お餅つき 報告
ゆったり、親睦を深めました
冬至、節分もすぎました。寒い寒いと思っていても、土の中では新しい芽がいつ、顔を出そうかと考えている季節になりました。
今日のお餅つきは、とても暖かく気温が12、3度です。
大人、子供あわせて54名の参加があり、久しぶりに盛り上がった1日でした。
前日作業に高橋優子さんほか2名に声をかけたところ、仕事帰りに優子さんが来てくれました。おぞうにの具を刻んだりしてもらい、準備がとてもはかどりました。
恒例になった行事であり毎年たのしみに来てくれる方々や、今年は盲・聾の方も大勢来てくれました。手話、手手話を交え自己紹介をしました。意志疎通には時間がかかりました。わたしもはじめて会う人たちで戸惑ってしまいましたが、私たちの生活のスピードが速いのかもしれません。これからも、ゆったり、時間をかけて親交を深めていきたいと思います。
時間の都合で来られなかった方、来年おまちしております。
(ことえ)
無着邦彦さんの介助にご協力お願いします
(今回は最近柿の木ハウスにいる時間がとても多くなった、孝広くんの兄貴トシちゃんがみなさんにメッセージをお届けします)
人は各々の感覚を頼りに、多くの人と知り合い、関わることにより、互いに支えられて社会の中で自らの心や体、人との関係のバランスを保って生活しています。私が一応のバランスを保って生活していられるのも、回りの多くの見えざる手が私をしっかりと支えてくれているからに他ならないのです。ふらふらと頼りない私を支えてくれる人々は皆、実はきっと筋肉モリモリの剛腕ぞろいなのでしょう。
私の友人、無着邦彦さん(以下邦さん)は、彼の持つ障害ゆえ彼の感覚を人に伝えることが上手くいかないため、自らの心や体、人との関係のバランスを保つことが難しく、彼が社会生活を送るには実際にその生活を補助する介助者が必要で、“介助”という形で邦さんを支えてくれる人を探しています。介助といってもそんなに難しいことではなく、私など邦さんの家に行って、一緒に飯食ったり、風呂入ったり(これはまあ、あんまり他ではやらないが)、彼の部屋で寝たり、旅行に行ったり、休日を過ごしたりと、ごく日常的な生活の中で彼と付き合い、それらを自分なりに補助するくらいのことしかできません。ほとんど遊びに行っているようなものです。実際、介助しているつもりがない私の方こそ、邦さんや回りの人たちとの付き合いの中から生まれてくる新しい感覚に、逆に支えられていたりして、邦さんの住む柿の木ハウスは、なんだかとっても居心地の良い所です。一度いらして下さい。
現在、邦さんの介助にあたる人は、私を含めて6〜7人程度。この人数だと、週に3〜4日介助という人もいて、いくら親しい友人でもあまりべったりだと互いのバランスを崩し、関係が上手くいかなくなるように、とても良い関係がギスギスとしてしまい、お互いとても悲しくなる時もあります。1年365日をカバーするには確実に人手不足ですし、邦さんが自立生活をしていく上で、より多くの人と知り合い、関わってゆくことが必要だと思います。
ぜひ介助に御協力お願いします。(筋肉モリモリでなくても可)
(福田利信)
書き損じはがきと定期販売の近況
先月号でお伝えしたように厳しい赤字財政をなんとか建直すため書き損じはがきの回収を始めたところ、さっそく何人かの方から郵送していただいたり直接お持ちいただいたりして、おかげさまで2月12日現在、書き損じはがき54枚、未使用41円はがき20枚、取り替え済みの官製はがき24枚が集まっています。本当にご協力感謝しております。
不用品を御提供いただくときや、市にお買い物でいらっしゃるとき、1枚からでも結構です。ぜひお持ち寄りください。またお仲間通しお誘い合わせのうえ、まとめて郵送していただくととても助かります。チラシや回収ボックスも用意しておりますのでご連絡いただければすぐにお届けいたします。回収ボックスには手ごろな大きさということで生協の洗濯槽クリーナー「ナチュア」の空き箱(11cm×18cm×7cm)を再利用しています。ご家庭に空き箱がございましたらこちらの方もよろしくお願いします。
回収状況は毎月のニュースでお知らせしていきたいと思います。今後とも引き続きご協力お願いします。
そしてもうひとつの財政建直しプランとして始めた衣類・食器・バッグの定期販売ですが、2月より毎週火曜日の午後柿のたねの前に品物を広げています。早い時間はやはりお客さんはみえませんが、入り口の魚屋さんと八百屋さんに買い物客が集まる夕方頃にはちらほらと眺めていかれる方もいて、先日は何点か食器が売れました。
冬物の衣類はどうしてもかさばるので柿のたねの狭いスペースは衣装ケースが積み上がっています。なんとか春がくる前に売れるといいなと思っているのですが、どうでしょうか? これから冬物在庫一斉セールで衣類中心に出していくつもりでおりますので、ぜひお誘い合わせのうえ寄ってみてください。また仕分作業やお店番のお手伝をして下さる方大歓迎です。体制が整えば毎日でも出したいところなので、少しでもお時間がとれそうな方はぜひご協力お願いします。こちらも書き損じはがき同様地道に続けていきたいと思います。
(チェリー)