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■その他レポ■

『模倣犯』完成披露試写会 レポ

2002年5月24日(梅田劇場にて)

レポ・・・るなさん
行ってきました。完成披露試写会。
朝のラジオに生出演する予定が急遽キャンセルになり、劇場も前日まで 「舞台挨拶行う」と言っていたのが当日は「スタッフは来ません」との答え。
混乱を避ける為だったんでしょうが、 多くの方が舞台挨拶は中止と思われていたようです。
その為か私が劇場についたのは12時頃でしたが、まだ20人程しか並んでいませんでした。
5時頃からドッと人が増え始め、6時半会場となりました。私は並んだ甲斐があり、真正面4列目という好位置に座る事が出来ました。

そして7時半過ぎ、司会の女性が登場。
「今日は是非挨拶をという方が来られてます!」の言葉で客席から 歓喜と興奮の叫び声が(笑)
まず始めに、森田監督登場。てっきり舞台袖から出て来るものと思っていたら、なんと客席1番前側の出入り口から登場。その時点で、中居さんもあそこから!?とざわめきが。
そしていよいよ司会者が中居さんの名を呼び、ご登場!!!
物凄い歓声の中、客席を見ることなく真剣な面持ちで、舞台やや左側にある小さな階段を駆け上がって舞台上へ。
東京の時と同じく髪はオールバック、上下黒のスーツに白いカッター(第1ボタン開(笑))。



監督「どうも皆さん今晩は。(中略)ともかく今日の皆さんの責任は模倣犯並びに主演中居正広のサポーターに なって頂いて、来年、中居正広が主演男優賞に輝く!(ように)」
客席「イェ〜〜〜イ(拍手)」
中居:(うつむいて照れ笑い)
監督「応援していただきたいとそれだけは約束して頂きたい(中略)インターネットにガンガン『中居正広、カッコイイ! 主演男優賞は決まりだ!』と。その後にえ〜監督賞森田芳光。よろしくお願いします。」
中居:(横でウケながら拍手)
(司会者に紹介されて)
中居「主演ダンシュウショウ(男優賞と言いたかったのに肝心なとこでカミカミ(笑))中居正広です」
(客席大ウケ&拍手でやっと笑顔)
中居「(テンション上げて笑顔で)え〜今日はほんとにあの〜ありがとうございました。え〜こういった形で大阪で、え〜1人でまぁあのお客さんを、お、大阪のお客さん前にしてえ〜こういう風に立つのは、え〜『ノックは無用』以来ということになります」(客席爆笑) 「まぁまぁ・・・ノックはほんとに無用になってしまいましたが(笑)」
監督:(笑い堪えきれず笑ってます)
中居「っあの(笑)このようなテンションの映画じゃないんですけども(笑)あの〜初めてこういった形で映画出させてもらったんで、え〜是非とも皆さんに(じっくりハッキリ)え〜恐怖感と、え〜そして危機感と 、え〜或いは脱帽感みたいなものを感じて頂きたいと思います。今日はありがとうございました」 司会「監督、凄い俳優さんが誕生しましたね」監督「そうですね」

等など司会者が中居絶賛される中、 本人はしきりに右手小指付根あたりに貼ってあるばんそうこうを弄って気にしてる様子。

司会「監督から御覧になって中居さんどういった方でした?」
監督「・・・冷たい人でした」
中居:(笑)
監督「イヤ僕もスポーツ好きだし中居君もスポーツ好きだってことで映画の合間に世間話ができると思って楽しみにしてたんですよ。ところが話し掛けようとすると、こうフッと(中居さんに背を向ける)ヤバイなぁと映画楽しんでないのかなぁって」
司会「中居さんそれは監督のこと嫌いだったんですか?」
中居「(即答)はい。や、いやいや(笑)」
中居「いやいやあのぉ〜ちょっとあの何かこう自分の何か寄り〜付けない誰も寄せ付けないオーラみたいなのが自然に出てたのかもしれないですね。え〜裏ではそういうとこがあるのかなっていう事を言われると好感度が下がって、CMが、無くなってしまうんで。」
(といっていつものワザとらしい笑み(笑)と両手で客席抑えるジェスチャー)
司会「やっぱり役作りとか雰囲気とかありますものね〜」
中居「凄い初めてですね。あの〜そういう経験〜の中でやらさしてもらうのは初めてですし〜もうちょっとあのぉ〜ね、野球の話、阪神の話したかったんですけども(笑)」(またばんそうこう触りながら)
司会「(笑)阪神の話したかったんですか!?」
監督「阪神はイヤだって言ってたじゃない」
客席「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
司会「ちょっと待って下さい、ここ大阪なんですけど(笑)」
中居「え、あ、久し振りに、ドン引きを経験しました(笑)」
客席:(笑)
中居「ふっははははは(笑)」と自分で言ったことに一人俯いてウケてます(笑)
司会「でも、ねぇ、今(仲)良いですもんねぇ」
中居「(気を取り直して)そうですねぇ、あの〜撮影が終わってから色々と、ええ、お話が出来たんで。良かったと思いますけど」
司会「映画がでもシュート以来8年ぶりということですが・・・」
中居:一瞬不意をつかれた顔をして苦笑 & 客席大爆笑(笑)
中居「はい?(笑)シュート以来、あっ!その前にすいません、あの欽ちゃんのシネマジャック…」と申し訳なさげ
司会「ごめんなさい!間にありました!?」
中居「まぁ、でもおっきいの、おきいのっつっちゃいけない(笑)欽ちゃんがちっちゃいみたいですけど(笑)  いや、あのシュート以来ということで(笑)はい。」
司会「SMAPのメンバーで映画出演最後と言うのには何か訳が?」
中居「いや(笑)(笑いながら)バラエティーのが好きだったんで(笑)やっぱりあの〜どうしても映画やると〜あのバラエティーが出来なくなっちゃうのが何かヤだったんですよ。それで〜ま〜自分の中でもやり・・・ あの映画をやりたいという気持ちよりも〜バラエティーの方をやりたいという気持ちの方が強かったんで、でもあの〜たまたまその〜話を貰った時にその〜・・・」
「すいませんね、なんか(笑)」 と、ここでず〜っと気にして弄ってたばんそうこうが剥がれて宙ぶらりんに。それをセコセコ直す(笑)
客席:(笑)
司会「どうしたんですか、それ(笑)皆さんさっきから気になってたんですよ〜」
中居「(恥ずかしそうに)ばんそうこう貼ってるんですけども、掌の方はやっぱり油ってあるんですね。アイドルでも(笑)」 「(笑)(ばんそうこうをペラペラさせて)ペロンと取れちゃうんですよ(笑)」
「昨日野球やってたらマメができちゃって(笑)めくれちゃって、すいません(笑)」

中居「(気を取り直して)そうですね、あの〜原作を読んでたんで、んでま〜森田監督と出来るということだったんで、やらさせてもらいました。はい。」
司会「この役をやらなきゃいけないと思った時はどんな気分だったんですか?」
中居「(突然真顔・大げさに)不安でした。出来る訳がないと思いました。」 「パソコンとか〜なんかこうメールとか(と適当に携帯メール打つ仕草)もやったこと無いですし〜共通点があまりにも無さ過ぎてかけ離れ過ぎていて、自分に演じる、演じることが出来るかどうかすごい不安でした」
司会「そういう不安な中居さんに対して監督はどうなさったんですか?」
監督「どうしたって!?どうしたって演出したんですよ」
中居「えぇ、こまか〜いとこまでやってもらいました。」
監督「いやまぁ好きにやってくれって」
中居「(遮って真剣に)いや好きにやってくれなんて絶対違いますよ、眉間のシワが2本を1本にしてくれだとか」
監督「いや、お前が出てるだけでこの映画を征するんだから頑張ってやってくれよって・・・」
中居「(また遮って真剣な顔で)すいません、どっちも嘘です」
司会「もう、さっきから記者の方一生懸命にメモ取ってるんですから」
中居「(1歩前に出て1列目の記者に向かって)あ、全部嘘なんで(笑)ネタになんないっすよ。ソレ(笑)」


ここで司会者が話を変えようと真面目な映画の話を振りますが・・・
監督「難しい話は後にして今日はもう楽しく行きましょうよ〜!」
中居「(嬉しそ〜に)好きなご飯とか聞いてくださいよ」
監督「好きな野球チームとか聞いてくださいよ」
司会「好きな野球チームは知ってますけど聞きます、中居さん、どこですか?」
中居「(笑)好きな野球チームですか??・・・(悩み中…オチを?(笑))」
司会「ここは大阪ですよ!」
中居:ハッとした顔で司会者を見る
中居「フハハハハハ(笑)(ちょっと困ってます)」
司会「ご自分に正〜直な気持ち言っていただいて結構ですよ」
中居「(ボソッと問い掛けて)え、俺の好きなチームですか?(開き直りで口尖らせて)おぅ、ジャイアンツ。」「いやいやでも〜あの〜野球全部好きですよ。ただ!(力入ってます)あの〜細かい話しますと片(岡)…」
この辺はもう喋りも顔も完全に「主演男優賞中居正広」じゃなくなってました(笑)これはブラジャイ?みたいな(笑) 映画の舞台挨拶だって忘れてるっしょ?って位嬉しそうな顔で力んで話してました。   

中居「あの〜皆さんでもあの、野球〜大阪の人が全員…野球が好きだとか、阪神タイガースが好きだっていう事になるんですか?」
司会「いやそんな事ないですよ」
中居「あ、そうなんですか。皆が皆野球とか阪神とかゆってる訳じゃ〜」
司会「ないですね、でもまぁ概ねという感じですね」
中居「あ、概ねですか(笑)(ちょっとつっぱねて)概ねって言ったら概ねじゃないっすか(笑)(と客席全体を指す)」
司会「でも中居さん(ファン)はまぁ多分中居さんが好きな巨人を好きっておっしゃると思いますよ」
中居「(???な顔で怪訝そ〜に)ンえ??」
司会「(言い直す)」
中居「(納得スッキリ顔で)あ、ありがとございます」
客席:パチパチパチ・・・とまばらな拍手
中居「(冷たく)え〜拍手は7分の1でした。ビックリしました、はい」
中居「ふははは(笑)」1人でウケてます(笑)

(中略)

司会「だけど撮影中に話しなかったのにお二人仲良さそうですね」
監督「仲良いですよ。ほんとは(中居さんの顔を見て)ね?!」
中居「(言わされてるっぽく)…ふん(頷く)。」 「いや、ほんとにえぇほんとにえぇ、仲良く。(撮影)終わってからですね。舞台挨拶だとか色んな取材とかで 色々こう会話する事があったんで、その機会に仲良くなりました」
司会「そしたらまた監督の映画に出たい!?」
中居「・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?」
中居「そですね(めちゃシリアスに)監督の映画以外には出たくありませんね…」
監督と中居さん見つめ合う(笑)アイコンタクトとってます(笑)
監督「あのね薬丸もそういう事言ってたんですよ」
中居「え薬丸、あヤックンですか?あ、監督の代表作、ボーイズアンドガールズ。」
監督「未だに代表作で使われてる。あれを超えて欲しいと思ってたんですけど(笑)」
中居「ははははは(爆)(ガッツポーズで)よぉ〜し!はなまるマーケット!」
司会「(略)100人連れてきて頂く…お1人に必ず…」
客席:ざわめく
中居「(めちゃ冷たく無表情で)そうですね〜100人知り合いがいるかどうか分からないですけども、えぇ、たくさんの人には見ていただきたいと思います、はい」
司会「監督もぜひ最優秀監督賞に・・・」
中居「(突っかかる感じで)でもほんと賞とかってのはどうなんスか!?貰えるんスか!?」
と監督に詰め寄る
監督「皆さんの反響しだいですよ!ただ今日は皆強制的に応援団だから〜」
中居「えっ!?強制ですか!?コレ!?」
監督「強制!!(声高に)つまんなくても!!中居主演男優賞て書きますよ〜」
中居「(不服そうに)今つまんなくてもって事は…」
司会「その言い方はねぇ!?」
中居「ねぇ。今自信持って言いましたよ。前向きに」
司会「あっ!余裕余裕!」
中居「あっ余裕ですか(監督に突っ込んで)えっ、なっなんでのですか?ブルーリボン賞とかですか?」
監督「そうですよ。日本アカデミー賞とか〜」
中居「…えっ?日本で収まっちゃうって事ですか!?」
監督「わかりました。」

(中略)

監督「でもねぇ、僕らやっぱりTVで言ってるんで僕らで言っても〜(聞き取れません)なんですよ」
中居「そうなんですよ!(司会に向かって強く)えぇ、自分で自分の事カッコ良いって言いにくいじゃないですか」 (かなり得意げ(笑))
中居「やっ!でも正直、ホントに・・・(シブく)めっちゃくちゃカッコ良いです(笑)」と言って客席を指差す
客席:(笑)
中居「やっでも(聞き取れません)(早口で)あぁ中居君カッコ良かったとか言ってくれるならまだしも自分からぁ 言い出せない・・この苦しいところですよねぇ(笑)」
中居「ただ一言言えるのは、めちゃくちゃ(溜めて)カッコ良い…!」と客席を見て、お得意の「カッコ良い顔」で客席を指す。
客席「キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

そして中居さん満面の笑みの中、司会「ハイどうもありがとうございました〜!」で終わり、中居さん階段を下りる途中に 真顔でスッと左手を上げて客席の声援に答えてくれて、最初と同じ1番前の客席出入り口から帰っていきました。


以上、15分弱の挨拶(?)でした。映画の事にはあまり触れず、触れてもおちゃらけてばっかりで。 もっとピリピリした中居正広@模倣犯を想像して待ってたんですが(汗) 大阪だからか、プレス少なくてファンばかり(と思い込んでる)からか(笑)はたまた監督と2人だから 自分がちゃんと盛り上げないとという中居さんの責任感か?(笑)とにかくフルモードで話してくれました。
少しリラックスしつつも頭はフル回転な、中居さんの力量を感じた15分でした。
中居さんは、バッチリメイクのせいもありほんっとに綺麗なお顔で、思わず「TV写りが悪すぎなのか!?」と(笑) 出てきただけで空気が変わる、ものすごいオーラを放ってました。SMAPの時とは違った中居さんを見れました。
映画が終わり退場の際、私が中居さんの使った階段をスリスリ触り、床を踏みしめ、同じ出口から出てきた事は 言うまでもありません(笑)


レポが全く初めてなんですが、今回2度とないようなラッキーな経験が出来たので、図々しくも少しでも お役に立てればと思いレポさせてもらいました。途中聞き取れなかった部分や、監督・司会の方の言葉は掻い摘んで 書かせていただきました。そして何より私自身が意識が飛んでいたので(笑)一部正確でない所があるかと思いますが あの場での中居さんの空気や雰囲気が伝われば幸いです。

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