行って来ましたスペイン
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行った場所:バルセロナ→モンセラ→グラナダ(アルハンブラ宮殿)→
コルドバ(メスキータ)→セビリヤ(カテドラル、スペイン広場)→トレド
(カテドラル)→マドリッド(王宮、プラド美術館、スペイン広場)
イベリア航空でバルセロナへから入国しました。バルセロナの空港はオリンピックで
大きくしたため不案内で出口を間違えました。出口の方向に歩いて行くとEC専用の
出口へ着きます。EC以外の人の出口は別なのだそうですがツアーの添乗員も間違えて
いたので諦めました。
バルセロナ:波打つ曲線が素敵なカサ・ミラ(ミラ邸)です。ダリ展をやっていました。
ホテルで朝食後、タクシーで出かけたら朝10時の開門前についてしまいました。
開門までの時間を利用して写真をとりました。10時に切符かって入場すると2Fの
受け付けで荷物を置いていけと言われました。損壊物持込禁止なのですね。別料金
ですがこの建物の屋上へ上がるとバルセロナの周りの丘が見えます。
このあと再度タクシーに乗り港の近くの公園へ行きました。公園の中に展示館が有り
スペインの現代絵画を見学しました。
バルセロナ:有名なアントニー・ガウディーのサグラダ・ファミリア(聖家族教会)
です。塔へ上がって写真を撮りました。勿論エレベーターで上がりました。
御存じのようにこの教会は作りかけで建築資材があちらこちらの置いてありました。
バルセロナ:アントニー・ガウディーのグエル公園です。全体として石作り、
タイル作りとなっています。スペインの公園はここもそうですが、どこもベンチが
立派です。小田急向ヶ丘遊園地に似たようなレイアウトがあります。
バルセロナ:グエル公園の回廊。石作りの柱が面白いですね。
モンセラ:バルセロナの北西50Kmの所にある修道院です。岩山の上にあり
修道院が街を形成しています。ホテルやスーパマケット、病院まであります。
教会には王侯貴族が寄付した美術品で美術館が開けるほどです。
そのモンセラを下から見るとこんな具合です。下から修道院へ行くロープウエーが
ぶら下っています。ケーブルカーもあるようです。
私達はバスでこの岩山の裏手から上がりました。
グラナダ:アルハンブラ宮殿入口裁きの門。鍵型の入り口はイスラム式です。
ここを入ると暗い迷路を通りカルロス5世の宮殿の前に出ます。
アルハンブラ宮殿は丘の上に建っています。
グラナダ:アルハンブラ宮殿のなかでは唯一西洋式のカルロス5世の宮殿。
ルネサンス式宮殿で円形になっており中央で音楽会などの催し物が開けるよう
になっています。
グラナダ:アルハンブラ宮殿アルカサバからグラナダ市街(アルバイシン、
サクラモンテの丘)を望む。昔と変わらない街並が見えるのだそうです。
グラナダ:アルハンブラ宮殿メスアールの間(裁きの間)。アルハンブラ宮殿への
入り口で、門が左右二つあります。旅人はどちらかを選択しないと宮殿内に
入れません。ちなみに左側が宮殿、右側が出口です。旅人は運が無ければオアシス
に到達出来ない、という教えなのだそうです。
グラナダ:アルハンブラ宮殿ヘネラリーフェ庭園入り口糸杉の門。糸杉には
いろいろな意味があるのだそうです。墓地に植えられるのは魂が糸杉を
伝ってまっすぐ天国へ上がれるようにとの事です。
グラナダ:御存じアルハンブラ宮殿ヘネラリーフェ庭園の一番奥に位置するアセキア
の中庭。14世紀から噴水があったのでしょうか。素敵な所です。
奥の展望台からはグラナダの街が見えます。
コルドバ:グアダルキビール川にかかるローマ時代に築かれたローマ橋。橋
の向こうにメスキータ(モスク)が見えます。
コルドバ:メスキータ(モスク)のミイラーブ(中央祭壇)。外は暑いのにメスキ
ータの中はとても涼しく不思議です。イスラム教とキリスト教が同居した珍しい教会
です。この教会の中は映画シャレード?で使われた事があります。
コルドバ:有名な花の小道からメスキータの塔を見た所です。アンダルシア地方の
白壁の街並は奇麗です。ちなみに小道の両側はお土産店です。
セビリヤ:国鉄セビリヤ中央駅。後ろに写っているAVE(新幹線)でマドリッド
へ行きました。揺れが少なく料金もマドリッドまで7000ペセタ(約7000円)
と手頃です。ホーム毎ドームになっています。
セビリヤ:ヨーロッパ3番目の大きさのカテドラル。柱が4〜5mほどもあります。
写真はカテドラル内のコロンブスのお墓の前です。従者の足に触るともう一度
このカテドラルへ来れるのだそうです。触られて光っていましたがお父さんも
しっかり撫でて来ました。
セビリヤ:スペイン広場中央の噴水にて。ここは映画アラビアのロレンスを撮影した
場所として有名です。日本語版2巻目の最初の方にここの場面があります。
セビリヤ:おなじくスペイン広場にて。水路がありボート遊びも出来ます。
トレド:タホ川側からトレド市街全景。うれしさの余り笑顔がこぼれました。
後ろの高い塔がカテドラルの塔です。
トレド:トレド市街全景。アンダルシア地方とは異なり街並は茶色の
石で組み立ててあります。街全体が城壁で囲まれています。
トレド:カテドラル(大聖堂)の正面。左側に高さ90mの鐘楼があります。
左右対称にするよていだったそうですが右側は建てられないままだそうです。
マドリッド:王宮。ベルサイユ宮殿より格段に立派です。中は撮影禁止なので
外から撮りました。ビデオ撮影はOKです。
マドリッド:スペイン広場のドンキホーテ銅像の前で。スペイン広場には泥棒
が多いのだそうです。皆さんも行かれた時は気を付けて下さい。
マドリッド:タブラオ(フラメンコショー)劇場の入り口で。中に入ると天井が
意外と低いんですね。1時間も見ると昼間の疲れもあって居眠りが出ます。だいたい
4000ペセタ(4000円)ですが、ツアーだと倍の料金です。
マドリッド:プラド美術館。ゴヤ作着衣のマヤの前で。裸のマヤと対で展示されて
いました。展示数が多いので観光だけで半日かかります。
- 飛行機
- イベリア航空で成田−9h−モスクワ−4h−バルセロナを往復しました。
サービスはまあまあ良い方でした。スイスの上空を飛んで行きましたのでアルプス
が良く見えました。
- ロシア
- チェレメン・・飛行場のトイレは汚くて、海外の飛行場の中で
ここは最低かもしれません。土産物店はそれなりに奇麗なのですが。
- 生活
- スペインはバルセロナ・オリンピックで物価がすごく上がったそうで
す。トラックの運転手のサラリーが5万ペセタ、サラリーマンが10万ペセタだそう
です。あまりあくせくしていないように見えるのは国民性でしょうか。
- 住居
- 地方へいくと500万円で家屋が手に入るとの事ですが、マドリッド
の市街地では賃貸アパートが6〜8万円するのだそうです。
- 治安
- アパートの扉には用心の為3〜4つの鍵がついているそうです。
スペイン在住の日本人のガイドさん、夜中の2時ぐらいにお酒を飲んで家へ帰ったら、
外国人に囲まれ殴られて現金をとられたそうです。バルセロナやマドリッド以外の
都市は比較的治安が良いようです。マドリッドの泥棒(ひったくり)はアフリカ
からの難民が多く、加害者も被害者も長期滞在しない外国人なので裁判自体が難しい
のだそうです。街では不要な荷物を持ち歩かないように再三言われました。
- 物価
- スーパーで買い物したら、レモン1Kg40ペセタ、パンが
数十ペセタ。ワインも200ペセタ(700ml)位からあります。総じて物価は
安い感じがしました。
- 交通
- タクシーが便利です。街中の移動なら1000円ほどです。
バルセロナ、セビリア、マドリットで利用しました。英語は通じないのですが
地図を片手に示して話せばだいたい通じます。
- おみやげ
- センス(人にあげるのにgood)5本1000円くらいから。
観光地では安いと思っても最初に買わず品定めして、出発間際に買いましょう。
値段がどんそん下がります。レースの生地、絨毯も全部買い急がないように
しましょう。
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