第26回
●ブレードランナー●
●1982年/アメリカ/リドリー・スコット監督●
舞台は2019年のロス。そこではアンドロイド=“レプリカント”が作られ、宇宙植民地の危険な業務に当たらせられていた。
人間以上の能力を持つレプリカントだったが、人間を脅かさないように彼等には4年の寿命が設定されていた。
感情をも持つという最高級レプリカント“ネクサス6型”は人間の支配に牙を剥く。
だが彼等は見た目は人間と区別が付かない。
レプリカントと人間を見分け、レプリカントを狩るプロである特命刑事“ブレードランナー”と
レプリカント達の命がけの追い掛け合いが始まる。
暗澹たる未来世界の風景を描いた、SF映画史上に残る傑作です。
映画のクライマックスでレプリカントのリーダー(ルトガーハウガー)と、ブレードランナーの主人公の対決の中、
己の死期を悟ったリーダーの独白が印象に残ります。
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