過去大本営

五月へ トップページに戻る

2005年6月7日 水曜日

最近マクドはメニュー体系をまた単純化した。
メニューの再構築といえば、ヤバい飲食店の常套手段。大丈夫かマクド。
というわけで久しぶりのマクドレビュー。今回はマックチキンを食べてみた。

値段もお手軽なら味もお手軽、そしておそらく作り手側にとって最もお手軽。
紙包みを開けて驚愕する、その気合の入ってなさにはもはや感動。よくコンビニに売ってるチャチなハンバーガ類の方が遥かに上等に見える。
しかし揚げたてチキンの味わいはそれを補って余りある。
いわゆるジューシィとは対極に位置するカスカスめの鶏肉だからこその、絶妙の食べ心地。舌ではなく歯で感じる美味と表現してみよう。これがファストフードの心意気だ、と胸を張って言われたら我輩ならなるほどと納得してしまいそうだ。
メニューから追い出されたチキンタツタよりもチキンとしては上かも知れない。

しかし100円というチーズバーガと同じ価格には一言文句をつけたい。
確かにマックチキンの主役たるチキンはうまい。はっきり言ってチーズバーガのミートパティなんぞ所詮○○○○人どもの餌に過ぎないことを思い知らされるくらいの差はある。
が、マックチキンはその主役以外が異様なまでにチャチだ。
チーズ、ピクルス、レタス、玉葱、そしてこれが無ければ始まらないマクドケチャップによる完璧なパッケージングをされたチーズバーガがフルコースのディナーだとすると、マックチキンは超高級ごま塩に例えて構わないほどに存在感が歪。
必ず他のメニューと共に食べて落ち着く代物であり、マクドが言うように「100円あるから、マクド行ってマックチキン買おう」なんてシチュエイションは、フィッシュマックディッパーを単品で頼むことに匹敵するほど起こり得ない。
これがもしチーズバーガより10円でも安いか、むしろ高いかだったら価値的にわかりやすい。マクドの新メニュー構成上不可能だとは思うけれども。
いっそハンバーガと同じ80円まで下げ、バンズとかボロクズみたいなレタスとかいらねえから、堂々とチキンだけゴロンと出して「これが新しいマクドのハンバーガスタイルだ」と断言してみてはどうか。
ナゲットと見分けのつかないハンバーガ。いかすー。そう思うのはおそらく地球上で我輩一人だけだけれども。

ちなみに、出来たてを食べずにあえてしばらく放置すると貧弱だったチキンの味が少し馴染み、それはそれで一般的意味で美味くなる。個人的にはつまらん食べ方だけれど、一度食べて口に合わないと思った人はテイクアウトでチャレンジしてみるのもアリだろう。


五月へ トップページに戻る