帯広教会テレホンサービス

こころの休憩室

帯広教会 古財克成牧師

No.067


 クリスマスを迎えるアドベントに入りました。
 クリスマスは古くから守られてきた教会のカレンダーの中心となる祝日で、救い主イエス・キリストの誕生を感謝し祝う時です。この季節から新しく主イエスの年ADを重ねることになります。

 クリスマスツリーは宗教改革者マルチン、ルーテルが子どもたちとモミの木を飾り、根元に十字架をおいてクリスマスを祝ったのが初めのようです。

 以来クリスマスツリーやクリスマスクランツの飾りは、主イエスの救いを告げる神さまの愛のメッセージを伝えるものとなってきました。

 あなたを愛する神さまの愛は変わることはありませんと言う「緑」の色。もう駄目だと言うような絶望の暗闇と罪の重荷や悲しみを負う時、「わたしが代わって十字架っを負い、死んで新しい生命を与えましょう」と言って十字架に流された血を表す「赤」。これらが美しいリボンやランプや飾りの色に託されています。

 そして、静かに流れるクリスマスの曲や賛美歌にのって私達の心の奥に語りかけています。これは誰もが見ること、聴くことが出来る神さまの愛のメッセージではないでしょうか。

 新約聖書のルカによる福音書19章9節に「今日、救いがこの家を訪れた」とあるように、神さまのメッセージがあなたの上に告げられるクリスマスへの道を行きましょう。

 神さまの平安とご健康を祈ります。お大事に。


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