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2005年3月24日 木曜日

世間ではAmazonアソシエイトの売上を目的にしたblogが嫌われまくってたりするようだ。せっかくなので我輩もやってみよう。
文中のカメラ名は特に表記がない限りAmazonアソシエイトのリンクなのでジャンプ先で買うと我輩に紹介料が入ります。さあ後先を考える能力をなくせなくせなくせー。@@@@@←催眠術

我輩は現在三台のデジカメを使っている。その中で最も多用しているのは、ペンタックスのOptio 43WR公式サイトというカメラだ。
防水が売りで、一応の仮想敵はオリンパスμシリーズと思うんだけど、全っ然勝負になってません。売れて無さは筋金入りで同じカメラ持ってる人いままで見たことねえ。
絶賛してるのは一部の釣り人くらいで、我輩は釣りはまったくしない。
しかし我輩の琴線にこいつはべったりまとわりついて離れない。出かける時には財布と携帯電話とOptio 43WR。それほどに超お気に入りの一品だ。
端的に特徴を示すと以下のようになる。

  • JIS保護等級7級の完全防水。オリンパスμシリーズ(JIS保護等級4級)みたく「水洗い不可・塩分厳禁」なんてナメた仕様ではない。
  • 瞬間一秒起動。それどころか電源押さずともシャッターボタンだけで勝手に起動+撮影。
  • レンズが飛び出ない屈曲光学系により、壊れにくそう(イメージ)
  • メモリカード限界までノンストップの、640x480ドットでの音声付き動画撮影。
  • マクロモードでズーム可能。(ていうかマクロが広角端固定になるデジカメ(結構多い)使えなさ過ぎ)
  • ていうかコレ三洋のDSC-J4にガワつけただけだろうペンタックス。
  • でもDSC-J4と違って単三乾電池仕様。
  • ちょっとくらいキズがついてもなんか気にならない投げやりなボディ。
  • 画質はあきらめてください。
これが、普段のくっだんねえ写真(あまりに下らなさ過ぎて公開不可能)撮るにはかなりベスト。
なにせ雨降ってようが雪降ってようがマッタク気にせずカメラ振り回せる。油にまみれた手で平気で掴み、砂地でも構わず地面に固定して撮れる。
実際に我輩は、カバンの一番外側にいつも突っ込んでいる。取り出し易い反面、雨降ったら一発で浸水する地獄の最前線。
我輩も今までそれなりにデジカメを使ってきたが、こんな大事にしなくていい代物は初めてだ。四隅のゴムラバーは「さあ落とせ」ということか。実際10回くらいアスファルトに落とした我輩の43WRだが、動作マッタク問題なし。
これがオリンパスμだったら今ごろ鉄屑になっていると思われるが、そもそもカメラをそんなにポンポン落とすな我輩。

しかしデジカメは今も発展を続けているデバイスであり、いつか旧機種になるのは避けられない。
そしてペンタックスも、全然売れていなかったこのOptio 43WRの後継機種を本日ついに発売した。これこそ、我輩が自信を持って薦めみんなに買わせてアソシエイトがっぽり、これで最近真剣に家計を圧迫する治療費を稼ぐぞ!とするべきではなかろうか。
その後継機こそは、Optio WP公式サイト
Water Resistant「耐水」から、Water Proof「防水」へ。
43WRがサポートしていない水中撮影能力(できたけど。実際には)を得て、輝かしいJIS保護等級8級を冠する新アウトドアヒーロー。
小さく、薄く!無骨な43WRと違い、実にスタイリッシュなボディは魅力でいっぱい。
先代の不満だった性能も確実に強化。具体的には連射が0.33秒間隔に高速化、2秒セルフタイマ追加、コンティニュアスAF追加!
こいつはイカス奴DAZE!さあみんなAmazonで購入──

限界。
いやー自分の使ってる奴の後継機が劣化してたときのこの気分のよさはなんだろう(こら)
impressあたりの実写データを見るに、レンズ性能は悲惨の一言、今のご時世になんだこのあらゆる収差の集大成みたいな画像。それに汚ねえ二線ボケ。CCDもいっぱいいっぱいで、色というより、モザイク?
Optio 43WRも画質はよくないカメラだった。しかしこれなんか悪化してないですか。もともと「そういうあたりを気にするカメラじゃない」んだけど、現状維持ならともかく悪化してりゃ話は別だ。
スペックを眺めると、まあツッコミどころの雨嵐。重要度うっすい望遠側を伸ばすかわりに大事な広角側を1mm削り、開放絞りはF2.8から3.3に悪化、動画撮影は640x480から320x240に大幅ダウン、測光もスポットと中央重点が削られて分割測光のみ、光学ファインダ搭載廃止、そしてなにより信じ難い単三乾電池からリチウムイオン充電池への変更。
最後の要素は油断してるとメリットに感じる人もいそうだ。が、冬のスキー場などの低温環境下はほとんどの電池がマトモな性能を発揮しない。もちろんリチウムイオンも例外ではなく、性能が激しく劣化する。
単三乾電池仕様のカメラには、低温でも性能がほとんど落ちないリチウム電池(リチウムイオンとは違い、充電できない一次電池)があるというのに。

すたいりっしゅなカメラデザインもなんだかなーという感じで、ソニーIXY DIGITAL L出せばこんな感じ?
そりゃ小さいデジカメが売れ線なのはわかる。けどOptio 43WRは無駄にでかいワケじゃなく、あの無様に無骨なカタチは手袋してても操作できるというメリットがある。
また金属ボディのカメラは冬、常に手に持っていると冷えてくる。43WRの樹脂丸出しのボディはずっと握ってても冷たさなんか感じない。
でペンタックスさん。
アウトドアが売りの機械で、低温に弱く、暗い場所に弱く、動画に弱く、広角に弱く、手袋してると操作できない後継機ってどういう了見でしょうか。春に出すから半年以上先の冬のことなんて知らないって奴ですか。我輩は絶対こんなカメラには売れてほしくないので、買わないでおこう!

と、この後で「この手のカメラが欲しいと思っている人は、消えないうちにOptio 43WRを買え!」と書いてAmazonアソシエイトのリンクを貼るつもりだった。
が、もう43WRはAmazonにはなかった。
出荷終了しやがったなペンタックス。
えー本気で欲しくなった人はとっとと店頭なり通販なりサーチしてください。ほとんどの通販はどーせAmazonより安いです(ただAmazonは送料かからないので特な場合もある)

さーこれで何台のデジカメがここのリンクから売ーれーるーかーなー。レポートが今から楽しみだ。年甲斐なくワクワクしちゃうね。


2005年3月13日 日曜日

身体の背面、ちょーど腰と尻の間くらいの場所に謎のブツブツができた。
とても痛い。写真をとってサイトにアップしようかと思ったが普通にグロ画像にしかならなくて断念。我ながらトラブルの耐えない身体だ。
人体の買い換えとかできないのかなあ。我輩、下取り安そうだが。

普通に椅子に座ってられないほどに痛いが、そのうち治るだろうと二日ほど放っといたら左腿全体にびっしりと発疹が。おおおお。
腰ほどではないが、こちらもとても痛い。なによりも広がったという事実に我輩は恐怖した。二日で腿全体なら、身体全体を覆い尽くすまであと何日か真剣に計算しようとして正気に返った。さっさと皮膚科いってこよう。
決意した朝、速やかに会社サボーリを決定。朝イチで皮膚科に行くべく愛車に乗り込む。シートに浅めに腰掛けてなんとか腰と腿の刺激を回避しようと努力。多少運転がしにくいが、仕方あるまい。
車のハンドルを操作しながら家から最も近い皮膚科のある診療所を目指す。と、前方に踏み切りを見た。もちろん我輩はスーパーエクセレント正しいドライバーなので一時停止をし、ちょうどそのタイミングで警報機がカンカンカンと歪んだガナリ音をたて始める。
可視範囲とミラーに目を走らせる、一瞬だけの逡巡。ここで止まっても他の迷惑にならないことを確認。しかしその時、走行からの一時停止で今まで前方に傾いていた過重が、正しい静止時のそれに戻り始めた。
踏み切りとは、線路と道路の交差点である。もちろん同じ高さになければ交差点は成立せず、大抵の場合、線路の高さを変更するのではなく道路を線路の高さに合わせている。この踏み切りの場合は1mくらいの高さの違いのある線路に対して、道路がその周辺だけ極端な上り坂となることで辻褄を合わせていた。
ずるり、と。重力に負けて、浅くかけていた腰が下がる。
我が愛車はシートを純正からレカロといわれるものに交換している。これは比較的サポートに定評のあるブランドで、この時もその性能を十二分に発揮、半端な掛け方をしていた腰がどんどん正しい位置に戻りつつあるのを、がっつりと咥え込み始めた。
気が付いた時に慌ててもがいても遅く、存在感たっぷりのランバーサポートが腰の後ろのとっても痛いポイントを直撃。
我輩の苦悶は電車が通る轟音に紛れて聞こえなかったと思う。

なんだか病状を遥かに悪化させた気分で診療所に到着。診断つきやすそうでいいかも知れない。
しかし。どうせ発疹にあわせたステロイドをちょちょいと塗ってもらう位と適当に予想してあまり調べなかったのだが。この診療所、なんというか見た目がボロい。そのくせ、内科/外科/整形外科/皮膚科の節操のない併記。我輩はこういうのは気に入らない。
微かな後悔を押し隠して待合室に入れば、さっそく漂ってくる煙草の煙。このご時世に待合室を禁煙にしてねえ。こんな診療所まだあんのか。
受付に症状を伝えて順番待ちをしていると、後からやってきた常連客が明らかに予約もしてないのに次から次へと待合室をスルーして診察室に入っていく。我輩がもっとも嫌うタイプの経営方針といえる。
たいへんに順番を抜かされてようやく名前を呼ばれたら、医者は、案の定というか、やけに態度が横柄な老人が一人。
クソ医者グランドスラム達成。二度と来ねえ。
ていうか、診断時に他の病気(いっぱいあります)とか現在飲んでる薬(いっぱいあります)とか聞こうとしない医者ってのもどうか。

とりあえず診断は一瞬で降りた。我輩の予想とは違い「帯状疱疹(帯状ヘルペス)」というわりと診断つきやすい皮膚病の一種とのこと。
遺伝で起こるもの、とか言われたけれど、帰宅後に調べたら遺伝とは全く関係ありません(潜伏していた水ぼうそうウィルスが神経を冒す病気)。しかし原因なんかとりあえずどうでもよく、治癒する手段を持ってれば医者としては充分だ。
幸いにして特効薬のある代物とのことで、七日くらいでほぼ治癒すると言われ、薬が処方された。
その薬の価格、三日分で四千円オーバー。我輩の明日はどっちだ。

後日いちおう再度、二日分の薬を処方してもらった(もうこの診療所行きたくないけど仕方ない)我輩は、だいぶヘルペスが落ち着いた。さすが特効薬。一日五回も飲む非常に面倒な薬だったが、現代医学の真髄を垣間見た。
しかしヘルペスがかなり沈静化した後も、肌の表面にしびれるような痛みが残っていた。
その痛みはヘルペスが出るより前から、腰や腿だけでなく背中〜胸や左の脇にも現れており、日が過ぎるに従って悪化の一途を辿る。皮膚表面に異常がないのに広く火傷した直後のような刺激痛。
ついに歩く時の振動で服が擦れるだけでガマンできないほどの痛みにまで発展するに至り、それでもクソ診療所に行く気になれず、自力で症状を検索したところ、あまりにわかりやすい結果に脱力した。
帯状疱疹に罹った時、ウィルスに神経が傷つけられて起こると言われている神経痛がある。「帯状疱疹後神経痛」。この症状は陰鬱な気分になる特性てんこもりで、一ヶ月〜三ヶ月、ひどい場合は数年単位、老人の場合死ぬまで続くということも。それなのに何をやっても痛みは完全にとれないことが多いとか。検索すると出てくるわ出てくるわ難治性だとか悲惨辛いといった鬱単語の数々。明確な対処はナシ。
主に老人がなるらしい。我輩は何歳だっけ?
いろいろ調べていると「まともな医者なら帯状疱疹の時点で速攻、神経ブロックしてそもそも神経痛にならないようにする」と書いてあったりした。これはやっぱりジジイはダメだということですか。
医者案内には医者の人数と年齢書いてください。一人でいろいろ手を出してる老人医は時には便利かも知れないけど信用したくねえ。
で今度はストレートに麻酔科外来に飛び込み、今度こそ海原雄山でも納得しそうな治療を受けてようやく安心する。
帯状疱疹後神経痛にしては範囲が広い(左腿、左胸〜左下腹部、左背中、左脇)とのことで原因は再調査中だが、とりあえず週一回の神経ブロックと鎮痛剤点滴により布団をかぶっても痛く無い生活を取り戻した。
しかしその診療費は、実に一回五千円オーバー。我輩の明日はどっちだ。


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