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2011/05/04(Wed) この日を編集

[PC]ママ、どうしておうちにサーバーと裁断機とScanSnapがあるの?

そいつはね、技術書を片っ端から電子化してサーバに突っ込んどくためなのさ!

という訳で自炊*1の環境を作った。正確には環境を作ったのはウチの同居人。何故なら俺は技術書とか難しくて高いもの、読まず、買わないから。でも自炊作業じたいは俺が担当する。ハーフニートの俺のほうがヒマがあるから。まあそれはさておき。

本をスキャンのためぶった切って破壊することに戸惑いを覚える人はいる。俺も正直ちょっと抵抗あった。でも技術書はでかくて太くて邪魔で、しかも古いからって捨てるとしばしば後悔する。あの情報があの本に載ってたのに、と。

そこで電子化だ。電子化すると場所をとらないが、それだけじゃない。ドキュメントスキャナ*2で取り込んだ本をOCRにかけておくと全文検索ができる。実際にやってみると、もはや技術書が本という形態をとっていることは無駄以外の何者でもないと思うまでになった。破壊されてない本はもはや中間媒体にしか見えない。それほどの革命。

ヴァリヴァリ自炊する人の定番はScanSnap S1500(amazonリンク。およそ4万円)と裁断機PK-513L(およそ3万円)なんだけど、合計7万円は手が出ない。でScanSnap S1300(およそ2万円)と謎の中国製裁断機(およそ1万円)ちう3万円コースで導入。結果としてはウチには充分なクオリティだった。

S1300のメリットに「小さい」というのがある。俺は、別の作業をしながら片手間にスキャンしていくような使い方をするが、S1500はでかくて邪魔。S1300は公称ではスキャン待ちトレイに最大10枚しか積めないことになってるけど、実際には30~50枚*3積める。それで十数冊スキャンし、まったくミスフィードを起こさなかった。読み取り速度はS1500より遅いとはいえ、ウチでは7年ほど前の古いノートPC*4をScanSnap専用に割り当てており、こいつの性能ではS1300の速度でも連続読みだと100枚・200ページ目くらいからバッファ処理待ちが発生してスキャン速度が低下する。S1500だとたぶん性能過剰だ。

謎の中国製裁断機も、PK-513Lと比べるとまっすぐ切る能力には劣るようだけど、正直スキャンできりゃそれでいいというウチの要求性能は充分に満たす。そしてPK-513Lより厚い本に強く、ド太い技術書をばっさり切り落とすのには便利。そして替え刃の値段が3,500円と安い。PK-513Lの替え刃は1.5万円だからな。消耗品の刃だけで謎の中国製裁断機本体の値段を上回る。

(いや最初はロータリーカッターでジゴジゴ切ってたんだけど、左肩ぶち折ってから力が入らない俺が使うにはちょっとムリがあり、見かねた同居人が謎の中国製裁断機を発注した。正直、厚さ4cm近くある技術書をこんなもので切るのは狂気の沙汰でもあった。文庫くらいなら楽勝なんだけど)

本当に大量にスキャンするならともかく、技術書を一日6~8冊のペースで処理していくのならこのお手頃セットでわりと充分っぽい。

OCRには相当なCPUパワーを使う。しかしウチには幸い24時間連続稼働のWindowsHomeServerがあるので、添付ソフトのうちOCR以降をこちらにインストール。サーバでだらだらOCR処理をしている。(ただ標準では「キーワード作成」の機能があるけど、これをONにしたままだとしばしば凍る。もっともキーワード機能はウチにはまったく必要ないのでディセーブルにすれば何の問題もなかった)

この環境は、同居人の奴隷としてひたすらスキャンしていく日々とはいえ、なんとも無駄がなくてたいへん俺好みで妙な快感がある。まあそのうち俺も自前の漫画やラノベをスキャンして捨てていくか(同居人が技術書だというのに俺ときたら……)。


とはいえScanSnap S1300には不満点はなくもない。

一つは俺が憎んでやまない青色LEDの採用。スキャン中ずっと高輝度の青色LEDがよりによって点滅を続ける。前述したように俺の使い方は「他の作業をしつつ片手間にスキャン」。つまり他の作業をしている間にも視界に入っているので、猛烈にうざい。しかもスキャン開始ボタンじたいが発光するという仕様なので、青色LED対策の定番である白色テープを貼って輝度を落とす対応ができない。

結局、スキャン開始後にLEDの上に目隠しの紙などを敷いて対処してる。このLEDが青の高輝度である必然性は全くなく、保障がなければ分解して常識的なLEDに変更したいレベル……ていうかもう光らないようパターンカットでもいいくらい。必然性のない場所に青色LEDを採用する工業デザイナは全員爆発していただきたい。

あとデフォルトの設定が色々とまずい。デフォルトではスキャンは早いけど画質が悪すぎる。この設定で使う人いるのかというレベル。また上下反転判別機能がオンになってるけど誤検出多すぎ。取り込んだページで逆さとか横向きとか頻発した。即OFFが妥当。

あとS1300への要望としては、確かにカタログスペックよりは多くスキャン待ちトレイに積めるんだけど、補充のペースが難しい。積んでる枚数がある一定以下になったら音で注意を促す機構とかあると嬉しいなあ。

謎の中国製裁断機に関しては、唯一にして最大の文句は「くさい」。機械油のニオイが強烈すぎ。到着後すぐ刃などから余分な油を拭き取り、2時間ほど扇風機の風をあててもまだ臭った。6~8時間でようやく気にならなくなったが、もし導入を検討してる人がいたら到着後まずするのはニオイ飛ばしと思っといたほうがいい。半日もすればその問題は消える。

しかしそれ以上の難点は、到底、一般家庭にあっていい道具には見えないこと。正直なハナシ、このクソ馬鹿でかい裁断機をリビングにででんと居座らせてる家はかなりおかしい。

_今までも工事等で素人(素人?)が訪れたら色々とツッコミを食らってたけど
その傾向をもはや止められない不自然さになり果てた我が家のリビングの一角。

どうしておうちにオライリーの本と裁断機とNAS2台+サーバ機1台があるの?

*1 自力で本の電子化をするという意味。語源は「データを自分でPCに吸い込ませる」→「自・吸い」→「自炊」という説があるけど本当なのやら。

*2 主に自動原稿送り・両面同時スキャンで自動的にpdf化をするスキャナ。いや原稿手差し・片面スキャンのドキュメントスキャナもなくはないけど。

*3 紙質による。要は「積める厚さ」「紙が滑る程度の加重」

*4 CPUがNorthwoodコアCeleronの2GHz、RAMが768Mbyte。要約・ゴミ。

本日のコメント(全5件) [コメントを書く]
kw (2011/05/05(Thu) 22:53)

4cmいけるって事はかなり大型な裁断機なのかと思って
写真見て迫力で吹きました、でけぇ…
O'Reillyの技術書切るにはこれぐらい必要なんですねぇ。
JavaScriptの本だから、自炊というより
覇者りんが憎さゆえの断頭台に据えてるよう見えたり
(きゃさりんさんの本なんだろうけど)

kza (2011/05/07(Sat) 09:53)

裁断機の、紙をくわえ込む上下のところに両面テープでゴムシート(厚さ3mm~5mm)貼ると、裁断するときの紙の横滑りがかなり改善されますよ。

suvta (2011/05/08(Sun) 06:25)

この子達を買えば総重量数百キロに達している本達を圧縮出来ると思うと欲しいと思うけど、その作業をこなすガッツが続く自信がなくて・・・リンクを開くもポチれないです

wagi (2011/05/08(Sun) 08:05)

自炊環境羨ましいです。
「本媒体好きだし……」と自分にいいわけは続けていますが
やっぱり技術書はデータになっていたほうがうれしい。
しかしOCRでデータ化のくだりで「すげえ便利そう!」と思う反面、
元々データのはずのものが印刷されて製本されて裁断されてスキャンされてデータ化されている、
という過程を思うと頭痛くなりますね……。青い鳥はおうちにいたんだ! みたいな。違うか。
オライリーのサイ本は今pdfで売ってるみたいですし、
そのうち自炊も必要ない時代がやってくるんでしょうね。
それにしてももう入手した本がデータに化ける訳ではないですが。

はしゃ (2011/05/17(Tue) 22:49)

>作業をこなすガッツ
同居人も自炊環境に金を出すつもりはあるけど作業はヤ、だったので私が作業するということで話がつきました。
捨てろっつっても捨てないんだもん。
一時期はフラットベッドで全ページ取り込むことも検討したのですが、今から思うと発狂沙汰だったなあ。

処理枚数10,000超えましたが、まだまだ序盤です。。

>裁断機
でかいです。自炊で本棚の整頓は進みますが、裁断機の容積を思えば実は省スペースには逆行してんじゃと思うくらい。
(とはいえ、いつかはプラスになります)
本当はこのへん全部レンタルがいいとは思うんだよなあ。
いや最高なのは自炊代行サービスなんですが、法的にビミョーという話もあるので。裁断機とScanSnapと、
裁断した本を置いとくストッカーをセットで貸し、スキャン済でいらなくなった本を回収処分してくれるサービスとか超ほしい。
裁断機には刃、ScanSnapにはローラーなどの消耗品があるので、そのへんの管理もできるのがよさげ。

で、この裁断機、切るとき確かに横滑りしますね。
現状、別に滑っても大丈夫なので気にしてませんが、小さい本(文庫とか)を大量処理するときになったら対処考えるかも。
あとPK-513Lと比べると切るときに必要な力は大きいらしい。
まあ私で切れてるから何の問題もないですが、実際、3.5cmくらいのオライリー切るときは全体重かけてます。

>オライリー
同居人の本です。私はJavaScriptよくわかんない人。

>データ→本→データ
馬鹿馬鹿しいのはそうなんですが、まあ過渡期だとそんなもんかなあ、と諦めてます。
あと2年くらいしたらデータ販売も増えるかなあ。タブレットやブックリーダーの「ふつう」化、進んでますし。

でも正直今のブックリーダーの類は絶望的に解像度が足りないんですよね。
そのへんiPad2が発売前の噂どおり2048x1536なら相当ハナシが違ったのにーと悔しく思ったりしつつ。
GALAXY Tabが先に高解像度化するってハナシもあるなそういや。


2011/05/17(Tue) この日を編集

[日記]府民の森 ほしだ園地

同居人が「いつかは屋久島の縄文杉を見に行く」とか言いだした。えー。それ山道をひたすら登っていくアレですか。で片道で5~6時間かかるアレですか。年齢と共に厳しくなりそうなので、できるだけ早く行きたい、というが正直もうアウトでないか俺たち。ちなみに俺には興味まったくない。

今年は練習としてマメにハイキングに行こうというハナシ。で練習のさらに練習として行こうといわれたのがこの、ほしだ園地。1~2時間くらいの山道ということだけど、二人して運動不足っぷりは並じゃない俺らで大丈夫なのか?

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「ぼうけんの道」という平和的ネーミングとウラハラの攻撃的階段密度。ものすごいイベントの予感。上に剣が刺さってるか、割れ目が開いて精霊出るか、下に潜ってダンジョンか。絶対にこの先がラスボスだが、今回は我々のレベルが不足しているのでやめておく。
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吊り橋を特殊なアングルで。ここで何かしないと、きっと落ちる。迫撃砲部隊のみなさん。フラグ立てとけばラスボス戦で支援射撃してくれる。嘘。召還獣の群れ。しかし5月13日時点ではこの召還獣は賞味期限切れかも。
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吊り橋別アングル。罪のない親子連れが渡ってる以上、もう間違いなく落ちる。何の変哲もないが歩くとゼエゼエ言うので多分ここは毒の沼地。ロッククライミングの施設に見せかけてるが全部のぼればきっとレアアイテムゲット。今回の最難関ダンジョン。下ると足がガクガクする呪いをうける。

結論を言えば案の定、このレベルでもかなりヘビーということが発覚。だから練習の練習の練習の練習の練習の練習の練習が要るんだって。

ちなみに普段の俺の歩行時間は、日に平均5分くらい。「山道を1~2時間歩く」の前に「平地を15分歩く」あたりが必要だと再確認した。

(実際のところ俺のダメージは多少の筋肉痛と骨折肩の腫れが復活した程度だったけど、普段の歩行時間が俺より長いはずの同居人のが疲労してた。どうもこのコースは持久力より筋力勝負の面が強い、わりと力押しのルートだったっぽくはあるが)

[]転院ってどうしたらいいのやら

整形外科のドクターから「抜釘手術は、腕がフルに動くようになってからの話」と言われた。しかし俺とリハビリの先生は「抜釘手術をするまで、腕はフルには動かない」という意見で一致している。

つまり、これでは永遠に抜釘手術ができない予感。

最近ドクターの「こうに違いない!」的決めつけ癖がヤバく感じてきた。ここんとこ数ヶ月レントゲンすら撮らずに「動くはずです」しか言わない。「寒いと痛むでしょう」と言われたので「そんな傾向ないです」と答えたら「そんなはずはない」と一蹴された。いや、俺の痛覚を勝手に決定されても。

ここまで齟齬があると、ドクターに患部の状態が理解されてないのでは、という心配が起きてきた。もちろん俺とリハビリの先生が間違ってる可能性はある。けどドクターはそれを判断するだけの説明をする気ないんだもんなあ。いちおう最初に手術したところだし、リハビリの先生との関係は良好という理由のみで現病院に通ってるんだけど、リハビリはリハビリで予約制ではないため診察時間前の早朝から並ばないと受けられない(でないと40分待ちとか言われる)等、制度的な不満は多い。

このままココで抜釘手術を受けたもんか。先生に対する不満だけでなく、骨折手術の入院のときにこの病院の入院設備はクソと思ってもいたというのもあり。

転院をマジメに考えつつあるけど、それはそれで踏ん切りが。あと転院先も悩むところで、膝の骨折で入院してたところか、別か。膝ん時ゃ先生はよかったけど入院設備は似たようなもんなんだよなあ。はてさて。

本日のコメント(全7件) [コメントを書く]
chomo (2011/05/17(Tue) 23:21)

医療業界の端っこにいるものですが、
セカンドオピニオンを求めてはいかがでしょうか。
セカンドオピニオンをダメというならその医師はやめたほうがいいです。
いってらっしゃいと紹介状と画像等そろえて渡してくれたなら、まあ別の医師の意見を聞いて抜釘のタイミングの検討材料にすればよいと思います。

はしゃ (2011/05/18(Wed) 10:02)

>セカンドオピニオンを求める
その時点で、もうすでにめちゃめちゃドクターにいいづらい件。
患者の主観を全否定するドクターが、その手のコトを許容するようには思えないです故。
なんかソレをした時点でもう現状での診療の継続は期待できないので、どこに逃げるか決めてからにしたいところです。

用水 (2011/05/18(Wed) 15:09)

屋久島は比較的暖かい時期でも雹が降ったりしますのでお気をつけて。たまに飛行機が鹿児島まで引き返したりもします。

イヌヤマ (2011/05/19(Thu) 11:54)

セカンドオピニオンは患者の権利として
謳われておりますので、
少しでも不安に思われているならば
相談されることをお奨めします。
http://www.2-opinion.net/html/2ndop.htm

(2011/05/21(Sat) 13:10)

そうは言ってもなかなか言い出しにくいもんです。
一生そこに行く必要がないんなら、遠くに引越しするんで、
と言えば紹介状書いてくれますよ。

のの (2011/05/27(Fri) 14:35)

医者やってるものですが、やっぱりセカンドオピニオンかなぁ。
言いづらいのはよくわかるので引越し作戦はいい方法かと思いますが。
ドクターには行き先白紙で書いてもらえばよいでしょう。

義良 (2011/06/29(Wed) 11:30)

ほしだ園地の3枚目の写真。
「児童及び幼時の同行」
誤変換なのでしょうか‥。


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