こころの休憩室 帯広教会 古財克成牧師 No.068 |
クリスマスおめでとうございます。クリスマスはキリスト教の最初の礼拝の時でした。
今からおよそ2000年の昔、ユダヤのベツレへムっという寒村の家畜小屋で、生まれた赤ちゃんのイエスキリストを中心にヨセフとマリヤを囲むように駆けつけた羊飼いたちによる小さな静かな、しかし讃美に満ちた礼拝でした。このキリスト礼拝をキリストマス則ちクリスマスと呼んできました。
私達は互いに立場が違いますと同じ言葉をかたりながら理解し合うことが出来ません。平行線を行くか物別れになってしまいます。まして神さまと私達は立場が全然違いますから神さまの考えや言うことは理解出来ません。
クリスマスは本当にそうですか。と言う神さまからの問いかけであり、答えです。神さまが神さまのままであれば、神さまを知らない私達はとうてい神さまを理解できません。しかし、神さまが私たちと同じ人間となって、私達の言葉で語ってくださったら分かりやすいと思います。
そうです。クリスマスは神さまが私達と同じ人間となって、神さまの救いの働きを教え、導いてくださる出来事です。だから喜びであり、感謝なのです。
新約聖書ルかによる福音書2章11節に「今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになった。この方こそメシア/キリストである」と記されています。
救い主が「あなたがたと共にいる」と約束され「罪は赦されました」と救いを告げられます。クリスマスはこのキリストの言葉を新たに聴き感謝と喜びを分かち合う時だと思います。
神さまの祝福とご健康をお祈りします。お大事に。