柿のたね専従日誌

バックナンバー


[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]


2001年11月2日(金) 就学時健康診断が始まりました
11月は公会堂バザーと同時に就健月間でもあります。
早速昨日最初の実施校にチラシを渡しに行ってきました。
快く受け取ってくれる方、まったく無視を決め込む方様々で、学校の対応もこれまたいろいろ。
今年もまたいつもの風景が繰り返されています。
思えば私ももう20年近くこんなことやっているのだなぁと時の流れを感じてしまいました。
誰でも地域の普通学級に通うなんて当たり前のことが、なぜ簡単にできないのだろう。
バリアフリー法ができて駅にはエレベーターが設置され始めたけれど(まだ不充分だけど)、
学校はあいも変らず閉鎖的です。
介助が必要な子どもは親が付き添え、そもそも介助が必要な子どもは普通学級に来るな、なんて
ことを文部科学省は平気で押し進めようとしています。
教育は社会形成の根幹だというのに、学校がこれでは誰もが住みよい社会なんてできようもありません。

12月2日(日)1:30より鷹番住区センターにおいて就学時健康診断について考える集いを開催します。障害を持った子どもがいらっしゃる方も、学校について様々な疑問をお持ちの方もどうぞいらしてください。どうすれば学校がよりよく変っていけるかみんなでいっしょに考えていきましょう。

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]


柿のたね
kakinoki@big.or.jp

Akiary v.0.42