ごく一部のローカルな人たち向け。あずまさんは会社を休んで何をしていたか。
この日は会社を休んでいる。29時間ほど続いた作業を中断して、カタログ読み開始。ついのんびり読み過ぎてしまい、出発が遅れる。
7時出発の予定だったんだけど。あきらめてのんびりシャワー浴びてご飯食べて出発。太陽が黄色い。
京都駅で新幹線に乗る。遅刻しているので指定席はあきらめて自由席に座る。新幹線で眠ることができればよかったんだけど。わたしはこういう局面で眠れない。
某所。すでに疲れていて動けず。壁際にあったどれみさんの本を一冊入手。ジュリアスさまと、「お嬢ちゃん」の人が三歩後ろで歩いているのを発見。うひゃー。かっこよすぎ。などといいつつ本を捜す気力なし。前を通っただけ。
集合。主、キ、か、び、ぽ、s、あ。ピンクの帽子のおかげで誰かがすぐ見つけてくれて便利。ちなみに夏の帽子とはちがってふわふわ仕様。ただ色が夏のものと比して黒っぽいとご主人さまに指摘される。キサキチさんには「汚れぴんく」の称号をいただく。夕方また集まる約束をして別れる。
ぽんさん宅に到着。その様相は台風一過というか野戦病院というか。この部屋はぽんさんだけが住んでいるのではない。あと部屋の主と、もう一人が入れかわり立ちかわりやってくるのだ。後者の人、いつぞやの幕張への出張の時にパイの店でいっしょに食事をした、あの人がいた。しばらくすると彼は戦地におもむいていった。せらちゃのログを見る。とりあえずわたしの離れている間に大きな問題は起こっていないことを確認。
渋谷で再び集合。見覚えのある店で焼肉。Sianさん、then-dさんと合流。眠くなってはまずいのでお酒はビール一杯から先は飲まず。then-dさんの持ってきた見本用の紙をチェック。文章モノなので画面上で見るより紙の方が綺麗だった。とりあえず自画自賛しておく。
szkさん、Sianさんと別れる。そしてカラオケ。途中then-dさんが帰る。死ぬほど歌う。どれぐらい歌ったかというと。
then-d | 僕はこの瞳で嘘をつく |
かをす | 永遠という場所 |
のりぽん | 愛をとりもどせ |
View★ | Long Distance Call |
あずま | 薔薇は美しく散る |
then-d | (記録なし) |
かをす | (記録なし) |
キサキチ | それゆけガイコッツ |
娘々 | 二人の時 |
View★ | Brand New Heart |
のりぽん | 不思議の国のスイートミント |
かをす | Only one, No.1 |
あずま | ヤットデタマン・ブギウギ・レディ |
娘々 | 残酷な天使のテーゼ |
のりぽん | 嵐の勇者 |
キサキチ | たそがれロンリー |
娘々 | ムーンライト伝説 |
かをす | 虹 |
View★ | 巨人の星 |
then-d | birth |
のりぽん | 渚のシンドバッド |
娘々 | 恋人はサンタクロース |
View★ | 池上線 |
- | (この間数曲。記録なし) |
かをす | とってもウマナミ |
のりぽん | 青のり |
娘々 | にちようび |
キサキチ | ブルーウォーター |
あずま | 美しさは罪 |
キサキチ | うさぎ(谷山浩子) |
娘々 | どうしてそうなの? |
かをす | 夏草の線路 |
のりぽん | ワープボーイ |
あずま | ホネホネロック |
View★ | さらばシベリア鉄道 |
かをす | 東へ西へ |
のりぽん | ゼンダマンの歌 |
あずま | 真っ赤なスカーフ |
娘々 | ルネッサンス情熱 |
View★ | 宇宙戦艦ヤマト |
かをす | ターンAガンダム |
キサキチ | シャアが来る |
のりぽん | はじめてのチュウ |
キサキチ | Cristak Nights NECRIME |
キサキチ | ろう人形の館 |
View★ | ああ人生に涙あり |
あずま | ン・パカマーチ |
かをす | 夢を信じて |
かをす | ガンダーラ |
あずま | ミンキーステッキドリミンパ |
あずま | 夢を抱きしめて |
のりぽん | クラスで一番スゴいやつ |
かをす | 少年時代 |
キサキチ | Desert Moon |
のりぽん | Pure Snow |
キサキチ | Harvest Rain |
あずま | アニメタルレディ参上! |
View★ | 恋のバカンス |
のりぽん | I・I・You&愛 |
娘々 | アポロ |
キサキチ | 誕生 |
のりぽん | 乙女の心意気 |
かをす | 一隻の舟 |
娘々 | 夢冒険 |
あずま | 私たちになりたくて |
View★ | 思い出がいっぱい |
のりぽん | F |
娘々 | アニメじゃない |
かをす | Yah Yah Yah |
あずま | “らしく”いきましょ |
View★ | ホワイト・ルーム |
娘々 | エルガイム |
のりぽん | 逆転イッパツマン |
のりぽん | 蛇はスネーク |
- | (最後に数十曲。記録なし) |
このあとぽんさんの勇者シリーズの曲とか、わたしのうさぎしゃん大特集が続くのだけど、その時点で記録を取れる状況ではなかったので割愛。あと、モニターにあらわれるすごく恥ずかしい映像で大笑いしたことを記しておこう。
ふたつめの黄色い太陽を見ながら撤退開始。身体はとてもだるいのだが、不思議なぐらいに眠くない。わたしは午後から碧さんの部屋でおしごとである。どうも黄色い太陽のせいなのか妙な想像をさせてしまい、わたしは碧さんと密会するということにされてしまった。駅でしばらく碧さんをネタにして遊ぶ。どちらが×印の後ろか前かまで決まってしまった。
どういうつながりかは分からないが、「おれたちの関係は秘密にしようって言ったじゃないかっ」という台詞をわたしが考えたところまでは覚えている。さらに暴走して、部屋で起こることになっているてん末を、妖しい同人誌にまとめることになっていたらしいが覚えていない。全部黄色い太陽のせいです。たぶん。碧さんの部屋には昼から行くことにして、わたしはぽんさんの部屋についていく。
ぽんさんの部屋に到着。わたしはせらちゃのログを見て、製作の進行を把握する。かなりすまない気分。そして着替えて寝る。ちゃんと着替えを持ってきたさ。
起床。着替える。ぽんさんはまだ起きない。どうもわたしが間違えて1時間早く起きてしまったようだ。気が立っているとろくなことがない。ぽんさんを余計なことで起こしてしまった。そのままのかっこうで再び寝る。
二度目の起床。歯を磨く。
旅立ち。近所の吉野屋で特盛り一丁……のはずが上盛りになっていた。わたしが間違えたのか店の人が間違えたのか。黄色い太陽を浴びたわたしには分からない。唐辛子の粉を、ご飯が赤くなるまで振りかける。そして食べる。
碧さんの部屋に到着。どきどき。黄色い太陽のわたしと、眠くてしょうがないぽんさんはどちらかといえばテンションの高い状態にあった。出来上がっている、だとか暖まっている、と形容してもよい。その部屋は別の時間が流れていた。
碧さんは計算機で自分の作業をしている。わたしとぽんさんは、その後ろのベッドに腰掛ける。いや、決して碧さんのベッドの残り香と体温を確かめていたわけではない。決して。そんな高級な感情を抱けないほどに、わたしたちは野生に戻っているのだ。修羅の国の住人なのだ。ぽんさんのノートパソコンで、いまできる作業から始めようか、という矢先に碧さんの計算機が空く。
作業開始。背後のベッドの上でぽんさんと碧さんが二人。ときどきささやき声が聞こえてくる。……と書くと妖しい。碧さんはぽんさん持参の「ラブひな」を読んでいた。しこたま読んでいた。この頃いさくさんのジャケットの絵ができたもよう。
会津の人、いさくさん登場。作業終わらず。いさくさんにベッドを奪われ、碧さんはゲームを始める。どんどん部屋がにぎやかになってくる。then-dさんがジャケットを印刷する状況をチャットで確認しつつ。
then-dさん登場。まだ終わらず。ベッドの上はあいかわらずぽんさんといさくさんの世界。then-dさんはゲーム空間に加わる。どうも碧さんの世界に入っていけるのはthen-dさんだけなのではないかという気がしてくる。
まだ終わらず。ぽん、いさく、then-d、碧、食事にレッツらゴー。なにか欲しいものはありますか、と聞かれたので「ぴんくを買ってきてください。ぴんく一年分お願いします」と答えてみた。
ほぼ終わる。お食事隊が帰ってきた。わたしへのプレゼントは、500mlの紙パック入りいちごミルク、生クリームと果物の挟まったサンドイッチ。ああ神さま。ものすごく甘い食事を取る。ただ、ミルクは一度に飲めそうにないので持って帰ることにした。親切にもわたしの大好きなオレンジジュースと栄養ドリンクがあったので、それを飲みつつ甘いサンドイッチをほおばる。あと、寿司もあったが部屋においてきた。こうして思い起こすと、ぽんさんにはいままでよく食事で世話になったものだ。さらにどれみさんのお年玉袋までもらってしまう。はは……わたしも、お年玉を上げるような人になってしまったのね。
完成。さて帰るか、という段になって、ファイル名の大文字小文字が混在しているという問題に気づく。全部小文字にしてあるはずなのに、Windowsのせいなのかftpクライアントのせいなのか、ところどころに一文字めが大文字になっているファイルが見つかるのだ。碧さんが手作業で直しているのを尻目に、ぽんさんとわたしは去る。このあといさくさんと碧さんがCD-Rにデータを焼きつけることになっている。
駅でぽんさんと別れる。ぽんさんの話では山手線の駅が近いというので歩いていくことにした。行けども行けども見知らぬ光景。いつまで経っても駅は見えない。そしてついに、さっきの駅から二つ先の地下鉄の駅についた。まぎれもなく、わたしは逆方向に歩いていた。その駅から結局地下鉄で駅を三つ逆戻りして、山手線の駅にたどりついた。
駅でわたしの知らない番号から電話がかかってきた。大阪のどこかからだ。聞こえにくくて誰か分からない。とりあえず、掛け直してもらうことにした。が、電車が来るまでの間こちらから掛け直した。ある人が電話に出た。どっかのオフィス……だろうか。誰から掛かってきたのかわからないのだが、わたしの名前を告げて、先ほど電話をくれた人を捜してもらう。そしてまた別の人が電話に出た。声を聞いても分からない。
どうも話が勝手に進んでいく。おかしい。職場の人ではなさそうだ。すいませんが、アナタ。どちらさまですか。果たして声の主はいちが沙稀さんであった。先ほど電話に出たのは父上だった。明日の買い物の依頼であった。携帯電話の音の悪さはなかなか泣ける。
そのあとわたしの乗ったのは終電だった。
友人宅に到着。土産の一つもないことを詫びる。時計を見てはいけない、と友人は言う。冷蔵庫からシャンペンとケーキが出てきた。「まだ」25日なのだ。「メリークリスマスっ」……なんだかよく分からないものに乾杯。わたしはいま、修羅の国から人間の住む世界に帰ってきた。
着替えて寝る。
もの | 数 | アレな数 | アレな率(%) |
どれみさん | 19 | 3 | 16 |
ちびうさちゃん | 1 | 1 | 100 |
シルバー王女 | 1 | 1 | 100 |
ぽぷりさん | 3 | 2 | 66 |
よろず | 1 | 1 | 100 |
計 | 25 | 8 | 32 |
推定13,000ぽぷり。質量2kg程度。アレしてナニ率32%。敗北。