海外旅行おもしろ体験集(15)



ホテルの鍵

ホテルの鍵と侮るなかれ。

スペインのホテルで部屋の鍵があけられず、6階からフロントへ頼みに降りた事が ある。

このホテルの鍵はノブを回しながら、鍵を回すタイプ。差し込んだ 鍵だけ回しても扉は開けられない。

イギリスでは電子キーで最近の日本にもあるタイプ。カードキーを差し込み 抜いて青ランプ点灯時にノブをひねるタイプ。

普通の鍵の物もある。

自動ロックのものもかなりあるので、部屋を出る時は注意。

それとホテルを出る時は、鍵は必ずフロントへ。

フロントの預かりボックス があればそれの中へ。鍵をホテル外で紛失するとえらい目に会う。

カナダツアー の別カップル。連れがベッドで寝ている時に廊下へ氷を取りに出て自動ロックで 締め出された。扉たたけど起きないので、迷惑にも 私共の部屋へきてドアをノックし、自分の部屋へ電話して相方を起こしてくれという。

注意しないとこうなります。



スペイン モンセラ

スペインのバルセロナ近郊のモンセラの修道院は、岩場の上にある小都市。

本来は修道院で巡礼客が訪れる。辺鄙な場所なので巡礼客のためにホテルや病院が できた。

巨岩の下の修道院は見る人を畏怖させ感動させる。そこで来拝者は絵画、 金銀財宝を寄付するの。それで美術館ができる。

いまではすっかり観光地化して 30台も停まれるバスの駐車場、土産物店やスーパーまである。

ここは教会のなかも見学できる。祭壇には黒のマリア像が有り、触る事ができる。

ご利益が在るとの事なので、撫でて来た。

でも触る前に ちゃんと、お祈りしなくてはダメよ。



台湾の孔子のお寺

台湾には孔子、仏教など各種お寺がある。

お寺を象徴する物が 龍と塔。皇帝の龍は5本指、塔は11重と決まっていて、皇帝以外はそれ未満。

ちなみに孔子は、大臣だったので9重の塔。ラーメンの丼に書かれている龍の 指を見ると器の価値が分かる。

皇帝が使う物は5本指の龍が書かれている。

また中国のお寺で使う蝋燭は赤と決まっており、日本のような白い蝋燭は 縁起が悪いとの事。

葬式に白い蝋燭持って行くと、中国ではブンナグラレルヨとの事。



イスラム教の一夫多妻のお話し

マレーシアでの事。イスラム教は一夫多妻。

ツアーの現地ガイドさんからそれを聞いて、男性客はなんとなくニンマリ。

そのマレーシア人の男性ガイドさん、「私はオクさんもちろん一人ね。」

「いまはタイテイの人、オクさん一人ね。ダッテ、カネモチ以外ムリネ。」

「ビョウドーでないといけないから、一人に買うと全員に買わなくてはいけない のね。サラリーマンだったら、破産よ。」

それを聞いて女性客なんとなくニンマリ。




たびの面白話し16へ。 


たびの目次へもどる。  目次へもどる。