●サムガールSMAP●






【2009.11.14放送】



〜オープニング〜
SMAP中居正広のサムガールSMAP。本当は・・先週の続きで、ワールドシリーズの話しようと思ったけども、THIS IS ITの話がまだ全然出来てねぇから・・の・・スペシャル〜。
さてさて、マイケル・ジャクソンの映画THIS IS ITのプレミア試写会に、私は日本代表として呼ばれまして。え〜アメリカ、ロサンゼルスの方へ行きまして。まぁロスに行って、凄い、え〜VIP待遇でですね。え〜レッドカーペットだとか、え〜リムジンだとか、ファーストクラスだとか。もうホントに僕は、自分では考えられないぐらいの、え〜待遇でございまして。 え〜それを機会に、まぁマイケル・ジャクソンのルーツを探るという事で。え〜先週までは、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムと・・ご自宅に、え〜お招きされて、インタビューをとらさして貰ったりだとか。え〜ジャーメイン・ジャクソンと言いまして。マイケル・ジャクソンの、マイケル、え〜ジャクソン・ファイブのマイケルのお兄ちゃんにあたります、ジャーメイン・ジャクソンのご自宅にも行って。え〜インタビューさせて貰ったりだとか。

でその後にですね、え、まだまだちょっとお話が(笑)あったので。ま、そもそもやっぱね、なん・・あの〜ジャーメイン・ジャクソンってね、4回結婚してるんですよ。で、奥さんも紹介して貰ったんですけども。あの、J・B、ジェームス・ブラウンも、10何回してんですよね。
やっぱりさぁ、お金持ってる人って離婚すんのかな〜(笑)。何かそんな感じ・・そうなんのかな〜。だから、慰謝料払えるからって事だろうね。ちょっと気に合わないなとか、気にくわなかったら、もう別れようそんなそこまでもう言うんだったら。で、慰謝料払うからって。我慢出来なくなっちゃうんだよね。で、お金あると我慢しないっていうのも、困るよね。うん。

というわけで、後半戦行きたいと思います。 さぁ先週はThey don'tと、え〜ビリー・ジーンをかけたので。じゃぁTHIS IS ITを聴いていただきましょうか。マイケル・ジャクソン、THIS IS IT。


曲 : THIS IS IT
(CM)


〜メイン〜
大きい仕事をすれば大きい仕事をする程、自分の小ささを身にしみて感じております。小っさいよね〜。俺は小さいよ。でさ、オルテガ。THIS IS ITの監督であります、オルテガさんのインタビューが出来るっていう事で。あるホテル行って、ま、映画で僕は、僕も経験があるんですけども。撮られる側の方の、え〜経験がある訳じゃないですか。取材をされる側。もちろん僕も今回、取材をする側で。される側の立場として、オルテガさんもね、その日30社ぐらいのインタビューをしてると。雑誌、テレビ等。
で僕もやっぱり、1日やっぱ30ぐらいやるんですよ。「貝になりたい」とか「模倣犯」の時って。でもあん時、もうホント正直こんな事言っちゃ申し訳ないんですけども。同じ事の質問だから、ちょっとやっぱりしんどくなる時あるですよね。繰り返し、繰り返しやって。

で、その日一番最後が、日本メディアの僕なんかだったですよ。で、気持ち分かりますんで、申し訳ねぇな〜って。で、最後だから、押し気味に時間がないとはいえ。あの、いつ・・どんぐらいやってもいですよ、とはいえ、ご機嫌ならば?でも本人は多分、相当疲れてると思う。最初だからホントゆっくり、お疲れのところ申し訳ございませんでした I glad see you。ほんとにあなたに会えて感激しております。挨拶さして貰ったんですけども。
もう意外や意外、すっげぇいい人で。で、多分どこのメディアでもあんなテンションでやってるのか。どこのメディアでも、ああいう取材する側の方の情報をインプットしてるのかわかんないけども。何か、「マサヒロ〜、Mr.マサヒロ、なんとかかんとか」っつってずっと英語、ね、何か・・「マサヒロ、お前の事は知っている」と。活躍ぶりも、あの拝見さして貰った事あると。マジ俺の事知ってんのかよ〜なんて。すんげぇテンション高くて、すっげぇいい人なの。で、「失礼な質問、色々するかもしれないですけど、よろしくお願いします」。「何でも聞いてくれ」と。「ホント日本で、ね、あのこういう風に、君みたいな人が来てくれると思わなかった」と、いう話をしてくれるわけよ。
え?こんな感じ?みたいな、話をしてるうちに。

まTHIS IS ITを見て思った事を、ま、ぶつけたりだとか、してたんですけども。で、僕は、とにかく、まずTHIS IS IT、その映画を見て、ホント素晴らしい映画だったんですよ。あの、マイケルのホントに、オンとオフの部分見る事が出来て。なんかだからサイボーグみたいなイメージがあるじゃないですか、マイケル・ジャクソンって。感情がなくて、いっつもなんかこう無機質なイメージありましたけども。ホントに普通の、え〜人間なんだっていう一面を垣間見る事出来ましたし。
僕はだから素人目線とも、こんな事ね、アマチュアレベルで話すわけじゃないですけども。でもちょっと、マイケルにすれば俺なんか、プロではないもうアマチュア・・プロをかじった事のあるアマチュアみたいなもんじゃないですか。とはいえ、やっぱりライブの経験もありますし、そっち側の目線でも見る事も出来る、見ちゃったりもするんですよ。

もう、何がいい・・あのね、見てない人にはちょっとアレかもしれないですけども。イヤモニってあるじゃないですか。今ライブって、日本のライブそうですけども。ステージに立ってる僕らっていうのは、ま、イヤホンして両耳にイヤホンして歌ったりするんですよ。ここに音が入って、それに合わして歌う。
マイケルは13年間のブランクがあったから。イヤモニってここね、5〜6年。6〜7年ですよ。イヤモニをしてるんですよ。したら途中で、イヤモニを外すんですよ。「ストップストップストップ」っつって。 で、「僕は、イヤモニに育てられてない」と。「イヤモニで育ってないから、これじゃあ僕歌えないんだよ」って。「頑張るよ、頑張るけども。やっぱりイヤモニ無理だよ」って。「なんか歌いにくい」。「返りが大きいとか小さいとかじゃないんだ」って。「大っきくした方がいいか、とかそういう事じゃない」っつって、イヤモニをとって。そっから、ま、ジャクソン・ファイブのとっからイヤモニとるんですけども。それ以降は全部イヤモニ無しで。ま、目の前にあるスピーカーの音の返りで音を合わせると。

あ〜こんな事別に言うのアレですけども。僕もそうなんですよ(笑)。・・・何笑ってんだよ(笑)。何笑ってんだよこの野郎の野郎!笑ってんじゃねぇよ。何で今おかしかったんだバカ野郎〜の野郎。(スタッフ笑)
俺もそう!って(爆笑・スタッフ笑)。俺、マイケルの気持ち分かる!俺もイヤモニ無理(笑)。
そんなところに嬉しさを感じちゃったりだとか、出来るんですよ。僕だって(笑)。でも、こんな事言うのホントおかしいですけど。ホントに日本で、一番見ごたえを感じてるのは多分ホント俺なんだろうな〜って。ホント裏側の部分もそうですけども。で、イヤモニうんぬん。「いや、分かる〜」って。

で、もうひとつなんかメドレーがあって。メドレーが終わった後に、音がすぐ行っちゃう、みたいな、うん。「ストップストップ」って。「余韻が大事なんだよ」って。「お客さんの拍手があって、余韻に浸ってから次なんだよ」っていうところがあるんですよ。マイケルがずっとバンドさんに言ってるんですよ。
(机ドン!)わかるー、みたいな(笑)。俺、言ってる、よく言うよね俺ね。聞いたことないか。俺ねこれ、後付だと思われるのすごい嫌なんだけど。僕もライブやる時に、「曲間っていうのは、まず余韻があるから。余韻と前触れが大事なんだよ」って、うん。「イントロがあって、コーダーがあって、のりしろが大事なんだ。こののりしろが」って。「なんにも余韻聴さなくて次行っちゃったら、お客さんついて来れないから、余韻は絶対しっかりしようね」って事を、常々言ったりするんですけども。マイケルが言ってたから。俺と一緒(笑)。マイコー〜・・・みたいな(笑)。

何かそんな目線で見る事も出来ちゃったりするから。あ、俺一番見ごたえあんだろうなって。それで、そんなオルテガさんにそんな話をしてて。そしたら、「映像に関してはどうなんですか?」って。「マイケルが、あれしてるんですか?それともオルテガさん・・」、オルテガさんっていうのは、今回のライブだけに限らず、え〜ヒストリーライブとかデンジャラスライブもマイケルのライブやってたんですね、コンサートの。で、「今回どうだったんですか?」っつったら。言うわけですよ。「今回マイケルの間でこうこうこうこうだ」つって。「今回のTHIS IS IT、ね、こういう形で映画になってしまった。でもホントにあの映画、あの、コンサートはホントに成し遂げる事が出来たら、ホント大成功だ」と。「何故かってうと、世界で初めて3Dライブをやろうとしてたんだ」って。「ライブに3Dライブなんて言う事は、世界で誰もやった事がないんだよ。世界で初めて、マイケルが3Dライブやって。その魅力たるものはないと思う。世界中が圧倒される、この3Dライブを楽しんでもらえればTHIS IS ITのライブは絶対成功してると思う」。

でね、僕はね〜(笑)、あれ?って思ったわけ(笑)。でもこれは、ちょっと待ってよ、あの、変・・ホントに変な意味じゃなくて。「バカ言え」と、「俺らやってんの知らねぇのか」とかいうような気分ではないんです。ホントに気分よくやってもらってたので、何せまず・・・「でも、その3Dライブって、じゃメガネかけて、それ飛び出て来るんだ」って言うのよ。で、これは言っちゃいけないなと。実は、僕ら(笑)3年ぐらい前にやってたんですよ、みたいな話は言うつもりは全くなかった。でも、スタッフバカだから。そんときのDVD持って来ちゃって(笑)。いいよ!って。違う!そんなんじゃねぇんだ!って。違う違う!って(笑)。
で、それなんだ?っつって。あ、もう、これ言わざる得ないなって。で、結局、日本で見てる人はさ、俺がそれをスルーしてしまったら、「中居君やってたじゃん」って思われるわけじゃないですか。2年3年前の話なのに。すっごい迷ったよね。だって、世界で、史上初とか言ってるわけよ。それなのにさ(笑)、ね、俺らみたいな、変な話僕から・・僕案だったんですよ、3Dっつうのは、当時。それを言いたくないな、と思って。いや、これはもうよしとこうと思ったんだけども、DVD持って来て。なんだそれって。いいよ、出さなくてつったんだけど。ほら、リーダー(笑)リーダー(笑)。これ出しちゃえ、出しちゃいなちゃいよ!みたいな風になってっちゃって。 そしたらオルテガさん、何だ?つって。で、ホントに!申し上げにくいんですけども。変な意味じゃないんですよって。変な意味じゃなくて、あの実は、あの〜何と申し上げたらいいんでしょうか。あの、僕らはですね、3Dライブを2年ぐらい前にやらさせて貰った事あったんですよ、コンサートで、つったら。「ウワーオ、オーマイガー」みたいな(笑)。

多分、それ40社ずっと、30社40社やってる時に。3Dは史上初で、世界初の試みのライブだって事、多分ずっ〜と言い続けたと思うのよ。最後の最後に、何か日本のちっちゃいヤツが(笑)「お!てめぇてめ〜!」みたいな(笑)。
でもそれも、すっごい快く受け止めてくれて。「ホントか〜、そんなやってたのか、そのDVD、これ拝見させてもらうよ」って。

だから、僕はTHIS IS ITのそのライブ見た時に、その裏側って、3D映像を作るマイケルとオルテガさんのスタジオで。スリラーかなんかね、3Dどんどん出てくるって、お化けが。それ見た時に、僕嬉しかったのが、ホントにまたこれ変な目線かもしれないですけど、その3Dを僕ら去年一昨年。最初にやった時やっぱやいのやいの言われるじゃないですか。その時ホント初めてだったから。やいのやいの言われてたんだけども。 で、それやりました。飛び出すSMAPか。やりました。ね。で、終わりました。で、やってる時も終わった後も、そのライブが成功かどうかっていうの僕わかんないですよ。結局どうだったのかな、って。ほんとの評価っていうのは。お客さん、喜んでくれたのかなとか。ね、メンバーだって、そんなにこれいいんじゃないかって思ってない・・かもしんないなと。

でも、マイケルがその3Dライブやるって事は。ありかなしか。ありだって思ったわけでしょ。もうそれで、マイケル、俺がマイケルがありだって思った事を、俺がありだって思った事をマイケルがありだって思った事がすっげぇ嬉しくて。あ、3Dライブってのは、マイケルの中でありなんだ〜って思った時に、あ〜あんときやってよかったな〜って。

そんな何?そんなレベルは、違うんだけど、些細な事なんだけども。自分がありだと思ったけども、ね、それがどうかわかんない。やるって時に。ね、周りのスタッフ、これはいいって言う絶賛する事もなく。ま、孤独なわけじゃないですか。でもやった方がいいと思う。絶対面白いから、って思ったけども、でもどうかわかんない。メンバーの評価もわかんない。お客さんの評価もわかんない。そんな中で、やっぱりマイケルが、ありだって思ったんだなって思っただけですっげぇ嬉しくて。あ、よかった〜こんな事があるんだ〜って。
ライブに関するその〜向かい方っていうのかな。音を作り方とか、うん。雰囲気の作り方とか。っていうのが何か、2つ3つ、あの〜ホントに、ありの部分が共感する部分が。もうレベル、ホントに、レベルは全然違うんですよ。マイケルクラスと僕と同じ土俵にしてはいけないんだけども、ちょっとでも、ちょっとでも何か、あの〜共感出来たって事がすっげぇうれしくて。何かそんな時間を、過ごさせて貰いましたね〜。

さぁそして、え〜その3D・・オルテガさんが終わって。その夜1泊。もう、終わるのも遅かったんですけども。それから、え〜5時間かけて、3時間の時差のあるニューヨークへ向かったわけですね〜。その話は来週?(笑)
ま、先週今週とですね、え〜THIS IS ITの話をさせて貰いましたけども。ホント詳しい映像も含めて、詳しい話はですね、え〜11月23日、スマスマの特別編で、え〜たっぷりとお送りします。是非とも何かね、見て欲しいですね。ホントに、あのね、ま、そのライブ、僕がマイケルじゃぁどんぐらいの、どんぐらいのね、にわかな感じだと思われるのすごくイヤで、去年のホントに亡くなる前ですよ。今年亡くなったわけだから。去年のライブの、僕のソロを見てください。マイケルだらけなんで。
ま、是非とも、え〜映画もご覧いただきたいと思います。歌行きますか。何がいいかな〜。あ〜これかな。じゃ、聞いていただきましょう。マイケルジャクソン、ヒール・ザ・ワールド。どうぞ。


曲 : ヒール・ザ・ワールド
(CM)


〜エンディング〜
さてこの番組では、あなたからのお便りお待ちしております。 おハガキの宛先は、 郵便番号100-8439 ニッポン放送 中居正広のサムガールSMAPで〜す。
僕が影響され続けたマイケル・ジャクソンが亡くなり。ま、今後も、間違いなく、あの影響され続けるのかな〜と思いますね〜。ま、でもそのルーティン、ライブをやる前のルーティンってのは、多分今も今後もやっぱ変わらないと思いますよね。ま、今後も意識しながら。今度だからライブやるっていう時は、ちょっともう・・もうモロやろうかな、マイケル。思ったもん俺、どんぐらい踊れんのかな、みたいな。体力的に何か、テクニック的にやっぱり、すっげぇから・・・マイケル。
何せこの手だよね。俺が、僕ね気付いてもらうとわかるんですけど、僕ね手をおっきくして踊るところがあるんですよ。無理しなければいけないところ。手を凄く広げてるんです。これもマイケルの影響なんですけども。マイケルって、めっちゃくちゃ手の平が大きいんですよ。だから、手袋したりする。すごいやっぱ、インパクトがってアクセントがあるんですよ、手に。それはもう昔からですけど。僕は、見てもらえばわかるかもしれないですけども。何か知んないけど、手を大きく、手の平をおっきくしてると思いますけども。それは間違いなくマイケルの影響だと思います。それではまた来週です。

今週のおまけハガキ〜。ユキちゃん。「テレビで見ているとなんでも、司会ドラマバラエティと出来そうな中居君ですが、俺ってダメ人間だな〜って思うのはどんな時ですか」って。
さっき言ったように、あのファーストクラスなのに、全部下げれない時・・・ダメだな〜って。また来週〜。


普通のファンだ(笑)。

あのスクリーンの飛び出すヤツは、メンバーはどんな評価だったか、今でもわからないんですか…。うーん。うーん。うーん。
5人皆でつくってねライブ。(ともっち)



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