメラアニマが街を襲う。いちごは変身しようとして玩具の手錠を外す。そこへ、ちょうど携帯電話の電波に反応するバイブレータが動きだして、湿度の高い一部分を刺激する。ああっ。また青山くんからのメールだ……。
変身が一瞬遅れたところへタルトとパイの高笑いが聞こえる。いいザマだねミュウイチゴ。み、見ないでっ……ん、んんんっ。深海魚型キメラアニマの触手がいちごの両手を縛り上げる。さあ、タルト。どうやってイチゴの料理をこしらえましょうかねえ。……ぼくをチビって言ったことを後悔させてやるんだ。こ、来ないでええええっ。(ねえ、いちご、どうしましたの? いちごっ) 電話の主にはあきらめにも似たいちごの息遣いだけが聞こえている。
……だとかなんとか放置プレイに及んだら「なかよし」に載らないですかそうですか。現在のあたくしの注目点は、ざくろたんはみんとさんの気持ちにこたえることができるかどうかなのだ。みんとさんがミュウアクアを見つけたときに、ざくろおねえさまに頭なでなでされて至福の気分。わしも大喜び。
悪者がキッシュ以外にも、パイとタルトといった年上と年下の少年が用意されていたり、ぷりんが「こんどこそバッチリなホレ薬」を持っていたりだとか、もういつでもへんな方向に突っ走れそうな要素だらけなのでこまっちんぐ。
長崎まで夜行で12時間かかる。
会社に行く。なにもできず、すぐに帰ってくる。がっかり。
長崎に行く切符を買いに行く。大阪から特急「富士」の寝台で途中まで行って、小郡から新幹線、博多から長崎まで特急「かもめ」というので考えていた。んで、帰りは「かもめ」と新幹線で帰ってくると。
そんなわけでどの便に乗るかというリストを持って、駅の切符売場まで行った。どうも「九州-大阪往復割引きっぷ」というのがあって、これを使うと安くなるらしい。わたしの理解するところでは、この切符を使うならば、夜行特急と新幹線と特急の順に乗ることはできず、新幹線または夜行特急ともう一つが特急という感じで2つにだけ乗ることができる。ところで「富士」は博多までは行かず、西小倉で南に進路を変えて宮崎に向かってしまう。こりゃあいかんってなわけで途中で新幹線に乗り換えようとしたのだった……のだと思う。「ハイパーダイヤ」はそう答えたのだ。
そんなわけで。この割引切符を使うべく、夜行をあきらめて博多まで新幹線、長崎まで「かもめ」とするか、あるいは別の夜行を使って博多なり長崎まで行くか、である。ちょいと早く出なければならないけれど、寝台特急一本で長崎まで行くことにした。特急「あかつき」は午後9時に大阪を発って、午前9時に長崎に着く。なんという長旅。
そんで、帰りは「かもめ」と新幹線である。しめて25,410円。距離は片道で780kmもあって、また、片道で寝台を使っているのにしては安い。もっと近いはずの東京まで新幹線で往復するより安いときたもんだ。帰りの新幹線は「ひかりレールスター」だからゆったり座れそうだし、こいつぁ期待しちゃうんである。
Apple Store以外で新しい林檎さんの注文を受け付ける店が少ない。そして値段がどこも同じだ。これでは面白くないのでまだしばらく待っている。
んで、シルバー王女(別名)が届いたら、まずあたくしはSCSIを捨てねばならない。スキャナにさようなら。カラープリンタにさようなら。せんせいさようなら、みなさんさようなら。いまの青と白の林檎さんでは、SCSIなカードがMac OS Xでは動かなくてあきらめてそれっきりだ。この面倒をひきずるよりは、USBかIEEE 1394を使うものに買い替えていきたい。
「東京ミュウミュウ」5巻の巻末に載っている「プチみゅうみゅう」は、なんだか見てはいけないものを見てしまったようなまんがだった。スモックですよスモック。猫耳スモック猫しっぽ。うはー。
iTunesを2から3に変えてからなんだか動作が軽くなったような気がする。Process-Viewerで見てみると、いままでLaunchCFMAppと書かれていたのがiTunesという表記に変わっている。実行形式がCarbonからCocoaに変わっているっぽい。これで動作が軽くなったんだとしたら、いままでCarbonは重いと感じていたのは正しかったのだ。Mac OS Xのためにたくさん生まれてしまったCarbon実行ファイルはちょいとやっかいだ。Carbon実行環境のあまりの重さに結局Classicから逃れられないのに、CarbonがあるからといってClassicをなくしていこうという動きがあるのは乱暴だ。
5回目のせらみゅを観に行く。瑠璃亜たん。
大阪環状線をあなどっていた。早めに出たので途中で昼食でも食べていこうかと京橋で降りてしまったのがいけなかった。2時にまた駅に戻る。2時15分に大阪駅を出る新快速にはどうやっても間に合うと思っていた。
のだけれど、電車がなかなか来ない。どきどき。それでも2時05分に来たから大丈夫だと思った。のだけれど、大阪環状線ってこんなに遅かったっけか。大阪駅で降りて狭いホームをたくさんの人と一緒にうにょうにょと進んで、これまたたくさんの人と一緒に階段をゆっくり降りて、神戸線の階段の上からたくさん降りてくる人のすき間をぬって階段を駆け上がったらば、すでに走りだした新快速のうしろ姿が見えた。はうん。ああああ。こうやって反省のないまま遅刻を繰り返すのね。ああああ。
8分後に出る快速に乗る。新快速に乗れば間に合うと考えていた予想から何分遅れるのだろう。三宮駅に2時47分に着く。そこからてってこ走って地下鉄の駅に2時52分に着く。2時53分の電車が1分遅れで入ってきて、2時56分ごろ新神戸に着く。どわあああ。時計を持っていないので駅から出ると時間がわからない。新神戸オリエンタル劇場のある建物に入るのだけれど、エレベーターがなかなか来ない。エスカレータを探すのだけれど、どうも工事中で以前来たときとは勝手が違う。やっと見つけたエスカレーターも地下から地上1階までは行けたけれど、2階に行くエスカレーターがなくてうろうろ探す。なんとか階段を見つけたので登る。
んで、いつものように開演は数分ほど押していたようで、1階の15列めほどの席にやっこらせと腰をおろしたときには、まだ幕は上がっていなかった。小走りで会場に入ったのでチラシをもらえなかった。
そんなわけで5回め。席はE列なので5列めだと思っていたのだけれど、そうではなかった。後ろから数えて5列めだったのだ。んゴ。そんなわけで前から15列めぐらい。右のほう。
どうにも音が小さい。新神戸オリエンタル劇場はわりと小さめの劇場なので、そんなに残響時間が長くなくて、1階にいるかぎりはわりとそのまんまの音が聞こえる。んで、どうもスピーカーの音があんまり大きくないので、声が聞きとりにくい演者がいる。声の大きい人はスピーカーなんかなくても直接伝わってくるわけだけれど、そうでない人は聞こえにくい。こりゃあいきなり不安である。
変更点。
冒頭の「麻布十番周辺見回り完了」のところが「三宮周辺」に変わった。ここは東京湾岸じゃなかったのかー。
伸太郎の例の歌のところでさらに暴れるようになった。今回も三角飛びが入る。どこまで行くのか。
伸太郎がカオリナイトの杖で行く手を阻まれるところで、杖の先端の輪っかを鼻に当てて「神戸牛」というボケが入る。あと「別に神戸牛の差し入れが欲しいってわけじゃないですよ」という台詞。
無限学園のロビーで花子ねえさんのかばんがすっ飛んでいくところで、カオリナイト(たぶん)がきゃっと悲鳴を上げるようになった。あと、モスだけ飛んでアルバは飛ばなくなった。
「マグスコレクション」の直後(たぶん)で、水鏡の占いで「この力に振り回されているのはわれわれの方ではないのか」と感じているカオリナイトの台詞がある。以前はなかったような、あったような。
気になるところ。5回も観ていまさら言うのもナンだけれど、1994年の「セーラームーンS」と話がかぶるためか曲もかぶっていて新曲が少ない。もうちょっと長くなってもいいからもっと曲を作ってほしい。これもいまさら言うのはナンだけど、グリーム星人の歴史よりも、ウラヌスとネプチューンとプルートをちゃんと描いてほしい。タリスマンを探す部分はすでに描かれているから省略されてもいいけれど、5人組との対立をもうちょっと描いてほしい。あと、プルートがウラヌスとネプチューンの側につきながら、ちびうさとの間にはさまれて悩むところが見たいですよアタクシは。ブラックレディ編ではあんなに愛しあったのにいっ。
セーラーサターン覚醒のところの歌がへっぽこなのを気にしてなのか、プルートが歌を助けるのだけれど、あれはよくない。ぜんぜん力強くなくて弱々しいけれど、それも演出と思わせるぐらい堂々とさせていればいい。娘っ子一人に世界を蹂躙されてしまう恐怖がいいんじゃないか。
んで。なぜか神戸公演だけ、1日目と2日目の昼の公演のあとに握手会がある。今日行ったのは2日目の昼なので、瑠璃亜たんと握手ですよー。むはー。うむ。瑠璃亜たんちっさい。あと、ウラヌスの高木ナオはなにか言うとなにか答えてくれる。いい人だ。ちびうさの大田ななみがいなくて残念。声の調子が悪いのもやや不安。
三十路が近くても叫ぶさ。るーりーあー。
ピンバッジ11点セット。ガラスの額縁入り。買ってしまったはいいけれど、保管に困る。
またせらみゅ。6回め。
朝から会社。昼ごろに仕事を押しつけて退社。神戸に向かう。
例のアレもう6回め。今日も新神戸オリエンタル劇場である。今日は15時の公演に余裕をもって入る。席はまたE列で、ちょうどまん中あたり。今日はペットボトル屋が先に来ていた。
どうも全体に間が悪い。ギャグがすべりがち。
昨日より音が聴きやすくなった。あと、ちびうさの声の調子は戻っていた。るりあたんは今日もうるわしく、歌と台詞は今日もますますへっぽこに。大丈夫かー。
変わった点。
「神戸牛」が「明石だこ」に変わった。
伸太郎の例の歌はさらに暴れ放題に。
気になるところ。銀水晶とほたる。発作で苦しむほたるの本能がちびうさの銀水晶を奪わせたんだとすると。ほたるの本能と体内に埋めこまれたミストレス9の意思と結びついて、銀水晶で得た強い力におぼれていくと理解するときれいだなあと。んで、ミストレス9が強い力を得てしまったがために結局はもう一人の同居人のセーラーサターンを覚醒させてしまって、ほたるの外側の世界が破滅に向かう。ほたるもミストレス9もどんどこ膨張しようとする。そしてサターンは時間というか空間というかを鎌でぷつんと切ろうとする。
タウ星系が重力の墓場であるブラックホールになりその最期を迎えるのは、こっち側の世界にもなにがしかの特異点が生じてしまうことの示唆なんだろう。沈黙の鎌もそういうものなのかなあと。銀水晶のエネルギーの無限の膨張を見つけたサターンが、こりゃいかんわとぷつっと空間を切ったら、空間の内部では世界ががらがらと崩れだすように見えて、空間の外側からは消えてなくなるように見える。んで、実はサターンも自らの機能でもって覚醒しただけで、空間が消えてしまったら自分自身も消えてしまう。そして、銀水晶の持ち主のうさぎとちびうさだけが残る。てなわけで、ほたるにはやっぱり生きる選択肢はないのだった。
ナオたん。ウラヌスの高木ナオはいつ見てもふしぎなほど新鮮だ。なぜかはよく分からないけれど、毎回同じところではっとさせられる。
星野さん一家。どうにも話の筋から浮いている星野さん一家だけれども。なぜこんな話を入れたのか、ではなく、なぜ彼らを入れたのかを考えてみる。やはし、敵も味方も化粧くさいお嬢さんたちなので、どうしても間を割って男声を入れたかったんじゃないかなあと。王室親衛隊長が身を隠すためにずうっと女装していたなんて、もうくだらなくて最高にいい。笑いもあるし。
おねいさん。カーテンコールで今日も瑠璃亜たんの名を叫ぼうと思っていたのだけれど。サターンの前にウラヌスとネプチューンが出てくるんだな。ウラヌスが出てきたときに、となりのとなりの席の若いおねいさんが、ばかでっかい声で「ナオさああああんっ」と叫んだ。どわっ。ああああ。わわわたしは、おおお、オトナだということを不意に思い出してしまい、おおお、おとなしくせねばならないのだと思った。おねいさん、アンタには負けた。負けたので叫ばない。さて来週は長崎市公会堂の最前列だぞと。
一昨年のドラクル伯爵の話があまりに分かりにくかったため、その次からは何度も繰り返し観ようと思った。だから、去年から何度も足を運ぶようにした。でも、去年のブラックレディの話といい、今年のほたるの話といい、そう何度も観るような話じゃなかった。今回のも8回も観ずとも、2回も観れば分かったと思う。でも、何度も観るのが楽しいんだよう。
10時でへろへろ。
はうん。午後10時を過ぎると急速に力が抜けていく。へろへろ。夜遅くは電車の待ち時間が長い。客はたくさんいるのに電車がなかなか来ない。またへろへろ。明日はもっとたくさん仕事があるのでまずい。
仕事が終わらない。
忘れずに駐車場の定期券を手に入れる。
んがー。サンプルを何台作ったら終わりがくるのか。同じ映画の一部分を何度も何度も見て、何台も同じ色調の試作品を作る。どこへでも売ってきやがれ。
まったり過ごす。
うー。仕事が一段落すると急に全身に力が入らなくなる。誰の目にもわたしがひまだと分かるほどのまったりぶり。ちいとも身体が動かない。探している人は見つからない。そして仕事は進まない。
あまり上司の批判をすると今度は自分の立場が危うくなるぞと言われた。ほう。部長は分かってらっしゃる。
会社で地球外知性を探すアレのクライアントを走らせてみる。3台。
5台に増えた。
わたしが管理する計算機で、地球外知性を探すアレが走っているものが5台に増えた。もっと増やしたい。地球外生物が見つかるかどうかはどうでもよくて、ただ大量の計算をさせたい。
やっと新しいシルバー王女(仮称)を扱う店が増えてきた。値段も19万円台の店を見つけた。値段が安定するまで、もうしばらくの辛抱だ。
7台に増えた。
職場の計算機が1台増えた。さらに自宅の計算機を1台加えて7台になった。
はあああ。仕事をする気がしないので遊んでばかり。もうしばらくしたら、わたしはここから離れるのだからもうどうでもいい。未練もないけど明日はおしごと。
残業手当91,606円。休日出勤手当69,292円。アレしてナニして269,741円。
明日は遠足。
明日は長崎公演なので早く帰ってくる。むはー。これから出発して線路の上を12時間えんやこら。特急という名前がついているのだから、もうちょっと速く走ってくれればなあ。
長崎までえんやこら。
午後8時に家を出て朝の9時に着くのだから13時間かかる。うはー。午後9時に機関車に引かれて特急列車が大阪駅に入ってくる。お客さまの中にせらみゅを観に行く方はいませんか。いませんか。
三宮、姫路、あと何回か駅に止まる。退屈なのであきらめて寝る。なかなか寝つかないのだけれどいつの間にか眠っていたらしく、次に気がついたときには列車は九州に入っていた。「あかつき」と「彗星」を切り離すところだとかも分からずじまい。
長崎本線は単線である。ときどき数分間の停車があって、特急「かもめ」に抜かれたりすれ違ったりする。せらみゅの歌詞を読み返したりして過ごすけれども、やっぱり退屈だ。だんだん明るくなってきて、なんだかすごいところに来てしまったことを感じる。長崎は海だと思っていたけれど、山だった。
朝の9時に長崎に着いても困ってしまう。ごはんを食べようにも店が開いていないので困ってしまう。まず目につくのが、長崎県と長崎市が作りたがっているらしい「長崎新幹線」の広告で、看板も立っているし、でっかいTVでもさかんに宣伝している。
しばしうろうろ。うろうろしたのち、路面電車に揺られてちょっと移動する。観光客っぽい人たちがたくさんいて、わたしもその中の一人である。観光客のわたしは60年ぐらい前にプルトニウムが核分裂した地点の真下に行くことにした。どよーん。天気も悪いが、この路面電車の走る通りに沿って熱線と熱風が駆け抜けていくのを想像すると、わたしの心もどよーん。
爆心地と、あと資料館も見に行ってしまう。ぜんぜん時間が足りず、昼ごろには抜け出してくる。トマホークミサイルの推進動力がロケットではなくターボファンエンジンだとか、なにかの知識を得たっぽい。ラーメンを食べて、長崎市公会堂に向かう。
長崎市公会堂のホールは結構大きなところなのだけれど、客入りはよくなかった。1階はだいたい埋まっているけれど、2階席には人が数人しかいない。そしてわたしは1列めの左から6番目である。わたしの前に切符を買った人は5人しかいないと思っていたのだけれど、わたしの左側の3つの席は空いたままだった。そして、左端の栄光の1列1番の席には人がいた。
気づいたところ。
カオリナイトの杖。「ビードロ」になった。あと「ウクレレ漫談」のウクレレになった。「あーんあんあやんなっちゃったあーんあんあ驚いた」で、ちびうさに「こんな古いの知らないよねえ」と言ったうえで、カオリナイトを指して「この人なら知ってる」とつけ加える。
「The world died out」でプルートが助けるところ。最後の「The world died out」という歌詞の直前までしか助けなかったのだけれど、その歌詞までプルートがかぶるようになった。なぜにー。
「自惚れ少女がやって来た!!」で、「天下御免のスキャンダル」という歌詞のところで、まこちゃんとレイちゃん(たぶん)の組が刀で斬るような動きをしているのに気づく。天下御免といえば向こう傷なのだろう。
お客は結構静かだ。客にセーラー戦士の名を呼ばせるところもかなり静かだったけれど、声を出しちゃうお子さまもいるにはいた。
カーテンコールでもやっぱり静かで、気合いの入った人がたまに名を叫ぶ。やっぱりナオさんが一番多かった。んで。「ミステリーさがし」が終わって「La Soldier」になると立ち位置が変わる。来た来た来ました。瑠璃亜たんがこっち側に来ました。曲が終わって幕が閉まる前に「るりあちゃあああん」と叫んでみたら、こっちを向いて手を振ってくれるじゃありませぬかー。満面の笑顔がわしのものに。はあはあはあ。今日の任務、これにて終了っ。
んで。また大阪に向かう。特急「かもめ」はこりゃまたびっくりするようなきれいな車両だ。もう新幹線なんか目じゃない。単線であんまり状態のよくない軌道の上をずんずん走る。右に左に車体を振りながらずんずん走る。揺れるものだから、すごく速いような気がする。こんなにイカした特急が走っているのに本当に長崎の人は新幹線を欲しがっているのだろうか。博多で降りると、扉の内側にピンク色の電飾が光っているのが見えて、なんともきれいというか恥ずかしいというか。
さらに「ひかりレールスター」に乗り継いで大阪に向かう。いすはゆったりしているのだけれど、期待するほどのいすではなかった。岡山のあたりから記憶がないのできっと寝ていたのだろう。つーかーれーたー。
今年は、会社が休める日曜日でさえあれば北海道で演るというなら北海道に行くのだし、沖縄で演るというなら沖縄まで行く覚悟だった。今年はがんばりすぎてしまったような気がする。来年はどうしよう。
会社の計算機でえんえん計算をさせるとわたしの順位が上がる。
地球外知性体を探すべく、今日も仲間の計算機を増やす。無断で増やす。これが楽しい。計算結果を送ると、たくさん計算した人の順位を見ることができる。この順位のせいで中毒になってしまう。これだけのために速い計算機が欲しくなる。
制御用ソフトの修正が進まないのでひまだ。他にやることはあるのだけれど、やる気がしない。
11月の池袋のファン感謝イベントのころには仕事も一段落して、休みが取れるようになっていたらいいなあ。
あと、冬の公演で平日の夜に握手会をやったりするからなんとかせねば。千秋楽も平日だったりなんかするからなんとかせねば。夜行で帰ってきてそのまま会社に行くのは辛いけれど。
計算中毒。
安い店があったのでシルバー王女(仮称)を発注する。会社から。でも売り切れらしい。
あと、地球外知性体を探す計算処理だけのためにもう一台仕立てようかと企てる。せらみゅ中毒の次は計算中毒だ。こうやってLinuxをいじる理由を作る。
今日も脱力。
セーラーヴィーナスのマイクはどこから来て、どこへ行くのだろう(挨拶)
今日の名古屋も明後日の浜松も行けない。休みはまだかまだか。
それはそうと、有給休暇を使わせれー。
もう驚くほど仕事をやる気がしない日々が続く。今日はPCのマザーボードについて調べていた。その合間に仕事をする。
100を越える。
瑠璃亜たんがイエローキャブの写真集に載っているらしいことに衝撃を覚えるも、よく調べてみたら瑠璃亜たんはイエローキャブの子会社の所属で、でっかくなくても大丈夫なのだと知る(挨拶)
なんだかソフトの進行が遅れているのでまたしてもひまになってしまう。
マザーボードとかCPUだとかの値段を調べる。とりあえず、例の地球外知性体の観測に関する計算処理は、1年間で10,000ユニットを目標と定める。そして、今日で100ユニットまできた。実にめでたい。ああめでたい。
計算機入荷。
言いたいことも文句も山ほどあるが、おれはハアハアする方を選ぶね(挨拶)
はふん。明日になっても「Pigeon Blood」はまだ売ってるだろうか。
明日はちと歩かねばならない。まずえろゲーを買って、入荷するらしいシルバー王女(仮称)の代金を入金して、明後日の新幹線の切符を買ってから会社に行かねばならない。はふん。
えろゲーとパソコンと会社。
PCを1台かついで家を出る。まず、新幹線の切符を手に入れる。そのあと日本橋に向かう。ソフマップで「Pigeon Blood」があっさり見つかる。さらにシルバー王女(仮称)の代金、約20万円を送金。そこから、えろゲーとパソコンをかついでえんやこらと昼ごろに出社。
どわあああ。月曜に渡すサンプルを壊してしまう。しばしがんばってみたが治らない。なんだかこのままではわたしまで壊れてしまいそうだ。さらに深刻な破壊をさせてしまったり、はたまたサンプルを床に投げつけたり、突然叫びだしたりだとか3階から飛び降りたりだとか、きっとわたしはなにかしでかしそうだ。なのであきらめて帰る。
壊れてしまったらば他のサンプルを渡しておけばいいのだ。あとのことは来週考えよう。しかしアレだな。こんなつまらない仕事のために、わたしはずっと心残りのまま明日横浜公演を観に行かねばならんのだ。こりゃあつまらない。
そんなわけで深夜に「Pigeon Blood」をはじめてみる。奴隷のリタよりもカオルコ女王さまに期待して買ったのだけれど、もう想像以上の女王さまっぷりなので余は満足じゃ。声の恐いことといったらない。むちを振るいたくて主人公にお願いするところなんかもう、恐いのを通り越してもはやかわいらしいほど。