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2004年4月25日 日曜日

超久々に新コンテンツエロゲデモ裁判を追加。詳細については説明を参照してくだされ。
エロゲデモレビュー専用コンテンツというのも他に見当たらない(Googleの神の光が届かないところにはあるかも知れない?)のは何故かと思っていたら、本気でデモを網羅しようと思ったらけっこう精神的にクルからだということが始めてからわかった。どうしよう。

とりあえず試験運用。しばらくは突然アクセスできなくなったり表示が狂ったりするかも知れませんがそのうち安定させます。


2004年4月22日 木曜日

パソマニア以外おいてきぼりシリーズ。

我が家は山のようにパソコンがある。というか余ってる。
これ以上増やすのはいくら我輩でも躊躇する。が、我輩は本気でひとつのマイ・プロジェクトを計画していた。
我が愛車レガシィ。こいつにはAC100V電源を取るためのインバータを載せている。そしてカーナビのためのモニタがあり、それはナビ画面、TVの他に外部ビデオ入力にも対応している。
そして、あんまり使ってるヒト見ないけど、パソコンのビデオカードの中にはビデオ出力に対応しているものがある。
つまり車載パソコンというのは実現不可能な事実ではない。
我が家から駐車場までの距離は50mほどで、無線LANが届くことは確実。リモコンエンジンスタータと簡単な自作回路を使えば、EJ20型シーケンシャルツインターボエンジンごとパソコンを起動させてネットワーク共有させることも可能。ネット越しに見れるのなら必要に応じて遠隔コントロールも楽勝だ。H"等を使えばドライビングインターネッツすら夢ではないが、やると酔うか事故るかどちらかだ。
パソコン名はズヴァリナイト1999。命名理由はナイト2000ほど賢くないからだ。

必要なものはもちろんパソコン。まずは自宅で完全に動く状態のモノを組み上げてしまう。車載こんぴーたといえばADDZESTからこんな半端なものも出ているが、そんな似非パソコンでどうする。それでも軍人か貴様。男たるものフルスペックのパソコンでWindowsなりLinuxなりを動かしてみせやがれ。
普通そういう場合はノートパソコンなり超小型PCなりを組むだろう。もう小型ベアボーンをチョイスして組む人もけっこういることを知っている。
しかし我輩と彼らとの違いは、三つある。
一つは余ってるパーツの種類。もう一つは資金力。最後の一つは恥を知らないことだ。
おもむろにそびえ立つミドルタワーケースをチョイス。そのミドルタワーに余りパーツをドカドカ突っ込んでいく。こんな車載PC載せて走ってる車があったら我輩なら指を差して笑う。

こだわりらしいこだわりも一点だけあり、ビデオカードがSiS Xabre。ATIとnVidiaが光速を越えた領域で戦い続ける中でものすげえ地味な存在だが、このサブレ(違)は動画再生時のCPU負荷が激低で、ビデオ出力がやたら綺麗で調整項目が多いという特徴がある。(ナビ用モニタは調整項目が少ないんで超重要)
マザーボードの最新BIOSが公式サイトではなく何故かサイトじゅうにキリル文字が踊るページにしかなかったりしたものの、なんとか設定を強行してWindows起動まで持ってきた。

大胆な設置。散らかった車内は気にしてはいけない。左写真の左上に映る謎の物体は心霊現象でなく我輩の指。
あとは実車に組み付けるだけ。10kgを越える重量のナイト1999を担ぎ上げて駐車場へ。愛車の後部座席に放り込んでごそごそカーナビの配線を引っ張り出し接続。音はカセットアダプタでカーオーディオから出力する。バッチリだ。
我輩は運転席に移動して、シリンダにぶっさしたキーをひねる。心地よい振動とエンジンの息吹、今やシガーソケットから電力を供給されたインバータはパソコンへAC100Vを流したくてウズウズしている。助手席との間から身体を乗り出し、手を伸ばしてその堰を、電源スイッチを解き放った。
ファンの回転。そして、ピ、という音。起動した!振り返りナビの画面を確認する!
画像が猛スピードでスクローリン’ ↑。
えーと、高速スクロールを見ると起動画面っぽい表示は出てるんですが。どう見ても同期ミス。と思っているうちに、なんとなくWindowsらしきものが流れる画面のまま起動してしまったっぽい。
こういう展開は予想してなかった。どうしよう。
家で確認した時はアップスキャンコンバータが勝手に調整したからわからなかったけど、実はNTSCじゃなくPALを吐いてたんですね。ナビの外部入力はもちろんPALなんぞに対応してません。
つたない記憶とキーボードショートカット、そしてまばたきを駆使して、なんとか画面のプロパティを選択。奇跡のような確立で、出力をNTSCに変更することに成功した。
うつくしき青きデスクトップ
その途端に画面が安定した。見慣れたWindowsのデスクトップ。
今度こそ成功だ!アイコンの並びがまるで輝いて見えるぜ。これは輝度調整ミスなので暗くする。
ここまでは単なる起動確認で、これだけで喜んではいけない。これから始める動作確認こそ、本番だ。
WinDVDを起動、DVD-ROMドライブに入れっぱなしにしてきたマイお気に入りソフトを再生させる。そう、これをドライブ中に再生したいがためのナイト1999なのだ。そんなもんDVDプレイヤで充分という指摘は却下だ。
ナイト2000といえばマイケル(いやそれ違うマイケルだし)
見慣れ過ぎるほど見慣れた、しかしそれでもなお見飽きない永遠の名ソフトが今、再生を始め──

きしゅん

あれ。
再び上方向に高速スクロールを始めた画面。その中でぐるぐる回っているのはエナジースターロゴですか。とすると左側のこれはメモリチェック。
再起動?

どうやらDVDドライブの回転が上がる瞬間、そちらに電源容量が食われてマザー電力が微妙に安全リミットを下回りリセットがかかる模様。
車載してるインバータ電源は安物なので矩形波出力(一応箱には「疑似正弦波」と書いてあるけどたぶん大嘘)な上、きっちりAC100V出てるかどうかも疑わしい。
試しにエンジンを軽くふかしながら動作させたところ、落ちることはなくなった。しかしただでさえ燃費が最悪なレガシィで常にそんなことやってるとDVDソフト一枚再生しきる前にガス欠になるのは目に見えている。

インバータ電源をマトモな代物に変えるなりUPSで無理矢理安定化させるなりすれば大丈夫そうだが、そんな資金はない。PCの電源ユニットをバラして+5Vあたりをドーピングしようかと思ったが、車にフルスロットルくれたらマザーボードが火を吹きそうな気がする。
プロジェクトは意外なところで頓挫した。
最近の我輩は車のバッテリから直接マザーボードに必要な安定化電源を全部作れないかと回路図を探している。そういう記事ねえのかトラ技とか。


2004年4月19日 月曜日

シリーズ貰い物天国・着払い地獄。
本当に送ってくれた方がいました。制服。しかもセエラアふく。
確かに我輩は地味ブレザアを愛してやまないがセエラアが嫌いとは言っていない。送りましょうか?というオファーを確認すると同時にマッハの速度で返信、他の全てを放り出してハナシを詰めていく。
スカーフは紛失した、とのことだが、そんな事実は残念さよりも我輩の妄想を沸きたてる。きっとドラマティックな理由で紛失したに違いない。同級生のオトコノコの第二ボタンと交換したとか。あこがれのヒトが怪我したときに包帯代わりに巻いたとか。卒業ついでに憎んでいた先生の後ろからそっと近付きスカーフで首を締めたとか。ああっ心が激しくダンシング。
メールの応酬はとんとん拍子に進み、そしてついに我輩はブツ到着の日を迎えた。
品名に「使用済セーラー服」の旨を明記すると悪戯っぽく言われていたが、それは我輩に対する挑戦。受けて立ってみせよう。というか実は、そもそも実家にいた時から通販エロゲであろうが何であろうが家族に受け取ってもらっていた我輩にはそんなものは挑戦にすらならない。
やきもきを通り越して、すでに夜飢猛鬼という状態の日々を経て、ついにヤマト運輸から電話。──来た!
「覇者さん(仮名)に着払い宅配があります」そんなことはわかってるからとっとと来やがれカムヒアァッ!
「えーと品名は、使用済せ、せいふく(無限の時間)せーらー、じゃージ……(無限の時間)……です」

危険物はお取り扱いできません
顔からファイアー。
おおよそ羞恥心とかその類の一銭にもならない感情は綺麗さっぱり枯れ果てさせたつもりでいたが、いつの間にか新たに芽吹きやがっていたようだ。喉までせり上がった「人違いだ帰れこの豚野郎」という台詞を喉頭筋で押し潰し、脳天から「ハイ。キテクダサイ」と声を出した。
そして、しばらく。
チャイムが、空気まで凍り付いたような沈黙を破った。執行の時の知らせだ。
我輩はできるだけうつむいたまま玄関へと足を引きずり、岩のように重いドアを押し開ける。繰り広げられる、お互い目を合わせようとしない超ぎこちない受け渡しの儀式。我輩こんな居心地の悪さは警察の取調室に向かう時(念のため逮捕じゃないです)以来だ。
まさに着払い地獄イン・ザ・ヘル。着払い地獄とはいっても送料ではなく、受け取りそのものが地獄とは盲点だった。
運送屋とは言葉も交わさず顔すら上げずに、この数分の出来事をお互い無かったことにしようと誓い合う。グッバイ友達、二度と会わないでおこう。
逃げ帰るように去る運送屋と完全にシンクロする勢いで逃げ帰るように部屋に舞い戻った我輩は、何故か周囲から隠すように抱え込んでいた袋をそっと置く。封印そのものは厳重だが、これ見よがしに透明ビニールなので透けて見えてます。こいつぁ凄ぇプレイだぜ。
震える手でハサミを丁寧に押し当て、封印を解いていく。
なんか袋から出すだけの行為なのに超いけないことやってる気分。
いやドキドキ感とかはさすがに皆無で、ひたすらソワソワしつつあたりを無闇に見回してるんだけど。今ウチには我輩しかいないのに。自分が殺した死体の処理ってこういう気分かも知れない。
そして袋の中に手を差し入れて、その清潔な感じのする布を我輩は取り出した。
うわー。
制服ですよ制服。
一応ウチには同居人がいるんで女性の服装なんて慣れたもののつもりでいた。が、こうまじまじ見ることなど意外なほどになかったことを思い知る。もちろん、セエラアふくなど当然皆無。
そうか。こうなっているのかセエラアふく。雅の地の学校はブレザーばっかなので新鮮極まりない。
これが襟。これがウラジ。そしてこここここのボタンを外すと脱──ヌガァアーッ!(発狂)
いや中学の制服ということだから当たり前なんだけど、異常なまでに小ぶりなサイズ。それが、あまりにも凶悪。
いたたまれないキモチになってきましたよ?
アタマはすでに、興奮とは全く違う意味合いで混乱の極み。少しでもクールダウンしようと大きく息を吐ったら、制服から立ちのぼる瘴気をモロに吸い込んでしまってのけぞる。落ち着け我輩。それは瘴気ではない、防虫剤の匂いだ。
まるで自分の腕を遠隔操作しているような手つきで我輩は制服を完全に手にとった。うわー。さっきから我輩、うわーしか言ってねえ。
ともかく写真を撮ろうと、ベッドに広げようとしたところで手が止まった。
自分の。いつも寝ている。ベッドに。セーラー服(中学生の)
ただそれだけだ。別にそれは中身がある訳じゃない。しかし中身がある訳じゃないからこその現実が我輩の脳髄を灼き尽くした。写真を撮るだけのための行動が我輩を二度と戻れない次元へと蹴飛ばす予感。猛烈な葛藤が眼球を振るわせ、イヤな汗が滲み、内臓が不自然な脈動を繰り返し、そして我輩は。
手元のハンガーをつかんでそこにセーラー服をかけ始めた。
負け。
ブツが届く前は枕にでも着せて撮れば見栄えするかなとか思っていたけれど、そんなことできそうにありません我輩。世の中にはまだまだ我輩より強い存在がある。

全然短くないスカートが我輩を惑わす
とりあえず押入の天袋手前に引っ掛けて撮影。これがかかってるだけで、居なれた筈の自分の部屋がずいぶん居心地悪い。
しかしまだ袋の中には破滅の布地が残っている。意を決して続きを引っ張り出した。
当然ぶるまではない。しかし。むしろ(何だ?)
体操服。
いや体操服は構わない。構わないですよ。制服はさておき、我輩、別に運動着に特別な感情を抱くような特殊さんではない。しかし。
胸と背中にあるのはなんですか。
いや尋ねるまでもなく一目瞭然なんだけど。だって名札なんだから一目瞭然でないと困るよなあ。アタリマエだ。
しかし、ただ名札というだけなのに。単なる運動着となって忘れかけていた「中学生」をこれほどまでに意識させられるとは。
これは普通に見れた。よかった我輩まだセーフ

──いやはや。まったく。
喜び勇んで送ってもらったはいいけれど。コレ、家にあっても本気で困るよなあ。どうしよう。
とりあえず部屋の隅にぶら下げて飾っておこう。ものすげえ威圧感だし、魔除けになりそうだ。代わりにいらんモノが寄ってきそうな気もするが。
しかし今、我輩は絶対に犯罪とかできない。家宅捜索されたら最後だ。我輩が捜査官なら、こんなものがある部屋の持ち主なんて、もー絶対に犯罪者と断定して余罪を探す。なければ証拠を捏造する。
あなたのご家庭の防犯にどうですか、制服ぶら下げ。
防犯と言っても犯罪を被るのを防ぐわけでなく、自分が犯罪するのを防ぐ意味だが。アクティブセーフティと言えよう。違うけど。

ところで我輩は制服を受け取ったことで以上のような事態に陥ったワケですが、懲りてません。
当サイトでは引き続き、貰い物を募集しております。


2004年4月11日 日曜日

大阪、日本橋電気屋街。ここは腐っても(ここでいう腐敗とはヲタク街化を指す)西日本最大の聖地。
雅の地とは品揃えも値段の気合も一味違うが、如何せん雅の地からだとただ来るだけでもそこそこの交通費がかかる。つまりここまで来る時は交通費分の「モト」を取らなければならない。これは必須である。
例え経済状態が熾烈な今であっても例外ではない。
自分納得完了。

ひとまず通常の店舗でいかにパーツ類が高価かということを自らの精神に叩き込む。この過程は重要だ。正しい経済感覚を体内に形成し、次にその感覚を保ったまま中古屋にダイブインする時に生きてくるのだ。ものすごい幸せをヤクソクするがマネはしないほうがいい。
そして中古屋に足を踏み入れた我輩に神が降りてきた。身体と心と財布の封印を大いなる存在に預けること数分、次に我輩の魂が戻った時にはすでに店の出口だった。適度な重みを感じる左手の紙袋を見下ろしてみた。
DVD-ROMドライブ×2。
これはPC用途の九割が「DVD-Rに詰め込んだ動画を見るマスィーン」となっている我が家では必須のデバイス。さすがゴッドよくわかっている。
小型マザーボード。
以前いただいたPCパーツの小型ケースに押し込めるサイズのマザーは、我が家にはコンデンサがヤバいものしかなかった。ナイスチョイスといえよう。ナイスだゴッド。
うん。左手のこれらはわかる。しかし右手の異常な重みはなんですかゴッド。
この店は表通りに面してないだけでなく、明らかに電源すら入らないジャンクパソコンから、ケースの高さが1mある中古サーバーまで売ってる。やってくる人種もそれなりにコア。しかしその中でさえ、我輩の右手は視線を感じていた。
現モニタと並べ満喫。
トリプルヘッド持ってないから意味ないけど。
右上部分をツッコむと呪いが訪れるでしょう。
我が右手の下は──エアキャップにくるまれた液晶モニタ二台
うん。普通こういう買い物はしませんね。ていうか抱えて帰りません。送れや。まあモニタ買った金で郵送費などカケラも残ってないんだがな。
どうしてくれるゴッド。なんだか我が家がものすごいことになりつつある予感。


複数のPCをLANで繋ぐとネットワーク識別名が必要となる。
企業では社員名や社員番号があるからそれでいい。個人で多数PCを繋ぐ場合でも、普通のメーカー製PCメインなヒトならば製品名があるから問題ない。が、我が家のように自作機ばっかり大量に量産されている場合はオリジナルな命名をする必要がある。
こういう場合、大抵はある程度共通性のある命名がされることが多い。
以前「十二人の妹の名前をつける」とメールフォームに書いたことがあるが、実際そういうのでも構わないだろう。
よくある例では、「いぬ」「うま」「ねこ」(実際には英語名。以降もそう)という動物名。ただしこれは「朝起きたら犬が死んでいた」とか「馬が暴走中」とか「猫が煙を吐いて立ち上がらなくなった」といったシュールな状況を誘発して危険である。
他には色に関するもの、天体に関するもの、宝石に関するもの、花に関するもの等をよく見かける。センスがいい例として「アリス」「ハンプティダンプティ」といった童話のキャラクタシリーズを使い、ワークグループに「ワンダーランド」と名付けていたのは秀逸だと思った。(しかし「いかれ帽子屋」とか名付けた機械ではパーツが片っ端からいかれそうだが)
我輩も美しく統一されたネットワーク識別名には憧れる。現在の我が家のネットワーク識別名はOSインストール時の気分でテキトーに名付けており、「黄泉比良サーバ」「エロサブ」「リビングデッド」「時限爆弾」「オーパーツ」等。恐ろしいほどに統一感がない。
が、先程挙げたようなスカした識別名は死んでもイヤな我輩がここにいる。ネットワーク識別名とは即ち名札であり、命名者の人柄が忍ばれる。迂闊な名前をつけて誤解されるのはハンドルネームだけで充分だ。なにか我が家に相応しいシリーズがあるのではないだろうか。
というわけで考えてみたのが、以下のような感じ。
  • 「diazepam」「zopiclone」「triazolam」「etizolam」「methylphenidate」「bromazepam」……
  • 「Castro」「Guevara」「Engels」「Mandel」「Lenin」「Mao Zedong」……
  • 「stabbing」「clubbing」「shooting」「firebombing」「choking」「impaling」……
  • 「NXcoupe」「clef」「J ferie」「alcyone」「soarea aerocabin」「vehicross」……
  • 「Rapier」「Goblin」「Voodoo」「Valkyrie」「Sea dart」「Missileer」「Tigershark」……
  • 「M5」「JR-100」「SMC-777」「ZX-81」「MB-S1」「TP1000」「RX78」「Multi8」……
なんか異様に縁起が悪そうなものばかりが思い浮かぶ。というか、そもそもウチらしいんじゃなくて我輩らしいだけだろうこれ。我が家には同居人がいることをすっかり忘れていた。
その同居人は「Nakasone」「Murayama」「Hashiryu」「Obuchi」「Miyazawa」「Kakuei」「Takeshita」「Jun-chan」を提案したが、「Mori」とかすげえ無能そう(主観)でイヤだしなあ。やっぱりネットワーク識別名はある程度無味乾燥なものが適正なのかも。

ところで上のネットワーク識別名の意味は上から順に、向精神薬、偉大過ぎる指導者、殺害手段、おいメーカーそのデザインは正気か?という車、実用化されなかった米軍実験機、時代に流されて消えたパソコン(1つだけ16bit機、後は全て8bit機)の各シリーズ。全てわかったヒトは我輩のトモダチです。寄るな。


2004年4月5日 月曜日

4/1付の更新の結果は当サイトには珍しく反応多数だった。頂いたメールを見ていると、冒頭の「嘘です」という言葉以降が全て嘘と判断した方もいれば、嘘という宣言こそが嘘であり実は全て真実と解釈した方もいるという状態に。
傾向として、男性は嘘と、女性は真実と解釈した率が高いのも興味深い。
ちなみにどちらが正解なのかは、4/1が終わったため答えることはできません。便利だなあエイプリルフール。
とりあえず一生呼ばれることがないと思っていた尊称「サオ師」をゲット(4/1参照)したことで、我輩は満足。手法的には地引網(ただし網の目がすげえ粗い)て感じですが。

「いつか実践しようと思います」「かつて実践してました」「今、実践されてます」というアグレッシブなメールの他に「今日さっそく実践開始しました」というハッスルな報告もいただいた。それだけ行動力あればこんな姑息な手段使わなくても全然オッケーなんでは。
参考までに。複数の方からラストの「我々は恋人同士であるか」の部分は現実的でないと指摘が来たので、実践される方はその部分の再考を。
提案を参考にすると「質問そのものをプレゼントとセットにする」という手段が有効そう。
つまり要約すれば「これが欲しければ恋人同士だと認めるんだなクククク」というカタチの質問をするということ。つうか質問のカタチを借りた強要以外の何者でもなくハラショーな卑怯さだが、実に我輩好みだ。成程。


4/1付でエロゲを参考にせよ、等といってるワリに最近の我輩はめっきりエロゲにご無沙汰。過去一年間でプレイしたのはFate/stay nightAmazonで購入だけとゆー体たらく。
(というか、Fateってそもそもエロゲなんだろうか。60時間に及ぶプレイ時間のなか、エロシーンは30分もなかったけど)
ふと思い出せば、我が同居人は趣味としてエロゲデモの収集をしているではないか。奴のHDDのコレクションフォルダを共有してもらい、何の気なしに片っ端から見始めてみた。

五時間経過。
まだ終わりません。

連続して見てるとアタマがヘンになってくる。もう肌色は透過して見えるほどになって、ふと正気に返った。
スクロールバーを見ると異常なまでにつまむ部分が短い。2003年にダウンロードしたファイルを格納しているフォルダだけで、482個のオブジェクトとか出てるんですが。容量にして16ギガバイト越。これ全部見てるんですか同居人、と思ったら、これでもそこそこ選別してるらしい。アンタ超人だ。

しかし話題投げっぱなしも無責任ということで、とりあえず同居人が2003年以降に収集したものは気合と根性で全部見た。もうしばらく乳とか見たくありません。
ついでにメモ程度にコメントを書いていたので、その中で我輩が気になったデモを抜粋してここで紹介してみることにする。
数が数なので、いちおう2004年以降収集分からのみ。実はまったくゲームに興味ねえのも入ってるけど我輩は気にしない。
デモを見るだけならタダなので、時間が売るほどあるヒトは見てみるのも一興では。
いちおうご家庭の平和がピンチなヒトのためにデモ内にエロ絵やエロ声があるものは注釈つけておいた。

  • [A-arms] 教祖様の野望 〜帝都コスプレ化計画〜 (エロ絵有り) [デモ] [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    冒頭、NHKスペシャルかと思った。最初これを見て、あくまで一希望として「この公安の犬め」とか「破防法の適用をなんとしても阻止だ」とか「盗聴が合法化するって?共○党だ!○産党に賄賂を送れ!」とかそういうゲームだったら面白いのに、とか思っていたら、微妙ではあるけどそんな雰囲気もあるようで、なんというかエロゲの可能性を感じました。ていうかこわい。

  • [D.O.] ハードラヴ (エロ絵、声有り) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    最初のうちは単なるイタいゲームかと思ってさっさと見るのをやめようかと思ったけど、メーカー名を見て躊躇、そのうち期待通りの暗黒そーな雰囲気が鎌首をもたげて我輩はハラショーと叫んだ。相変わらず悪趣味もの作らせたらサイコーなメーカーで我輩一安心。

  • [D-Angel] 黒薔薇は夜に咲く(店頭用PRムービー) (エロ絵、エロ声有り) [デモ] [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    いきなり最初に画面に大きく「ゴスロリ」「コスプレ」「凌辱の限り」と大きく出るという非常に訴求層わかりやすいデモ。さらに最後にもう一回同じ文がまた出る。ゴスロリファッションが全14種類!とか言われてもその訴求層から完全に外れてる我輩にはどうも。ゴスロリなんて全部一緒じゃないの?(暴言)

  • [elf] 新・御神楽少女探偵団 (エロ絵、歌有り) [デモ] 発売中 【Amazonで購入
    レトロ風な画面では、ちゃんと音もレトロ風なエフェクトなのがいい。こういうローファイエフェクトかけたデモは最近多いけど、音までそうなってるのは他にしらない。ダイナミックレンジがもっと狭いとベスト(細かい指摘をしてみる)。デモ本編もカッコいいですよ。ゲームもやってみたいっす。やはりこういうムカシニホンな舞台には猟奇が似合う。しかしカモメは何故そんなに不安を煽るほどにナマっぽいのだろうか。実は真犯人はこのカモメとか。

  • [F&C] Canvas2 〜茜色のパレット〜 (歌有り) [デモ(ミラー)] 4/23発売予定 【Amazonで購入
    ムービーはいい。特に音楽は、透明感あっていい感じじゃなかろうか。でもゲームは我輩からもっとも遠い場所にある類っぽい。コピペだけで九割ほどまで作れそう。絵はさすがにすげー綺麗なんだけどなあ。なんか紅葉が擬態した昆虫に見えるんですが。あと雑草が一斉に生えるシーンも少し気持ち悪くねえか。なんかこのゲーム、信者がいそうでコメントに躊躇しますな。えーと、つまんなそうです(躊躇してそれか我輩)

  • [FlyingShine黒] おまえのなつやすみ (エロ絵、歌有り) [デモ(ミラー)] 発売中
    全く、一切、カケラほどすら主人公以外に目がいかない。何者だ貴様は。濃すぎるなんてもんじゃない圧倒的な存在感。イヤなカット満載。そしてヤバい感じに陽気な70年代風音楽。猛スピードで後ろ向きに疾走していくようなコピーもいい味を出しすぎており「ハワイはおまえの心の中にある。」いやあ普通出てこないよこんな文。猛烈にプレイしたい。今回見たなかで最もヤバいデモ。公式サイトのストーリー紹介ページも必見。キャラ紹介ページでの全選択も必須。

  • [ILLUSION] 尾行3 (エロ絵、エロ声有り) [デモ] 発売中 【Amazonで購入
    ますます動きに磨きがかかったと思ったらモーションキャプチャしてんのね。ていうか今までやってなくてあれだけの動きだったのかこのメーカー。すげえ。でも乳にもセンサーつけた方がいいのでは。揺れ方の不自然さが気になる。ところで、もーちょっとデモムービーの解像度上げてくれんかなあ。ゲーム本体の要求スペックがそこそこ高度なのにデモだけPCに優しくしなくてもいいです。

  • [Le.Chocolat] メイドさん しぃしー (エロ絵、歌有り) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    うるせえ。

  • [light] PARADISE LOST (エロ絵有り) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    なんかアニメ番組くさい雰囲気だと思ったら、別ムービーで「予告編」とかある。そういうアニメシリーズぽい作りなのね。発売日とかの告知が一切ないことを考えると販促じゃなくてオープニングムービー?こういうムービーだと歌がないのは寂しい。予告編ムービーの方は声有り。一分の次回予告は長すぎでは。でもオープニングより興味はそそられた。

  • [Littlewitch] Quartett!デモムービー (歌有り) [デモ(ミラー)] 4/23発売予定 【Amazonで購入
    三種類のデモがあるけれど、どれも秀逸の一言に尽きる。特にデモ2がお気に入り。原画、動画、音楽、センス、ゲーム期待度全てマキシマム評価。前作「白詰草話」はイマイチ乗り切れなかったけれど、今回は雰囲気とシステムが異常に融合してる。独自なシステムで組んだゲームは九割が駄作だけど、これだけはケタ外れに面白そう。我輩の財布を脅かす悪魔の手先認定。

  • [May-Be SOFT] へんし〜ん!デモムービー (エロ絵、エロ声有り) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    今までにも主人公が別人とか動物とか透明人間、あるいはバケモノの類に変化するとゆーゲームは多々あったけれど、我輩の知る限りでは無機物になるのははじめてかも。嬉しいのかそれは。これで喜ぶ人の層がまったく予想できません。思わず公式サイトを見に行って変身の一例にアタマを抱える。エロゲの恐るべき表現可能性の限界を垣間見た気分だが、絶対にこれ以上は見たくねえ。

  • [Meta-Doll] ごす (エロ絵、歌有り) 発売中 【Amazonで購入
    恐怖の3D地獄。リアルと萌えという相反する要素の妥協点を間違ったらこうなるという実例がここにある。ごめんなさい我輩マジで怖いこの絵。要求性能のところにOpenGL対応てあるけど、Direct3Dじゃないんですか。男だ。

  • [Overflow] MISS EACH OTHEROP&デモ (前半歌ありエロ絵微妙にあり、後半エロ絵エロ声あり) [デモ(ミラー)] 4/30発売予定 【Amazonで購入
    三種類あるけど前半は全部オープニングムービーで共通、後半はプレイデモで全部違う。どれもサイコー。ショートカット眼鏡とゆー極めて地味なヒロイン一発で勝負しながらだだもれの色気。キングオブ夕暮れの教室。床に脱ぎ捨てられた制服だけのカットのエロさはただごとではありません。ケンカ売ってるとしか思えない狂気の要求スペックも許容しよう。DirectX9を必須と要求するエロゲ他にあんのだろうか。主人公の目が死体みたいなのが気になる。

  • [PLAYM] リアライズ (エロ絵微妙にあり) [デモ(ミラー)] 4/23発売予定 【Amazonで購入
    まんま昔のリーフ。そりゃそうなんだろうけど。これ「夜が来る!」?と思ったのは我輩だけか。サイト見に行くと全然違うんだけどデモだけでは印象まるで一緒。キャラも似てるし。それにしてもBGMの録音がヘタ過ぎるのが残念だ。せっかくのカッコいい曲が、ソリッドなピアノも叩きつけるようなギターも完全に死んでる。もったいない。そう言えば昔のリーフも録音ヘタだったけど、そんなところまで再現しなくていいです。

  • [Psy-chs] 凌姫 〜淫らに響く復讐の輪舞曲〜 (エロ絵、エロ声有り) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    BGMのギターソロ部分だけ、あえぎ声が止まってるのがユカイ。でもツインギターの響きは心地よいので我輩はよくやった、と讃えよう。しかしメーカー名とかゲーム名が読めません。サイト見に行ってわかったけど。

  • [PULLTOP] お願いお星さまOP曲使用デモムービー (エロ絵、歌有り) [デモ(ミラー)] 5/28発売予定
    すごいキャラの表情と動きが生きてる。センス古めの音楽も我輩が好きな類。シルビィが可愛すぎ。ゲームもおもしろそう。それでも印象には残らないのは何故だろう。足りないのは何かなあ。毒気か。

  • [TerraLunar] リーチっっ! フルティルト・ブギー (声有り) [デモ(ミラー)] 夏発売予定
    こんなサイズのデモは前代未聞じゃないだろうか。30秒という短さもむしろ印象が強く、英断の成功とはまさにこのこと。問題はゲーム内容がまったく予想できないことだけだ。タイトルが「リーチ」でデモ内にも「麻雀」と二回出てくるにも関わらず「麻雀なのかこれは?」と深刻に疑問に思う。サイトを見たら麻雀らしいが。「世界最速の恋に落ちる──」てコピーが格好良すぎる。

  • [U.Me SOFT] SHAMPOO (エロ絵微妙にあり) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    ごめん内容は興味ない。けど、デモには猛烈に突っ込みたい。レコードは普通、左回転しません。逆再生?

  • [Waffle] 水泳教室 〜冬でもスクール水着〜新デモムービー (声、エロ絵有り) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    ついにここまできていたというのか時代は。スク水エプロン!スク水ジャンパー!スク水サンタ!スク水で雪かきもするぜ!いや死ぬぞ普通に。エロシーンでもスク水は脱がぬ!いや我輩にはどこがいいのか本気でわかんねえ世界だけど、こだわりだけは理解した。いやあ攻撃力高いなあ。前作はもっとコアだったらしいけど、もはや我輩の予想を突き抜けてます。

  • [West Vision] かくれエッチ (声、エロ絵有り) [デモ(ミラー)] 発売中
    このメーカーのデモはエロゲデモには珍しくゲーム内容をすげえマメに紹介してる。でも聞き取れません。内容、吹っ飛んでますな。すっっげえ頭悪そう。誉め言葉なんだけど。しかしかつて我輩を驚愕させた「オゲレツ大百科」(マシーナの輝石ではないほう)のデモが公式サイトから消えたのは残念。あれと比べたらこれでもアホデモではない。復活希望。

  • [ソフトハウスキャラ] レベルジャスティス [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    前半のオープニング動画の時点ではギャグがどうも半端そうに感じてスルーしかけていたが、後半にあるゲーム内容の説明を見て俄然興味発生。ツッコミどころでないところはどこですか。残念なのは、どうもキャラが弱い気がする。戦闘員が一番インパクト強いようじゃダメでは。

  • [ライアーソフト] Forest (エロ絵微妙にあり) [デモ(ミラー)] 発売中 【Amazonで購入
    いいデモなのにっすごいいいのにっ!もっと見せてくれよ短けぇーよ!永遠に終わらないような閉塞感と音楽が実にマッチ。これはいいわ。デモの最初のほうがすごい「回転」を印象づかせるイメージで固まっててインパクトすごい強いのに、後半そうでなくなるの惜しくないかなあ。

  • [九頭龍(アマルガム)] 英才狂育 (エロ絵、歌有り) [デモ] 発売中
    静止画パートはまだしもアニメの方は、目つき悪い女以外、深刻に全員顔が同じです。さらに動きのたまらん不自然さはギャグ?ひょーい。吹きだしたぞ我輩は。冒頭のメーカーロゴは恥ずかしくありませんか。全然関係ないけどエコールのロゴってどんな感じだっけ。関係ないけど。

  • [自転車創業] ロストカラーズ 発売中 【Amazonで購入
    これはエロゲじゃないのね。一般ゲーム。BGMがカッコいい。というかしぶい。異様なまでに素朴な動画も最初はイマイチなんだけど、BGMマジックでだんだんよく思えてくる。ただこのムービーでは「色を失った世界」に見えません。単に効果としてのモノクロに思えちゃう。
ブッチギリで興味があるのは「Quartett!」。他と同じレベルで比較しちゃダメだと思うほどにダントツ。
他に良かったのは「リアライズ」と「Forest」かな。どちらもデモからはゲーム内容全然わかんないけど。エロさで「MISS EACH OTHER」が光っていた。
インパクト勝負では「おまえのなつやすみ」「へんし〜ん!」の二つでキマリ。特に前者は強烈だった。勝ち負けで言うと我輩の負けだ。基準はよくわからんが負けと認めるしかない。まさに最強。

注意。【Amazonで購入】リンクから商品を購入すると我輩に紹介料が入るので、そういうのがイヤなヒトは普通にwww.amazon.co.jpのトップ等から購入してくだされ。


2004年4月1日 木曜日

今日はエイプリルフールと呼ばれる日である。我輩はあまりこの風習が好きではないので今まであまり積極的にサイトでこの日をテーマにしたことはなかったが、今年は少々思い立ったことがあるので、積極的に嘘をついてみる。
その嘘とは──今までに我輩が実践してきた自己流の恋人作り方法論の披露だ。
しかも「妄想も完璧なものであれば真実に勝る」とか「まずラテックスを10ガロン用意」とかそういうハナシではなく、ギャグ抜き正攻法ストロングスタイル。もう我輩が言う時点で信頼性は皆無、説得力などどこ吹く風、サーバ容量の無駄遣い臭が漂ってくる。が、嘘なのでオールオッケー。
あくまで机上の空論であり、全く実現性を無視しており、異世界ですらあり得ない。
役に立つものではない。役に立つならそんなもん本に書いて売ってる。(売れそうだな実際)
参考までに我輩の撃破スコアは学生時代までで4人と、数としちゃ控えめだ。が、オフ等の際に初見の方より「今まで自称非モテのサイト管理人でも会ったら『嘘つけ殺すぞ!』て思ってましたが、覇者さんは別です納得しました」と言われたようなツラを考えると妥当なところと言えはしないだろうか。
その4人にしても「我輩のことを恋人と認識していた」という女性の数ならばもうちょっと多いと思う(少ないかも知れないけどな(T_T))。いやあ嘘ならば何を言っても恨まれたりしないから便利だ。

まず基本路線を固めよう。恋愛の基本は──エロゲだ。
この時点で「ラテックス10ガロンとどこが違う!」と反射的に考えるのは早計。エロゲーマーに恋人ができないなんてことは絶対にない。本気でなりふり構わず恋人ゲットを目指すなら、エロゲの方法論はことごとく使えるのだ。
無論これだけでは納得しかねる者もいるだろう。そんな敗北主義者にもよくわかるように手段を順に追っていく。
まず現実をエロゲフィールドにするために最初にしなければいけないことは、攻略可能キャラの用意だ。
異性の知り合いが多ければいいという訳ではない。背景に描かれたキャラがいくら多くても攻略できないように、会話コマンドが有効となる立ちキャラを増やすことこそが重要。
これ、学生なら部活なりバイトなりでいくらでも増やせるんだけど、正直言って社会人でさらに社外に一切出ない職場だと増やせる機会はかなり限られる。我輩に実践経験はないけど、定期的にスポーツクラブや免許講習、病院の待合室あたりに移動する用事があるヒトはサーチする価値はありそうだ。
こういった場所で逢うキャラには「体力づくり」「免許取得」「病気治療」等の目標がある。初登場でも会話の選択肢で非常にアタリがつけやすいし、さらに次回エンカウントの予測が可能という好条件。
こういった場所に用事がないヒトも自分なりに移動可能な範囲から、こういう条件の場所を探してみよう。自分に最適な狩場はきっとある。
ゲームならともかく現実で知らない異性になんて話しかけられない?
そういう人もいるだろうなあ……さすがにそれはどうしようもないのでとりあえず罵倒されたらやる気出ませんか。

腰抜けめ。キサマのような臆病者は豚にも劣る。どこにタマを落としてきたんだ。未だにママのオッパイが恋しいのか。キサマはゴミだ、クズだ、クソ以下だ。キサマの恋人は一生その薄汚い右手だ。さっさとおウチに帰って抱き枕にしがみついてオムツの中にデッカイのを漏らしてろ。地球上で最も価値のない虫けらめ。
さあレッツ憤慨。こういうのは最初にイキオイつけてブレイクスルーすれば以降、楽勝だ。
(我輩がこういうことをそこの腰抜けの貴方に思っているわけではありません。脳内ハートマン軍曹殿が言いましたサー)
容姿コンプレックスとかそういう役に立たないものは今すぐ捨てる。我輩も捨てた。確かに見た目がいいに越したことはないだろうが美形よりもオモロい奴の方が偉いだろう普通(関西的発想)。ギャグは鍛えれば強化できる。
あるいは相手のフェティシズムに付け込む手もあるだろう。特に女性の方は、必ず今の貴方自身がすでにホームランという男性がどこかに絶対にいると断言できる。男性には男性同士でも理解しあえないこだわりがあるからだ。とりあえず巨乳重視とか、貧乳でないと却下とか、眼鏡必須とか、ツインテール至上主義とか、地味顔が好き(我輩だ)とか。何か特定の服装を着ていればオールオッケーという例も無視できない。
攻略対象キャラはもちろん多ければ多いほどいい。
我輩は恋人作りにあたり、まず「相手を選ぶ」プロセスを放棄した。生まれてこのかたモテたことがない人間などに相手を選択する権利などあるものか。自分で言ってて死にたくなってくるが、ただでさえ少ない選択肢は大事にしよう。
「気に入ったあの人と付き合いたい」は失格。「付き合えそうな人の中から、気に入る人を選ぶ」で及第点。
我輩のように「付き合えそうな人を片っ端から無理矢理気に入る」くらいの気迫をもって臨めればベストだ。
美醜に関しては結果的には無視できると我輩は思っている。
「人間中身だ」なんてキレイゴトではなく、恋人状態になったら美形でも不細工でも三日で慣れるから一緒。ていうか慣れました実際両方。あー、美形の恋人だと羨ましがられて気分はいいかも。

で複数の登場人物ができた。ゲームならここから始まる。
ここでするべきことなどもちろん決まっている。好感度アップとフラグ立てだ。
エロゲでいう好感度は「ラブ度」とイコールだが、現実的な恋愛に当てはめると「このヒトが自分に惚れててもイヤじゃない度」である。
問題はこの「イヤじゃない度」、知り合って間もない時は余程第一印象が絶好調でなければ大抵マイナス。今までのラブゲットチャンスで最初からトバしまくって失敗した経験のあるヒトもいるだろう。それはこの数値を見誤っていたのだ。
イヤじゃない度がマイナスの場合は、デェトに誘っても電話しても近くに寄るだけですら、押した分だけ好感度はマイナスになるのだ。
例えば、いきなり家に「貴方の奴隷にしてください」とメイド服の見知らぬ美少女が押しかけてきたらどうするか。我輩なら金属バットをフルスイングだ。
が、仮によく見知った後輩の子が来たら? 即座に最初のおつかいとして近所のホームセンターコーナンに座敷牢の材料を買出しに行かせる。領収書の名前は「前世紀末覇者様」だ。(えーと、マイ後輩諸君、今日の日記は嘘ダヨ!?)──この差はどこにあるというのか。
エロゲで性格を把握する前に迫ってくるキャラは、淫乱系か陰謀系なのと同じと言えばわかりやすいかも知れない。
自分を理解していない相手は、決して自分を恋愛対象と見ないのだ。
って。ここまでの説明だと、自分をアピールするのは嫌がられるし、アピールしなければいつまで経っても性格が把握してもらえない。ではどうすればいいのか。
さりげなくアピールしたまえ。終了。
叩きつけるような殺気を感じたのでもう少し詳しく言うと、相手に間接的に自分を印象づける手段は他にもある。
例を挙げてみよう。いつも同じジュースを本当に美味そうに飲むとか。珍品食品マニアでよく微妙なものを持ってきてみんなに振る舞うとか。語尾に「にゃー」をつけてみるとか。マクドナルドの期間限定品を食べるたびに猛烈な勢いで分析し語り出すとか。口癖として「おれ純情やし」とか言ってみるとか。
これを繰り返していると、本人のいないところでそのヒトのことを思い出すという機会が増える。
いつも同じものを飲んでいたら、全然関係ないところでその飲料を見ても自分を思い浮かべてもらえる。旅行先等で見たヘンな食品から、あいつならこういうヘンなの好きそうだなあ、と思わせる。猫を見たら萌える。マクドの新製品が出たとき、あの人ならどういう風に語るかな、と想像させる。純情という単語を見かけた瞬間に誰かのことが思い浮かぶようになる。
これを恋愛学用語で「キャラを立てる」という。嘘だが。
立ってるキャラは、それだけで理解したように誤解させることができる。自分が理解してる相手は怖くなくなる。
相手が他の誰かにすでに惚れていたとしても、トータルで一日のうちに当該人物より自分のことを考えてる時間が長くなれば逆転できることもある。

次にフラグ立てに目を向けよう。
エロゲでいうフラグ立ては、例えば雨の中で怪我をした子犬を助けるとかだが、残念ながらそんな子犬見たことないし多分それでときめく奴はいない。
現実的なフラグ立ては、「もしかしてこのヒトは自分を好きなのではなかろうかイベント」が該当すると我輩は考えた。
誰にでもわかりやすく言うと威力偵察だ。敵の拠点を強襲して、その反応から相手の真意を探るのが目的。
重視すべきは「もしかして」部分。そのイベントが発生した直後のターゲット観察が目的だが、微妙な態度の場合は現在の好感度で起こしたらダメなイベントだったのだ。
その場合、君が踏み込んだ場所は敵の制空権内の真っ只中と思っていい。もはや絶体絶命のデンジャラスゾーン。そこでは君を生かすも殺すも敵の次第。
この時「もしかして」分だけ相手の認識を「気のせいだった」に塗り替えて離脱できる。が、相手に確信されてしまったら逃げることはできない。残る手段は、強力無比な警戒態勢の敵本陣に身体ヒトツで突撃し、一発逆転を狙うしかない。大抵は撃破されて終わりだが。グッドラック。
このイベントは理想を言えば、例えば「海に落ちていく宝石ではなく彼女の手首をしっかり握る」とか「城のダンスパーティーでパートナーに選ぶ」等が望ましいところだ。が、我輩にはそういう機会がないので「みんなで飲みに行ったら隣に座りたがってみる」「新しいカメラを買ったから一枚目撮らせてと頼む」程度で我慢。
ポイントは微妙な贔屓だ。あくまでベースは公平でイイヒトなのだが、イイヒト+α位のところが狙い目。
卑屈になってはいけない。卑屈な人間はイイヒトでさえなくベンリなヒトであり、このカテゴリに落ちたら最後絶対に元に戻れないことを肝に銘じておこう。
注意するのは、マメさはむしろ禁物であること。攻略対象が定まったらイベントポイントの数々を予想できる熟練のエロゲーマーが陥り易い罠かも知れない。現実的に、逢うたびにべったり親切にしていたら「もしかして」もクソもねえ。毎日マイニチやってたらそんなものはストーカーだ。
毎日逢うなど我輩的には言語道断。メールが届いたら一日くらい寝かせてから返事するくらいが妥当だと思う。

まとめてみると、ラブの力とは「このヒトが自分に惚れててもイヤじゃない度 × もしかしてこのヒトは自分を好きなのではなかろうかイベント」で求めることができる。
じっくりと自分を売り込み、イヤじゃない度を上げていく。イベントを起こした反応で今の数値をチェック。
ただしイヤじゃない度はマイナスから開始するので、序盤のイベント発生は禁物。
ここまでは、まあ書き方がくどいが、アタリマエのことを書いてきたと思う。

で、ここまで頑張って読んできた諸君の気合をさくっと打ち砕いてみよう。
我輩流の手法は、冷静に見れば一目瞭然だが、成功するかどうかは運任せだ。というか低い。
しかも「運命的出会い」とか「前世で恋人」とか「死線を共に」とか「ライバル転じて」といった大技を使わないため、短くて一ヶ月〜長くて半年のスパンで攻略を行う。エロゲだって最初からラブ光線飛び交う脳天気な代物でなければ、ゲーム内時間ではそんなもんだろう。
失敗して失った時間が多ければ多いほど、精神的ダメージが深くなり、そのうち恋愛沙汰が億劫になる。
しかし、この手法は逆にいえば、失敗によって受けるダメージはほとんど今まで費やした時間だけだ。最後の最後までターゲットに気付かれもせず終わることもある。この場合、自分が直接受けるダメージは極小と言える。
こういう手段を採るのは保身のようなチキン極まる理由ではない。極めてアグレッシブな戦法のためだ。
その戦法とは他でもない同時攻略だ。エロゲ序盤での基本。とにかく攻略対象全てに対しコナをかけて回って、反応をチェックする。
手応えがなければ心の登場人物リストから撤去。
途中でターゲットから漂う地雷臭に気付いたら逃亡。
誰かに勇み足で失敗したらチェンジ。
実はこっそりもうコブ付きだったら末永いシアワセを祈る。
前述で「『気に入ったあの人と付き合いたい』は失格」といった真意はこれだ。この手法は、僅かな確立に対して猛烈な回数の挑戦を行うことで、力ずくで的中をもぎ取るもの。挑戦回数が最も重要なのだ。
下手な鉄砲なら、とにかく数撃て。もちろん攻略途中に新たな登場人物をサァーチ&シュート! 一匹も逃すな! これこそが我輩のヒット率を支えた原動力である。
この場合失敗さえ武器だ。さあ落ち込んだカオをしろ、全力で脱力だ。全身から膨大な鬱オーラを放射しつつ相談だ。気心の知れた人がハートブレイクなら励ましたくなる脊椎反射を刺激するのだ。それがトリガーとなる可能性は決して低くはない。
女性をバカにすんなとも言われそうだが、この手法はオトコを次々乗り換える女性の一般的手段を参考にした。近くにいないだろうか、こーいう悪魔女。
もちろんある程度誰かの好感度が上がったら速やかにオンリープレイに移行すること。二股は鬼畜の行為だ。我輩はいちおう他の相手の攻略も、停止するだけで関係は継続しておく。
理由?
えーと。攻略完遂相手となんだかんだで別れた後とか。イチから好感度を築かなくともそこから……その、レジュームできるし。あー来ないでタイガージョー!

攻略が大詰めになったら、ついエロゲの如くラブ告白したくなるヒトもいるだろう。
しかしエロゲは一部の例外を除いて恋愛成就こそゴールだが、現実はそんなもん通過点である。なるべくスムーズに知り合いと恋人関係との境界線を乗り越えた方が後がラク。「気が付いたら事実上恋人になっていました」くらいでちょうどいいと我輩は思う。
我輩的には不本意だが、この境界線はセックスかなーという気がする。こんな一線は迅速かつスムーズに越えよう。きっかけは酒の勢いとか。学生なら雑魚寝からなんとなくエロ行為にシフト。甲斐性があるならドライブ映画ディナー公園ホテルというヤる気満載コンボ攻撃でどうか。
ロマン? たった一回の「最初」など後から回数の物量で押し流せばいい。いつまでもそれを後悔させ続けるような関係なら、そんな相手は失敗だから次に行け次に。
ただし一回やったら恋人認定かと言うと、そうでもないヒトもいる。自分は恋人だと思ってるのに相手はまだ恋人候補と思ってるとか、その逆とか。そういう状況こそ一番イタいので注意だ。
迂闊に人前で恋人扱いした相手が、まだそこまで思ってなかったらすっっっっっっげえイヤがられ一気に別れフラグ立つ。ていうか立てました。ナメんな。
自分がどう思われてるか自信がなければ相手と二人だけの時に「我々は恋人同士であるか!?」と聞くのが最適だろう。セックスまでしといてからに、そんなこと言われて「否。断じて否」と答えられる奴はいない。多分。
例えそう思ってなくても「応。愚問なり」と返事せざるを得なくなり、そう自分が返事した以上、まあ恋人でいいか、と認めることとなるだろう。

以上をもって、我輩流の恋人作り法が完成だ。
しつこいが嘘であり、我輩みたいなラブからもっとも遠い人種がぶちかました壮大な妄想だ。
しかし嘘から使える真実を掴み取ることもあるだろう。諸君の成功報告を我輩は待っている。
え、なに? 恋人はできるようになったが、その度にすぐ別れるハメになるけどどうすればいいかって?
そんなもん我輩が聞きたいわ。
彼女を作っては半年で別れて次、というのを繰り返してきた我輩の方法を参考にしたんだったら、そうなるに決まってんだろうが。そうならなければ我輩が許さん。
これでラブが成就した閲覧者な方々は、長くても半年で別れること。本気で実践する人達へ我輩からの条件だ。


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