みつば

 たいへんシンプルな形ですけれども、教会のイスや聖壇、壁に彫刻されることの多いシンボルです。聖壇の布にも、「みつば」の形をもとに装飾を入れて刺繍されることが多いと思います。

 この「みつば」は三位一体を表すシンボルです。

「三位一体」とは、一人の神さまでありながら、同時に創造主、贖い主、生ける臨在(伝統的には父、子、聖霊)の三つのあり方をされる神さまを表しています。「三位一体」という言葉は聖書には出てきません。けれども、イエスさまが人の形をとった神さまであること、いつもイエスさまの臨在を体験することは、すなわち神さまを体験することでもある、そういった信仰を表しています。


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