海外旅行おもしろ体験集(2)



リコンファーム

 成田から欧州へ出かける時JALのカウンターでチェックの後、帰りの チケットをリコンファームしてとお願いしたら、 冷たく「現地でお願いします。」との事。

  昼間は自由時間が無いからお願いしたのに、まあ成田で頼む人も珍しいか。

イギリスから英国航空(BA)でスペインのマドリットへ。ここで72時間前となった。

「リコンファーム、リコンファーム」と叫びながら、 マドリッドの空港でJALのカウンターを探したが見当たらない。 隅の方に探し当てたカウンターは、スイスエアーと共用の間口2mほど。 しかもクローズド。「ははーん。JALが離着する時だけオープンするんだ。」

ホテルについてJAL支店へ電話。金曜の夜だと言うのに呼出音のみで出ない。

翌日また電話。出ない。土曜日だから休みかな?JALだって欧州にくれば、 ローカルエアーラインなんだ。金曜日の夜はいないし、土曜もお休み。

仕方なく、スペインから日本の家へ電話。家からリコンファームをしてもらった。 土曜の午後は、イベリア航空でドイツのデュッセルドルフへ。ここで72時間切れ。

家からリコンファームできたかドイツ人に確認してもらったら、OK。

 よかった。JALのお姉さん、今度欧州の飛行場へ行って見て。マドリッドから 土曜日に、フランクフルトからの帰国便をリコンファームして見て。



スペインのセビリアの公園で

スペインのセビリアの公園で土産物やさんのお話し。

 観光旅行で公園の前にバスが着くと早速お土産物やさんの片言日本語。

「センス、5個で2000円、安いね。」

スペインはフリルの付いたセンスが名産なのです。日本人観光客は一同無視。

「センス、5個で1800円、安いね。」「・・・」とまた無視。

「センス、5個で1300円、安いね。」「・・・」とまだ無視。

見学も終わり、ぞろぞろバスに乗りこむと最後の一声。
「センス、5個で1000円、安いね。」「1本200円!? お土産にいいわね」 一度乗ったバスからぞろぞろ降りる始末。

店主「・・・・・」。「ねえ、買うからもう一本まけなさいよ。」

と6本1000円で、スペイン店主さんざんな一日でした。



マレーシアのペナンの夜店で

マレーシアのペナン島の夜店でのお買い物。

ホテルの外で食事をした後、ホテルの周りの夜店をウインド(?)ショッピング。 木彫りの象さんの民芸品が目について「いくら」と店主へ。

うちの子供を見ながら「30ドル」と店主の答え。マレーシアドルなので 約1200円。「まあ、いっか。」と思ったが、ここで降参してはと、 「20ドルなら買ってもいいよ」

「だめ、だめ、25ドル」店主と駆け引きに入る。

「子供に買ってあげたら」とうちの奥さん。「じゃあ、ちょっと行くまねしようか」 と日本語で秘密の会話。演技で家族一同隣の店へ行くポーズ。 これで店主は降参。20ドルにて決着。

操り式に紐が付いた木彫りの象さんで、なかなか良く出来ています。当時は 子供のおもちゃでしたが、いまは我が家のペナン民芸記念飾りになっています。



シンガポール動物園で

シンガポール動物園は大きくてなかなか趣向を凝らしてあるお話し。

その一、園内は連結した観覧車に乗ってみて回る。歩いてもいいが、これがラク。

その二、オランウータンのお隣でお食事が出来る。うーん、日本には無いな。 ただし食事は有料。

その三は、チンパーンジーと並んで写真が撮れる。これも日本には無いな。 有料だが、チンパンジー君が肩を組んでくれる。

その四は、5mのニシキヘビを首にまいて写真が撮れる。有料だがこれも日本には 無いな。
マレーシアのペナン島のヘビ寺では、これと同じ趣向のことをやっている。

その五はイルカや象、ヘビのショー。すり鉢状の階段席からお客がひとり呼ばれ、 ステージに上がるとヘビを掴まされて、前の堀の水中へザブン。「わっ、すごいな。」 と感心していると、ツアーの現地添乗員「アレ、サクラネ。」




たびの面白話し3へ。 


たびの目次へもどる。  目次へもどる。