今年も行ってきました!夏合宿特集 その2
私は今回、かきのたねのみなさんと一緒に伊豆の海で楽しく過ごすことができ、とてもよい経験をさせていただきました。
最初はどんなメンバーさんがいるのだろうと緊張していましたが、話かけると笑顔で応えてくれ、海で楽しく遊ぶことができて嬉しかったです。
私は育英さんに付かせていただき、海では一緒に泳ぎ、波が来るのを楽しんだりしました。また、育英さんといろんな話ができてすごく楽しかったです。
ボランティアをしていて思うのは、メンバーさんが何を好きなのか、何をして欲しいのか等、知ることが大事だし、もっと自分が応えられるようになりたいと思います。
かきのたねのみなさんは全員家族のようで、その中に一緒に入り、短い時間でしたが家族の一員のように過ごせたことが嬉しかったです。また、かきのたねのみなさんと一緒に活動したいです!!
(橋本紗希)
私のこの夏、1番の思い出になったのはナイト・ウォークです。今までお化け屋敷とか肝試し、怖い映画なんかは避けてきたのですが、せっかくだから参加しようと思いました。
でもスタート地点に行く途中から右は田んぼで左は川で、戻るにも戻れず寝て待ってれば良かったなんて後悔しました。スタート地点についてもグスグズしているうちに1番さいごになってしまい前も後ろも真っ暗な道で小さな物音ひとつに過敏に反応していました。
人は出てこないと聞いていたのですが先に行ったグループの悲鳴が聞こえてきて今から思うと待ち時間が1番、恐かったかなぁと思います。
ゴールにつくまで、ただただ泣いて、あんなに、たくさん泣いたのは生まれて初めてです。きっとこの先も忘れることはないだろうなと思います。
(宮真里奈)
ぼくは、8月の6,7,8日の三日間伊豆の田牛海岸という海に行きました。
下田の海に入りました。
大きな 大きな波がザッブー!とぼくの口に入りました。
しょっぱかったです。
海がぼくの口に入ったんだよ
とてもこわかったです。
楽しかったです。ありがとうございました。
ビッチと一緒にだったの名前はふじ田ゆたか
ゆたかさんタクシー
花火をやりました。楽しかったです。
(文章、絵 by M)
柿のたね19周年総会 & リニューアルパーティー 報告
8月28日(日)柿のたね19周年を鷹番住区センターで開催しました。
準備の不十分もあり、参加者は少なかったのですが、1年間を振り返って、またそれに基づいてこの1年間の方針を確認しました。
1年間の報告として特筆すべき事は、はちくりうすを立ちあげたことです。
かなりの労力を割いた結果、柿のたねの活動が不十分になったことも否めません。しかし、介助を安定的に確保することで新しい可能性も生まれます。
問題なのは、柿のたねの活動との連携をどういう内容でやっていくかということだと思います。
報告のもう一つの柱である柿のたねの再建会議の報告を基調に今後の取組み方を提起しました。
人は多様な関係の中で成長する。多様な出会いと多様な関わりが必要であるということ、障害者と健常者が互いの成長にとって必要な存在であるということ、そうした関係をつくって行く場としてのたまり場の再生を今後の活動の基調として確認しました。
質疑では、学童への送迎費用の打ち切りの問題、就労した障害者の余暇の問題などが出され、今後の課題として受け止め終了しました。
その後、13時より柿のたねリニューアルパーティが柿のたねで行われました。
トマト、きゅうり、とうもろこし等の自然農法の夏野菜、小泉首相が森と一緒につまんだというミモレット等チーズ数種でビールを楽しみ、喫茶室のプレオープンも兼ねて手作りケーキなどでお茶を楽しみ、加えて牛ハツの焼肉差し入れといつの間にか豪華なメニューでのパーティーになってしまいました。
40名近い方々が参加してくれました。その日は、喫茶室の方で手染めの暖簾のお披露目の日でもありました。自分はこの場所を絞った、この場所は無着さんが、この場所は孝広君がと説明に忙しくもありました。
19周年で確認した、いろんな人がたまりやすい場作りの出発日でした。
当日、埼玉の遠い所から、お子さんの障害のことではじめて参加された方がいらして、こういう場所があったことをはじめて知ったとおっしゃっていましたが、自分達だけで抱え込まずに多くの人達の力で悩みを解決していくことが出来るたまり場、スペースはますます必要になっているのだと実感しました。
(さえ子)
『楽しむ』ということ
先日、青梅のキャンプ場にロックフェスティバルに行ってきました。たまたま、いつも行くお店のバーテンの男の子が主催したバンドのメンバーということもあって誘われたのですが、そのイベントには知的障害を持つ方が参加するバンドも出演していて、私の主な目的はそのバンドを見ることになっていました。
でも、フェス半ばに出演したそのバンドの演奏の時、演奏しているバンドのメンバーや観客が本当に音楽を楽しんでいる様子を見ていて、そんな目的は既に忘れて、一緒に騒いでいる自分がいました。日ごろ、音楽をCDやTVでばかり聴いていると音楽は「聴く」ものだと思ってしまいがちですが、ライブで音楽を楽しむということは「聴く」だけではなく、ミュージシャンも観客も一体になって音楽を「楽しむ」ものなんだなと実感しました。後は深夜まで音楽三昧で心ゆくまで楽しんできました。翌日がフリーマーケットということで、最後まで残って騒げなかったのが残念でなりませんが…。
「上手く演奏しなきゃいけない」「格好良く踊らなければいけない」とかは関係なし! 下手な理屈も不要! とにかく、みんなでその瞬間を「楽しむ」ことが大事なんですね。普段はどうしても照れてしまって、なかなかはじけられない私でしたが、あの日以来、少しだけ変われたような気がします。
皆さんは最近、何かを「楽しむ」ことしてますか?
(さかな)