最新 追記

ぴこていこく

2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|07|09|10|11|12|
2013|02|04|05|06|07|09|12|
2014|02|04|05|12|
2016|12|
2017|02|
サイドバー

2012/10/04(Thu) この日を編集

[日記]西表島 9月21日 出発日 6歳児と3DS

いつものように分割。最初は「西表島編」「石垣島編」とバッサリ割ってさっくり短くいこうかと思ったが、そうすると後者があまりにも悲惨なので普通に書いた順にアップしていくことにする。


西表島に出発。3年前に行って同居人が異様に気に入っていたので再訪となる。直前に台風16号での与論島の被害を見たりでちょっとビビっていたが、日に三回ほどチェックしていた台風情報も平和そのものだった(←死亡フラグ)。

今回の旅行は偽妹ひさのりと、その息子も同行する。就学前の6歳児だ。知力体力が備わりながらも、学校という社会法則を学習してない危険世代。イマドキの子供は3DS触ってりゃ一人で放置しててもいつまでも大人しいと聞くし大丈夫だろと思ってたが、同居人が自前の3DSを持参したときくとマリオの二人同時プレイをえらくせがむ。全然大人しくねえ。

しかも同居人はプレイ開始しすぐにギブアップ、6歳児の相手を俺に3DSごと押しつけてきた。仕方なく二人プレイ開始し、ギブアップの理由を10秒で理解する。基礎的な二人プレイの作法をわきまえてないのな。『Newスーパーマリオブラザーズ2』は俺にとって見るのもはじめて、ボタン操作すら覚束ない。6歳児は、おそらく自分が得意なのであろう足場がパターンで変化する覚えゲーの後半ステージをいきなりチョイス。しかもこのゲームは複数人プレイでも先行するキャラクタが画面の中心なので、6歳児の操るマリオが完全に最適化されたマイペースで進むと、俺のルイージは2秒でスクロールアウトする。まったくゲームにならない。

まあ目的は二人プレイでなく、単に自分がどれだけ上手いかアピールすることだろう。あーうまいねーすごいねー。今度ちょい練習して、真の置いてきぼりスピードプレイを見せてやるかんな。どっちが子供だ。いや「この手の二人プレイを楽しく遊ぶには、上手いほうが合わせてやる必要がある」という教育のためですよ?

飛行機が離陸すると、WiFiでつなげないため平和が訪れる。で俺が暇つぶしにiPadで自炊本よんでると「それゲームできひんの?」できます。音ゲの類は機内でやるのに適さず、ゴーストトリックは難しかろうとギャラクシアンをやらせた。が画面下部あたりのタッチで自機移動し、下部以外のタッチでショットというマルチタッチ前提の操作系は不可能だった模様。6歳児の理解力の基準は完全にDSであると実感する。マルチタッチ非対応だからな。

飛行機は那覇で乗り換え、石垣島に到着した。西表は空港がないので、ここから船に乗り換える。この不便さがあとで恐怖と化すんだけど、今はとりあえず関係がない。

t1

相変わらずこちらの紫外線すっごい。全身がみるみる殺菌されていくのがわかる。

y1y2y3
石垣島にて。意外とこの島はネタ的に侮れない。こいつは石垣の守護神で逆鱗に触れるとイカールおじさんと化す。石垣港。西表島はこっから船で移動する……んだけど、なんだか向こうに超不穏な雲がみえてる。降ってきやがった。船のルートが出向直前に変更され、予定より早くついたので西表到着時は宿の送迎きてない。離島クオリティ。

今、気付いたが旅行というより6歳児と3DSの話しかしてなかった。この日は移動だけなので宿の話でも書く。

民宿母家は、3年前にきたときは開業1年だったので今もまだ4年目。すごくキレイでほっとする。飯もバリエーションが実に豊かで、同居人(3DSすれちがい通信の趣味設定「食べること」)が気に入る訳だ。前回きたとき最初に泊まったこことは別の宿は「掃除で隠しきれない古さ」がすごかったからなあ。

y5y4y6
食堂。ビールは有料なのに何故か泡盛は飲み放題。泡盛は飲むと「おさけくさいー」と嫌がられるので6歳児避けになる。ここの部屋は本当に落ち着く。蟻いるけど。蟻くらい西表では気にしてはいけない。ヤモリもいる。これは歓迎。かわいい。食堂の冷蔵庫には超うまいアイスが常備されており、こいつは300円もする(結局、滞在中に同居人と二人で9カップ食った)が、後ほど島内の売店で同じものが350円だった。

洗濯機・洗剤が自由に使え、縁側がひろくて洗濯物が干し放題ってのはダイバー的にポイントが高い。部屋はエアコンが強力でコンセントも多い。もちろんウチは到底足りないからタップ山盛り持参したが。今回きたら無線LANが使えるようになっていた。モッダーン! が、電波が弱くて部屋まで届かないのは、引きこもらず食堂でてこいっつーオモテナシの手法でしょうか。

本日のコメント(全2件) [コメントを書く]
しんちゃん (2012/10/06(Sat) 14:43)

覇者様、ご旅行いいです。
私は、京都産業21の不当解雇撤回要求が法テラスまで行きました。
ローソンストア100のオーナー面接は落ちてしまいました。
労働争議抱えてる人間は駄目みたいで、再チャレンジしますが、時間を有効に使えないのは辛いです。

はしゃ (2012/10/07(Sun) 15:31)

このエントリに何の関係があるんですか。
ここのコメント欄ってそちらの個人サイトか、チラシの裏なんでしょうか。
しかも、それを私に言われても、な内容。なんですか。それら私に関係なんかあります?

「自分は時間を有効に使えないのに旅行とかいい身分だこと」とかかなあ。
ならばご安心ください。今回の旅行、後半は台風との戦いです。
そうなってから思う存分ざまあと書いてくだされば。


2012/10/07(Sun) この日を編集

[日記]西表島 9月22日 ダイブ1回目 DSC-TX5ハウジング初使用

朝からダイブ。2年前に予定していたフィリピン行きを直前に左肩の骨折でキャンセルしたので、3年ぶりとなる(3年前のダイブも西表だった)。骨折した肩はまだ痛みを我慢しながらでナナメ45度くらいまでしか上がらないが、膝の骨折で杖つきながらマレーシアに潜りに行った時のことを考えれば大丈夫だろう*1

6歳児とか船は大丈夫かと思っていたが、子供OKを謳うダイブサービスだけのことはあった。船上にはもっと年下の子も。出航して十分ほどでバラス島に到着。ここは海流で流されてきた珊瑚の破片がテキトーに堆積したという不思議な島で、カタチどころか位置までちょくちょく変わるし、台風で消滅したりする。

20120922_092700_F100fd_120120922_092958_43WR_1220120922_111532_43WR_16
バラス島。これ全部が珊瑚の破片でたいへん綺麗だが、真っ白な珊瑚が光を反射し、日陰はまったくなく、過酷度は砂漠に匹敵する。静かにテンションをあげる子供たち。それにしても最近の浮き輪ってすごい。中みると足部分しか穴がなく、ずぼっと抜けないようになっていた。よくある「まるで宙に浮いてるような写真」もとれる。実は透明度関係なく、要は海面の反射をおさえ、海底に影をくっきり落とせばいい。

ここで子供と監視のおねえさんを下ろし、船はちょっと離れて停船。ダイブ開始だ。機材の取り扱いを思い出しながらセットし、エントリ。

丸3年のブランクはダイブ開始以来はじめてだけど、とりあえずなんとかなった。腕もまあ。それよりダイブ直前、週2回程度・数分レベルというナメたペースながらジョギングしといたのは正解だった。膝骨折につづく肩骨折で慢性的に運動不足で、最初はそれこそ1分連続して走れないレベルで心肺が衰えてたのを、いちおう5分程度は走れるようにしといた。コレやってなけりゃまともに潜れなかった気がする。

今回の新しい装備としてDSC-TX5用のハウジングを導入した。感想の羅列。

  • ハウジングにいれる本体じたいも防水なのは絶大な安心感。
  • ただ本体を濡らしたあとでハウジングに入れると超曇る(TX5は形状の都合で水分を拭ききれない)。
  • 電源ON/OFFがめっちゃめちゃに重い。電源ボタンを拡大化改造したい。
  • モード切替が1ボタンをひたすら連打。モード数が多いため、思いの外たいへん。静止画/動画の素早い切り替えは無理。
  • 画質は思いの外よい。が浅い深度だと補正が強すぎて写真がえらい嘘くさい。

20120922_131358_TX5_6920120922_133846_TX5_11820120922_134256_TX5_127
クマノミは見つけやすい・色乗りを気にしやすい・基本逃げないのでリハビリや練習に向く。TX5の水中ホワイトバランスは強力だけどやりすぎ感強いな。絶対こんなんじゃなかった。ぜってー海中じゃねえよ。こういう水槽あるよね。

20120922_135822_TX5_165
水中でスイングパノラマしてみた。
TX5は「水中スイングパノラマ」モードがないので普通撮影だが、この方が上の写真よりは実物に近い。

ちなみに同居人が撮った写真はこんな感じ。

20120922_134708_F100fd_17520120922_135004_F100fd_17920120922_135904_F100fd_188
ダイナミックな地形が好きというダイバーいるが、この魚にもその素質がある。ダイバー以外には縁がないのは「魚の正面顔をみる機会」ではなかろか。意外と表情豊かで、ボケた奴や性格悪そうな奴など多彩。フラッシュたくとこうなる。同居人はそろそろ外部フラッシュを考えるようになってきた。

しかし、ぐぐる様がすごいことをはじめている今、漠然とした水中写真にはあんまり意味がない気もするな。その機材ちょっとくれ。

*1 「旅行で遠出する直前にバイクでこけて骨折するジンクス」がある気がしたので、今回の旅行前はあまりバイクに乗らないようにしていた。

[日記]西表島 9月23日 スタンドアップパドル(SUP)とダイブ2回目

SUP(スタンドアップパドル)をする日。サーフボードのようなものに立ってヴェネツィアのゴンドラよろしく櫂でこいで進む。以前たまたまTVにて、大阪の道頓堀・グリコ看板の前をスイスイ進む「水上さんぽ」を見かけて以来、同居人がえらく興味を示していた。俺もちょっとやりたいと思っていた。

まだ夜が明ける前に宿を出て、早朝の浜辺。最初はボード上に正座の姿勢でこぐ。全然ふつうじゃん。TVでも落ちる人は滅多にいないと言っていたし、これは楽しそうだ。ある程度沖に出て「さあ、立ってみましょう」ハイ。

うわめっちゃ不安定じゃねえか! 身体を少しでも動かすと思いっきり揺れる。というか動かなくても風で揺れる。そしてボード上のふんばる足がヤバい。無意識にボード上の滑り止めを足が鷲掴もうとしているので、足の裏が今にもつりそう。さらに左右に揺れるたび勝手に補正しようと力が加わる内もも。もうこの時点でわかる。筋肉痛まちがいなし。

立ち上がったまま櫂を振るうともうヤバすぎる。同居人や偽妹ひさのりは順調にざっぱんざっぱん落ちるなか、しかし俺はかろうじてまだ落ちてない。無様に落ちた二人を撮影してやろう、とポケットからカメラを取り出したその時にグラ。あれ、れれれれうわわわわザッパーン!

カメラもポケット内の携帯電話も防水だ。けど「落ちない」というTVを信じてたので、それらに装着したのはただのハンドストラップやリングストラップのみ。倒れつつあるなかガイドが「このへんは河口で透明度が低いので、落としたら見つかりません」と言っていたのを思い出した。左手は携帯電話の入ったポケットを上から押さえたまま、右手はカメラを握りしめつつ櫂が吹っ飛ばされないよう脇で固定しつつ転落した結果として、ボードで腹を強打するゲホォ。ほとんど足だけでなんとかボードによじ登る。TVとか嘘ばっかりだ! これ落ちないとかぜってー無理!

いやー未経験でいきなり大阪の水上さんぽ行かなくてよかったよ。道頓堀いった日にゃあ全身ヘドロ人間まちがいなし。*1

オトナが次から次へと水没する様に完全にビビリ入った6歳児とか、立つことすらできてない。一瞬だけ立つもマッハでしゃがみ、「助けてー!」と叫ぶ。あんなにマリオが大好きなようだが、あんたピーチ姫だよ。母親である偽妹に「男の子的に、すぐ助けを求めるのってどうなん?」とつい尋ねたが、「とりあえず困ったら大声で助けてと言えと教えてる」とのこと。なるほど未就学児ならその方がいいのか。しかし助けを求めながらも、近づくと笑いながら突撃してくるわ、「なみなみ攻撃ー」言いつつワザと波をたてるわ。全部、動画で録ったかんな。分別がつく年齢になってから恨みの言葉とともに見せて悶絶させたる。

1時間もダッパンダッパンやってると慣れてきた。普通にしてると落ちないし、自由に進める止まれる曲がれる。腕の力ではなく肩を使えば思いのほか高速に風を切る。これは快適だ。特性は船なので、一度くれた推進力はなかなか減衰せず、進みながらカメラを構えることだって、グラ。あれ。うわわわザッパーン! ……この湾、大抵は凪いでるのにたまに波くるの勘弁してくんないかな。

20120923_062748_43WR_120120923_064536_43WR_1220120923_072754_43WR_24
この道具、実にドS!落ちた俺に追い打ちをかけてくる6歳児も実にドS。慣れてくると立ったまま撮影も可能。

20120923_072936_TX5_23
上の瞬間に左端の人が撮ってた写真がこれ。

このSUPというアクティビティは満足度が高い。最近わりと日本全国あちこちで可能なのでオススメ。ガイドは「下半身の滅多に使わない筋肉を駆使するので、ひきしめ効果あります」と言ってたが、これもたぶん本当だ。ただし「落ちない」という言葉は信用してはいけない。落ちる。

しかし正直SUPの後でダイビングは体力的にしんどいので、自信がないひとはスケジュールには注意。

20120923_130612_TZ5_1220120923_130624_TZ5_1320120923_101026_F100fd_16
濡れたDSC-TX5のハウジングが超曇ったので、DMC-TZ5(機種名似てるなー)引っ張り出して撮影。青い。でも使い慣れたコイツの方は写真の迫力が違う。どちらも使った感想だとコッチのが好みだなあ。ものすごいダンジョンの入り口臭がするのですが。何コレ。

*1 そもそも未経験者そんなツアーに参加できないし、道頓堀の水質は近年かなり改善してはいるけど。


2012/10/10(Wed) この日を編集

[日記]西表島 9月24日 ダイブ3回目と6歳児のカメラ

ちょっとエントリがわかりにくい気がしたのでタイトル書き換える。

このあたりで台風17号を進路も規模もヤバげじゃね、と認識しはじめた。この時点では900hPaを割る800台のブツがフィリピンから台湾方面にまっしぐらで*1、えコレ大丈夫なの?

送迎のガイドに、台風どんな感じですかねーと尋ねたところサラッと「風速5、60くらい行くんじゃないでしょうかね」そもそも風速50というのが実感として想像不可能なのですが。京都は風速20m台もいけば大騒ぎだからな。15年ほど前、川端通の街路樹ばったんばったん倒れてたり工事のフェンスが道側に倒れてふさがってた時が25mだっけかなー、とか思い出す。とガイドが車の外を指さし「あ、これ、こないだ倒れた電柱です」パねえ。「電柱倒れるとか当たり前なのでニュースにもならないし、直すのも『そのうち』になります」パねえ。

でダイブ。と、偽妹の挙動がおかしい。1本目のダイブを終えてみると持ち込んだカメラが不調だとか。海上で電源をいれても、潜ったら勝手に切れてしまうと言ってる。おそらくスイッチが水圧に負けて勝手に押し込まれてると推測。さすがはハウジング込み7,200円のクオリティ。ちなみに通常はハウジングだけで2万円前後、カメラ代は別に必要。

もちろんダイビングにカメラは必須装備じゃない。むしろ、どうしても水中での注意力が散漫になるので古参ダイバーは初心者のカメラ所持にはあまりいい顔をしないし、俺だって水中で「このへん厳しそう」と思うとジャケットのポケットにしまい込む程度には邪魔だ。が、あると断然楽しい。俺はCカード*2をとる前の体験ダイビングん時から使っている。

ダイビングにきてからカメラがおかしいとなっても通常はどうしようもない。んだけど俺ハウジングつきカメラを必ず2台持ってくるんだよね。いつも重いし邪魔だしウザいが、まさにこういう時にモノを言うのだ。感謝せよ偽妹。でも壊したら殴る。

20120924_131534_TZ5_107
動かない被写体なら俺に任せろとばかりに。

20120922_130308_F100fd_10820120924_132638_F100fd_10920120924_132306_TZ5_118
ここで借りるゲージの表示は押し出し感すごい。魚の斑点は「目に見せかけ脅すため」て話あるけどこの写真マジちょっと怖いのですが。明らかに邪悪な存在。カクレエビ。いくら隠れたいつっても、透明にまでなることないと思うのだが。

もう一つの透明。完全にちりめんじゃこ。

20120924_104852_F100fd_7920120924_134832_TZ5_14920120924_104328_F100fd_71
ムキョッとしたまなざし。うねりに耐えてつつ海中でなんか見つめ合ってた。愛が生まれるかと。ダイビングするのはガチャピンだけと思ったら大間違いですぞ。

ニライカサゴという奴らしい。お前は魚じゃないのか。何故ウゾウゾと海底を歩くのだ。

船上でカメラのことが会話にあがっていたせいか、ダイブを終えて民宿に帰ってきたら6歳児が水中の写真を見たいと言い出した。英才教育のいい機会だ、と民宿の食堂にノートPCを持ち込んで表示はじめる。

と6歳児、3DSをノートの液晶に向けた。おお。最近の子供はデジカメじゃなく3DSで写真を撮るという話を聞いたことはあったが、これか。しかしもともとデジタルデータなものを、安物CULVノートPCのしょぼい液晶モニタに映した状態で、さらに3D効かせて撮るという無意味さはどうしたもんだろう。データは偽妹にちゃんと渡すから家に帰ったらいつでも見れると説明はするが、理解はまだちょっと無理っぽい。あと気に入った写真はなんか複数枚パシャパシャやってる。何回撮影しても変わらんないよ。

食堂に3DS持ち出しついでに、すれちがい通信の設定がよくわからないとかで同居人が設定することになった。すれちがった時に送られる挨拶文などのプロフィールを設定するところに、趣味を選択する部分があるとか。同居人がゲームだの食べることだの読みあげていくなか、「インターネット」と言った瞬間に6歳児がこの上ないドヤ顔でまっすぐ俺を指さしてきた。あー、偽妹ひさのり。これはあんたの教育ですよね? 「いつもネットで遊んでる変な叔父」とか紹介しましたね? ていうか俺そんなに依存度たかくねえ。

で、すれちがい通信を設定された6歳児はそのあと、普通に歩いてるだけでも人がいると掠めるほどメッチャ近づくようになった。いやすれちがい通信ってそんな1m以内とかに寄らなくてもできるから。電波10mくらい飛ぶから。あと土産物屋の店員のおっさんは、多分3DSのすれちがい通信とかしてない。

*1 西表島や石垣島は、台湾との距離が本土どころか沖縄本島と比べてもずっと近い。

*2 ダイビングの講習を受けた認定証。よく間違われるが免許(ライセンス)じゃない。ないまま潜っても全然構わない。が技術を証明するものなので、ダイブサービスが通常Cカード無しの人間を客にしない。

本日のコメント(全4件) [コメントを書く]
しんちゃん (2012/10/11(Thu) 13:08)

覇者様
いつもカメラ講義拝見しております。
清水の舞台から飛び降りる覚悟でD7000買ってしまいました。
家はまだ、厚型テレビなのに。

はしゃ (2012/10/11(Thu) 16:46)

繰り返していいますが、ここは「本日のコメント」欄で、その名の通りコメントを書く場所です。
「みんなが自由に自分の日記を書く」欄ではありません。
あー。上のエントリを「カメラ講義」とマキシマムに解釈し、強引に、カメラのことならサイトになんら
関わりがない自分の日記でも書いていいという自分ルールでしょうか。ないわー。

どうにも遠回しな言い方だと伝わらないようなので、そろそろハッキリいいます。

迷惑です。

所詮、サイトのコメント欄をそんなに厳密にルール化する気はないです。
全然関係のない雑談も、一度二度なら別に構いやしません(9/6のコメント欄はスルーしたように)。
が、最近だけで何度ここをチラシの裏扱いしてくれてんだ。しかも前回、すんなっつったのがわかってねえのか。
あなたのカメラやらTVの厚さなど、私も、サイトを見ているあなた以外の全員もまったく興味がない。どうでもいいっつの。

受け入れたなら沈黙をもって回答としてください(謝罪などの書き込みはやめてください)。
反論があるなら左にあるメールフォームから送ってください。
今後そちらからエントリに関係のないコメントがされた場合、こちらで削除しときます。

淑鼓 (2012/10/13(Sat) 22:13)

上から二番目の列の真ん中の写真、どこに魚が居るのかわからないのですが、
もしかして背景の暗いところで二つずつ並んで光って居るのがそうなのでしょうか?
だとしたら確かにコワい&邪悪っぽいです。
あ、今拡大してみたらクマノミが一匹居るのは見つけました!

はしゃ (2012/10/13(Sat) 22:38)

>背景の暗いところで二つずつ並んで光って居るのがそうなのでしょうか?
左様で。目が光ってるようにみえるやつ。
ミツボシクロスズメダイなので実際には身体の前後に並んでついてるんですが。
この暗がりだと目に見えるというか実際にそういう目的じゃないかな。


2012/10/12(Fri) この日を編集

[日記]西表島 9月25日 スタンドアップパドル(SUP)2回目と山登り

一昨日のSUPが異様に気に入った同居人が2回目も申し込んだ。またダッパンダッパン落ちるのかと覚悟をきめて早朝送迎。今度は海ではなく流れのおだやかな川に出たところ――なんか楽勝じゃねえか。

本当に一昨日がまるで嘘のように身体が安定している。自在に進めるし曲がれるし止まれる。そしてボードの下の水面状態まで把握できる。我々の経験値が上昇しているうえ、流れがほとんどない川という場所が決め手か。この日になると台風の接近により風は相当強いものの、場所的に八割ほどはほぼ無風。風がふきつける場所でもわざと身体に風をうけてウィンドサーフィンごっこも楽しむほどに余裕しゃくしゃく。

流れがない=淀んだ川なので、底は完全に泥。ニオイも相当ありそうで、落ちると悲惨だけど、三人とも一時間以上ついに一回たりとも落ちなかった。これなら道頓堀いけるで! ただし6歳児はついに自分でこぐのを諦めてガイドさんのボード上に載せてもらっていた。

20120925_065406_TX5_2820120925_065302_TX5_2720120925_071038_TX5_34
重心位置にめっちゃめちゃ敏感なこのアクティビティでそういうコトできるガイドさすがプロ。ボード上視点。GoPro欲しくなる。HDR-AS15が出てたら買ってきてたかも。水面におちたサガリバナ。咲いてるところを見たいものだが、時期限定だわ未明に出かける必要あるわと大変。

20120925_070814_TX5_33
この写真こそが上達の証拠で、ボード上でスイングパノラマなど一昨日は考えもしなかった。

今日はダイブをしない日で、かわりに何をするかというとカヤック&山登り。これまた前回の西表で味をしめた同居人のチョイス。

西表は登山資源にあふれている。獣道すらない山を文字通りまっすぐ縦断する猛者も多いが、我々自身の運動不足・骨折後の関節能力低下、そして6歳児もいることもあり、お子様でも参加可能というイージーなコースをオーダー。のはずが沼はあるわ足場なくてロープを掴んで移動するわ45度くらいの勾配の岩場を上り下りするわ。思わず「意外とアドベンチャーじゃねえか」というとガイド(上記のSUPとは別の人)「いやーこれすごく初心者向きです」西表パねえ。いや俺らが山登りナメてるだけか。実際6歳児はモノともしてなかったし。虫を異常に怖がってたけど。

20120925_110534_TX5_89
俺らの感覚だと充分に密林。

20120925_104506_TX5_8020120925_111446_TX5_9520120925_113318_43WR_147
山登り地点まではカヤックで移動。上記SUPと同じ場所だが低いので木くぐれる。少なくとも小学校の遠足よりアドベンチャーだよココ。滝なう。写真でみるとショボいが山登りの後だと開放感すごい。

で、ガイドのおねえさんに同行者のことを尋ねられた6歳児、俺を紹介するのに「カメラ4台も持ってきてる変なひとー!」これもあんたの教育ですよねぇ偽妹よ。ダイビング用カメラのスペアを用意できたのは、カメラ山盛り持ってきた人がいたからだぜ。そして6歳児にはちゃんと反論しとく。「4台ちがう。6台。このくらいになると変な人からスゴい人にレベルアップする」「えー」。ガイド「1台ください」あげません。

しかし国内だからいいものの海外の場合、カメラ持ち込み台数制限がある国があるんだよな。タイへは一人2台のところ5台もってってバレなかったけど、あれ見つかってたら関税を請求されてた。

20120925_121748_43WR_17020120925_142340_TX5_15720120925_143736_TX5_161
上はこんな岩盤の上をゆっくり流れてくるので完全にお湯。ここは山羊と戯れることが可能。油断してるとタオルや服をもぐもぐされる。スピードこまる、言われてもな。ここに限らず西表の看板は全体におかしい。

[日記]西表島 9月26日 ダイブ4回目(メモリカードエラー)とナイトツアー

一昨日ぶりのダイブ。だが潜って数分で、突然デジカメのモニタに「メモリカードエラー」と表示され何も操作できなくなった。え、なにこれ。せこせこと電源入れ直したり再生モードで起動したりしても改善しない。フォーマットしようにも、セットアップメニューじたい呼び出せない。

そういやこのカメラに突っ込んでいたSDカードは、昔、上海問屋で安売りしていた花札SDHC。コイツは購入後、早々にある問題が起きていたということを思い出した。端子間を分割するプラのパーツが浮いて折れたりしたのだった。まだ折れてない奴も、もしカメラ内で折れたら内部に入り込むのがヤだったので、先に全部折っといた。

sd左が正常なSDHC。
右が端子間のセパレータがぴろぴろ浮いたので折った花札SDHC。

ずっと問題なったが、今、何らかの原因でカメラ内でSDカードが微妙にずれて端子がショートしているのでは、と予測。

予測したところでここは水中だ。蓋はとうぜん開けられず、つまり直せない。んー今回のダイブはカメラなしでもいっかーと諦めかけたが、ふとこのカメラDMC-TZ5のモードダイアルに「メモ」ポジションがあることを思い出した。これは名前のとおり時刻表などメモとして撮っときたいもの用で、200万画素に制限され動画も録れずホワイトバランスをはじめ大半の設定は不可能。さらに高圧縮低画質なので画質的ウボァー。

しかしメモモードの画像はSDカードではなくカメラ本体内フラッシュメモリに記録される。つまりSDカードがトチ狂っている今でも撮影だけならできるかも。試してみるとエラーが、出ない。おっしゃー。

このモードを思い出してよかった。俺は機種もメーカも「今まで使ったことがないもの」に強く興味を覚えるタイプであまりデジカメの機種ごとの習熟度にはあまりこだわっていなかったけど、これはさすがに4年ものあいだ使った*1DMC-TZ5という機械への慣れだろう。ありがとうDMC-TZ5。たぶん来年は買い換えているけど、その時は直系後継機のDMC-TZ40にするだろう! と思ったが調べたらメモモードはDMC-TZ10を最後に廃止されていた。そんなもんだわな。

20120926_095950_TZ5_420120926_123800_TZ5_12220120926_104532_TZ5_58
メモモードのホワイトバランスの限界。あ、ニセオアカホシカクレエビは一昨日のよりこちらの方がきれいだった。この日だけ船が違って、ダイブを終えて船にあがる時だけコレがみえた。かわいい。

にょろーーーーーーーーー。ガーデンイールは大変かわいくてなごむ。

20120926_121518_TX5_6720120924_090532_43WR_920120926_141738_43WR_85
今回の西表島ダイブは全般、大物に縁が無かった。唯一みかけた大物がカメ。ガイドさんにつれてきてもらった店だが貫禄ありすぎて自分らだけでは絶対入れない。味はたいへんよかった。が、今後も自力で入れそうな気がしない。

この日は、水辺と山道で夜のどうぶつ等を観察するナイトツアーに申し込んでみた。ここは西表。日が落ちた後の暗さは本当に容赦も欠片もない。ライトを手に闇の自然をみにいく。

で6歳児。広いところを歩く最初の水辺コースこそ大丈夫だったものの、えココ本当にコースなの、という山道コースで周囲の暗さと度重なる見慣れない虫にすっかりビビリが入り、ガン泣き。それでも幾度か頑張って進み、あとちょっとで海岸=ゴールというところでしゃがみ込む。

「はい立て! 進め!」というと、同居人にあんた怖いから黙れと言われた。うーん最後までやり抜けたという達成感ないから、いつまでもコレなんじゃないかな。とはいえ自分らの子供でもないのに教育方針で争うつもりもなく、素直に沈黙。いや俺が個人的に夜の海岸ちょっと見たかっただけともいう。まあ、また機会もあるだろう。

20120926_202058_TX5_1420120926_201946_TX5_1220120926_203322_TX5_17
ヘイケガニだまり。こんだけワッサワッサいたらオトナでも怖ぇ。一匹だけなら可愛……くないか。木の実もぐもぐ中という萌えシチュでもな。ちっこいエビがいる。それにしても夜の生き物なんだか全部邪悪にみえて困る。
20120926_210056_TX5_2320120926_211334_TX5_3720120926_211218_TX5_35
山道コース。この写真こそフラッシュ炊いてるが、本来、照明はペンライトだけ。ヤシガニ。作画は別に悪くない。絶滅危惧種の割に5~6匹みかけ「運がいいですね」いわれた。うれしいが有り難みもない。鉄おいしいのだろうか。こいつのハサミは乾電池すら真っ二つにするらしいので食っててもおかしくないな。

ダイビング用の水中ライトFIX LED1000 DXを持ち込んだところ明らかにオーバーパワー。ガイドの持ってるライトより遙かに強力で「それはいいですね!」と興味を示される。性能はいいんだけど操作性はイマイチ。あとコレを売ってるFisheyeて会社は保証期間内に充電器の不具合を報告してもガン無視したクソ企業なので別のところがオススメです。

*1 壊れなければずっとデジカメを使い続ける人には意味不明だろうが、デジカメ歴16年で16台、平均年1台ペースで増えてるなか4年現役って超長持ちの部類。

本日のコメント(全2件) [コメントを書く]
閲覧者 (2012/10/13(Sat) 21:09)

たまに楽しく拝見しております。

是非とも次回は、水中でもメンテの出来るデジカメを。(オリンパスでもそんなものは出さないですか)
SDカードは、昔は怖くて安いの使えなかったですが、最近は普通にライトプロテクトがカタカタしてるやつも使ってますね。
SDカードの話を拝見してて、会社で使っていたカードリーダーがとち狂って、中のデータを破壊した上にSDカードを再起不能にしていたのを思い出しました。
原因は、リーダーの金具が一本曲がっていて接触していなかったせいですが。。。どんな使い方をしたら内側の金属が曲がる結果になるのか

はしゃ (2012/10/13(Sat) 22:47)

水中メンテは無理ですね。たぶん未来永劫。

水中のメモリカードトラブル、スマートメディアの頃に懲りたはずがすっかり油断してました。
スマメはほんと酷かった。たぶんデジカメの出始めで「メディアの取り出し頻度」の認識が甘すぎたのかな。
なにはともあれ今回の上海問屋ブランドの花札SDは多分もう使いませんです。
別に陸上だと問題ないんですが、まさに仰るような再起不能トラブルの可能性ありそうで。

カードリーダのトラブルといえばCF。
細いピンがあるため弱いんですよね。
CFスロットのレールがCFカードがすっぽり隠れるほど長ければ大丈夫ですが、
最近のリーダは小型化のあおりでレールが短すぎ、少しナナメったまま入っちゃう奴がありまして。
ていうか職場でそゆトラブルちょくちょくあったり。
おそらく仰るSDカードのトラブルもこんな感じだったんじゃないかなと。
SDはその状態で端子に触れちゃいますが、CFはピンが折れない限りは一応無事に済みます。
たまに折れます。


2012/10/17(Wed) この日を編集

[日記]西表島 9月27日 宿移動日のはずが島移動日に

グダグダ長い日記が見たくない人は当日の俺のツイートどうぞ。更新いらないんじゃないか。まあいいや。

民宿母家がとれたのは今日まで、今晩からは別の宿となる。人と荷物の移動でバタバタする今日、レンタカー借て島内観光にあてようかと予定していた。宿をチェックアウトし、まとめた荷物ごとレンタカー屋に送迎。レンタカー屋の事務所にて書類を書きながら、今日は台風前に滑り込み観光でこれからまだ数日ほど島にいるんですー、と雑談したところ。

事務のオバちゃん曰く「悪いことは言わない。今のうちに島を脱出したほうがいい」。台風が直撃すると停電は確実、食料確保にも一苦労。宿によっては雨漏りや漏水との戦いとなる、など恐ろしいことを言われる。

それとは別に、我々には別の懸念もある。この時点で台風17号は、速度がずっと遅く勢力もずっと強く、我々が帰る最終日の30日にまだこの一帯に影響を残している恐れがあった。

一般的な常識として飛行機は風に弱い。しかし意外にも船の弱さは飛行機を上回るため、飛行機は飛ぶが船は出ない、というのはよくある。そして石垣島がそうなった場合は悲劇だ。石垣空港からの飛行機は無事に飛んでいる以上、それに乗る船が出なくとも自己都合キャンセル。自費でチケットを手配し直す必要がある*1。しばし考える。

  • たまたま今、前の宿のチェックアウト済で、次の宿のチェックイン前。宿に縛られてないフリーの身
  • たまたま今、全荷物がここにある(宿の人に運んでもらうことも多分できたが、なんとなく自力で移動することにした)
  • たまたま今なら、まだ島の南東にある大原港からの船が出てる(北の上原港はもう全船運休済)
  • たまたまここが、レンタカー屋なので自力で全荷物を手にその船に乗りに行ける

西表でも石垣でも同じように台風に耐えるのなら、石垣の方が環境は遙かにいい(というか西表が悪すぎる)。脱出を決断した。6歳児はまたガン泣きして「まだここにいるー」と言っていたが「ふーん俺らは逃げる。停電で真っ暗で蒸し暑く雨漏りするなか、宿が吹っ飛ぶかもって不安と戦えー頑張れー」とクールに言う。みんなの視線が涼しい。

船の時間まで余裕はちょっとあるものの、さすがに島の観光予定を大幅削減。そもそも予定してた遊覧船とか休止してるし。港までの間にある施設をつまみ食いのように見るだけだ。

20120927_112012_TX5_5720120927_102454_TX5_3520120927_095820_E-PL1_13
でけえ癖にナビついてないレンタカー。西表て大半が一本道だけど、距離感覚が狂うから結構大変なのよ?行けども行けども、基本、全部こんな道。他の車とすれ違うのはだいたい5~10分に1度。おそらく日本全国でここだけであろう路上警告。道路脇にも300m間隔くらいの頻度で「ネコに注意せよ -聖書-」の看板がある。ちょっと違った。

20120927_103456_E-PL1_6520120927_103834_TZ5_420120927_102744_GH1_11
由布島(西表から牛車で渡れる観光地)の前を通ったところ、水牛車の運行も昼前で終えようとしていた。施設が吹き飛ばされないための重りのサイズをみて、ようやく「台風の概念が違う」という恐怖を覚えだす。西表はほんとそこらじゅうに牛がいるが、たぶんコイツは石垣牛と名乗ってる。追求は禁物。八重山の暗部だ。

20120927_105400_GH1_14
西表野生生物保護センターのヤマネコ剥製。かっこいい。

20120927_105308_TX5_4620120927_110156_GH1_1920120927_113824_TX5_60
こう続けられると、頻繁に猫ここ入るので通してやってくれという意味にしか。事故が多いのはわかるが緻密なキルマークをしていくのはどうだろう。ガソリンスタンドで売ってた。これこそが農業のガソリンである! という主張か。

大原港に滑り込んだら港にいる人々の目が死んでおり、あちこちで「脱出ですか」「ええ(T_T)」という会話。旅行の半ばで追い出されるって独特のガックリ感あるのよね。

しかし船が到着したときには彼らも我々も一様にちょっと顔が緩んだ。頭の片隅にずっと「この期に及んで出航とりやめ」というさらなる最悪予想もあったんだろうなあ。えっちらおっちら荷物かかえて乗り込む。荷物は本来、人力輸送のつもりがなかったので、ただのコンテナだったりする。もう必死。

出航した船はガッツンガッツン揺れながらも石垣港に到着。そして我々がやってきた船を最後に丸二日ほど西表・石垣の間は途絶していた。ほんとヤベえ。レンタカー屋のオバちゃんありがとう。そして幸い、石垣は4年前に来た土地勘がちょっとある。4年前とまったく同じホテルに滑り込んで、ようやく一息ついた。

20120927_132930_TX5_8920120927_134256_E-PL1_19320120927_184144_TX5_119
港のターミナルで振り返ると見てる間にガンガン「欠航 Canceled」表示が増えている最中。こわー。普段、都市圏で生活してると南国に見えなくはないけど西表にしばらくいた後での石垣島ほんと大都会。民宿母家にいた昨日までと比べ、どうよこのショボい飯。

*1 実際の台風17号は、30日夜には愛知まで行ってたのでそうならなかったが、もちろんそれは結果論。


2012/10/19(Fri) この日を編集

[日記] 西表島 石垣島 9月28日 はじめての ☆ 台風直撃

昨夜ホテルのフロントにて「28日はどんなもんでしょう」「早朝はまだ歩けます」「店とか開いてますかね」「ダメですね」「コンビニは」「ギリギリまで頑張ります」という心温まるトークをしていたので、まだ平和な朝のうちに一日引きこもり体勢を作るべく出かける。

買い出しの往復10分の間にも風が徐々に本気出してくるのがわかる。最初は大丈夫だった同居人の傘も、帰りに崩壊。ホテルに戻って2~3時間ほどすると、もう、すごいことになった。

いやー今までの台風の常識が一発で書き換わるほどだった。あれ、風じゃない。twitterでも書いたが「雨をふくんだ空気のカタマリが次から次へと飛んでくる」ってかんじ。だから、ビルも揺れるし車も吹っ飛ぶし樹も折れる。ぐぐぐっと持って行かれるんじゃなく、激突により弾き飛ばされるのだ。台風のさなかにいると音も、ビュービューじゃない。ズゴゴゴゴゴゴァーという、空気のカタマリが硬い建物にぶつかり激突・崩壊する音として響いてくる。

外の様子を見ようにも、ホテルの部屋ドアはタダじゃ開かない。風圧で押されてメッチャメチャに重くなっており、成人男性である俺が全力で押して、ようやく風の弱いときに動くレベル。非力な人間だと本当に文字通りに閉じ込められるのな。これでもこのホテル、廊下全面に風防があるんだぜ?

昼頃、外からガタン! と激しい音がして、なんだなんだとドアを頑張って押し開いて外をみると廊下の非常階段ドアが風圧で吹き飛んでた。

20120928_073452_TX5_1220120928_163552_TX5_2620120929_131822_TZ5_28
暴風対策をした上で営業を続けている西表にはない文明のあかし・コンビニ。ドアの右手前は吹き抜け。飛んだのが人が通ってるときなら死人が出かねない。台風後にみたらサッシのレールがひん曲がって裂けてた。裂けるもんなのね。

そこから水が吹き込んだためか、部屋のドア下スキマから水が浸入。さらに風が入ることでずっとブクブク言ってる。シャワー浴びて落ち着こうと浴室に入るとなんか床がホコリだらけ。なんじゃらほいと流してしまいシャワー浴び始めると、理由を理解する。換気扇から凄まじい勢いで風が逆流してきていた。天井に扇風機があるも同然。寒ぃよ。

酔っぱらってしのいでやろうかと泡盛も確保してみたが、鉄筋コンクリート建築のホテルがゆーらゆーら揺れ続け、室内にいてなお気圧変動がずっとあるためマッハで悪酔い。ほんと何もできねえ。何もできねえのに、メッチャメチャ疲れる。

そうかこれが南国の台風か。今まで南西諸島は、沖縄本島や宮古島、石垣島、そして西表島と合計すれば5回きている。そのたび、時期的・地理的な台風ニアミスを度々経験してきて、台風を理解した気でいた。直撃して気付いた。思い上がりだった。これが南国の台風か。いや、これでも台風17号は石垣には上陸していない。この上があるのか。

twitterでは昼の台風動画をアップしてたが、夜の方がわかりやすいかも。

日が暮れた後でついに恐れていた停電が起こるも、1分ほどであっさりと復帰し胸をなで下ろす。1秒以下の瞬断は何度もあったが、この1分の停電が最長だった。後で知ったが西表島では十時間以上ずっと停電していたようで、ほんと脱出してよかった。

20120928_202728_TX5_3420120928_202828_TX5_35
停電中の屋外。膨大なる非常灯の明るさが文明だ。たぶん西表だと暗闇。アングルちょっと違ってわかりにくいけど、停電終了直後。

[日記]石垣島 9月29日 台風一過。塩屋

夜のうちに台風の中心は通り過ぎた。ひとまずホテルから一歩外に出ると爆風が通り過ぎた後のような光景。

石垣島は俄然、強風域なので昨日の早朝と同じくらいの風は吹いているけど、こちらの人々はもう「台風の後始末」を開始している。本土の感覚だと風があと半分になるまでは何もしないところだ。パねえ。

20120929_064358_TX5_1220120929_065202_TX5_3020120929_121516_TZ5_20
どこの道路もこんなザマ。が昼にはすっかり綺麗な道になっていた。営業開始準備するなら看板も直してあげて。風つよい地域では「しなる」よう木の電柱を使うと聞くが、説得力あるな。

とはいえ、峠は過ぎた。今日もほぼつぶれるかもと思っていたところ、まだ希望が見える。しかし島の観光でもできるかな、とレンタカー屋をあたってみたところ「台風の後片付けでダメです」という回答。まあしょうがないわな。余談として4年前の石垣で、最悪な電話応対が印象に残っていた「美らレンタカー」は今回さらに対応の悪さに磨きがかかっていた。いずれ三たび石垣にきたら、是非また電話して成長を確認したい。車は絶対に借りない。

仕方がないので、徒歩でそこらを歩くだけにする。4年前さんざん歩きまわったあたりなので、目新しさは諦めて4年前でも楽しかった塩屋(まーすや、と読む)に行く(一応、場所は移転し広くなってた)。

ここは壁一面にびっしり、こちらの現地塩から輸入塩、ブレンド塩など様々な塩ばっか並べてあり試食可能という、塩ぺろぺろ人にはたまらない店舗。

今回は4年前になかったフレーバー塩が猛威を振るっていた。名前そのままの「うこん塩」もあると思えば、ほとんどフリカケ感覚の「ごはんの塩」など、舐めるだけで楽しめる。油断してると試食だけで一ヶ月分くらいの塩分摂取量になりそうな勢い。

一番面白かったのが、ステーキ塩。手にとって、ペロッ……これは肉アブラ味! 確かにステーキの味としか言いようがない。これで焼けばもう豆腐だろーがハンペンだろーがステーキの味だ。笑いすら浮かぶほど見事。が、買おうとする同居人に俺は「いや美味しいけど、ステーキ以外がこの味だったら耐えられないほど悲しいからやめて」と懇願した。

同居人を止めておいてなんだけど、ステーキ塩の味は面白すぎるので試食の機会がある人は是非オススメしたい。塩屋は石垣島の他にも宮古島、沖縄本島、そして東京スカイツリーにも出店している模様(どこでも在庫してんのか、試食できるのかは知らない)。

20120927_172902_TX5_11520120929_065734_TX5_4420120929_124636_TZ5_24
塩マニアのパラダイス。ただしスパイス塩は悶絶するほど辛いトラップも混じっている。倒木でふさがれた店舗。しかし昼過ぎには営業再開していた。タフすぎる。マッハで復旧準備を開始していた。慣れすぎている。

台風は石垣島を過ぎ去った。が、今度は別の「帰りの心配」が出てきた。当初の予報だと台風は、30日の帰りの飛行機が飛ぶ時ゃちょうど九州あたりにいる感じだった。しかしその後で半端に増速。この時点での予報では、着陸予定時間まさに関西すっぽり暴風域となっており、大阪に下りられない可能性が出てきた。

もし大阪便が飛ばなければ、今度は那覇までいってそこで足止め延泊だ。ずっしり疲れる。俺は典型的な予定タイプなので、度重なる不安定な状況変化にストレスが半端なくなってきた。

[日記]石垣島 9月30日 VERAと旅行終了

夜中に何度も目が覚めつつ台風情報を追いかけていると、ラッキーなことに台風はさらに増速。朝頃にみると俺らの飛ぶ時間には関西を過ぎ去ってそうな希望がみえてきた。

少し精神の安定を取り戻し、飛行機が飛ぶ夕方までレンタカーで石垣島をぐるっと回ることに。そんなガッツリ回るつもりもないので安い奴、という観点で探すと、空港乗り捨てに追加料金がいらず1日3000円(任意保険つけて4000円)てのがあった。ただし軽。結果でいうと市街地のみならともかく島内縦断はせめて1000ccあった方がいいとは思う。

20120930_090812_TX5_1120120930_130732_TZ5_4020120930_132104_TX5_83
4人乗せて石垣島の道を走るべきでない車。石垣島にたいへんよくある道の一例。折れたり曲がったりめくれたり、もう大変。

20120930_102232_TX5_38
川平はすごいキレイ。ここも十時間ほど停電してたらしいけど。

20120930_103154_TZ5_2020120930_111402_TX5_4320120930_120222_E-PL1_305
川平周辺は野良猫天国なので、そちら方面の人にもオススメ。オッドアイ猫かわいい。ノンビリした雰囲気だけど、ダイバーは海の波立ちヤバそう、とか思う。因果な趣味だ。4年前より確実に増えてる。いずれ島を制圧すんぞコイツら。

そして石垣と言えば、VERAの電波望遠鏡だ。4年前は遠くに見かけただけで近寄らなかったけど、今回の中途半端な時間の余り方からするとピッタリじゃね、と寄ってみることにした。

でけえ。

20120930_140116_TX5_93
めっちゃ至近まで寄れる。うっひょー。

しかもここは制御室の中に入って、職員の方に説明を聞くことができる。なんという俺ら得な施設なんだ。

20120930_140224_TX5_9420120930_133258_TX5_8920120930_134448_E-PL1_531
シーサーおるわ! と喜んで撮ったがVERA石垣では定番のツーショットらしい。制御室内部。右下のnVIDIAが気になる。ドアの向こうがそれぞれなんかスゴい部屋。なんだかよくわからないけどワクワクせざるを得ない。

「うちゅう大好き! ぼく星座いっぱい言えんで!」と自慢していた6歳児だが、この巨大なパラボラアンテナが宇宙探査施設だということはイマイチ理解してない模様。まあな。局内にある垂涎モノのコントロール設備にも原子時計や重力測定装置にも目をくれず、壁に貼ってあるどこでも見られそうなポスターにかじりつきの勢い。対して静かにテンションを上げる俺ら。「台風の影響てどうなんですか?」「上むけてれば大丈夫ですが、塩害はあります」とか。

ひとしきり見学ののち、満足感たっぷりにレンタカー停めたところに戻り、ふと振り返って最後にスマホでInstagramを一枚撮っとこうとした、まさにその時。今までずっと真上を向いて静止していたアンテナが動いているのに気付いた。マッハで車に置いたままだったデジタルカメラを引っ張り出して動画モードで起動する。アンテナはその巨体には似合わぬスムーズさで動く。俺は勝手に一回転するのに10分くらいかかるもんかと思っていたが、それよりずっと速い。すげえ! 6歳児よりはるかに興奮している38歳児がそこにいた。

やがてアンテナは元の真上に戻った。いやーいいものを見た。すさまじいタイミングだったので、局の方が俺らのためにサービスで動かしてくれたんだろうか。真偽はわからないけれど、ありがとう。


あとは(ちょこちょこ寄り道もしたが)空港に戻った。飛行機も、那覇から大阪まで飛び、無事帰宅。いや本当に色々と疲れる旅行だった。

もっとも結果的には来る・帰る予定はまったく狂わず、前半はなんだかんだで充分遊び回った。南西諸島方面では「飛行機で到着したらすぐ台風がきて、一切何もできないまま部屋でじっとしてて、台風が去ったのは帰りの飛行機」とか「大事な仕事あんのに帰れない」といった悲劇はザラにあるようなので、その意味ではラッキーだったと言える。

とはいえ俺はちょっと懲りた。家に帰って「もうしばらくは旅行とかいいよねー」と言ったところ、同居人「え。来年はメキシコいくで」とか言い出す。おまえは何を言っているんだ。同居人がルーデルで俺ガーデルマンだったでござる。どうしよう。


なんかどこにも貼る場所がなかった写真ぺちぺち貼り捨てとく。

20120923_172524_GH1_5
台風の気配におびえる西表にて。悠長にしやがってムカつくわー。

20120922_144758_F100fd_19920120930_120842_TZ5_2520120929_122140_TZ5_2120120927_171032_TX5_114
西表。あらゆる場所からあふれ出す「夏」感が暑苦しい。石垣。急な坂道の向こうにある海が壁のよう。石垣。6歳児に覗き込まれ「つまらない写真や」言われた。
え、なんかよくない?
石垣。ターミナルて。人生やめた人間が最後に野垂れ死ぬ住処とかか。……すごい石垣っぽい。

本日のコメント(全2件) [コメントを書く]
Gフォース (2012/10/22(Mon) 12:16)

いつも楽しく拝見させていただいてます。
東京で、今度の台風も風すげぇとか思ってましたが、桁が違う訳ですね。一度は体験してみたい気もします。そして電波望遠鏡、すげぇ。リアルマーカライトファープですね。変な光線とか出そう。

はしゃ (2012/11/19(Mon) 20:19)

>台風
風の勢いじたいはもちろん強いのですが、想像以上に「場所によって軽減・増幅される」というのを思い知りました。
場所によって全然平気かと思えば、その10m先で原付が吹っ飛んでたりしました。
都市圏でもうまく風の通り道に陣取れば飛べる。

>変な光線
VERAは残念ながら受信だけですが、長野には送信もする、探査機はやぶさと通信してたアンテナもあります。
周波数は、調べてくると7GHz。うーん「光線」というには、桁というか単位がもヒトツ(テラヘルツ)欲しいところです。

余談ですが、ふとマーカライトファープをぐぐってみたところ設定で有効射程は「1.5km」となっており、狙撃ライフル以下という
光線兵器としては尋常じゃない短さでした。もしかしたらアレも光線ではなく別のモノを出してる疑惑。


最新 追記