― 巷のレコードコレクター大集合
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レコード大将
特殊レコード篇>吉田たくろう/ピピ&コット
吉田たくろう 「サヨナラ僕は気まぐれ」 / ピピ&コット 「青春の終わり」
「サヨナラ僕は気まぐれ」「青春の終わり」作詞・作曲 吉田たくろう PRESENTED BY MITSUKOSI 協力・エレックレコード
吉田たくろう↓
これは、どうやら三越創業300年を記念して制作された特別盤らしいのです。つまり、三越の提供によるエレック制作のレコードということです。ところが、私は後日これをある場所で偶然手に入れただけなので、実際どこで販売されていた物なのか、或いは非売品かなにかで商品のオマケになっていた物なのか、全然知る由もありません。ジャケットには、「レディスファッション大バーゲン・ヤングファッション超特価街開設・日本橋三越7階」となっているので、おそらく、ここで買い物をしたお客さんにだけ配っていた物であろう事が偲ばれます。いずれにせよ、とても希少価値の高い逸品であることに間違いはないでしょう。
私がこれを手に入れた場所は、姉が通っていた高校の、文化祭のバザーでした。それだけは何故かよく憶えています。当時、まだ小学6年生だった私はこのレコードの価値がよく分かっていませんでした。一緒にいた友達は尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を買ったのですが、むしろそっちのレコードの方が羨ましかったぐらいです。それほど、拓郎は当時TVには出ていない人でした。そして、尾崎紀世彦ほど有名でもありませんでした。私自身、拓郎についての知識といえば「結婚しようよ」がヒットしてる・・・というぐらいなものでした。
でも何故、あの時このレコードに注目して、数あるシングル盤の中からこれを選んだのでしょうか。ひとつには、ジャケットの中の彼ら(カップリングのピピ&コットも含めて)がとても魅力的に思えたからです。あの頃のポピュラーソングといえば、おおむねアイドルか演歌に限られていました。そこへ登場してきたのが、ここにいる拓郎やピピ&コットだったというわけです。子供心にも、これまでにない何か新しい雰囲気を感じ取ったのです。言わば、お兄さん・お姉さん達に対する憧れだったのかもしれません。
ところで、拓郎と共にカップリングされているピピ&コットですが、最近になって私は、友人の伝手により元メンバーの関係者とお会いする機会を持ちました。この元メンバーは吉田佳子さんといって、このジャケットでいうと、一番手前で膝を組んで座っていらっしゃる方であります。なんという知的な雰囲気をたたえた御方なのでしょう。ちなみに、白いセーターを着て右に立っているのがケメです。
さて、私がお会いしたのは、現在、吉田佳子さんのライブなどをプロデュースされている方です。いろいろとお話しを伺ってみたところ、なかなかすごいグループだったようです。当時の他の楽曲もちょっと聴かせて頂きました。はっきり言って、私のタイプです。この盤では拓郎の曲を歌っていますが、やはりオリジナルも聴いてみたいところです。復刻盤で手に入る楽曲もあるらしいですが、少なくとも「青春の終わり」はここでしか聴けないということでした。
つまるところ、今となっては当のアーチストさえも持っていないという貴重なレコードということになります。いや、拓郎だってきっと持ってないに違いありませんよ。あるいは、浅沼さんなら持っているんでしょうか?日本に一枚しか残ってない・・・ということになると、これは大変なことですぞ。(笑)
2000/05/01 とげボー ↑ピピ&コット
はい、ということで、このレコードをアップしてから早いもので4年と7ヶ月の歳月が流れました。その後、とげボーはよしだよしこ女史のライブに足を運んだりして、御本人と直接会ったり話したりする機会を得たのです。このレコードを手に入れて、実に30年の歳月が流れてからのことでした。これは奇跡か運命か、ひょっとすると12歳のあの日から出来上がっていたシナリオなのかもしれません。で、当然、このレコードのことについても尋ねてみましたよ。そしたら、やはり御当人も持っていないとのことでしたね。うーん、スゴイ!すごいレコードだ!だろ?だろ?うへへー♪
さて、さらに月日は流れ、それから約一年と数ヵ月後のことです。つまりは、2004年12月のこと、去年の重大ニュースとしてとげボーの記憶に深く刻まれた出来事がありました。それは!なんと!このレコードのプロデューサーであられる!浅沼勇大先生にお会いすることが出来たということなのでーす!よしだよしこさんと浅沼勇さんのジョイントライブでのことです!わーい!わーい!すげえな。で、やっぱり当然、このレコードのことについて尋ねてみたんですよ、これが。そしたら、やはり御当人も持っていないとのことでしたね。ていうか、「こんなレコードあったっけなあ・・・」と浅沼さんはおっしゃいました(爆)。まあ、それもそうですね。当時のエレックレコードと言えば、他にも物凄いアーティストがいっぱいいましたからね。浅沼さんにしてみれば、その中のほんの一枚ということなんですよ、きっと。
いずれにしても、これで日本に一枚しか残っていないレコードということが証明された??? いや!ところがドッコイ!世の中、そうは甘くないものなんですね。実は、それより以前、池袋の古レコード屋でこれと同じモノを発見していたからです。かれこれ今から2年ぐらい前の話かなあ。店員さんに頼んで、手にとってジックリ観せてもらったんですがね、なんと状態はとげボー所蔵のより良かったみたいですよ。うーん、悔しいな・・・と思うのも束の間、さらなるショックがとげボーを襲ったのでした。先のジョイントライブでご同席したケメファンのnobuさんも、これと同じレコードを持っていたのです!ガーン!
つまるところ、日本に少なくとも三枚は残っている・・・ということになると、これは大変なことなのでしょうか?ちょっと悲観しちゃいそうですが、えーい!だったら改めて日本に一枚しかないレコードにしてやろうじゃねえか!・・・てな勢いで、実はこのレコードの歌詞カードの裏面に、浅沼さんのサインをもらっちゃったんですよ。ね、すごいでしょ?スゴイったらないのよ、これが。当初、浅沼さんも「僕のサインなんかやめなよ」とかおっしゃっていたんですがね、段々調子が乗ってきて「じゃあ、こう書こうか・・・」と言って書いてくれたのがこれだー!!
さあ、リンクをクリックしたかな?そしたら、新しいウィンドウが開きましたね? これで名実ともに、日本にたった一枚の・・・いや、世界にたった一枚のレコードとなったわけでしょ!ちなみに、その時の浅沼さんのお言葉では「拓郎にコレ見せれば一発でサインしてくれるよ。絶対だよ。」とのことです!うーん、素晴らしい!しかし、その前にひとつだけ問題があるのです。果たして・・・どうやったら拓郎に会えるのか・・・(^^;v
2005/01/01 追記・とげボー
とげボー評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★「レコード大将」 + サイン入りボーナスポイント §名誉勲章§